JPH10110360A - レピア織機における緯入れミス処理制御方法 - Google Patents

レピア織機における緯入れミス処理制御方法

Info

Publication number
JPH10110360A
JPH10110360A JP26166796A JP26166796A JPH10110360A JP H10110360 A JPH10110360 A JP H10110360A JP 26166796 A JP26166796 A JP 26166796A JP 26166796 A JP26166796 A JP 26166796A JP H10110360 A JPH10110360 A JP H10110360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft insertion
weft
opening
drive motor
loom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26166796A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Iwasaki
充博 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP26166796A priority Critical patent/JPH10110360A/ja
Publication of JPH10110360A publication Critical patent/JPH10110360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レピア織機においてピックファインダを不要に
する。 【解決手段】開口駆動モータ26の一方向への回転がク
ランク機構を介して綜絖枠15の上下動に変換される。
開口駆動モータ26は織機制御コンピュータCの指令制
御を受ける。織機制御コンピュータCは緯糸の緯入れに
同期して開口駆動モータ26の作動を制御する。緯入れ
ミス発生に伴う製織停止後、織機制御コンピュータCは
織機駆動モータMをスロー正逆転、開口駆動モータ26
をスロー逆転してミス糸処理及び製織再開を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緯入れ装置を構成
する緯糸挿入用レピアヘッドを経糸開口内へ挿入して緯
糸の緯入れを行ない、織機駆動モータから独立したモー
タによって作動する開口装置を備えたレピア織機におけ
る緯入れミス処理制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】緯入れミスしたミス糸は織機を止めて経
糸開口内から除去する必要がある。ジェットルームでは
織機全体を逆転して経糸開口をミス糸除去可能な状態に
してミス糸を除去できるが、レピア織機では織機の逆転
の最中にレピアヘッドが経糸に引っ掛かるために織機全
体を逆転することができない。そのため、特開平6−1
28844号公報に開示されているように、ピックファ
インダを用いて開口装置のみを逆転する処理方式が採用
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、緯入れミス処
理に必要な開口制御のためだけにピックファインダを装
備するのは、コスト的に不利である。
【0004】本発明は、レピア織機においてピックファ
インダを不要にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、緯
入れ装置を構成する緯糸挿入用レピアヘッドを経糸開口
内へ挿入して緯糸の緯入れを行ない、織機駆動モータか
ら独立した開口駆動モータによって作動する開口装置を
備えたレピア織機を対象とし、請求項1の発明では、緯
入れミス発生による製織停止後、前記緯入れ装置及び開
口装置を同期して逆転作動し、前記緯糸挿入用レピアヘ
ッドが緯糸を把持開始できる位置まで移動した後、前記
緯入れ装置の逆転作動を停止すると共に、緯入れミスし
た緯糸を織布の織前から除去可能な開口を形成するまで
前記開口装置を逆転作動し、次いで前記開口装置と前記
緯入れ装置とが同期するまで前記緯入れ装置を正転作動
するようにした。
【0006】織機駆動モータから独立した開口駆動モー
タの採用は、製織の上で重要な開口静止角の変更自由度
を高める。このような開口駆動モータによって緯入れミ
