JPH0974751A - 高周波スイッチング式整流装置 - Google Patents

高周波スイッチング式整流装置

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JPH0974751A
JPH0974751A JP24701795A JP24701795A JPH0974751A JP H0974751 A JPH0974751 A JP H0974751A JP 24701795 A JP24701795 A JP 24701795A JP 24701795 A JP24701795 A JP 24701795A JP H0974751 A JPH0974751 A JP H0974751A
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Masayoshi Saitou
政与志 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用交流電源を一旦直流化してからスイッチ
ング制御するため、整流・平滑回路の損失が多く、効率
が低下する。 【解決手段】 商用交流電源を直接双方向性スイッチS
1によりスイッチング制御して高周波変圧器T1に印加
して、この高周波変圧器T1の出力をダイオードD1,
D2により整流し且つコンデンサC2により平滑する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用交流電源を安
定した直流電力に変換する高周波スイッチング式整流装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の電子機器の安定化電源
としてスイッチング制御方式の電源装置が用いられてい
る。
【0003】特に直流電源装置としては、スイッチング
方式は、小型及び軽量であるという利点から広く採用さ
れている。
【0004】図7は、出力安定化回路を有する従来のフ
ライバック型の高周波スイッチング式整流装置の内部構
成を示すブロック図である。同図において、1,2は商
用交流電源に接続される電源入力端子で、整流器スタッ
クDM1の交流(〜)端子に接続されている。この整流
器スタックDM1の(+)端子は、変圧器(トランス)
Tの1次巻線N1の一端に接続され、この1次巻線N1
の他端は、トランジスタQ1のコレクタ端子に接続さ
れ、このトランジスタQ1のエミッタ端子は、整流器ス
タックDM1の(−)端子に接続されている。
【0005】なお、整流器スタックDM1の(+)端子
と(−)端子との間に平滑用コンデンサC1が接続され
ている。
【0006】変圧器Tの2次巻線N2は、整流用のダイ
オードD1を介してフィルター用コンデンサC2に接続
されている。このフィルター用コンデンサC2により平
滑された出力は、出力端子3,4から所定の負荷(図示
省略)に供給される。
【0007】前記負荷に対する出力電圧を検出するため
に、出力端子3,4に接続される前記負荷と並列に電圧
検出回路5が接続されている。そして、この電圧検出回
路5の検出値は、フォトカプラQ2を介してパルス幅変
調器(以下、PWM回路という)6に帰還される。
【0008】このPWM回路6は、電圧検出回路5の検
出値に応じてトランジスタQ1のベース端子に与える駆
動パルスのスイッチングデューティー比、或は周波数等
を制御する。即ち、PWM回路6の出力でトランジスタ
Q1が駆動される。
【0009】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。
【0010】電源入力端子1,2に商用交流電源を接続
すると、その商用交流電源が整流器スタックDM1によ
って整流され直流電圧となり、この直流電圧が変圧器T
の1次巻線N1に対して印加され、トランジスタQ1に
より断続される。
【0011】そして、トランジスタQ1のオン時にエネ
ルギーが変圧器Tに蓄えられ、オフ時に変圧器Tの2次
巻線N2から整流用のダイオードD1を介して出力され
る。このような動作を繰り返して電力を出力する。
【0012】整流用のダイオードD1からの出力は、フ
ィルター用コンデンサC2によって平滑され、直流に変
換される。この直流に変換された出力は、出力端子3,
4から前記負荷に供給される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、商用交流電源を整流・平滑回路で
一度直流に変換してからスイッチング制御している。こ
のように、一度直流化してからスイッチング制御するこ
とにより、スイッチング制御回路は簡素化されるが、整
流・平滑回路の損失が多く、特にAC100V入力の場
合では、入力電力の数%に達して効率が低下するという
問題点があった。
【0014】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、高効率の高周波スイッチング式整流装置
を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の高周波スイッチング式整流装置は、商
用交流電源と接続された変圧手段と、前記商用交流電源
と前記変圧手段との間に直列に挿入されたスイッチング
手段と、前記スイッチング手段を前記商用交流電源の周
波数に対して十分高いキャリア周波数でパルス幅変調制
御するパルス幅変調制御手段と、前記変圧手段の巻線出
力を全波整流する全波整流手段と、前記パルス幅変調制
御の時比率をオン時間≧オフ時間となる範囲で出力電圧
を定電圧制御する定電圧制御手段とを具備したことを特
徴とするものである。
【0016】また、同じ目的を達成するために請求項2
記載の高周波スイッチング式整流装置は、商用交流電源
と接続された変圧手段と、前記商用交流電源と前記変圧
手段との間に直列に挿入されたスイッチング手段と、前
記スイッチング手段を前記商用交流電源の周波数に対し
て十分高いキャリア周波数でパルス幅変調制御するパル
ス幅変調制御手段と、前記変圧手段の巻線出力を倍電圧
整流する倍電圧整流手段と、前記パルス幅変調制御の時
比率をオン時間≧オフ時間となる範囲で出力電圧を定電
圧制御する定電圧制御手段とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0017】また、同じ目的を達成するために請求項3
記載の高周波スイッチング式整流装置は、商用交流電源
と接続され且つ2回路以上の偶数出力巻線を有する変圧
手段と、前記商用交流電源と前記変圧手段との間に直列
に挿入されたスイッチング手段と、前記スイッチング手
段を前記商用交流電源の周波数に対して十分高いキャリ
ア周波数でパルス幅変調制御するパルス幅変調制御手段
と、前記変圧手段の同一巻数の2つの巻線出力を各々逆
位相で半波整流する半波整流手段と、前記パルス幅変調
制御の時比率をオン時間≧オフ時間となる範囲で出力電
圧を定電圧制御する定電圧制御手段とを具備したことを
特徴とするものである。
【0018】また、同じ目的を達成するために請求項4
