JPH0984291A - シール構造 - Google Patents

シール構造

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JPH0984291A
JPH0984291A JP7236741A JP23674195A JPH0984291A JP H0984291 A JPH0984291 A JP H0984291A JP 7236741 A JP7236741 A JP 7236741A JP 23674195 A JP23674195 A JP 23674195A JP H0984291 A JPH0984291 A JP H0984291A
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JP
Japan
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oil seal
housing
shaft
seal
outside
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Pending
Application number
JP7236741A
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English (en)
Inventor
Hideto Terayama
秀人 寺山
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Keeper Co Ltd
Original Assignee
Keeper Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルシールの内部と外部との間の圧力差が
大きく生じる環境で使用しても気密性が低下せず、オイ
ルシールの寿命が短かくなることを防ぐ。 【解決手段】 ハウジング1と該ハウジング1に対して
回転可能な軸2との間にオイルシール20を設け、かつ
該オイルシールが軸方向に摺動可能な空間21をハウジ
ング1と駆動軸2との間に形成する。そして、オイルシ
ール20に、軸2と接触する軸側リップ部20aと、ハ
ウジング1と接触するハウジング側リップ部20bとを
設け、内外の圧力差によりオイルシール20を軸方向に
摺動可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸のシール構造に
関する。更に詳述すると、本発明は、例えば水中モータ
の軸封装置のようにオイルシールの内部と外部との間に
圧力差が生ずる部分のシールに適したシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水中ポンプ等の駆動に用いられる水中モ
ータの駆動軸には、例えば、図4に示すようなシール構
造が採用されている。このシール構造は、駆動軸2が回
転可能に収容されている水中モータのハウジング1の一
部に、拡径されたシール収容部3が形成され、そのシー
ル収容部3に第1オイルシール4と第2オイルシール6
との2つのオイルシールが背中合わせに組み込まれてい
る。各オイルシール4,6は、剛性を高める補強環4
a,6aがそれぞれ内蔵されており、ハウジング1に圧
入されることによって固定されている。これにより、オ
イルシール4,6は、ハウジング1に気密性を保持して
抜け出さないように固定される一方、内径側のリップ部
4b,6bで駆動軸2を回転可能に締め付けてシールす
るように設けられている。リップ部4b,6bの背部に
は腰部4c,6cのばね力を補うためガータばね8が装
着されて、リップ部4b,6bを駆動軸2に押圧するよ
うに設けられている。尚、第1オイルシール4と第2オ
イルシール6との間には、グリス5が封入されてシール
性が更に高められている。さらに、シール収容部3の開
口部には、フィルタ7が嵌合されている。
【0003】一方、図5に示すように、軸方向に並ぶ2
つのリップ部10b,10cを備えたオイルシール10
によりシールを行う構造も知られている。このシール構
造は、図4に示すものと同様に、オイルシール10がハ
ウジング1に圧入されてシール収容部3に収容されてい
る。オイルシール10は、シール収容部3のストッパ1
1に一端が固定され、他端側がシール収容部3の開口部
に嵌合され、シール押さえ12によって固定され、軸方
向に動き得ないように設置されている。尚、オイルシー
ル10には、剛性を高める補強環10aが内蔵され、リ
ップ部10b,10cにはガータばね8が装着されて、
リップ部10b,10cを駆動軸2に押圧している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシール構造では、オイルシール4,6,10の内部と
外部で圧力差が生じたときに、リップ部4b,6b,1
0b,10cが変形してしまうおそれがある。
【0005】例えば、図4に示すシール構造では、ポン
プの空回りや水の汲み上げ過ぎなどによって、相対的に
ハウジング外部の水圧が大きくなった場合、第2オイル
シール6が極端に押圧され、リップ部6bが変形してし
