JPH0981594A - テストベクトル生成方法及び生成装置 - Google Patents

テストベクトル生成方法及び生成装置

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JPH0981594A
JPH0981594A JP7231761A JP23176195A JPH0981594A JP H0981594 A JPH0981594 A JP H0981594A JP 7231761 A JP7231761 A JP 7231761A JP 23176195 A JP23176195 A JP 23176195A JP H0981594 A JPH0981594 A JP H0981594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルの物理パターン上のすべての動作を表現し
たテストベクトルを、正確かつ短時間で生成できるテス
トベクトル生成方法及び生成装置を提供する。 【解決手段】組合せ回路セルの場合、X入力パターン発
生部33は真理値表の入力パターンに基づいて、複数の
X入力パターンを発生させる。順序回路セルの場合、X
変化パス発生部34は真理値表の入力変化パスに基づい
て、複数のX変化パスを発生させる。イニシャルパス発
生部35は、入力変化パス及びX変化パスの変化前の入
力パターンにするためのイニシャルパスを発生させる。
テストベクトル変換部36は、組合せ回路セルの場合、
真理値表のすべての入力パターンとすべてのX入力パタ
ーンとによりテストベクトル14を生成し、順序回路セ
ルの場合、各入力変化パス及び各X変化パスに対して、
対応するイニシャルパスを先行させて付加することによ
り各テストベクトル14を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
レイアウト処理に使用されるセルの設計において、設計
したセルの物理パターンに基づいてテストベクトルを生
成する方法及び装置に関する。
【0002】セルの設計において、設計したセルの論理
モデルの動作と物理パターン上での動作とが一致するか
どうかを検証することは、信頼性のある論理セルライブ
ラリを作成する上で、重要である。この検証を行うに
は、物理パターン上のすべての動作を表現するテストベ
クトルを生成し、このテストベクトルに基づいて論理シ
ミュレーションを実行する必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、設計したセルの物理パターン上の
動作を表現するテストベクトルは、使用する論理シミュ
レータ毎にセル設計者によって生成されるか、又は全く
生成されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、セル設計者が
テストベクトルを生成する場合、多大な時間を要すると
いう問題がある。また、セル設計者によって生成された
テストベクトルは人為的なミスによる誤りを含んでいた
り、セルのすべての動作を表現していないという問題が
あった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、その目的は、セルの物理パターン
上のすべての動作を表現したテストベクトルを、正確か
つ短時間で生成できるテストベクトル生成方法及び生成
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、真理値表におけるすべての0,
1入力パターンに基づいて、複数の入力端子のうち少な
くとも1つの入力端子の入力信号値を不定値とするとと
もに、それ以外の入力端子の入力信号値を0又は1の組
合せとした場合の各出力端子の出力信号値からなる複数
の不定値入力パターンを発生し、真理値表におけるすべ
ての0,1入力パターンに対して、発生したすべての不
定値入力パターンを加えることによりテストベクトルを
生成するようにした。
【0007】請求項2の発明は、真理値表におけるすべ
ての入力変化パスに基づいて、複数の入力端子の入力信
号値を0及び1並びに不定値のいずれかとするととも
に、各出力端子の出力信号値を0及び1並びに不定値の
いずれかとした場合において、複数の入力端子のうち1
つの入力端子の入力信号値の変化前における入力パター
ンと、該入力端子の入力信号値の0又は1から不定値へ
の変化後若しくは該入力端子の入力信号値の不定値から
0又は1への変化後における入力パターンとからなる複
数の不定値変化パスを発生する。そして、各入力変化パ
スにおける変化前及び変化後の0,1入力パターンによ
り各テストベクトルを生成するとともに、各不定値変化
パスにおける変化前及び変化後の入力パターンにより各
テストベクトルを生成するようにした。
【0008】請求項3の発明は、真理値表にメモリ情報
が含まれるか否かに基づいてセルが組合せ回路セルか順
序回路セルかを判定する。セルが組合せ回路セルの場合
には真理値表におけるすべての0,1入力パターンに基
づいて、複数の入力端子のうち少なくとも1つの入力端
子の入力信号値を不定値とするとともに、それ以外の入
力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場合の各
出力端子の出力信号値からなる複数の不定値入力パター
ンを発生する。真理値表におけるすべての0,1入力パ
ターンに対して、発生したすべての不定値入力パターン
を加えることによりテストベクトルを生成する。また、
セルが順序回路セルの場合には、真理値表におけるすべ
ての入力変化パスに基づいて、複数の入力端子の入力信
号値を0及び1並びに不定値のいずれかとするととも
に、各出力端子の出力信号値を0及び1並びに不定値の
いずれかとした場合において、複数の入力端子のうち1
つの入力端子の入力信号値の変化前における入力パター
ンと、該入力端子の入力信号値の0又は1から不定値へ
の変化後若しくは該入力端子の入力信号値の不定値から
0又は1への変化後における入力パターンとからなる複
数の不定値変化パスを発生する。そして、各入力変化パ
スにおける変化前及び変化後の0,1入力パターンによ
り各テストベクトルを生成するとともに、各不定値変化
パスにおける変化前及び変化後の入力パターンにより各
テストベクトルを生成するようにした。
【0009】請求項4の発明は、変化前及び変化後にお
ける入力パターンからなり、かつ、各入力変化パスにお
ける変化前の0,1入力パターン及び各不定値変化パス
における変化前の入力パターンにするための各イニシャ
ルパスを発生する。そして、各入力変化パス及び各不定
値変化パスに対して、対応するイニシャルパスを先行さ
せて付加することにより各テストベクトルを生成するよ
うにした。
【0010】請求項5の発明のテストベクトル生成装置
は、真理値表を入力する真理値表入力部と、真理値表入
力部によって入力された真理値表におけるすべての0,
1入力パターンに基づいて、複数の入力端子のうち少な
くとも1つの入力端子の入力信号値を不定値とするとと