ス処理のための開口制御を行なうため、ピックファイン
ダが不要となる。
【0007】請求項2の発明では、緯入れミスの緯糸に
後続する緯糸を緯入れしないようにした。製織は後続緯
糸を緯入れしないで停止する。従って、以後のミス糸除
去処理は容易となる。
【0008】請求項3の発明では、緯入れミス発生に伴
う製織停止タイミングを前記緯糸挿入用レピアヘッドが
経糸開口内から脱出しているタイミングとし、緯入れミ
ス発生による製織停止後、緯入れミスした緯糸を織布の
織前から除去可能な開口を形成するまで前記開口装置を
逆転作動すると共に、この逆転作動の途中から前記緯入
れ装置を逆転作動して前記レピアヘッドを経糸開口内へ
挿入し、次いで前記開口装置と緯入れ装置とが同期する
まで前記開口装置を正転作動するようにした。
【0009】前記緯糸挿入用レピアヘッドが経糸開口内
から脱出しているときに緯入れミス発生に伴う製織が停
止するため、開口装置を逆転作動させるために前記緯糸
挿入用レピアヘッドを経糸開口内から脱出させる必要が
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4及び図6に基づいて説明する。
【0011】図1は織機全体の側面を略体的に示す。M
は正逆転可能な織機駆動モータであり、織機駆動モータ
Mは織機制御コンピュータCの作動制御を受ける。11
は織機駆動モータMから独立した正逆転可能な送り出し
モータであり、送り出しモータ11はワープビーム12
を駆動する。ワープビーム12から送り出される経糸T
はバックローラ13及びテンションローラ14を経由し
て綜絖枠15及び筬16を通される。織布Wはエキスパ
ンションバー17、サーフェスローラ18、プレスロー
ラ19及びしわ取りガイド部材20を経由してクロスロ
ーラ21に巻き取られる。サーフェスローラ18は図示
しない動力伝達系を介して織機駆動モータMから駆動力
を得ている。サーフェスローラ18はプレスローラ19
と協働して織布Wを引き取る。
【0012】経糸張力はテンションローラ14、テンシ
ョンレバー22及び検出レバー23を介してロードセル
24に伝えられ、ロードセル24は経糸張力に応じた電
気信号を織機制御コンピュータCに出力する。織機制御
コンピュータCは、予め設定された張力と前記入力信号
によって把握される検出張力との比較及び織機の回転角
度検出用のロータリエンコーダ25からの検出信号で把
握されるワープビーム径に基づいて送り出しモータ11
の回転速度を制御する。この回転速度制御により通常運
転時の経糸張力が制御される。
【0013】図2に示すように、各綜絖枠15の下方に
は開口駆動モータ26が配置されている。開口駆動モー
タ26はサーボモータあるいはステッピングモータから
なる変速駆動モータである。開口駆動モータ26の出力
軸261にはクランク円板27が止着されており、クラ
ンク円板27と綜絖枠15の下枠とはコネクティングロ
ッド28を介して連結されている。クランク円板27及
びコネクティングロッド28はクランク機構を構成し、
開口駆動モータ26の一方向への回転がクランク機構を
介して綜絖枠15の上下動に変換される。開口駆動モー
タ26は織機制御コンピュータCの指令制御を受ける。
織機制御コンピュータCは緯糸の緯入れに同期して開口
駆動モータ26の作動を制御する。
【0014】図2に示す29は緯入れ始端側から経糸の
開口内に挿入される緯糸挿入用レピアヘッドであり、3
0は緯入れ末端側から経糸の開口内に挿入される受け取
り用レピアヘッドである。各レピアヘッド29,30は
レピアバンド31,32の先端に止着されており、レピ
アバンド31,32は互いに逆方向に往復回動するスプ
ロケットホイール33,34に巻き掛けられている。緯
糸挿入用レピアヘッド29は、スプロケットホイール3
3の往動回動によって経糸の開口内に挿入され、スプロ
ケットホイール33の復動回動によって緯糸挿入用レピ
アヘッド29が経糸の開口内から退避する。受け取り用
レピアヘッド30は、スプロケットホイール34の往動
回動によって経糸の開口内に挿入され、スプロケットホ
イール34の復動回動によって経糸の開口内から退避す
る。図2に示す緯糸選択装置53は、複数種類の緯糸か
ら緯糸選択パターンに従って緯糸を選択して緯糸挿入用
レピアヘッド29の走行経路上に配置する。織機制御コ
ンピュータCは緯糸選択パターンに従って緯糸選択装置
53の作動を制御する。
【0015】スレイ35は揺動軸36上に支持されてい
る。スレイ35は揺動軸36を中心にして揺動軸36と
