JPH0985696A - Ptpシートのチップ片打ち抜き装置 - Google Patents

Ptpシートのチップ片打ち抜き装置

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JPH0985696A
JPH0985696A JP24582695A JP24582695A JPH0985696A JP H0985696 A JPH0985696 A JP H0985696A JP 24582695 A JP24582695 A JP 24582695A JP 24582695 A JP24582695 A JP 24582695A JP H0985696 A JPH0985696 A JP H0985696A
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JP
Japan
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punching
molding
punch
sheet
chip
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JP24582695A
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English (en)
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Sadao Minoura
貞夫 箕浦
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CKD Corp
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CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTPシートとして打ち抜かれる前の包装フ
ィルムの該当する箇所からチップ片を打ち抜けるととも
に、その打ち抜いたチップ片の処理を確実かつ簡単に行
えるPTPシートのチップ片打ち抜き装置を提供する。 【解決手段】 PTPシートからチップ片を打ち抜くた
めのチップ片打ち抜き装置1は、PTPシートの隣接す
るポケット間の位置において包装フィルムに前記シート
小片を切り離すための切り離し線を形成するようにPT
Pシートの長手方向及び幅方向に直交状に配置された複
数の成形刃56、58のうち少なくとも長手方向に並べ
られた成形刃間の位置及びその両端の成形刃の外側端の
位置に打ち抜きパンチ52、53を設けた成形雄型5
と、該打ち抜きパンチを受けるパンチ穴42、43が長
手方向に沿って並べて少なくとも1列形成されていて該
成形雄型と協働してチップ片を打ち抜く成形雌型4と、
該成形雄型及び成形雌型に連結されていて、それらのい
ずれか一方を他方に関して相対的に移動する駆動機構
と、を備えている。を備え

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリスタ包装シー
トにおいて、各ポケット単位に切り離したときその周囲
にエッジが形成されるのを防止するように丸みを付ける
ために星形の小片を打ち抜くための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブリスタ包装シート(以下PTPシート
と呼ぶ)には、通常、図10[A]の示されるように、
多数のポケットpが形成されていてそのポケット内に錠
剤等の薬品が装填され、上からカバーフィルムを被せて
シールして構成されている。そしてPTPシートSには
ポケット間の位置でPTPシートの長さ方向及び幅方向
に伸びるミシン目又は溝状の切り込みc、dを形成し
て、図10[B]に示されるようにPTPシートを各ポ
ケット単位で切り離せるようにしている。このようにP
TPシートをポケット単位で切り離したとき、四角形状
になって、四隅にほぼ90°のエッジeが形成されてし
まう。
【0003】ところで、PTPシートに包装されている
錠剤を飲むときは、もしPTPシートSを図10[B]
に示されるようにポケット単位に切り離した後でも、カ
バーフィルムを破って錠剤を取り出すわけであるが、時
には、間違えてポケット単位に切り離したPTPシート
(以下シート小片と呼ぶ)s全体を誤飲してしまうこと
がある。そのような場合、シート小片sの四隅のエッジ
eが喉の内壁に刺さって容易に取れなくなり、摘出手術
を行う場合が発生している。特に錠剤が小さくしたがっ
てポケット及びシート小片が小さい場合にはこのような