記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項3記載
の高周波スイッチング式整流装置において、前記半波整
流手段の整流出力を負荷に直列に接続したことを特徴と
するものである。
【0019】また、同じ目的を達成するために請求項5
記載の高周波スイッチング式整流装置は、商用交流電源
と接続され且つ同一巻数の入出力巻線を有する複数の変
圧手段と、前記商用交流電源と前記各変圧手段との間に
各々直列に挿入されたスイッチング手段と、前記スイッ
チング手段を前記商用交流電源の周波数に対して十分高
いキャリア周波数でパルス幅変調制御するパルス幅変調
制御手段と、前記各々の変圧手段の巻線出力を半波整流
する半波整流手段と、入力の極性に応じて前記パルス幅
変調制御の出力を前記各々のスイッチング手段に交互に
切り換えて印加して出力電圧を定電圧制御する定電圧制
御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0020】また、同じ目的を達成するために請求項6
記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項5記載
の高周波スイッチング式整流装置において、前記半波整
流手段の整流出力を負荷に並列に接続したことを特徴と
するものである。
【0021】また、同じ目的を達成するために請求項7
記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項5記載
の高周波スイッチング式整流装置において、前記半波整
流手段の整流出力を負荷に直列に接続したことを特徴と
するものである。
【0022】また、同じ目的を達成するために請求項8
記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項1記載
の高周波スイッチング式整流装置において、前記変圧手
段の出力巻線は、センタータップを有し、前記全波整流
手段は、センタータップ型であることを特徴とするもの
である。
【0023】また、同じ目的を達成するために請求項9
記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項1記載
の高周波スイッチング式整流装置において、前記全波整
流手段は、ブリッジ型であることを特徴とするものであ
る。
【0024】また、同じ目的を達成するために請求項1
0記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項1〜
6、または7記載の高周波スイッチング式整流装置にお
いて、前記スイッチング手段は、複数のMOS−FET
から構成され、そのソース端子とゲート端子を共通とし
たことを特徴とするものである。
【0025】また、同じ目的を達成するために請求項1
1記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項1〜
6、または7記載の高周波スイッチング式整流装置にお
いて、前記スイッチング手段は、複数の半導体スイッチ
ング素子と複数の清流素子とで構成したことを特徴とす
るものである。
【0026】更に、同じ目的を達成するために請求項1
2記載の高周波スイッチング式整流装置は、請求項1〜
6、または7記載の高周波スイッチング式整流装置にお
いて、前記パルス幅変調制御手段は、整流された前記変
圧手段の巻線出力を検出してフィードバック制御される
ことを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0028】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1に基づき説明する。図1は、本発明
の第1の実施の形態に係る高周波スイッチング式整流装
置の構成を示すブロック図であり、同図において、上述
した従来例の図7と同一部分には同一符号が付してあ
る。図1において図7と異なる点は、図7の構成から整
流器スタックDM1、平滑用コンデンサC1、トランジ
スタQ1及び変圧器Tをそれぞれ削除し、図7の構成に
双方向性スイッチS1、ダイオードD2及び高周波変圧
器T1を付加したことである。高周波変圧器T1は、駆
動巻線P及び2つの出力巻線Q,Rを有している。
【0029】図1において、一方の電源入力端子1は、
高周波変圧器T1の駆動巻線Pの一端に接続されてい
る。他方の電源入力端子2は、双方向性スイッチS1を
介して高周波変圧器T1の駆動巻線Pの他端に接続され
ている。
【0030】高周波変圧器T1の一方の出力巻線Qの一
端は、整流用のダイオードD1を介して一方の出力端子
3に接続されている。高周波変圧器T1の一方の出力巻
線Qの他端は、他方の出力端子4に接続されている。
【0031】高周波変圧器T1の他方の出力巻線Rの一
端は、ダイオードD2を介して一方の出力端子3に接続
されている。高周波変圧器T1の他方の出力巻線Rの他
端は、他方の出力端子4に接続されている。
【0032】PWM回路6の出力端子は、双方向性スイ
ッチS1の駆動端子に接続される。PWM回路6は、電
圧検出回路5の検出値に応じて双方向性スイッチS1に
印加する駆動パルスのスイッチングデューティー比、或
は周波数等を制御する。即ち、PWM回路6の出力で双
方向性スイッチS1が駆動される。この双方向性スイッ
チS1は、水銀リレー等の高速スイッチング動作可能な
スイッチである。
【0033】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。なお、説明にあたり、電源入
力端子1,2に商用交流電源を印加した場合の動作につ
いて、印加された交流が他方の電源入力端子2に対して
一方の電源入力端子1の電位が正の半サイクルを第1モ
ード、同じく負の半サイクルを第2モードとする。
【0034】まず、第1モードについて説明する。
【0035】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T1に印加さ
れ、ダイオードD1,D2で整流され且つコンデンサC
2で平滑された後、直流電力として出力端子3,4から
出力される。
【0036】電圧検出回路5は、オペアンプ・トランジ
スタ等で構成され、出力端子3,4に接続された不図示
の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、その誤差電圧を
フォトカプラQ2を介してPWM回路6に入力する。こ
のPWM回路6は、前記誤差電圧により双方向性スイッ
チS1の駆動パルスを制御することによって、負荷電圧
を安定化する。
【0037】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T1に蓄積
されると共に、第2のダイオードD2を介して出力され
る。また、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffで
高周波変圧器T1に蓄積されたエネルギーは、第1のダ
イオードD1を介して出力される。
【0038】このとき、高周波変圧器T1の一方の出力