一体的に回動する。揺動軸36の直下には駆動軸37が
回転可能に配設されている。駆動軸37は織機駆動モー
タMから駆動力を得て一方向にのみ回転する。
【0016】駆動軸37の両端部にはダブルカム38,
39が止着されており、揺動軸36の両端部にはダブル
カムレバー40,41が止着されている。ダブルカム3
8,39及びダブルカムレバー40,41は積極カム機
構を構成し、駆動軸37の一方向の回転が積極カム機構
を介して揺動軸36の往復回動に変換される。揺動軸3
6の往復回動によりスレイ35が前後に往復揺動し、ス
レイ35上の筬16が筬打ち動作を行なう。
【0017】駆動軸37の両端には斜軸クランク42,
43が固定されている。斜軸クランク42,43には二
叉状の中間リンク44,45が回動可能に連結されてい
る。中間リンク44,45には基軸46,47が相対回
動可能に支持されている。基軸46,47の中間部には
セグメントギヤ48,49が回動可能に支持されてい
る。斜軸クランク42,43、中間リンク44,45、
基軸46,47及びセグメントギヤ48,49は三次元
クランク機構を構成する。
【0018】セグメントギヤ48,49はスプロケット
ホイール33,34の支軸331,341上の被動ギヤ
50,35に噛合している。駆動軸37の一方向の回転
は前記三次元クランク機構及び被動ギヤ50,51を介
してスプロケットホイール33,37の往復回動に変換
される。
【0019】スプロケットホイール33,34の往復回
動はレピアバンド31,32に伝達され、レピアバンド
31,32が往復する。レピアバンド31,32の往復
によりレピアヘッド29,30が経糸の開口に対して出
入りする。前記一対の三次元クランク機構は左右対称に
構成されており、左右のスプロケットホイール33,3
4は互いに逆方向に回動する。従って、両レピアヘッド
29,30は同期して経糸の開口内に進入して織幅の中
央部で出会い、その後に経糸の開口内から退避する。緯
糸挿入用レピアヘッド29によって経糸の開口内に挿入
された緯糸Yは受け取り用レピアヘッド30に受け渡さ
れる。そして、受け取り用レピアヘッド30が経糸開口
内から退避することによって緯糸Yが経糸の開口内を通
される。
【0020】図2に示すように緯入れ末端側には緯糸検
出器52が設置されている。緯糸検出器52は緯糸Yの
到達の有無を検出し、この検出情報は織機制御コンピュ
ータCに送られる。緯糸Yが緯糸検出器52の検出領域
に到達しないという緯入れミスが発生した場合には、織
機制御コンピュータCは図6のフローチャートで示す緯
入れミス処理制御プログラムを遂行する。
【0021】緯入れミスが発生すると、織機制御コンピ
ュータCは緯糸選択装置53を作動非許容状態にすると
共に、織機駆動モータMを停止する。図4の曲線E1,
E2は開口曲線を表す。横軸は織機回転角度を表し、織
機回転角度θoは緯糸検出器52が緯糸到達無検出情報
を出力した時点である。織機駆動モータMが停止したと
き、即ち製織が停止したときの織機回転角度はθ1であ
る。この停止状態では図3(e)に示すように、両レピ
アヘッド29,30が経糸Tの開口内に入り込んでお
り、図3(a)に示すように、ミス糸Y1は織布Wの織
前W1に打ち込まれて上下の経糸Tによって把持されて
いる。緯糸選択装置53が作動不能状態にあるため、緯
糸挿入用レピアヘッド29がミス糸Y1に後続する緯糸
を把持して経糸開口内に挿入することはない。
【0022】製織停止後、織機制御コンピュータCは織
機駆動モータM、送り出しモータ11及び開口駆動モー
タ26を同期してスロー逆転する。図4の矢印R1は織
機駆動モータM及び送り出しモータ11のスロー逆転を
表し、矢印K1は開口駆動モータ26のスロー逆転を表
す。この同期スロー逆転は、両レピアヘッド29,30
が図3(f)に示すように経糸開口外の待機位置に配置
されるまで行われる。両レピアヘッド29,30の待機
位置への配置は、ロータリエンコーダ25から得られる
織機回転角度情報に基づいて把握される。このときの織
機回転角度は図4に示すようにθ2である。両レピアヘ
ッド29,30が経糸開口外の待機位置に配置された状
態では、ミス糸Y1は依然として図3(b)に示すよう
に上下の経糸Tによって把持されている。
【0023】緯糸挿入用レピアヘッド29及び受け取り
用レピアヘッド30が前記待機位置に配置されると、開
口駆動モータ26のみがスロー逆転を継続する。開口駆
動モータ26のスロー逆転は、経糸の開口が最大開口と
