JPH0974346A - タイマー回路 - Google Patents

タイマー回路

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Publication number
JPH0974346A
JPH0974346A JP22801295A JP22801295A JPH0974346A JP H0974346 A JPH0974346 A JP H0974346A JP 22801295 A JP22801295 A JP 22801295A JP 22801295 A JP22801295 A JP 22801295A JP H0974346 A JPH0974346 A JP H0974346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
circuit
voltage
resistors
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP22801295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Shiraishi
知男 白石
Kenichi Takazumi
健一 高住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by SEIWA DENKI KK, Seiwa Electric Mfg Co Ltd filed Critical SEIWA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯の安定器の始動回路部等に利用するの
に適したタイマー回路で、動作時間のばらつきが少な
く、しかも回路構成が簡単で安価なタイマー回路を提供
する。 【解決手段】 抵抗器3aとコンデンサ3bからなる遅
れ回路3の抵抗器3aとコンデンサ3bとの接続点にF
ET4のゲートを接続し、そのFET4のドレインから
出力を得るように構成されたタイマー回路において、入
力信号源との共通回路CM と電源8との間に2個の抵抗
器6と7を直列に接続し、その2個の抵抗器6と7との
中間点にFET4のソースを接続して、その2個の抵抗
器6と7との中間電圧をバイアス電圧としてFET4の
ソースにかけることで、FET4がオンとなるゲート電
圧をバイアス電圧分だけ高レベル側にシフトしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば蛍光灯の安
定器(バラスト)の始動回路部等に利用するのに適した
タイマー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯は点灯方式により分類されてお
り、そのうち、点灯時に電極(フィラメント)を一定時
間だけ予熱した後、電極間に電圧を印加して始動させ
る、いわゆる予熱始動形のランプが一般に広く利用され
ている。
【0003】また、この種の予熱始動形のランプの始動
回路としては、従来、バイメタルとガスを封入した点灯
管(グローランプ)を安定器の回路部に組み込んだもの
が一般的であるが、最近のインバータ方式の点灯回路に
おいては、点灯管に代えて半導体スイッチを利用したタ
イマー回路が安定器に組み込まれている。
【0004】そのタイマー回路としては、例えば図2に
示すように、積分用抵抗器103aとコンデンサ103
bからなる遅れ回路103とFET104を有し、この
FET104のゲートを、遅れ回路103の抵抗器10
3aとコンデンサ103bとの接続点に接続するととも
に、ソースを信号源101との共通回路に接続して、こ
のFET104のドレインから出力を得る構造のものが
ある。
【0005】なお、このように、蛍光灯の安定器におい
てタイマー回路の制御素子として、接合トランジスタで
はなくFETが用いられるのは、接合トランジスタを用
いた場合、トランジスタ自体のインピーダンスが小さい
ため、遅れ回路103のコンデンサ103bとして大容
量のものが必要となってコストが高くつく等の理由によ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示し
た構成のタイマー回路によれば、必要とする動作時間
(時間遅れ)の精度が得られないという問題がある。
【0007】すなわち、図2の回路構成においてはFE
Tのソースが直接接地(共通回路に接続)されており、
FETのゲートカットオフ電圧が、そのままゲート電圧
となるわけであるが、FETは一般に素子ごとにゲート
カットオフ電圧が大きく異なるため、そのばらつきが、
そのまま動作時間に効いてくる結果、必要とする精度が
得られなくなる。
【0008】これを、FETとして2SK583を用い
た場合を例にとって説明すると、2SK583のゲート
カットオフ電圧はVG(off)= 0.3V〜 1.5Vで、図2の
回路において、コンデンサ103bの電位が上昇して出
力電圧が、そのゲートカットオフ電圧( 0.3V〜 1.5
V)以上になればFETがオンとなるわけであるが、ゲ
ートカットオフ電圧:0.3Vを1とすれば、動作時間の範
囲は1〜5となり、非常にばらつきが大きくなる。
【0009】なお、以上の点を解消するには、FETの
ゲート入力側に可変抵抗器を接続して、FETがオンと
なるゲート電圧VG の範囲を調整するといった方法を採
れば良いが、この場合、コストが比較的高い可変抵抗器
が別途に必要となり、しかも各素子(FET)ごとに可
変抵抗器の調整作業が必要になる。
【0010】また、他の方法として、FETを選別し
て、実際の回路に使用するFETのゲートカットオフ電
圧のばらつきの範囲を少なくするという方法もあるが、
この場合、目的とする範囲外のFETが無駄となってし
まいコスト高となる。
【0011】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、蛍光灯の安定器の始動回路部等に利用するのに
適したタイマー回路で、動作時間のばらつきが少なく、
しかも回路構成が簡単で安価なタイマー回路の提供を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、実施の形態図面である図1に示すよう
に、抵抗器3aとコンデンサ3bからなる遅れ回路3の
抵抗器3aとコンデンサ3bとの接続点にFET4のゲ
ートを接続し、そのFET4のドレインから出力を得る
ように構成されたタイマー回路において、共通回路CM
と電源8との間に2個の抵抗器6と7を直列に接続し、
その2個の抵抗器6と7との中間点にFET4のソース
を接続したことよって特徴づけられる。
【0013】
【作用】まず、電源8と共通回路CM との間に2個の抵
抗器6と7を直列に接続して、その中間点にFET4の
ソースを接続すると、この2個の抵抗器6と7の中間点
電圧がバイアス電圧としてFET4のソースにかかり、
これによりFET4がオンとなるゲート電圧VG は、 VG =VGS(off) +VB VGS(off) :ゲートカットオフ電圧 VB :バイアス電圧 となる。
