JPH0978936A - 回転動力正逆転装置 - Google Patents

回転動力正逆転装置

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JPH0978936A
JPH0978936A JP7259306A JP25930695A JPH0978936A JP H0978936 A JPH0978936 A JP H0978936A JP 7259306 A JP7259306 A JP 7259306A JP 25930695 A JP25930695 A JP 25930695A JP H0978936 A JPH0978936 A JP H0978936A
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Dauringu Patoritsuku
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最も合理的かつ最も簡単な動力切断機構を持
つ、回転動力正逆転装置の開発。 【構成】 バネ31の弾力でセンター復帰する揺動体1
と、該揺動体1に取付けられモータにより正逆回転させ
られる中央駆動歯車8と、前記揺動体1に軸着され前記
歯車8と噛合う右側歯車10及び左側歯車17と、該歯
車10、17と摩擦力で共回りする同軸の揺動右歯車1
1及び揺動左歯車18と、前記歯車11、18の側部に
設けられ前記歯車11、18が係合する誘導歯車23、
24と、前記誘導歯車23、24の下部に設けられ前記
右側歯車10、17が前記バネ31の弾力に抗して交互
に係合する受動歯車25からなり、前記モータの通電を
断つと前記揺動体1はバネ31の弾力でセンター復帰す
ることにより前記受動歯車25に係合していた前記歯車
10、17のいずれかは前記受動歯車25より離脱する
回転動力正逆転装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一例として、車両スラ
イド扉等に使用できる回転動力正逆転装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来公知のUSP5、046、283号明
細書、USP5、138、795号明細書、USP5、
233、789号明細書、USP5、319、880号
明細書、USP5、319、881号明細書等に、車両
スライド扉等に使用できる回転動力正逆転装置について
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の、車両スラ
イド扉等に使用される回転動力正逆転装置は、自動開閉
するとともに手動でも開閉できるようにするため、正逆
転機構だけではなく、モータとの連係を断つ動力切断機
構も併設しなければならない。しかし、前記公知例は、
その動力切断機構については明確には記載されていな
い。本発明は、上記動力切断機構を、最も合理的かつ最
も簡単な構成で解決したものである。又、本発明は、回
転動力を正逆転しうる基本的構成についても、発明した
ものである。
【0004】
【発明の目的】最も合理的かつ最も簡単な動力切断機構
を持つ、回転動力正逆転装置の開発。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、セン
ター復帰バネの弾力でセンター復帰する揺動体と、該揺
動体の中央部に取付けられ正逆回転モータにより正逆回
転させられる中央駆動歯車と、前記揺動体に軸着され前
記中央駆動歯車と噛合う右側歯車及び左側歯車と、該右
側歯車と摩擦力で共回りする同軸の揺動右歯車及び前記
左側歯車と摩擦力で共回りする同軸の揺動左歯車と、前
記揺動右歯車の側部に設けられ前記揺動右歯車が係合す
る右固定歯車及び前記揺動左歯車の側部に設けられ前記
揺動左歯車が係合する左固定歯車と、前記右固定歯車と
前記左固定歯車の下部に設けられ前記右側歯車及び前記
左側歯車が前記センター復帰バネの弾力に抗して交互に
係合する受動歯車からなり、前記モータの通電を断つと
前記揺動体はセンター復帰バネの弾力でセンター復帰す
ることにより前記受動歯車に係合していた前記左右側歯
車のいずれかは前記受動歯車より離脱する回転動力正逆
転装置としたものである。また、本発明は、上記回転動
力正逆転装置において、前記揺動体は中央上方アームと
右側アームと左側アームから形成したものである。ま
た、本発明は、上記回転動力正逆転装置において、前記
右側歯車及び前記左側歯車にはこれと一体であり、かつ
正円筒であり、更に前記右側歯車及び前記左側歯車より
は側部に突出すボスを設け、該ボスの外周に前記揺動右