なるまで行われる。経糸の最大開口状態は、ロータリエ
ンコーダ25から得られる織機回転角度情報に基づいて
把握される。開口駆動モータ26のスロー逆転停止時の
見掛けの織機回転角度は図4に示すようにθ3である。
経糸の開口が最大開口状態になると開口駆動モータ26
のスロー逆転が停止する。図3(c)は開口駆動モータ
26のスロー逆転が停止したときの経糸開口の状態を表
し、図3(g)は両レピアヘッド29,30の配置の状
態を表す。この経糸開口状態ではミス糸Y1が上下の経
糸Tの把持作用から解放されており、経糸開口内からミ
ス糸Y1を除去することができる。
【0024】開口駆動モータ26のスロー逆転の停止
後、織機制御コンピュータCは起動スイッチ54のON
操作による製織開始信号の入力に待機している。経糸開
口内からミス糸Y1を除去した後の起動スイッチ54の
ON操作による製織開始信号の入力に応答して織機制御
コンピュータCは、緯糸選択装置53を作動許容状態に
すると共に、織機駆動モータM及び送り出しモータ11
を同期してスロー正転する。このスロー正転は、織機回
転角度と開口状態とが同期するまで行われる。図4の矢
印R2は織機駆動モータMのスロー正転による両レピア
ヘッド29,30の移動を表す。図3(d)は織機回転
角度と開口状態とが同期したときの経糸開口の状態を表
し、図(h)は両レピアヘッド29,30の配置の状態
を表す。この配置状態では経糸Tが最大開口状態にあ
り、両レピアヘッド29,30が経糸開口内に入り込ん
でいる。緯糸挿入用レピアヘッド29は緯糸を把持して
経糸開口内に入り込んでいる。
【0025】織機駆動モータM及び送り出しモータ11
のスロー正転の停止後、織機駆動モータM、送り出しモ
ータ11及び開口駆動モータ26が通常の作動状態に入
り、製織が再開される。
【0026】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)本実施の形態では、緯入れミス発生による製織
停止後、緯入れ装置の一部となる織機駆動モータM及び
開口装置の一部となる開口駆動モータ26を同期して逆
転作動し、緯糸挿入用レピアヘッド29が緯糸を把持開
始できる位置まで移動した後、織機駆動モータMの逆転
作動を停止すると共に、ミス糸Y1を織布Wの織前W1
から除去可能な開口を形成するまで開口駆動モータ26
を逆転作動し、ミス糸Y1の除去後に開口駆動モータ2
6と織機駆動モータMとが同期するまで織機駆動モータ
Mを正転作動させている。織機駆動モータMから独立し
た開口駆動モータ26の採用は、製織の上で重要な開口
静止角の変更自由度を高める。このような開口駆動モー
タ26によって緯入れミス処理のための開口制御を行な
うため、ピックファインダが不要となる。 (1-2)製織はミス糸Y1に後続する後続緯糸を緯入れ
しないで停止する。従って、経糸開口内から除去処理す
る緯糸はミス糸Y1だけとなり、以後のミス糸除去処理
は容易となる。
【0027】次に、図5及び図7の第2の実施の形態を
説明する。装置構成は第1の実施の形態と同じである。
この実施の形態では、緯入れミス発生に伴う製織停止
は、図5に示す織機回転角度θ4で行われる。織機回転
角度θ4では両レピアヘッド29,30が経糸開口内か
ら脱出している。緯入れミスが発生した場合には、織機
制御コンピュータCは図7のフローチャートで示す緯入
れミス処理制御プログラムを遂行する。
【0028】製織停止後、織機駆動モータM及び送り出
しモータ11に先行して開口駆動モータ26のみが単独
でスロー逆転する。図5の矢印K2は開口駆動モータ2
6のスロー逆転を表し、矢印R3は織機駆動モータMの
スロー逆転による両レピアヘッド29,30の移動を表
す。織機駆動モータM及び送り出しモータ11のスロー
逆転は経糸の開口が両レピアヘッド29,30の挿入を
許容する状態となった時点で開口駆動モータ26のスロ
ー逆転の途中から開始され、織機駆動モータM、送り出
しモータ11及び開口駆動モータ26のスロー逆転は、
最大開口状態となった時点で停止する。織機駆動モータ
Mのスロー逆転の停止時の織機回転角度はθ5であり、
開口駆動モータ26のスロー逆転の停止時の見掛けの織
機回転角度はθ3である。
【0029】最大開口形成状態におけるミス糸の除去後
の起動スイッチ54のON操作に伴い、開口駆動モータ
26がスロー正転する。このスロー正転は、織機回転角
度と開口状態とが同期するまで行われる。図5の矢印K
3は開口駆動モータ26のスロー正転を表す。開口駆動
