JPH099065A - 画像デ−タの圧縮符号化方法および復号化方法 - Google Patents

画像デ−タの圧縮符号化方法および復号化方法

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JPH099065A
JPH099065A JP7172823A JP17282395A JPH099065A JP H099065 A JPH099065 A JP H099065A JP 7172823 A JP7172823 A JP 7172823A JP 17282395 A JP17282395 A JP 17282395A JP H099065 A JPH099065 A JP H099065A
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JP
Japan
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pattern
data
representative
density
image data
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Pending
Application number
JP7172823A
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English (en)
Inventor
Shinichi Katsuno
進一 勝野
Makoto Ito
伊藤  誠
Tomohiro Inoue
知広 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Nagano Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
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Publication of JPH099065A publication Critical patent/JPH099065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の画質を低下させることなく、画像デー
タの符号量を圧縮化することができる画像データの圧縮
符号化方法を提供することを主目的とする。 【構成】 擬似階調画像データを圧縮符号化する画像デ
ータの圧縮符号化方法において、予め設定した大きさの
画素領域15における黒画素16の配置を示す原パター
ンの各々にそれぞれ一致または近似する複数の代表パタ
ーンをパターン番号と画素領域15における黒画素16
の数に基づく濃度とに対応させてそれぞれ記憶し、擬似
階調画像データを区画化し、区画化した画素領域15の
黒画素16の数に基づいて濃度を示す濃度データを生成
し、その濃度に対応して記憶している代表パターンか
ら、原パターンに一致または最も近似する代表パターン
を1つ選択し、選択した代表パターンのパターン番号デ
ータと濃度データとで画素領域15における擬似階調画
像データを特定することにより圧縮符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の画像
電送装置や、電子ブックおよび画像ファイリング等の画
像記録装置などにおいて画像データを圧縮および復号化
するために利用されるものであって、詳しくは、擬似表
現手法によって擬似階調化された画像データを、代表パ
ターンを用いて圧縮符号化する画像データの圧縮符号化
方法、およびその復号化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像データの圧縮符号化方法と
して、特開昭62−140553号公報に記載されてい
るものが知られている。この従来の圧縮符号化方法で
は、まず、n×nのマトリクス状の画素領域を符号化の
一単位とし、各画素領域に含まれる黒画素または白画素
の数それぞれに応じた代表パターンを各一パターンずつ
一義的に定めている。そして、ディザマトリクスを用い
た組織的ディザ法などにより擬似的に階調表現した擬似
階調画像データを前記画素領域毎に区画化し、その区画
化した各画素領域に含まれている黒画素の数に対応する
代表パターンのパターン番号で表すことによって、擬似
階調画像データを圧縮符号化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
画像圧縮化方法には以下の問題点がある。第1に、他の
装置によって擬似階調化された擬似階調画像データを圧
縮符号化する場合に問題が生じる。すなわち、擬似階調
化したときの組織的ディザ法におけるディザマトリクス
と、区画化した画素領域のマトリクスとの大きさ(行お
よび列の数)が必ずしも一致するとは限らない。一致し
ない場合には、組織的ディザ法によって擬似階調化した
画像データの性質を変化させてしまう結果、復号化した
画像データに基づく画質を大きく劣化させてしまう。第
2に、各画素領域に含まれている黒画素または白画素の
数に基づいて代表パターンを一義的に定めているため、
黒画素の数が同じであってもその配置が異なる複数のパ
ターンが同一の代表パターンで代表される結果、この圧