もに、それ以外の入力端子の入力信号値を0又は1の組
合せとした場合の各出力端子の出力信号値からなる複数
の不定値入力パターンを発生する不定値入力パターン発
生部と、真理値表におけるすべての0,1入力パターン
に対して、発生されたすべての不定値入力パターンを加
えることによりテストベクトルを生成するテストベクト
ル変換部とを備える。
【0011】請求項6の発明のテストベクトル生成装置
は、真理値表を入力する真理値表入力部と、真理値表に
おけるすべての入力変化パスに基づいて、複数の入力端
子の入力信号値を0及び1並びに不定値のいずれかとす
るとともに、各出力端子の出力信号値を0及び1並びに
不定値のいずれかとした場合において、複数の入力端子
のうち1つの入力端子の入力信号値の変化前における入
力パターンと、該入力端子の入力信号値の0又は1から
不定値への変化後若しくは該入力端子の入力信号値の不
定値から0又は1への変化後における入力パターンとか
らなる複数の不定値変化パスを発生する不定値変化パス
発生部と、各入力変化パスにおける変化前及び変化後の
0,1入力パターンにより各テストベクトルを生成する
とともに、各不定値変化パスにおける変化前及び変化後
の入力パターンにより各テストベクトルを生成するテス
トベクトル変換部とを備える。
【0012】請求項7の発明のテストベクトル生成装置
は、真理値表を入力する真理値表入力部と、真理値表入
力部によって入力された真理値表にメモリ情報が含まれ
るか否かに基づいてセルが組合せ回路セルか順序回路セ
ルかを判定するセルタイプ判定部と、セルタイプ判定部
によってセルが組合せ回路セルと判定された場合、真理
値表におけるすべての0,1入力パターンに基づいて、
複数の入力端子のうち少なくとも1つの入力端子の入力
信号値を不定値とするとともに、それ以外の入力端子の
入力信号値を0又は1の組合せとした場合の各出力端子
の出力信号値からなる複数の不定値入力パターンを発生
する不定値入力パターン発生部と、セルタイプ判定部に
よってセルが順序回路セルと判定された場合、真理値表
におけるすべての入力変化パスに基づいて、複数の入力
端子の入力信号値を0及び1並びに不定値のいずれかと
するとともに、各出力端子の出力信号値を0及び1並び
に不定値のいずれかとした場合において、複数の入力端
子のうち1つの入力端子の入力信号値の変化前における
入力パターンと、該入力端子の入力信号値の0又は1か
ら不定値への変化後若しくは該入力端子の入力信号値の
不定値から0又は1への変化後における入力パターンと
からなる複数の不定値変化パスを発生する不定値変化パ
ス発生部と、セルが組合せ回路セルの場合には真理値表
におけるすべての0,1入力パターンに対して、発生し
たすべての不定値入力パターンを加えることによりテス
トベクトルを生成し、セルが順序回路セルの場合には各
入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,1入力パ
ターンによりテストベクトルを生成するとともに、各不
定値変化パスにおける変化前及び変化後の入力パターン
によりテストベクトルを生成するテストベクトル変換部
とを備える。
【0013】請求項8の発明のテストベクトル生成装置
は、変化前及び変化後における入力パターンからなり、
かつ、各入力変化パスにおける変化前の0,1入力パタ
ーン及び各不定値変化パスにおける変化前の入力パター
ンにするための各イニシャルパスを発生するイニシャル
パス発生部と、テストベクトル変換部は各入力変化パス
及び各不定値変化パスに対して、対応するイニシャルパ
スを先行させて付加することにより各テストベクトルを
生成することとを含む。
【0014】(作用)請求項1及び5の発明によれば、
セルの物理パターンについての真理値表のすべての0,
1入力パターンに基づいて複数の不定値入力パターンが
発生される。真理値表におけるすべての0,1入力パタ
ーンに対して、発生されたすべての不定値入力パターン
が加えらることにより、物理パターン上のすべての動作
を表現したテストベクトルが正確に短時間で生成され
る。
【0015】請求項2及び6の発明によれば、セルの物
理パターンについての真理値表のすべての入力変化パス
に基づいて複数の不定値変化パスが発生される。各入力
変化パスにおける変化前及び変化後の0,1入力パター
ン及び各不定値変化パスにおける変化前及び変化後の入
力パターンにより物理パターン上のすべての動作を表現
した各テストベクトルが正確に短時間で生成される。
【0016】請求項3及び7の発明によれば、セルの物
理パターンについての真理値表のメモリ情報に基づいて
セルが組合せ回路セルか順序回路セルかが判定される。
組合せ回路セルの場合には、真理値表のすべての0,1
入力パターンに基づいて複数の不定値入力パターンが発
生される。真理値表におけるすべての0,1入力パター
ンに対して、発生されたすべての不定値入力パターンが
加えらることにより、物理パターン上のすべての動作を
表現したテストベクトルが正確に短時間で生成される。
順序回路セルの場合には、真理値表のすべての入力変化
パスに基づいて複数の不定値変化パスが発生される。各
入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,1入力パ
ターン及び各不定値変化パスにおける変化前及び変化後
の入力パターンにより物理パターン上のすべての動作を
表現した各テストベクトルが正確に短時間で生成され
る。
【0017】請求項4及び8の発明によれば、各入力変
化パスにおける変化前の0,1入力パターン及び各不定
値変化パスにおける変化前の入力パターンにするための
各イニシャルパスが発生され、各入力変化パス及び各不
定値変化パスに対して、対応するイニシャルパスを先行
させて付加することにより各テストベクトルが生成され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図21に従って説明する。図1は論理シ
ミュレーションシステム1を示し、同システム1はネッ
トリスト抽出装置2、電荷シミュレーション装置3、本
形態のテストベクトル生成装置4、テスト回路生成装置
5及び論理シミュレーション装置6を備える。論理シミ
ュレーションシステム1はセルの論理モデルの動作と、
セルの物理パターン上の動作とを論理シミュレーション
を実行することにより検証する。
【0019】ネットリスト抽出装置2は所定の機能を有
するセルの物理パターン11からトランジスタレベルの
ネットリスト12を抽出する。セルには、組合せ回路セ
ルと順序回路セルとがある。組合せ回路セルは、基本的
な論理回路の組み合わせにより形成されたものであっ
て、複数の入力端子と少なくとも1つの出力端子とを備
え、各入力端子の入力信号値に応じて各出力端子の出力
信号値が変化するものである。例えば、組合せ回路セル
として、図4に示す2入力NAND回路セル17があ
る。
【0020】順序回路セルは、複数の入力端子と、少な
くとも1つの出力端子と、その内部にメモリ部とを備え
