JPH1010741A - 紫外線硬化性ポリシロキサン組成物およびこれを用いた硬化物パターンの製造方法 - Google Patents

紫外線硬化性ポリシロキサン組成物およびこれを用いた硬化物パターンの製造方法

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JPH1010741A
JPH1010741A JP8167488A JP16748896A JPH1010741A JP H1010741 A JPH1010741 A JP H1010741A JP 8167488 A JP8167488 A JP 8167488A JP 16748896 A JP16748896 A JP 16748896A JP H1010741 A JPH1010741 A JP H1010741A
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Mamoru Tachikawa
守 立川
Robert Harkness Brian
ロバート ハークネス ブライアン
Kasumi Takeuchi
香須美 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気又は酸素による硬化阻害がなく、低い照
射量の紫外線で効率よく硬化し、且つパターン形成後の
熱処理により、優れた耐熱性を有する硬化物パターンを
与え、また保存安定性のよい紫外線硬化性組成物を提供
する。 【解決手段】 (イ)紫外線の作用により遊離基を発生
する物質と、(ロ)この遊離基の作用で重合する官能基
を有する重合体分子よりなる硬化性組成物。(イ)はベ
ンゾインエーテルで組成物全量の0.001〜10wt%
を占め、(ロ)は次式で示される。 (R3 SiO1/2) a (R′2 SiO2/2) b (R″SiO
3/2) c (SiO4/2) d 〔R,R′,R″はH又はC1 〜C10の、ヘテロ原子を
含んでいてもよい炭化水素基で、10%以上はビニル基
等;a+b+c+d=1〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体装
置の絶縁膜などの製造に使用される紫外線硬化性ケイ素
含有樹脂組成物と、これを利用したシリコーン硬化物の
パターンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線の作用を用いる樹脂の硬化反応お
よびこれに関連した技術に関してはすでに成書に詳しい
(例えば、山岡亜夫、森田浩著 感光性樹脂、共立出
版、1988年参照;Encyclopedia of Polymer Scienc
e and Engineering, Volume 9, PP.97-138, Lithograph
ic Resists, Wiley-Interscience (New York) 1985;野
々垣三郎著 微細加工とレジスト、共立出版、1987
年等を参照)。
【0003】一方、シリコーン樹脂は一般に高い耐熱性
を有し、優れた電気特性を示すため、電気、電子材料等
に多くの用途がある。これらのうち、基材の表面のコー
ティングの目的に用いられるものとしては硬化性シリコ
ーンレジンがある。加熱硬化タイプのものは、一般に、
ヒドロシリル化反応、シラノール縮合反応、アルコール
脱離タイプ、オキシム脱離タイプ、酢酸脱離タイプのシ
ロキサン結合形成反応によって硬化が進行する。基質の
耐熱性、硬化の速さ、あるいは、位置選択的硬化性(あ
るいは描画性)という観点から紫外線硬化性シリコーン
レジンがあり、これにはアクリル官能性あるいはメタク
リル官能性シリコーン(特開平1−304108号公
報)、ビニル基とメルカプト基を官能基として持つシリ
コーン(特公昭53−37376号公報)、エポキシ官
能性のシリコーン(特開昭58−174418号公
報)、ビニルエーテル官能性シリコーン(例えば Crive
llo, J.V., Eckberg, R.P., 米国特許No. 4,617,
238)シラノール官能性シリコーン(ポリ(シルセス
キオキサン)あるいはポリ(シルセスキオキサン)とテ
トラフェノキシシランよりなる組成物を硬化させる例
(特開平6−148887号公報)及びシロキサンポリ
マーと塩基発生物質よりなる硬化性組成物の例(特開平
6−273936号公報)および特公平7−69610
号公報(日立))、等がある。
【0004】これらのうちアクリルあるいはメタクリル
官能性シリコーンは、一般に光反応ラジカル発生剤とと
もに無酸素あるいは低酸素濃度条件下で、紫外線照射に
より硬化を行なう。ビニル基とメルカプト基を官能基と
して持つシリコーンは酸素存在下での紫外線硬化が可能
である。エポキシ官能性のシリコーンは一般に光酸発生
物質との組み合わせで、カチオン重合により硬化する。
ビニルエーテル官能性シリコーンの硬化も光反応により
生成する酸によるカチオン重合で硬化する。シラノール
