JPH0980213A - 反射鏡 - Google Patents
反射鏡Info
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- JPH0980213A JPH0980213A JP7254465A JP25446595A JPH0980213A JP H0980213 A JPH0980213 A JP H0980213A JP 7254465 A JP7254465 A JP 7254465A JP 25446595 A JP25446595 A JP 25446595A JP H0980213 A JPH0980213 A JP H0980213A
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Abstract
優れた反射鏡を提供する。 【解決手段】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエス
テルとからエステル交換法にて製造された実質的に塩素
原子を含まないポリカーボネートから成形されたシート
に反射層を設けた反射鏡。
Description
クションテレビ用の光路折曲ミラー等に適した軽量反射
鏡に関するものである。
ミ等の金属を蒸着し反射面を形成した後、反射面上に数
オングストローム厚の無機保護膜を蒸着処理で付着した
ガラス反射鏡が利用されている。
能に優れているが、重く、割れ易い欠点を有している。
このため、大画面のプロジェクションテレビへの反射鏡
取り付け時の作業性が悪いことや反射鏡の破損防止のた
め、反射鏡の取り付け枠やキャビネットを頑丈にする必
要があり、取り付け枠やキャビネットが重くなり、プロ
ジェクションテレビの軽量化を妨げている。
ルムミラーと低比重構造体とからなる軽量反射鏡が提案
されているが、接着剤を用いたフィルムミラーと構造体
との貼り付けがあり、このため工程が煩雑であると共に
優れた反射画像性を得るには多大な困難を伴うものであ
る。
等により銀等の金属膜を形成させた反射鏡が自動車の室
内ミラー等に応用されている。しかしながら、通常のホ
スゲン法により製造されたポリカーボネートを用いた反
射鏡は、ポリマー中に残存する塩素原子により反射層が
腐食し耐久性に劣り、また該ポリカーボネートは不純物
を多く含むことより表面平滑性に劣り、反射画像性が悪
くプロジェクションテレビ等の電気製品の反射鏡には使
用できなかった。
ス反射鏡の重く、割れ易い欠点を改善し、かつ平易に製
造でき、かつ耐久性、反射画像性に優れた軽量の反射鏡
を提供することを目的とするものである。
を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定のポリカーボ
ネートに反射層を設けることにより、上記目的を達成し
うる反射鏡を見いだした。
物と炭酸ジエステルとからエステル交換法にて製造され
た実質的に塩素原子を含まないポリカーボネートから成
形されたシートに反射層を設けた耐久性、かつ反射画像
性に優れた反射鏡を提供することができる。
る。本発明の実質的に塩素原子を含まない特定のポリカ
ーボネートは芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステ
ルとのエステル交換反応によって得られるものである。
物とは、HO−Ar−OHで示される化合物である。式
中、Arは2価の芳香族基を表し、例えば下記式で示さ
れる有機基である。
子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数1〜10のアルコキシ基、環構成炭素数5〜10のシ
クロアルキル基又はフェニル基であって、m及びnは1
〜4の整数で、mが2〜4の場合には各R1はそれぞれ
同一でも異なるものであっても良いし、nが2〜4の場
合には各R2はそれぞれ同一でも異なるものであっても
良い。)
−Y−Ar2−で示される2価の芳香族基である(式
中、Ar1及びAr2は、各々独立にそれぞれ炭素数5〜
70を有する2価の炭素環式又は複素環式芳香族基を表
し、Yは炭素数1〜30を有する2価のアルカン基を表
す。)。
つ以上の水素原子が、反応に悪影響を及ぼさない他の置
換基、例えば、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキ
ル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、フェニル基、フ
ェノキシ基、ビニル基、シアノ基、エステル基、アミド
基、ニトロ基などによって置換されたものであっても良
い。
は、1ないし複数の環形成窒素原子、酸素原子又は、硫
黄原子を有する芳香族基を挙げることができる。
置換又は非置換のフェニレン、置換又は非置換のビフェ
ニレン、置換又は非置換のピリジレンなどの基を表す。
ここでの置換基は前述のとおりである。
示される有機基である。
に水素、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10
のアルコキシ基、環構成炭素数5〜10のシクロアルキ
ル基、環構成炭素数5〜10の炭素環式芳香族基、炭素
数6〜10の炭素環式アラルキル基を表す。kは3〜1
1の整数を表し、R7及びR8は、各Xについて個々に選