【0014】そして、このようにFET4のソースにバ
イアス電圧を印加して、FET4がオンとなるゲート電
圧VG を高い値にシフトすることにより、使用するFE
Tのゲートカットオフ電圧VGS(off) に大きなばらつき
があっても、ゲート電圧レベルでの相対的なばらつきは
少なくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
回路構成図で、蛍光灯の安定器に本発明を適用した例を
示す。
【0016】まず、電源回路2は、交流電源1からの交
流入力を全波整流する整流回路2a、平滑コンデンサ2
b及び基準電圧を与えるためのツェナダイオード2c等
によって構成されており、その出力電圧(直流)が遅れ
回路3に供給される。
【0017】遅れ回路3は、積分用抵抗器3aとコンデ
ンサ3bによって構成されており、その抵抗器3aとコ
ンデンサ3bとの接続点に、FET4のゲートが接続さ
れている。このFET4のドレイン側には電源8との間
に負荷抵抗器5が接続され、全体としてFET4のドレ
インから出力を得る回路構成となっている。
【0018】そして、この実施の形態において注目すべ
きところは、電源8と共通回路CMとの間に、2個の抵
抗器6と7を直列に接続し、これらの抵抗器6と7との
中間点にFET4のソースを接続して、その2個の抵抗
器6と7との中間点電圧をバイアス電圧としてFET4
のソースに印加することにより、FET4がオンなるゲ
ート電圧を、バイアス電圧分だけ高レベル側にシフトす
るように構成した点にある。
【0019】なお、この図1に示した回路構成におい
て、FET4のソースと共通回路CMとの間に接続する
コンデンサ9(図中破線で示す)はあっても無くてもよ
いが、2個の抵抗器6と7との中間点電圧の安定化をは
かる点を考慮すれば、接続しておいた方が好ましい。
【0020】また、図1の実施の形態ではFET駆動用
の電源8を別途に設けているが、この電源8に代えて、
信号源である電源回路2で得られる直流電源をバイアス
源に共用すれば、電源電圧が変動しても、これに応じて
動作電圧が変化するので、電源変動の影響を受けない回
路構成とすることができる。
【0021】
【実施例】以上の図1に示した回路構成において、FE
T4として2SK583を用いた場合の数値例を述べ
る。
【0022】図1の回路構成において、2個のバイアス
用の抵抗器6,7と電源8により得られるバイアス電圧
(中間点電圧)が2Vであるとすると、2SK583の
ゲートカットオフ電圧はVGS(off) = 0.3V〜 1.5Vで
あるので、FET4がオンになるゲート電圧VG は、 VG =2V+(0.3〜1.5)V= 2.3V〜 3.5V となり、電源回路2の出力電圧が、その電圧値( 2.3V
〜 3.5V)に、ほぼ達した時点でFET4がオンとな
る。この電圧範囲つまり動作時間を比で表せば1〜1.52
(3.5/2.3) となり、そのばらつきが図2に示した従来の
タイマー回路の値(1〜5.0 )に比して非常に少なくて
済む。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抵抗器とコンデンサからなる遅れ回路の抵抗器とコンデ
ンサとの接続点にFETのゲートを接続し、このFET
のドレインから出力を得るタイマー回路において、電源
と共通回路との間に2個の抵抗器を直列に接続し、これ
ら抵抗器の中間点にFETのソースを接続したので、F
ETのゲートカットオフ電圧に大きなばらつきがあって
も、回路全体の動作時間のばらつきは少なくすることが
できる。その結果、蛍光灯の安定器の始動回路部等にお
いて要求される精度を確保することが可能になる。
【0024】しかも、本発明では、安価な抵抗器を2個
追加するだけで良く、また可変抵抗器の調整作業も不要
なことから、簡単かつ安価な構成のもとに上記の効果を
達成できる。さらに、FETのゲートカットオフ電圧の
ばらつきによる影響が少ないことから、FETの選別を
行う必要もなくなるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路構成図
【図2】蛍光灯の安定器に組み込まれるタイマー回路の
従来の構成例を示す図
【符号の説明】
1 交流電源 2 電源回路 3 遅れ回路 3a 積分用抵抗器 3b コンデンサ 4 FET 5 負荷抵抗器 6,7 抵抗器(バイアス用) 8 電源 CM 共通回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗器とコンデンサからなる遅れ回路の
    抵抗器とコンデンサとの接続点にFETのゲートを接続
    し、そのFETのドレインから出力を得るように構成さ
    れたタイマー回路において、入力信号源との共通回路
    と、電源との間に2個の抵抗器を直列に接続し、その2
    個の抵抗器の中間点に上記FETのソースを接続したこ
    とを特徴とするタイマー回路。
JP22801295A 1995-09-05 1995-09-05 タイマー回路 Pending JPH0974346A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22801295A JPH0974346A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 タイマー回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119008A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sanyo Electric Co Ltd 発光素子のドライバ回路
US8665922B2 (en) 2008-10-31 2014-03-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Driver circuit of light-emitting element

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8665922B2 (en) 2008-10-31 2014-03-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Driver circuit of light-emitting element
US9220137B2 (en) 2008-10-31 2015-12-22 Semiconductor Components Industries, Llc Method for driving a light-emitting unit and circuit therefor
JP2010119008A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sanyo Electric Co Ltd 発光素子のドライバ回路

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