JPH0981961A - 情報信号記録ディスク - Google Patents
情報信号記録ディスクInfo
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- JPH0981961A JPH0981961A JP7233806A JP23380695A JPH0981961A JP H0981961 A JPH0981961 A JP H0981961A JP 7233806 A JP7233806 A JP 7233806A JP 23380695 A JP23380695 A JP 23380695A JP H0981961 A JPH0981961 A JP H0981961A
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- disk
- signal recording
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
とともに、記入時において記入部が損傷することを防止
する。 【解決手段】 合成樹脂材料からなるディスク基板2の
一主面2Aに情報信号記録層6が形成されたディスクプ
レート3を備える。このディスクプレート3は、一主面
2A側に、ディスク基板2と同一材質の裏打ち板3が貼
着される。
Description
気ディスク等のように、楽音信号や映像信号等の情報信
号の記録を可能とする円盤状の情報信号記録ディスクに
関する。
く楽音信号や映像信号等所望の情報信号が記録される情
報信号記録ディスクが提案されている。
成されたディスクプレートと、このディスクプレートに
穿設されたセンター孔に収納配設された金属材料からな
るセンターハブとから構成されている。
ボネート、ポリメチルメタクリレート等の透明な合成樹
脂材料によって形成されるディスク基板と、このディス
ク基板の一方の主面上に成膜形成されて所望の情報信号
が記録される情報信号記録層と、この情報信号記録層上
に被覆形成されてこの情報信号記録層を機械的及び化学
的に保護する保護層と、この保護層上に印刷された印刷
層とから構成されている。
に、タイトル等の記号が記入される記入部が設けられ、
この記入部にユーザによってフェルトペン等のペン先の
柔らかいペンでタイトル或いは使用日等が記入される。
の一方の主面の裏側に位置する他方の主面を情報信号の
書き込み読み出し面とされ、この書き込み読み出し面側
から情報信号記録層に光ビームを照射することによって
情報信号の記録再生が行われる。
来の情報信号記録ディスクにおいては、この保護層が非
常に吸湿性の低い樹脂によって形成されているため、デ
ィスク基板の保護層側の一方の主面と書き込み読み出し
面側の他方の主面とで、湿度の変化に伴ってディスク基
板中に含まれる水分量に差が生じる。このため、情報信
号記録ディスクは、ディスクプレートがディスク基板中
に含まれる水分量に依存した膨張或いは収縮をして反り
等の変形を生じ、サーボエラー或いはデータエラーに影
響を及ぼすといった問題点があった。
及び印刷層の硬度が比較的低いため、ボールペン等のペ
ン先の硬度が高いペンで記入部にタイトル等の記号を記
入すると、情報信号記録層を損傷させるおそれがあっ
た。このため、情報信号記録ディスクでは、この記入部
にラベルを貼着することが考えられるが、ディスク回転
駆動装置に装着されて高速で回転操作されると、ディス
ク回転駆動装置側のディスクテーブルに対して重量バラ
ンスが狂ってしまい、回転駆動動作が安定しないといっ
た問題点があった。
と品名等とを印刷する少なくとも2種類の印刷工程が必
要になり、製造作業が煩雑となっていた。
が変形することを防止するとともに、記入時において記
入部が損傷することを防止する情報信号記録ディスクを
提供することを目的に提案されたものである。
明に係る情報信号記録ディスクは、合成樹脂材料からな
るディスク基板の一主面に情報信号記録層が成膜形成さ
れたディスクプレートを備える。このディスクプレート
は、上記一主面側に、ディスク基板と同一材質の裏打ち
板が貼着される。
ち板の表面に、文字、数字、絵図等の記号が記入される
記入部を設けることが好ましい。
信号記録ディスクによれば、湿度による反り等の変形が
ディスク基板と裏打ち板とで相殺されて生じず、ディス
ク回転駆動装置に装着されて安定して回転駆動動作され
る。
態について、図1乃至図4の図面を参照して詳細に説明
する。本発明の実施の形態として示す情報信号記録ディ
スク1は、図1に示すように、円盤状に形成されたディ
スクプレート2と、このディスクプレート2の一方の主
面2Aに取り付けられて円盤状に形成された裏打ち板3