巻線Qには、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに
逆方向電圧が、オフ期間Toffに順方向電圧が出力す
るように巻線極性が設定されている。
【0039】従って、高周波変圧器T1の駆動巻線Pの
印加電圧Vpと一方の出力巻線Qの順方向電圧Vqpと
の関係は、下記(1)式となり、駆動巻線Pの印加電圧
Vpと一方の出力巻線Qの逆方向電圧Vqnとの関係
は、下記(2)式となる。
【0040】 Vqp=Vp×(Ton/Toff)×(Nq/Np)…(1) Vqn=Vp×(Nq/Np)…(2) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは一方の出力巻線Qの巻数 また、高周波変圧器T1の他方の出力巻線Rには、双方
向性スイッチS1のオン期間Tonに順方向電圧が、オ
フ期間Toffに逆方向電圧が出力するように巻線極性
が設定されている。
【0041】従って、高周波変圧器T1の駆動巻線Pの
印加電圧Vpと他方の出力巻線Rの順方向電圧Vrpと
の関係は、下記(3)式となり、駆動巻線Pの印加電圧
Vpと他方の出力巻線Rの逆方向電圧Vrnとの関係
は、下記(4)式となる。
【0042】 Vrp=Vp×(Nr/Np)…(3) Vrn=Vp×(Ton/Toff)×(Nr/Np)…(4) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nrは他方の出力巻線Rの巻数 このとき、出力にはダイオードD1,D2より順方向電
圧が選択されるが、一方の出力巻線Qの巻数Nqと他方
の出力巻線Rの巻数Nrとが互いに同一ならば、双方向
性スイッチS1のオン・オフ比(Ton/Toff)を
1以上に設定すると、Vqp≧Vrpとなり、ダイオー
ドD1,D2の電圧降下を無視すれば、出力電圧Vo
は、出力巻線Q,Rの順方向電圧Vqp,Vrpと等し
くなるので、下記(5)式となる。
【0043】Vo=Vqp≧Vrp…(5) 従って、他方の出力巻線Rの出力は、出力電圧Vo以下
となり、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffに出
力として一方の出力巻線Qの順方向電圧Vqpが出力さ
れるフライバックコンバータとして動作する。
【0044】以上が第1モードである。
【0045】次に、第2モードについて説明する。
【0046】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T1に印加さ
れ、ダイオードD1,D2で整流され且つコンデンサC
2で平滑された後、直流電力として出力端子3,4から
出力される。
【0047】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により双
方向性スイッチS1の駆動パルスを制御することによっ
て、負荷電圧を安定化する。
【0048】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T1に蓄積
され、オフ期間Toffで高周波変圧器T1に蓄積され
たエネルギーは、第1のダイオードD1を介して出力さ
れる。
【0049】このとき、高周波変圧器T1の他方の出力
巻線Rには、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに
逆方向電圧が、オフ期間Toffに順方向電圧が出力す
るように巻線極性が設定されている。
【0050】従って、高周波変圧器T1の駆動巻線Pの
印加電圧Vpと他方の出力巻線Rの順方向電圧Vrpと
の関係は下記(6)式となり、駆動巻線Pの印加電圧V
pと他方の出力巻線Rの逆方向電圧Vrnとの関係は下
記(7)式となる。
【0051】 Vrp=Vp×(Ton/Toff)×(Nr/Np)…(6) Vrn=Vp×(Nr/Np)…(7) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nrは他方の出力巻線Rの巻数 また、高周波変圧器T1の一方の出力巻線Qには、双方
向性スイッチS1のオン期間Tonに順方向電圧が、オ
フ期間Toffに逆方向電圧が出力するように巻線極性
が設定されている。
【0052】従って、駆動巻線Pの印加電圧Vpと一方
の出力巻線Qの順方向電圧Vqpとの関係は下記(8)
式となり、駆動巻線Pの印加電圧Vpと一方の出力巻線
Qの逆方向電圧Vqnとの関係は下記(9)式となる。
【0053】 Vqp=Vp×(Nq/Np)…(8) Vqn=Vp×(Ton/Toff)×(Nq/Np)…(9) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは一方の出力巻線Qの巻数 このとき、出力にはダイオードD1,D2より順方向電
圧が選択されるが、一方の出力巻線Qの巻数Nqと他方
の出力巻線Rの巻数Nrとが互いに同一ならば、双方向
性スイッチS1のオン・オフ比(Ton/Toff)を
1以上に設定すると、Vrp≧Vqpとなり、ダイオー
ドD1,D2の電圧降下を無視すれば、出力電圧Vo
は、出力巻線Q,Rの順方向電圧Vqp,Vrpと等し
くなるので、下記(10)式となる。
【0054】Vo=Vrp≧Vqp…(10) 従って、一方の出力巻線Qの出力は、出力電圧Vo以下
となり、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffに出
力として他方の出力巻線Rの順方向電圧Vrpが出力さ
れるフライバックコンバータとして動作する。
【0055】以上が第2モードである。
【0056】このように入力の極性により交互に第1モ
ードと第2モードが繰り返されるので、第1モードでは
一方の出力巻線Qの順方向電圧Vqpが、第2モードで
は他方の出力巻線Rの順方向電圧Vrpが出力され、一
方の出力巻線Qと他方の出力巻線Rの巻数は互いに同一
なのでVqp=Vrpとなり、入力の極性に応じて一方
の出力巻線Qと他方の出力巻線Rから互いに同一の電圧
が出力されることにより、安定した出力を得ることがで
きる。
【0057】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図2に基づき説明する。図2は、本発明
の第2の実施の形態に係る高周波スイッチング式整流装
置の構成を示すブロック図であり、同図において、上述
した第1の実施の形態における図1と同一部分には同一
符号が付してある。図2において図1と異なる点は、水
銀リレー等からなる双方向性スイッチS1に代えて、双
方向性の半導体スイッチS2を設けたことである。
【0058】この半導体スイッチS2は、複数のMOS
−FETにより構成され、そのソース端子を共通に接続
し、それぞれのドレイン端子を入出力とし、駆動信号入
力端子には、印加された信号をMOS−FETの駆動に
最適な電圧に変換して、MOS−FETのソース端子と
ゲート端子との間に印加して、同時にオン・オフ制御す
る。