ており、各入力端子の入力信号値の変化に対して、その
信号値の変化とメモリ部に保持された状態とに基づいて
各出力端子の出力信号値が変化するものである。例え
ば、順序回路セルとして、図5に示すデータフリップフ
ロップセル(以下、DFFセルという)18がある。こ
のDFFセル18の場合、入力端子D,CKにLレベル
の信号を入力すると、メモリM1,M2がLレベルの場
合には出力端子QからLレベルの信号を出力する。しか
し、メモリM1がLレベル、メモリM2がHレベルの場
合、DFFセル18は出力端子QからHレベルの信号を
出力する。
【0021】電荷シミュレーション装置3は、ネットリ
スト抽出装置2によって抽出されたネットリスト12に
基づいて電荷シミュレーションを行うことによって真理
値表13を作成する。
【0022】組合せ回路セルについての真理値表は、各
入力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場合の
各出力端子の出力信号値で定義された複数の0,1入力
パターンからなる。例えば、図4に示す2入力NAND
回路セル17については、図6に示す真理値表131が
作成される。真理値表131には、入力端子INとして
A1,A2が定義されるとともに、出力端子OUTとし
てBが定義されている。真理値表131は、各入力端子
A1,A2の入力信号値を0又は1の組合せとした場合
の出力端子Bの出力信号値で定義された4つの0,1入
力パターンPta〜Ptdからなる。
【0023】順序回路セルについての真理値表は、複数
の入力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場合
の各出力端子の出力信号値で定義され、かつ、複数の入
力端子のうち1つの入力端子の入力信号値の変化前にお
ける0,1入力パターンと、該入力端子の入力信号値の
0又は1への変化後における0,1入力パターンとから
なる複数の入力変化パスからなる。例えば、図5に示す
DFFセル18については、図7に示す真理値表132
が作成される。真理値表132には、入力端子INとし
てD,CKが定義されるとともに、出力端子OUTとし
てQが定義され、メモリ情報としてM1,M2が定義さ
れている。真理値表132は、各入力端子D,CKの入
力信号値を0又は1の組合せとした場合の出力端子Qの
出力信号値で定義され、かつ、各入力端子D,CKの入
力信号値の変化前における0,1入力パターンと、各入
力端子D,CKの入力信号値の変化後における0,1入
力パターンとからなる16個の入力変化パスからなる。
【0024】テストベクトル生成装置4は、電荷シミュ
レーション装置3によって作成された真理値表13に基
づいて、セルの論理シミュレーション用のテストベクト
ル14を生成する。
【0025】テスト回路生成装置5はセル物理パターン
11のデータから端子情報を抽出してセルのテスト回路
15を生成する。そして、論理シミュレーション装置6
は、論理セルライブラリにおけるセル論理モデル16の
データと、テスト回路15のデータと、テストベクトル
14とを入力し、論理シミュレーションを行うことによ
って、セルの論理モデルの動作と、セルの物理パターン
上の動作とを検証する。
【0026】図2は、テストベクトル生成装置4の構成
を示す模式図である。テストベクトル生成装置4はCA
D(Computer Aided Design )装置からなり、プロセッ
シングユニットとしての中央処理装置(以下、CPUと
いう)21、半導体メモリ22、磁気ディスク23、キ
ーボード24、プリンタ25、及びCRT等の表示器2
6を備えている。CPU21、半導体メモリ22、磁気
ディスク23、キーボード24、プリンタ25、及び表
示器26は、システムバス27によって互いに接続され
ている。
【0027】半導体メモリ22にはCPU21が実行す
るプログラムとその実行に必要な各種データが予め記憶
されるとともに、当該プログラムデータに基づくCPU
21の処理結果等が一時記憶される。キーボード24
は、半導体メモリ22に記憶されているプログラムの実
行時に必要なデータを入力したり、磁気ディスク装置2
3や表示器26に処理結果等の出力命令を入力するため
に用いられる。
【0028】CPU21はキーボード24の操作によ
り、半導体メモリ22に記憶された所定のプログラムデ
ータに基づいて、図3に示すように、真理値表入力部3
1、セルタイプ判定部32、X(不定値)入力パターン
発生部33、X(不定値)変化パス発生部34、イニシ
ャルパス発生部35及びテストベクトル変化部36とし
て動作し、テストベクトル14の生成処理を行う。
【0029】真理値表入力部31は、電荷シミュレーシ
ョン装置3によって作成された真理値表13を取り込
み、その真理値表13を前記半導体メモリ22に格納す
る。セルタイプ判定部32は、取り込まれた真理値表1
3のメモリ情報に着目し、メモリ情報がなければセルが
組合せ回路セルであると判定し、メモリ情報があればセ
ルが順序回路セルであると判定する。従って、図6に示
す真理値表131にはメモリ情報が含まれないため、こ
の真理値表131に対応するセルは組合せ回路セルであ
ると判定される。また、図7に示す真理値表132には
メモリ情報が含まれるため、この真理値表132に対応
するセルは順序回路セルであると判定される。
【0030】X入力パターン発生部33は、セルタイプ
判定部32によってセルが組合せ回路セルであると判定
された場合、真理値表におけるすべての0,1入力パタ
ーンに基づいて、複数の入力端子のうち少なくとも1つ
の入力端子の入力信号値をX(不定値)とするととも
に、それ以外の入力端子の入力信号値を0又は1の組合
せとした場合の各出力端子の出力信号値からなるX入力
パターンを以下の手順1〜4によって発生させる。この
X入力パターンの発生処理を図6の真理値表131につ
いて説明する。
【0031】(手順1)真理値表131に基づいて、図
8の表133に示すように、各入力端子A1,A2の入
力信号値を0及び1並びにXのいずれかとし、出力端子
Bの出力信号値を未知数(?)としたすべての組合せの
入力パターンを作成する。この場合、入力端子はA1,
A2の2個であり、各入力端子A1,A2の入力信号値
は3通りあるため、入力パターンの数は8(=23 )個
となる。
【0032】(手順2)表133から入力パターンを1
パターンずつ取り出して出力信号値を決定する。
【0033】(手順3)表133における0,1入力パ
ターン(各入力端子A1,A2の入力信号値が0又は1
である組合せ)の出力信号値は、その0,1入力パター
ンについて真理値表131内で一致する0,1入力パタ
ーンの出力信号値を当てはめることにより、図9に示す
表134が作成される。例えば、表133における0,
1入力パターン(0,0,?)は真理値表131のパタ
ーンPtaの出力信号値Hから(0,0,H)となる。
【0034】(手順4)表133におけるX入力パター
ン(入力端子A1,A2のうち、少なくとも1つの入力
端子の入力信号値がXである組合せ)の出力信号値は、