と、ディスクプレート2と裏打ち板3との中央部に配設
されたセンターハブ4とを備えている。
1.2mm程度の厚さ寸法をもって形成され、ディスク
基板5と、情報信号記録層6と、保護層7とが順に積層
成膜されてなる。ディスク基板5は、温度或いは湿度に
よる収縮膨張率が極小さい材質によって形成されてい
る。したがって、ディスク基板5は、光透過特性に優れ
たポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリ
オレフィン等の合成樹脂材料によって円盤状に形成され
ている。情報信号記録層6は、ディスク基板5の一方の
主面5A上に成膜形成されおり、所望の情報信号が記録
される。保護層7は、情報信号記録層6上に被覆形成さ
れており、この情報信号記録層6を機械的及び化学的に
保護する。
いは湿度による収縮膨張率がディスク基板5と同等に極
小さい材質によって形成されている。したがって、裏打
ち板3は、ディスク基板5と同一材質であるポリカーボ
ネート、ポリメチルクリレート、ポリオレフィン等の合
成樹脂によって形成されている。また、裏打ち板3は、
直径寸法がディスクプレート2の直径寸法よりやや大と
され、厚さ寸法がディスクプレート2の厚さ寸法と略等
しいとされた略円盤状に形成されている。
等の記号が記入される記入部8が設けられている。この
記入部8には、品名、罫線等が形成されている。裏打ち
板3は、図1に示すように、記入部8の裏側に位置する
他方の主面3B側の外周縁に沿ってディスクプレート支
持部9が一体に突出形成されている。このディスクプレ
ート支持部9は、ディスクプレート2の厚さ寸法と略等
しい厚さ寸法とされている。
主面3B側が情報信号記録層6と保護層7とを介してデ
ィスク基板5に貼着されて固定されている。この際に、
裏打ち板3は、接着剤或いは両面テープ等によって貼着
されている。裏打ち板3は、図4に示すように、ディス
クプレート支持部9によって、ディスクプレート2の外
周部2Cを支持して、情報信号記録ディスク1を立て置
きした場合のディスクプレート2の保護を図っている。
央部に、情報信号記録層6に同心円上または螺旋状に形
成される記録トラックの曲線中心に中心を一致させるよ
うにして、センター孔10、11が穿設されている。
ィスクプレート2及び裏打ち板3のセンター孔10、1
1に嵌合される略筒状の嵌合部12と、この嵌合部12
の一方の周縁部12Aに固定された略円盤状の磁性板1
3とから構成されている。センターハブ4は、図4に示
すように、嵌合部12がディスクプレート2及び裏打ち
板3のセンター孔10、11に差し込まれて取り付けら
れている。
号記録ディスク1は、センターハブ4の磁性板13が、
ディスク回転駆動機構を構成するディスクテーブル側に
配設されたマグネットで吸引され、ディスクテーブルに
チャッキングされる。また、情報信号記録ディスク1
は、センターハブ4の磁性板13に設けられた係合孔1
4が、上記ディスクテーブルの中心部に配設されたセン
タリング部材によって係合されて、ディスク回転駆動装
置に装着され、高速で回転操作される。
作された状態で、ディスク基板5の一方の主面5Aの裏
側に位置する他方の主面である情報信号の書き込み読み
出し面5B側から情報信号記録層6に設けられた微細な
記録トラックに、光ピックアップから出射される光ビー
ムを照射し、所望の情報信号の記録が行われる。
1によれば、ディスクプレート2を構成するディスク基
板5に、情報信号記録層6と保護層7とを介して、ディ
スク基板5と同一材質の裏打ち板3を貼着して固定した
ことにより、裏打ち板3の吸湿性がディスク基板5の吸
湿性と同等のため、ディスクプレート2の反り等の変形
がディスク基板と裏打ち板とで相殺されて防止される。
ば、ディスク基板5と裏打ち板3との吸湿性が非常に低
いため、情報信号記録層6の耐腐食性の向上が図られ
る。
によれば、硬度が比較的高い裏打ち板3に、タイトル等
の記号が記入される記入部が設けられたことにより、ボ
ールペン等のペン先の硬度が高いペンで記入部8にタイ
トル等の記号を記入しても情報信号記録層6に対する保
護が図られ、様々な筆記具によって記入することが可能
とされるとともに、印刷工程の削減による製造作業の効
率の向上が図られる。
れば、ラベルが不要とされて回転駆動動作の安定性が図
られる。
によれば、重量バランスが許容される範囲でラベルを使
用する場合であっても、このラベルの繰り返し行われる
貼り換えに対する耐久性が高く、ラベルの貼り換えに対
する情報信号記録膜等の保護が図られる。
によれば、例えば記入部8にカラー印刷等を施す場合、
ディスクプレート2に裏打ち板3を貼着する前に、予め