縮した画像データに基づく画像に代表パターンの周期性
が現れてしまう。このため、擬似階調画像データが誤差
拡散法などによって擬似階調化されたものである場合に
は、組織的ディザ法のディザマトリクスによる周期性を
なくして画質を向上させるという誤差拡散法の利点がな
くなり、かえって画質の劣化が顕著になってしまうとい
う問題がある。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、擬似階調化された画像データに基づく画像
の画質を低下させることなく、画像データの符号量を圧
縮化することができる画像データの圧縮符号化方法を提
供することを目的とする。また、この圧縮符号化方法に
よって圧縮符号化した画像データに基づく画像の画質を
低下させることなく、画像データを復号化する画像デー
タの復号化方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の画像データの圧縮符号化方法は、擬似階調
画像データを圧縮符号化する画像データの圧縮符号化方
法において、予め設定した大きさの画素領域における黒
画素および/または白画素の配置を示す原パターンの各
々にそれぞれ一致または近似する複数の代表パターンを
代表パターンのパターン番号と画素領域における黒画素
の数に基づく濃度とに対応させてそれぞれ記憶し、画素
領域を一単位として擬似階調画像データを区画化し、区
画化した画素領域の黒画素の数に基づいて濃度を示す濃
度データを生成し、その濃度に対応して記憶している代
表パターンから、画素領域の原パターンに一致または最
も近似する代表パターンを1つ選択し、選択した代表パ
ターンのパターン番号データと生成した濃度データとで
画素領域における擬似階調画像データを特定することに
より圧縮符号化することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の画像データの圧縮符号化方
法は、請求項1記載の画像データの圧縮符号化方法にお
いて、擬似階調画像データの元になる階調画像データに
基づく階調画像における濃度変化が大きい部分である画
像の境界領域を含む複数の境界領域用代表パターンと画
像の境界領域を含まない複数の非境界領域用代表パター
ンとを代表パターンとして記憶し、区画化した画素領域
の原パターンに画像の境界領域が含まれているか否かを
判別し、判別結果に応じて境界領域用代表パターンおよ
び非境界領域用代表パターンのいずれか一方から原パタ
ーンに一致または最も近似する代表パターンを1つ選択
することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の画像データの圧縮符号化方
法は、請求項1または2記載の画像データの圧縮符号化
方法において、原パターンに一致または近似する1つの
代表パターンを原パターンの各々にそれぞれ対応させて
記憶し、区画化した画素領域の原パターンに一致または
最も近似する代表パターンを1つ選択する際に、原パタ
ーンに対応して記憶している代表パターンを選択するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4記載の画像データの圧縮符号化方
法は、請求項1から3のいずれかに記載の画像データの
圧縮符号化方法において、濃度データをさらに圧縮符号
化することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の画像データの復号化方法
は、予め設定した大きさの画素領域における黒画素の数
に基づく濃度を示す濃度データと、画素領域における黒
画素および/または白画素の配置を示す原パターンに一
致または近似する代表パターンのパターン番号データと
で特定することによって擬似階調画像データを圧縮符号
化した画像データを復号化する画像データの復号化方法
であって、すべての代表パターンの各々を画素領域の濃
度データおよびパターン番号データに対応させてそれぞ
れ記憶し、入力した前記濃度データおよびパターン番号
データに対応して記憶している代表パターンを読み出
し、読み出した代表パターンを擬似階調画像データに復
号化することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の画像データの復号化方法は
請求項5記載の画像データの復号化方法において、擬似
階調画像データの元になる階調画像データに基づく階調
画像における濃度変化が大きい部分である画像の境界領
域を含む複数の境界領域用代表パターンと画像の境界領
域を含まない複数の非境界領域用代表パターンとが代表
パターンに含まれ、入力した濃度データ、および/また
は濃度データに対応する画素領域の周辺の画素領域に対
応する他の濃度データに基づいて濃度データに対応する
画素領域に画像の境界領域が含まれているか否かを判別
し、判別結果に応じて境界領域用代表パターンおよび非
境界領域用代表パターンのいずれか一方から記憶してい
る代表パターンを読み出すことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の画像データの圧縮符号化方法に
よれば、まず、予め設定した大きさの画素領域を一単位
として擬似階調画像データを区画化する。次いで、区画
化した画素領域の黒画素の数に基づいて、その画素領域