その入力信号値Xを0とした0,1入力パターン及びそ
の入力信号値Xを1とした0,1入力パターンについて
真理値表131内で一致する0,1入力パターンをそれ
ぞれ選択する。そして、真理値表131におけるこれら
の0,1入力パターンの出力信号値に着目し、すべての
出力信号値がLであれば当該X入力パターンの出力信号
値をLに決定し、すべての出力信号値がHであれば当該
X入力パターンの出力信号値をHに決定し、異なってい
れば当該X入力パターンの出力信号値をXに決定するこ
とにより、図10に示す表135が作成される。例え
ば、表133におけるX入力パターン(0,X,?)は
真理値表131のパターンPta,Ptbの出力信号値
が共にHから(0,X,H)となる。また、表133に
おけるX入力パターン(X,X,?)は真理値表131
のパターンPta,Ptb,Ptcの出力信号値がHと
なり、パターンPtdの出力信号値がLとなって異なる
ため、(X,X,X)となる。
【0035】X変化パス発生部34は、セルタイプ判定
部32によってセルが順序回路セルと判定された場合、
真理値表におけるすべての入力変化パスに基づいて、複
数の入力端子の入力信号値を0及び1並びにX(不定
値)のいずれかとするとともに、各出力端子の出力信号
値を0及び1並びにX(不定値)のいずれかとした場合
において、複数の入力端子のうち1つの入力端子の入力
信号値の変化前における入力パターンと、該入力端子の
入力信号値の0又は1から不定値への変化後若しくは該
入力端子の入力信号値の不定値から0又は1への変化後
における入力パターンとからなる複数のX変化パスを以
下の手順1〜9によって発生させる。このX変化パスの
発生処理を図7の真理値表132について説明する。
【0036】(手順1)真理値表132に基づいて、図
11の表136に示すように、各入力端子D,CKの入
力信号値を変化させない場合の変化前及び変化後におけ
る0,1入力パターンからなる変化なしパスを加える。
この場合、入力端子はD,CKの2個であり、各入力端
子D,CKの入力信号値は2通りあり、出力端子Qの出
力信号値は2通りあるため、変化なしパスの数は8(=
2 ×2)個となる。従って、表136は24個のパス
Pa〜Pxを備えるものとなる (手順2)真理値表132に基づいて、図12の表13
7に示すように、各入力端子D,CKの入力信号値を0
及び1並びにXのいずれかとするとともに、出力端子Q
の出力信号値を0及び1並びにXのいずれかとした変化
前における入力パターンと、いずれかの入力端子D又は
CKの入力信号値を変化させた変化後における入力パタ
ーンとからなるすべての組合せの変化パスを作成する。
なお、変化後における出力端子Qの出力信号値を?(未
知数)とする。この場合、入力端子はD,CKの2個で
あり、各入力端子の入力信号値の変化は6(=3×2)
通りであり、他の入力端子の入力信号値が3通りであ
り、変化前の出力信号値が3通りであるため、108
(=6×2×3×3)個の変化パスP1〜P108が作
成される。
【0037】(手順3)表137から変化パスを1パス
ずつ取り出して変化後における入力パターンの出力信号
値を決定する。
【0038】(手順4)表137において、変化前の入
力パターンの出力信号値がL又はHであり、かつ、各入
力端子D,CKの入力信号値が0又は1である変化パス
は、変化後の入力パターンの出力信号値として、図11
の表136内で一致するパスの変化後の入力パターンの
出力信号値を当てはめる。また、このような変化パスに
一致するパスが表136内にない場合には、当該変化パ
スはテストベクトルにしない。
【0039】例えば、表137の変化パスP1の変化後
の入力パターン(1,0,?)は、表136のパスPf
の変化後の出力信号値がLであるため、(1,0,L)
となる。また、表137の変化パスP2の変化後の入力
パターン(1,0,?)は、表136のパスPfの変化
後の出力信号値がHであるため、(1,0,H)とな
る。
【0040】(手順5)表137において、変化前の入
力パターンの出力信号値がXであり、かつ、各入力端子
D,CKの入力信号値が0又は1であるX変化パスは、
その出力信号値Xを0としたパス及びその出力信号値X
を1としたパスについて表136内で一致するパスをそ
れぞれ選択する。そして、表136におけるこれらのパ
スの変化後の出力信号値に着目し、すべての出力信号値
がLであれば当該X変化パスの変化後の出力信号値をL
に決定し、すべての出力信号値がHであれば当該X変化
パスの変化後の出力信号値をHに決定し、異なっていれ
ば当該X変化パスの変化後の出力信号値をXに決定す
る。
【0041】例えば、表137のX変化パスP3の変化
後の入力パターン(1,0,?)は、表136のパスP
cの変化後の出力信号値がHとなり、パスPfの変化後
の出力信号値がLとなって異なるため、(1,0,X)
となる。また、表137のX変化パスP57の変化後の
入力パターン(0,1,?)は、表136のパスPb,
Peの変化後の出力信号値が共にLから(0,1,L)
となる。
【0042】(手順6)表137において、変化前の入
力パターンの出力信号値がL又はHであり、かつ、入力
信号値に1つのXを含むX変化パスは、その入力信号値
Xを0としたパス及びその入力信号値Xを1としたパス
について表136内で一致するパスをそれぞれ選択す
る。そして、表136におけるこれらのパスの変化後の
出力信号値に着目し、異なっていれば当該X変化パスの
変化後の出力信号値をXに決定する。
【0043】また、当該X変化パスの変化後の出力信号
値をXに決定しない場合には、その入力信号値Xを0→
1→0(又は1→0→1)と振動させたパスの並びを作
成する。そして、このパス並びの各パスについて表13
6内で一致するパスをそれぞれ選択し、これらのパスの
変化後の出力信号値が変化しなければその出力信号値に
決定する。
【0044】例えば、表137のX変化パスP67の変
化後の入力パターン(1,X,?)は、表136のパス
Ppの変化後の出力信号値がLとなり、パスPqの変化
後の出力信号値がHとなって異なるため、(1,X,
X)となる。この場合、出力信号値をXに決定したの
で、入力信号値Xの振動は行わない。
【0045】表137のX変化パスP91の変化後の出
力信号値は、表136のパスPd,Phの変化後の出力
信号値が共にLから、Lに仮決定する。そして、図13
(a)に示すように入力端子CKの入力信号値Xを振動
させたパスC1,C2,C3の並びを作成する。する
と、図13(b)に示すようにパスC1の変化後の出力
信号値は表136のパスPeの出力信号値からLとな
り、パスC2の変化後の出力信号値は表136のパスP
hの出力信号値からLとなり、さらにパスC3の変化後
の出力信号値は表136のパスPdの出力信号値からL
となる。すなわち、入力信号値Xを振動させてもパス並
びの変化後の出力信号値はL(仮決定した値)から変化
しないため、出力信号値をLに決定する。
【0046】表137のX変化パスP7の変化後の出力
