JPH10106861A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH10106861A
JPH10106861A JP8258666A JP25866696A JPH10106861A JP H10106861 A JPH10106861 A JP H10106861A JP 8258666 A JP8258666 A JP 8258666A JP 25866696 A JP25866696 A JP 25866696A JP H10106861 A JPH10106861 A JP H10106861A
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JP
Japan
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noise filter
choke coil
coil
winding
core
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JP8258666A
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English (en)
Inventor
Akira Takamizawa
彰 高見沢
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Soshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Soshin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大電流に簡単に対応でき、しかも小型化、製造
コストの低廉化並びに性能の向上を図る。 【解決手段】トロイダルコア10と該トロイダルコア1
0に巻線される巻回部12を有するチョークコイル14
を具備したノイズフィルタにおいて、チョークコイル1
4における巻回部12を金属板16、18及び20にて
構成する。具体的には、巻回部12を2枚のコイル形成
用金属板16及び18と1枚の中継金属板20にて構成
し、各コイル形成用金属板16及び18をそれぞれ巻線
の1ターンに沿った形状とし、中継金属板20を2枚の
コイル形成用金属板16及び18にて1つの螺旋が形成
されるようにコイル形成用金属板16及び18間に配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパワーエレ
クトロニクス機器に使用されるノイズフィルタに関し、
特にノイズフィルタを構成するチョークコイルにおける
トロイダルコアへの巻線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源使用効率が高いことが着目さ
れて、スイッチングレギュレータを利用した直流電源発
生回路、またはモータ等を駆動するインバータ回路が多
用されている。
【0003】これらの回路は、スイッチング回路を含む
ために、伝導ノイズ、輻射ノイズを発生するノイズ発生
源となりうる。例えば、AC電源に前記ノイズ発生源を
ACコードを介して直接接続した場合、前記スイッチン
グ回路(ノイズ発生源)で発生したノイズがACコード
を介してAC電源側に伝導ノイズとしてもどり、その
際、ACコードからの輻射ノイズも発生する。伝導ノイ
ズは、前記AC電源に接続されている他の電気機器(電
子機器)に影響を与えたり、また輻射ノイズは、AV
(Audio Visual)機器に影響を与えたりする。
【0004】そこで、このノイズ発生源から発生する伝
導ノイズ、輻射ノイズは、VCCI規格、CISPR規
格、FCC規格等の諸規格における、いわゆるEMI
(Electromagnetic Interference)規制の対象となって
おり、所定以下のレベルに抑制することが要請されてい
る。
【0005】このノイズを抑制するために、従来から種
々のノイズフィルタが開発され、実用化されている。ノ
イズフィルタは、公知のように、例えば、金属ケース又
はプリント配線基板上に受動部品であるL(コイル、イ
ンダクタ)C(コンデンサ)回路が実装され、必要に応