事故が起こり易い。
【0004】このような事故を防止するために、PTP
シートからシート小片を切り離したときに、図11
[A]に示されまた実開平3−84773号公報に開示
されているように、四隅に丸みrが形成されるべく、シ
ートの該当する箇所を打ち抜いた形状のPTPシートが
開発され、そのような打ち抜きを行う装置も提案されて
いる。PTPシートの四隅に丸みを付けてエッジを除く
装置として、例えば、(イ)本出願人に係る実公昭61
−31930号公報に示されるものが、また、PTPシ
ートから切り離されるシート小片の四隅に丸みを付けて
エッジを除く装置として(ロ)特開昭51−13799
3号公報に示されるものがある。
【0005】このうち、(イ)の装置は、帯状に繋がっ
ているフィルムからPTPシートを打ち抜く打ち抜き装
置の打ち抜き型を改良すると共に、その打ち抜き装置全
体を傾斜することによって、各々が複数のポケットを含
む3枚のPTPシートを1度に打ち抜くと共に各PTP
シートの四隅に丸みを付けるもので、PTPシートの打
ち抜きと同時に発生する星形のくず(以下チップ片と呼
ぶ)を打ち抜き型の傾斜した表面に沿って落下させるよ
うになっている。しかしながら、この装置では1枚のP
TPシートの各ポケット毎に切り離されるシート小片の
四隅に丸みを付けることはできない。また、打ち抜き装
置を傾斜させなければならいないので、ブリスタ包装機
の他の装置の配置の変更が必要になり、既存の装置にそ
のまま適用できない問題がある。一方、(ロ)の装置
は、一対の打ち抜きロール間にフィルムを通すことによ
ってそのロールに形成された打ち抜き刃によって、PT
Pシートを1枚ずつ打ち抜くと同時に各シート小片の四
隅に丸みを付けるために該当する位置からチップ片も同
時に打ち抜くようにしたものである。しかしながら、こ
の装置では製品としてのPTPシートとチップ片とが同
時に打ち抜かれて打ち抜き装置から落下するので、PT
Pシートとチップ片とを分別する作業が必要となる問題
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、PTPシートからシート小片を切り離した
ときにそのシート小片の四隅に丸みが形成されるように
PTPシートとして打ち抜かれる前の包装フィルムの該
当する箇所からチップ片を打ち抜けるとともに、その打
ち抜いたチップ片の処理を確実かつ簡単に行えるPTP
シートのチップ片打ち抜き装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、PTPシート
の各ポケットによって限定されるシート小片の隅部に丸
みを形成するようにPTPシートからチップ片を打ち抜
くためのチップ片打ち抜き装置において、PTPシート
の隣接するポケット間の位置において包装フィルムに前
記シート小片を切り離すための切り離し線を形成するよ
うにPTPシートの長手方向及び幅方向に直交状に配置
された複数の成形刃のうち少なくとも長手方向に並べら
れた成形刃間の位置及びその両端の成形刃の外側端の位
置に打ち抜きパンチを設けた成形雄型と、該打ち抜きパ
ンチを受けるパンチ穴が長手方向に沿って並べて少なく
とも1列形成されていて該成形雄型と協働してチップ片
を打ち抜く成形雌型と、該成形雄型及び成形雌型に連結
されていて、それらのいずれか一方を他方に関して相対
的に移動する駆動機構と、を備えて構成されている。上
記PTPシートのチップ片打ち抜き装置において、該成
形雄型が、更に、該幅方向に並べられた成形刃の外側端
の位置に打ち抜きパンチを備え、該成形雌型が、更に、
外側端の打ち抜きパンチを受けるパンチ穴を備えてもよ
い。また、該成形雄型の打ち抜きパンチ及び成形刃が上
方に向かって伸び、該成形雌型が該成形雄型の上方に配
設固定され、該成形雄型が成形雌型に関して上下動作可
能になっていてもよい。
【0008】
【作用】上記構成のチップ打ち抜き装置において、ポケ
ット内に品物が充填されカバーフィルムでシールされた
帯状の包装フィルムが成形雌型と成形雄型との間に通さ
れて所定の位置に停止すると、成形雌型及び成形雄型の
いずれか一方が他方に向かって移動する。すると成形雄
型の打ち抜きパンチは包装フィルムからチップ片を打ち
抜いてパンチ穴内に入る。その後成形刃により包装フィ
ルムに切り離し線が形成される。チップ片が打ち抜かれ
かつ切り離し線が形成された包装フィルムは下流側の別
の位置で打ち抜き装置によってPTPシートに1枚ずつ
打ち抜かれる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例によるチップ片打ち抜き装置について説明する。図