官能性シリコーンでは光遊離基発生物質との組み合わせ
で、縮合反応により硬化する。Si−H官能性シリコー
ンの場合も光遊離基発生物質との組み合わせで、脱水素
縮合反応により硬化する。
【0005】これらの方法により架橋が生じた硬化部分
は、未硬化の部分と比較して、一般に、溶媒への溶解性
が大幅に減少するので、この性質を利用して、描画を行
なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の硬化反応のう
ち、オレフィンへのメルカプタンの付加反応を利用する
方法では、メルカプタン由来の臭いおよび腐食性の問題
があり、アクリロイル基、メタクリロイル基等の官能基
のラジカル重合による硬化方法では空気(酸素)による
硬化阻害が起こるという欠点がある。これに加え、ビニ
ル基へのメルカプト基の付加反応を利用するもの、アク
リロイル基、メタクリロイル基等の官能基の重合による
ものでは、いずれも生成する架橋基の熱安定性が低く、
この種の方法では高温での使用あるいは加工には耐えら
れる硬化物は得られない。
【0007】エポキシ官能性のシリコーン、ビニルエー
テル官能性シリコーンの硬化は一般に光照射により酸を
発生する物質を用いて行なう。これら硬化物は必然的に
酸を含有し、この酸のために基質の腐食が起きやすいこ
と、イオン性残存物のため、硬化物の電気特性が低下す
ること、等の欠点がある。
【0008】シラノール官能性シリコーン及びSi−H
官能性シリコーンの硬化方法としては光照射により塩基
を発生する物質を用いて行なう方法がある。これら硬化
物は必然的に塩基を含有し、この塩基のために、硬化物
の電気特性が低下したり、シロキサン結合の組み替えに
より長期的に機械物性が変化する、等の欠点がある。シ
ラノール官能性シリコーンの場合には光照射により酸を
発生する物質を用いて行なう方法もあるが(特開平6−
80879号公報)、この方法では上記のエポキシ官能
性のシリコーン、ビニルエーテル官能性シリコーンの硬
化と同様の問題が生じる。
【0009】以上の様に、光硬化性シリコーンには種々
の方法での硬化方法が知られているが、いずれも空気中
での硬化が行なえないこと、長期耐熱性が低いこと、基
質に対する腐食性があること、あるいは絶縁性等の電気
特性が低下すること等の問題を有している。
【0010】本発明は上記の問題点を克服するためにな
されたものであり、故に、空気あるいは酸素による硬化
阻害がなく、低い照射量の紫外線で効率よく硬化し、か
つ、パターン形成後の熱処理により、優れた耐熱性を有
する硬化物パターンを与える紫外線硬化性組成物で保存
安定性に優れたもの並びにこの組成物を用いた硬化物パ
ターン製造方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の目的を達成す
るため、本発明に係わる発明者は鋭意検討を重ね以下の
発明に達した。即ち、本発明の第1の態様は(イ)紫外
線の作用により遊離基を発生する遊離基発生物質と、
(ロ)この遊離基の作用で重合する官能基を有する重合
体分子よりなる硬化性組成物である。この組成物に特定
の波長の紫外線成分を含む光を照射することにより、照
射部位において上記の組成物の初期硬化を達成すること
ができる。この場合、上記の操作は空気中で行なって
も、窒素、アルゴン等の不活性雰囲気下で行なってもよ
い。
【0012】本発明の第1の態様の硬化性組成物におい
て紫外線の作用により遊離基を発生する物質をX化合物
から選ばれた少なくとも1種とし、遊離基発生物質を硬
化性組成物の全重量に対し、0.001〜10wt%の範
囲で含む。組成物に放射線を照射することにより発生す
る遊離基は、上記の官能基の重合反応の開始剤として作
用するため、該遊離基発生物質は該組成物中の重合性官
能基に対して触媒量添加されていればよい。添加量が多
すぎると硬化前の組成物の物性が脆弱になったり、硬化
後の組成物の物性が損なわれたりする。故に、硬化性組
成物および硬化物の物性ならびに硬化速度を考慮すると
前記遊離基発生物質を硬化性組成物の全重量に対し、好
ましくは0.01〜5%の範囲で含むものがよい。
【0013】前記放射線の作用により遊離基を発生する
遊離基発生物質を具体的に例示するとベンゾインエーテ
ルの一種である下記一般式(2)で表される2,2−ジ
アルコキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(一
般式(2)においてRはそれぞれ独立にメチル基、エチ
ル基あるいはプロピル基を表す)および一般式(3)で
表される2−アルコキシ−1,2−ジフェニルエタン−
1−オン(一般式(3)においてRは上記と同じ意味を
表す)がある。
【0014】
【化2】
【0015】これらの遊離基発生物質のうち、入手、取
り扱いの容易さ、および光分解性の良さおよび生成遊離
基の触媒活性の高さを考慮するとイルガキュア651
(商標)が好適であり、これが好ましくは組成物の0.
