JPH0974120A - 半導体装置の製造工程におけるレジストパターン検査方法 - Google Patents

半導体装置の製造工程におけるレジストパターン検査方法

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JPH0974120A
JPH0974120A JP7228902A JP22890295A JPH0974120A JP H0974120 A JPH0974120 A JP H0974120A JP 7228902 A JP7228902 A JP 7228902A JP 22890295 A JP22890295 A JP 22890295A JP H0974120 A JPH0974120 A JP H0974120A
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JP
Japan
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resist pattern
semiconductor substrate
semiconductor device
conductive layer
manufacturing process
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Application number
JP7228902A
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English (en)
Inventor
Takako Ueda
貴子 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子顕微鏡による検査時のレジストパターン
表面が帯電し、正確な形状観察や測長を行うことが困難
になる。破壊検査により材料が無駄になる。抜打ち検査
により検査洩れが出る。 【解決手段】 表面にレジストパターンが形成された半
導体基板2を130℃以上に加熱しながら、この半導体
基板2の表面に炭素イオン3をドーズ量1×1016/c
2 以上、飛程100nm以下の条件で注入することに
より、レジストパターン1表面を炭化して導電層4を形
成する。半導体基板2表面に電子線5を照射してレジス
トパターン1の形状観察及び測長を行う。これにより、
電荷6がレジストパターン1表面に蓄積されることなく
導電層4から半導体基板1に流れ、電子顕微鏡での微細
な形状観察や測長が可能となる。また、非破壊検査であ
るため、材料の無駄がなく、全ての半導体基板2を検査
できて検査精度が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、半導体装置の製造
工程において、半導体基板上に形成されたレジストパタ
ーンの形状を電子顕微鏡を用いて正確に観察及び測長す
るレジストパターン検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化に伴い、半導
体基板表面の微細な形状観察や測長を行うことを目的と
して電子顕微鏡を使う頻度が高まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絶縁性のパ
ターン、特にレジストパターンの表面に電子線を照射す
ると、レジストパターンの表面に電荷が蓄積してレジス
トパターン表面が帯電し、このため、正確な形状観察や
測長を行うことが困難になるという問題がある。
【0004】したがって、従来では、微細なレジストパ
ターンの形状観察や測長を正確に行うために、製造され
たもののうちから検査試料を無作為に選定し、この検査
試料を破壊してその断面を電子顕微鏡で形状観察及び測
長することが行われているが、この検査方法では、半導
体基板を破壊するため、検査に供された半導体基板はも
はや使い物にならず廃棄処分するしかなく、これでは材
料が無駄になって不経済である。
【0005】また、この検査方法は、抜打ち的な検査で
あるため、検査を免れた半導体基板の中には不良品が含
まれていることも往々にしてあり、全体として見ると検
査精度が低下する嫌いがある。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、電子線を照射してもレ
ジストパターンの表面が帯電しないようにし、半導体基
板を非破壊で無駄なく正確に検査しようとすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、レジストパターンの表面をイオン注入や
光照射によって導電性にしてから検査するようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】具体的には、本発明は、半導体基板の表面
に電子線を照射してレジストパターンの形状観察及び測
長を行う半導体装置の製造工程におけるレジストパター
ン検査方法を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】すなわち、本発明の第1の解決手段は、ま
ず、表面にレジストパターンが形成された半導体基板を
130℃以上に加熱しながら、この半導体基板の表面に
イオンをドーズ量1×1016/cm2 以上、飛程100
nm以下の条件で注入することにより、上記レジストパ
ターンの表面を炭化して導電層を形成する。その後、上
記半導体基板の表面に電子線を照射してレジストパター
ンの形状観察及び測長を行うことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、イオンとして炭素イオンを採用したことを
特徴とする。
【0011】本発明の第3の解決手段は、第1の解決手
段において、イオンとしてシリコンイオンを採用したこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の第4の解決手段は、まず、表面に
レジストパターンが形成された半導体基板を200℃以
上に加熱しながら、この半導体基板の表面に波長200
nm以下の短波長光を100J/cm2 以上の条件で照
射することにより、上記レジストパターンの表面を炭化
して導電層を形成する。その後、上記半導体基板の表面
に電子線を照射してレジストパターンの形状観察及び測