択され、お互いに独立に、水素又は炭素数1〜6のアル
キル基を表し、Xは炭素を表す。また、R3、R4、
R5、R6、R7、R8において、1つ以上の水素原子が反
応に悪影響を及ぼさない範囲で他の置換基、例えば、ハ
ロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜
10のアルコキシ基、フェニル基、フェノキシ基、ビニ
ル基、シアノ基、エステル基、アミド基、ニトロ基など
によって置換されたものであっても良い。)
例えば、下記式で示されるものが挙げられる。
りである。)
−Z−Ar2−で示されるものであっても良い。
は単結合又は−O−、−CO−、−S−、−SO2−、
−SO−、−COO−、−CON(R1)−などの2価
の基を表す。ただし、R1は前述の通りである。)
例えば、下記式で示されるものが挙げられる。
りである。)
合物は、単一種類でも2種類以上でもかまわない。芳香
族ジヒドロキシ化合物の代表的な例としてはビスフェノ
ールAが挙げられる。また、これら芳香族ジヒドロキシ
化合物は、塩素原子とアルカリ又はアルカリ土類金属の
含有量が少ない方が好ましく、できれば実質的に含有し
ていないことが好ましい。
トは、下記式で表される。
香族基を表す。)
素環式芳香族基を表すが、このAr3、Ar4において、
1つ以上の水素原子が、反応に悪影響を及ぼさない他の
置換基、例えば、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアル
キル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、フェニル基、
フェノキシ基、ビニル基、シアノ基、エステル基、アミ
ド基、ニトロ基などによって置換されたものであっても
良い。Ar3、Ar4は同じものであっても良いし、異な
るものであっても良い。
しては、フェニル基、ナフチル基、ビフェニル基、ピリ
ジル基を挙げることができる。これらは、上述の1種以
上の置換基で置換されたものでも良い。
れ例えば、下記式などが挙げられる。
は、下記式で示される置換又は非置換のジフェニルカー
ボネート類を挙げることができる。
原子、炭素数1〜10を有するアルキル基、炭素数1〜
10を有するアルコキシ基、環構成炭素数5〜10のシ
クロアルキル基又はフェニル基を示し、p及びqは1〜
5の整数で、pが2以上の場合には、各R9はそれぞれ
異なるものであっても良いし、qが2以上の場合には各
R10はそれぞれ異なるものであっても良い。)
非置換のジフェニルカーボネートや、ジトリルカーボネ
ート、ジ−t−ブチルフェニルカーボネートのような低
級アルキル置換ジフェニルカーボネートなどの対称型ジ
アリールカーボネートが好ましいが、特にもっとも簡単
な構造のジアリールカーボネートであるジフェニルカー
ボネートが好適である。
用いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても良
い。また、これらジアリールカーボネートは、塩素原子
とアルカリ又はアルカリ土類金属の含有量が少ない方が
好ましく、できれば実質的に含有していないことが好ま
しい。
ーボネートとの使用割合(仕込比率)は、用いられる芳
香族ジヒドロキシ化合物とジアリールカーボネートの種
類や、重合温度その他の重合条件及び得ようとするポリ
カーボネートの分子量や末端比率によって異なるが、ジ
アリールカーボネートは芳香族ジヒドロキシ化合物1モ
ルに対して、通常0.9〜2.5モル、好ましくは0.
95〜2.0モル、より好ましくは0.98〜1.5モ
ルの割合で用いられる。
損なわない範囲で、分岐構造を導入するための芳香族多
価ヒドロキシ化合物を併用しても良いし、末端変性や分
子量調節のための芳香族モノヒドロキシ化合物を併用し
ても良い。
平均分子量で通常1,000〜300,000の範囲で
あり、好ましくは1,000〜100,000の範囲で
ある。
質的に塩素原子を含まないものであり、具体的には、
硝酸銀溶液を用いた電位差滴定法による塩素イオンの測
定方法で、塩素イオンが0.5ppm以下であり、同時
に燃焼法による塩素原子の測定方法で、塩素原子が検
出限界の10ppm以下である。好ましくは、塩素イ
オンが、上記測定法の検出限界以下の0.1ppm以下
であり、同時に塩素原子が10ppm以下である。塩
素原子が上記範囲を越えると、反射層を形成している金
属を腐食させ、反射鏡の耐久性を低下させ好ましくな
い。
アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属含有量が1〜
800ppb、(b)芳香族モノヒドロキシ化合物含有
量が1〜200ppm、(c)分子量1000以下のオ
リゴマー成分及び残留モノマー含有量がT1〜T2重量%
(但し、T1=1,130,000×(該ポリカーボネ
ートの重量平均分子量)-1.60、T2=1,520,00
0×(該ポリカーボネートの重量平均分子
量)-1.44)、(d)末端ヒドロキシ基の全末端に占め
る割合が1〜30%の範囲のものが熱安定性、流動性に
優れ、成形性の面より好ましく、得られる反射鏡の反射
画像性に優れる。
アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属は、より好ま