信号値は、表136のパスPf,Piの変化後の出力信
号値が共にLから、Lに仮決定する。そして、図14
(a)に示すように入力端子CKの入力信号値Xを振動
させたパスの並びC1,C2,C3,C4,C5を作成
する。すると、図14(b)に示すように各パスC1,
C2,C3,C4,C5の変化後の出力信号値は表13
6のパスPe,Pg,Pf,Pq,Pwの出力信号値か
らL,L,L,H,Hとなる。すなわち、入力信号値X
を振動させた場合のパス並びの変化後の出力信号値はL
(仮決定した値)からHに変化するため、出力信号値を
Xに決定する。
【0047】表137のX変化パスP8の変化後の出力
信号値は、表136のパスPc,Plの変化後の出力信
号値が共にHから、Hに仮決定する。そして、図15
(a)に示すように入力端子CKの入力信号値Xを振動
させたパスの並びC1,C2,C3,C4,C5を作成
する。すると、図15(b)に示すように各パスC1,
C2,C3,C4,C5の変化後の出力信号値は表13
6のパスPb,Pg,Pf,Pq,Pwの出力信号値か
らL,L,L,H,Hとなる。すなわち、入力信号値X
を振動させた場合、変化前の状態で出力信号値がHから
Lに変化してしまい。このような変化前の状態はありえ
ないため、当該X変化パスはテストベクトルにしない。
【0048】(手順7)表137において、変化前の入
力パターンの出力信号値がL又はHであり、かつ、入力
信号値に2つ以上のXを含むX変化パスは、いずれか1
つの入力信号値Xに着目しその着目する入力信号値Xを
0→1→0(又は1→0→1)と振動させ、それ以外の
入力信号値Xは0又は1に固定したパスの並びをそれぞ
れ作成する。そして、各パス並びにおける複数のパスに
ついて表136内で一致するパスをそれぞれ選択し、す
べてのパスの変化後の出力信号値がLであれば当該X変
化パスの出力信号値をLに決定し、すべての出力信号値
がHであれば当該X変化パスの出力信号値をHに決定
し、異なっていれば当該X変化パスの出力信号値をXに
決定する例えば、表137のX変化パスP70について
は、図16(a),図16(c),図16(e),図1
6(g)に示す4つのパス並びを作成する。図16
(a)のパス並びは、入力端子Dの入力信号値Xを0に
固定し、入力端子CKの入力信号値Xを振動させたパス
C1,C2,C3からなる。すると、図16(b)に示
すように各パスC1,C2,C3の変化後の出力信号値
は表136のパスPd,Pe,Phの出力信号値から
L,L,Lとなる。図16(c)のパス並びは、入力端
子Dの入力信号値Xを1に固定し、入力端子CKの入力
信号値Xを振動させたパスC1,C2,C3からなる。
すると、図16(d)に示すように各パスC1,C2,
C3の変化後の出力信号値は表136のパスPp,P
q,Pwの出力信号値からL,H,Hとなる。また、図
16(e)のパス並びは、入力端子CKの入力信号値X
を0に固定し、入力端子Dの入力信号値Xを振動させた
パスC1,C2,C3,C4,C5からなる。すると、
図16(f)に示すように各パスC1,C2,C3,C
4,C5の変化後の出力信号値は表136のパスPf,
Pr,Pd,Pf,Prの出力信号値からL,L,L,
L,Lとなる。さらに、図16(g)のパス並びは、入
力端子CKの入力信号値Xを1に固定し、入力端子Dの
入力信号値Xを振動させたパスC1,C2,C3,C
4,C5からなる。すると、図16(h)に示すように
各パスC1,C2,C3,C4,C5の変化後の出力信
号値は表136のパスPi,Pu,Pg,Pi,Puの
出力信号値からL,L,L,L,Lとなる。すなわち、
図16(d)に示すようにパス並びの変化後の出力信号
値はLからHに変化するため、X変化パスP70の変化
後の出力信号値をXに決定する。
【0049】(手順8)表137において、変化前の入
力パターンの出力信号値がXであり、かつ、入力信号値
にXを含むX変化パスの場合には、変化前の出力信号値
がXであるパスの決定ルール(手順5)と、入力信号値
にXを含むパスの決定ルール(手順6)とを組合せるこ
とにより、当該X変化パスの変化後の出力信号値を決定
する。
【0050】(手順9)表137におけるすべての変化
パスについて変化後の入力パターンの出力信号値を決定
し、図17に示す表138を作成する。
【0051】イニシャルパス発生部35は、X変化パス
発生部34によって発生された各X変化パス及び前記真
理値表における各入力変化パスに基づいて、各入力変化
パスにおける変化前の0,1入力パターン及び各X変化
パスにおける変化前の入力パターンにするための各イニ
シャルパスを、以下の手順1〜4によって発生させる。
イニシャルパスは、変化前及び変化後における入力パタ
ーンからなる1以上のパスで構成される。このイニシャ
ルパスの発生処理を図17の表138について説明す
る。
【0052】(手順1)表138から変化パスを1パス
ずつ取り出し、変化後の出力信号値を0及び1並びにX
のいずれかにできるパスを、変化後の出力信号値別にグ
ループ化することにより、図18に示す活性パスの表1
39を作成する。表139において、出力信号値をLに
できる活性パスは(L−1)の1個のみであり、出力信
号値をHにできる活性パスは(H−1)の1個のみであ
り、出力信号値をXにできる活性パスは(X−1)〜
(X11)の11個である。各活性パスの変化前の出力
信号値*は、H及びL並びにXのいずれであってもよ
い。
【0053】(手順2)表138から変化パスを1パス
ずつ取り出す。取り出したパスの変化前の出力信号値に
着目し、その出力信号値が、変化後の出力信号値である
ような活性パスを表139のすべての活性パスから選択
する。複数の活性パスの候補がある場合には、取り出し
たパスの変化前の入力パターンにするために、1つの入
力信号値を変化させなければならない回数が最小になる
ような活性パスを選択する。
【0054】例えば、表138の変化パスP1について
は、変化前の出力信号値はLであるため、Lにできる活
性パス(L−1)を選択する。表138の変化パスP3
については、変化前の出力信号値はXであるため、Xに
できる活性パス(X−1)〜(X−11)のうち、最小
の変化回数で変化パスP3の変化前の入力パターンにで
きる活性パスは(X−3),(X−5),(X−10)
の3種類となる。この3種類の活性パスのうち、表13
9を上方から下方へ検索したときに最初に見つかる活性
パス(X−3)を選択する。
【0055】(手順3)まず、選択した活性パスに基づ
いて、表138から取り出した変化パスの変化前の出力
信号値を決定する。次に、1つの入力信号値を変化させ
ることによって、取り出した変化パスの変化前の入力パ
ターンにもっていけるようなパスの並びの候補を作成し
ておき、その候補のうち、入力信号値を1つずつ変化さ
せても変化後の出力信号値が変化しないようなパスの並
びがあれば、それをイニシャルパスとする。
【0056】例えば、表138の変化パスP1について
は、図19(a)に示すように、活性パス(L−1)に
基づいて変化前の出力信号値をLに決定しておき、入力
