JPH0989352A - 室外送風機の駆動装置 - Google Patents

室外送風機の駆動装置

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JPH0989352A
JPH0989352A JP7251428A JP25142895A JPH0989352A JP H0989352 A JPH0989352 A JP H0989352A JP 7251428 A JP7251428 A JP 7251428A JP 25142895 A JP25142895 A JP 25142895A JP H0989352 A JPH0989352 A JP H0989352A
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島 章 宏 前
Tadayuki Igarashi
唯 之 五十嵐
Naoki Omura
村 直 起 大
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時の風速や風向が種々に異なる場合で
も、確実に起動させることのできる室外送風機の駆動装
置を提供する。 【解決手段】 室外送風機を駆動するブラシレスモータ
の起動前に、回転子の位置を検出する位置検出手段の出
力信号に基づいてブラシレスモータの回転方向と回転速
度を検出する判別手段と、検出された起動前の回転速度
が予め定めた規定値以下で回転方向が逆転のとき、位置
検出手段からの検出信号の組合わせモードに前記スイッ
チング手段の駆動信号の通電モードを合致させて通電
し、ブラシレスモータの回転を停止させる逆転停止手段
とを備えるものである。この場合、逆転停止手段は、駆
動信号のオンデューティ比を徐々に増大補正する補正手
段と、停止したときの駆動信号のオンデューティ比を記
憶し、このオンテューティ比の駆動信号により正転方向
への起動制御を開始する起動手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスイッチン
グ手段をブリッジ接続してなる駆動回路を介して、室外
送風機駆動用のブラシレスモータを速度制御する室外送
風機の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機は圧縮機及び室外送風
機をそれぞれ駆動するためにブラシレスモータを採用し
ている。3相ブラシレスモータはu,v,wの3相巻線
を有し、複数のスイッチング手段をブリッジ接続してな
る駆動回路によって駆動制御される直流モータの一種で
あり、特に、可変速が要求される用途に用いられる。
【0003】このブラシレスモータを速度制御するに当
たり、スイッチング手段をブリッジ接続してなる駆動回
路の上下アームのいずれか一方のスイッチング手段をオ
ン制御し、いずれか他方のスイッチング手段をPWM
(パルス幅変調)信号に従ってオン、オフ制御してい
た。この場合、風による室外送風機の回転中に起動させ
る場合があり得る。そこで、起動時には一定時間だけ一
相にのみ大きな電圧を掛けることによりブラシレスモー
タが停止したとき、所定のオンデューティ比のPWM信
号に従ってオン、オフ制御を開始していた。
【0004】一方、起動後の速度制御中に、強風によっ
て速度が低下する場合がある。この時、速度フィードバ
ック信号に基づいて所定の速度が得られるようにスイッ
チング手段のオンデューティ比を増大すれば、当然のこ
とながら電流は増大する。そこで、スイッチング手段に
流れる電流を検出し、その検出値が予め設定した値を超
えないようにして、スイッチング手段の破壊を防止して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の空気調
和機は、起動時に一定時間だけ一相にのみ大きな電圧を
掛けることによりブラシレスモータを停止させた後、所
定のオンデューティ比のPWM信号に従ってオン、オフ
制御していたが、このような方式では風速や風向によっ
ては完全に停止させることが難しく起動させ難い場合が
あった。また、スイッチング手段の電流を検出する手段
として、変流器(CT)等を用いているため、制御装置
の大型化を免れなかった。なお、これらの問題点は空気
調和機に限らず、一般的な室外送風機の駆動装置にも共
通する問題であった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、第1の目的は、起動時の風速や風向が種
々に異なる場合でも、的確に起動させることのできる室
外送風機の駆動装置を提供することにある。
【0007】また、第2の目的はCT等のセンサーを不
要化することができ、これによって、制御装置の小型化
を実現することのできる室外送風機の駆動装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ブラシレ
スモータの起動前に、位置検出手段の出力信号に基づい
てブラシレスモータの回転方向と回転速度を検出する判
別手段と、検出された起動前の回転速度が予め定めた規
定値以下で回転方向が逆転のとき、位置検出手段からの
検出信号の組合わせモードにスイッチング手段の駆動信
号の通電モードを合致させて通電し、ブラシレスモータ
の回転を停止させる逆転停止手段とを有しているため、
起動時の風向が逆転の場合でも、確実に停止させて起動
することができる。
【0009】第2の発明では、逆転停止手段は、駆動信
号のオンデューティ比を徐々に増大補正するようにした
ため、確実かつ短時間で停止させることができる。
【0010】第3の発明では、逆転停止手段は、逆転中
のモータを停止させると、停止したときの駆動信号のオ
ンデューティ比を記憶し、このオンテューティ比の駆動
信号により正転方向への起動制御を開始するようにした
ため、逆転していた送風機を停止した後の正転方向への
起動制御の移行がスムーズになり、起動の立上がりを良
くすることができる。
【0011】第4の発明では、判別手段が、位置検出手
段の検出信号の組合わせモードの変化からブラシレスモ
ータの正転又は逆転を検出した後に、正転及び逆転に対
応して設定される設定モードが検出されないとき、位置
検出手段の異常と判別し、室外送風機の駆動を中止する
ようにしたため、正転、逆転の判別と同時に位置検出手
段の異常を判別することができる。
【0012】第5の発明は、上下アームのいずれか一方
のスイッチング手段をオン制御し、いずれか他方のスイ
ッチング手段をPWM信号に従ってオン、オフ制御する
と共に、回転速度指令と回転速度検出値との差に応じて
オンデューティ比の異なるPWM信号に従ってオン、オ
フ制御するに当たり、PWM信号のオンデューティ比が
ブラシレスモータの回転速度指令に対応させて予め定め
た第1の制限値に到達したとき、ブラシレスモータの回
転速度指令を無視して、より低い回転速度指令に対応す
るPWM信号に従ってオン、オフ制御する手段を有し、