しくは1〜400ppb、さらに好ましくは1〜200
ppbの範囲である。
は、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マグ
ネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム等が
挙げられる。これら金属類は、触媒残査や原材料中の不
純物、製造過程で混入する異物としてポリカーボネート
中に混入し、その状態もイオン、無機化合物、有機化合
物との塩やコンプレックス等であり、ポリカーボネート
中に存在する形態は特に限定されない。該金属類の測定
は特に限定されないが、ポリカーボネートを灰化した後
に原子吸光法で測定する方法が好ましい。
芳香族モノヒドロキシ化合物は、より好ましくは1〜1
50ppm、さらに好ましくは5〜90ppmの範囲で
ある。
縮合過程で発生する芳香族モノヒドロキシ化合物類と、
分子量調節又は特定末端基用に用いられる芳香族モノヒ
ドロキシ化合物類が挙げられる。前者の場合、原料とし
て用いる炭酸ジエステルの種類によって発生する芳香族
モノヒドロキシ化合物の種類も異なるが、例えば、炭酸
ジエステルとしてジフェニルカーボネートを使用した場
合には、フェノールが発生する。後者の場合、例えば、
t−ブチルフェノール、t−オクチルフェノール、クミ
ルフェノール、クロマニルフェノール及びその核置換体
等が一般に用いられている。
分子量1000以下のオリゴマー成分及び残留モノマー
含有量は上述の範囲であることが好ましい。
残留モノマー含有量は、ポリカーボネートの分子量、分
子量調節又は特定末端基用に用いられる芳香族モノヒド
ロキシ化合物類の使用量、製造方法、製造条件等により
大きく変化する。本発明において残留モノマーとは、前
述の芳香族ジヒドロキシ化合物及び炭酸エステルをい
う。
末端に占める末端ヒドロキシ基の割合は、より好ましく
は1〜20モル%の範囲にあり、さらに好ましくは1〜
15モル%の範囲にある。
な芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとからエ
ステル交換法にて製造されるが、エステル交換法とは、
上記化合物を触媒の存在もしくは無存在下で、減圧下及
び/又は不活性ガスフロー化で加熱しながら溶融状態で
エステル交換反応にて重縮合する方法をいい、その重合
方法、装置等には制限はない。例えば、攪拌槽型反応
器、薄膜反応器、遠心式薄膜蒸発反応器、表面更新型二
軸混練反応器、二軸横型攪拌反応器、濡れ壁式反応器、
自由落下させながら重合する多孔板型反応器、ワイヤー
に沿わせて落下させながら重合するワイヤー付き多孔板
型反応器等を用い、これらを単独もしくは組み合わせる
ことで容易に製造できる。また、溶融状態でエステル交
換反応を行いプレポリマーを製造した後、固相状態で減
圧及び/又は不活性ガスフロー下で重合度を高める固相
重合法でも製造できる。エステル交換の反応の温度は、
通常50〜350℃、好ましくは100〜300℃の温
度の範囲で選ばれ、特に制限はない。一般に、上記範囲
より高い温度では、得られるポリカーボネートの着色が
大きくかつ熱安定性にも劣る傾向にある。また、上記範
囲より低い温度では、重合反応が遅く実用的でない。反
応圧力は、溶融重合中のポリカーボネートの分子量によ
っても異なり、数平均分子量が1000以下の範囲で
は、50mmHg〜常圧の範囲が一般に用いられ、数平
均分子量1000〜2000の範囲では、3〜80mm
Hgの範囲が、数平均分子量が2000以上の範囲で
は、10mmHg以下、特に5mmHg以下が用いられ
る。
発明ポリカーボネートを得るためには、280℃を越え
ない温度で重合するのが好ましい。これ以上の温度で
は、芳香族モノヒドロキシ化合物と分子量1000以下
のオリゴマー成分の含有量が増加しやすい傾向にある。
前述の重合装置及び重合方法の内で、表面更新型二軸混
練反応器、二軸横型攪拌反応器、自由落下させながら重
合する多孔板型反応器、ワイヤーに沿わせて落下させな
がら重合するワイヤー付き多孔板型反応器及び固相重合
法による方法が280℃を超えない温度でも効率的に重
合できて好ましい。特に、自由落下させながら重合する
多孔板型反応器、ワイヤーに沿わせて落下させながら重
合するワイヤー付き多孔板型反応器を用いる方法及び固
相重合法が好ましい。
成分を除去して、本発明のポリカーボネートを製造する
ことも可能である。例えば、該ポリカーボネートを良溶
媒に溶解し、濾過後に、貧溶媒を加え再沈する方法、微
量成分を溶解し且つポリカーボネートを溶解しない溶
媒、例えばアセトンのような溶媒で微量成分を抽出する
方法、随伴溶媒を添加して(又は無添加で)高真空下で
微量成分を強制除去する方法、ポリカーボネートが溶解
しない温度で、真空又は常圧下で乾燥する方法等が挙げ
られる。
を加えずに実施することができるが、重合速度を高める
ため、必要に応じて触媒の存在下で行われる。重合触媒
としては、この分野で用いられているものであれば特に
制限がないが、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ金属及
びアルカリ土類金属の水酸化物類;水酸化アルミニウム
リチウム、水酸化ホウ素ナトリウム、水酸化ホウ素テト
ラメチルアンモニウムなどのホウ素やアルミニウムの水