【0059】この第2の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置は、双方向性スイッチS1が双方向性
の半導体スイッチS2に変更されたことを除けば、上述
した第1の実施の形態と同様の動作を行う。
【0060】また、半導体スイッチS2は、水銀リレー
等からなる双方向性スイッチS1より高速スイッチング
動作が可能となるので、駆動周波数を高く設定すること
により高周波変圧器T1の小型化を図ることができる。
【0061】この第2の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置におけるその他の構成及び動作につい
ては、上述した第1の実施の形態と同様であるから、そ
の説明を省略する。
【0062】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図3に基づき説明する。図3は、本発明
の第3の実施の形態に係る高周波スイッチング式整流装
置の構成を示すブロック図であり、同図において、上述
した第1の実施の形態における図1と同一部分には同一
符号が付してある。図3において図1と異なる点は、図
1の構成に第2のコンデンサC3を付加し、高周波変圧
器T1に代えて、駆動巻線Pと1つの出力巻線Qを有す
る高周波変圧器T2を設けたことである。
【0063】この高周波変圧器T2の出力巻線Qの一端
は、第1のダイオードD1のアノード端子及び第2のダ
イオードD2のカソード端子にそれぞれ接続されてい
る。また、高周波変圧器T2の出力巻線Qの他端は、コ
ンデンサC2とC3との接続点に接続されている。コン
デンサC2の一方の端子は、第1のダイオードD1のカ
ソード端子と一方の出力端子3にそれぞれ接続されてい
る。また、コンデンサC3の一方の端子は、第2のダイ
オードD2のアノード端子と他方の出力端子4にそれぞ
れ接続されている。
【0064】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。なお、説明にあたり、電源入
力端子1,2に商用交流電源を印加した場合の動作につ
いて、印加された交流が他方の電源入力端子2に対して
一方の電源入力端子1の電位が正の半サイクルを第1モ
ード、同じく負の半サイクルを第2モードとする。
【0065】まず、第1モードについて説明する。
【0066】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T2に印加さ
れ、ダイオードD1,D2で整流され且つコンデンサC
2,C3で平滑された後、直流電力として出力端子3,
4から出力される。
【0067】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により双
方向性スイッチS1の駆動パルスを制御することによっ
て、負荷電圧を安定化する。
【0068】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T2に蓄積
されると共に、第2のダイオードD2を介して出力され
る。また、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffで
高周波変圧器T2に蓄積されたエネルギーは、第1のダ
イオードD1を介して出力される。
【0069】このとき、高周波変圧器T2の出力巻線Q
には、双方向性スイッチS1のオン期間Tonには第1
のダイオードD1に対して逆方向電圧が、第2のダイオ
ードD2に対して順方向電圧がそれぞれ出力されるよう
に巻線極性が設定されている。また、双方向性スイッチ
S1のオフ期間Toffには第2のダイオードD2に対
して逆方向電圧が、第1のダイオードD1に対して順方
向電圧がそれぞれ出力するように巻線極性が設定されて
いる。
【0070】従って、駆動巻線Pの印加電圧Vpと第1
のダイオードD1の順方向電圧Vr1との関係は下記
(11)式となり、駆動巻線Pの印加電圧Vpと第2の
ダイオードD2の順方向電圧Vf1との関係は下記(1
2)式となる。
【0071】 Vr1=Vp×(Ton/Toff)×(Nq/Np)…(11) Vf1=Vp×(Nq/Np)…(12) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは出力巻線Qの巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、コンデンサC2の電圧VC2とコンデンサC3の電
圧VC3はダイオードD1,D2の順方向電圧Vr1,
Vf1と等しくなるので、下記(13)式及び(14)
式となる。
【0072】VC2=Vr1…(13) VC3=Vf1…(14) 以上が第1モードである。
【0073】次に、第2モードについて説明する。
【0074】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T2に印加さ
れ、ダイオードD1で整流され且つコンデンサC2で平
滑された後、直流電力として出力端子3,4から出力さ
れる。
【0075】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により双
方向性スイッチS1の駆動パルスを制御することによっ
て、負荷電圧を安定化する。
【0076】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T2に蓄積
されると共に、第1のダイオードD1を介して出力され
る。また、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffで
高周波変圧器T2に蓄積されたエネルギーは、第2のダ
イオードD2を介して出力される。
【0077】このとき、高周波変圧器T2の出力巻線Q
には、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに第2の
ダイオードD2に対して逆方向電圧が、第1のダイオー
ドD1に対して順方向電圧が出力されるように巻線極性
が設定されている。また、双方向性スイッチS1のオフ
期間Toffには第1のダイオードD1に対して逆方向
電圧が、第2のダイオードD2に対して順方向電圧が出
力されるように巻線極性が設定されている。
【0078】従って、駆動巻線Pの印加電圧Vpと第2
のダイオードD2の順方向電圧Vr2との関係は下記
(15)式となり、駆動巻線Pの印加電圧Vpと第1の
ダイオードD1の順方向電圧Vf2との関係は下記(1
6)式となる。
【0079】 Vr2=Vp×(Ton/Toff)×(Nq/Np)…(15) Vf2=Vp×(Nq/Np)…(16) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは出力巻線Qの巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、コンデンサC2の電圧VC2とコンデンサC3の電
圧VC3はダイオードD1,D2の順方向電圧Vf2,
Vr2と等しくなるので、下記(17)式及び(18)
式となる。
