JPH10107571A - ノイズフィルタ装置 - Google Patents

ノイズフィルタ装置

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JPH10107571A
JPH10107571A JP8259139A JP25913996A JPH10107571A JP H10107571 A JPH10107571 A JP H10107571A JP 8259139 A JP8259139 A JP 8259139A JP 25913996 A JP25913996 A JP 25913996A JP H10107571 A JPH10107571 A JP H10107571A
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noise filter
noise
cascade
power supply
filter device
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JP8259139A
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Eiji Watanabe
英司 渡辺
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Soshin Electric Co Ltd
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Soshin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AC電源から電気が供給される複数の装置に共
通に使用可能なノイズフィルタ装置を提供する。 【解決手段】ノイズフィルタ回路42とノイズフィルタ
回路43とを縦続接続し、その縦続接続点に新たな出力
端子57、58を設けた1個の電気部品としてのノイズ
フィルタ装置41を製作する。AC電源10を入力端子
51、52に接続し、出力端子57、58に制御部23
の電源入力部を接続し、インバータ22の電源入力部に
出力端子53、54を接続する。このようにすれば、1
個の電気部品であるノイズフィルタ装置41により、イ
ンバータ22から発生する伝導ノイズNcを原因とする
制御部23の誤動作を防止でき、かつインバータ22か
ら制御部23に漏れ込む放射ノイズNrを原因とする伝
導ノイズNc′と前記伝導ノイズNcによる雑音端子電
圧enを両方とも減衰することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、AC電
源から電気が供給される装置と前記AC電源との間に配
置挿入され、前記電気が供給される装置側から前記AC
電源側へノイズが伝搬することを阻止するとともに、A
C電源コードから外部に放射するノイズを阻止するノイ
ズフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源の使用効率が高いことが着目
されて、スイッチングレギュレータを利用した直流電源
発生回路やモータ等を駆動するインバータ回路が多用さ
れている。
【0003】これらの回路は、スイッチング回路を含む
ために、伝導ノイズ、放射ノイズを発生するノイズ発生
源となりうる。例えば、AC電源に前記ノイズ発生源を
ACコードを介して直接接続した場合、ノイズ発生源で
発生したノイズがACコードを介してAC電源側に伝導
ノイズとしてもどり、その際、ACコードからの放射ノ
イズも発生する。伝導ノイズは前記AC電源に接続され
ている他の電気機器に影響を与え、また放射ノイズはテ
レビジョン、ラジオ、CDプレーヤー、電話機等を含む
AV(Audio Visual)機器に影響を与えたりする。
【0004】そこで、このノイズ発生源から発生する伝
導ノイズ、放射ノイズが、例えば、VCCI規格、CI
SPR規格、FCC規格等の諸規格における、いわゆる
EMI(Electro Magnetic Interference )規制の対象
となっており、所定以下のレベルに抑制することが必要
とされている。
【0005】ノイズを抑制するために、従来からノイズ
フィルタ装置が提供され、電源と装置との間の装置側に
挿入されて使用に供されている。ノイズフィルタ装置
は、公知のように、例えば、金属ケースに取り付けられ
た端子台(端子台金属ケースという。)またはプリント
配線基板上に受動部品であるL(コイル、インダクタ)
C(コンデンサ)回路が実装され、必要に応じて、これ
らLC回路が実装された端子台付金属ケースまたはプリ
ント配線基板が直方体状等のシールドケースにより遮蔽