酸化物のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、第四級
アンモニウム塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カルシウムなどのアルカリ金属及びアルカリ
土類金属の水素化合物類;リチウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カルシウムメトキシドなどのアルカリ
金属及びアルカリ土類金属のアルコキシド類;リチウム
フェノキシド、ナトリウムフェノキシド、マグネシウム
フェノキシド、LiO−Ar−OLi、NaO−Ar−
ONa(Arはアリール基)などのアルカリ金属及びア
ルカリ土類金属のアリーロキシド類;酢酸リチウム、酢
酸カルシウム、安息香酸ナトリウムなどのアルカリ金属
及びアルカリ土類金属の有機酸塩類;酸化亜鉛、酢酸亜
鉛、亜鉛フェノキシドなどの亜鉛化合物類;酸化ホウ
素、ホウ素、ホウ素ナトリウム、ホウ素トリメチル、ホ
ウ素トリブチル、ホウ素トリフェニル、(R3R4R
5R6)NB(R3R4R5R6)又は(R3R4R5R6)PB
(R3R4R5R6)で表されるアンモニウムボレート類又
はホスホニウムボレート類(R3、R4、R5、R6は前述
の通り)などのホウ素の化合物類;酸化ケイ素、ケイ酸
ナトリウム、テトラアルキルケイ素、テトラアリールケ
イ素、ジフェニル−エチル−エトキシケイ素などのケイ
素の化合物類;酸化ゲルマニウム、四塩化ゲルマニウ
ム、ゲルマニウムエトキシド、ゲルマニウムフェノキシ
ドなどのゲルマニウムの化合物類;酸化スズ、ジアルキ
ルスズオキシド、ジアルキルスズカルボキシレート、酢
酸スズ、エチルスズトリブトキシドなどのアルコキシ基
又はアリーロキシ基と結合したスズ化合物、有機スズ化
合物などのスズの化合物類;酸化鉛、酢酸鉛、炭酸鉛、
塩基性炭酸塩、鉛及び有機鉛のアルコキシド又はアリー
ロキシドなどの鉛の化合物;第四級アンモニウム塩、第
四級ホスホニウム塩、第四級アルソニウム塩などのオニ
ウム化合物類;酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどの
アンチモンの化合物類;酢酸マンガン、炭酸マンガン、
ホウ酸マンガンなどのマンガンの化合物類;酸化チタ
ン、トタンのアルコキシド又はアリーロキシドなどのチ
タンの化合物類;酢酸ジルコニウム、酸化ジルコニウ
ム、ジルコニウムのアルコキシド又はアリーロキシド、
ジルコニウムアセチルアセトンなどのジルコニウムの化
合物類などの触媒を挙げることができる。
けで用いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても
良い。また、これらの触媒の使用量は、原料の芳香族ジ
ヒドロキシ化合物に対して、通常の10-8〜1重量%、
好ましくは10-7〜10-1重量%の範囲で選ばれる。ま
た、アルカリ又はアルカリ土類金属系触媒を用い、重合
後の除去作業を行わない場合は、重合後のポリカーボネ
ート中のアルカリ及び/又はアルカリ土類金属の合計含
有量が1〜800ppbになる範囲で用いるのが好まし
い。
発明の目的を阻害しない範囲で通常の添加剤、例えば耐
熱安定剤、酸化防止剤、難燃化剤、離型剤、着色剤、滑
剤、耐候性改良剤、防錆剤等を添加することができる。
剤、フェノール系安定剤、イオウ系安定剤、エポキシ系
安定剤、ヒンダードアミン系安定剤等が使用できる。特
にリン系安定剤が好ましい。
酸エステル類、ホスフィン酸エステル類、リン酸エステ
ル類、ホスホン酸エステル類が挙げられる。具体的に
は、リン酸類として、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、
ピロリン酸、ポリリン酸、フェニルホスホン酸が挙げら
れる。
リエステル、亜リン酸ジエステル、亜リン酸モノエステ
ルが挙げられ、具体的にはトリス(2、4−ジ−t−ブ
チルフェニル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスフ
ァイト、トリフェニルホスファイト、テトラフェニルジ
プロピレングリコールホスファイト、テトラ(トリデシ
ル)4、4’−イソプロピリデンジフェニルジホスファ
イト、ビス(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジ
ホスファイト、ビス(2、4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2、
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリ
スリトールジホスファイト、ジステアリルペンタエリス
リトールジホスファイト、水添ビスフェノールA、ペン
タエリスリトールホスファイトポリマー、テトラフェニ
ルテトラ(トリデシル)ペンタエリスリトールテトラホ
スファイト、ジフェニルハイドロゲンホスファイト、ビ
ス(ノニルフェニル)ハイドロゲンホスファイト、ビス
(2、4−ジ−t−ブチルフェニル)ハイドロゲンホス
ファイト、ジクレジルハイドロゲンホスファイト、(ビ
ス(p−t−ブチルフェニル)ハイドロゲンホスファイ
ト、ビス(p−ヘキシルフェニル)ハイドロゲンホスフ