【0080】VC2=Vf2…(17) VC3=Vr2…(18) 以上が第2モードである。
【0081】このとき、双方向性スイッチS1のオン・
オフ比(Ton/Toff)を1以上に設定すると、下
記式(19)、(20)、(21)となる。
【0082】Vr1≧Vf2…(19) Vr2≧Vf1…(20) Vr1=Vr2…(21) このように入力の極性により、交互に第1モードと第2
モードが繰り返されるので、コンデンサC2,C3が十
分大きな容量ならば、出力電圧Voは第1のコンデンサ
C2の電圧VC2と第2のコンデンサC3の電圧VC3
との和になるので、下記式(22)となり、出力電圧V
oとして安定した電圧が出力端子3,4から出力され
る。
【0083】Vo=2×VC2…(22) (第4の実施の形態)次に、本発明の第4の実施の形態
を図4に基づき説明する。図4は、本発明の第4の実施
の形態に係る高周波スイッチング式整流装置の構成を示
すブロック図であり、同図において、上述した第1の実
施の形態における図1と同一部分には同一符号が付して
ある。図2において図1と異なる点は、図1の構成にコ
ンデンサC3を付加したことである。
【0084】高周波変圧器T1の一方の出力巻線Qの一
端は、第1のダイオードD1のアノード端子に接続さ
れ、他端は、コンデンサC2とC3との接続点に接続さ
れている。高周波変圧器T1の他方の出力巻線Rの一端
は、第2のダイオードD2を介してコンデンサC2とC
3との接続点に接続され、他端は、他方の出力端子4に
接続されている。コンデンサC3の一方の端子は、他方
の出力端子4に接続されている。
【0085】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。説明にあたり、電源入力端子
1及び2に商用交流電源を印加した場合の動作につい
て、印加された交流が他方の電源入力端子2に対して一
方の電源入力端子1の電位が正の半サイクルを第1モー
ド、負の半サイクルを第2モードとする。
【0086】まず、第1モードについて説明する。
【0087】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T1に印加さ
れ、ダイオードD1,D2で整流され且つコンデンサC
2,C3で平滑された後、直流電圧として出力端子3,
4から出力される。
【0088】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により双
方向性スイッチS1の駆動パルスを制御することによっ
て、負荷電圧を安定化する。
【0089】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T1に蓄積
されると共に、第2のダイオードD2を介して出力され
る。また、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffで
高周波変圧器T1に蓄積されたエネルギーは、第1のダ
イオードD1を介して出力される。
【0090】このとき、高周波変圧器T1の一方の出力
巻線Qには、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに
は第1のダイオードD1に対して逆方向電圧が、オフ期
間Toffには順方向電圧がそれぞれ出力されるように
巻線極性が設定されている。また、高周波変圧器T1の
他方の出力巻線Rには、双方向性スイッチS1のオン期
間Tonには第2のダイオードD2に対して順方向電圧
が、オフ期間Toffには逆方向電圧がそれぞれ出力さ
れるように巻線極性が設定されている。
【0091】従って、高周波変圧器T1の駆動巻線Pの
印加電圧Vpと第1のダイオードD1の順方向電圧Vr
1との関係は下記(23)式となり、また、高周波変圧
器T1の駆動巻線Pの印加電圧Vpと第2のダイオード
D2の順方向電圧Vf1との関係は下記(24)式とな
る。
【0092】 Vr1=Vp×(Ton/Toff)×(Nq/Np)…(23) Vf1=Vp×(Nr/Np)…(24) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは出力巻線Qの巻数 Nrは出力巻線Rの巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、コンデンサC2の電圧VC2とコンデンサC3の電
圧VC3はダイオードD1,D2の順方向電圧Vr1,
Vf1と等しくなるので、下記(25)式及び(26)
式となる。
【0093】VC2=Vr1…(25) VC3=Vf1…(26) 以上が第1モードである。
【0094】次に、第2モードについて説明する。
【0095】電源入力端子1,2に商用交流電源が印加
されると、その入力電圧が双方向性スイッチS1の断続
により高周波に変換されて高周波変圧器T1に印加さ
れ、ダイオードD1で整流され且つコンデンサC2で平
滑された後、直流電力として出力端子3,4から出力さ
れる。
【0096】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により双
方向性スイッチS1の駆動パルスを制御することによっ
て、負荷電圧を安定化する。
【0097】更に詳述すると、双方向性スイッチS1の
オン期間Tonでエネルギーが高周波変圧器T1に蓄積
されると共に、第1のダイオードD1を介して出力され
る。また、双方向性スイッチS1のオフ期間Toffで
高周波変圧器T1に蓄積されたエネルギーは、第2のダ
イオードD2を介して出力される。
【0098】このとき、高周波変圧器T1の一方の出力
巻線Qには、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに
第2のダイオードD2に対して逆方向電圧が、オフ期間
Toffには順方向電圧がそれぞれ出力されるように巻
線極性が設定されている。また、他方の出力巻線Rに
は、双方向性スイッチS1のオン期間Tonに第1のダ
イオードD1に対して順方向電圧が、オフ期間Toff
には逆方向電圧がそれぞれ出力されるように巻線極性が
設定されている。
【0099】従って、高周波変圧器T1の駆動巻線Pの
印加電圧Vpと第2のダイオードD2の順方向電圧Vr
2との関係は下記(27)式となり、高周波変圧器T1
の駆動巻線Pの印加電圧Vpと第1のダイオードD1の
順方向電圧Vf2との関係は下記(28)式となる。
【0100】 Vr1=Vp×(Ton/Toff)×(Nr/Np)…(27) Vf2=Vp×(Nr/Np)…(28) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Npは駆動巻線Pの巻数 Nqは出力巻線Qの巻数 Nrは出力巻線Rの巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、コンデンサC2の電圧VC2とコンデンサC3の電
圧VC3はダイオードD1,D2の順方向電圧Vf2,
Vr2と等しくなるので、下記(29)式及び(30)
式となる。
【0101】VC2=Vf2…(29) VC3=Vr2…(30) 以上が第2モードである。