され、1個の電気部品として市場に提供されている。
【0006】図6は、例として、定格電圧が250VA
Cで定格電流が10A用のノイズフィルタ装置1の概略
的な構成を示している。ノイズフィルタ装置1は、シー
ルドケース2を有し、このシールドケース2の一端側に
入力端子3、4が設けられ、他端側に出力端子5、6お
よび接地用端子7が設けられている。このノイズフィル
タ装置1のシールドケース2部分の大きさは、約W
(幅)×L(長さ)×H(高さ)=60×70×40
(mm3 )=168(cc)である。
【0007】図7は、図6に示すノイズフィルタ装置1
の回路(ノイズフィルタ回路)8の構成例を示してい
る。
【0008】図7から理解されるように、ノイズフィル
タ回路8は、入力端子3、4間にライン間コンデンサC
1が接続されるとともに、コモンモードチョークコイル
L1の一端側が接続される。このコモンモードチョーク
コイルL1の他端側に接地用コンデンサC2、C3が直
列に接続されるとともに、出力端子5、6が接続され
る。また、接地用コンデンサC2、C3の共通接続点に
接地用端子7が接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1つの電源
(AC電源またはDC電源)から電気を供給する装置が
複数ある場合において、それら電気が供給される装置
が、それぞれ、スイッチングレギュレータ等のノイズ発
生源である場合、図8に示すように、それぞれのノイズ
発生源11、12に対して、図6に示したノイズフィル
タ装置1と同等のノイズフィルタ装置1a、1bを挿入
する構成としている。このためノイズフィルタ装置1の
コスト、取付スペースおよび取付コストが2倍になると
いう課題がある。
【0010】また、例えば、図9に示すように、1つの
ノイズフィルタ装置1を介してインバータ22と制御部
23とにAC電源を供給した場合、インバータ22で発
生したノイズNcが、点線の矢印で示すように、AC電
源ラインを通じて、いわゆる伝導ノイズNcとして制御
部23に回り込み、制御部23において誤動作を発生す
る可能性がある。なお、図9において、実線の矢印は、
インバータ22で発生したノイズが放射により制御部2
3に混入する、いわゆる放射ノイズNrを示している。
【0011】インバータ22からの制御部23への伝導
ノイズNcの回り込みを回避するために、図10に示す
ように、AC電源10を制御部23に直接接続すること
も考えられるが、この図10例においては、制御部23
に対してインバータ22から混入した放射ノイズNr
が、点線の矢印で示す伝導ノイズNc′としてAC電源
10にもどり、この伝導ノイズNc′を原因としてAC
電源10に発生するノイズ電圧(雑音端子間電圧)en
の大きさが上述のEMI障害を起こす場合がある。
【0012】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、電源から電気が供給される複数の装置
に共通に使用可能で小型、軽量、ローコストのノイズフ
ィルタ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば、図
2〜図4に示すように、電源から電気が供給される装置
と前記電源との間に配置され、前記電源接続側に入力端
子51、52が設けられ、前記装置接続側に出力端子5
3、54が設けられて、1個の電気部品として構成され
るノイズフィルタ装置において、前記ノイズフィルタ装
置は、縦続接続されるノイズフィルタ回路42、43を
有し、前記縦続接続されるノイズフィルタ回路の縦続接
続点に新たな出力端子57、58が設けられていること
を特徴とする。この場合、縦続接続されるノイズフィル
タ回路は、少なくとも2回路であり、3回路、4回路、
…等、必要に応じて段数を多くすることができる。
【0014】この発明によれば、縦続接続されるノイズ
フィルタ回路の縦続接続点に新たな出力端子を設けてい
るので、この新たな出力端子を、電源(AC電源または
DC電源)から電気が供給される他の装置に接続するこ
とで、この他の装置から前記電源に伝導ノイズが回り込
むことがなくなる。また、結果として、新たな出力端子
に接続される他の装置と、もとの出力端子に接続される
装置(もとの装置という。)との間に、ノイズフィード
バック回路が挿入されることとなるので、もとの装置と
他の装置との間の干渉が低減される。
【0015】前記縦続接続されるノイズフィルタ回路
は、縦続接続されるコモンモードチョークコイルからな
る回路とすることもできる。
【0016】前記ノイズフィルタ回路を構成する受動部
品を1枚のプリント配線基板に搭載することで、ノイズ
フィルタ装置の小型化、軽量化、ローコスト化が図れ
る。