01から5wt%含まれるものがよい。
【0016】本発明の第1の態様の硬化性組成物におい
て、遊離基の作用で重合する官能基を有する重合体分子
はその骨格構成が下記一般式(1)で示されるシリコー
ン重合体分子である。
【0017】 (R3 SiO1/2) a (R′2 SiO2/2) b (R″SiO3/2) c (SiO4/2) d (1)
【0018】式中、R,R′,R″は独立に水素、炭素
数1から10の飽和あるいは不飽和の炭化水素基から選
ばれるものであって、この炭化水素基はフッ素、酸素、
塩素、窒素から選ばれる原子を1つ以上含んでもよく、
全R,R′,R″のうち10%以上はビニルフェニル
基、ビニルベンジル基、およびビニルフェネチル基から
選ばれるものである。一般式(1)中のa,b,c,d
はそれらの和が1であり、それぞれ0あるいは正数であ
り下の式で表される範囲にある。 0.8≧a≧0 0.5≧b≧0 1.0≧c≧0 0.65≧d≧0 R′2 SiO2/2 ,R″SiO3/2 およびSiO4/2
ケイ素原子に結合している2価の酸素原子のうちそれぞ
れ少なくとも1つは、他のケイ素に結合してシロキサン
結合を形成しているが、残りの酸素原子は他のケイ素に
結合してシロキサン結合を形成していても、メチル基あ
るいはエチル基に結合してアルコキシ基を形成しても、
水素に結合してシラノール基を形成してもよい。
【0019】具体的には、R3 SiO1/2 のR3 Siと
してはトリメチルシリル、ジメチルシリル、フェニルジ
メチルシリル、ビニルジメチルシリル、トリフルオロプ
ロピルジメチルシリル、(4−ビニルフェニル)ジメチ
ルシリル、(ビニルベンジル)ジメチルシリル、(ビニ
ルフェネチル)ジメチルシリルを挙げることができる。
【0020】R′2 SiO2/2 のR′2 Siとしてはジ
メチルシリレン、フェニルメチルシリレン、ジフェニル
シリレン、(ビニルフェニル)ハイドロジェンシリレ
ン、(ビニルベンジル)ハイドロジェンシリレン、(ビ
ニルフェネチル)ハイドロジェンシリレン、(ビニルフ
ェニル)メチルシリレン、(ビニルベンジル)メチルシ
リレン、(ビニルフェネチル)メチルシリレン、(ビニ
ルフェニル)フェニルシリレン、(ビニルベンジル)フ
ェニルシリレン、(ビニルフェネチル)フェニルシリレ
ンを挙げることができる。
【0021】R″SiO3/2 としてはR″が水素、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、シクロヘキ
シル、オクチル、トリフルオロプロピル、フェニル、パ
ラ−トリル、メタ−トリル、フェネチル、ビニルフェニ
ル、ビニルベンジル、ビニルフェネチルであるものを挙
げることができる。
【0022】前記重合性官能基を有する重合体分子で、
ビニルフェニル基をR″SiO3/2の形で有するものを
例示すると、(ビニルフェニル)トリクロロシランの加
水分解物、メチルトリクロロシラン、(ビニルフェニ
ル)トリクロロシランを主な原料として、共加水分解に
よって製造されるレジン、ジメチルジクロロシラン、フ
ェニルトリクロロシラン、(ビニルフェニル)トリクロ
ロシランを主な原料として、共加水分解によって製造さ
れるレジン、ジメチルジクロロシラン、(ビニルフェニ
ル)トリクロロシランを主な原料として、共加水分解に
よって製造されるレジン、ジフェニルジクロロシラン、
(ビニルフェニル)トリクロロシランを主な原料とし
て、共加水分解によって製造されるレジン、ジフェニル
シランジオール、(ビニルフェニル)トリクロロシラン
を主な原料として、縮合反応と加水分解によって製造さ
れるレジンを挙げることができる。同様にビニルベンジ
ル基をR″SiO3/2 の形で有するものを例示すると、
(ビニルベンジル)トリクロロシランの加水分解物、メ
チルトリクロロシラン、(ビニルベンジル)トリクロロ
シランを主な原料として、共加水分解によって製造され
るレジン、ジメチルジクロロシラン、フェニルトリクロ
ロシラン、(ビニルベンジル)トリクロロシランを主な
原料として、共加水分解によって製造されるレジン、ジ
メチルジクロロシラン、(ビニルベンジル)トリクロロ
シランを主な原料として、共加水分解によって製造され
るレジン、ジフェニルジクロロシラン、(ビニルベンジ
ル)トリクロロシランを主な原料として、共加水分解に
よって製造されるレジン、ジフェニルシランジオール、
(ビニルベンジル)トリクロロシランを主な原料とし
て、縮合反応と加水分解によって製造されるレジンを挙
げることができる。同様にビニルフェネチル基をR″S
iO3/2 の形で有するものを例示すると、(ビニルフェ
ネチル)トリクロロシランの加水分解物、メチルトリク