信号値を1つずつ変化させて変化パスP1の変化前の入
力パターンになるようなパス(L−1),C1の並びの
候補を作成する。すると、このパス並びのパスC1は非
活性パスであるため、図19(b)に示すように出力信
号値はLから変化しない。従って、変化パスP1に対す
るイニシャルパスを、図19(b)に示すパス並びに決
定する。
【0057】また、表138の変化パスP2について
は、活性パス(H−1)に基づいて変化前の出力信号値
をHに決定しておき、入力信号値を1つずつ変化させて
変化パスP2の変化前の入力パターンになるようなパス
(H−1),C1,C2の並びの候補を作成する。する
と、このパス並びのパスC1,C2は非活性パスである
ため、図20(b)に示すように出力信号値はHから変
化しない。従って、変化パスP2に対するイニシャルパ
スを、図20(b)に示すパス並びに決定する。
【0058】(手順4)表138のすべての変化パスに
ついてイニシャルパスを作成する。イニシャルパスが見
つからない変化パスはテストベクトルにしない。
【0059】テストベクトル変換部36は、テストベク
トル生成装置4に取り込まれた真理値表に対応するセル
が組合せ回路セルの場合には、真理値表におけるすべて
の0,1入力パターンに対して、X入力パターン発生部
33によって発生されたすべての不定値入力パターンを
加えることによりテストベクトル14を生成して出力す
る。
【0060】例えば、図4に示す2入力NAND回路セ
ル17に対応する真理値表131(図6に示す)がテス
トベクトル生成装置4に取り込まれた場合には、図10
に示す表135におけるすべての入力パターンをテスト
ベクトル14に変換して出力する。
【0061】また、テストベクトル変換部36は、テス
トベクトル生成装置4に取り込まれた真理値表に対応す
るセルが順序回路セルの場合には、各入力変化パスにお
ける変化前及び変化後の0,1入力パターンに対して、
対応するイニシャルパスにおける変化前及び変化後の入
力パターンを先行させて付加することにより各テストベ
クトル14を生成し、各X変化パスにおける変化前及び
変化後の入力パターンに対して、対応するイニシャルパ
スにおける変化前及び変化後の入力パターンを先行させ
て付加することにより各テストベクトル14を生成す
る。
【0062】例えば、図5に示すDFFセル18に対応
する真理値表132(図7に示す)がテストベクトル生
成装置4に取り込まれた場合には、図19(b)に示す
ようにパス(L−1),C1よりなるイニシャルパスを
表138の変化パスP1に先行させて付加することによ
り、テストベクトルTV1を生成し、図20(b)に示
すようにパス(H−1),C1,C2よりなるイニシャ
ルパスを表138の変化パスP2に先行させて付加する
ことにより、テストベクトルTV2を生成する。表13
8においてテストベクトルにすべき各変化パスについて
も対応するイニシャルパスを同様に付加することによ
り、各テストベクトルを生成する。
【0063】さて、本実施の形態は、下記の(イ),
(ロ)の効果がある。 (イ)真理値表入力部31は真理値表13を取り込み、
セルタイプ判定部32は真理値表13のメモリ情報に基
づいてにセルが組合せ回路セルか順序回路セルかを判定
する。セルが組合せ回路セルの場合、X入力パターン発
生部33は取り込まれた真理値表13におけるすべての
0,1入力パターンに基づいて複数のX入力パターンを
発生し、テストベクトル変換部36は真理値表13にお
けるすべての0,1入力パターンに対して、発生された
すべてのX入力パターンを加えてテストベクトルを生成
するので、セルの物理パターン上のすべての動作を表現
したテストベクトルを正確に短時間で生成できる。
【0064】(ロ)セルが順序回路セルの場合、X変化
パス発生部34は取り込まれた真理値表13におけるす
べての入力変化パスに基づいて複数のX変化パスを発生
し、イニシャルパス発生部35は各入力変化パス及び各
X変化パスにおける変化前の入力パターンにするための
各イニシャルパスを発生する。テストベクトル変換部3
6は真理値表13における各入力変化パス及び各不定値
変化パスに対して、対応するイニシャルパスを先行させ
て付加することにより各テストベクトルを生成するの
で、セルの物理パターン上のすべての動作を表現したテ
ストベクトルを正確に短時間で生成できる。
【0065】なお、本発明は次のように任意に変更して
具体化することも可能である。 (1)上記形態において、論理シミュレーション装置6
が順序回路セルの各出力端子の出力信号値を初期設定で
きるものである場合には、上記イニシャルパス発生部3
4を省略し、テストベクトル変換部36は各入力変化パ
スにおける変化前及び変化後の0,1入力パターンによ
り各テストベクトルを生成するとともに、X変化パスに
おける変化前及び変化後の入力パターンにより各テスト
ベクトルを生成するようにしてもよい。この場合には、
より短時間でテストベクトルを作成できる。
【0066】(2)上記形態では、組合せ回路セルとし
てNAND回路セル17のテストベクトルを作成するよ
うにしたが、これ以外の組合せ回路セル、例えば、NO
R回路セル、AND回路セル等の真理値表に基づいて対
応するテストベクトルを作成するようにしてもよい。ま
た、順序回路セルとしてDFFセル18のテストベクト
ルを作成するようにしたが、これ以外の順序回路セル、
例えば、ラッチ回路、カウンタ、レジスタ等の真理値表
に基づいてテストベクトルを生成するようにしてもよ
い。
【0067】(3)上記形態において、図2に示すテス
トベクトル生成装置4の構成に、光ディスク等の装置を
接続して実施する。 (4)上記形態では、CMOS構成のセルの真理値表に
基づいてテストベクトルを生成するようにしたが、他の
デバイス、例えばバイポーラ構成のセル又はBi−CM
OS構成のセルの真理値表に基づいてテストベクトルを
生成するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、セルの
物理パターン上のすべての動作を表現したテストベクト
ルを、正確かつ短時間で生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した論理シミュレーションシス
テムの構成図
【図2】実施の一形態のテストベクトル生成装置を示す
ブロック図
【図3】図2のCPUを機能的に示す概念図
【図4】NAND回路セルの論理等価回路図
【図5】データフリップフロップセルの論理等価回路図
【図6】真理値表を示す説明図
【図7】真理値表を示す説明図
【図8】入力パターン表を示す説明図
【図9】入力パターン表を示す説明図
【図10】テストベクトルを示す説明図
【図11】変化パス表を示す説明図
【図12】変化パス表を示す説明図
【図13】変化パスの発生方法の説明図
【図14】変化パスの発生方法の説明図
【図15】変化パスの発生方法の説明図
【図16】変化パスの発生方法の説明図
【図17】変化パス表を示す説明図
【図18】活性パス表を示す説明図