ァイト、フェニルジハイドロゲンホスファイト、ノニル
フェニルジハイドロゲンホスファイト、2、4−ジ−t
−ブチルフェニルジハイドロゲンホスファイト等が挙げ
られる。
ィン酸ジエステル、ホスフィン酸モノエステルが挙げら
れ、具体的には4、4’−ジフェニレンジホスフィン酸
テトラキス(2、4−ジ−t−ブチルフェニル)が挙げ
られる。
テル、リン酸モノエステルが挙げられ、具体的にはジフ
ェニルハイドロゲンホスフェート、ビス(ノニルフェニ
ル)ハイドロゲンホスフェート、ビス(2、4−ジ−t
−ブチルフェニル)ハイドロゲンホスフェート、ジクレ
ジルハイドロゲンホスフェート、ビス(p−t−ブチル
フェニル)ハイドロゲンホスフェート、ビス(p−ヘキ
シルフェニル)ハイドロゲンホスフェート、フェニルジ
ハイドロゲンホスフェート、ノニルフェニルジハイドロ
ゲンホスフェート、2、4−ジ−t−ブチルフェニルジ
ハイドロゲンホスフェート等が挙げられる。
酸モノエステルが挙げらる。
2、6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2、6−ジ
−t−ブチル−p−アニソール、2、6−ジ−t−ブチ
ル−4−エチルフェノール、2、2’−メチレンビス
(6−t−ブチル−p−クレゾール)、2、2’−メチ
レンビス(4−エチル−6−t−ブチル−p−フェノー
ル)、4、4’−メチレンビス(6−t−ブチル−p−
クレゾール)、4、4’−ブチリデンビス(6−t−ブ
チル−m−クレゾール)、テトラキス〔メチレン−3−
(3’、5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕メタン、4、4’−チオビス
(6−t−ブチル−m−クレゾール)、ステアリル−β
−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、1、3、5−トリメチル−2、
4、6−トリス(3、5−じ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン、1、1、3−トリス(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタ
ン、トリエチレンブリコール−ビス〔3−(3−t−ブ
チル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート等が挙げられる。〕
剤、例えば3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジルホスフォネート−ジエチルエステル、ビス(3、
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン
酸エチル)カルシウム等も挙げられる。
スルホン酸及びそのエステル、チオエーテル化合物が挙
げられ、具体的にはベンゼンスルフィン酸、p−トルエ
ンスルフィン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸、ナフタレンスルホン酸、及びこれら酸のメチ
ル、エチル、ブチル、オクチル、フェニルエステルが挙
げられる。また、ジラウリル−3、3’−チオジプロピ
オネート、ジトリデシル−3、3’−チオジプロピオネ
ート、ジミリスチル−3、3’−チオジプロピオネー
ト、ジステアリル−3、3’−チオジプロピオネート、
ペンタエリスリトール(β−ラウリルチオプロピオネー
ト)等が挙げられる。
化大豆油、エポキシ化アマニ油等の油脂類、フェニルグ
リシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、t−ブ
チルフェニルグリシジルエーテル、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル、テトラブロムビスフェノールAジ
グリシジルエーテル、フタル酸ジグリシジルエステル、
ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル等のグリシ
ジル化合物、3、4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
3、4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−
3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
2、3−エポキシシクロヘキシルメチル−3、4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、4−(3、4−
エポキシ−5−メチルシクロヘキシル)ブチル−3、4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、3、4−
エポキシシクロヘキシルエチレンオキシド、シクロヘキ
シルメチル−3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキ
シレート、3、4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシ
ルメチル−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレー
ト、ビスエポキシシクロヘキシルアジペート、オクタデ
シル−2、2’−ジメチル−3、4−エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレート、N−ブチル−2、2’−ジメ
チル−3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、シクロヘキシル−2−メチル−3、4−エポキシシ
クロヘキサンカルボキシレート、N−ブチル−2−イソ
プロピル−3、4、−エポキシ−5−メチルシクロヘキ
サンカルボキシレート、オクタデシル−3、4−エポキ
シシクロヘキサンカルボキシレート、2−エチルヘキシ
ル−3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、4、6−ジメチル−2、3−エポキシシクロヘキシ
ル−3、4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、ジエチル−4、5−エポキシ−シス−1、2−シク
ロヘキサンカルボキシレート、ジ−n−ブチル−3−t
−ブチル−4、5−エポキシ−シス−1、2−シクロヘ
キサンカルボキシレート、3、4−ジメチル−1、2−
エポキシシクロヘキサン、3、5−ジメチル−1、2−
エポキシシクロヘキサン、3−メチル−5−t−ブチル
−1、2−エポキシシクロヘキサン等のエポキシシクロ
ヘキサン化合物、ビスエポキシジシクロペンタジエニル
エーテル、ブタジエンジエポキシド、テトラフェニルエ
イレネポキシド、エポキシ化ポリブタジエン、4、5−
エポキシ無水テトラヒドロフタル酸、3−t−ブチル−
4、5−エポキシ無水テトラヒドロフタル酸等が挙げら
れる。
(2、2、6、6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート、ビス(1、2、2、6、6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)セバケート、2−(3、5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマ
ロン酸ビス(1、2、2、6、6−ペンタメチル−4−
ピペリジル)テトラキシ(2、2、6、6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)1、2、3、4−ブタンテトラカ
ルボキシレート、1−〔2−{3−(3、5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ}エチル〕−4−{3−(3、5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}−2、
2、6、6−テトラメチルピペリジン、8−ベンジル−
7、7、9、9−テトラメチル−3−オクチル−1、
2、3−トリアザスピロ{4、5}ウンデカン−2、4
−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2、2、6、6−テ
トラメチルピペラジン等が挙げられる。
し組み合わせて用いても良い。添加量は特に限定されな
いが、一般にポリカーボネート100重量部に対して
0.0005〜0.22重量部の範囲で用いられる。
ネートに混合する方法としては、従来から公知の方法で
行うことができ、特に限定されない。例えば、各成分を
ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、タンブラーミ
キサー、リボンブレンダー等で均一に混合した後、単軸
押出機や二軸押出機、バンバリーミキサー等で混練する
方法や、溶融状態のポリカーボネートに混合槽、スタチ
ックミキサー単軸押出機、二軸又は多軸押出機を用いて
添加剤を混合する方法もある。
トの特性を著しく阻害しない限り他の樹脂を混合しても
良い。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリ
アセタール、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエーテルイミド、ポリアリレート、ポリサルフ
ォン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルケトン、液
晶ポリマー、ポリテトラフルオロエチレン、熱可塑性エ
ラストマー等が挙げられる。
の混合組成物を用いる場合、本発明ポリカーボネートの
含有量は50重量%以上であることが必要で、好ましく
は70重量%以上である。ポリカーボネート樹脂の含有
量が少なすぎると、ポリカーボネート樹脂のエンジニア
リング樹脂としての優れた特性が得られなくなる。
維、金属繊維、アラミド繊維、チタン酸カリウム、炭化
ケイ素、セラミック、窒化ケイ素、硫酸バリウム、硫酸
カルシウム、カオリン、クレー、パイロフィライト、ベ
ントナイト、セリサイト、ゼオライト、マイカ、雲母、
ネフェリンシナイト、タルク、アタルパルジャイト、ウ
オラストナイト、PMF、フェライト、ケイ酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、二