ロロシラン、(ビニルフェネチル)トリクロロシランを
主な原料として、共加水分解によって製造されるレジ
ン、ジメチルジクロロシラン、フェニルトリクロロシラ
ン、(ビニルフェネチル)トリクロロシランを主な原料
として、共加水分解によって製造されるレジン、ジメチ
ルジクロロシラン、(ビニルフェネチル)トリクロロシ
ランを主な原料として、共加水分解によって製造される
レジン、ジフェニルジクロロシラン、(ビニルフェネチ
ル)トリクロロシランを主な原料として、共加水分解に
よって製造されるレジン、ジフェニルシランジオール、
(ビニルフェネチル)トリクロロシランを主な原料とし
て、縮合反応と加水分解によって製造されるレジン等を
挙げることができる。
【0023】前記重合性官能基を有する重合体分子で、
ビニルフェニル基をR′2 SiO2/ 2 の形で有するもの
を例示すると、メチルトリクロロシラン、(ビニルフェ
ニル)メチルジクロロシランを主な原料として、共加水
分解によって製造されるレジン、トリクロロシラン、
(ビニルフェニル)メチルジクロロシランを主な原料と
して、共加水分解によって製造されるレジン、フェニル
トリクロロシラン、(ビニルフェニル)メチルジクロロ
シランを主な原料として、共加水分解によって製造され
るレジン、(ビニルフェニル)メチルジクロロシラン、
(ビニルフェニル)トリクロロシランを主な原料とし
て、共加水分解によって製造されるレジン、メチルトリ
クロロシラン、(ビニルフェニル)フェニルジクロロシ
ランを主な原料として、共加水分解によって製造される
レジン、トリクロロシラン、(ビニルフェニル)フェニ
ルジクロロシランを主な原料として、共加水分解によっ
て製造されるレジン、フェニルトリクロロシラン、(ビ
ニルフェニル)フェニルジクロロシランを主な原料とし
て、共加水分解によって製造されるレジン等を挙げるこ
とができる。同様にビニルベンジル基、ビニルフェネチ
ル基を有するものはビニルフェニル基の代わりにビニル
ベンジル基あるいはビニルフェネチル基を有するジクロ
ロシランを用いて作ることができる。
【0024】R3 SiO1/2 の少なくとも一つのRとし
てビニルフェニル基、ビニルベンジル基あるいはビニル
フェネチル基を有する重合体分子合成は、ビニルフェニ
ルジメチルクロロシラン、ビニルベンジルジメチルクロ
ロシラン、あるいはビニルフェネチルジメチルクロロシ
ランから選ばれたものをトリメチルクロロシラン、四塩
化ケイ素とともに加水分解する方法、ビニルフェニルジ
メチルクロロシラン、ビニルベンジルジメチルクロロシ
ラン、あるいはビニルフェネチルジメチルクロロシラン
から選ばれたものをヘキサメチルジシロキサン、四塩化
ケイ素とともに加水分解する方法、ビニルフェニルジメ
チルクロロシラン、ビニルベンジルジメチルクロロシラ
ン、あるいはビニルフェネチルジメチルクロロシランか
ら選ばれたものをヘキサメチルジシロキサン、オルトケ
イ酸メチル、あるいはオルトケイ酸エチルとともに加水
分解する方法等を例示できる。
【0025】本発明の第2の態様は第1の態様の硬化性
組成物に、加熱により塩基性化合物を発生する塩基発生
物質(ハ)をさらに含み、(ハ)の塩基発生物質が下記
の一般式(1)をその一部に有する有機アミド化合物類
から選ばれたものであり、これが全重量に対し、0.0
1〜10%の範囲で含まれる硬化性組成物である。
【0026】
【化3】
【0027】(ハ)の塩基発生物質としてはo−{(β
−(ジメチルアミノ)エチル)アミノカルボニル}安息
香酸、o−{(γ−(ジメチルアミノ)プロピル)アミ
ノカルボニル}安息香酸、2,5−ビス{(β−(ジメ
チルアミノ)エチル)アミノカルボニル}テレフタル
酸、2,5−ビス{(γ−(ジメチルアミノ)プロピ
ル)アミノカルボニル}テレフタル酸、2,4−ビス
{(β−(ジメチルアミノ)エチル)アミノカルボニ
ル}イソフタル酸、2,4−ビス{(γ−(ジメチルア
ミノ)プロピル)アミノカルボニル}イソフタル酸等を
挙げることができる。加熱により(ハ)から生成する塩
基性化合物は(ロ)の重合体分子にケイ素に結合したシ
ラノール基または同じくアルコキシ基が存在すると、水
またはアルコールを副成物とするシロキサン結合生成反
応の触媒として作用し、シロキサン結合の形成を促進す
る。
【0028】本発明の第3の態様は前記第1又は第2の
態様の硬化性組成物の薄膜と紫外線源との間に遮蔽パタ
ーン(マスク)を置き、照射を行ない、その後、必要に
応じて、20℃から180℃の温度で10分以内の時間
処理し、この硬化性組成物コーティング上への潜像を形
成する。これを無機あるいは有機の溶剤に接触させるこ
とにより未硬化の硬化性組成物を溶解除去し(現像)硬