の濃度を示す濃度データを生成する。次に、その濃度に
対応して記憶している複数の代表パターンから、その画
素領域の原パターンに一致または最も近似する代表パタ
ーンを、パターン間の距離の測定などによって1つ選択
する。そして、選択した代表パターンのパターン番号デ
ータと濃度データとで、擬似階調画像データを特定する
ことによって圧縮符号化する。つまり、例えば、4×4
のマトリクス状の画像領域を一単位とした場合、入力さ
れた擬似階調画像データは画素単位毎に黒および白の2
値データで特定されているため、本来16ビットの符号
量である。一方、本方法によれば、代表パターンのパタ
ーン番号データは、濃度0と16では0ビットで表すこ
とができる。また、濃度1と15、および濃度2〜14
については、それぞれ3ビット(8種類)および6ビッ
ト(64種類)で表せば、画質の劣化が視覚的に問題と
ならない。したがって、各濃度が等確率で発生するもの
とすると、パターン番号データの符号長は4.94ビッ
トとなる。また、濃度データについては、4ビットで表
すことができ、全体として、8.94ビットの符号量に
なる。この結果、擬似階調画像データの符号量に対し
て、約55.88%に圧縮することができる。
【0012】請求項2記載の画像データの圧縮符号化方
法によれば、代表パターンは、疑似階調画像データの元
になる階調画像データに基づく階調画像における濃度変
化が大きい部分である画像の境界領域(以下、「境界領
域」という)を含む複数の境界領域用代表パターンと、
境界領域を含まない複数の非境界領域用代表パターンと
に分けて記憶されている。このため、パターン番号を表
すための符号量が半分になり、さらに圧縮することがで
きる。
【0013】請求項3記載の画像データの圧縮符号化方
法によれば、区画化した画素領域の原パターンに一致ま
たは最も近似する代表パターンが、原パターンの各々に
対応して記憶されているため、パターン間の距離の測定
などを行わずに、代表パターンを直ちに選択することが
できる。この結果、代表パターンの選択処理に要する時
間を短縮することができる。
【0014】請求項4記載の画像データの圧縮符号化方
法によれば、濃度データを予測符号およびハフマン符号
などによってさらに圧縮符号化するため、濃度データを
表すための符号量がさらに少なくなり、この結果、さら
に符号量を低下させることができる。
【0015】請求項5記載の画像データの復号化方法に
よれば、濃度データとパターン番号データとからなる画
像データが入力されると、濃度データおよびパターン番
号データに対応して記憶している代表パターンが読み出
され、読み出された代表パターンを擬似階調画像データ
に復号化する。つまり、伝送先から伝送されてくるパタ
ーン番号データに対応する代表パターンを予め記憶して
いるため、復号化の際に読み出す代表パターンと、伝送
先で特定した代表パターンとが必ず一致する。この結
果、復号化の際に、画像領域における黒画素および白画
素の配置がずれることがないので、画像の劣化を防止す
ることができる。また、代表パターンを予め記憶してい
るため、代表パターンの内容を直ちに特定することがで
き、この結果、復号化処理を高速に行うことができる。
【0016】請求項6記載の画像データの復号化方法に
よれば、入力した濃度データおよびパターン番号データ
に基づいて代表パターンを読み出す際に、入力した濃度
データ、および/またはその濃度データに対応する画素
領域の周辺の画素領域に対応する他の濃度データに基づ
いて、その濃度データに対応する画素領域に境界領域が
含まれているか否かを判別する。そして、判別結果に応
じて境界領域用代表パターンおよび非境界領域用代表パ
ターンのいずれか一方から代表パターンを読み出す。こ
の結果、少ない符号量で代表パターンを特定しても、復
号化の際に、画像領域における黒画素および白画素の配
置がずれることがないので、画像の劣化を防止すること
ができる。また、代表パターンを予め記憶しているた
め、代表パターンの内容を直ちに特定することができ、
この結果、復号化処理を高速に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
に係る画像データの圧縮符号化方法および復号化方法を
それぞれ適用したファクシミリ装置の画像データ圧縮符
号化装置および画像データ復号化装置について説明す
る。
【0018】図1に示すように、画像データ圧縮符号化
装置1は、インターフェース部2、ブロック化処理部
3、RAM4、濃度データ生成部5、濃度データ圧縮部
6、境界領域判別部7、代表パターンデータ記憶部8、
代表パターン選択部9および圧縮符号データ出力部10
を備えている。画像データ圧縮符号化装置1は、インタ
ーフェース部2を介して入力した擬似階調画像データを
4×4のマトリクス状の画素領域にブロック化(区画
化)し、ブロック化した画素領域における黒画素および
白画素の配置を示す原パターンに一致または近似する代
表パターンのパターン番号データと、その画素領域にお
ける黒画素の数を示す濃度データとを用いることによっ
て、擬似階調画像データを圧縮符号化する。
【0019】インターフェース部2は、ファクシミリ装
置の画像読取部(図示せず)に接続され、画像読取部に
よって読み取られて擬似階調化された送信画像の擬似階
