JP6672605B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、電力変換装置本体のスイッチング動作に伴って発生する高周波ノイズの入力電源系統への外部流出を低減するノイズフィルタ回路と、故障時に溶断して前記電力変換装置本体を入力電源系統から切り離すヒューズとを搭載したフィルタ回路基板を備えた電力変換装置に関する。
IGBTやMOS-FET等の半導体スイッチング素子により入力電力を高速にスイッチングして所定の出力電圧の電力を得る電力変換装置は,高効率・小型化・軽量化等の利点を有し、近年、その普及が目覚ましい。しかし前記半導体スイッチング素子のスイッチング動作に伴って発生する高周波電圧・電流成分は電磁ノイズの発生の原因となり,周辺機器に対する電磁ノイズ障害が大きな課題となっている。
この電磁ノイズ障害を防止する為に前記電力変換装置には,例えばその電力変換装置本体の電力入力部の前段に、該電力変換装置本体からの入力電源系統側への電磁ノイズ(高周波ノイズ)の流出を低減する為のノイズフィルタ回路が設けられる。特に最近では前記入力電源系統側に流出する前記電磁ノイズに対する法規制が世界的に広がってきており,規制対象となる伝導ノイズ(雑音端子電圧)と放射ノイズ(放射電界強度)は,各種の環境において低減すべきレベルが明確になっている。
ところで前記ノイズフィルタ回路の設計は,専ら、経験やノウハウに頼りながら試行錯誤的に開発されている。その理由はノイズフィルタ回路を構成する各種部品を単体で組み合わせたときよりも,該ノイズフィルタ回路を電力変換装置に組み込んだとき、前記ノイズフィルタ回路や前記電力変換装置本体間において不本意な電磁結合(静電結合・電磁結合)が生じ、電磁ノイズの低減効果が大幅に悪化することに起因する。特に金属筐体内に前記電力変換装置本体と共に前記ノイズフィルタ回路を収納したとき、前記電磁ノイズの十分な低減効果が得られ難い。
さて不本意な電磁結合によるフィルタ特性の悪化要因の1つに,例えば図6に示すように前記ノイズフィルタ回路1から装置外部へ引き出す電力線2を横切る鎖交磁束Aが挙げられる。この電力線2間を横切る鎖交磁束Aによって該電力線2に誘導電流Bが流れる。するとこの誘導電流Bが前記電力線2を介してそのまま装置外部へ流出するので、前記電力変換装置から入力電源系統側に流出するノイズレベルが増大する要因となる。
そこで前記電力線2を短くすることで該電力線2を横切る鎖交磁束Aをできる限り小さくし、これによって前記鎖交磁束Aに起因するノイズの低減を図ることが考えられている。また特許文献1に記載されるように、例えば図8(a)(b)に示すように前記電力線2を前記電力変換装置における金属筐体10の外部に引き出す端子台4の直近にバイパスコンデンサ3を追加する。そしてこのバイパスコンデンサ3を介して前記電力線2に誘起される誘導電流Bを装置内部で還流させ、これによって装置の外部に流出するノイズを低減することも提唱されている。
しかしながら前記端子台4の直近に前記バイパスコンデンサ3を設ける場合、例えば図8(a)(b)に前記バイパスコンデンサ3の実装例をそれぞれ示すように電力変換装置の電力入力部を構築せざるを得ない。ちなみに図8(a)は、電力変換装置の端子台4にバイパスコンデンサ3を接続した例を示している。また図8(b)は前記端子台4の直近に前記バイパスコンデンサ3を実装した回路基板5を設け、この回路基板5を介して前記電力線2を前記端子台4に接続した例を示している。尚、図8(a)(b)において6は、コンデンサC,CY1,CY2とリアクトルLとからなるノイズフィルタ回路1を搭載したフィルタ回路基板を示している。
このようにして前記端子台4の直近に前記バイパスコンデンサ3を設ける場合、該バイパスコンデンサ3の実装コストが嵩むことが否めない。これ故、従来では専ら、前記バイパスコンデンサ3を実装することに代えて、前記電力線2を出来るだけ短くして前記鎖交磁束Aの影響を軽減することが多い。
ところで前記電力変換装置には、一般的に、例えば図9に示すように故障発生時に溶断して該電力変換装置を前記入力電源系統から切り離す為のヒューズ7が設けられる。具体的には、例えば図10に示すように金属筐体10の外部から引き込まれた電力線2が接続される前記フィルタ回路基板6の端子台4の直近に前記ヒューズ7を配置する。そして前記ヒューズ7に次いで線間コンデンサCX1、リアクトルLおよび線間コンデンサCX2の順でフィルタ部品を一列に配置して前記フィルタ回路基板6が構成される。
ここで前記ヒューズ7は、前記電力変換装置を保護すると共に、前記ノイズフィルタ回路1における前記線間コンデンサCX1に蓄積された電荷による感電を防止する役割を担う。尚、前記ヒューズ7は、通常、前記ノイズフィルタ回路1を搭載したフィルタ回路基板6に予め形成した導体パターン8にはんだ付けする等して該フィルタ回路基板6に実装される。