化物のネガティブパターンを形成したのち、さらに50
℃から400℃の間の温度で1分間から10時間の間加
熱しシリコーンレジンの硬化反応を促進し、これにより
フォトマスクに対してネガティブパターンを有するシリ
コーン硬化物を形成する方法である。
【0029】本発明の組成物には必要に応じて増感剤を
添加してもよい。具体的にはN−フェニルグリシン、N
−フェニルジエタノールアミン、アジドアントラキノ
ン、3,3′−カルボニル(ジエチルアミノクマリン)
等が用いられる。添加量は0.1wt%から5wt%が適当
である。
【0030】なお、本発明の基本的構成の障害にならな
いかぎり、本発明の硬化性組成物に遊離基発生物質、重
合性官能基を有する重合体分子、加熱により塩基を発生
する物質、増感剤以外の第三成分を添加してもよく、と
くに、高温での加熱条件においてレジンの架橋反応の触
媒として作用する成分を添加し、現像によるパターン形
成後、残存ネガティブ部分の熱硬化反応をより促進する
ことも可能である。このような例としては、ラジカル反
応による硬化を促進する過酸化物、アゾ化合物等のラジ
カル開始剤、高温でシラノールの関与する縮合反応を促
進するチタン化合物および錫化合物、高温でヒドロシリ
ル化反応の触媒活性を発現する遷移金属触媒等を例示す
ることができる。また、紫外線の照射により分解し塩基
性化合物を生成する光塩基発生物質を触媒量添加し、紫
外線照射によって露光部に塩基性化合物を発生させ、現
像後のポストベークの際のシロキサン結合生成反応を促
進させる(特開平6−148887号公報、特開平6−
273936号公報)こともできる。また、これ以外に
も特定の機能あるいは物性を有する有機あるいは無機成
分を硬化性組成物に溶解あるいは分散添加し、よって、
目的とする機能あるいは物性を付与された硬化物パター
ンを形成することもできる。
【0031】
【実施例】以下に実施例および参考例を挙げて本発明を
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。なお、以下に示す例中の生成物の特性化の記述
における29Si{1H}−NMRはケイ素29核磁気共
鳴スペクトル(プロトンデカップル)を表わす。CDC
3 は重クロロホルムを表す。核磁気共鳴スペクトルデ
ータの( )中にはこのスペクトルの起因する官能基を
示した。ケイ素29−NMRスペクトルのケミカルシフ
トは、外部標準のテトラメチルシラン(CDCl3
液)のケイ素のケミカルシフトを0ppm とした値であ
る。紫外線照射実験はウシオ電気株式会社のUIS−5
00Cランプハウス(500ワット水銀−キセノンラン
プ)及び山下電装株式会社製の紫外線均一照射光源「均
一くん」(200ワット水銀−キセノンランプ)を用い
て行なった。GPCはゲルパーミエーションクロマトグ
ラフを表わす。
【0032】(参考例1)(加熱により塩基を発生する
塩基発生物質の合成) 窒素を充填したコンデンサー付きの100mlの三口フラ
スコにオルトフタル酸無水物のテトラヒドロフラン溶液
(5g/25ml)を入れ、これに3.0gのN,N−ジ
メチルエチレンジアミンをゆっくりと添加した。反応は
発熱し、沈殿が生成した。沈殿を濾取しこれをテトラヒ
ドロフラン10mlで2回洗浄した後真空乾燥し、o−
{(β−(ジメチルアミノ)エチル)アミノカルボニ
ル}安息香酸を定量的に得た。生成物はNMRスペクト
ルで確認した。
【0033】(参考例2)(ポリ(フェニルシルセスキ
オキサン−(4−ビニルフェニル)シルセスキオキサ
ン)レジンの合成) 窒素を充填した300mlの三口フラスコに13.36g
のフェニルトリクロロシラン、15.0gの(4−ビニ
ルフェニル)トリクロロシラン及び80mlのジオキサン
を入れたのち水浴で冷やしながらこれに40mlのジオキ
サンに溶かした6.8gの水を30分間かけて添加し
た。反応物を攪拌しながら室温まで昇温しさらに1時間
攪拌した。これに10mgのフェノチアジンを加え、ロー
タリーエバポレーターを用いて有機溶媒を溜去した。残
さに100mlのトルエンを添加し、この有機溶液は4回
水洗した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した
後揮発物を溜去し16.2gの白色固体を得た。
【0034】GPC分子量(重量平均、ポリスチレン換
算)530g。赤外吸収:3613cm -1(Si−O
H)、3568cm-1(Si−OH)、3375cm-1(S
i−OH)、1602cm-1、1430cm-1、1393cm
-1 1H−NMR(クロロホルム−d)d:3.8〜
4.4(0.26H)、5.6(ビニル、1H)、5.