まうおそれがある。また、ハウジング外部の水圧が小さ
くなった場合には、第1オイルシール4がその内部側か
ら極端に押圧され、リップ部4bが変形してしまうおそ
れがある。一方、図5に示すシール構造では、オイルシ
ールの内外に生ずる極端な圧力差により、オイルシール
10のいずれかのリップ部10b,10cが変形するお
それがある。
【0006】そして、いずれの構造でも、リップ部4
b,6b,10b,10cが移動したりあるいは反転す
る等してしまい、気密性が損なわれてしまうおそれがあ
る。また、リップ部の移動により、腰部4c,6c,1
0dが大きく変形されて負担を受けてしまう。このた
め、過度に大きな圧力差が長時間に渡って加えられる
と、腰部4c,6c,10dが亀裂したり破損してしま
うおそれがある。これがオイルシール4,6,10の長
寿命化を妨げる一因ともなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、オイルシールの内外に
大きな圧力差が生じても、気密性が低下せず、オイルシ
ールの寿命を縮めることのないシール構造を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1のシール構造は、ハウジングと軸との間の
相対運動する部分にオイルシールを設けたシール構造に
おいて、ハウジングと軸との間にオイルシールの軸方向
移動を可能とする空間を形成すると共にオイルシールに
軸と接触する軸側リップ部とハウジングと接触するハウ
ジング側リップ部とを設け、オイルシールの内外の圧力
差により該オイルシールを軸方向に摺動可能としてい
る。
【0009】したがって、オイルシールの内部と外部と
で圧力差が生じた時は、高圧側の流体がオイルシールを
低圧側に押圧する。これにより、軸側リップ部が軸に対
して摺動すると共にハウジング側リップ部がハウジング
に対して摺動する。そして、オイルシールは、低圧側に
摺動され、オイルシールの内外の圧力差がほとんどなく
なる所あるいはオイルシールを摺動させ得ない程度の圧
力差となる所でオイルシールの動きが止まり、実質的な
圧力差を無くす。依って、オイルシールに圧力差による
負担を与えることが防止される。この時、オイルシール
が摺動しても、各リップ部は軸やハウジングに常に接触
して気密性を確保する。
【0010】また、高圧側と低圧側とが反対になった場
合は、高圧側の流体がオイルシールを低圧側に摺動す
る。そして、オイルシールの内外部の圧力差をなくすよ
うにする。
【0011】また、請求項2のシール構造は、オイルシ
ールの軸方向への摺動を一定範囲に制限する当接部を設
けている。ここで、当接部は、ハウジングに設けても軸
に設けても構わない。
【0012】この場合、例えば、オイルシールの外部が
低圧で内部が高圧である場合には、オイルシールが摺動
してもある範囲を越えると当接部に突き当たってその動
きが阻止されるためハウジングから抜け外れることはな
い。また、オイルシールの外部が高圧で内部が低圧であ
る場合には、オイルシールがハウジングの内方を指向し
て摺動しても必要以上に押し込まれることはない。
【0013】また、請求項3のシール構造は、オイルシ
ールを軸方向に付勢する弾性部材を設けている。ここ
で、弾性部材としては、圧縮コイルばねや皿ばね、ゴム
等の部材を用いることが好ましい。
【0014】このため、例えば、弾性部材によりオイル
シールが内側へ向けて付勢される場合は、オイルシール
の外部が低圧で内部が高圧である時に、オイルシールが
外へ向けて摺動し、更に弾性部材に当接した後はこれを
弾性変形させながら摺動する。これにより、オイルシー
ルに加わる内外の圧力差が低減される。また、オイルシ
ールがハウジングから抜け落ちることが防止される。そ
して、オイルシールの内外の圧力差が小さくなると、弾
性部材が復元される位置までオイルシールが付勢され
る。これにより、オイルシールが内側へ向けて摺動され
て原位置に戻される。
【0015】一方、弾性部材によりオイルシールが外側
へ向けて付勢される場合は、オイルシールの外部が高圧
で内部が低圧である時に、オイルシールが内側へ向けて
摺動し、弾性部材に当接した後はこれを弾性変形させな
がら摺動する。そして、オイルシールに加わる内外の圧
力差を低減させる。また、オイルシールが内部深くに押
し込まれることが防止される。そして、オイルシールの
内外の圧力差が小さくなると、弾性部材によってオイル
シールが付勢され、原位置側へ押し戻される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形
態では、シール構造を水中モータの駆動軸に適用した場
合について説明している。
【0017】図1に示すように、本発明のシール構造
は、ハウジング1と軸2との間にオイルシール20が軸
方向移動するための所定の間隔の空間21が設けられ、
その空間21内にオイルシール20が軸方向に摺動可能
に収容されて成る。オイルシール20は、軸2に接する
軸側リップ部20aと、ハウジング1に接するハウジン
グ側リップ部20bとを備え、ハウジング1にも軸2に
も圧入によって固定されないで軸方向に摺動可能に当接
