JPH0985816A - 口栓部結晶化方法 - Google Patents
口栓部結晶化方法Info
- Publication number
- JPH0985816A JPH0985816A JP24771395A JP24771395A JPH0985816A JP H0985816 A JPH0985816 A JP H0985816A JP 24771395 A JP24771395 A JP 24771395A JP 24771395 A JP24771395 A JP 24771395A JP H0985816 A JPH0985816 A JP H0985816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner diameter
- plug part
- mouth plug
- mandrel
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱効率が良く、内径を精度よく安定して口
栓部の結晶化を実現でき、口栓部を内径規制マンドレル
から容易に離脱させることができる口栓部結晶化方法を
提供する。 【解決手段】 プリフォームまたはボトルの口栓部１に
内径規制マンドレル２を挿入するとともに外部から加熱
して結晶化させる方法において、内径規制マンドレル２
を温度制御して、口栓部１を挿入する時、外部から加熱
する時および口栓部１を離脱する時にそれぞれ内径規制
マンドレル２の温度を変化させることを特徴とする口栓
部結晶化方法である。
栓部の結晶化を実現でき、口栓部を内径規制マンドレル
から容易に離脱させることができる口栓部結晶化方法を
提供する。 【解決手段】 プリフォームまたはボトルの口栓部１に
内径規制マンドレル２を挿入するとともに外部から加熱
して結晶化させる方法において、内径規制マンドレル２
を温度制御して、口栓部１を挿入する時、外部から加熱
する時および口栓部１を離脱する時にそれぞれ内径規制
マンドレル２の温度を変化させることを特徴とする口栓
部結晶化方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステルボトル
の口栓部を結晶化する方法に関する。
の口栓部を結晶化する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ポリエステルボトルの口栓部
を結晶化するには図１に正面図を示すように、プリフォ
ーム搬送機構３の搬送方向に沿って赤外線ヒータ４を配
したものが使用され、赤外線ヒータ４により、口栓部１
を外部から加熱し結晶化させるが、このとき予熱した内
径規制マンドレル２をプリフォームまたはボトルの口栓
部１に挿入してから加熱する方法、あるいは口栓部１を
外部から加熱し結晶化させてから、内径規制マンドレル
２を挿入して冷却する方法などがあった。
を結晶化するには図１に正面図を示すように、プリフォ
ーム搬送機構３の搬送方向に沿って赤外線ヒータ４を配
したものが使用され、赤外線ヒータ４により、口栓部１
を外部から加熱し結晶化させるが、このとき予熱した内
径規制マンドレル２をプリフォームまたはボトルの口栓
部１に挿入してから加熱する方法、あるいは口栓部１を
外部から加熱し結晶化させてから、内径規制マンドレル
２を挿入して冷却する方法などがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の内径規
制マンドレルを口栓部に挿入してから加熱する方法で
は、内径規制マンドレル自体の膨脹変形により、口栓部
が抜けにくくなったり口栓部精度が低下する恐れがあ
り、また後者の口栓部を加熱してから、内径規制マンド
レルを挿入して冷却する方法では、加熱の際に内径を規
制しないために口栓部の内径精度が低下するという問題
があった。
制マンドレルを口栓部に挿入してから加熱する方法で
は、内径規制マンドレル自体の膨脹変形により、口栓部
が抜けにくくなったり口栓部精度が低下する恐れがあ
り、また後者の口栓部を加熱してから、内径規制マンド
レルを挿入して冷却する方法では、加熱の際に内径を規
制しないために口栓部の内径精度が低下するという問題
があった。
【０００４】本発明は加熱効率が良く、内径を精度よく
安定して口栓部の結晶化を実現でき、、口栓部を内径規
制マンドレルから容易に離脱させることができる口栓部
結晶化方法を提供せんとしたものである。
安定して口栓部の結晶化を実現でき、、口栓部を内径規
制マンドレルから容易に離脱させることができる口栓部
結晶化方法を提供せんとしたものである。
【０００５】
【問題を解決するための手段】本発明は、プリフォーム
またはボトルの口栓部に内径規制マンドレルを挿入する
とともに外部から加熱して結晶化させる方法において、
内径規制マンドレルを温度制御して、口栓部を挿入する
時、外部から加熱する時および口栓部を離脱する時にそ
れぞれ内径規制マンドレルの温度を変化させることを特
徴とする口栓部結晶化方法である。
またはボトルの口栓部に内径規制マンドレルを挿入する
とともに外部から加熱して結晶化させる方法において、
内径規制マンドレルを温度制御して、口栓部を挿入する