9(ビニル、1H)、6.9(ビニル、1H)、7.1
〜8.3(フェニル、9.78H)。以上の結果からフ
ェニル:ビニルフェニル=1.16:1.0を得た。
【0035】(参考例3)(ビニルフェニルシルセスキ
オキサン−ジフェニルシロキサンレジンの合成) 窒素を充填した300ミリリットル三口フラスコに2
0.5gの(4−ビニルフェニル)トリクロロシランを
入れ、激しく攪拌しながらこれに15.0gのジフェニ
ルシランジオールを11.3mlのピリジンに溶解したも
のを30分間かけて添加した。30分間室温で攪拌の
後、100mlのトルエンを加え、攪拌の後、このスラリ
ーに50mlの水を加え、10分間激しく攪拌した。有機
層を分離し、これを4回水洗した。有機層を単離、濾過
した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、溶媒を溜去
し26gの高粘度のオイルを得た。
【0036】GPC分子量(ポリスチレン換算)重量平
均分子量=790、数平均分子量=280。赤外吸収:
3613cm-1(Si−OH)、3385cm-1(Si−O
H)、1601cm-1、1429cm-1、1393cm-1 1
H−NMR(クロロホルム−d)d:2.7〜4.0
(0.82H)、5.0〜5.3(ビニル、1H)、
5.3〜5.9(ビニル、1H)、6.3〜6.6(ビ
ニル、1H)、6.6〜7.8(フェニル、12.1
H)。以上の結果からPh2 SiO:ViPhSi=
0.81:1.0を得た。
【0037】(参考例4)((ビニルフェニル)ジメチ
ルシロキシ−シリケートレジンの調製) 窒素を充填した100ミリリットル三口フラスコに1
8.3gの(4−ビニルフェニル)ジメチルクロロシラ
ン、3.5gのエタノール並びに24.5gのオルトケ
イ酸エチルを入れ、これを攪拌しながら5.96gの水
を1時間かけて添加した。これを一晩放置すると高粘度
のオイルが分離した。このオイルに100mlのトルエン
を加え、この有機層を7回水洗した。有機層を単離し無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過し、これから揮発物を
溜去し23gの(ビニルフェニル)ジメチルシロキシ−
シリケートレジンを得た。
【0038】GPC分子量(ポリスチレン換算)重量平
均分子量=1250、数平均分子量=960。赤外吸
収:3412cm-1(Si−OH)、1630cm-1、15
99cm-1、1545cm-1、1391cm-1、1256c
m-1、1078cm-1、829cm-1、789cm-1 1H−
NMR(クロロホルム−d)d:0.2〜0.5(メチ
ル、6.1H)、0.9〜1.3(メチル、1.4
H)、3.6〜4.0(メチレン、0.92H)、5.
2〜5.3(ビニル、1H)、5.6〜5.8(ビニ
ル、1H)、6.6〜6.8(ビニル、1H)、7.2
〜7.7(フェニル、4.2H)。29Si−NMR(ク
ロロホルム−d)d:0〜5(M、0.79)、−90
〜−97(Q、0.13)、−97〜−105(Q、
0.44)、−105〜−113(Q、0.43)。以
上の結果からM:Q=0.79:1.0を得た。
【0039】(実施例1)(ポリフェニルシルセスキオ
キサン−(ビニルフェニル)シルセスキオキサンレジン
の光硬化) 以下に上記レジン及びイルガキュア651(商標)から
なる紫外線硬化性組成物の感度、コントラスト及びパタ
ーニングに関する実験を示す。
【0040】(感度及びコントラスト)参考例2で調製
したポリ(フェニルシルセスキオキサン−(ビニルフェ
ニル)シルセスキオキサン)レジンの20%MIBK溶
液に、イルガキュア651(商標)をレジンに対して
0.8重量%加え溶解した。この溶液をシリコンウエー
ハーにスピンコート(500rpm 、5秒間、1500rp
m 、15秒間)し、常温で乾燥した後、80℃で1分間
プリベークした。コーティングの膜厚は1ミクロンであ
った。このウエーハーを8部分に分け、50mJ/cm2
4J/cm2 の(254nmで測定)紫外線照射を行なっ
た。次に、露光済みの試料を150℃で1分ポストベー
クし、これをMIBKで1分間現像した。試料乾燥後各
部分の膜厚を図り、露光量と残存膜厚の関係を示す特性
曲線を得、50%残存膜厚感度、D50とコントラスト
γを求めた。D50は770mJ/cm2 、γは2.6であ
った。
【0041】(パターニング)上記の組成物溶液を、同
じく上記の条件でスピンコートしたシリコンウエーハー
試料を調製し、所定のプリベークの後、フォトマスクを
重ね、紫外線均一照射光源(200ワット水銀−キセノ
ンランプ)を用い30秒間紫外線を照射した。150℃
で2分間ポストベークしたのち、このシリコンウエーハ
ーをトルエンで洗浄後乾燥するとフォトマスクのネガに
相当するレジンの鮮明なパターンが得られた。未照射部
分には残存レジンは全く認められず、この部分では硬化
は全く起こらないことが分かった。ライン/スペースパ
ターンの顕微鏡観察から5ミクロンの分解能が得られて
いることが分かった。このシリコンウエーハーを、さら
に250℃で5分間加熱するとシラノールの反応が起こ
り、シラノールに起因する赤外吸収(3650cm-1)が
約5分の1に減少していた。レジンのパターンには変化
がなかった。
【0042】(実施例2)(ポリ(ビニルフェニルシル
セスキオキサン−ジフェニルシロキサン)レジンの光パ