じて、これらLC回路が実装された端子台またはプリン
ト配線基板が直方体状のシールドケースにより遮蔽さ
れ、1個の電気部品として市場に提供されている。
【0006】従来のチョークコイルを用いたノイズフィ
ルタは、図9に示すように、トロイダルコア100に絶
縁被覆の銅線による撚り線電線102を所定ターン数、
巻回して構成するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記チョー
クコイルを用いたノイズフィルタにおいては、コイルに
大電流を流すと、その導電部での損失により発生する熱
が配線上の絶縁体やコンデンサ等その他の構成部品の信
頼性を低下させるおそれがある。
【0008】チョークコイルから発生する熱は電流の2
乗と導線の直流抵抗の積で決定されるため、例えば30
0Aの大電流に適用させる場合は、導体として電流許容
断面積が150mm2 以上のものが必要である。撚り線
電線102で前記断面積断面のものを作製する場合、例
えばφ2.3導線を37本撚った線材であれば、仕上が
り外径がφ16.1となり、占有面積は204mm2
なる。また、線間の絶縁(線間絶縁)を考慮する必要か
らどうしても外径が太くなり、しかも撚り線電線102
としての柔軟性がなくなることから、規定の内径を有す
るトロイダルコア100に巻回させることができなくな
るという問題が生じる。
【0009】このようなことから、従来の撚り線電線1
02を用いたチョークコイルでは、300Aを越える大
電流に適用させることはできなかった。
【0010】そこで、従来では、300A以上の大電流
に対応させるために、図10に示すように、トロイダル
コア100に導体としての銅板104を挿通させたもの
が提案され、実用化に至っている。
【0011】しかしながら、この他の従来例に係るチョ
ークコイルにおいては、単に銅板104をトロイダルコ
ア100に挿通しているのみであるため、所定のインダ
クタンス値を得るためには、4〜8個のトロイダルコア
100を軸方向に重ねる必要があり、チョークコイルの
構造ひいてはノイズフィルタの構造が大型化するという
問題がある。
【0012】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、大電流に対応でき、しかも小型化及び製
造コストの低廉化を図ることができるノイズフィルタを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るノイズフィルタは、トロイダルコアと該トロイダル
コアに巻線される巻回部を有するチョークコイルを具備
したノイズフィルタにおいて、前記チョークコイルにお
ける前記巻回部を金属板にて構成する。
【0014】これにより、まず、巻回部を構成する導体
が金属板にて構成されていることから、大電流に適した
電流許容断面積を有する導体とする場合、撚り線のよう
に導体の占有面積が大きくなることがなく、また、線間
の絶縁被覆を必要としないため、外形寸法の小さい導体
とすることができる。
【0015】一般に、インダクタンス値は導線の巻数の
2乗に比例して増加するが、本発明においては、金属板
にて巻回させる構成としているため、トロイダルコアを
多数重ねなくても、必要なインダクタンス値を得ること
が可能となる。
【0016】このように、本発明に係るノイズフィルタ
においては、大電流に簡単に対応でき、しかも小型化、
製造コストの低廉化並びに性能の向上を図ることができ
る。
【0017】そして、前記構成において、前記チョーク
コイルを、複数個の前記トロイダルコアが軸方向に重ね
られたコア部に複数の前記巻回部を等間隔に設置するこ
とにより構成するようにしてもよい(請求項2記載の発
明)。
【0018】この場合、コア部に複数の巻回部が組み合
わせられてチョークコイルが構成されることから、大き
なインダクタンス値をもった大電流用のノイズフィルタ
を容易に得ることができ、ノイズ減衰効果を大幅に向上
させることができる。
【0019】また、前記構成において、前記チョークコ
イルの巻回部にコンデンサを接続するようにしてもよい
(請求項3記載の発明)。この場合、チョークコイルと
コンデンサを併用したノイズフィルタが構成されること
になる。
【0020】また、前記構成において、前記巻回部を、