時、外部から加熱する時および口栓部を離脱する時にそ
れぞれ内径規制マンドレルの温度を変化させることを特
徴とする口栓部結晶化方法である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面に基
づいて説明する。図１は本発明の口栓部結晶化方法を実
施するための装置の一例を示す主要部の正面断面図であ
る。
づいて説明する。図１は本発明の口栓部結晶化方法を実
施するための装置の一例を示す主要部の正面断面図であ
る。
【０００７】本発明は図１，図２に示すようにプリフォ
ームまたはボトルの口栓部１に内径規制マンドレル２を
挿入するとともに外部から加熱して結晶化させる方法に
おいて、内径規制マンドレル２を温度制御して、口栓部
１を挿入する時、外部から加熱する時および口栓部１を
離脱する時にそれぞれ内径規制マンドレル２の温度を変
化させることを特徴とする口栓部結晶化方法である。
ームまたはボトルの口栓部１に内径規制マンドレル２を
挿入するとともに外部から加熱して結晶化させる方法に
おいて、内径規制マンドレル２を温度制御して、口栓部
１を挿入する時、外部から加熱する時および口栓部１を
離脱する時にそれぞれ内径規制マンドレル２の温度を変
化させることを特徴とする口栓部結晶化方法である。
【０００８】プリフォームまたはボトルはポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル樹脂からなるもので、
結晶化温度以上に加熱すると結晶化する性質を有する。
そして、口栓部１は未配向のため結晶粒が大きく発達し
易いので、充分結晶化することにより白化する。
テレフタレート等のポリエステル樹脂からなるもので、
結晶化温度以上に加熱すると結晶化する性質を有する。
そして、口栓部１は未配向のため結晶粒が大きく発達し
易いので、充分結晶化することにより白化する。
【０００９】従来の口栓部結晶化装置と同様、本発明の
口栓部結晶化方法に用いる装置は回転可能なマンドレル
２を備えたプリフォーム搬送機構３の搬送方向に沿って
赤外線ヒータ４を配した基本的な配置をとっている。
口栓部結晶化方法に用いる装置は回転可能なマンドレル
２を備えたプリフォーム搬送機構３の搬送方向に沿って
赤外線ヒータ４を配した基本的な配置をとっている。
【００１０】本発明の特徴は、加熱結晶化の各工程にお
いて内径規制マンドレル２の温度を変化させる点にあ
る。
いて内径規制マンドレル２の温度を変化させる点にあ
る。
【００１１】内径規制マンドレル２を温度制御するため
には、内部に流体配管を設けて温調用流体を通したり、
加熱用電気ヒーターを設けたり、あるいは誘導加熱によ
ったり、適宜である。
には、内部に流体配管を設けて温調用流体を通したり、
加熱用電気ヒーターを設けたり、あるいは誘導加熱によ
ったり、適宜である。
【００１２】すなわち、プリフォームまたはボトルの口
栓部１を挿入する時においては、加熱の効率を向上する
ため、予め内径規制マンドレル２の温度を上げておくの
がよく、また、あまり高温過ぎると挿入時の応力により
口栓部１が軟化して、融着、変形するので溶融温度以下
が好ましく、ポリエチレンテレフタレート製のプリフォ
ームまたはボトルの場合は、９０〜１１０℃程度が好ま
しい。このとき、口栓部１は常温である。
栓部１を挿入する時においては、加熱の効率を向上する
ため、予め内径規制マンドレル２の温度を上げておくの
がよく、また、あまり高温過ぎると挿入時の応力により
口栓部１が軟化して、融着、変形するので溶融温度以下
が好ましく、ポリエチレンテレフタレート製のプリフォ
ームまたはボトルの場合は、９０〜１１０℃程度が好ま
しい。このとき、口栓部１は常温である。
【００１３】外部から加熱する時には、口栓部１内径を
精度よく安定して規制しながら、内部からも積極的に加
熱するために内径規制マンドレル２の温度をさらに高温
に保つのが好ましく、ポリエチレンテレフタレート製の
プリフォームまたはボトルの場合は、１１０〜１３０℃
程度が好ましい。このとき、口栓部１は、赤外線ヒータ
４などにより１７０〜１８０℃に保って結晶化すること
ができる。
精度よく安定して規制しながら、内部からも積極的に加
熱するために内径規制マンドレル２の温度をさらに高温
に保つのが好ましく、ポリエチレンテレフタレート製の
プリフォームまたはボトルの場合は、１１０〜１３０℃
程度が好ましい。このとき、口栓部１は、赤外線ヒータ
４などにより１７０〜１８０℃に保って結晶化すること
ができる。
【００１４】加熱による結晶化が終了したら、内径規制
マンドレル２の温度を６０℃以下に低下させて、口栓部
１を冷却し安定化させるとともに、冷却することにより
内径規制マンドレル２自体の外径を小さくし、口栓部１
を内径規制マンドレル２から容易に離脱させることがで
きる。
マンドレル２の温度を６０℃以下に低下させて、口栓部
１を冷却し安定化させるとともに、冷却することにより
内径規制マンドレル２自体の外径を小さくし、口栓部１
を内径規制マンドレル２から容易に離脱させることがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、プリフォームまたはボトルの