歯車と前記揺動左歯車を嵌合させたものである。また、
本発明は、上記回転動力正逆転装置において、前記右側
歯車及び前記左側歯車にはこれと一体であり、かつ正円
筒であり、更に前記右側歯車及び前記左側歯車よりは側
部に突出すボスを設け、該ボスの外周に前記揺動右歯車
と前記揺動左歯車を嵌合させ、前記揺動右歯車及び前記
揺動左歯車には、前記ボスにバネの弾力で弾着する弾着
部を設けた構成としたものである。また、本発明は、中
央上方アーム4及び右側アーム5及び左側アーム6から
形成されセンター復帰バネ31の弾力で軸2を中心に回
転してセンター復帰する揺動体1と、固定部3に前記軸
2と同一軸心上の軸2aにより取付けられ正逆回転モー
タ7により正逆回転させられる中央駆動歯車8と、前記
揺動体1の前記右側アーム5に軸9で軸着され前記中央
駆動歯車8と噛合う右側歯車10及び前記揺動体1の前
記左側アーム6に軸16で軸着され前記中央駆動歯車8
と噛合う左側歯車17と、前記右側歯車10のボス12
の外周にバネ13の弾力で弾着するように嵌合させて摩
擦力で共回りする揺動右歯車11及び前記左側歯車17
のボス19の外周にバネ21の弾力で弾着するように嵌
合させて摩擦力で共回りする揺動左歯車18と、前記揺
動右歯車11の側部に設けられ前記揺動右歯車11が係
合する右固定歯車23及び前記揺動左歯車18の側部に
設けられ前記揺動左歯車18が係合する左固定歯車24
と、前記右固定歯車23と前記左固定歯車24の下部に
設けられ前記右側歯車10及び前記左側歯車17が前記
センター復帰バネ31の弾力に抗して交互に係合する受
動歯車25からなり、前記モータ7の通電を断つと前記
揺動体1は前記センター復帰バネ31の弾力でセンター
復帰することにより前記受動歯車25に係合していた前
記左右側歯車10、17のいずれかは前記受動歯車25
より離脱する回転動力正逆転装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は揺動体であり、一例として略T(又は逆T)字型を
呈し、中央は軸2により固定部3(図4)に軸止され
る。揺動体1は、一例として、軸2部分より上方に突出
す中央上方アーム4と、軸2部分より右方に突出す右側
アーム5と、軸2部分より左方に突出す左側アーム6と
を有する。
【0007】前記軸2には、モータ7により回転される
中央駆動歯車8を軸着する。実施例では、図4のよう
に、固定部3に設けた別の軸2aに中央駆動歯車8を軸
着した構成を示しているが、軸2と軸2aは連続した一
体構造でもよい。前記揺動体1の右側アーム5の先部に
は右側軸9を設け、該右側軸9に前記中央駆動歯車8と
噛合う右側歯車10を軸着する。又、前記右側軸9に
は、前記右側歯車10と重合させて揺動右歯車11を軸
着する。
【0008】前記右側歯車10と前記揺動右歯車11
は、前記右側歯車10が回転すると前記揺動右歯車11
は摩擦回転で共回りするように、前記右側歯車10のボ
ス12を軸方向に長く突出形成して、該ボス12を前記
右側軸9上に回転自在に嵌合させ、前記揺動右歯車11
を前記ボス12の外周に嵌合させるとき、或る程度摩擦
力を持たせるために、揺動右歯車11内にはバネ13で
常にボス12に弾着する弾着部14を嵌合させる。実施
例は、弾着部14を摺動容易にするため、揺動右歯車1
1の一部に筒体15を形成し、筒体15内にバネ13を
弾装し、バネ13で弾着部14を押圧する。
【0009】前記揺動体1の左側アーム6の先端には左
側軸16を設け、該左側軸16に前記中央駆動歯車8に
係合する左側歯車17を軸着する。又、前記左側軸16
には前記左側歯車17と重合させて揺動左歯車18を軸
着する。前記左側歯車17と揺動左歯車18は、前記左
側歯車17が回転すると前記揺動左歯車18は摩擦回転
で共回りするように、前記左側歯車17のボス19を軸
方向に長く形成して左側歯車17よりボス19の方を突
出させ、前記揺動左歯車18は前記ボス19の外周に嵌
合させる。なお、20は揺動左歯車18の一部に形成し
た筒体、21は筒体20内に設けたバネ、22はボス1
9に弾着する弾着部である。
【0010】前記揺動右歯車11の側部には、揺動右歯
車11が係合するように固定部3に固定された軸2を中
心とする円弧の右固定歯車23を設ける。同様に揺動左
歯車18の側部には揺動左歯車18が係合する軸2を中
心とした円弧の左固定歯車24を設ける。25はその下
部に設けた受動歯車、26はその軸で、受動歯車25に
は右側歯車10と左側歯車17が交互に係合し、受動歯
車25を正逆転させる。
【0011】26はセンター復帰バネであり、揺動体1
の中央上方アーム4に設けたボス27に基部が巻回さ