複数枚のコイル形成用金属板と少なくとも1枚の中継金
属板を設けて構成し、前記コイル形成用金属板を巻線の
1ターンに沿った形状とし、前記中継金属板を、前記複
数枚のコイル形成用金属板にて1つの螺旋が形成される
ように前記コイル形成用金属板間に配置するようにして
もよい(請求項4記載の発明)。
【0021】この場合、各コイル形成用金属板の間に中
継金属板が配置されて複数のコイル形成用金属板にて1
つの螺旋が構成されることになるため、トロイダルコア
に巻線される巻回部を金属板にて簡単に構成することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るノイズフィル
タを例えばパワーエレクトロニクス機器に使用される大
電流対応のノイズフィルタに適用した3つの実施の形態
例を図1〜図8を参照しながら説明する。
【0023】まず、第1の実施の形態に係るノイズフィ
ルタを構成するチョークコイルは、図1に示すように、
1つのトロイダルコア10と、1つの巻回部12を有す
るチョークコイル14として構成されている。トロイダ
ルコア10は、通常のトロイダルコアが用いられ、外径
が130mm、内径が105mm、厚みが34mmの環
状の外形を有する。
【0024】巻回部12は、金属加工にて形成された2
つのコイル形成用金属板16及び18と、同じく金属加
工にて形成された中継金属板20がボルト及びナットに
て連結されて構成されている。
【0025】具体的には、前記2枚のコイル形成用金属
板16及び18は、1枚の細長い金属板が、その板面を
同一平面として4箇所で屈曲されたほぼ鈎状の形状を有
し、各一方の端部16a及び18aには、2つのボルト
挿通孔(図示せず)が形成され、各他方の端部16b及
び18bには配線接続用の貫通孔22及び24が形成さ
れている。一方、中継金属板20は、短冊状の形状に形
成され、前記コイル形成用金属板16及び18と同様の
2つのボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。こ
れら金属板16、18及び20として例えば銅板を用い
ることができる。
【0026】そして、これら2枚のコイル形成用金属板
16及び18を互いに向きを逆にし、更に、互いのボル
ト挿通孔が対向するように互いの一方の端部を中継金属
板20を間に挟んで重ね、その後、ボルト挿通孔を通じ
てボルト及びナットにてボルト締めすることにより、こ
れら金属板16、18及び20によって1つの螺旋が形
成されることとなる。この場合、金属板16、18及び
20によって2ターンの巻回部(コイル)12が形成さ
れる。なお、中継金属板20は、この例では、2つのコ
イル形成用金属板16及び18の重なり部分に対応した
大きさとされている。
【0027】図1の例では、2ターンの巻回部12とし
たが、複数のコイル形成用金属板を用意し、これら金属
板を互い違いにそれぞれ中継金属板を間に挟んで一部重
ねることにより、金属板による複数ターンの巻回部を構
成することができる。
【0028】そして、前記チョークコイル14のみで、
あるいはコンデンサとの組合せにて第1の実施の形態に
係るノイズフィルタが構成されることになる。
【0029】このように、前記第1の実施の形態に係る
ノイズフィルタにおいては、巻回部12を構成する導体
が金属板(コイル形成用金属板16及び18並びに中継
金属板20)にて構成されていることから、大電流に適
した電流許容断面積を有する導体を得る場合、撚り線の
ように導体の占有面積が大きくなることがなく、また、
線間の絶縁被覆を必要としないため、外形寸法の小さい
導体(巻回部12)とすることができる。
【0030】一般に、インダクタンス値は導線の巻数の
2乗に比例して増加するが、前記第1の実施の形態にお
いては、金属板16、18及び20にて巻回させる構成
としているため、トロイダルコア10を多数重ねなくて
も、必要なインダクタンス値を得ることが可能となる。
【0031】例えば、図10の他の従来例に係るチョー
クコイルにおいて、1本の銅板104と1つのトロイダ
ルコア100にて例えば6μHのインダクタンス値が得
られるとした場合、24μHのインダクタンス値を得る
場合は、4個のトロイダルコア100が必要となる。一