【図19】イニシャルパスの発生方法の説明図
【図20】イニシャルパスの発生方法の説明図
【図21】テストベクトルを示す説明図
【符号の説明】
4 テストベクトル生成装置 13,131,132 真理値表 31 真理値表入力部 32 セルタイプ判定部 33 不定値(X)入力パターン発生部 34 不定値(X)変化パス発生部 35 イニシャルパス発生部 36 テストベクトル変換部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、前記複数の入力端子の入
    力信号値を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の
    出力信号値で定義された複数の0,1入力パターンから
    なり、プロセッシングユニットを用いて前記真理値表に
    基づいて前記セルの論理シミュレーション用のテストベ
    クトルを生成する方法であって、 前記真理値表におけるすべての0,1入力パターンに基
    づいて、前記複数の入力端子のうち少なくとも1つの入
    力端子の入力信号値を不定値とするとともに、それ以外
    の入力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場合
    の各出力端子の出力信号値からなる複数の不定値入力パ
    ターンを発生し、 前記真理値表におけるすべての0,1入力パターンに対
    して、前記発生したすべての不定値入力パターンを加え
    ることによりテストベクトルを生成するようにしたテス
    トベクトル生成方法。
  2. 【請求項2】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、前記複数の入力端子の入
    力信号値を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の
    出力信号値で定義され、かつ、前記複数の入力端子のう
    ち1つの入力端子の入力信号値の変化前における0,1
    入力パターンと、該入力端子の入力信号値の0又は1へ
    の変化後における0,1入力パターンとからなる複数の
    入力変化パスからなり、プロセッシングユニットを用い
    て前記真理値表に基づいて前記セルの論理シミュレーシ
    ョン用のテストベクトルを生成する方法であって、 前記真理値表におけるすべての入力変化パスに基づい
    て、前記各入力端子の入力信号値を0及び1並びに不定
    値のいずれかとするとともに、各出力端子の出力信号値
    を0及び1並びに不定値のいずれかとした場合におい
    て、前記複数の入力端子のうち1つの入力端子の入力信
    号値の変化前における入力パターンと、該入力端子の入
    力信号値の0又は1から不定値への変化後若しくは該入
    力端子の入力信号値の不定値から0又は1への変化後に
    おける入力パターンとからなる複数の不定値変化パスを
    発生し、 前記各入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,1
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するととも
    に、前記各不定値変化パスにおける変化前及び変化後の
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するように
    したテストベクトル生成方法。
  3. 【請求項3】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、各入力端子の入力信号値
    を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の出力信号
    値で定義された複数の0,1入力パターン、又は前記複
    数の入力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場
    合の各出力端子の出力信号値で定義され、かつ、前記複
    数の入力端子のうち1つの入力端子の入力信号値の変化
    前における0,1入力パターンと、該入力端子の入力信
    号値の0又は1への変化後における0,1入力パターン
    とからなる複数の入力変化パスからなり、プロセッシン
    グユニットを用いて前記真理値表に基づいて前記セルの
    論理シミュレーション用のテストベクトルを生成する方
    法であって、 前記真理値表にメモリ情報が含まれるか否かに基づいて
    前記セルが組合せ回路セルか順序回路セルかを判定し、 組合せ回路セルの場合には前記真理値表におけるすべて
    の0,1入力パターンに基づいて、前記複数の入力端子
    のうち少なくとも1つの入力端子の入力信号値を不定値
    とするとともに、それ以外の入力端子の入力信号値を0
    又は1の組合せとした場合の各出力端子の出力信号値か
    らなる複数の不定値入力パターンを発生し、 前記真理値表におけるすべての0,1入力パターンに対
    して、前記発生したすべての不定値入力パターンを加え
    ることによりテストベクトルを生成するようにし、 順序回路セルの場合には、前記真理値表におけるすべて
    の入力変化パスに基づいて、前記複数の入力端子の入力
    信号値を0及び1並びに不定値のいずれかとするととも
    に、各出力端子の出力信号値を0及び1並びに不定値の
    いずれかとした場合において、前記複数の入力端子のう
    ち1つの入力端子の入力信号値の変化前における入力パ
    ターンと、該入力端子の入力信号値の0又は1から不定
    値への変化後若しくは該入力端子の入力信号値の不定値
    から0又は1への変化後における入力パターンとからな
    る複数の不定値変化パスを発生し、 前記各入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,1
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するととも
    に、前記各不定値変化パスにおける変化前及び変化後の
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するように
    したテストベクトル生成方法。
  4. 【請求項4】 変化前及び変化後における入力パターン
    からなり、かつ、前記各入力変化パスにおける変化前の
    0,1入力パターン及び前記各不定値変化パスにおける
    変化前の入力パターンにするための各イニシャルパスを
    発生し、 前記各入力変化パス及び各不定値変化パスに対して、対
    応するイニシャルパスを先行させて付加することにより
    各テストベクトルを生成するようにした請求項2又は3
    に記載のテストベクトル生成方法。