れ、先端二又部28は中央上方アーム4の上端の突起2
9を挟持してから固定部3の係合部30を両側から挟持
する。前記モータ7の通電を断つと、前記中央駆動歯車
8及びこれに噛合う歯車は、全部回転しないから、揺動
体1は揺動せず、センター復帰バネ31の弾力でセンタ
ー復帰し、左右側歯車10、17のいずれも受動歯車2
5から離脱し、受動歯車25は空回りできる状態にな
り、例えば、自動開閉スライド扉の場合、手動で開閉で
きるようになる。なお、32はウォームギヤ、33はウ
ォームホイルである。
【0012】
【作用】モータ7により任意の動力伝達機構を介して中
央駆動歯車8を左転させると、中央駆動歯車8と係合し
ている左側軸16で軸着されている左側歯車17は右転
し、左側歯車17とボス19は一体構造である故、ボス
19も右転する。この左側歯車17のボス19に支持さ
せた揺動左歯車18は、バネ21の弾力により弾着部2
2をボス19に弾着させてあるから、弾着部22とボス
19の摩擦力により揺動左歯車18はボス19と一緒に
右回転する。揺動左歯車18が右回転すると、揺動左歯
車18は固定部3に固定された左固定歯車24に噛合し
ているので、揺動左歯車18はセンター復帰バネ31の
弾力に抗して揺動体1を軸2を中心に左転させ、図2、
図3のように左側歯車17を下降させ、受動歯車25に
噛合させる。左側歯車17が受動歯車25に噛み合う
と、揺動体1はこれ以上左転できずに停止し、受動歯車
25は、モータ7の回転が継続している間、右転する左
側歯車17との係合により左転する。このように、モー
タ7で中央駆動歯車8を左転させると、モータ7と受動
歯車25が連結状態となって受動歯車25も左回転す
る。
【0013】反対に、モータ7により任意の動力伝達機
構を介して中央駆動歯車8を右転させると、中央駆動歯
車8と係合している右側軸9で軸着されている右側歯車
10は左転し、右側歯車10とボス12は一体構造であ
る故、ボス12も左転する。ボス12に支持させた揺動
右歯車11は、バネ13の弾力により弾着部14をボス
12に弾着させてあるから、弾着部14とボス12の摩
擦力により揺動右歯車11はボス12と一緒に左回転す
る。揺動右歯車11が左回転すると、揺動右歯車11は
固定部3に固定された右固定歯車23に噛合しているの
で、揺動右歯車11はセンター復帰バネ31の弾力に抗
して揺動体1を軸2を中心に右転させ、右側歯車10を
下降させ、受動歯車25に噛合させる。右側歯車10が
受動歯車25に噛み合うと、揺動体1はこれ以上右転で
きずに停止し、受動歯車25は、モータ7の回転が継続
している間、左転する右側歯車10との係合により右転
する。このように、モータ7で中央駆動歯車8を右転さ
せると、モータ7と受動歯車25が連結状態となって受
動歯車25も右回転する。
【0014】しかして、受動歯車25を回転させた後、
モータ7の通電を断つと、揺動体1は、センター復帰バ
ネ31の弾力でセンター復帰して、右側歯車10又は左
側歯車17は受動歯車25から離れ、モータ7と受動歯
車25との連結状態は解除される。即ち、前記モータ7
の通電を断って前記中央駆動歯車8及びこれに噛合う歯
車の回転を停止させると、揺動体1を軸2を中心に揺動
させる力は消滅するから、センター復帰バネ31の弾力
は揺動体1を図1の中立位置に復帰させ、右側歯車10
又は左側歯車17は受動歯車25から離れ、モータ7と
受動歯車25との連結状態は解除される。このように、
左右側歯車10、17のいずれもが受動歯車25から離
脱すると、受動歯車25は単独で空回りできる状態にな
るから、手動で受動歯車25側を回転させるとき抵抗が
少なく、容易に回転させることができる。この機構は、
例えば、自動車の自動開閉スライド扉に応用でき、この
場合には、受動歯車25側をスライド扉に連結して、モ
ータ7を回転させるとその回転方向に応じて、スライド
扉は開扉又は閉扉方向に移動するようにすると、モータ
7を停止させた状態では、手動でスライド扉を開扉又は
閉扉しても、受動歯車25が回転するだけで、それ以降
のモータ7側の機構を動かさないので、抵抗が少なく開
閉させることができるようになる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、センター復帰バネ31の弾力
でセンター復帰する揺動体1と、該揺動体1の中央部に
取付けられ正逆回転モータ7により正逆回転させられる
中央駆動歯車8と、前記揺動体1に軸着され前記中央駆
動歯車8と噛合う右側歯車10及び左側歯車17と、該
右側歯車10と摩擦力で共回りする同軸の揺動右歯車1
1及び前記左側歯車17と摩擦力で共回りする同軸の揺
動左歯車18と、前記揺動右歯車11の側部に設けられ