調画像データを入力する。この場合、画像読取部は、読
み取った黒および白の2値の画像データをn×n(nは
整数)のマトリクス状の画素領域にブロック化し、ブロ
ック化した画素領域における黒画素の数を増減すること
によって、中間調表現した擬似階調画像データを生成す
る。
【0020】ブロック化処理部3は、画像読取部の読取
走査方向(図2の矢印A方向)に対応して入力される擬
似階調画像データが、送信画像と相似する擬似空間(図
2参照)上に配列されるように、その擬似階調画像デー
タをRAM4に記憶させる。次いで、ブロック化処理部
3は、擬似階調画像データを、図2の太い実線で示すよ
うに、4×4の画素領域15にブロック化し、ブロック
化した各画素領域15,15・・(図3参照)における
黒画素16および白画素17の配置を示す原パターンを
表す原パターンデータをそれぞれ生成し、これを濃度デ
ータ生成部5および代表パターン選択部9に出力する。
【0021】濃度データ生成部5は、各画素領域15の
中の黒画素16の数をカウントし、カウント値に応じた
濃度を示す濃度データを生成し、これを濃度データ圧縮
部6、境界領域判別部7および代表パターン選択部9に
出力する。
【0022】濃度データ圧縮部6は、各画素領域15の
濃度を線形予測すると共に、ハフマン符号を用いて濃度
データを圧縮符号化する。具体的には、線形予測では、
図4に示すように、対象となる画素領域15aと同じ行
で1つ左の画素領域15bと、1つ上の行の3つの画素
領域15c,15d,15eとの4つの画素領域の濃度
の平均値を基に、対象となる画素領域15aの濃度を推
定し、その推定誤差を情報として扱う。つまり、具体例
を図4に示して説明すれば、画素領域15aの濃度が値
「8」で、かつ推定された濃度が値「7」のときは、推
定誤差は値「1」となる。次に、ハフマン符号化では、
公知技術であるハフマン符号化手法によって、推定誤差
を符号化して新たな濃度データとして出力する。この結
果、圧縮符号化後の濃度データの平均符号長は、例え
ば、風景画を線形予測し、特定種類のハフマン符号化手
法によって圧縮符号化した場合、約2.597ビットに
なる。
【0023】境界領域判別部7は、対象となる画素領域
15aに境界領域が含まれているか否かを判別する。具
体的には、図4に示すように、境界領域判別部7は、対
象となる画素領域15aの濃度をd(p,q)とすると
(pは4×4のマトリクスを一単位としてブロック化し
た場合のブロック化した画素領域の行を示し、qはその
場合の列を示す)、d(p,q)とd(p−1,q)と
の差の絶対値が値Tよりも大きい場合、またはd(p,
q)とd(p,q−1)との差の絶対値が値Tよりも大
きい場合に、その領域d(p,q)に境界領域が含まれ
ていると判別する。つまり、境界領域判別部7は、対象
となる画素領域15aとその周囲の画素領域15,15
・・との濃度の差が所定量以上のときは、対象となる画
素領域15aに境界領域が含まれていると判別する。こ
の場合、値Tは、画素領域15のマトリクスの大きさに
よって変化するが、本実施例のように4×4のマトリク
スのときは、例えば、値「4」を用いる。境界領域判別
部7は、この判別結果を判別データとして代表パターン
選択部9に出力する。なお、境界領域が含まれているか
否かの判別は、この方法に限定されず、既に入力されて
いる疑似階調画像データを元に推定する方法などであっ
てもよい。
【0024】代表パターン記憶部8は、特に限定されな
いがROMで構成され、画素領域15におけるすべての
原パターンの各々にそれぞれ一致または近似する複数の
代表パターンと、その代表パターンのパターン番号およ
び画素領域15の黒画素16の数に対応させて記憶す
る。この場合、代表パターンは、画素領域15に画像の
境界領域を含まない非境界領域用代表パターンと、画像
の境界領域を含む境界領域用代表パターンの2種類があ
り、両代表パターンは、非境界領域用代表パターンテー
ブル8aおよび境界領域用代表パターンテーブル8bに
分けてそれぞれ記憶されている。両代表パターンテーブ
ル8a,8bは、それぞれ、濃度1および15について
は8パターン、濃度2〜14については、64パターン
を記憶している。
【0025】なお、4×4の画素領域において濃度が値
「8」の原パターンは12870種類存在するが、発明
者の実験によれば、例えば、風景画を組織的ディザ法に
よって擬似階調化した場合、このうちの99%が、発生
頻度の大きい上位64パターンで占められている。ま
た、同じ画像を誤差拡散法によって擬似階調化した場合
は、発生頻度が大きい上位64パターンにより全体の約
35%が占められる。したがって、誤差拡散法による擬
似階調化データについては、図5に示す非境界領域用代
表パターンおよび図6に示す境界領域用代表パターンを
それぞれ64種類(合計128種類)記憶することによ
り、原パターンの殆どに一致させることができる。ま
た、一致しない原パターンについては、原パターン内の
黒画素16の1つが代表パターンと比べてマトリクスの
1コマがずれているだけで、殆ど視覚的に問題が生じな
い程度に近似させられている。このように、本実施例で
は代表パターンを上記の2つに分けることにより、代表
パターンを特定するためのパターン番号の符号長を短く
し、これにより、符号量を低下させている。また、図5