方、図1で示す第1の実施の形態に係るチョークコイル
14においては、巻回部12が2ターンであることか
ら、1つのトロイダルコア10で24μHを得ることが
できる。
【0032】つまり、前記他の従来例においては、所定
のインダクタンス値を得るために、4〜8個のトロイダ
ルコア100を重ねる必要があるが、第1の実施の形態
においては、従来の1/4のトロイダルコア10で所定
のインダクタンス値を得ることができる。
【0033】特に、巻回部12を、コイル形成用金属板
16及び18と中継金属板20を設けて構成して、コイ
ル形成用金属板16及び18を一部重ねて、該重ねた部
分に中継金属板20を介在させるようにしたので、これ
ら金属板16、18及び20にて1つの螺旋(巻回部1
2)を容易に構成することができる。
【0034】このように、第1の実施の形態に係るノイ
ズフィルタにおいては、大電流に簡単に対応でき、しか
も小型化、製造コストの低廉化並びに性能の向上を図る
ことができる。また、金属板16、18及び20を例え
ばアルミニウムや真鍮にて構成することにより、小型軽
量化並びにローコスト化をより促進させることができ
る。
【0035】次に、第2の実施の形態に係るノイズフィ
ルタについて図2〜図5を参照しながら説明する。
【0036】この第2の実施の形態に係るノイズフィル
タ、特に、該ノイズフィルタを構成するチョークコイル
は、図2〜図4に示すように、4つのトロイダルコア1
0a〜10dが軸方向に重ねられたコア部30を有する
コア組立体32と、該コア部30に巻回される3つの巻
回部12A、12B及び12Cを有して構成されてい
る。
【0037】コア組立体32は、前記コア部30と、該
コア部30の両端に設置された2枚の固定絶縁板34A
及び34Bと、これら固定絶縁板34A及び34B間に
架設された3本の支持棒36a、36b及び36cとを
有して構成されている。3本の支持棒36a、36b及
び36cは、各両端部にネジ溝が形成されており、各固
定絶縁板34A及び34Bは例えば合成樹脂、ガラスエ
ポキシやセラミックス等の絶縁体にて構成されている。
【0038】各固定絶縁板34A及び34Bは、図5に
示すように、平面ほぼ長方形状とされ、一方の短辺に関
する2つのコーナー近傍にそれぞれ貫通孔(図示せず)
が形成され、他方の短辺の中央近傍に一つの貫通孔(図
示せず)が形成され、各固定絶縁板34A及び34Bの
対向面中、前記3つの貫通孔にて囲まれる部分がコア部
30の取付け領域とされている。
【0039】また、各固定絶縁板34A及び34Bは、
一方の長辺における他方の短辺寄りの部分からコア部3
0の軸に向かって延びる矩形状の第1の切欠き38A
と、一方の短辺の中央部分からコア部30の軸に向かっ
て延びる矩形状の第2の切欠き38Bと、他方の長辺に
おける他方の短辺寄りの部分からコア部30の軸に向か
って延びる矩形状の第3の切欠き38Cが形成されてい
る。これら3つの切欠き38A〜38Cのなす角はいず
れも120°とされている。
【0040】そして、3本の支持棒36a〜36cの各
端部を、固定絶縁板34A及び34Bのそれぞれ対応す
る貫通孔に通して各支持棒36a〜36cを固定絶縁板
34A及び34B間に掛け渡し、更に外方からねじ止め
することにより、2つの固定絶縁板34A及び34Bに
てコア部30が挟持された形となって1つのユニット、
即ちコア組立体32が構成されることとなる。
【0041】各巻回部12A〜12Cは、前記第1の実
施の形態に係るノイズフィルタを構成するチョークコイ
ル14における巻回部12と同様の構成を有し、金属加
工にて形成された2つのコイル形成用金属板16及び1
8と、同じく金属加工にて形成された中継金属板20が
ボルト及びナットにて連結されて構成されている。
【0042】2枚のコイル形成用金属板16及び18の
うち、一方の金属板16は、コイル巻線の1ターン目導
体を構成し、他方の金属板18は、コイル巻線の2ター
ン目導体を構成しており、各一方の端部16a及び18
aには、それぞれ2つのボルト挿通孔(図示せず)が形
成されている。
【0043】そして、1ターン目導体を構成する前記一
方の金属板16は、前記4箇所の屈曲部分に加えて板面
と直交する方向に屈曲された部分を有し、該屈曲部分か
