JPH099551A - ファンモータの水抜き構造 - Google Patents
ファンモータの水抜き構造Info
- Publication number
- JPH099551A JPH099551A JP7171376A JP17137695A JPH099551A JP H099551 A JPH099551 A JP H099551A JP 7171376 A JP7171376 A JP 7171376A JP 17137695 A JP17137695 A JP 17137695A JP H099551 A JPH099551 A JP H099551A
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- JP
- Japan
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- fan
- casing
- water
- fan motor
- guide passage
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/70—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/10—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with arrangements for protection from ingress, e.g. water or fingers
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2205/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to casings, enclosures, supports
- H02K2205/09—Machines characterised by drain passages or by venting, breathing or pressure compensating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排出孔に対向して設けられる誘導流路のファ
ンボス部側端部を、ファンボス部とリブによって覆うよ
うにして、水が排出孔からケーシング内に浸入するのを
防止する。 【構成】 筒部７下端部位に形成された排出孔７ｂから
排出される水を受ける誘導流路１２ｂを、ラジエータ１
側に連結するための取り付けブラケット１２に形成し、
誘導流路１２ｂの前半部が、ファンボス部３ａと外側リ
ブ３ｂとで覆われるように構成したファンモータの水抜
き構造。
ンボス部側端部を、ファンボス部とリブによって覆うよ
うにして、水が排出孔からケーシング内に浸入するのを
防止する。 【構成】 筒部７下端部位に形成された排出孔７ｂから
排出される水を受ける誘導流路１２ｂを、ラジエータ１
側に連結するための取り付けブラケット１２に形成し、
誘導流路１２ｂの前半部が、ファンボス部３ａと外側リ
ブ３ｂとで覆われるように構成したファンモータの水抜
き構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジエータ等を冷却す
るためのファンモータの水抜き構造に関するものであ
る。
るためのファンモータの水抜き構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種ファンモータのなかには、ケーシング下部に、モ
ータ内に浸入した水を排出するための排出孔を穿設する
と共に、この排出孔に、排出された水の誘導をするドレ
ンカバーを取付けたものがあり、例えば実公平６−１５
４７８号公報に示すようなものがある。ところでこのも
のは、ファン回転により起風された冷却風がドレンカバ
ー内を吹き抜けて水がモータ内に逆流しないよう配慮す
る必要があり、そのため、ドレンカバーの前後を塞いだ
ものにしている。ところがこの様にすると、ドレンカバ
ーに溜った水の排出がどうしても滞りがちになり、これ
を回避するためには特別な誘導路を形成しなければなら
ず、構造が複雑になるという問題がある。
この種ファンモータのなかには、ケーシング下部に、モ
ータ内に浸入した水を排出するための排出孔を穿設する
と共に、この排出孔に、排出された水の誘導をするドレ
ンカバーを取付けたものがあり、例えば実公平６−１５
４７８号公報に示すようなものがある。ところでこのも
のは、ファン回転により起風された冷却風がドレンカバ
ー内を吹き抜けて水がモータ内に逆流しないよう配慮す
る必要があり、そのため、ドレンカバーの前後を塞いだ
ものにしている。ところがこの様にすると、ドレンカバ
ーに溜った水の排出がどうしても滞りがちになり、これ
を回避するためには特別な誘導路を形成しなければなら
ず、構造が複雑になるという問題がある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるファンモ
ータの水抜き構造を提供することを目的として創案され
たものであつて、ケーシングから突出するモータ軸にフ
ァンボス部を固定してなるファンモータにおいて、前記
ケーシング外周面に、ケーシング下部に形成の排出孔か
ら排出される水を少なくともファンボス部側方向に向け
て誘導する誘導流路を形成する一方、ファンボス部に