および6に示すように、非境界領域用代表パターンと境
界領域用代表パターンには、同一のパターンが存在する
が、このようなパターンは、境界領域および非境界領域
の両者を構成する。したがって、本発明における「境界
領域を含む複数の境界領域用代表パターン」とは、非境
界領域のみを含む代表パターンを除いた他の代表パター
ンを意味し、逆に、本発明における「境界領域を含まな
い複数の非境界領域用代表パターン」とは、境界領域の
みを含む代表パターンを除いた他の代表パターンを意味
する。
【0026】代表パターン選択部9は、代表パターン読
出部11とパターン比較部12とを備え、ブロック化処
理部3によって生成された原パターンに一致または最も
近似する代表パターンを1つ選択する。
【0027】代表パターン読出部11は、境界領域判別
部7の判別結果および濃度データによって示される黒画
素の数の両者に基づいて、非境界領域用代表パターンテ
ーブル8aおよび境界領域用代表パターンテーブル8b
のいずれか一方の代表パターンデータを読み出す。具体
的には、代表パターン読出部11は、画素領域15に境
界領域が含まれていないと境界領域判別部7によって判
別されたときには、非境界領域用代表パターンテーブル
8aに記憶されている代表パターンのうち、濃度データ
によって示される数の黒画素16を有している代表パタ
ーンを順次読み出してパターン比較部12に出力する。
この後、代表パターン読出部11は、後述するパターン
比較部12からの比較データの値が最小の代表パターン
のパターン番号を圧縮データ出力部10に出力する。
【0028】パターン比較部12は、原パターンデータ
と、代表パターン読出部11によって読み出されたすべ
ての代表パターンとの距離をそれぞれ比較し、原パター
ンデータに一致または最も近似する代表パターンを1つ
選択する。具体的には、パターン比較部12は、原パタ
ーンのマトリクスと、例えば下記の3行×3列の距離測
定用マトリクスとの間で畳み込み演算することにより、
原パターンを2値から多値の画像データに変換し、原パ
ターンのマトリクスの各画素の濃度をa(i,j)とす
る。次いで、パターン比較部12は、入力したすべての
代表パターンのそれぞれと距離測定用マトリクスとの間
で畳み込み演算することにより、代表パターンを2値か
ら多値の画像データに変換し、代表パターンのマトリク
スの各画素の濃度をb(i,j)とする。 0.5 0.5 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 0.5 0.5
【0029】次に、パターン比較部12は、代表パター
ン毎に、両マトリクスの各画素毎の差(a(i,j)−
b(i,j))の2乗の総和を演算し、その総和を比較
データとして代表パターン読出部11に出力する。な
お、この比較データは、前述したように、代表パターン
読出部11に出力され、これに基づいて1つの代表パタ
ーンが選択される。この場合、2つのマトリクスの距離
を単に比較する一般的な距離の測定方法と比較し、原パ
ターンと代表パターンの両パターンに距離演算用マトリ
クスを畳み込み演算することによって、より人間の視覚
に近い結果が得られている。すなわち、一般的な距離の
測定は、画素領域15の黒画素の一致不一致だけを判断
対象としているが、本実施例の距離測定手法では、距離
を比較する2つの画像をぼかして2値の画像から多値の
画像に変換することによって、原パターンの各黒画素1
6のより近くに黒画素16がそれぞれ存在する代表パタ
ーンが、原パターンに最も近似することになり、視覚的
に原パターンに最も近似する代表パターンを選択するこ
とができる。
【0030】圧縮符号データ出力部10は、各画素領域
15のパターン番号データと、それと対応する濃度デー
タとを組み合わせ、圧縮符号データとして、通信回線
(図示せず)を介して画像データ復号化装置21に順次
出力する。なお、圧縮符号データ出力部10が、複数の
代表パターンデータを1つのブロックデータにすると共
に、これらに対応する複数の濃度データを1つのブロッ
クデータとして出力するように構成してもよい。
【0031】次に、画像データ圧縮符号化装置1の動作
について説明する。
【0032】インターフェース部2に擬似階調画像デー
タが入力されると、ブロック化処理部3が、擬似階調画
像データを画素領域15にブロック化すると共に、ブロ
ック化した各画素領域15の原パターンデータを濃度デ
ータ生成部5および代表パターン選択部9にそれぞれ出
力する。次いで、濃度データ生成部5が、ブロック化し
た各画素領域15の濃度データを生成し、濃度データ圧
縮部6、境界領域判別部7および代表パターン選択部9
にそれぞれ出力する。次いで、境界領域判別部7が、各
画素領域15に境界領域が含まれているか否かを判別す
る。次に、代表パターン読出部11が、境界領域判別部
7の判別結果および濃度データに基づいて、代表パター
ン記憶部8から代表パターンを読み出してパターン比較
部12に出力する。パターン比較部12は、原パターン
データと入力した代表パターンデータとの距離を比較
し、原パターンに一致または最も近似する代表パターン
を1つ選択する。次に、圧縮符号データ出力部10が、
代表パターンのパターン番号と濃度データとに基づいて
圧縮符号データを生成し、これを出力する。これによ