第6の発明では回転速度指令を無視した制御をしても、
PWM信号のオンデューティ比が前記第1の制限値より
も大きくなるように予め定めた第2の制限値に到達した
とき、前記ブラシレスモータを停止させる手段を備えて
いるので、室外送風機の起動時及び連続回転中の外乱に
よりモータに過電流が流れるのを防止することができ
る。また、CT等のセンサーを不要化することができ、
これによって、制御装置の小型化を実現することができ
る。
【0013】第7の発明では、位置検出手段の出力信号
に基づいてブラシレスモータの回転周期を検出すると共
に、検出した回転周期が駆動装置の指令回転周期よりも
一定値以上低下したとき、ブラシレスモータへのオン、
オフ制御を停止させるようにしたので、連続回転中の外
乱によりモータに過電流が流れるのを防止できる。ま
た、運転中の実回転周期が短いときには、自然の風を利
用して送風機を回転させておくので、消費電力の節約も
可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施の形態に基づいて詳細に説明する。図9は本発明の
一実施の形態として、室外送風機(以下、送風機をファ
ンと言う)を含む室内外分離型の空気調和機の概略構成
を示したものである。図中、1は、図示省略の電力変換
器を介して、速度制御される圧縮機であり、四方弁2、
室外熱交換器3、室外ファン4、膨張弁5、室内熱交換
器6、室内ファン7及びバイパス弁8と共に周知の冷凍
サイクルを形成している。これは、冷房運転モードに対
応するもので、このモードでバイパス弁8は閉成され
る。暖房運転モードでは四方弁2が図示したとは反対側
に切換えられる。この暖房モードで室外熱交換器3に着
霜することがある。バイパス弁8は着霜時に開放され、
室外熱交換器3の入側に高温冷媒を供給する。
【0015】この冷凍サイクルを構成する要素は室内ユ
ニット10と室外ユニット30とに分割収納される。室内ユ
ニット10はリモコン装置11と室内機本体20とでなってい
る。リモコン装置11は使用者が適宜操作する操作部12の
信号をマイクロコンピュータ(図中、マイコンと略記す
る)16が処理し、送信回路17を介して、室内機本体20
に、例えば、赤外線の信号を送信する。なお、操作部12
は冷暖切換スイッチ13、温度設定スイッチ14、風量切換
スイッチ15等を含んでいる。
【0016】室内機本体20に上記室内熱交換器6及び室
内ファン7が格納される。また、室内機本体20には室内
温度を検出する温度センサー22、室内湿度を検出する湿
度センサー23等でなる室内検出部21の出力信号がMCU
(マルチコントロールユニット:多重制御ユニット)25
に加えられる。MCU25には、さらに、受信回路24で受
信したリモコン装置11からの信号、室内熱交換器6の温
度を検出する熱交温度センサー29の出力信号も加えられ
る。MCU25はこれらの信号に基づき、PMV(Predict
ed Mean Vote) として知られる快適度の演算、設定室温
の補正値の演算、これらの演算結果を用いて圧縮機駆動
モータの回転速度の演算等を実行する。また、MCU25
は、シリアル送信回路26を介して、運転モード信号及び
圧縮機回転速度指令を室外ユニット30に送信すると共
に、運転状態を表示部27に表示し、さらに、風量に応じ
た制御信号を室内ファン駆動回路28に加えて室内ファン
7を駆動せしめる。
【0017】室外ユニット30には冷凍サイクルを形成す
る圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、室外ファン4
及び膨張弁5が格納される。また、室内機本体20から送
り込まれる信号をシリアル受信回路31で受信してMCU
32に加える。MCU32は室外熱交換器3の温度を検出す
る温度センサー34の信号をも入力し、駆動回路33を介し
て、圧縮機1、四方弁2及びバイパス弁8を駆動すると
共に、膨張弁5を直接制御する。
【0018】この従来の空気調和装置の動作のうち、リ
モコン装置11から設定信号を室内機本体20に送信する
点、室内機本体20のMCU25が各種のセンサーの信号に
基づいて圧縮機1の回転速度及び室外ファン4の回転速
度を演算する点、室外ユニット30のMCU32が圧縮機1
及び四方弁2を制御し、着霜時にバイパス弁8を開放す
る点については、各種提案されて公知であるためその説
明を省略し、本発明に直接関係する室外ファンの制御に
ついて、以下に詳しく説明する。
【0019】図10は室外ファン4の駆動回路の詳細を示
したものである。図中、50は室外ファン4を駆動する三
相ブラシレスモータであり、三相巻線u,v,wに交流
電圧を供給するための駆動回路44を備えている。この駆
動竃源制御回路44は、6個のパワーM0SFET(以
下、FETという)をブリッジ接続して構成された上段
3個のFET(U,V,W)(上アーム)及び下段3個
のFET(X,Y,Z)(下アーム)からなるインバ一
タ回路と、このインバータ回路のFET(U〜Z)をオ
ン、オフ(以下、オンをONと、オフをOFFと略記す
る)させるための駆動回路P1 〜P6 や上アームの駆動
回路の電源となるコンデンサC1 〜C2 とが組み合わさ
れて構成されている。
【0020】そして、図示省略の圧縮機駆動モータを含
めてこれらのモータを駆動するための電源回路41を備え
ている。この電源回路41は、商用交流電源40からの交流
を整流する整流回路42と、この整流回路42の整流出力を
平滑する平滑回路43とで構成されている。平滑回路43で
得られた直流電圧の正側出力は、駆動回路44における上
アームを構成するFET(U〜W)を介してブラシレス
モータ50の三相巻線u,v,wに供給されるようになっ
ている。また、平滑回路43で得られた直流電圧の負側出
力は、駆動回路44における下アームを構成するFET
(X〜Z)を介してブラシレスモータ50の三相巻線u,
v,wに供給されるようになっている。
【0021】平滑回路43から出力された直流出力は分岐
してスイッチングレギュレータ45に接続されている。ス
イッチングレギュレータ45は、トランジスタ等の制御素
子(本実施の形態ではトランジスタとして説明してい
る)46と、2次側に6個の巻線を有するトランス47と、
各2次巻線の端子間に接続された半波整流回路(ダイオ
ード)48a 〜48f 及び平滑回路(電界コンデンサ)49a
〜49f とで構成され、平滑回路49a 〜49f からの直流電
圧源を後述するMCUによるトランジスタ46の制御によ
り安定化した直流電圧源にするように構成されている。
【0022】この安定化した直流電圧源のうち、図面上
部の5個は図示省略の圧縮機駆動モータの制御回路に供
給され、残りの1個が駆動回路44の下アームのFET
(X〜Z)のゲート駆動用電源(下段側電源)として同
駆動回路44へ供給されている。駆動回路44は、上述した
上アームを構成するFET(U〜W)及び下アームを構