しかしこのようにして前記フィルタ回路基板6の電力入力側に前記ヒューズ7を設けると、前記鎖交磁束Aが前記ヒューズ7を横切ることとなり、前記ヒューズ7が鎖交磁束面積の増大の要因となる。このような不具合を解消する為に、例えば特許文献2には前記ヒューズ7が介装される前記導体パターン8と対をなす電力線(導電パターン)2にインダクタを設け、これによってコモンモードノイズ成分を低減することが開示されている。
特開2009−240037号公報 特開2012−29404号公報
しかしながら特許文献2に開示されるように前記ヒューズ7が介装される導体パターン8と対をなす電力線(導電パターン)2にインダクタを設けると、前記フィルタ基板が大型化すると共に該フィルタ回路基板6に搭載する実装部品点数が増加する。しかもコンデンサ等に比較して前記インダクタは高価であり、ノイズフィルタ回路1、ひいては電力変換装置のコストの増大を招来する。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、電力変換装置本体の電力入力側に設けられるフィルタ回路基板にヒューズを実装する場合であっても、前記ヒューズを横切る鎖交磁束に起因する誘導電流の装置外部への流出を効果的に低減することのできるノイズフィルタ回路を備えた電力変換装置を提供することにある。
本発明に係る電力変換装置は、基本的には半導体スイッチング素子を介して入力電力をスイッチングして所定電圧の出力電力を生成する電力変換装置本体と、この電力変換装置本体の電力入力側に設けられて該電力変換装置本体のスイッチング動作に伴って発生する高周波ノイズの入力電源系統への外部流出を低減するノイズフィルタ回路とを備えて構成される。
また本発明に係る電力変換装置における前記ノイズフィルタ回路は、故障時に溶断して前記電力変換装置本体を前記入力電源系統から切り離すヒューズと共に1枚のフィルタ回路基板に搭載して構成される。特に前記フィルタ回路基板は、前記入力電源系統の電源線が接続される前記フィルタ回路基板の端子台側から、入力電力線間に介装されて前記ノイズフィルタ回路の一部を構成する線間コンデンサ、この線間コンデンサに対する放電抵抗、前記ヒューズ、および前記線間コンデンサを除く前記ノイズフィルタ回路の残り部分を構成するフィルタ構成部品を、この順に並べて配列したことを特徴としている。
また、前記線間コンデンサを前記入力電源系統の電源線が接続される前記フィルタ回路基板の端子台の直近に実装するとよい。
前記フィルタ回路基板を前記電力変換装置の金属筐体の壁面近傍に、該壁面に沿って設け、前記フィルタ回路基板の接地ラインの配線パターンを、前記金属筐体に接続するとともに、前記フィルタ回路基板の電力線の正極および負極の配線パターンが前記金属筐体の側面と前記接地ラインの配線パターンとの間に位置付けされるように設けるとよい。
好ましくは前記ヒューズは、該ヒューズの近傍に設けられた遮蔽部材により、前記フィルタ回路基板に形成された配線パターンをなす導電層から遮蔽して前記フィルタ回路基板に実装される。この際、前記ヒューズと並列に誘導電流バイパス用の回路素子、例えばコンデンサまたはサージ吸収用バリスタを接続することも好ましい。

上記構成のフィルタ回路基板を備えた電力変換装置によれば、鎖交磁束に起因して前記ヒューズに誘起された誘導電流は、前記フィルタ回路基板の端子台側に設けた前記線間コンデンサを介して該フィルタ回路基板内において還流する。従って前記ヒューズに誘起された誘導電流が前記フィルタ回路基板の端子台を介して装置外部に流れ出ることを効果的に防止することができる。





























しかも前記フィルタ回路基板における前記線間コンデンサと前記ヒューズとの間に前記線間コンデンサに対する前記放電抵抗が実装されるので、前記ヒューズが溶断した際、前記放電抵抗を介して前記線間コンデンサに蓄積された電荷を速やかに放電することができる。この結果、線間コンデンサに蓄積された電荷による感電を確実に防ぐことができる。従って本発明に係る電力変換装置によれば、前記フィルタ回路基板に搭載される構成部品を上述した配列順序とするだけで鎖交磁束に起因した装置外部に流れ出るノイズを効果的に低減し、また前記ヒューズの溶断時における感電を確実に防止できる。従ってその実用的利点が多大である。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置に設けられるフィルタ回路基板の部品実装形態と、ノイズフィルタ回路の構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換装置に設けられるフィルタ回路基板の部品実装形態と、ノイズフィルタ回路の構成例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る電力変換装置に設けられるフィルタ回路基板の部品実装形態を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置に設けられるノイズフィルタ回路の構成例を示す図。 