り、その画素領域15における擬似階調画像データがパ
ターンデータと濃度データによって特定されると共に圧
縮符号化される。
【0033】なお、圧縮符号化後の全符号量は、濃度デ
ータの符号量と代表パターンのパターン番号の符号量と
の和で表せるが、例えば、濃度データは圧縮符号化によ
り1画素領域15あたり2.70ビットとなり、各濃度
が等確率で発生するものとすると、代表パターンを表現
する平均符号量は4.94ビットになり、全符号量は
7.64ビットの符号量になる。一方、1つの画素領域
15は16画素であるので、本来16ビットの符号量で
ある。したがって、7.64/16となり、約47.8
%に圧縮符号化される。実際に、人物画像などの複数の
種類の画像を本方法によって圧縮符号化した場合、4
6.4%〜50.8%で圧縮することができ、同じ画像
をJBIG(Joint Bi-level Image Coding Experts Gr
oup )方式によって圧縮符号化した場合には、66.5
%〜78.4%であり、符号量を70%程度に低下させ
ることができる。
【0034】次に、画像データ復号化装置21につい
て、図7を参照して説明する。
【0035】画像データ復号化装置21は、ファクシミ
リ装置の受信装置に備えられているものであって、同図
に示すように、インターフェース部22と、濃度データ
伸張部23と、RAM24と、画像データ圧縮符号化装
置1の境界領域判別部7と同じように構成されて各画素
領域15に境界領域が含まれているか否かを判別する境
界領域判別部25と、受信側代表パターンテーブル26
と、受信側代表パターン読出部27と、復号化された画
像データに基づいて画像をプリントアウトするプリンタ
29とを備えている。
【0036】インターフェース部22は、画像データ圧
縮符号化装置1から出力された圧縮符号データを入力す
ると共に、圧縮符号データを各画素領域15に対する濃
度データとパターン番号データとに分離する。そして、
インターフェース部22は、濃度データを濃度データ伸
張部23に出力すると共に、パターン番号データを受信
側代表パターン読出部27に出力する。
【0037】濃度データ伸張部23は、圧縮符号化され
た濃度データを復号化すると共に、復号化した濃度デー
タをRAM24に記憶させる。この場合、濃度データ伸
張部23は、画像データ圧縮符号化装置1の濃度データ
圧縮部6が圧縮符号化した手法と逆の手順の公知手法に
よって復号化する。復号化された濃度データは、境界領
域判別部25および受信側代表パターン読出部27に出
力される。
【0038】受信側代表パターンテーブル26は、RO
Mで構成され、画像データ圧縮符号化装置1の代表パタ
ーン記憶部8に記憶されている非境界領域用代表パター
ンおよび境界領域用代表パターンを、非境界領域用代表
パターンテーブル26aおよび境界領域用代表パターン
テーブル26bにそれぞれ記憶している。この場合、各
代表パターンは、画素領域15の黒画素の数、パターン
番号、および非境界領域用か否かのパラメータに基づい
て特定されるアドレスにそれぞれ記憶されている。
【0039】受信側代表パターン読出部27は、境界領
域判別部25からの判別データに基づき、非境界領域用
代表パターンテーブル26aおよび境界領域用代表パタ
ーンテーブル26bのいずれか一方のテーブルから、濃
度データによって示される黒画素の数に対応し、かつ入
力されたパターン番号の代表パターンを受信側代表パタ
ーンテーブル26から読み出す。これにより、画像デー
タ圧縮符号化装置1側で選定した代表パターンデータと
同じデータ内容の代表パターンデータが読み出される。
また、受信側代表パターン読出部27は、読み出した代
表パターンデータを、画素単位のもとの擬似階調画像デ
ータに変換してプリンタ28に出力する。
【0040】次に、画像データ復号化装置21の全体的
な動作について説明する。
【0041】インターフェース部22は、圧縮符号デー
タが入力されると、これを濃度データとパターン番号デ
ータに分離する。次いで、境界領域判別部25が各画素
領域15に境界領域が含まれているか否かを判別し、そ
の判別データを受信側代表パターン読出部27に出力す
る。次いで、受信側代表パターン読出部27が、判別デ
ータ、パターン番号データおよび濃度データに基づい
て、代表パターンを受信側代表パターンテーブル26か
ら読み出し、これを擬似階調画像データに変換してプリ
ンタ28に出力する。そして、プリンタ28は、変換さ
れた擬似階調画像データに基づいて、画像をプリントア
ウトする。
【0042】以上のように、本実施例の画像データの圧
縮符号化方法によれば、擬似階調画像データを、マトリ
クス状の画素領域15にブロック化し、ブロック化した
画素領域15の濃度を示す濃度データと、画素領域15
の原パターンに一致または最も近似する代表パターンの
パターン番号データとで、擬似階調画像データを特定す
るため、極めて小さい符号長に圧縮符号化することがで
きる。この結果、画像データ復号化装置21への伝送時
間を短縮化することができる。
【0043】なお、本実施例では、画像データ圧縮符号
化装置1において、各画素の距離を測定することによっ
て代表パターンを選択しているが、これに限定されず、
すべての種類の原パターンの各々に対して、一致または
近似する代表パターンのパターン番号データのみを予め