ら他方の端部にかけての部分が入力ラインの配線接続部
(以下、単に入力接続部と記す)16bとされている。
この入力接続部16bには、2つの配線接続用の貫通孔
22が形成されている。また、2ターン目導体を構成す
る前記他方の金属板18における他方の端部は、出力ラ
インの配線接続部(以下、単に出力接続部と記す)18
bとされ、該出力接続部18bにも2つの配線接続用の
貫通孔24が形成されている。
【0044】一方、中継金属板20は、前記第1の実施
の形態に係るチョークコイルにおける中継金属板20よ
りも長さが長い短冊状の形状とされ、両端部にそれぞれ
2つのボルト挿通孔(図示せず)が形成されている。
【0045】これら金属板16、18及び20にてチョ
ークコイルの一つの巻回部(例えば巻回部12A)とし
て組み立てる場合は、前記第1の実施の形態に係るチョ
ークコイル12と同様に、前記これら2枚のコイル形成
用金属板16及び18を互いに向きを逆にして、各一方
の端部16a及び18aを互いに接近させた状態にし、
更に、一方の金属板16における一方の端部16aと中
継金属板20の一方の端部20aを互いのボルト挿通孔
が対向するように重ねて、これらボルト挿通孔を通じて
ボルト及びナットにてボルト締めし、その後、他方の金
属板18における一方の端部18aと中継金属板20の
他方の端部20bを互いのボルト挿通孔が対向するよう
に重ねて、これらボルト挿通孔を通じてボルト及びナッ
トにてボルト締めすることにより、これら金属板16、
18及び20によって1つの螺旋が形成されることとな
る。この場合も、金属板16、18及び20による2タ
ーンの巻回部12A(コイル)が構成される。
【0046】そして、各巻回部12A〜12Cを各固定
絶縁板34A及び34Bに設けられた第1〜第3の切欠
き38A〜38Cに挿入することにより、各巻回部12
A〜12Cがコア部30に対して120°の間隔で位置
決めされた例えば3相のチョークコイルが構成されるこ
とになる。この場合も、チョークコイルのみで、あるい
はコンデンサとの組合せにて第2の実施の形態に係るノ
イズフィルタが構成されることになる。
【0047】このように、前記第2の実施の形態に係る
ノイズフィルタにおいては、4つのトロイダルコア10
a〜10dが軸方向に重ねられたコア部30を有し、該
コア部30に3つの巻回部(2ターン)12A〜12C
を等間隔に設置する構成としているため、各相につい
て、所定のインダクタンス値を得る場合に、多数のトロ
イダルコア10を重ねる必要がなくなり、ノイズフィル
タの小型化、製造コストの低廉化を有効に達成させるこ
とができる。
【0048】ここで、1個のトロイダルコア10と1タ
ーンの巻線にて得られるインダクタンス値を例えば6μ
Hとした場合、前記第2の実施の形態に係るノイズフィ
ルタにおいては、各相について、インダクタンス値が9
6μHであるノイズフィルタを得ることができる。ちな
みに、図10の他の従来例に係るノイズフィルタ(3相
のチョークコイル)にて各相のインダクタンス値=96
μHを達成させるには、16個のトロイダルコア100
を多段に重ねる必要があり、構造上、大型化することが
わかる。
【0049】次に、第3の実施の形態に係るノイズフィ
ルタについて図6〜図8を参照しながら説明する。な
お、図3〜図5と対応するものについては同符号を記し
てその重複説明を省略する。
【0050】この第3の実施の形態に係るノイズフィル
タは、例えば図6に示すように、3相のチョークコイル
40と、複数のコンデンサが配列されたコンデンサ部4
2とが1つの金属ケース44に収容されて構成されてい
る。3相のチョークコイル40は、図2〜図5で示す第
2の実施の形態に係るノイズフィルタを構成する3相の
チョークコイルを用いている。従って、ここではその詳
細説明を省略する。
【0051】金属ケース44は、板金加工にて上部開口
の箱状に形成され、内部にチョークコイル40が収納可
能とされた空間を有するケース本体46と、該ケース本
体46の上部開口を閉塞する箱状の蓋48を有する。
【0052】ケース本体46は、両側面の各下部にそれ
ぞれ外方に延在するフランジ部50が一体に形成されて
いる。各フランジ部50には3つのねじ孔52が設けら