成するFET(X〜Z)と、各FET駆動回路であるL
ED,フォトトランジスタ等を備えたフォトカプラP1
〜P6 と、上アームの電源(上段側電源)コンデンサC
1 〜C3 と、各FET(U〜Z)に接続されたフライホ
ィールダイオードF1 〜F6 とで構成されている。
【0023】下アーム側のフォトカプラ(駆動回路)P
4 〜P6 は、トランス47の一つの2次巻線に接続された
半波整流回路48f 及び平滑回路49f を介して得られた直
流電圧源(下段側電源)にそれぞれ並列に接続されてい
る。さらに、同直流出力電圧源の正側出力は分岐し、そ
の分岐出力側には抵抗rを介した後、ダイオードD1
2 ,D3 の各陽極が接続されている。このダイオード
1 ,D2 ,D3 の各陰極は、電界コンデンサC1 ,C
2 ,C3 の正極側にそれぞれ接続されている。
【0024】一方、MCU32にはブラシレスモータ50に
設けられたU,V,W相に各々設けられた三つのホール
素子51の出力信号のオン、オフの六つの組合わせ状態
(以下、組合わせモードという)がいずれにあるかによ
りローターの位置を検出し、ローターの停止中も検知信
号をMCU32に加える位置検出回路52が接続されてい
る。MCU32は、位置検出回路52により検出されたブラ
シレスモータ50の回転子の位置に基づく位置検出信号に
応じて、ブラシレスモータ50への通電を切換えるための
転流制御を行うと共に、位置検出信号から実回転速度を
検出して指令速度との差に応じてパルス幅を調整するP
WM制御を行う。すなわち、MCU32は、図11に示すよ
うに、FET(U、V、W)のON時間(PMW制御で
のバルス幅)及びON(転流)タイミングと、FET
(X、Y、Z)のON(転流)タイミングを変化させ
て、ブラシレスモータ50を所定の方向に所定の速度で回
転させるべき電流を同ブラシレスモータ50の各巻線u〜
wに流すための制御信号G1 〜G6を駆動電源制御回路4
4のフォトカプラP1 〜P6 に送る。このとき、フォト
カプラP1 〜P6 は、それぞれ送られた制御信号G1
6 に応じて各FET(U一Z)にゲート出力を印加し
て同FET(U一Z)を上記ON時間、ONタイミング
でON/OFFさせることにより、ブラシレスモータ50
の三相巻線u,v,wに印加される平均電圧の大きさ及
び向きを可変して各巻線電流に所定の大きさ及び向きの
電流を流し、ブラシレスモータ50を可変速制御するよう
になっている。
【0025】また、MCU32は、ブラシレスモータ50の
起動前に下アームの各FET(X一Z)の駆動回路のフ
ォトカプラP4 〜P6 に制御信号G4 ′〜G6 ′を送
り、同フォトカプラP4 〜P6 を介して各FET(X一
Z)を順々に所定時間ONさせるようになっている。
【0026】ここで、駆動回路44におけるFET(U一
W)への駆動電源供給方法について説明する。空気調和
機を運転するに当たり、商用交流電源40が投入される
と、電源回路41の整流回路42.平滑回路43及びスイッチ
ングレギュレータ45を介して直流電圧が駆動回路44の下
アームのFET(X〜Z)のフォトカプラP4 〜P6
送られている。これに対して、上アームのFET(U一
W)のフォトカプラP1 〜P3 に直流電圧が供給される
ためには、電界コンデンサC1 〜C3 に電荷が供給され
なければならない。しかしながら、初期状態では上段側
電源の電界コンデンサC1〜C3 には電荷が充電されて
おらず、フォトカプラP1 〜P3 にも直流電圧は供給さ
れていない。電界コンデンサC1 〜C3 に電荷を供給す
るためには、下段側電源となる平滑回路49f の電界コン
デンサの負極の電位と上段側電源の各電界コンデンサC
1 〜C3 の負側の電位とが同一でなければならない。つ
まり、下アームの各FET(X〜Z)がONすれば、平
滑回路49f の電界コンデンサの負極と上アームの各FE
T(U〜W)の電界コンデンサC1 〜C3 の負極とが接
続されることになり、上記条件が満たされる。
【0027】そこで、ブラシレスモータ50の起動前に、
MCU32を介してフォトカプラP4〜P6 に制御信号G
4 ′〜G6 ′が送られ、下アームの各FET(X〜W)
のゲート端子に駆動信号が供拾されて同FET(X〜
W)が同時にONすると、上アームの各FET(U〜
W)のコンデンサC1 〜C3 は平滑回路49f で平滑され
た直流電源より充電(チャージアップ)され、各コンデ
ンサC1 〜C3 には、平滑回路49f の電界コンデンサの
端子電圧と略同一の端子電圧が発生する。こうして上ア
ームの各FET(U〜W)のコンデンサC1 〜C3 に電
荷がチャージアップされるため、各フォトカプラP1
3 にはコンデンサC1 〜C3 を電源として駆動出力が
送られる。すなわち、ブラシレスモータ50の起動時から
確実に同ブラシレスモータ50の可変速制御を行なうこと
ができる。
【0028】ところで、ブラシレスモータ50を継続的に
回転させるためには、上アームのFET(U一W)に逐
次チャージアップ電流が流れ、コンデンサC1 〜C3
充電されなけれぱならない。ところが図10の構成によれ
ば、上述したように初期状態において下アームのFET
(X一Z)をON駆動して平滑回路49f の出力電源から
上アームのコンデンサに通電することによりチャージア
ップしてしまえば、後は、ブラシレスモータ50への可逆
回転・可変速制御に伴う上アームのFET(U〜W)及
び下アームのFET(X〜Z)のON/OFF駆動に応
じて、自動的に上アームのFET(U〜W)の駆動回路
の電源となるコンデンサC1 〜C3 がチャージアップさ
れるように構成されている。
【0029】ブラシレスモータ50の起動後、MCU32か
らの制御信号G1 〜G3 により、上アームのFET(U
〜W)がPWM制御に基づくパルス幅(速度フィードパ
ックに基づく)及び転流タイミング(ローター位置フィ
ードバックに基づく)に応じて順次ON,OFF(チョ
ッピング)されるとともに、下アームのFET(X〜
Z)が転流タイミングに応じて順次ONされることによ
り、ブラシレスモータ50は回転駆動し、チョッピングの
パルス幅を変化させることで制御することができる。
【0030】図12は、この可変速制御を行なう際の各F
ET(U〜Z)のON/OFF状態を表すものであり、
図中PWM一ONは、FETが所定パルス幅でチョッピ
ングされているPWM信号の状態を示し、PWM一OF
Fは、FETがチョッピングされたPWM信号のOFF
状態を示している。図12における各通電モード(0一
5)に順次切換えるようにMCU32により各FET(U
〜Z)のON/OFF駆動を制御すると共にオンデュー
ティ比を増減することにより、ブラシレスモータ50の
各巻線に流れる電流(電圧)の向き、大きさを制御し
て、上述した可変速制御を行なっている。
【0031】ここで、例えば、「モード5」の状態でブ
ラシレスモータ50が通電されているとすると、上アーム