は、ケーシング外周面を覆うべく突出する円筒状のリブ
を、少なくとも誘導流路のファンボス部側端部を覆う位
置まで延出するようにして設けたことを特徴とするもの
である。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるファンモ
ータの水抜き構造を提供することを目的として創案され
たものであつて、ケーシングから突出するモータ軸にフ
ァンボス部を固定してなるファンモータにおいて、前記
ケーシング外周面に、ケーシング下部に形成の排出孔か
ら排出される水を少なくともファンボス部側方向に向け
て誘導する誘導流路を形成する一方、ファンボス部に
は、ケーシング外周面を覆うべく突出する円筒状のリブ
を、少なくとも誘導流路のファンボス部側端部を覆う位
置まで延出するようにして設けたことを特徴とするもの
である。
【０００４】そして本発明は、この構成によつて、誘導
流路のファンボス部側端部をファンボス部とリブとによ
って覆うようにして、特別な覆いを形成しなくてもよい
ようにしたものである。
流路のファンボス部側端部をファンボス部とリブとによ
って覆うようにして、特別な覆いを形成しなくてもよい
ようにしたものである。
【０００５】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、１は自動車等の車両に搭載さ
れ、エンジン冷却水を冷却するためのラジエータであっ
て、該ラジエータ１は、ラジエータ１の後方に配設され
る電動ファン装置２により冷却されるが、該電動ファン
装置２は、ファン３と該ファン３を回転せしめるファン
モータ４とで構成され、ファンモータ４の回転に基づい
て矢印Ａ方向を向く風路の冷却風を前記ラジエータ１に
送風するように設定されおり、これらは従来通りの構成
となっている。
明する。図面において、１は自動車等の車両に搭載さ
れ、エンジン冷却水を冷却するためのラジエータであっ
て、該ラジエータ１は、ラジエータ１の後方に配設され
る電動ファン装置２により冷却されるが、該電動ファン
装置２は、ファン３と該ファン３を回転せしめるファン
モータ４とで構成され、ファンモータ４の回転に基づい
て矢印Ａ方向を向く風路の冷却風を前記ラジエータ１に
送風するように設定されおり、これらは従来通りの構成
となっている。
【０００６】そして、前記ファンモータ４を構成するケ
ーシング５は、内周面に永久磁石６が止着されてヨーク
を構成する有底筒状の筒部７と、該筒部７の開口端部を
覆蓋するよう着脱自在に設けられるエンドブラケット８
とで構成されており、ケーシング５に内装される回転子
９の回転軸９ａは、軸受１０、１１を介してエンドブラ
ケット８および筒部７の底面部７ａに回動自在に軸承さ
れ、前記底面部７ａから貫通した回転軸前端部９ｂにフ
ァン３を構成するファンボス部３ａが一体的に止着され
ている。また、１２はケーシング筒部７の外周面に嵌着
される略筒状の取り付けブラケットであって、該取り付
けブラケット１２の後部には三つの取り付け片１２ａが
外径側に突出する状態で折曲形成されており、取り付け
片１２ａをラジエータ１の背面側に一体的に形成された
シュラウド１３に螺子止め固定することで、ファンモー
タ４のラジエータ１の後方への止着ができるように構成
されている。
ーシング５は、内周面に永久磁石６が止着されてヨーク
を構成する有底筒状の筒部７と、該筒部７の開口端部を
覆蓋するよう着脱自在に設けられるエンドブラケット８
とで構成されており、ケーシング５に内装される回転子
９の回転軸９ａは、軸受１０、１１を介してエンドブラ
ケット８および筒部７の底面部７ａに回動自在に軸承さ
れ、前記底面部７ａから貫通した回転軸前端部９ｂにフ
ァン３を構成するファンボス部３ａが一体的に止着され
ている。また、１２はケーシング筒部７の外周面に嵌着
される略筒状の取り付けブラケットであって、該取り付
けブラケット１２の後部には三つの取り付け片１２ａが
外径側に突出する状態で折曲形成されており、取り付け
片１２ａをラジエータ１の背面側に一体的に形成された
シュラウド１３に螺子止め固定することで、ファンモー
タ４のラジエータ１の後方への止着ができるように構成
されている。
【０００７】ところで、前記筒部７の下端部位にはケー
シング内の水を排出するための排出孔７ｂが穿設されて
いるが、該排出孔７ｂの穿設位置は、本実施例では前記
取り付けブラケット１２の前後幅方向略中央位置となる
ように設定されている。一方、取り付けブラケット１２
の下端部位には前後方向に貫通するよう凹設された誘導
流路１２ｂが形成されており、筒部７の排出孔７ｂに対
向するように設定されていて、排出孔７ｂから排出され
た水を誘導流路１２ｂを介して外部に排出するよう構成
されている。
シング内の水を排出するための排出孔７ｂが穿設されて
いるが、該排出孔７ｂの穿設位置は、本実施例では前記
取り付けブラケット１２の前後幅方向略中央位置となる
ように設定されている。一方、取り付けブラケット１２
の下端部位には前後方向に貫通するよう凹設された誘導
流路１２ｂが形成されており、筒部７の排出孔７ｂに対
向するように設定されていて、排出孔７ｂから排出され
た水を誘導流路１２ｂを介して外部に排出するよう構成
されている。
【０００８】一方、回転軸先端部９ｂが止着されるファ
ンボス部３ａには、その外周縁から後方に向けて突出す
る円筒状の外側リブ３ｂが一体形成されていて、ケーシ