モータ26のスロー正転の停止後、織機駆動モータM、
送り出しモータ11及び開口駆動モータ26が通常の作
動状態に入り、製織が再開される。
【0030】この実施の形態においても第1の実施の形
態と同じ効果が得られる。本発明では、特開平6−12
8844号公報に開示されるような緯糸処理装置を用い
てミス糸の除去処理を行なうようにしてもよい。このよ
うにすればレピア織機における緯入れミス処理の全工程
を自動化することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、緯入れ
ミス発生後の緯入れミス処理のための開口制御を織機駆
動モータから独立した開口駆動モータによって行なうよ
うにしたので、レピア織機においてピックファインダを
不要にし得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す側面図
【図2】一部省略正面図。
【図3】(a)〜(d)は開口制御を示す説明図。
(e)〜(h)はレピアヘッドの移動制御を示す説明
図。
【図4】緯入れミス処理制御を説明するグラフ。
【図5】第2の実施の形態の緯入れミス処理制御を説明
するグラフ。
【図6】第1の実施の形態の緯入れミス処理制御プログ
ラムを表すフローチャート。
【図7】第2の実施の形態の緯入れミス処理制御プログ
ラムを表すフローチャート。
【符号の説明】
26…開口駆動モータ、29…緯糸挿入用レピアヘッ
ド、C…織機制御コンピュータ、M…織機駆動モータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れ装置を構成する緯糸挿入用レピアヘ
    ッドを経糸開口内へ挿入して緯糸の緯入れを行ない、織
    機駆動モータから独立した開口駆動モータによって作動
    する開口装置を備えたレピア織機において、 緯入れミス発生による製織停止後、前記緯入れ装置及び
    開口装置を同期して逆転作動し、前記緯糸挿入用レピア
    ヘッドが緯糸を把持開始できる位置まで移動した後、前
    記緯入れ装置の逆転作動を停止すると共に、緯入れミス
    した緯糸を織布の織前から除去可能な開口を形成するま
    で前記開口装置を逆転作動し、次いで前記開口装置と前
    記緯入れ装置とが同期するまで前記緯入れ装置を正転作
    動するレピア織機における緯入れミス処理制御方法。
  2. 【請求項2】緯入れミスの緯糸に後続する緯糸を緯入れ
    しない請求項1に記載のレピア織機における緯入れミス
    処理制御方法。
  3. 【請求項3】緯入れ装置を構成する緯糸挿入用レピアヘ
    ッドを経糸開口内へ挿入して緯糸の緯入れを行ない、織
    機駆動モータから独立した開口駆動モータによって作動
    する開口装置を備えたレピア織機において、 緯入れミス発生に伴う製織停止タイミングを前記緯糸挿
    入用レピアヘッドが経糸開口内から脱出しているタイミ
    ングとし、緯入れミス発生による製織停止後、緯入れミ
    スした緯糸を織布の織前から除去可能な開口を形成する
    まで前記開口装置を逆転作動すると共に、この逆動の途
    中から前記緯入れ装置を逆転作動して前記レピアヘッド
    を経糸開口内へ挿入し、次いで前記開口装置と緯入れ装
    置とが同期するまで前記開口装置を正転作動するレピア
    織機における緯入れミス処理制御方法。
JP26166796A 1996-10-02 1996-10-02 レピア織機における緯入れミス処理制御方法 Pending JPH10110360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26166796A JPH10110360A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 レピア織機における緯入れミス処理制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26166796A JPH10110360A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 レピア織機における緯入れミス処理制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10110360A true