のFET(U)が(PWM)ON駆動し、下アームのF
ET(Z)がON駆動しているため、整流回路42、平滑
回路43を介して得られた直流電圧に基づく駆動電流がF
ET(U),FET(Z)を介してブラシレスモータ50
に供給される。一方、下アームのFET(Z)がONし
ているため、上述したブラシレスモータ起動前のチャー
ジアップと同様の理由から、平滑回路49f の電界コンデ
ンサから放出された第1のチャージアップ電流が抵抗
r、ダイオードD3 を介して上アームのFET(W)の
コンデンサC3 を充電する。
【0032】続いて、FET(U)が(PWM)OFF
状態に移行すると、そのFET(U)と対向状態にある
下アームのFET(X)のフライホィールダイオードF
4 とON状態にあるFET(Z)との間の閉ループで環
流電流が流れる。そして、フライホィールダイオードF
4 がONしたことにより、平滑回路49fの電界コンデン
サの負極の電位とコンデンサC1 の負極の電位とが同一
となり、新たなチャージアップ電流が抵抗r、ダイォー
ドD1 を介してコンデンサC1 を充電する。なお、FE
T(Z)はON状態であるので、FET(W)のコンデ
ンサC3 にもチャージアップ電流が流れている。
【0033】その他の各通電モード(0一4)でも同様
に、図12に示す同モードに対応するFETの各相(U〜
W)に対応するコンデンサC1 〜C3 がチャージアップ
電流により充電される。こうして、上アームの各FET
(U〜W)のコンデンサC1〜C3 に電荷がチャージア
ップされるため、各フォトカプラP1 〜P3 に同コンデ
ンサC1 〜C3 を介して駆動出力が送られる。すなわ
ち、通電切換えにより、ブラシレスモータ50が稼働して
いるときには、下アームの各FET(X〜Z)のON駆
動及び上アームのFET(U一W)の(PWM)ON→
(PWM)OFFへの移行に伴って同上アームのFET
(U〜W)にチャージアップ電流が流れるため、上アー
ムの各FET(U一W)(コンデンサC1 〜C3 )に対
して駆動出力をチャージアップすることができる。
【0034】以上、室外ファンを含む空気調和機の構
成、並びに、室外ファンの駆動回路の詳細な構成及び動
作について説明したが、本実施の形態では外風に対処で
きる室外ファンの起動制御機能、及び起動後の電流制御
機能をMPU32に持たせている。
【0035】このうち、室外ファンの起動制御機能は、
ブラシレスモータの回転方向と回転速度を検出する判別
機能と、起動前の回転速度が予め定めた規定値以下で回
転方向が逆転のときブラシレスモータの回転を停止させ
る逆転停止機能と、駆動信号のオンデューティ比を徐々
に増大補正する補正手段と、停止したした時のオンテュ
ーティ比の駆動信号により正転方向への起動制御を開始
する起動機能と、位置検出手段の検出信号の組合わせモ
ードの変化から前記ブラシレスモータの正転又は逆転を
検出した後に、正転及び逆転に対応して設定される設定
モードが検出されないとき、位置検出手段の異常と判別
し、室外送風機の駆動を中止する機能とを備えている。
【0036】すなわち、室外ファンの回転速度によって
風速を、室外ファンの回転方向によって風向きをそれぞ
れ起動前に検出し、検出結果に応じて起動制御の可否を
判定すると共に、起動可能の場合には正転、逆転、停止
に応じた運転モード設定とオンデューティ比の補正を行
い、予め設定した基準速度に到達した段階で通常の速度
制御に移行するものである。
【0037】一般に、起動前に室外ファンが停止してい
た場合には、起動制御に何等の支障も与えないので、図
10に示したフォトカプラP4 〜P6 に制御信号G4 ′〜
6′を送り、コンデンサC1 〜C3 をチャージアップ
することにより起動可能とし、続いて所定のPWM信号
によって起動制御すればよい。また、起動前に室外ファ
ンが正転しておりその回転速度がかなり大きい場合には
室外熱交換器は自然風によって冷却されるため、敢えて
室外ファンを駆動する必要性は無いと言える。従って、
この場合には起動可能にするための制御信号G4 ′〜G
6 ′を送る必要性は無い。しかし、正転していてもその
速度が低い場合にはその速度を次第に大きくする起動制
御を必要とする。一方、起動前に室外ファンが逆転して
いる場合であってもその回転速度がかなり大きい場合に
は自然風によって室外熱交換器が十分に冷却されるた
め、室外ファンを駆動する必要性は無い。しかし、逆転
していてもその速度が低い場合にはその速度を次第に緩
めて停止させ、停止状態にて正転方向に起動制御をする
必要がある。
【0038】図1及び図2は風速及び風向を判定する上
記判別機能に関する具体的な処理手順を示すフローチャ
ートである。以下、このフローチャートに従い、さら
に、図3をも参照してその判定動作を説明する。
【0039】いま、図10に示した上アームを構成するF
ET(U〜W)及び下アームを構成するFET(X〜
Z)をそれぞれ図3(a)に示したようにそれぞれPW
M制御と転流制御を実行してブラシレスモータ50を駆動
した場合、ブラシレスモータ50に設けられたホール素子
51は図3(b)に示した三相交流の位置検出信号を出力
し、これに応じて位置検出回路52は図3(c)に示す論
理レベル信号を出力してMCU32に加える。MCU32は
図3(c)に示す論理レベル信号に基づき、風速及び風
向を決定するが、精度を高めるために2回連続して同一
の判定結果が得られることを条件としている。
【0040】そこで、先ず、ステップ101 にてファンの
回転判定の回数を計数するカウンタA、停止判定の回数
を計数するカウンタB、正転判定の回数を計数するカウ
ンタC、逆転判定の回数を計数するカウンタD及びホー
ル素子51の異常判定の回数を計数するカウンタEの各値
を0にリセットする。続いて、ステップ102 では位置検
出回路52のU相信号を取り込むUポートを信号入力状態
に設定し、位置検出回路52のV相信号及びW相信号を取
り込むVポート及びWポートを信号出力状態に設定し
て、実際にはVポートとWポートに信号が入力されない
ようにしてLレベルに固定する。そして、次のステップ
103 にてUポートから入力されるU相信号がHレベルで
あるか否かを判定する。すなわち、ローターがモード
0,1,2のいずれかの位置にあるか否かを判定する。
ステップ103 にてU相信号がHレベルであると判定され
た時点で、ファンが回転しておればこれに続いてUポー
トにLレベルの信号が入力されることになる。そこで、
ステップ104 ではLレベルになったことを検出する基準
値をLに設定し、続いて、ステップ105 にてU相信号が
Lレベルに変化したか否か、すなわち、U相信号がHレ
ベルからLレベルに変化するエッジ(信号の立上がり又
は立下がり)を検出する。
【0041】U相信号のエッジが検出されたときは、ス
テップ106 で回転判定の回数を計数するカウンタAの値
を1だけ増加させ、ステップ107 でその計数値が1か2