図4に示す誘導電流バイパス用の回路素子の例を示す図。 不本意な電磁結合によるフィルタ特性の悪化要因を説明する為の示す図。 鎖交磁束に起因するノイズのバイパスコンデンサによる低減作用を説明する為の図。 端子台の直近へのバイパスコンデンサの実装例を示す図。 ヒューズを設けたノイズフィルタ回路の例を示す図。 ヒューズを備えたフィルタ回路基板の従来一般的な部品実装例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る電力変換装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る電力変換装置において特徴的な構成を有するノイズフィルタ回路を示すもので、(a)はノイズフィルタ回路1とヒューズ7とを搭載したフィルタ回路基板6における部品実装形態を示す図であり、(b)はその回路構成を示す図である。尚、ここでは図8〜図10に示した従来の回路構成部品と同一部分には同一符号を付して説明する。
この実施形態に係るフィルタ回路基板6は、図1(a)(b)に示すように金属筐体10の外部から電力線2が接続される前記フィルタ回路基板6の端子台4側から順に、前記ノイズフィルタ回路1の一部を構成する線間コンデンサCX1、この線間コンデンサCX1に対する放電抵抗RX1、前記ヒューズ7、および前記線間コンデンサCX1を除く前記ノイズフィルタ回路1の残り部分を構成するフィルタ構成部品を一方向に並べて配列したことを特徴としている。前記線間コンデンサCX1を除く前記ノイズフィルタ回路1の残り部分を構成するフィルタ構成部品は、具体的にはリアクトルLおよび線間コンデンサCX2からなる。
ちなみに前記線間コンデンサCX1は前記端子台4の直近に実装され、これによって該端子台4と前記線間コンデンサCX1との間の電力線2の長さが極力短く設定される。またここでは前記フィルタ回路基板6を前記電力変換装置の金属筐体10の壁面近傍に、該壁面に沿って設けるようにしている。そして前記ヒューズ7が介装される電力線2の、例えば正極P1,P2側の配線パターンを前記金属筐体10の壁面に近接する前記フィルタ回路基板6の一側辺部に沿って設けている。
ちなみに前記電力線2の負極N1,N2側の配線パターンは、前記フィルタ回路基板6の中央部に形成される。また前記電力線2の接地ラインEの配線パターンは、前記負極N1,N2側の配線パターンを間にして前記フィルタ回路基板6の他側辺部に沿って形成される。その上で前記接地ラインEの配線パターンを前記金属筐体10に接続して、該金属筐体10と前記フィルタ回路基板6の接地電位を等しくしている。
このようなフィルタ回路基板6の部品配列構成によれば、前記ヒューズ7への鎖交磁束Aにより生じる誘導電流Bを前記線間コンデンサCX1にてバイパスして、該フィルタ回路基板6の内部で還流させることができる。従って鎖交磁束Aに起因する誘導電流Bの装置外部への流出を効果的に低減し、装置外部に流出するノイズレベルを低減することができる。しかも前記ヒューズ7が溶断した場合、前記線間コンデンサCX1に蓄積された電荷が前記放電抵抗RX1を介して放電されるので、該線間コンデンサCX1に蓄積された電荷による感電を確実に防ぐことができる。
また前記フィルタ回路基板6の構成によれば、前記金属筐体10の壁面と前記接地ラインEの配線パターンとの間に、前記ヒューズ7が介装される前記正極P1,P2側の配線パターンと前記負極N1,N2側の配線パターンを位置付けることができる。この結果、同一電位に設置された前記金属筐体10の壁面と前記接地ラインEの配線パターンとにより、前記正極P1,P2側の配線パターンと前記負極N1,N2側の配線パターンが形成する電力線2を横切る鎖交磁束Aを低減することができる。従ってこの点でも装置外部に流出するノイズレベルを低減することが可能となる。
尚、図2(a)(b)に本発明の第2の実施形態を示すように、前記ノイズフィルタ回路1を構成する前記線間コンデンサCX1を、例えば2つの線間コンデンサCX1,CX3に分け、一方の線間コンデンサCX3を前記ヒューズ7と前記リアクトルLとの間に設けるようにしても良い。このようにすれば前記端子台4の直近に設ける前記線間コンデンサCX1の容量を小さくすることができる。従って前記ヒューズ7の溶断時に、前記線間コンデンサCX1に蓄積された電荷の前記放電抵抗RX1による放電を逸早く行わせることができる。従って前記線間コンデンサCX1に蓄積された電荷による感電を、より確実に防止することが可能となる。
また図3に本発明の第3の実施形態を示すように、前記フィルタ回路基板6に実装された前記ヒューズ7を覆って、例えばメッシュ状の金属体からなる遮蔽体12を設けることも有用である。この遮蔽体12は、前記ヒューズ7を前記鎖交磁束Aから電磁シールドする役割を担う。ちなみに前記遮蔽体12については、必ずしも前記金属筐体10に接続して接地する必要はないが、該遮蔽体12の支持法を考慮した場合、前記金属筐体10に固定することが望ましい。具体的には前記フィルタ回路基板6を前記金属筐体10にねじ止め固定する際、該フィルタ回路基板6と共に前記遮蔽体12を一括して前記金属筐体10に装着するようにしておけば良い。