裏打ち板3の一方の主面3Aに印刷することが可能とさ
れ、ディスクプレート2が印刷によるダメージから防止
される。
によれば、裏打ち板3の硬度が比較的高いため、ディス
ク基板5が青板ガラス等の割れや欠けの起こり易い材質
で形成されていても、ディスク基板5が補強され、割れ
等からの耐衝撃性の向上が図られる。
信号記録ディスク1以外にも、光ディスク、光磁気ディ
スク、カートリッジに収納された情報信号記録ディスク
等にも適用される。
記録ディスクによれば、このディスクプレートの一方の
主面上の情報信号記録層の裏側に位置する他方の主面上
に、ディスク基板と同一材質の裏打ち板を貼着したこと
により、裏打ち板がディスク基板と同等の吸湿性を持っ
ているため、ディスクプレートの反り等の変形が防止さ
れる。
ば、ディスク基板と裏打ち板との吸湿性が非常に低いた
め、情報信号記録層の耐腐食性の向上が図られる。
ィスクによれば、硬度が比較的高い裏打ち板に、記号が
記入される記入部が設けられたことにより、ボールペン
等のペン先の硬度が高いペンで記入部にタイトル等の記
号を記入しても情報信号記録層に対する保護が図られる
とともに、印刷工程の削減による製造作業の効率の向上
が図られる。
ば、ラベルが不要とされて回転駆動動作の安定性が図ら
れる。
よれば、重量バランスが許容される範囲でラベルを使用
する場合であっても、このラベルの繰り返し行われる貼
り換えに対する耐久性が高く、ラベルの貼り換えに対す
る情報信号記録膜等の保護が図られる。
よれば、ディスクプレートに貼着される前に、予め裏打
ち板の一方の主面に品名、罫線等が形成された記入部が
設けられたことにより、品名等の印刷によるディスクプ
レートのダメージから防止されるとともに、印刷工程の
削減による生産効率の向上が図られる。
よれば、例えば記入部にカラー印刷等を施す場合、ディ
スクプレートに裏打ち板を貼着する前に、予め裏打ち板
の一方の主面に印刷することが可能とされ、ディスクプ
レートが印刷によるダメージから防止される。
を示す縦断面図である。
図である。
側から見た平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂材料からなるディスク基板の一
主面に情報信号記録層が形成されたディスクプレートを
備え、 このディスクプレートの一主面側に、ディスク基板と同
一材質の裏打ち板を貼着したことを特徴とする情報信号
記録ディスク。 - 【請求項2】 裏打ち板は、表面に記号が記入される記
入部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の情
報信号記録ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23380695A JP3596109B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 情報信号記録ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23380695A JP3596109B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 情報信号記録ディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0981961A true JPH0981961A (ja) | 1997-03-28 |
JP3596109B2 JP3596109B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=16960880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23380695A Expired - Lifetime JP3596109B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 情報信号記録ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596109B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23380695A patent/JP3596109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3596109B2 (ja) | 2004-12-02 |
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