硫化モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビーズ、ガラスバ
ルーン、石英、石英ガラス等を混合できる。これら充填
剤は中空であってもよく、また二種類以上を併用しても
よい。
シートの成形方法は特に制限されるものではなく、押出
成形、射出成形、圧縮成形により製造できる。成形条件
としては、溶融樹脂を固化させる時徐冷させた方が画像
反射性の点より好ましい。押出成形の場合、鏡面ロール
の表面温度は樹脂の溶融温度を基準にしその差が180
℃以内、好ましくは150℃以内である。また射出成
形、圧縮成形の場合、金型又は冷却プレスの表面温度は
樹脂の溶融温度を基準にしその差が240℃以内、好ま
しくは200℃以内である。
れる。2mm未満ではプロジェクションテレビ用ミラー
ホルダーに取り付けた時歪みが生じ好ましくない。10
mmを越えると軽量化効果が少ない。
表面に設ける場合(表面鏡)と裏面に設ける場合(裏面
鏡)とがあるが、裏面鏡は基板の厚さによる光路のずれ
により反射画像が悪化する。プロジェクションテレビの
ように高精度の反射画像が必要な時は表面鏡が好まし
い。
ウム、銀等が用いられ特に反射率の優れた銀が好まし
い。これら金属は蒸着、スパッタリング等により基材表
面に施される。更に、反射面を保護するためシリコーン
系コーティング剤やアクリル系コーティング剤が用いら
れる。
であることが好ましい。ここで反射画像性とはJIS
D 5705(自動車用ミラー装置)のひずみ検査法に
準じて求めた値をいう。
ットに取り付ける場合、本発明の目的を阻害しない範囲
で反射鏡の裏面にサポートを設けてもかまわない。
らに詳細に説明する。尚、本発明はこれに限定されるも
のではない。
00以下のオリゴマー及び残留モノマー含有量 ゲルパーミエーション クロマトグラフィーにて測定し
た。カラムはTSK−GEL(東洋曹達社製)を、溶媒
はTHFを使用した。
灰化した後、フレームレス原子吸光法にて測定した。
間保存後、目視で判定した。
検査法に準じた。
径15mmの鋼球を高さ2mから落下させ、試験板の状
態を観察した。
して塩素原子を実質的に含有しないビスフェノールA
を、炭酸ジエステルとして塩素原子を実質的に含有しな
いジフェニルカーボネート(対ビスフェノールAモル比
1.10)を、触媒としてビスフェノールAのジナトリ
ウム塩(対ビスフェノールAモル比2.8×10-8)を
用いて、溶融エステル交換法でポリカーボネートを製造
した。製造は、攪拌槽型反応器3基とワイヤー付き多孔
板型反応器2基からなる連続重合装置を用い、段階的に
温度と減圧度を上げながら実施した。最高重合温度は2
50℃であった。
素原子は含まれておらず、ヒドロキシ基末端比率は7モ
ル%、重量平均分子量が22,100であった。また、
該ポリカーボネートの微量成分は、アルカリ及びアルカ
リ土類金属含有量が5ppb、芳香族モノヒドロキシ化
合物であるフェノール含有量が30ppm、分子量10
00以下のオリゴマー成分及び残留モノマー含有量が
0.5重量%であった。
安定剤としてビス(ノニルフェニル)ハイドロゲンホス
ファイト0.002重量部とトリス(2、4−t−ブチ
ルフェニル)ホスファイト0.02重量部とをヘンシェ
ルミキサーで均一に混合した後、押出機を用いて造粒
し、ポリカーボネート組成物を得た。
て、樹脂温度280℃、冷却ロール表面温度140℃
で、幅300mm、厚さ3mmのシートを押出成形で徐
冷して作製した。得られたシートを120mm角となる
ように切断し、試験用シートとした。
ングにより蒸着し、ついで光硬化型のアクリル系樹脂を
コートし、紫外線で硬化させ反射鏡を作製した。
の評価結果を表1に示す。
化ナトリウム、ホスゲン及び触媒としてトリエチルアミ
ン、分子量調節剤としてp−t−ブチルフェノールとか
ら塩化メチレン溶媒を用いてホスゲン法にてポリカーボ
ネートを製造した。
含まれており、塩素イオンが1.2ppmであり、塩素
原子が30ppmであった。また、ヒドロキシ基末端比
率は1モル%、重量平均分子量が22,800であっ
た。また、該ポリカーボネートの微量成分は、アルカリ
及びアルカリ土類金属含有量が82ppb、芳香族モノ
ヒドロキシ化合物であるp−t−ブチルフェノール含有
量が43ppm、分子量1000以下のオリゴマー成分
及び残留モノマー含有量が1.4重量%であった。実施
例1と同様にして耐熱安定剤を添加し、ポリカーボネー
ト組成物を得た。該組成物を用いて作製された厚さ3m
mのシート(比較例1)及び厚さ3mmのガラス(比較
例2)を用いる以外実施例1と同様にして反射鏡を作製
し、同様の評価を実施し、結果を表1に示した。
ないポリカーボネートを射出成形機を用いて、シリンダ
ー温度300℃、金型温度110℃で厚さ3mmで12
0mm角の平板を射出成形した。得られた平板を実施例
1と同様にして反射鏡を作製し、同様の評価を実施し、
結果を表1に示した。なお、本発明ポリカーボネートを
用いた射出成形では、一旦射出成形作業を30分中断し
成形を再会する際、1ショット目から中断前と同様の良
好な成形品が得られた。
を用いる以外実施例2と同様にして反射鏡を作製し、同
様の評価を実施し、結果を表1に示した。なお、該ポリ
カーボネートを用いた射出成形において、射出成形中に
一旦成形を30分中断し成形を再会する際、色ムラやヤ
ケ、黒ゴミが発生し、良好な成形品が得られるまで20