れており、これら3つのねじ孔52を通じてねじをねじ
込むことにより、該ケース本体46を例えば基台に固定
することができるようになっている。また、ケース本体
46は、両側面における各上部の内側にケース本体46
内方に延在する取付部(アングル)54(図6参照)が
一体に形成されている。各取付部54には、それぞれ2
枚の基板取付板56A〜56Dが例えばねじ止めによっ
て固定されるようになっている。
【0053】また、ケース本体46は、その正面側にチ
ョークコイル40における3つの巻回部12A〜12C
の各入力接続部16bに対応した位置に各入力接続部1
6bが挿通可能とされた3つのスリット(図示せず:図
8のスリット参照)が設けられた入力側端子固定絶縁板
58が例えばねじ止めによって取り付けられ、背面側に
も3つの巻回部12A〜12Cの各出力接続部18bに
対応した位置に各出力接続部18bが挿通可能とされた
3つのスリット60が設けられた出力側端子固定絶縁板
62が例えばねじ止めによって取り付けられている。
【0054】コンデンサ部42は、入力側配線基板64
と出力側配線基板66に実装された多数のコンデンサ、
例えば端子間コンデンサ(Xコンデンサ)68及び接地
用コンデンサ(Yコンデンサ)70を有して構成されて
いる。入力側配線基板64は、ケース本体46の入力側
における左右の取付部54に固定された2つの基板取付
板56A及び56B間に例えばねじ止めにより取り付け
られ、出力側配線基板66は、ケース本体46の出力側
における左右の取付部54に固定された2つの基板取付
板56C及び56D間に例えばねじ止めにより取り付け
られている。
【0055】そして、チョークコイル40における3つ
の巻回部12A〜12Cの各入力接続部16bと入力側
配線基板64に実装されたコンデンサ(68)とが配線
ケーブル72を通じて電気的に接続され、3つの巻回部
12A〜12C各出力接続部18bと出力側配線基板6
6に実装されたコンデンサ(68及び70)とが配線ケ
ーブル74を通じて電気的に接続されてこの第3実施の
形態に係るノイズフィルタが構成される。接地用端子7
6は、ケース本体46の例えば背面側より導出されるよ
うになっている。なお、接地の方法としては、図6に示
すように接地用端子76をケース本体46からボルトに
より導出する方法やケース本体46を接地とする方法等
がある。また、基板取付板の構造としては、図6に示す
平面ほぼ矩形状のほか、平面ほぼコ字状のものも適用で
きる。
【0056】このように、前記第3の実施の形態に係る
ノイズフィルタにおいては、前記第2の実施の形態に係
るノイズフィルタと同様に、4つのトロイダルコア10
a〜10dが軸方向に重ねられたコア部30を有し、該
コア部30に3つの巻回部(2ターン)12A〜12C
を等間隔に設置する構成としているため、各相につい
て、所定のインダクタンス値を得る場合に、多数のトロ
イダルコア10を重ねる必要がなくなり、ノイズフィル
タの小型化、製造コストの低廉化を有効に達成させるこ
とができる。
【0057】特に、この第3の実施の形態に係るノイズ
フィルタにおいては、金属ケース44を用いて、そのケ
ース本体46に第2の実施の形態に係るチョークコイル
40を収納し、該ケース本体46の上部にコンデンサ部
42を配するようにしているため、3相のチョークコイ
ル40とコンデンサを併用したノイズフィルタをコンパ
クトに作製することができ、しかも、製造コストの低廉
化も実現させることができる。
【0058】また、チョークコイル40のコア部30を
挟持するように設けられた2枚の固定絶縁板34A及び
34B(図7参照)にて、3つの巻回部12A〜12C
を所定の位置関係で位置決め、かつ固定し、更にケース
本体46の正面及び背面に取り付けた入力側及び出力側
端子固定絶縁板58及び62にて、3つの巻回部12A
〜12Cを所定の位置関係で位置決め、かつ固定するよ
うにしているため、蓋48の存在とも相俟って、コア部
30へのほこり等の侵入を極力抑えることが可能とな
り、併せて3つの巻回部12A〜12C間の絶縁を良好
にとることができ、信頼性の向上を達成させることがで
きる。
【0059】前記第2及び第3の実施の形態に係るノイ
ズフィルタにおいては、3相3線に適用した例を示した