【0102】このとき、高周波変圧器T1の一方の出力
巻線Qと他方の出力巻線Rとが互いに同一巻数であるな
らば、双方向性スイッチS1のオン・オフ比(Ton/
Toff)を1以上に設定すると、下記式(31)、
(32)、(33)となる。
【0103】Vr1≧Vf2…(31) Vr2≧Vf1…(32) Vr1=Vr2…(33) このように入力の極性により、交互に第1モードと第2
モードが繰り返されるので、コンデンサC2,C3が十
分大きな容量ならば、出力電圧VoはVC2とVC3と
の和になるので、下記式(34)となり、出力電圧Vo
として安定した電圧が出力端子3,4から出力される。
【0104】Vo=2×VC2…(34) (第5の実施の形態)次に、本発明の第5の実施の形態
を図5に基づき説明する。図5は、本発明の第5の実施
の形態に係る高周波スイッチング式整流装置の構成を示
すブロック図であり、同図において、上述した第1の実
施の形態における図1と同一部分には同一符号が付して
ある。図2において図1と異なる点は、図1の構成の高
周波変圧器T1に代えて、第1及び第2の高周波変圧器
T3,T4を設けると共に、図1の構成に第2の双方向
性スイッチS3、入力極性検出回路7及び2つのアンド
回路AND1,AND2を付加したことである。
【0105】一方の電源入力端子1は、第1の高周波変
圧器T3の駆動巻線P3の一端と、第2の高周波変圧器
T4の駆動巻線P4の一端と、入力極性検出回路7の一
方の入力端子7Aにそれぞれ接続されている。
【0106】他方の電源入力端子2は、第1の双方向性
スイッチS1を介して第1の高周波変圧器T3の駆動巻
線P3の他端に接続されている。また、他方の電源入力
端子2は、第2の双方向性スイッチS3を介して第2の
高周波変圧器T4の駆動巻線P4の他端と、入力極性検
出回路7の他方の入力端子7Bにそれぞれ接続されてい
る。
【0107】第2の高周波変圧器T4の一方の出力巻線
Q4の一端は、第2のダイオードD2のアノード端子に
接続され、他端は、他方の出力端子4に接続されてい
る。
【0108】PWM回路6の出力は、入力極性検出回路
7の出力と論理積を取るためのアンド回路AND1,A
ND2を介して、双方向性スイッチS1,S3の駆動信
号入力端子に接続されている。PWM回路6は、電圧検
出回路5の検出値に応じて双方向性スイッチS1,S3
に印加する駆動パルスのスイッチングデューティー比、
或は周波数等を制御する。アンド回路AND1,AND
2は、入力極性検出回路7が検出する入力極性に応じて
双方向性スイッチS1,S3を選択するために使用され
る。即ち、PWM回路6の出力と入力極性検出回路7の
出力との論理積で双方向性スイッチS1,S2が駆動さ
れる。双方向性スイッチS1,S3としては、水銀リレ
ー等の高速スイッチング動作可能なスイッチである。
【0109】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。説明にあたり、電源入力端子
1及び2に商用交流電源を印加した場合の動作につい
て、印加された交流が他方の電源入力端子2に対して一
方の電源入力端子1の電位が正の半サイクルを第1モー
ド、負の半サイクルを第2モードとする。
【0110】まず、第1モードについて説明する。
【0111】第1モードでは、入力極性検出回路7によ
り正極性が選択され、正出力7Pがハイ(High)と
なり、第1のアンド回路AND1により第1の双方向性
スイッチS1が選択される。そして、電源入力端子1,
2に商用交流電源が印加されると、その入力電圧が第1
の双方向性スイッチS1の断続により高周波に変換され
て第1の高周波変圧器T3に印加され、第1のダイオー
ドD1で整流され且つコンデンサC2で平滑された後、
直流電力として出力端子3,4から出力される。
【0112】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により駆
動パルスを発生して、アンド回路AND1,AND2に
出力する。アンド回路AND1,AND2は、入力極性
検出回路7の出力により選択された第1の双方向性スイ
ッチS1の駆動パルスを制御することによって、負荷電
圧を安定化する。
【0113】更に詳述すると、第1の双方向性スイッチ
S1のオン期間Tonでエネルギーが第1の高周波変圧
器T3に蓄積され、また、双方向性スイッチS1のオフ
期間Toffで第1の高周波変圧器T3に蓄積されたエ
ネルギーは、第1のダイオードD1を介して出力され
る。
【0114】このとき、第1の高周波変圧器T3の出力
巻線Q3には、第1の双方向性スイッチS1のオン期間
Tonに第1のダイオードD1に対して逆方向電圧が、
オフ期間Toffには順方向電圧がそれぞれ出力される
ように巻線極性が設定されている。
【0115】従って、第1の高周波変圧器T3の駆動巻
線P3の印加電圧Vp3と第1のダイオードD1の順方
向電圧V1との関係は下記(35)式となる。
【0116】 V1=Vp1×(Ton/Toff)×(Nq3/Np3)…(35) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Np3は駆動巻線P3の巻数 Nq3は出力巻線Q3の巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、出力電圧VoはダイオードD1の順方向電圧V1と
等しくなるので、下記(36)式となる。
【0117】Vo=V1…(36) 以上が第1モードである。
【0118】次に、第2モードについて説明する。
【0119】第2モードでは、入力極性検出回路7によ
り負極性が選択され、負出力7Nがハイ(High)と
なり、第2のアンド回路AND2により第2の双方向性
スイッチS3が選択される。そして、電源入力端子1,
2に商用交流電源が印加されると、その入力電圧が第2
の双方向性スイッチS3の断続により高周波に変換され
て第2の高周波変圧器T4に印加され、第2のダイオー
ドD2で整流され且つコンデンサC2で平滑された後、
直流電力として出力端子3,4から出力される。
【0120】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により駆
動パルスを発生して、アンド回路AND1,AND2に
出力する。アンド回路AND1,AND2は、入力極性
検出回路7の出力により選択された第2の双方向性スイ
ッチS3の駆動パルスを制御することによって、負荷電
圧を安定化する。
【0121】更に詳述すると、第2の双方向性スイッチ
S3のオン期間Tonでエネルギーが第2の高周波変圧
器T4に蓄積され、また、第2の双方向性スイッチS3
のオフ期間Toffで第2の高周波変圧器T4に蓄積さ
れたエネルギーは、第2のダイオードD2を介して出力
される。
【0122】このとき、第2の高周波変圧器T4の出力
巻線Q4は、第2の双方向性スイッチS3のオン期間T
onに第2のダイオードD2に対して逆方向電圧が、オ
フ期間Toffには順方向電圧がそれぞれ出力されるよ