記憶し、原パターンを検出したときに、対応する代表パ
ターンのパターン番号を読み出すようにしてもよい。こ
の場合には、パターン間の距離の測定などを行わずに、
代表パターンを直ちに選択することができるため、代表
パターンの選択処理に要する時間を短縮することができ
る。
【0044】また、代表パターンの数は、本実施例に限
定されず、画像の画質の低下が許容される範囲内で少な
くしてもよい。また、逆に、伝送時間が許容される範囲
内で多くすることもでき、この場合には、より画質の劣
化を防止する。さらに、代表パターンの種類について
は、境界領域と非境界領域の2種類に区別することに限
定されず、例えば、境界領域の向きに応じた代表パター
ンを備えるなど種類数を増やしてもよい。この場合に
は、代表パターンのパターン番号を特定するための符号
がより短くなり、画像データをさらに圧縮符号化するこ
とができる。
【0045】さらに、濃度データの符号圧縮化手法につ
いては、本実施例に示した手法に限定されず、いかなる
手法を用いてもよい。
【0046】また、擬似階調画像データは、組織ディザ
法によって擬似階調化されたものに限定されず、誤差拡
散法や平均誤差最小化法などによって擬似階調化された
ものであってもよい。さらに、この圧縮符号化方法は、
擬似階調画像データに限定されず、画素単位毎に白また
は黒の2値で表す画像データの圧縮符号化に適用するこ
ともできる。
【0047】また、本実施例では、画像データ圧縮符号
化装置1および画像データ復号化装置21をハードウェ
アによって構成した例について説明したが、CPUなど
によってソフトウェアによって圧縮符号化および復号化
してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の画像データの圧縮
符号化方法によれば、擬似階調化された画像データに基
づく画像の画質を低下させることなく、画像データの符
号量を圧縮符号化することができる。また、代表パター
ンとして非境界領域用代表パターンと境界領域用代表パ
ターンとを用いることにより、パターン番号を表すため
の符号量が半分になり、擬似階調画像データをさらに圧
縮符号化することができる。さらに、区画化した画素領
域の原パターンに一致または最も近似する代表パターン
が原パターンの各々に対応して記憶されているため、パ
ターン間の距離の測定などを行わずに、代表パターンを
直ちに選択することができる結果、代表パターンの選択
処理に要する時間を短縮することができる。また、濃度
データをさらに圧縮符号化するため、濃度データを表す
ための符号量がさらに少なくなる結果、符号量をさらに
低下させることができる。
【0049】また、本発明の画像データの復号化方法に
よれば、入力されるパターン番号に対応する代表パター
ンデータを予め記憶しているため、復号化の際に読み出
す代表パターンと、伝送先で選択した代表パターンとが
必ず一致する結果、復号化の際に、画像領域における黒
画素および白画素の配置がずれることがないので、画像
の劣化を防止することができる。また、濃度データに対
応する画素領域に境界領域が含まれているか否かを判別
し、判別結果に応じて境界領域用代表パターンおよび非
境界領域用代表パターンのいずれか一方から代表パター
ンを読み出す結果、少ない符号量で代表パターンを特定
しても、復号化の際に、画像領域における黒画素および
白画素の配置がずれることがないので、画像の劣化を防
止することができる。また、代表パターンを予め記憶し
ているため、代表パターンの内容を直ちに特定すること
ができ、この結果、復号化処理を高速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像データ圧縮符号化装
置のブロック図である。
【図2】ブロック化処理を説明するための図である。
【図3】画素領域を示す図である。
【図4】濃度データの生成手法などを説明するための図
である。
【図5】非境界領域用代表パターンの具体例を示す図で
ある。
【図6】境界領域用代表パターンの具体例を示す図であ
る。
【図7】画像データの復号化装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 画像データ圧縮符号化装置1 3 ブロック化処理部 5 濃度データ生成部 6 濃度データ圧縮部 7 境界領域判別部 8 代表パターン記憶部 8a 非境界領域用代表パターンテーブル 8b 境界領域用代表パターンテーブル 9 代表パターン選択部 11 代表パターン読出部 12 パターン比較部 15 画素領域 16 黒画素 17 白画素 21 画像データ復号化装置 25 境界領域判別部 26 受信側代表パターンテーブル 26a 非境界領域用代表パターンテーブル 26b 境界領域用代表パターンテーブル 27 受信用代表パターン読出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擬似階調画像データを圧縮符号化する画
    像データの圧縮符号化方法において、予め設定した大き
    さの画素領域における黒画素および/または白画素の配
    置を示す原パターンの各々にそれぞれ一致または近似す
    る複数の代表パターンを当該代表パターンのパターン番
    号と当該画素領域における黒画素の数に基づく濃度とに