かを判定する。この場合、カウンタAの値は1であるた
め、ステップ108 の処理、すなわち、カウンタAの値が
1になってから2に変化するまでの時間を測定するため
のカウンタによる積算動作を開始する。そして、ステッ
プ109 では位置検出回路52のV相信号及びW相信号を取
り込むVポート及びWポートを信号入力状態に切換え
て、U相、V相、W相の各信号レベルをチェックし、ス
テップ110 でU相、V相、W相の各信号レベルがL,
H,Lになっているか否か、つまり、U相信号が正転中
にHレベルからLレベルに移行するときに必ず検出され
る組合わせモード3であるか否かを判定する。そこで、
モード3であったとすれば、ステップ111 でファンが正
転と判定し、続いてステップ112 で正転判定の回数を計
数するカウンタCの値を1だけ増加させ、ステップ113
でその計数値が2になっているかどうかを判定する。こ
の場合、カウンタCの値は1であるからステップ134 の
処理に移り、ここで、改めてカウンタB,D,Eを0に
リセットした後、ステップ102 の処理に戻り、ここでU
ポートを信号入力状態に設定し、Vポート及びWポート
を信号出力状態に設定した後、ステップ103 の処理を実
行する。U相信号がHレベルの次は、U相信号はLレベ
ルになるため、ステップ103 から図2に示すステップ20
4 の処理に移る。図2のフローチャートに示すステップ
204 〜232の処理は、ステップ104 〜132 の処理に対応
するもので、ステップ104 にて次回の判定レベルをLに
設定することに替えてステップ204 にて次回の判定レベ
ルをHに設定し、また、ステップ105 にてLレベルであ
るか否かを判定することに替えてステップ205 にてHレ
ベルであるか否かを判定し、ステップ110 にてモード3
か否かを判定することに替えてステップ210 でモード0
か否かを判定し、さらに、ステップ123 にてモートが5
であるか否かを判定することに替えてステップ223 にて
モード2であるか否かを判定する点が異なるのみで、こ
れら以外のステップ200 番代の処理は対応するステップ
100 番代の処理と同一である。
【0042】しかして、ステップ204 でHレベルを検出
する基準値をHに設定し、ステップ205 にてU相信号が
Hレベルに変化したか否か、すなわち、U相信号がLレ
ベルからHレベルに変化するエッジを検出する。
【0043】U相信号のエッジが検出されたときは、ス
テップ206 で回転判定の回数を計数するカウンタAの値
を1だけ増加させ、ステップ207 でその計数値が1か2
かを判定する。この場合、カウンタAの値は2であるた
め、ステップ222 にて時間測定用のカウンタの計数動作
を停止しその時の計数値から、すなわち、U相信号の立
下がりから立上がりまでの時間から、ファンの回転速度
を演算する。そして、ステップ209 では位置検出回路52
のV相信号及びW相信号を取込むVポート及びWポート
を信号入力状態に切換えて、U相、V相、W相の各信号
レベルをチェックし、ステップ210 でU相、V相、W相
の各信号レベルがH,L,Hになっているか否か、つま
り、モード0であるか否かを判定する。そこで、モード
0であったとすれば、ステップ211 でファンが正転と判
定し、続いてステップ212 で正転判定の回数を計数する
カウンタCの値を1だけ増加させ、ステップ113 でその
計数値が2になっているかどうかを判定する。この場
合、カウンタCの値は2であるからステップ214 の処理
に移る。
【0044】ステップ214 においては、ステップ222 に
て演算されたファンの回転速度が規定値以上か否かを判
定し、規定値以上になっておればその状態で自然風によ
り十分な冷却が行われるため、ステップ215 で圧縮機の
駆動を開始し、ステップ216でファンの駆動はできない
として、駆動回路44に対するるFET(U一W)への駆
動電源供給の処理をせずに、ステップ101 の処理に戻
る。
【0045】一方、ステップ214 において、ファンの回
転速度が規定値よりも小さい場合にはステップ231 にて
詳細を後述する起動制御を実行し、ファンの回転速度が
規定値を超えたとき、ステップ232 にて速度フィードバ
ック信号に基づく周知の速度制御を実行して処理を終了
する。
【0046】かくして、2回連続して同一の判定結果が
得られたとき、ファンの回転すなわち有風と、ファンの
正転すなわち順風とを決定し、しかも、その時のファン
の回転速度が検出される。
【0047】ところで、風のない場合にはステップ103
にてU相の信号レベルがHであることが検出されたとし
ても、その状態(停止状態)が継続するためステップ10
5 ではLレベルが検出されないことになる。この場合に
はステップ117 でタイマを動作させて時間の計測を開始
し、ステップ118 にて所定の時間が経過したことを確認
して、ステップ119 にてファンの停止判定を行い、さら
に、ステップ119 で停止判定の回数を計数するカウンタ
Bの計数値を1だけ増大させる。そして、ステップ121
でその計数値が2になっているかどうかを判定する。こ
の場合、カウンタBの値は1であるからステップ133 の
処理に移り、ここで、改めてカウンタC,D,Eを0に
リセットした後、ステップ102 〜105 の処理と、ステッ
プ117 〜121 の処理を実行し、停止判定の回数を計数す
るカウンタBの計数値が2になったとき、ステップ131
の起動制御に移る。
【0048】かくして、2回連続して同一の判定結果が
得られたとき、ファンが停止状態にあることが検出され
る。
【0049】一方、上述のステップ110 の処理にてモー
ド3でなかったとすれば、ファンは逆転しているか、あ
るいは、位置検出回路52が異常になっている可能性があ
る。そこで、ステップ123 でU相、V相、W相の各信号
レベルがL,L,Hになっているか否か、つまり、U相
信号が逆転中にHレベルからLレベルに移行するとはに
は必ず検出される組合わせモード5であるか否かを判定
し、モード5の場合にはステップ124 で逆転と判定す
る。そして、もう一度その判定を行うべくカウンタDの
値を1だけ増加させ、ステップ126 でその計数値が1か
2かを判定する。この場合、カウンタAの値は1である
ため、ステップ135 でこれ以外のカウンタB,C,Eを
0にリセットしてステップ102 以降の処理に移る。
【0050】なお、この状態ではU相の信号レベルはL
であるため、ステップ103 の処理を実行した後は、ステ
ップ204 〜210 、ステップ223 〜226 の処理により再度
逆転と判定した場合にステップ214 以降の処理を実行す
る。
【0051】かくして、2回連続して同一の判定結果が
得られたとき、ファンが正転していると決定して、その
時のファンの回転速度に応じた処理が行われる。
【0052】また、ステップ223 にてモード2でないと
すれば、ホール素子51又は位置検出回路52の異常と判定