【0017】また、前記縦続接続されるノイズフィルタ
回路のそれぞれは、入力端子間にコンデンサが接続され
るとともに、コモンモードチョークコイルの各入力端子
が接続され、このコモンモードチョークコイルの各出力
端子と接地間にコンデンサが接続されるとともに、前記
出力端子が接続される構成とされ、かつこれら受動部品
が1枚のプリント配線基板上に搭載されているようにす
れば、結果として、電源から電気が供給される複数の装
置に共通に使用可能であって、小型、軽量、ローコスト
のノイズフィルタ装置が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、以下に参照する
図面において、上述の図6〜図11に示したものと対応
するものには同一の符号を付けてその詳細な説明は省略
する。また、図面を繰り返して掲載する煩雑さを避ける
ために、必要に応じてそれらの図面をも参照する。
【0019】図1は、この一実施の形態の、縦続接続さ
れるフィルタ回路が搭載される片面プリント配線基板3
1の裏面パターン図を示している。このプリント配線基
板31は、片面ガラスエポキシ基板であり、大きさは、
約90mm×45mmである。
【0020】図2は、図1例のプリント配線基板31に
搭載(実装)される、縦続接続されるフィルタ回路の、
プリント配線基板31の表面側実体配線図を示してい
る。この実体配線図に基づいてLC部品や端子が半田付
けされることで、シールドケース部分を除いたノイズフ
ィルタ装置が完成する。したがって、図2は、この実施
の形態のノイズフィルタ装置41の構成を示していると
考えることができる。なお、図2において、パターン
は、プリント配線基板31の表面から透過して見たもの
を描いている。
【0021】図3は、この実施の形態のノイズフィルタ
装置41の電気回路図を示している。
【0022】図1において、プリント配線基板31のパ
ターンは、長さ方向に沿う中心線に対して対称に形成さ
れていることが分かる。中心線上にアースパターン32
が形成され、図1中、左側から順に、入力側ランド33
a、33b、中間ランド34a、34bおよび出力側ラ
ンド35a、35bがそれぞれパターンとして対称に形
成されている。
【0023】図2および図3から分かるように、この実
施の形態のノイズフィルタ装置41は、縦続接続される
2段のノイズフィルタ回路42、43を有している。
【0024】入力側のノイズフィルタ回路42は、入力
端子51、52、ライン間コンデンサC11、コモンモ
ードチョークコイルL11、接地用コンデンサC12、
C13から構成され、出力側のノイズフィルタ回路43
は、ライン間コンデンサC21、コモンモードチョーク
コイルL21、接地用コンデンサC22、C23、出力
端子53、54から構成される。縦続接続されるノイズ
フィルタ回路42とノイズフィルタ回路43の縦続接続
点にあたるランド34a、34bに新たな出力端子(中
間端子ともいう。)57、58が設けられてる。
【0025】図2において、入力端子51、52間にラ
イン間コンデンサC11が接続されている。なお、入力
端子51、52には、例えば、ファストン端子等の接続
用端子が取り付けられ、または、図6に示した端子3、
4等と接続するための耐熱線等の線材の導線部分が半田
付けされる。なお、以下に説明する端子も同様の処理が
必要に応じて採られる。コモンモードチョークコイルL
11の入力端子61、62が、入力端子51、52と接
続され、コモンモードチョークコイルL11の出力端子
63、64が中間端子57、58に接続される。中間端
子57、58間にライン間コンデンサC21が接続され
るとともに、コモンモードチョークコイルL21の入力
端子65、66が接続される。コモンモードチョークコ
イルL21の出力端子67、68が出力端子71、72
に接続され、この出力端子71、72とアース間に接地
用コンデンサC22、C23が接続される。
【0026】これら受動部品が搭載(実装)されたプリ
ント配線基板31からなるノイズフィルタ装置41が、
取付孔91〜94を介して取り付けネジにより図示しな
いシールドケースの底面側に取り付けられて、例えば、
図6に示したのと同様の形状の装置(この装置の符号
も、41とする。)が完成する。なお、シールドケース
内にアッセンブリが完了したノイズフィルタ装置41に
は、入力端子51、52と、接地用端子{接地端子5
5、56、71、72の共通端子で接地用端子102
(図4参照)とする。}と、出力端子53、54と新た
な出力端子57、58が固着される構成とされる。
【0027】図4は、上記のように構成されるノイズフ
ィルタ装置41が適用されたモータ制御駆動装置100
の構成を示している。