するように嵌合されている。尚、符号20cは金属補強
環である。
【0018】軸側リップ部20aは、軸2の外周面に接
し、軸方向に並べて2カ所に形成されている。そして、
各軸側リップ部20aの外周部に縮径方向に付勢するガ
ータばね8が装着され、軸2に対して各軸側リップ部2
0aを締め付けている。また、軸2と軸側リップ部20
aとは、互いに回転可能で軸方向に摺動可能とされてい
る。
【0019】なお、本実施形態ではガータばね8を用い
た構造としているが、これに特に限定されず、ガータば
ねを用いずに各軸側リップ部20aの締め代および腰部
20d,20dの弾性で軸2を締め付ける構造としても
構わない。また、本実施形態では軸側リップ部20aを
内側に向けて作用するものと外側に向けて作用するもの
との2カ所を設けた構造としているが、1カ所であった
り3カ所以上に設けても構わない。
【0020】一方、ハウジング側リップ部20bは、ハ
ウジング1の内周面に接し、内向きに傾斜したものと外
向きに傾斜したものがそれぞれ2カ所ずつ設けられてい
る。
【0021】なお、本実施形態ではハウジング側リップ
部20bを内向きのものと外向きのものとで2カ所ずつ
設けた構造としているが、1カ所ずつでもあるいは3カ
所以上に設けた構造としても良いし他のリップ構造であ
っても構わない。また、本実施形態の軸側リップ部20
aのように、1カ所から内外に分岐した構造としても構
わない。さらに、ハウジング側リップ部20bに拡径方
向に付勢するガータばねを装着し、ハウジング側リップ
部20bをハウジング1の内周面に押圧させた構造とす
ることもできる。また、軸側リップ部20aとハウジン
グ側リップ部20bとに、必要に応じてちりよけリップ
を設けた構造としても構わない。この構造によれば、オ
イルシール20と軸2及びハウジング1との間にごみが
入り込むことはないので、各リップ部20a,20bが
損傷して気密性が損なわれることがない。なお、本実施
形態のハウジング側リップ部20bの最も内側のものと
最も外側のものとを、ちりよけリップとしても構わな
い。
【0022】したがって、軸側リップ部20aと軸2と
の間の摩擦力と、ハウジング側リップ部20bとハウジ
ング1の内周面との間の摩擦力とを、互いに調節して設
定することができる。例えば、オイルシール20のハウ
ジング1に対する摩擦力を大きくすることによって、軸
2が回転する時にオイルシール20を回転させないよう
に設けることも、その逆に軸2と共に回転するように設
けることもできる。
【0023】一方、ハウジング1にはオイルシール20
の軸方向への摺動を一定範囲に制限する当接部22が設
けられている。例えば、この当接部22は、ハウジング
1の開口部に軸2へ向けて突出する内向きのフランジに
よって構成されている。このため、オイルシール20が
摺動して開口部に達すると当接部22に当接し、ハウジ
ング1の外に飛び出すことが防止される。なお、本実施
形態では、ハウジング1の開口部に形成した当接部22
を図示しているが、オイルシール20の摺動範囲を設定
するために反対側のハウジング内部あるいはその他の位
置に設けても構わない。例えば、ハウジング1の内部の
所定位置に当接部として突起部を形成し、オイルシール
20の両方向の摺動を制限する構造とすることもでき
る。この場合、突起部を、ハウジング1の内周面に円周
上連続する形状としたり円周上不連続に数カ所設けた形
状とすることができる。また、当接部を、ハウジング1
の内部にOリングを設けて構成することもできる。さら
に、軸2の外周に突起部を設けて当接部を形成しても構
わない。
【0024】以上のように構成されたシール構造による
と、次のようにしてオイルシールの内外の圧力差が解消
される。軸2あるいはハウジング1が回転されると、軸
側リップ部20aと軸2との間あるいはハウジング側リ
ップ部20bとハウジング1との間若しくは双方で周方
向に滑りが生ずる。そして、相対回転する軸2とハウジ
ング1との間では、オイルシール20の軸側リップ部2
0aと軸2との接触、およびハウジング側リップ部20
bとハウジング1との接触により、シールが構成され
る。
【0025】そして、オイルシール20の内外に圧力差
が生ずると、オイルシール20を挟んで高圧側の流体が
オイルシール20を低圧側へ向けて押圧する。これによ
り、オイルシール20が摺動し、オイルシール20の内
部の容積が変化する。そして、オイルシール20の内外
の圧力が等しくなりオイルシール20を押圧する力が作
用しなくなるので、オイルシール20の摺動が停止され
る。この状態では、オイルシール20に作用する流体圧
の均衡が保たれているので、オイルシール20に負担が
掛かることはない。
【0026】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、オイルシール20の内外の低圧側となる
方に図2及び図3に示すように、ハウジング1の当接部
22とオイルシール20との間に、圧縮コイルばねによ
る戻りばね23を設けることもできる。
【0027】この構造によれば、ハウジング1の内外の
圧力差がほとんどない場合は、図2に示すように、オイ