し、もう一度その判定を行うべくカウンタEの値を1だ
け増加させ、ステップ229 でその計数値が1か2かを判
定する。この場合、カウンタEの値は1であるため、ス
テップ136 でカウンタB,C,Dを0にリセットしてス
テップ102 以降の処理に移る。この場合、ステップ103
の処理を実行した後は、ステップ204 〜210 、ステップ
223 、ステップ227 〜229 の処理により再度異常と判定
し、ステップ230 にてホール素子51又は位置検出回路52
の異常と決定して、これ以降の処理を停止する。
【0053】かくして、2回連続して同一の判定結果が
得られたとき、ホール素子51又は位置検出回路52の異常
と判定され、室外送風機の駆動を中止する。
【0054】以上、MCU32のUポートに入力されるU
相信号レベルが最初にHレベルである場合について説明
したが、U相信号レベルが最初にLレベルである場合に
ついては、ステップ103 の後の処理として、ステップ20
0 番代の処理を実行した後に、ステップ番号が100 番代
の処理を実行することによって、上述した判定と全く同
様な判定が行われる。
【0055】以上説明した如く、起動前の室外ファンの
状態が、正転又は逆転で、かつ、回転速度が規定値以下
であるか、あるいは、停止と判定された場合に、ステッ
プ131 の起動処理を行う。
【0056】図4はステップ131 の詳細な処理手順を示
すフローチャートである。ここでは先ず、最初のステッ
プ301 にて、停止、正転、逆転のいずれであるかを判定
し、正転又は停止と判定した場合にはステップ308 でロ
ーターが現在位置するモードで通電する。因みに、ブラ
シレスモータの1回転の通電モードを示すと図5のよう
になる。そして、現在位置を例えばモードA0 としたと
き、次のA1 =A0 +1のモードに移動したときに、A
1 モードに制御遅れなく瞬時に通電するために、ステッ
プ309 でモードA0 +1をMCUのレジスタにセット
し、ステップ310でモードA1 の位置に移動したか否か
を判定する。そして、モードA1 の位置に移動したこと
が確認されると、ステップ311 でA1 モードで通電す
る。そして、ステップ312 で室外ファンの回転速度が規
定値以上になったか否かを判定し、規定値以上になるま
でステップ309 〜312 の処理を繰返し、規定値以上にな
った段階でステップ132 の速度制御に移行する。なお、
ステップ310 でA1 モードに移動したことが検出されな
かった場合には、ステップ313 にてFET(U〜W)
(上アーム)をON/OFF制御するPWM信号のオン
デューティ比の増大補正してステップ310 以降の処理を
繰返す。
【0057】次に、最初のステップ301 にて、逆転と判
定した場合にはステップ314 でローターが現在位置する
モードA0 で通電する。そして、現在のモード位置A0
から見て逆転方向に一つだけずれたA1 =A0 −1のモ
ードに移動したときにA1 モードに制御遅れなく瞬時に
通電するために、ステップ315 でモードA0 −1をMC
Uのレジスタにセットし、ステップ316 でモードA1
位置に移動したか否かを判定する。そして、モードA1
の位置に移動したことが確認されると、ステップ317 で
1 モードで通電する。そして、ステップ318 でFET
(U〜W)(上アーム)をON/OFF制御するPWM
信号のオンデューティ比を増大補正してステップ315 以
降の処理を繰返す。もし、ステップ316 でA1 モードに
移動したことが検出されなかったとすれば、室外ファン
モータは停止したことになる。そこで、ステップ319 に
て停止したときのPWM信号のオンデューティ比を記憶
(初期化)して、前述の停止時のステップ308 の処理に
移り、室外送風機は正転方向に回転されていく。
【0058】かくして、図4に示した処理によって、起
動前の室外ファンの状態が、正転又は逆転で、かつ、回
転速度が規定値以下あるか、あるいは、停止である各々
の場合に対して、室外ファンの回転速度を正転方向に規
定値以上に増速させることができる。
【0059】とくに、ステップ318 に見られるようにP
WM信号のオンデューティ比を徐々に増大補正する機能
を有するので従来に比べて短時間でファンの逆転を停止
することができる。また、ステップ319 に見られるよう
に逆転中のファンを停止した時のオンデューティ比のP
WM信号により正転方向への起動制御が行われるので、
逆転から正転への移行がスムーズであり、起動時の立上
がりを良くすることができる。この結果、風向、風速の
違いによって、室外ファンの状態が種々に変化したとし
ても、容易に室外ファンを起動させることができる。
【0060】ところで、風は起動時の室外ファンに対し
てのみ影響を与えるのではなく、起動制御から速度制御
に移った段階でも影響を及ぼすことは言うまでもない。
この場合の一般的な処理としては、室外アァンの実際の
速度を検出すると共に、検出速度と指令速度との差に従
って、もし、指令速度以上であればPWM制御信号のオ
ンデューティ比を減少補正し、指令速度以下であればP
WM制御信号のオンデューティ比を増大補正するとい
う、いわゆる、フィードバック制御を実行していた。
【0061】そして、FETに実際に流れる電流が基準
値を超えることがないように、CT等で電流を検出して
予め設定した値に到達した段階にてPWM制御信号のオ
ンデューティ比の増大を抑制するような措置を講じてい
た。
【0062】本実施の形態では電流値を検出せずに、P
WM制御信号のオンデューティ比(に基づく電流値の推
定)のみによって過電流防止制御を行う電流制御機能を
有しており、具体的な機能として、PWM信号のオンデ
ューティ比が第1の制限値に到達したとき、ブラシレス
モータの回転速度指令を無視して、より低い回転速度指
令に対応するPWM信号に従って制御するレリース制御
機能と、回転速度指令を無視した制御をしても、PWM
信号のオンデューティ比が第1の制限値よりも大きくな
るように予め定めた第2の制限値に到達したとき、ブラ
シレスモータを停止させる機能と、ブラシレスモータの
回転周期を検出すると共に、検出した回転周期が前記駆
動装置の指令回転周期よりも一定値以上低下したとき、
ブラシレスモータへのオン、オフ制御を停止させる機能
とを有するものである。図6はその概略動作を説明する
ために、回転速度指令値とPWM制御信号のオンデュー
ティ比との関係を示したものである。図中、直線Aはオ
ンデューティ比がその線上の値に到達したときこれ以上
電流値が増えることがないように回転速度指令値を減少
せしめてオンデューティ比を下げる値を表し、直線Bは
オンデューティ比がその線上の値に到達したときモータ
への通電を停止する値を表している。オンデューティ比
を抑制することは、フィードバック制御を無視すること
になるので、本明細書ではこれをレリースと称し、以
下、直線A上の値をレリースデューティ比、直線B上の
値を停止デューテイ比と呼ぶことにする。因みに、回転