ショット以上の捨て打ちが必要であった。
ジナトリウム塩の使用量を、使用ビスフェノールAに対
してモル比2.8×10-7(実施例3)、モル比5×1
0-7(実施例4)及びモル比1×10-6(実施例5)用
いる以外は実施例1と同様にして、重量平均分子量2
2,500のポリカーボネートを得た。実施例1と同様
にして耐熱安定剤を添加し、ポリカーボネート組成物を
得た。それぞれのポリカーボネートのヒドロキシ末端比
率及び微量成分は以下の通りであった。
末端比率6モル%、アルカリ及びアルカリ土類金属含有
量が49ppb、芳香族モノヒドロキシ化合物であるフ
ェノール含有量が79ppm、分子量1000以下のオ
リゴマー成分及び残留モノマー含有量が0.51重量%
末端比率3モル%、アルカリ及びアルカリ土類金属含有
量が92ppb、芳香族モノヒドロキシ化合物であるフ
ェノール含有量が100ppm、分子量1000以下の
オリゴマー成分及び残留モノマー含有量が0.72重量
%
末端比率4モル%、アルカリ及びアルカリ土類金属含有
量が182ppb、芳香族モノヒドロキシ化合物である
フェノール含有量が113ppm、分子量1000以下
のオリゴマー成分及び残留モノマー含有量が0.78重
量%
様の評価を実施し、結果を表1に示した。
リカーボネートは成形性に優れ、かつ該ポリカーボネー
トからなる反射鏡は耐久性、耐衝撃性、反射画像性に優
れており、プロジェクションテレビ用平面鏡として好適
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエス
テルとからエステル交換法にて製造された実質的に塩素
原子を含まないポリカーボネートから成形されたシート
に反射層を設けた耐久性、かつ反射画像性に優れた反射
鏡。 - 【請求項2】 ポリカーボネートが、(a)アルカリ金
属及び/又はアルカリ土類金属含有量が1〜800pp
b、(b)芳香族モノヒドロキシ化合物含有量が1〜2
00ppm、(c)分子量1000以下のオリゴマー成
分及び残留モノマー含有量がT1〜T2重量%(但し、T
1=1,130,000×(該ポリカーボネートの重量
平均分子量)-1.60、T2=1,520,000×(該ポ
リカーボネートの重量平均分子量)-1.44)、(d)末
端ヒドロキシ基の全末端に占める割合が1〜30モル%
である請求項1記載の反射鏡。 - 【請求項3】 反射画像性が3%以下である請求項1か
ら請求項2のいずれか1項に記載の反射鏡。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の反射鏡を搭載したことを特徴とする背面投射型プ
ロジェクションテレビ。
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---|---|---|---|
JP25446595A JP3686137B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 反射鏡 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09311207A (ja) * | 1996-05-17 | 1997-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ミラーとフィルムとテレビジョン受像機 |
JP2001183532A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-07-06 | Asahi Kasei Corp | 導光板およびその製造方法 |
JP2009003476A (ja) * | 1997-09-19 | 2009-01-08 | Olympus Corp | 顕微鏡の暗視野照明装置 |
JP2011070137A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Kyocera Optec Co Ltd | 小型ミラー |
WO2016121503A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | コニカミノルタ株式会社 | 表示部材及びヘッドアップディスプレイ装置 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP25446595A patent/JP3686137B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001183532A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-07-06 | Asahi Kasei Corp | 導光板およびその製造方法 |
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WO2016121503A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | コニカミノルタ株式会社 | 表示部材及びヘッドアップディスプレイ装置 |
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