ング筒部７の前側外周面を覆う構成となっているが、該
リブ３ｂの突出後端は、前記取り付けブラケット１２の
前半部を略覆う位置にまで延出される設定になってい
る。さらに、ファン３の羽根３ｃは外側リブ３ｂの筒状
外周面から外径側に向けて一体的に突出形成され、これ
によって、羽根３ｃの形成位置が、前記誘導流路１２ｂ
の前端部、つまり風路上手側端部にオーバーラップする
設定になっている。因みに、本実施例においては、誘導
流路１２ｂが取り付けブラケット１２の取り付け片１２
ａ形成部位に形成されていて、取り付け片１２ａに止着
されるシュラウド１３によって誘導流路１２ｂの後方か
らの水の浸入を防止する設定となっている。尚、３ｄ、
３ｅはファンボス部３ａの後面から後方に向けて、径方
向に並設される状態で突設された筒状の内側リブであっ
て、これら内側リブ３ｄ、３ｅの後端部は、筒部底面部
７ａに近接対向するようになっていて、ボス部３ａに浸
入する流路を迷路構造にするよう構成されている。
ンボス部３ａには、その外周縁から後方に向けて突出す
る円筒状の外側リブ３ｂが一体形成されていて、ケーシ
ング筒部７の前側外周面を覆う構成となっているが、該
リブ３ｂの突出後端は、前記取り付けブラケット１２の
前半部を略覆う位置にまで延出される設定になってい
る。さらに、ファン３の羽根３ｃは外側リブ３ｂの筒状
外周面から外径側に向けて一体的に突出形成され、これ
によって、羽根３ｃの形成位置が、前記誘導流路１２ｂ
の前端部、つまり風路上手側端部にオーバーラップする
設定になっている。因みに、本実施例においては、誘導
流路１２ｂが取り付けブラケット１２の取り付け片１２
ａ形成部位に形成されていて、取り付け片１２ａに止着
されるシュラウド１３によって誘導流路１２ｂの後方か
らの水の浸入を防止する設定となっている。尚、３ｄ、
３ｅはファンボス部３ａの後面から後方に向けて、径方
向に並設される状態で突設された筒状の内側リブであっ
て、これら内側リブ３ｄ、３ｅの後端部は、筒部底面部
７ａに近接対向するようになっていて、ボス部３ａに浸
入する流路を迷路構造にするよう構成されている。
【０００９】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、ファンモータ４の駆動によってファン３が回転
し、羽根３ｃの起風作用によって発生する矢印Ａ方向の
冷却風がラジエータ１を冷却することになるが、この場
合に、ケーシング５内に浸入した水は排出孔７ｂ、誘導
流路１２ｂを経由して外部に排出される。
いて、ファンモータ４の駆動によってファン３が回転
し、羽根３ｃの起風作用によって発生する矢印Ａ方向の
冷却風がラジエータ１を冷却することになるが、この場
合に、ケーシング５内に浸入した水は排出孔７ｂ、誘導
流路１２ｂを経由して外部に排出される。
【００１０】このように、本発明が実施されたものにお
いては、排出孔７ｂ、誘導流路１２ｂを形成してケーシ
ング５内の水を外部に排出できるが、排出孔７ｂは、外
径方向が誘導流路１２ｂによって覆われ、しかも該誘導
流路１２ｂの前半部、つまり冷却風路上手側およびその
外径側がファンボス部３ａと外側リブ３ｂとによって塞
がれた状態となっており、この結果、ファン３で起風さ
れた冷却風の風路に誘導流路１２ｂの上手側端部が直接
晒されて冷却風が誘導流路１２ｂを吹き抜けてしまうこ
とが回避されることになって、該吹き抜ける冷却風によ
って運ばれる水のケーシング５内への浸入を防止でき
る。
いては、排出孔７ｂ、誘導流路１２ｂを形成してケーシ
ング５内の水を外部に排出できるが、排出孔７ｂは、外
径方向が誘導流路１２ｂによって覆われ、しかも該誘導
流路１２ｂの前半部、つまり冷却風路上手側およびその
外径側がファンボス部３ａと外側リブ３ｂとによって塞
がれた状態となっており、この結果、ファン３で起風さ
れた冷却風の風路に誘導流路１２ｂの上手側端部が直接
晒されて冷却風が誘導流路１２ｂを吹き抜けてしまうこ
とが回避されることになって、該吹き抜ける冷却風によ
って運ばれる水のケーシング５内への浸入を防止でき
る。
【００１１】さらにこのものでは、羽根３ｃが、前記誘
導流路１２ｂの前半部にオーバーラップする状態で設け
られているため、羽根３ｃの回転により起風される冷却
風の誘導流路１２ｂの前端部からの浸入がより確実に回
避されることになって、ケーシング５内への水の浸入が
さらに低減する。
導流路１２ｂの前半部にオーバーラップする状態で設け
られているため、羽根３ｃの回転により起風される冷却
風の誘導流路１２ｂの前端部からの浸入がより確実に回
避されることになって、ケーシング５内への水の浸入が
さらに低減する。
【００１２】尚、本発明は上記実施例に限定されること
は勿論なく、誘導流路を取り付けブラケットに一体形成
するのではなく、図５、図６に示す第二実施例のように
別体で実施してもよい。つまり第二実施例のものでは、
取り付けブラケット１４を、筒部７の排出孔７ｂ穿設位
置までには至らない幅狭なものとする一方、排出孔７ｂ
に抜止め状に設けられるドレンカバー１５を、取付けブ
ラケット１４の前方に隣接する状態で止着している。こ
のドレンカバー１５は、排出孔７ｂに強制嵌合して抜止
めするための嵌合部１５ａ、該嵌合部１５ａの下端部に
形成されて排出孔７ｂからの水を受けて誘導流路１５ｂ
を形成するための樋状部１５ｃ、該樋状部１５ｃの後端
部に形成される壁板部１５ｄにより形成されており、そ