  5. 【請求項5】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、各入力端子の入力信号値
    を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の出力信号
    値で定義された複数の0,1入力パターンからなり、該
    真理値表に基づいて前記セルの論理シミュレーション用
    のテストベクトルを生成するようにしたテストベクトル
    生成装置であって、 前記真理値表を入力する真理値表入力部と、 前記真理値表入力部によって入力された真理値表におけ
    るすべての0,1入力パターンに基づいて、前記複数の
    入力端子のうち少なくとも1つの入力端子の入力信号値
    を不定値とするとともに、それ以外の入力端子の入力信
    号値を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の出力
    信号値からなる複数の不定値入力パターンを発生する不
    定値入力パターン発生部と、 前記真理値表におけるすべての0,1入力パターンに対
    して、前記発生されたすべての不定値入力パターンを加
    えることによりテストベクトルを生成するテストベクト
    ル変換部とを備えるテストベクトル生成装置。
  6. 【請求項6】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、前記複数の入力端子の入
    力信号値を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の
    出力信号値で定義され、かつ、前記複数の入力端子のう
    ち1つの入力端子の入力信号値の変化前における0,1
    入力パターンと、該入力端子の入力信号値の0又は1へ
    の変化後における0,1入力パターンとからなる複数の
    入力変化パスからなり、該真理値表に基づいて前記セル
    の論理シミュレーション用のテストベクトルを生成する
    ようにしたテストベクトル生成装置であって、 前記真理値表を入力する真理値表入力部と、 前記真理値表におけるすべての入力変化パスに基づい
    て、前記複数の入力端子の入力信号値を0及び1並びに
    不定値のいずれかとするとともに、各出力端子の出力信
    号値を0及び1並びに不定値のいずれかとした場合にお
    いて、前記複数の入力端子のうち1つの入力端子の入力
    信号値の変化前における入力パターンと、該入力端子の
    入力信号値の0又は1から不定値への変化後若しくは該
    入力端子の入力信号値の不定値から0又は1への変化後
    における入力パターンとからなる複数の不定値変化パス
    を発生する不定値変化パス発生部と、 前記各入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,1
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するととも
    に、前記各不定値変化パスにおける変化前及び変化後の
    入力パターンにより各テストベクトルを生成するテスト
    ベクトル変換部とを備えるテストベクトル生成装置。
  7. 【請求項7】 複数の入力端子と少なくとも1つの出力
    端子とを備え、かつ、所定の機能を有するセルの物理パ
    ターンについての真理値表は、各入力端子の入力信号値
    を0又は1の組合せとした場合の各出力端子の出力信号
    値で定義された複数の0,1入力パターン、又は前記複
    数の入力端子の入力信号値を0又は1の組合せとした場
    合の各出力端子の出力信号値で定義され、かつ、前記複
    数の入力端子のうち1つの入力端子の入力信号値の変化
    前における0,1入力パターンと、該入力端子の入力信
    号値の0又は1への変化後における0,1入力パターン
    とからなる複数の入力変化パスからなり、該真理値表に
    基づいて前記セルの論理シミュレーション用のテストベ
    クトルを生成するようにしたテストベクトル生成装置で
    あって、 前記真理値表を入力する真理値表入力部と、 前記真理値表入力部によって入力された真理値表にメモ
    リ情報が含まれるか否かに基づいて前記セルが組合せ回
    路セルか順序回路セルかを判定するセルタイプ判定部
    と、 前記セルタイプ判定部によって前記セルが組合せ回路セ
    ルと判定された場合、前記真理値表におけるすべての
    0,1入力パターンに基づいて、前記複数の入力端子の
    うち少なくとも1つの入力端子の入力信号値を不定値と
    するとともに、それ以外の入力端子の入力信号値を0又
    は1の組合せとした場合の各出力端子の出力信号値から
    なる複数の不定値入力パターンを発生する不定値入力パ
    ターン発生部と、 前記セルタイプ判定部によって前記セルが順序回路セル
    と判定された場合、前記真理値表におけるすべての入力
    変化パスに基づいて、前記複数の入力端子の入力信号値
    を0及び1並びに不定値のいずれかとするとともに、各
    出力端子の出力信号値を0及び1並びに不定値のいずれ
    かとした場合において、前記複数の入力端子のうち1つ
    の入力端子の入力信号値の変化前における入力パターン
    と、該入力端子の入力信号値の0又は1から不定値への
    変化後若しくは該入力端子の入力信号値の不定値から0
    又は1への変化後における入力パターンとからなる複数
    の不定値変化パスを発生する不定値変化パス発生部と、 前記セルが組合せ回路セルの場合には前記真理値表にお
    けるすべての0,1入力パターンに対して、前記発生し
    たすべての不定値入力パターンを加えることによりテス
    トベクトルを生成し、前記セルが順序回路セルの場合に
    は前記各入力変化パスにおける変化前及び変化後の0,
    1入力パターンにより各テストベクトルを生成するとと
    もに、前記各不定値変化パスにおける変化前及び変化後
    の入力パターンにより各テストベクトルを生成するテス
    トベクトル変換部とを備えるテストベクトル生成装置。
  8. 【請求項8】 変化前及び変化後における入力パターン
    からなり、かつ、前記各入力変化パスにおける変化前の
    0,1入力パターン及び前記各不定値変化パスにおける
    変化前の入力パターンにするための各イニシャルパスを
    発生するイニシャルパス発生部と、 前記テストベクトル変換部は、前記各入力変化パス及び
    各不定値変化パスに対して、対応するイニシャルパスを
    先行させて付加することにより各テストベクトルを生成
    することとを含む請求項6又は7に記載のテストベクト
    ル生成装置。
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