    対応させてそれぞれ記憶し、前記画素領域を一単位とし
    て前記擬似階調画像データを区画化し、当該区画化した
    画素領域の黒画素の数に基づいて前記濃度を示す濃度デ
    ータを生成し、当該濃度に対応して記憶している前記代
    表パターンから、当該画素領域の前記原パターンに一致
    または最も近似する代表パターンを1つ選択し、当該選
    択した代表パターンの前記パターン番号データと前記生
    成した濃度データとで当該画素領域における前記擬似階
    調画像データを特定することにより圧縮符号化すること
    を特徴とする画像データの圧縮符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記擬似階調画像データの元になる階調
    画像データに基づく階調画像における濃度変化が大きい
    部分である画像の境界領域を含む複数の境界領域用代表
    パターンと前記画像の境界領域を含まない複数の非境界
    領域用代表パターンとを前記代表パターンとして記憶
    し、前記区画化した画素領域の前記原パターンに前記画
    像の境界領域が含まれているか否かを判別し、当該判別
    結果に応じて前記境界領域用代表パターンおよび前記非
    境界領域用代表パターンのいずれか一方から当該原パタ
    ーンに一致または最も近似する代表パターンを1つ選択
    することを特徴とする請求項1記載の画像データの圧縮
    符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記原パターンに一致または近似する1
    つの代表パターンを当該原パターンの各々にそれぞれ対
    応させて記憶し、前記区画化した画素領域の前記原パタ
    ーンに一致または最も近似する代表パターンを1つ選択
    する際に、当該原パターンに対応して記憶している前記
    代表パターンを選択することを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像データの圧縮符号化方法。
  4. 【請求項4】 前記濃度データをさらに圧縮符号化する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画
    像データの圧縮符号化方法。
  5. 【請求項5】 予め設定した大きさの画素領域における
    黒画素の数に基づく濃度を示す濃度データと、当該画素
    領域における黒画素および/または白画素の配置を示す
    原パターンに一致または近似する代表パターンのパター
    ン番号データとで特定することによって擬似階調画像デ
    ータを圧縮符号化した画像データを復号化する画像デー
    タの復号化方法であって、すべての前記代表パターンの
    各々を前記画素領域の前記濃度データおよび前記パター
    ン番号データに対応させてそれぞれ記憶し、入力した前
    記濃度データおよび前記パターン番号データに対応して
    記憶している前記代表パターンを読み出し、当該読み出
    した代表パターンを前記擬似階調画像データに復号化す
    ることを特徴とする画像データの復号化方法。
  6. 【請求項6】 前記擬似階調画像データの元になる階調
    画像データに基づく階調画像における濃度変化が大きい
    部分である画像の境界領域を含む複数の境界領域用代表
    パターンと前記画像の境界領域を含まない複数の非境界
    領域用代表パターンとが前記代表パターンに含まれ、前
    記入力した濃度データ、および/または当該濃度データ
    に対応する画素領域の周辺の画素領域に対応する他の濃
    度データに基づいて当該濃度データに対応する画素領域
    に前記画像の境界領域が含まれているか否かを判別し、
    当該判別結果に応じて前記境界領域用代表パターンおよ
    び前記非境界領域用代表パターンのいずれか一方から前
    記記憶している代表パターンを読み出すことを特徴とす
    る請求項5記載の画像データの復号化方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016903A (ja) * 1999-12-20 2010-01-21 Honda Tadashi イメージデータ圧縮方法及び復元方法
US7813572B2 (en) 1999-12-20 2010-10-12 Seiko I Infotech Compressing and restoring method of image data including a free microdot image element, a print dot image element, and a line picture image element

Cited By (3)

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JP2011050084A (ja) * 1999-12-20 2011-03-10 Honda Tadashi イメージデータ圧縮方法及び復元方法

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