1ないし図3において、本実施例のチップ打ち抜き装置
が全体を1で示されている。このチップ打ち抜き装置1
は品物の包装が完了した包装フィルムからPTPシート
に打ち抜かれる前に、そのPTPシートからポケット毎
のシート小片を切り離すための切り離し線を形成する切
り込み形成装置と一体として構成されている。チップ打
ち抜き装置1は包装フィルムfの移送経路の下側に配設
されていてブリスタ包装機等のフレーム11に固定され
たブラケット2と、ブラケット2の上部に一対の隔てら
れた支柱3によって固定された成形雌型4と、ブラケッ
ト2と成形雌型4との間に上下動可能に配置された成形
雄型5と、成形雄型を駆動する駆動機構6とを備えてい
る。なお、本実施例では、包装フィルムの幅方向に5個
のポケットが形成されたポケットの横列を2列として1
枚のPTPシートに打ち抜く場合について説明する。
【0010】ブラケット2の上壁21のほぼ中央には軸
受け部22が設けられていて、その軸受け部22には上
下に貫通する軸受け穴23が形成されている。フレーム
11に固定されているブラケット2の縦壁25には軸受
け部26が形成されている。軸受け穴23内には駆動機
構6を構成する主軸61が上下動可能に挿入され、その
上端には成形雄型5を取り付ける取り付け板62が固定
されている。軸受け部26の軸受け穴27内には駆動軸
63が挿入され軸受け28によって回転可能に支持され
ている。駆動軸63の一端(図1で左端)にはその駆動
軸63の回転軸線からαだけ偏心した軸線を回転軸線と
するローラ64が回転可能に取り付けられている。この
ローラ64は主軸61の下部側面に形成された溝65内
に受けられている。したがって、駆動軸63が回転する
と、主軸61はローラ64の偏心量αの2倍のストロー
クで上下動する。駆動軸63の他端には歯車66が取り
付けられいる。この歯車66は、電動モータによって駆
動される歯車、シリンダによって駆動されるラック或い
はカム及びカムフォロアの組み合わせによって駆動され
る歯車(いずれも図示せず)とかみ合うようになってい
る。
【0011】ブラケット2の上壁21には、包装フィル
ムfの幅方向であって打ち抜かれるPTPシートsの長
手方向に包装フィルムが間にはいるように隔てて一対の
支柱3が鉛直に固定されている。支柱3の上端には成形
雌型4が公知の方法で取り外し可能に固定されている。
成形雌型4は平らで矩形のプレート41として形成され
ている。成形雌型4の中央の長手方向(図3で左右方
向)に伸びる中心線O−O上の位置には、所定のピッチ
pでパンチ穴42及び43(43a、43b)が複数個
(本実施例では合計で6個)形成されている。このパン
チ穴のうち両端の2個のパンチ穴43(43a、43
b)の平面形状が他の4個のパンチ穴42の平面形状と
異なっているが、いずれも後述する成形雄型5の対応す
る打ち抜きパンチを受けるようにその打ち抜きパンチの
横断面形状と合わされている。このパンチ穴42の平面
形状は、図4[A]から分かるように、4個の凹曲線4
4をひし形状に配置した形状になっている。またパンチ
穴43aの平面形状は、図4[B]から分かるように、
2個の凹曲線44と、その曲線に曲線で連続する一つの
直線45を三角形状に配置した形状になっている。更
に、パンチ穴43bの平面形状は、図4[C]から分か
るように、2個の凹曲線44と、その曲線と接する一つ
の直線45を三角形状に配置した形状になっている。各
パンチ穴42及び43は、成形雌型の下面側では打ち抜
きパンチをぴったり受ける大きさであり、上面側では打
ち抜いたチップ片が自由になるように大きくなってい
る。成形雌型4の支柱3への固定位置の近くにはガイド
穴46が形成され、そのガイド穴内には駆動機構6の取
り付け板62の端部に支柱3と平行に配設固定されたガ
イドロッド68を受けている。上記パンチ穴43aが4
3bより大きくなっているのは、下流側の工程で行われ
るPTPシートとしての打ち抜き工程において、打ち抜
きラインの位置ずれに対応できるようにするためであ
る。
【0012】成形雄型5は、その長手方向中心線が成形
雌型の長手方向中心線O−Oと一致するように駆動機構
6の取り付け板62の上面に公知の方法で取り外し可能
に固定されている。成形雄型5には長手方向中心線上に
複数の打ち抜きパンチ52及び53(53a、53b)
が所定のピッチpで設けられている。この打ち抜きパン
チ52は上記成形雌型4のパンチ穴42内に受けられよ
うにそのパンチ穴42の位置に整合して配置され、また
打ち抜きパンチ53(53a、53b)は、それぞれパ
ンチ穴43(43a、43b)内に受けられようにその