JPH10110360A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17365083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26166796A Pending JPH10110360A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 レピア織機における緯入れミス処理制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10110360A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6682622B2 (ja) 織機杼口に緯糸を保持し、供給し、挿入するための装置を備えた織機、ならびに織機杼口に緯糸を保持し、供給し、挿入するための方法
US5158119A (en) Selvedge forming device for shuttleless looms with linear motor control system
CN101200836B (zh) 引纬设备、设有该设备的地毯织机及其引纬失误处理方法
US3951177A (en) Devices for folding into the warp shed both ends of a weft thread in a fabric made by a shuttleless loom having a continuous weft supply mechanism
JP2975387B2 (ja) 筬の駆動方法及び装置
JPS63303150A (ja) 杼なし織機で生産される織物において軽量かつ薄厚の曲げ込まれた耳部を形成する機械
JPH09268450A (ja) 織機における捨耳形成方法及び装置
JPH10110360A (ja) レピア織機における緯入れミス処理制御方法
US5241994A (en) Rapier loom having a picking mechanism adjustable to yarn properties
US4054159A (en) Picking method for a shuttleless weaving machine
JP2018084007A (ja) 織機における開口方法及び開口装置
EP2553153B1 (en) Drive and method for driving gripper carriers
US3330305A (en) Shuttle receiving and picking apparatus for gripper shuttle looms
CN1630748B (zh) 用于打开织机剑杆的一个剑杆夹线钳的方法和装置
JPH06166931A (ja) よこ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法
US4553571A (en) Apparatus for the constrained actuation of the clamping system of filling yarn insertion devices in shuttleless weaving machines
BE1012206A3 (nl) Weefmachine en werkwijze voor het vervaardigen van weefsels met figuurvormende inslagdraden, zoals kelim of gobelin-weefsels.
JPH07324253A (ja) レピア織機における緯入れ装置及び筬打ち装置
JPH09137338A (ja) レピア織機における緯入れ方法
JPH04228653A (ja) 耳組用機構
JPH10331053A (ja) パイル形成装置
JPH07331559A (ja) レピア織機における緯入れ方法
JP3494519B2 (ja) 織機における不良緯糸の除去準備方法と、その装置
US6575200B2 (en) Weaving machine and method for manufacturing fabrics with pattern-forming weft threads such as Kelim or Gobelin fabrics
JPH0699858B2 (ja) 無杼織機における緯糸処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02