ターン形成) 参考例3に示したポリ(ビニルフェニルシルセスキオキ
サン−ジフェニルシロキサン)レジンにイルガキュア6
51(商標)をレジンに対して1.0重量%加え、参考
例1で合成した熱塩基発生物質、o−{(β−(ジメチ
ルアミノ)エチル)アミノカルボニル}安息香酸をレジ
ンに対して2重量%加えた。この混合物をトルエンに溶
解し、20重量%溶液を調製した。この溶液をポアサイ
ズ0.45マイクロメーターのフィルターで濾過したの
ち、シリコンウエーハーにスピンコート(500rpm 、
5秒間、1500rpm 、15秒間)し、80℃で1分間
プリベークした。コーティングの膜厚は1ミクロンであ
った。プリベークの後、フォトマスクを重ね、200ワ
ットの水銀−キセノンランプで2分間紫外線を照射し
た。150℃で2分間ポストベークしたのち、このシリ
コンウエーハーをトルエンで洗浄後乾燥するとフォトマ
スクのネガに相当するレジンのパターンが得られた。未
照射部分には残存レジンは全く認められず、この部分で
は硬化は全く起こらないことが分かった。ライン/スペ
ースパターンの顕微鏡観察から10ミクロンの分解能が
得られていることが分かった。このシリコンウエーハー
を、さらに250℃で5分間加熱するとシラノールの反
応が起こり、シラノールに起因する赤外吸収が約10分
の1に減少していた。レジンのパターンには変化がなか
った。
【0043】(実施例3)((ビニルフェニル)ジメチ
ルシロキシ−シリケートレジンの光硬化) 参考例4に示した(ビニルフェニル)ジメチルシロキシ
−シリケートレジンにイルガキュア651(商標)をレ
ジンに対して0.5重量%加え、この混合物をトルエン
に溶解し、20重量%溶液を調製した。この溶液をポア
サイズ0.45マイクロメーターのフィルターで濾過し
たのち、シリコンウエーハーにスピンコート(500rp
m 、5秒間、1500rpm 、15秒間)し、70℃で1
分間プリベークした。コーティングの膜厚は約1ミクロ
ンであった。プリベークの後、フォトマスクを重ね、2
00ワットの水銀−キセノンランプで13秒間紫外線を
照射した。110℃で2分間ポストベークしたのち、こ
のシリコンウエーハーをトルエンで洗浄後乾燥するとフ
ォトマスクのネガに相当するレジンのパターンが得られ
た。未照射部分には残存レジンは全く認められず、この
部分では硬化は全く起こらないことが分かった。ライン
/スペースパターンの顕微鏡観察から18ミクロンの分
解能が得られていることが分かった。
【0044】(比較例1)(ジフェニルシロキサン−メ
チルシルセスキオキサンレジンの光硬化) (ジフェニルシロキサン−メチルシルセスキオキサンレ
ジンの合成)窒素を充填した500mlの三口フラスコに
42.7gのメチルトリクロロシランを入れたのち0℃
に冷却した。よく攪拌しながらこれに37.4gのピリ
ジンに溶解した46.4gのジフェニルシランジオール
を10分間かけて添加した。反応物を攪拌しながら室温
まで昇温しさらに1時間攪拌した。溶液に93mlのトル
エンを加え、つぎに、激しく攪拌しながら200mlの水
を加え、さらに30分間攪拌した。反応物に200mlの
エーテルを加え、有機層を数回水洗した。ヘキサンを加
えた後濾過し、これから室温で溶媒を除去し、54.7
gのレジンを得た。 赤外吸収3000〜3600cm-1(SiOH),112
7cm-1(Si−Ph),1030cm-1,1090cm
-1(Si−O); 29Si−NMR(CDCl3 ):−35〜47ppm
(Ph2 SiO),−50〜60ppm (MeSiO(O
H),−60〜70ppm (MeSiO3/2 ); GPC(ポリスチレン換算)Mw=2400。
【0045】(レジンの光硬化)上に示したジフェニル
シロキサン−メチルシルセスキオキサンレジンにイルガ
キュア651(2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニ
ルエタン−1−オン)をレジンに対して1.0重量%加
え、この混合物をトルエンに溶解し、20重量%溶液を
調製した。この溶液をポアサイズ0.45マイクロメー
ターのフィルターで濾過したのち、シリコンウェーハー
にスピンコート(500rpm 、5秒間、1500rpm 、
15秒間)し、80℃で1分間プリベークした。コーテ
ィングの膜厚は約1ミクロンであった。プリベークの
後、フォトマスクを重ね、200ワットの水銀−キセノ
ンランプで2分間紫外線を照射した。150℃で2分間
ポストベークしたのち、このシリコンウェーハーをトル
エンで洗浄するとレジンは溶解除去され、レジンが硬化
していないことが分かった。
【0046】(比較例2)(ポリ(アリルシルセスキオ
キサン)レジンの光硬化) ポリ(アリルシルセスキオキサン)レジンは米国特許N
o. 4826943にのべられている方法を用い、アリ
ルトリクロロシランから合成した。 赤外吸収:3000〜3600cm-1(SiOH),16
20cm-1(アリル)、1380cm-1(Si−アリル)、
1030cm-1,1090cm-1(Si−O); 29Si−NMR(相対強度、官能基):−58〜65
ppm (0.14,CH 2 =CHCH2 SiO(OH),
−67〜78ppm (0.86,CH2 =CHCH2 Si
3/2 ); GPC(ポリスチレン換算)Mn=2300,Mw=1
7000。
【0047】(レジンの光硬化)上に示したポリ(アリ