速度指令に対する第1の制限値であるレリースデューテ
ィ比及び第2の制限値である停止デューテイ比を例示す
ると図7のようになる。これら値をMCU32のROMに
記憶させて過電流防止制御を行う。
【0063】この過電流防止制御は、例えば、図6中の
C点にて室外ファンが回転駆動されている場合、風の影
響によって指令された回転速度が得られないときは破線
で示したようにオンデューティ比は増大補正される。そ
の増大の過程で直線A上のレリースデューティ比に到達
した場合、回転速度指令値を下げると共に、オンデュー
ティ比の低いPWM信号に変更し、オンデューティ比が
直線A上を超えないようにする。しかるに、オンデュー
ティ比の抑制制御を実行する過程でオンデューティ比が
直線Aを超えることも考えられる。そこで、C点にて室
外ファンが回転駆動されている場合にオンデューティ比
が増大して直線B上の停止デューテイ比に到達した場合
にはその時点で通電を停止する。
【0064】図8はこの過電流防止制御に対応するMC
U32の処理手順を示すフローチャートである。すなわ
ち、ステップ401 にてフィードバック制御を実行する。
続いて、ステップ401 で回転速度指令値に対するレリー
スデューティ比及び停止デューティ比を読み取る。そし
て、ステップ403 にて回転速度指令値に対応するPWM
信号のオンデューティ比がレリースデューティ比より大
きいか否かを判定する。もし、PWM信号のオンデュー
ティ比がレリースデューティ比より大きい場合には、さ
らにステップ404 にて、PWM信号のオンデューティ比
が停止デューティ比より大きいか否かを判定する。この
結果、PWM信号のオンデューティ比が停止デューティ
比より大きい場合には、ステップ406 で通電を止めて室
外ファンを停止させる。すなわち、PWM信号のオンデ
ューティ比を0%とする。続いて、ステップ106 で所定
の停止時間(6秒)が経過した時点で再起動させる。
【0065】一方、ステップ404 でPWM信号のオンデ
ューティ比が停止デューティ比より大きくなっていない
と判定された場合には、ステップ407 にてフィードバッ
ク処理を無視する処理を実行した後、ステップ404 でP
WM信号オンデューティ比を下げることにより、実質的
には回転速度指令値を下げる処理を実行する。
【0066】かくして、速度制御中に、CT等を用いる
ことなくPWM制御信号のオンデューティ比から電流を
推定することによって過電流防止制御を行うことがで
き、これによって、制御装置の大型化が避けられる。
【0067】なお、上記実施の形態では、レリースデュ
ーティ比及び停止デューティ比をROMに記憶させ、ス
テップ402 でそれらの値を読取ってそれ以降の処理を実
行したが、その代わりに例えば次式を用いてレリースデ
ューティ比Y1 及び停止デューティ比Y2 を演算しても
良い。 Y1 =Ux+a …(1) Y2 =Ux+b …(2) ただし、 x:回転速度指令値 U:比例定数(図6の直線A,Bの傾き) a,b:定数(図6の切片) である。
【0068】なおまた、速度制御中に突風が吹くことも
予測される。このとき、室外ファンの速度が急速に低下
し、電流値が急速に増大する虞れがある。この対策とし
ては、位置検出回路52の位置検出信号に基づき、ブラシ
レスモータの1回転の周期La を検出し、この周期La
が指令回転数の周期Ls よりも一定値C(C>)以上低
下したときに室外ファンの停止制御を実行すればよく、
この場合の制御手順は図13のフローチャートに示すとお
りである。
【0069】すなわち、ステップ501 にて設定室温Ts
を読込み、ステップ502 にて検出室温Ta を読込んだ
後、ステップ503 で設定室温Ts と検出室温Ta との温
度差ΔT(=Ts −Ta )を演算する。続いて、ステッ
プ504 で温度差ΔTに対応する室外ファンの回転数を、
例えば、MCUのROMに記憶された値から選択し、得
られた回転数を指令回転数としてその値に対応するPW
M信号を出力する。次に、ステップ505 で指令回転数に
対応する周期Ls を演算するか、又は、MCUのROM
に記憶させた値を読込む。
【0070】次に、ステップ506 では、位置検出回路52
を介して得られるU相信号のエッジが検出されたか否か
を調べ、そのエッジが検出された場合にはステップ507
でタイマによる時間測定動作を開始する。続いて、ステ
ップ508 にて、再度、U相信号のエッジが検出されたか
否かを調べ、そのエッジが検出された場合にはステップ
509 にて、タイマの時間測定動作を停止し、その時の計
数値を読込む。ステップ510 ではタイマの計数値に基づ
いて室外ファンが実回転数に対応する周期Laを演算す
る。さらに、ステップ511 では指令回転数に対応する周
期Ls から一定値Cを減算した値Ls −Cと、実回転数
に対応する周期La とを比較し、La <Ls −Cでなけ
れば、すなわち、La ≧Ls −Cであればステップ512
にて速度フィードバック制御を実行し、La <Ls −C
であればステップ513 で室外ファンの停止制御を実行し
て制御を終了する。これによって、図8に示した処理に
対して、より迅速な制御が可能となり安全性を増大する
ことができる。
【0071】また、上記実施の形態では空気調和機の室
外機を構成する室外ファンに対する起動制御及び速度制
御について説明したが、本発明はこれに適用を限定され
るものではなく、空気調和機以外の室外ファンの制御に
も適用可能である。
【0072】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、起動時の風速や風向に影響されることな
く、確実に室外送風機を起動させることができる。
【0073】また、もう一つの発明によれば、起動させ
た後の速度制御中に過電流防止制御を実施するに当た
り、CT等のセンサを不要化することができ、これによ
って、制御装置の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の具体的な処理手順を示すフローチ
ャート。
【図2】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の具体的な処理手順を示すフローチ
ャート。
【図3】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の出力波形を示した図。
【図4】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の具体的な処理手順を示すフローチ
ャート。
【図5】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、室外ファンの1回転に対する通電モード図。
【図6】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、PWM信号のオンデューティ比と回転速度指令との