前記揺動右歯車11が係合する右固定歯車23及び前記
揺動左歯車18の側部に設けられ前記揺動左歯車18が
係合する左固定歯車24と、前記右固定歯車23と前記
左固定歯車24の下部に設けられ前記右側歯車10及び
前記左側歯車17が前記センター復帰バネ31の弾力に
抗して交互に係合する受動歯車25からなり、前記モー
タ7の通電を断つと前記揺動体1はセンター復帰バネ3
1の弾力でセンター復帰することにより前記受動歯車2
5に係合していた前記左右側歯車10、17のいずれか
は前記受動歯車25より離脱する回転動力正逆転装置と
したものであるから、正逆回転モータ7に通電して中央
駆動歯車8を正回転させると、揺動体1に軸着された右
側歯車10を回転させて、右側歯車10と摩擦力で共回
りする揺動右歯車11を回転させることにより、右固定
歯車23との係合により右側歯車10を下降させて受動
歯車25と係合でき、正逆回転モータ7に通電して中央
駆動歯車8を逆回転させると、揺動体1に軸着された左
側歯車17を回転させて、左側歯車17と摩擦力で共回
りする揺動左歯車18を回転させることにより、左固定
歯車24との係合により左側歯車17を下降させて受動
歯車25と係合できるので、簡単確実に正逆転でき、モ
ータ7の通電を断つと、センター復帰バネ31の弾力で
センター復帰する揺動体1により、右側歯車10及び左
側歯車17はともに係合しないので、動力伝達を断つこ
とができる。また、1つのモータ7の動力で動力切断機
構を作動させることができ、かつ、全体の厚みを薄くで
きる効果も奏する。また、本発明は、上記回転動力正逆
転装置において、前記揺動体1は中央上方アーム4と右
側アーム5と左側アーム6から形成したものであるか
ら、センター復帰バネ31と右側歯車10及び左側歯車
17の取付けが容易である。また、本発明は、上記回転
動力正逆転装置において、前記右側歯車10及び前記左
側歯車17にはこれと一体であり、かつ正円筒であり、
更に前記右側歯車10及び前記左側歯車17よりは側部
に突出すボス12、19を設け、該ボス12、19の外
周に前記揺動右歯車11と前記揺動左歯車18を嵌合さ
せたものであるから、摩擦伝達を容易にできる。また、
本発明は、上記回転動力正逆転装置において、前記右側
歯車10及び前記左側歯車17にはこれと一体であり、
かつ正円筒であり、更に前記右側歯車10及び前記左側
歯車17よりは側部に突出すボス12、19を設け、該
ボス12、19の外周に前記揺動右歯車11と前記揺動
左歯車18を嵌合させ、前記揺動右歯車11及び前記揺
動左歯車18には、前記ボス12、19にバネ13、2
1の弾力で弾着する弾着部14、22を設けた構成とし
たものであるから、前記揺動右歯車11及び前記揺動左
歯車18を、簡単に弾着できる。また、本発明は、中央
上方アーム4及び右側アーム5及び左側アーム6から形
成されセンター復帰バネ31の弾力で軸2を中心に回転
してセンター復帰する揺動体1と、固定部3に前記軸2
と同一軸心上の軸2aにより取付けられ正逆回転モータ
7により正逆回転させられる中央駆動歯車8と、前記揺
動体1の前記右側アーム5に軸9で軸着され前記中央駆
動歯車8と噛合う右側歯車10及び前記揺動体1の前記
左側アーム6に軸16で軸着され前記中央駆動歯車8と
噛合う左側歯車17と、前記右側歯車10のボス12の
外周にバネ13の弾力で弾着するように嵌合させて摩擦
力で共回りする揺動右歯車11及び前記左側歯車17の
ボス19の外周にバネ21の弾力で弾着するように嵌合
させて摩擦力で共回りする揺動左歯車18と、前記揺動
右歯車11の側部に設けられ前記揺動右歯車11が係合
する右固定歯車23及び前記揺動左歯車18の側部に設
けられ前記揺動左歯車18が係合する左固定歯車24
と、前記右固定歯車23と前記左固定歯車24の下部に
設けられ前記右側歯車10及び前記左側歯車17が前記
センター復帰バネ31の弾力に抗して交互に係合する受
動歯車25からなり、前記モータ7の通電を断つと前記
揺動体1は前記センター復帰バネ31の弾力でセンター
復帰することにより前記受動歯車25に係合していた前
記左右側歯車10、17のいずれかは前記受動歯車25
より離脱する回転動力正逆転装置としたものであるか
ら、前記した効果は期待できるばかりでなく、実施化も
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中立状態の要部正面図。
【図2】 モータの動力により揺動体を回転させた状態
の要部正面図。
【図3】 図2の機構から揺動体を除いた正面図。
【図4】 要部断面図。
【図5】 揺動歯車の一部切欠き平面図。
【図6】 モータの駆動伝達図。