うに巻線極性が設定されている。
【0123】従って、第2の高周波変圧器T4の駆動巻
線P4の印加電圧Vp4と第2のダイオードD2の順方
向電圧V2との関係は下記(37)式となる。
【0124】 V2=Vp4×(Ton/Toff)×(Nq4/Np4)…(37) 但し、Tonは双方向性スイッチS3のオン期間 Toffは双方向性スイッチS3のオフ期間 Np4は駆動巻線P4の巻数 Nq4は出力巻線Q4の巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、出力電圧VoはダイオードD2の順方向電圧V2と
等しくなるので、下記(38)式となる。
【0125】Vo=V2…(38) 以上が第2モードである。
【0126】このように入力の極性により、交互に第1
モードと第2モードが繰り返されるので、コンデンサC
2が十分大きな容量ならば、出力電圧Voとして安定し
た電圧が出力端子3,4から出力される。
【0127】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態を図6に基づき説明する。図6は、本発明
の第6の実施の形態に係る高周波スイッチング式整流装
置の構成を示すブロック図であり、同図において、上述
した第5の実施の形態における図5と同一部分には同一
符号が付してある。図6において図5と異なる点は、図
5の構成に第2のコンデンサC3を付加したことであ
る。
【0128】第1の高周波変圧器T3の出力巻線Q3の
一端は、第1のダイオードD1のアノード端子に接続さ
れ、他端はコンデンサC2とC3との接続点に接続され
ている。
【0129】また、第2の高周波変圧器T4の出力巻線
Q4の一端は、第2のダイオードD2を介してコンデン
サC2とC3との接続点に接続されている。第2のコン
デンサC3の他方の端子は、他方の出力端子4に接続さ
れている。
【0130】次に、上記構成の高周波スイッチング式整
流装置の動作を説明する。説明にあたり、電源入力端子
1及び2に商用交流電源を印加した場合の動作につい
て、印加された交流が他方の電源入力端子2に対して一
方の電源入力端子1の電位が正の半サイクルを第1モー
ド、負の半サイクルを第2モードとする。
【0131】まず、第1モードについて説明する。
【0132】第1モードでは、入力極性検出回路7によ
り正極性が選択され、正出力7Pがハイ(High)と
なり、第1のアンド回路AND1により第1の双方向性
スイッチS1が選択される。そして、電源入力端子1,
2に商用交流電源が印加されると、その入力電圧が第1
の双方向性スイッチS1の断続により高周波に変換され
て第1の高周波変圧器T3に印加され、第1のダイオー
ドD1で整流され且つ第1のコンデンサC2で平滑され
た後、直流電力として出力端子3,4から出力される。
【0133】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により駆
動パルスを発生して、アンド回路AND1,AND2に
出力する。アンド回路AND1,AND2は、入力極性
検出回路7の出力により選択された第1の双方向性スイ
ッチS1の駆動パルスを制御することによって、負荷電
圧を安定化する。
【0134】更に詳述すると、第1の双方向性スイッチ
S1のオン期間Tonでエネルギーが第1の高周波変圧
器T3に蓄積され、また、双方向性スイッチS1のオフ
期間Toffで第1の高周波変圧器T3に蓄積されたエ
ネルギーは、第1のダイオードD1を介して出力され
る。
【0135】このとき、第1の高周波変圧器T3の出力
巻線Q3には、第1の双方向性スイッチS1のオン期間
Tonには第1のダイオードD1に対して逆方向電圧
が、オフ期間Toffには順方向電圧がそれぞれ出力さ
れるように巻線極性が設定されている。
【0136】従って、第1の高周波変圧器T3の駆動巻
線P3の印加電圧Vp3と第1のダイオードD1の順方
向電圧V1との関係は、下記(39)式となる。
【0137】 V1=Vp1×(Ton/Toff)×(Nq3/Np3)…(39) 但し、Tonは双方向性スイッチS1のオン期間 Toffは双方向性スイッチS1のオフ期間 Np3は駆動巻線P3の巻数 Nq3は出力巻線Q3の巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、コンデンサC2の電圧VC2は第1のダイオードD
1の順方向電圧V1と等しくなるので下記(40)式と
なる。
【0138】VC2=V1…(40) 以上が第1モードである。
【0139】次に、第2モードについて説明する。
【0140】第2モードでは、入力極性検出回路7によ
り負極性が選択され、負出力7Nがハイ(High)と
なり、第2のアンド回路AND2により第2の双方向性
スイッチS3が選択される。そして、電源入力端子1,
2に商用交流電源が印加されると、その入力電圧が双方
向性スイッチS3の断続により高周波に変換されて第2
の高周波変圧器T4に印加され、第2のダイオードD2
で整流され且つ第2のコンデンサC3で平滑された後、
直流電力として出力端子3,4から出力される。
【0141】電圧検出回路5は、出力端子3,4に接続
された不図示の負荷の電圧と基準電圧とを比較して、そ
の誤差電圧をフォトカプラQ2を介してPWM回路6に
入力する。このPWM回路6は、前記誤差電圧により駆
動パルスを発生して、アンド回路AND1,AND2に
出力する。アンド回路AND1,AND2は、入力極性
検出回路7の出力により選択された第2の双方向性スイ
ッチS3の駆動パルスを制御することによって、負荷電
圧を安定化する。
【0142】更に詳述すると、第2の双方向性スイッチ
S3のオン期間Tonでエネルギーが第2の高周波変圧
器T4に蓄積され、また、第2の双方向性スイッチS3
のオフ期間Toffで第1の高周波変圧器T3に蓄積さ
れたエネルギーは、第2のダイオードD2を介して出力
される。
【0143】このとき、第2の高周波変圧器T4の出力
巻線Q4は、第2の双方向性スイッチS3のオン期間T
onに第2のダイオードD2に対して逆方向電圧が、オ
フ期間Toffには順方向電圧がそれぞれ出力されるよ
うに巻線極性が設定されている。
【0144】従って、第2の高周波変圧器T4の駆動巻
線P4の印加電圧Vp4と第2のダイオードD2の順方
向電圧V2との関係は下記(41)式となる。
【0145】 V2=Vp4×(Ton/Toff)×(Nq4/Np4)…(41) 但し、Tonは双方向性スイッチS3のオン期間 Toffは双方向性スイッチS3のオフ期間 Np4は駆動巻線P4の巻数 Nq4は出力巻線Q4の巻数 このとき、ダイオードD1,D2の電圧降下を無視すれ
ば、第2のコデンサC3の電圧VC3は第2のダイオー
ドD2の順方向電圧V2と等しくなるので、下記(4
2)式となる。
【0146】VC3=V2…(42) 以上が第2モードである。
【0147】このとき、第1の高周波変圧器T3の出力
巻線Q3と第2の高周波変圧器T4の出力巻線Q4とが
互いに同一巻数であるならば、コンデンサC2,C3の
電圧VC2,VC3は下記(43)式となる。