【0028】この場合、ノイズフィルタ装置41の入力
端子51、52間にAC電源10が接続される。出力端
子53、54がインバータ22の電源入力端に接続さ
れ、このインバータ22に、AC電源10からノイズフ
ィルタ回路42、43を介して電気が供給される。ま
た、新たな出力端子57、58に制御部23の電源入力
端が接続され、この制御部23に、AC電源10からノ
イズフィルタ回路42を介して電気が供給される。イン
バータ22は、AC電源を整流した整流出力をIGB
T、MOSFETにより、前記PWM信号に応じてスイ
ッチングし、駆動回路を介してモータ21に供給する。
【0029】この場合、インバータ22を原因として発
生する伝導ノイズNcが、後側(2段目の)ノイズフィ
ルタ回路43の作用により減衰され、制御部23の電源
入力側にはほとんど漏れ込むことがなくなる。また、イ
ンバータ22から放射ノイズNrが制御部23に漏れ込
んでも、これを原因とする伝導ノイズNc′は、前側
(1段目)のノイズフィルタ回路42により減衰され、
AC電源10側に戻る分が減衰される。さらに、インバ
ータ22から発生し、AC電源10に回り込もうとする
伝導ノイズNcは、第1および第2段の両方のノイズフ
ィルタ回路42、43により減衰されることはもちろん
である。
【0030】この場合、ノイズフィルタ回路42とノイ
ズフィルタ回路43を各々構成する受動部品の容量値、
インダクタンス値は、出力側に接続される装置のノイズ
レベルに応じて値(素子値)を選択することができる。
図4例の装置に用いたノイズフィルタ装置41では、ノ
イズ発生源であるインバータ22に近い出力側のノイズ
フィルタ回路43の受動部品の各値を入力側のノイズフ
ィルタ回路42の受動部品の各値に対して大きく選定す
ることで、インバータ22から制御部23への伝導ノイ
ズNcの漏れ込み量を低減することもできる。ノイズフ
ィルタ回路42、43を構成する受動部品の値は、出力
側に接続される装置の特性と、それらの電源容量と、規
定漏洩電流等から決定することができる。
【0031】図5は、この実施の形態(図4例)の場合
のAC電源10の雑音端子間電圧enと従来の技術(図
10例)のAC電源10の雑音端子間電圧enの測定デ
ータ111、112を示している。図5から、測定デー
タ(図4例のデータ)111が、測定データ(図10
例)112に比較して、ノイズのピーク電圧で約40d
BμV、平均電圧で約10dBμVノイズ電圧が低減さ
れていることが分かる。
【0032】このように上述の実施の形態によるノイズ
フィルタ装置41を使用することにより、1個の電気部
品であるノイズフィルタ装置41で、図8に示した2個
のノイズフィルタ装置1a、1bを用いたのと同等のノ
イズ低減効果が達成される。すなわち、この実施の形態
に係るノイズフィルタ装置41は、AC電源10から電
気が供給される2つの装置であるインバータ22と制御
部23とに共通に使用することができる。
【0033】シールドケースを含むノイズフィルタ装置
41の大きさは、約W(幅)×L(長さ)×H(高さ)
=60×100×40(mm3 )=240(cc)であ
り、従来技術に係るノイズフィルタ装置1(図6参照)
を2個使用することに比較して、容積で約30%低減す
ることができ、重量で約50%、コストで約30〜40
%低減することができる。
【0034】なお、上述の実施の形態では、ノイズフィ
ルタ装置41として、入力端子間コンデンサC11、C
21と接地用コンデンサC12、C13、C22、C2
3等のコンデンサを含む構成としているが、電気が供給
される装置で発生するノイズが小さい場合には、これら
のコンデンサC11〜C13、C21〜C23を取り外
してコモンモードチョークコイルL11とコモンモード
チョークコイルL12の縦続接続のみからなる1個の電
気部品としてのノイズフィルタ装置とすることもでき
る。
【0035】また、上述の実施の形態では、ノイズフィ
ルタ装置をノイズフィルタ回路の2回路縦続接続回路構
成としているが、さらに3回路以上の縦続接続回路構成
からなる1個の電気部品としてのノイズフィルタ装置と
することもできる。
【0036】さらに、ノイズフィルタ装置を電源から電
気が供給される装置のACインレットと一体的に製作す
ることもできる。
【0037】さらにまた、上述の実施の形態では、AC
単相電源用のノイズフィルタ回路の縦続回路構成のノイ
ズフィルタ装置としているが、3相(3相3線、3相4
線)用ノイズフィルタ回路を縦続接続して中間端子を設
けたAC3相電源用のノイズフィルタ装置とすることも
できる。もちろん、直流電源用としても使用することが
できる。
【0038】さらにまた、上述の実施の形態では、ノイ
ズフィルタ装置を1枚のプリント基板上に実装した装置