が、その他、単相2線や3相4線等にも適用させること
ができる。例えば、単相2線に適用させる場合は、固定
絶縁板34A及び34Bに形成される切欠きを2つにし
て、各なす角を180°とすればよく、3相4線に適用
させる場合は、固定絶縁板34A及び34Bに形成され
る切欠きを4つにして、各なす角を90°とすればよ
い。
【0060】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るノイ
ズフィルタによれば、トロイダルコアと該トロイダルコ
アに巻線される巻回部を有するチョークコイルを具備し
たノイズフィルタにおいて、前記チョークコイルにおけ
る前記巻回部を金属板にて構成している。
【0062】このため、大電流に簡単に対応でき、しか
も小型化、製造コストの低廉化並びに性能の向上を図る
ことができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るノイズフィルタを構成
するチョークコイルの構成を示す斜視図である。
【図2】第2の実施の形態に係るノイズフィルタを構成
するチョークコイルの構成を示す斜視図である。
【図3】第2の実施の形態に係るノイズフィルタを構成
するチョークコイルの構成を示す平面図である。
【図4】第2の実施の形態に係るノイズフィルタを構成
するチョークコイルの構成を示す側面図である。
【図5】第2の実施の形態に係るノイズフィルタを構成
するチョークコイルの構成を示す背面図である。
【図6】第3の実施の形態に係るノイズフィルタの構成
を一部省略して示す平面図である。
【図7】第2の実施の形態に係るノイズフィルタの構成
を一部破断して示す側面図である。
【図8】第2の実施の形態に係るノイズフィルタの構成
を示す背面図である。
【図9】従来例に係るチョークコイルの構成を示す斜視
図である。
【図10】他の従来例に係るチョークコイルの構成を示
す平面図である。
【符号の説明】
10…トロイダルコア 12…巻回部 14…チョークコイル 16…一方のコイル
形成用金属板 16a…一方の端部 16b…入力接続部 18…他方のコイル形成用金属板 18a…一方の端部 18b…出力接続部 20…中継金属板 30…コア部 32…コア組立体 34A、34B…固定絶縁板 36a〜36c…支
持棒 38A…第1の切欠き 38B…第2の切欠
き 38C…第3の切欠き 40…3相のチョー
クコイル 42…コンデンサ部 44…金属ケース 46…ケース本体 48…蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 15/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイダルコアと該トロイダルコアに巻線
    される巻回部を有するチョークコイルを具備したノイズ
    フィルタにおいて、 前記チョークコイルにおける前記巻回部が金属板にて構
    成されていることを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のノイズフィルタにおいて、 前記チョークコイルは、複数個の前記トロイダルコアが
    軸方向に重ねられたコア部を有し、 前記コア部に複数の前記巻回部が等間隔に設置されてい
    ることを特徴とするノイズフィルタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のノイズフィルタにお
    いて、 前記チョークコイルの巻回部にコンデンサが接続されて
    いることを特徴とするノイズフィルタ。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載のノイズフィルタにお
    いて、 前記巻回部は、複数枚のコイル形成用金属板と、少なく
    とも1枚の中継金属板を有し、 前記コイル形成用金属板は、巻線の1ターンに沿った形
    状を有し、 前記中継金属板は、前記複数枚のコイル形成用金属板に
    て1つの螺旋が形成されるように前記コイル形成用金属
    板間に配置されることを特徴とするノイズフィルタ。
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