ルシール20が弾性部材たる戻りばね23を押圧しな
い。一方、外圧が内圧よりも相対的に小さくなった場合
は、図3に示すように、オイルシール20が外へ向けて
摺動し、戻りばね23と当接した後はこれを押圧して弾
性変形させながら摺動する。また、戻りばね23の外部
側の端部は当接部22に当接されているので、ハウジン
グ1から飛び出すことはない。さらに、オイルシール2
0の外圧が内圧に近づくと、戻りばね23の蓄勢力でオ
イルシール20が押し返され、更に圧力差で原位置に戻
される。したがって圧力変動が繰り返されても、オイル
シール20が常に原位置に戻されるので、摺動が制限さ
れることがない。
【0028】また、本実施形態では戻りばね23をオイ
ルシール20の外部側のみに配置した構造としたが、内
部側に設けた構造としても構わない。この構造によれ
ば、オイルシールの外圧が内圧よりも大きくなってオイ
ルシール20が内側に摺動される。この場合にも、オイ
ルシール20の内外の圧力差が小さくなると、戻りばね
23の力でオイルシール20が原位置に戻される。ま
た、伸縮可能な戻りばねをオイルシールに結合すること
により内外両方向に対応させても良い。
【0029】なお、弾性部材としては、圧縮コイルばね
の他に、皿ばね等のばねを用いることもできる。また、
ばね以外でも、ゴム等の弾性体を用いることもできる。
このため、オイルシール20の形状に応じ、最適な形状
・種類の弾性部材を選択することができる。
【0030】また、本実施形態では、シール構造を水中
モータに用いた場合について説明しているが、他の装置
であっても、シールの内部と外部との間で圧力差が生ず
る部分に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1のシール構造では、オイルシールの内外に圧力差が生
じた時に高圧側の流体がオイルシールを軸方向に押圧し
て低圧側に摺動させるので、オイルシールの内外部の圧
力差がなくなる。このため、オイルシールに対して流体
から与えられる負担が小さくなる。そして、オイルシー
ルの変形が防止されるので、気密性が確実になると共に
オイルシールの寿命を延ばすことができる。しかも、オ
イルシールが軸やハウジングに対して摺動しても、各リ
ップ部が軸やハウジングに常に接触しているので、流体
の浸入や漏出が確実に防止される。
【0032】さらに、請求項2のシール構造では、オイ
ルシールの軸方向への摺動を一定範囲に制限する当接部
を設けているので、オイルシールの内外の圧力差が極端
に大きくなっても、オイルシールのハウジングからの抜
け外れ等の不具合が生ずることはない。
【0033】また、請求項3のシール構造では、圧縮コ
イルばねや皿ばね等の弾性部材が設けられているので、
圧力変動が繰り返されてもオイルシールが常に原位置に
戻り、オイルシールの摺動が制限されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール構造の実施形態を示す縦断面図
である。
【図2】本発明のシール構造の他の実施形態を示す縦断
面図であり、オイルシールが原位置にある状態を示す。
【図3】本発明のシール構造の他の実施形態を示す縦断
面図であり、オイルシールが付勢手段を押圧している状
態を示す。
【図4】従来のシール構造を示す縦断面図である。
【図5】従来の他のシール構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 軸 20 オイルシール 20a 軸側リップ部 20b ハウジング側リップ部 21 オイルシールの軸方向移動空間 22 当接部 23 戻りばね(弾性部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと軸との間の相対運動する部
    分にオイルシールを設けたシール構造において、前記ハ
    ウジングと軸との間に前記オイルシールの軸方向移動を
    可能とする空間を形成すると共に前記オイルシールに前
    記軸と接触する軸側リップ部と前記ハウジングと接触す
    るハウジング側リップ部とを設け、前記オイルシールの
    内外の圧力差により該オイルシールを軸方向に摺動可能
    としたことを特徴とするシール構造。
  2. 【請求項2】 前記オイルシールの軸方向への摺動を一
    定範囲に制限する当接部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のシール構造。
  3. 【請求項3】 前記オイルシールを軸方向に付勢する弾
    性部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のシール構造。
JP7236741A 1995-09-14 1995-09-14 シール構造 Pending JPH0984291A (ja)

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Cited By (5)

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