構成としているが、これに代替して、端子台付金属ケー
ス内に実装する構成または金属ケースにボルト端子を固
定した、ボルト端子付金属ケース内に実装する構成とす
ることもできることはいうまでもない。
【0039】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、縦続接続されるノイズフィルタ回路の縦続接続点に
新たな出力端子を設けた1個の電気部品としてのノイズ
フィルタ装置の構成としている。この新たな出力端子
を、電源(AC電源またはDC電源)から電気が供給さ
れる他の装置に接続することで、電源から電気が供給さ
れる複数の装置に共通に使用可能で小型、軽量、ローコ
ストのノイズフィルタ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦続接続されるノイズフィルタ回路部品が搭載
されるプリント配線基板の裏面パターン図である。
【図2】この発明の一実施の形態の構成の説明に供され
る実体配線図である。
【図3】この発明の一実施の形態の回路図である。
【図4】この発明の一実施の形態が適用されたモータ駆
動制御回路の回路図である。
【図5】この発明の一実施の形態と従来の技術との雑音
端子電圧の比較に供される周波数特性図である。
【図6】一般的にノイズフィルタ装置の外形形状を示す
斜視図である。
【図7】一般的なノイズフィルタ装置の電気的構成を示
す回路図である。
【図8】図8例のノイズフィルタ装置を2個用いた使用
例の説明に供される図である。
【図9】図8例のノイズフィルタ装置を1個用いたモー
タ制御駆動装置の説明に供される図である。
【図10】図8例のノイズフィルタ装置を1個用いたモ
ータ制御駆動装置の他の説明に供される図である。
【図11】図8例のノイズフィルタ装置を2個用いたモ
ータ制御駆動装置の説明に供される図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、41…ノイズフィルタ装置 2…シールドケース 3、4、51、5
2…入力端子 5、6、71、72…出力端子 10…AC電源 11、12…ノイズ発生源 21…モータ 22…インバータ 23…制御部 31…プリント配線基板 42、43…ノイ
ズフィルタ回路 57、58…新たな出力端子(中間端子) 100…モータ制御駆動装置 C1、C11、C21…ライン間コンデンサ C2、C3、C12、C13…接地用コンデンサ L1、L11、L21…コモンモードチョークコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 9/00 H05K 9/00 K // H01F 27/00 H01F 15/00 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源から電気が供給される装置と前記電源
    との間に配置され、前記電源接続側に入力端子が設けら
    れ、前記装置接続側に出力端子が設けられて、1個の電
    気部品として構成されるノイズフィルタ装置において、 前記ノイズフィルタ装置は、縦続接続されるノイズフィ
    ルタ回路を有し、 前記縦続接続されるノイズフィルタ回路の縦続接続点に
    新たな出力端子が設けられていることを特徴とするノイ
    ズフィルタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記縦続接
    続されるノイズフィルタ回路は、縦続接続されるコモン
    モードチョークコイルからなり、これらコモンモードチ
    ョークコイルの縦続接続点に新たな出力端子が設けられ
    ていることを特徴とするノイズフィルタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、前
    記ノイズフィルタ回路を構成する受動部品が1枚のプリ
    ント配線基板に搭載されていることを特徴とするノイズ
    フィルタ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の装置において、前記縦続接
    続されるノイズフィルタ回路のそれぞれは、入力端子間
    コンデンサと、この入力端子間コンデンサに入力端が接
    続されるコモンモードチョークコイルと、このコモンモ
    ードチョークコイルの出力端に各一方の端子が接続され
    る接地用コンデンサを有し、かつこれら受動部品が1枚
    のプリント配線基板上に搭載されていることを特徴とす
    るノイズフィルタ装置。
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