ルシルセスキオキサン)レジンにイルガキュア651
(2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1
−オン)をレジンに対して1.0重量%加え、この混合
物をトルエンに溶解し、20重量%溶液を調製した。こ
の溶液をポアサイズ0.45マイクロメーターのフィル
ターで濾過したのち、シリコンウェーハーにスピンコー
ト(500rpm 、5秒間、1500rpm 、15秒間)
し、80℃で1分間プリベークした。コーティングの膜
厚は約1ミクロンであった。プリベークの後、フォトマ
スクを重ね、200ワットの水銀−キセノンランプで2
分間紫外線を照射した。150℃で2分間ポストベーク
したのち、このシリコンウェーハーをトルエンで洗浄す
るとレジンは溶解除去され、レジンが硬化していないこ
とが分かった。
【0048】
【発明の効果】上述の説明からも明らかなように、本発
明によって、紫外線の作用により遊離基を発生する特定
の遊離基発生物質と、この遊離基の作用で分子間架橋を
形成する官能基を有する高分子化合物からなる組成物
で、必要に応じ、これに加熱により塩基性物質を生成す
る物質を添加したものを用い、これに特定の波長成分を
有する紫外線を照射し、照射部分でのみ前記組成物の硬
化を図ることができるようになった。この技術を用いれ
ば、基盤上に塗布したこの発明の組成物に紫外線を描画
手段として、マスクの微細パターンを形成することがで
きる。このようにして形成されたパターンは後硬化反応
により、絶縁性、耐熱性および耐酸素プラズマ性に優れ
たシリコーン硬化膜を形成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 503 G03F 7/004 503 7/029 7/029 H01L 21/027 H01L 21/312 D 21/312 21/30 502R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)紫外線の作用により遊離基を発生
    する遊離基発生物質と、 (ロ)この遊離基の作用で重合する官能基を有する重合
    体分子よりなることを特徴とする硬化性組成物で、 (イ)の遊離基発生物質がPhC(=O)C(OR)2
    Ph(ここにPhはフェニル基を表し、Rはメチル基、
    エチル基又はプロピル基を表す)及びPhC(=O)C
    H(OR)Ph(ここに、Ph及びRは前記と同じ意味
    を表わす)から選ばれる1種以上のベンゾインエーテル
    類から選ばれたものであり、これが前記組成物の全重量
    に対し、0.001〜10wt%の範囲で含まれ、 (ロ)の重合体分子の平均組成が下記の一般式で示され
    る、前記硬化性組成物。 (R3 SiO1/2) a (R′2 SiO2/2) b (R″SiO
    3/2) c (SiO4/2) d (式中、R,R′,R″は独立に水素、炭素数1から1
    0の飽和あるいは不飽和の炭化水素基から選ばれるもの
    であって、この炭化水素基はフッ素、酸素、塩素、窒素
    から選ばれる原子を1つ以上含んでもよく、全R,
    R′,R″のうち10%以上はビニルフェニル基、ビニ
    ルベンジル基、およびビニルフェネチル基から選ばれる
    ものである。一般式中のa,b,c,dはそれらの和が
    1であり、それぞれ0あるいは正数であり下の式で表さ
    れる範囲にある。 0.8≧a≧0 0.5≧b≧0 1.0≧c≧0 0.65≧d≧0 R′2 SiO2/2 ,R″SiO3/2 およびSiO4/2
    ケイ素原子に結合している2価の酸素原子のうちそれぞ
    れ少なくとも1つは、他のケイ素に結合してシロキサン
    結合を形成しているが、残りの酸素原子は他のケイ素に
    結合してシロキサン結合を形成していても、メチル基あ
    るいはエチル基に結合してアルコキシ基を形成しても、
    水素に結合してシラノール基を形成してもよい。)
  2. 【請求項2】 加熱により塩基性化合物を発生する塩基
    発生物質(ハ)をさらに含み、(ハ)の塩基発生物質が
    下記の一般式(1)をその一部に有する有機アミド化合
    物類から選ばれたものであり、これが上記組成物の全重
    量に対し、0.01〜10wt%の範囲で含まれる請求項
    1に記載の紫外線硬化性組成物。 【化1】 (ここに、Xは炭素数1から4の炭化水素ビラジカルを
    表し、Z1 ,Z2 は独立に水素、炭素数1から4の飽和
    の炭化水素基から選ばれたものを表す。)
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の硬化性ポリシロ
    キサン組成物のコーティングを、0℃から100℃の間
    の温度において、遮蔽パターン(マスク)を介して、2
    00〜400nmの波長の紫外線を含む光で照射し、その
    後、20℃から180℃の温度で後処理(加熱、常温で
    の放置)をしたのち、これを無機あるいは有機の溶剤に
    接触させることにより未硬化の硬化性組成物を溶解除去
    し(現像)、さらに50℃から400℃の間の温度で加
    熱硬化を行なう、硬化物パターンの製造方法。
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