口栓部に内径規制マンドレルを挿入するとともに外部か
ら加熱して結晶化させる方法において、内径規制マンド
レルを温度制御して、プリフォームを挿入する時、外部
から加熱する時およびプリフォームを離脱する時にそれ
ぞれ内径規制マンドレルの温度を変化させることを特徴
とする口栓部結晶化方法であるから、加熱効率が良く、
内径を精度よく安定して口栓部の結晶化を実現でき、口
栓部を内径規制マンドレルから容易に離脱させることが
できる。
口栓部に内径規制マンドレルを挿入するとともに外部か
ら加熱して結晶化させる方法において、内径規制マンド
レルを温度制御して、プリフォームを挿入する時、外部
から加熱する時およびプリフォームを離脱する時にそれ
ぞれ内径規制マンドレルの温度を変化させることを特徴
とする口栓部結晶化方法であるから、加熱効率が良く、
内径を精度よく安定して口栓部の結晶化を実現でき、口
栓部を内径規制マンドレルから容易に離脱させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の口栓部結晶化方法を実施するための装
置の一例を示す主要部の正面断面図
置の一例を示す主要部の正面断面図
１ 口栓部 ２ 内径規制マンドレル
Claims (1)
- 【請求項１】 プリフォームまたはボトルの口栓部に内
径規制マンドレルを挿入するとともに外部から加熱して
結晶化させる方法において、内径規制マンドレルを温度
制御して、口栓部を挿入する時、外部から加熱する時お
よび口栓部を離脱する時にそれぞれ内径規制マンドレル
の温度を変化させることを特徴とする口栓部結晶化方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24771395A JPH0985816A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 口栓部結晶化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24771395A JPH0985816A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 口栓部結晶化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985816A true JPH0985816A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17167566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24771395A Pending JPH0985816A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 口栓部結晶化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985816A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011148879A1 (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-01 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | プリフォームの口部結晶化方法 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24771395A patent/JPH0985816A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011148879A1 (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-01 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | プリフォームの口部結晶化方法 |
| JP5706407B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2015-04-22 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | プリフォームの口部結晶化方法 |
| US9238341B2 (en) | 2010-05-28 | 2016-01-19 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Preform neck crystallization method |
| US10899064B2 (en) | 2010-05-28 | 2021-01-26 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Preform neck crystallization method |
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