【符号の説明】
1…揺動体、2…軸、3…固定部、4…中央上方アー
ム、5…右側アーム、6…左側アーム、7…モータ、8
…中央駆動歯車、9…右側軸、10…右側歯車、11…
揺動右歯車、12…ボス、13…バネ、14…弾着部、
15…筒体、16…左側軸、17…左側歯車、18…揺
動左歯車、19…ボス、20…筒体、21…バネ、22
…弾着部、23…右固定歯車、24…左固定歯車、25
…受動歯車、26…軸、27…ボス、28…先端二又
部、29…突起、30…係合部、31…センター復帰バ
ネ、32…ウォームギヤ、33…ウォームホイル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター復帰バネの弾力でセンター復帰
    する揺動体と、該揺動体の中央部に取付けられ正逆回転
    モータにより正逆回転させられる中央駆動歯車と、前記
    揺動体に軸着され前記中央駆動歯車と噛合う右側歯車及
    び左側歯車と、該右側歯車と摩擦力で共回りする同軸の
    揺動右歯車及び前記左側歯車と摩擦力で共回りする同軸
    の揺動左歯車と、前記揺動右歯車の側部に設けられ前記
    揺動右歯車が係合する右固定歯車及び前記揺動左歯車の
    側部に設けられ前記揺動左歯車が係合する左固定歯車
    と、前記右固定歯車と前記左固定歯車の下部に設けられ
    前記右側歯車及び前記左側歯車が前記センター復帰バネ
    の弾力に抗して交互に係合する受動歯車からなり、前記
    モータの通電を断つと前記揺動体はセンター復帰バネの
    弾力でセンター復帰することにより前記受動歯車に係合
    していた前記左右側歯車のいずれかは前記受動歯車より
    離脱する回転動力正逆転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記揺動体は中央上
    方アームと右側アームと左側アームから形成した回転動
    力正逆転装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記右側歯車及び前
    記左側歯車にはこれと一体であり、かつ正円筒であり、
    更に前記右側歯車及び前記左側歯車よりは側部に突出す
    ボスを設け、該ボスの外周に前記揺動右歯車と前記揺動
    左歯車を嵌合させた回転動力正逆転装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記右側歯車及び前
    記左側歯車にはこれと一体であり、かつ正円筒であり、
    更に前記右側歯車及び前記左側歯車よりは側部に突出す
    ボスを設け、該ボスの外周に前記揺動右歯車と前記揺動
    左歯車を嵌合させ、前記揺動右歯車及び前記揺動左歯車
    には、前記ボスにバネの弾力で弾着する弾着部を設けた
    回転動力正逆転装置。
  5. 【請求項5】 中央上方アーム4及び右側アーム5及び
    左側アーム6から形成されセンター復帰バネ31の弾力
    で軸2を中心に回転してセンター復帰する揺動体1と、
    固定部3に前記軸2と同一軸心上の軸2aにより取付け
    られ正逆回転モータ7により正逆回転させられる中央駆
    動歯車8と、前記揺動体1の前記右側アーム5に軸9で
    軸着され前記中央駆動歯車8と噛合う右側歯車10及び
    前記揺動体1の前記左側アーム6に軸16で軸着され前
    記中央駆動歯車8と噛合う左側歯車17と、前記右側歯
    車10のボス12の外周にバネ13の弾力で弾着するよ
    うに嵌合させて摩擦力で共回りする揺動右歯車11及び
    前記左側歯車17のボス19の外周にバネ21の弾力で
    弾着するように嵌合させて摩擦力で共回りする揺動左歯
    車18と、前記揺動右歯車11の側部に設けられ前記揺
    動右歯車11が係合する右固定歯車23及び前記揺動左
    歯車18の側部に設けられ前記揺動左歯車18が係合す
    る左固定歯車24と、前記右固定歯車23と前記左固定
    歯車24の下部に設けられ前記右側歯車10及び前記左
    側歯車17が前記センター復帰バネ31の弾力に抗して
    交互に係合する受動歯車25からなり、前記モータ7の
    通電を断つと前記揺動体1は前記センター復帰バネ31
    の弾力でセンター復帰することにより前記受動歯車25
    に係合していた前記左右側歯車10、17のいずれかは
    前記受動歯車25より離脱する回転動力正逆転装置。
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