パンチ穴43(43a、43b)と整合して配置され、
いずれの打ち抜きパンチも基部51と一体に形成されて
基部に対して垂直に上方に伸びている。成形雄型5に
は、更に、長手方向中心線上の位置で隣接する打ち抜き
パンチ間に、PTPシートから各ポケットを単位とした
シート小片を切り離すための切り離し線を形成するため
の成形刃56が設けられている。各成形刃56の公知の
方法で打ち抜きパンチ52及び53に上下方向に位置調
整可能に取り付けられている。各成形刃56の刃先とな
る上縁の位置は打ち抜きパンチ52及び53(53a、
53b)の上端より下の位置になっていて、打ち抜きパ
ンチの上端が包装フィルムからチップを打ち抜いて成形
雌型のパンチ穴内に入った後、成形刃56の刃先で包装
フィルムに切り離し線を形成するようになっている。
【0013】成形雄型5には、更に、各打ち抜きパンチ
52及び一方(図2において右側)の打ち抜きパンチ5
3bの中心を通りかつ長手方向中心線に直角に伸びる線
上において打ち抜きパンチ52の両側に配置された支持
部57が基部51と一体的に形成されている。そしてそ
れら支持部57と打ち抜きパンチ52との間及び支持部
と一方の打ち抜きパンチ53との間には、打ち抜かれる
べきPTPシートの幅方向(帯状の包装フィルムの送り
方向)に伸びる他の成形刃58が配設されている。この
成形刃58も公知の方法で打ち抜きパンチ52及び5
3、支持部57に上下方向に位置調整可能に取り付けら
れている。上記成形刃56及び58は、PTPシートに
形成される切り離し線がミシン目である場合には、上縁
が鋸刃状に凹凸になっており、また切り離し線が包装フ
ィルムの厚さの80ないし90%まで食い込むスリット
を形成する場合には上縁が一直線状に伸びている。これ
らはいずも従来の構造の刃でよいので詳細な説明は省略
する。また、上記ピッチPはPTPシートに形成する隣
接する切り離し線間のピッチと同じになる。
【0014】上記構成のチップ打ち抜き装置において、
成形雄型5が駆動機構6により成形雌型4に関して引き
下げられているとき、品物の充填シールが完了した包装
フィルムfが成形雌型4の下側に送られ、包装フィルム
の移送方向に隣接するポケット間の中央の位置が成形雌
型4の長手方向中心線と一致した状態で包装フィルムが
停止される。すると駆動機構6の駆動軸63が例えば約
180°回転して主軸61及びその主軸の上に設けられ
た成形雄型5を上昇させる。成形雄型5が上昇するとそ
の成形雄型の打ち抜きパンチ52及び53(53a、5
3b)が上昇して成形雌型4と協働して包装フィルムか
らチップを打ち抜く。打ち抜くパンチがチップを打ち抜
いて成形雌型4のパンチ穴42及び43(43a、43
b)内に入った後、成形刃56及び58が成形雌型4と
協働して包装フィルムに隣接するポケットp間の位置で
切り離し線、例えばミシン目又はスリットを形成する。
打ち抜かれたチップはパンチ穴42及び43内に受けら
れる。その後駆動軸63が更に180°回転すると成形
雄型が降下し、包装フィルムが所定の距離だけ送られ
る。以下同様にして順次チップの打ち抜きと切り離し線
の成形を同時に行う。チップの打ち抜き及び切り離し線
の成形が完了した包装フィルムには、図5に示されるよ
うにPTPシートの長手方向(包装フィルムの幅方向)
に伸びる切り離し線c及びPTPシートの幅方向(包装
フィルムの移送方向)に伸びる切り離し線dが形成さ
れ、長手方向の切り離し線cの間及び両端の切り離し線
の外側端にはチップを打ち抜いた後の孔h、iが形成さ
れる。このように孔h、i及び切り離し線c、dが形成
された包装フィルムは、下流側に配置された打ち抜き装
置によりPTPシートに1枚ずつ打ち抜かれる。この場
合、図11に示されるような形状のPTPシートに打ち
抜くには、同図でハッチングが付された部分は打ち抜き
装置によって打ち抜く必要がある。打ち抜きにより発生
したチップ片は成形雌型の各パンチ穴内に溜まるが、そ
の溜まったチップ片を除去するには、例えば、成形雌型
の上をカバーで多い、そのカバーと成形雌型によって限
定される空間を真空引きして排除するようにしてもよ
い。
【0015】図6及び図8において、成形雌型の変形例
4a及び成形雄型の変形例5aが示されている。この変
形例においては、前の実施例では成形刃用の支持部とし
て作用したものを打ち抜きパンチ57aとして構成した
ものである。すなわち両端の打ち抜きパンチ57aは中
央の打ち抜きパンチ52と同じ高さ位置まで伸びてい
る。また成形雌型4aにはそのパンチ57aを受けるた
めのパンチ穴49が形成されている。パンチ穴49及び