して樋状部１５ｃの前端位置、つまりファンボス部側端
位置を越えて前記外側リブ３ｂが延出して覆う設定にな
っており、この様にすることで、誘導流路１５ｂの冷却
風路上手側端が冷却風に晒されることがなく、冷却風の
吹き抜けによる水の浸入を防止できる。しかもこのもの
では、誘導流路１５ｂの後端部に壁板部１５ｄが形成さ
れていて、該後端部側から誘導流路１５ｂへの浸入も防
止されるため、より一層の防水性能の向上を計ることが
できる。因みに、第二実施例では壁板部１５ｂと樋状部
１５ｃとのあいだに隙間１５ｅが形成されていて、該側
での排水ができる設定になっているが、これを閉じて該
側からの排水ができないように構成することもでき、こ
の様にしたときには、誘導流路１５ｂの後端側からの水
の浸入を完全に防止できる。
は勿論なく、誘導流路を取り付けブラケットに一体形成
するのではなく、図５、図６に示す第二実施例のように
別体で実施してもよい。つまり第二実施例のものでは、
取り付けブラケット１４を、筒部７の排出孔７ｂ穿設位
置までには至らない幅狭なものとする一方、排出孔７ｂ
に抜止め状に設けられるドレンカバー１５を、取付けブ
ラケット１４の前方に隣接する状態で止着している。こ
のドレンカバー１５は、排出孔７ｂに強制嵌合して抜止
めするための嵌合部１５ａ、該嵌合部１５ａの下端部に
形成されて排出孔７ｂからの水を受けて誘導流路１５ｂ
を形成するための樋状部１５ｃ、該樋状部１５ｃの後端
部に形成される壁板部１５ｄにより形成されており、そ
して樋状部１５ｃの前端位置、つまりファンボス部側端
位置を越えて前記外側リブ３ｂが延出して覆う設定にな
っており、この様にすることで、誘導流路１５ｂの冷却
風路上手側端が冷却風に晒されることがなく、冷却風の
吹き抜けによる水の浸入を防止できる。しかもこのもの
では、誘導流路１５ｂの後端部に壁板部１５ｄが形成さ
れていて、該後端部側から誘導流路１５ｂへの浸入も防
止されるため、より一層の防水性能の向上を計ることが
できる。因みに、第二実施例では壁板部１５ｂと樋状部
１５ｃとのあいだに隙間１５ｅが形成されていて、該側
での排水ができる設定になっているが、これを閉じて該
側からの排水ができないように構成することもでき、こ
の様にしたときには、誘導流路１５ｂの後端側からの水
の浸入を完全に防止できる。
【００１３】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、ケーシング内に浸入した水は排出
孔から誘導流路を経由して外部に排出されるが、排出孔
の外径方向は誘導流路に覆われ、しかもこの誘導流路
は、ファンボス部側端部およびその外径部がファンボス
部とリブとによって覆われた状態になって、ファンで起
風された冷却風が誘導流路を吹き抜けることが回避され
て、冷却風により水がケーシング内に持ち込まれて浸入
することを防止できる。
れたものであるから、ケーシング内に浸入した水は排出
孔から誘導流路を経由して外部に排出されるが、排出孔
の外径方向は誘導流路に覆われ、しかもこの誘導流路
は、ファンボス部側端部およびその外径部がファンボス
部とリブとによって覆われた状態になって、ファンで起
風された冷却風が誘導流路を吹き抜けることが回避され
て、冷却風により水がケーシング内に持ち込まれて浸入
することを防止できる。
【図１】ファン装置の側面断面図である。
【図２】取り付けブラケットの正面図である。
【図３】図２におけるＸ−Ｘ断面図である。
【図４】要部の拡大正面断面図である。
【図５】第二実施例のファン装置の側面断面図である。
【図６】図６（Ａ）はドレンカバーの正面図であり、図
６（Ｂ）は図６（Ａ）のＹ−Ｙ断面図であり、図６
（Ｃ）はドレンカバーの背面図であり、図６（Ｄ）はド
レンカバーの平面図である。
６（Ｂ）は図６（Ａ）のＹ−Ｙ断面図であり、図６
（Ｃ）はドレンカバーの背面図であり、図６（Ｄ）はド
レンカバーの平面図である。
１ ラジエータ ２ 電動ファン装置 ３ ファン ３ａ ファンボス部 ３ｂ 外側リブ ４ ファンモータ ５ ケーシング ６ 永久磁石 ７ 筒部 ７ａ 底面部 ８ エンドブラケット ９ａ 回転軸 １２ 取り付けブラケット １２ｂ 誘導流路 １３ シュラウド
Claims (3)
- 【請求項１】 ケーシングから突出するモータ軸にファ
ンボス部を固定してなるファンモータにおいて、前記ケ
ーシング外周面に、ケーシング下部に形成の排出孔から
排出される水を少なくともファンボス部側方向に向けて
誘導する誘導流路を形成する一方、ファンボス部には、
ケーシング外周面を覆うべく突出する円筒状のリブを、
少なくとも誘導流路のファンボス部側端部を覆う位置ま
で延出するようにして設けたことを特徴とするファンモ
ータの水抜き構造。 - 【請求項２】 請求項１において、リブは羽根が突設さ
れるボス部外周であることを特徴とするファンモータの
水抜き構造。 - 【請求項３】 請求項１または２において、羽根は、誘
導流路の風路上手側端部にオーバーラップしていること
を特徴とするファンモータの水抜き構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17137695A JP3545846B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | ファンモータの水抜き構造 |