【0148】また、入力の極性により交互に第1モード
と第2モードとが繰り返されるので、コンデンサC2,
C3が十分大きな容量ならば、出力電圧Voは、第1の
コンデンサC2の電圧VC2と第2のコンデンサC3の
電圧VC3との和となるので、下記(44)式となり、
出力電圧Voとして安定した電圧が出力端子3,4から
出力される。
【0149】Vo=VC3…(44)
【0150】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の高周波スイ
ッチング式整流装置によれば、商用交流電源を整流・平
滑することなく、直接スイッチング手段によりスイッチ
ング制御して変圧手段に印加して、この変圧手段の出力
を整流・平滑するので、効率が高いという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る高周波スイッ
チング式整流装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の高周波スイッチング式整流装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電源入力端子 2 電源入力端子 3 出力端子 4 出力端子 5 電圧検出回路 6 PWM回路(パルス幅変調制御手段) 7 入力極性検出回路 AND1 アンド回路 AND2 アンド回路 C2 コンデンサ(定電圧制御手段) C3 コンデンサ(定電圧制御手段) D1 ダイオード(全波整流手段、半波整流手段) D2 ダイオード(全波整流手段、半波整流手段) S1 双方向性スイッチ(スイッチング手段) S2 双方向性スイッチ(スイッチング手段) S3 双方向性スイッチ(スイッチング手段) T1 高周波変圧器(変圧手段) T2 高周波変圧器(変圧手段) T3 高周波変圧器(変圧手段) T4 高周波変圧器(変圧手段) Q2フォトカプラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源と接続された変圧手段と、
    前記商用交流電源と前記変圧手段との間に直列に挿入さ
    れたスイッチング手段と、前記スイッチング手段を前記
    商用交流電源の周波数に対して十分高いキャリア周波数
    でパルス幅変調制御するパルス幅変調制御手段と、前記
    変圧手段の巻線出力を全波整流する全波整流手段と、前
    記パルス幅変調制御の時比率をオン時間≧オフ時間とな
    る範囲で出力電圧を定電圧制御する定電圧制御手段とを
    具備したことを特徴とする高周波スイッチング式整流装
    置。
  2. 【請求項2】 商用交流電源と接続された変圧手段と、
    前記商用交流電源と前記変圧手段との間に直列に挿入さ
    れたスイッチング手段と、前記スイッチング手段を前記
    商用交流電源の周波数に対して十分高いキャリア周波数
    でパルス幅変調制御するパルス幅変調制御手段と、前記
    変圧手段の巻線出力を倍電圧整流する倍電圧整流手段
    と、前記パルス幅変調制御の時比率をオン時間≧オフ時
    間となる範囲で出力電圧を定電圧制御する定電圧制御手
    段とを具備したことを特徴とする高周波スイッチング式
    整流装置。
  3. 【請求項3】 商用交流電源と接続され且つ2回路以上
    の偶数出力巻線を有する変圧手段と、前記商用交流電源
    と前記変圧手段との間に直列に挿入されたスイッチング
    手段と、前記スイッチング手段を前記商用交流電源の周
    波数に対して十分高いキャリア周波数でパルス幅変調制
    御するパルス幅変調制御手段と、前記変圧手段の同一巻
    数の2つの巻線出力を各々逆位相で半波整流する半波整
    流手段と、前記パルス幅変調制御の時比率をオン時間≧
    オフ時間となる範囲で出力電圧を定電圧制御する定電圧
    制御手段とを具備したことを特徴とする高周波スイッチ
    ング式整流装置。
  4. 【請求項4】 前記半波整流手段の整流出力を負荷に直
    列に接続したことを特徴とする請求項3記載の高周波ス
    イッチング式整流装置。
  5. 【請求項5】 商用交流電源と接続され且つ同一巻数の
    入出力巻線を有する複数の変圧手段と、前記商用交流電
    源と前記各変圧手段との間に各々直列に挿入されたスイ
    ッチング手段と、前記スイッチング手段を前記商用交流
    電源の周波数に対して十分高いキャリア周波数でパルス
    幅変調制御するパルス幅変調制御手段と、前記各々の変
    圧手段の巻線出力を半波整流する半波整流手段と、入力
    の極性に応じて前記パルス幅変調制御の出力を前記各々
    のスイッチング手段に交互に切り換えて印加して出力電
    圧を定電圧制御する定電圧制御手段とを具備したことを
    特徴とする高周波スイッチング式整流装置。
  6. 【請求項6】 前記半波整流手段の整流出力を負荷に並
    列に接続したことを特徴とする請求項5記載の高周波ス
    イッチング式整流装置。
  7. 【請求項7】 前記半波整流手段の整流出力を負荷に直
    列に接続したことを特徴とする請求項5記載の高周波ス
    イッチング式整流装置。
  8. 【請求項8】 前記変圧手段の出力巻線は、センタータ
    ップを有し、前記全波整流手段は、センタータップ型で
    あることを特徴とする請求項1記載の高周波スイッチン
    グ式整流装置。
  9. 【請求項9】 前記全波整流手段は、ブリッジ型である
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波スイッチング式
    整流装置。
  10. 【請求項10】 前記スイッチング手段は、複数のMO
    S−FETから構成され、そのソース端子とゲート端子
    を共通としたことを特徴とする請求項1〜6、または7
    記載の高周波スイッチング式整流装置。
  11. 【請求項11】 前記スイッチング手段は、複数の半導
    体スイッチング素子と複数の整流素子とで構成したこと
    を特徴とする請求項1〜6、または7記載の高周波スイ
    ッチング式整流装置。
  12. 【請求項12】 前記パルス幅変調制御手段は、整流さ
    れた前記変圧手段の巻線出力を検出してフィードバック
    制御されることを特徴とする請求項1〜6、または7記
    載の高周波スイッチング式整流装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088301A (ko) * 2001-05-21 2002-11-27 현대중공업 주식회사 트랜스포머 분리형 교류-직류 변환기
WO2007080967A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Nissan Motor Co., Ltd. 電圧検出装置、電圧検出方法

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