かくして前記遮蔽体12により前記ヒューズ7を磁気シールドした構成のフィルタ回路基板6によれば、前述した各実施形態以上に装置外部へのノイズの流出を低減することができる。しかも簡易にして効果的に外部に流出するノイズレベルを大幅に低減することができる。従ってその実用的利点が多大である。
尚、前述した各実施形態の構成に加えて、図4に示すように前記ヒューズ7に電流バイパス素子(Z1)13を並列接続しておくことも有用である。そして前記電流バイパス素子13を介して前記鎖交磁束Aにより前記ヒューズ7に誘起された誘導電流Bを装置内部で還流させるようにする。ちなみに前記電流バイパス素子13としては、例えば図5(a)に示すようなコンデンサや、サージ抑制素子である図5(b)に示すようなバリスタが用いられる。
ちなみに前記電流バイパス素子13としてのコンデンサは、前述した線間コンデンサCX1と同様に前記誘導電流Bに対するバイパス経路として機能する。しかしこのコンデンサについては、前記ヒューズ7の溶断時のサージ電流により破損する虞がある。この点、前記電流バイパス素子13として前記バリスタを用いれば、該バリスタは通常動作時にはコンデンサとして機能し、前記ヒューズ7の溶断時にはサージ電流を吸収する。従って前記バリスタは、ノイズ電流を装置内部で還流させると共に、サージ耐量を高める素子として有効に機能する。故に、前述した各実施形態以上の効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えばノイズフィルタ回路1について従来より種々提唱されている方式の回路を適宜採用可能である。またここでは単相交流に対する電磁ノイズの低減効果を例に説明したが、三相交流に対しても同様な効果が奏せられることは言うまでもない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能なことは勿論のことである。
1 ノイズフィルタ回路
2 電力線
3 バイパスコンデンサ
4 端子台
5 回路基板
6 フィルタ回路基板
7 ヒューズ
8 導体パターン
10 金属筐体
12 遮蔽体
13 電流バイパス素子

Claims (6)

  1. 半導体スイッチング素子を介して入力電力をスイッチングして所定電圧の出力電力を生成する電力変換装置本体と、この電力変換装置本体の入力側に設けられて該電力変換装置本体のスイッチング動作に伴って発生する高周波ノイズの入力電源系統への外部流出を低減するノイズフィルタ回路とを備えた電力変換装置であって、
    前記ノイズフィルタ回路は、故障時に溶断して前記電力変換装置本体を前記入力電源系統から切り離すヒューズと共にフィルタ回路基板に搭載して構成され、
    前記フィルタ回路基板は、前記入力電源系統の電源線が接続される前記フィルタ回路基板の端子台側から、入力電力線間に介装されて前記ノイズフィルタ回路の一部を構成する線間コンデンサ、この線間コンデンサに対する放電抵抗、前記ヒューズ、および前記線間コンデンサを除く前記ノイズフィルタ回路の残り部分を構成するフィルタ構成部品を、この順に並べて配列したことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記線間コンデンサを前記入力電源系統の電源線が接続される前記フィルタ回路基板の端子台の直近に実装する請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記フィルタ回路基板を前記電力変換装置の金属筐体の壁面近傍に、該壁面に沿って設け、
    前記フィルタ回路基板の接地ラインの配線パターンを、前記金属筐体に接続するとともに、前記フィルタ回路基板の電力線の正極および負極の配線パターンが前記金属筐体の側面と前記接地ラインの配線パターンとの間に位置付けされるように設ける請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記ヒューズは、該ヒューズの近傍に設けられた遮蔽部材により、前記フィルタ回路基板に形成された配線パターンをなす導電層から遮蔽して前記フィルタ回路基板に実装される請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記ヒューズは、該ヒューズと並列に誘導電流バイパス用の回路素子を接続して前記フィルタ回路基板に搭載されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記誘導電流バイパス用の回路素子は、コンデンサまたはサージ吸収用のバリスタからなる請求項5に記載の電力変換装置。
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