| US08/762,057 US5929544A (en) | 1995-06-14 | 1996-12-09 | Drainage structure of fan motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17137695A JP3545846B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | ファンモータの水抜き構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099551A true JPH099551A (ja) | 1997-01-10 |
| JP3545846B2 JP3545846B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=15922038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17137695A Expired - Fee Related JP3545846B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | ファンモータの水抜き構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5929544A (ja) |
| JP (1) | JP3545846B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008131791A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | T Rad Co Ltd | ファンモータの水抜構造 |
| JP2009254205A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Mitsuba Corp | 電動モータ |
| JP2012095402A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Mitsuba Corp | 車両用電動モータ |
| JP2016121574A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | ダイハツ工業株式会社 | 車載ラジエータ用ファンシュラウド |
| US9655474B2 (en) | 2011-02-25 | 2017-05-23 | Whirlpool Corporation | Food processing device with an externally operated adjustment mechanism |
| US10427316B2 (en) | 2010-04-29 | 2019-10-01 | Whirlpool Corporation | Food processor with adjustable blade assembly |
| US10449685B2 (en) | 2010-04-29 | 2019-10-22 | Whirlpool Corporation | Food processor with adjustable blade assembly |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MXPA02010777A (es) * | 2000-05-03 | 2003-03-27 | Horton Inc | Un sistema de enfriamiento con ventilador de motor con anillo dc sin escobillas.. |
| US6563240B2 (en) | 2001-04-24 | 2003-05-13 | A. O. Smith Corporation | Electric motor having a rain baffle |
| US7419368B2 (en) * | 2002-01-04 | 2008-09-02 | Fan-Tastic Vent Corporation | Air circulation device |
| US7374408B2 (en) * | 2003-12-22 | 2008-05-20 | Valeo Electrical Systems, Inc. | Engine cooling fan motor with reduced water entry protection |
| JP4508119B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2010-07-21 | 株式会社デンソー | スタータ |
| US7699587B2 (en) * | 2006-02-01 | 2010-04-20 | Robert Bosch Gmbh | Cooling channel for automotive HVAC blower assembly |
| US7762765B2 (en) * | 2007-04-19 | 2010-07-27 | Fan-Tastic Vent | Fan with attachment hooks |
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