パンチ57aの平面形状は、パンチ穴43a及びパンチ
53aのそれと同じになっている。その他の点では前記
実施例と同じである。この実施例の成形雄型及び成形雌
型で包装フィルムからチップを打ち抜くと、図10に示
されるように孔h、i、jの外に孔kが切り離し線c及
びdと共に形成される。孔kは孔iとほぼ同じ形状及び
大きさを有していて、後工程でPTPシートとして打ち
抜くときに打ち抜きラインLがずれても不都合が生じな
いようにしている。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、包装フィルムからPT
Pシートを打ち抜く前の位置で包装フィルムにミシン目
又はスリットのような切り離し線を形成するのと同時に
星形の小さいチップを打ち抜くので、PTPシートの打
ち抜く段階で製品としてのPTPシートに混じってチッ
プが入り込むことがなくなり、後工程で行われる包装
(複数枚のPTPシートを一まとめとして包装する)作
業を円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップ打ち抜き装置の一実施例の縦断
面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿って見た断面図である。
【図3】図1の装置の上平面図である。
【図4】[A]ないし[C]は成形雌型のパンチ穴の形
状を示す拡大平面図である。
【図5】図1に示されるチップ片打ち抜き装置によって
打ち抜かれる孔及び形成される切り離し線の配置及び形
状を示す図である。
【図6】成形雄型及び成形雌型の変形例を示す断面図で
ある。
【図7】成形雌型の変形例の平面図である。
【図8】図6の成形雄型及び成形雌型の横断面図であ
る。
【図9】図6ないし図8に示される成形雄型及び成形雌
型によって形成される包装フィルムの孔及び切り離し線
の配置及び形状を示す平面図である。
【図10】従来のPTPシートであってシート小片の四
隅に丸みが形成されないPTPシートの平面図である。
【図11】本発明が対象としているPTPシートであっ
てシート小片の四隅に丸みが形成されないPTPシート
の平面図である。
【符号の説明】
1 チップ片打ち抜き装置 2 ブラケット 3 支柱 4、4a 成形雌型 41 プレート 42、43、49
パンチ穴 5、5a 成形雄型 52、53 57a 打ち抜きパンチ 6 駆動機構 61 主軸 63 駆動軸 64 ローラ f 包装フィルム S PTPシー
ト s シート小片 p ポケット c,d 切り離し線 h、i、j、k

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTPシートの各ポケットによって限定
    されるシート小片の隅部に丸みを形成するようにPTP
    シートからチップ片を打ち抜くためのチップ片打ち抜き
    装置において、 PTPシートの隣接するポケット間の位置において包装
    フィルムに前記シート小片を切り離すための切り離し線
    を形成するようにPTPシートの長手方向及び幅方向に
    直交状に配置された複数の成形刃のうち少なくとも長手
    方向に並べられた成形刃間の位置及びその両端の成形刃
    の外側端の位置に打ち抜きパンチを設けた成形雄型と、 該打ち抜きパンチを受けるパンチ穴が長手方向に沿って
    並べて少なくとも1列形成されていて該成形雄型と協働
    してチップ片を打ち抜く成形雌型と、 該成形雄型及び成形雌型に連結されていて、それらのい
    ずれか一方を他方に関して相対的に移動する駆動機構
    と、を備えたPTPシートのチップ片打ち抜き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のPTPシートのチップ
    片打ち抜き装置において、該成形雄型が、更に、該幅方
    向に並べられた成形刃の外側端の位置に打ち抜きパンチ
    を備え、 該成形雌型が、更に、外側端の打ち抜きパンチを受ける
    パンチ穴を備えるチップ片打ち抜き装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のPTPシートの
    チップ片打ち抜き装置において、該成形雄型の打ち抜き
    パンチ及び成形刃が上方に向かって伸び、該成形雌型が
    該成形雄型の上方に配設固定され、該成形雄型が成形雌
    型に関して上下動作可能になっているチップ片打ち抜き
    装置。
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