関係を示した線図。
【図7】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、PWM信号のオンデューティ比と回転速度指令との
関係を示した図表。
【図8】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の具体的な処理手順を示すフローチ
ャート。
【図9】本発明の一実施の形態の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図10】本発明の一実施の形態の駆動回路の詳細な構
成を示す回路図。
【図11】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素のオン、オフ状態を示す波形図。
【図12】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素のオン、オフ状態を示す図表。
【図13】本発明の一実施の形態の動作を説明するため
に、主要な構成要素の具体的な処理手順を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
3 室外熱交換器 7 室外送風機 30 室外ユニット 32 MCU 41 電源回路 44 駆動回路 45 スイッチングレギュレータ 50 三相ブラシレスモータ 51 ホール素子51 52 位置検出回路 U,V,W,X,Y,Z M0SFET P1 〜P6 フォトカプラ F1 〜F6 フライホィールダイオード C1 ,C2 ,C3 電界コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外送風機を駆動するブラシレスモータ
    と、直流電源の正端子と前記ブラシレスモータの複数の
    端子との接続を切替える複数のスイッチング手段からな
    る上アーム及び直流電源の負端子と前記ブラシレスモー
    タの複数の端子との接続を切替える複数のスイッチング
    手段からなる下アームを有する駆動回路と、前記ブラシ
    レスモータの回転子の位置を検出する複数の位置検出手
    段と、前記位置検出手段の出力信号に基づいて前記ブラ
    シレスモータの回転速度を検出し、検出された回転速度
    が回転速度指令に一致するように前記駆動回路の複数の
    スイッチング手段をオン、オフ制御する速度制御手段と
    を備えた室外送風機の駆動装置において、 前記ブラシレスモータの起動前に、前記位置検出手段の
    出力信号に基づいて前記ブラシレスモータの回転方向と
    回転速度を検出する判別手段と、検出された起動前の回
    転速度が予め定めた規定値以下で回転方向が逆転のと
    き、前記位置検出手段からの検出信号の組合わせモード
    に前記スイッチング手段の駆動信号の通電モードを合致
    させて通電し、前記ブラシレスモータの回転を停止させ
    る逆転停止手段とを有することを特徴とする室外送風機
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】前記逆転停止手段は、駆動信号のオンデュ
    ーティ比を徐々に増大補正する補正手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の室外送風機の駆動装置。
  3. 【請求項3】前記逆転停止手段は、逆転中のモータを停
    止させると、停止したときの駆動信号のオンデューティ
    比を記憶し、このオンテューティ比の駆動信号により正
    転方向への起動制御を開始する起動手段を備えたことを
    特徴とする請求項2記載の室外送風機の駆動装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、前記位置検出手段の検出
    信号の組合わせモードの変化から前記ブラシレスモータ
    の正転又は逆転を検出した後に、正転及び逆転に対応し
    て設定される設定モードが検出されないとき、前記位置
    検出手段の異常と判別し、室外送風機の駆動を中止する
    ことを特徴とする請求項1記載の室外送風機の駆動装
    置。
  5. 【請求項5】室外送風機を駆動するブラシレスモータ
    と、直流電源の正端子と前記ブラシレスモータの複数の
    端子との接続を切替える複数のスイッチング手段からな
    る上アーム及び直流電源の負端子と前記ブラシレスモー
    タの複数の端子との接続を切替える複数のスイッチング
    手段からなる下アームを有する駆動回路と、前記ブラシ
    レスモータの回転子の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段の出力信号に基づいて前記ブラシレス
    モータの回転速度を検出し、かつ、前記駆動回路の上ア
    ームと下アームとで互いに異なる端子に接続されたスイ
    ッチング手段を組みとし、前記位置検出手段によって検
    出された前記ブラシレスモータの回転子の位置に応じて
    予め規定された組合わせモードに従って、上下アームの
    いずれか一方のスイッチング手段をオン制御し、いずれ
    か他方のスイッチング手段をPWM信号に従ってオン、
    オフ制御すると共に、前記ブラシレスモータの回転速度
    指令と回転速度検出値との差に応じてオンデューティ比
    の異なるPWM信号に従ってオン、オフ制御する速度制
    御手段とを備えた室外送風機の駆動装置において、 前記PWM信号のオンデューティ比が前記ブラシレスモ
    ータの回転速度指令に対応させて予め定めた第1の制限
    値に到達したとき、前記ブラシレスモータの回転速度指
    令を無視して、より低い回転速度指令に対応するPWM
    信号に従って前記いずれか他方のスイッチングをオン、
    オフ制御するレリース制御手段を有することを特徴とす
    る室外送風機の駆動装置。
  6. 【請求項6】前記レリース制御手段が回転速度指令を無
    視した制御をしても、前記PWM信号のオンデューティ
    比が前記第1の制限値よりも大きくなるように予め定め
    た第2の制限値に到達したとき、前記ブラシレスモータ
    を停止させる手段を備えたことを特徴とする請求項5記
    載の室外送風機の駆動装置。
  7. 【請求項7】前記位置検出手段の出力信号に基づいて前
    記ブラシレスモータの回転周期を検出すると共に、検出
    した回転周期が前記駆動装置の指令回転周期よりも一定
    値以上低下したとき、前記ブラシレスモータへのオン、
    オフ制御を停止させる手段を備えた請求項6に記載の室
    外送風機の駆動装置。
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