長を行うことを特徴とする。
【0013】上記の構成により、本発明の第1〜3の解
決手段では、電子線をレジストパターンの表面に照射す
ると、この電子線の照射により生じた電荷は、イオン
(炭素イオン又はシリコンイオン)の注入によって形成
された導電層を経て半導体基板に流れ、レジストパター
ンの表面に蓄積しない。また、第4の解決手段では、電
子線をレジストパターンの表面に照射すると、この電子
線の照射により生じた電荷は、短波長光の照射によって
形成された導電層を経て半導体基板に流れ、レジストパ
ターンの表面に蓄積しない。
【0014】このため、電子線照射を照射しても、レジ
ストパターン表面は帯電せず、電子顕微鏡での微細な形
状観察や測長が正確に行われる。
【0015】また、この検査方法は、従来の如き破壊検
査とは異なり非破壊による検査であるため、検査に供さ
れた半導体基板を廃棄処分するということがなく、材料
の無駄がなくなって経済的である。
【0016】さらに、従来の破壊検査の如き抜打ち的な
検査ではなく、製造された全てのものに対する検査が可
能になり、検査洩れがなくなって精度の良い検査が行わ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0018】(第1実施例)図1(a)〜(c)は半導
体装置の製造工程におけるレジストパターン検査工程を
示し、この図1(a)〜(c)は第1実施例及び第2実
施例の共通図面とし、両実施例で共通するところには同
一の符号を付すとともに、第2実施例において第1実施
例と異なるところには括弧書で符号を付すこととする。
【0019】第1実施例に係るレジストパターン検査方
法の要領を説明するに、まず、図1(a)に示すよう
に、表面にレジストパターン1が形成された半導体基板
2を用意する。
【0020】次いで、上記半導体基板2を加熱しなが
ら、図1(b)に示すように、この半導体基板2の表面
にイオンとして炭素イオン3を注入する。注入の条件と
しては、炭素イオン3のドーズ量が1×1016/cm2
以上、飛程が100nm以下でレジストパターン1の極
表面が炭化するような条件に設定する。そして、この炭
素イオン3の注入により、上記レジストパターン1の表
面が炭化され導電層4が形成される。また、この際の半
導体基板2の加熱温度は、レジストの炭化を促進するた
めに130℃以上に設定することが望ましい。
【0021】その後、図1(c)に示すように、上記半
導体基板2の表面に電子顕微鏡から電子線5を照射して
レジストパターン1の形状観察及び測長を行う。この
際、この電子線5の照射により生じた電荷6を上記導電
層4を経て半導体基板2へと流すことができ、これによ
り、電荷6をレジストパターン1の表面に蓄積しないよ
うにすることができる。
【0022】したがって、この第1実施例では、電子線
照射によるレジストパターン1表面の帯電を防止するこ
とができ、電子顕微鏡での微細な形状観察や測長を正確
に行うことができる。
【0023】また、この第1実施例では、半導体基板2
を破壊することなく非破壊で検査することができるた
め、検査に供した半導体基板2が使用不可能になること
がなく、経済的に半導体装置を製造することができる。
【0024】さらに、この第1実施例では、非破壊検査
であるため、廃棄処分による損失を考慮しなくてよく、
これにより、抜打ち検査ではなく全ての半導体基板2を
対象に検査することができ、検査洩れのない高精度な検
査を行うことができる。
【0025】なお、この第1実施例では、注入するイオ
ンとして炭素イオンを用いたが、炭素イオンの代わりに
シリコンイオンを用いても同様の作用効果を奏すること
ができるものである。
【0026】(第2実施例)レジストパターン1の表面
に導電層4を形成する方法として、第1実施例ではイオ
ン注入法を採用したが、第2実施例では短波長光13
(図1(b)参照)を照射する方法を採用した。これ以
外は第1実施例と同様の要領にてレジストパターンの検
査が行われるものである(図1(a)〜(c)参照)。
【0027】つまり、この第2実施例では、表面にレジ
ストパターン1が形成された半導体基板2を例えばアル
ゴンガス雰囲気中でレジストの炭化を促進するために2
00℃以上に加熱しながら、キセノンアークランプを使
用して半導体基板2の表面に波長200nm以下の短波
長光13を100J/cm2 以上の条件で照射すること
により、上記レジストパターン1の表面を炭化して導電
層4を形成するようにしている。
【0028】その後は、第1実施例と同様に、上記半導
体基板2の表面に電子顕微鏡から電子線5を照射してレ
ジストパターン1の形状観察及び測長を行えばよい。こ
の際、この電子線5の照射により生じた電荷6を上記導
電層4を経て半導体基板2へと流すことができ、これに
より、電荷6をレジストパターン1の表面に蓄積しない
ようにすることができる。
【0029】したがって、この第2実施例では、第1実
施例と同様の作用効果を奏することができるものであ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4に係
る本発明によれば、レジストパターンの表面に導電層を
イオン注入や短波長光の照射によって形成することによ
り、電子顕微鏡で電子線照射した際のレジストパターン
表面の帯電を防止でき、微細なレジストパターンの形状
観察や測長を非破壊で正確にかつ無駄なくしかも精度良
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(c)は半導体装置の製造工程に
おけるレジストパターン検査工程を示し、(a)はレジ
ストパターン形成工程図、(b)は導電層形成工程図、
(c)は電子線照射工程図である。
【符号の説明】
1 レジストパターン 2 半導体基板 3 炭素イオン 4 導電層 5 電子線 6 電荷 13 短波長光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にレジストパターンが形成された半
    導体基板を130℃以上に加熱しながら、この半導体基
    板の表面にイオンをドーズ量1×1016/cm2 以上、
    飛程100nm以下の条件で注入することにより、上記
    レジストパターンの表面を炭化して導電層を形成し、 その後、上記半導体基板の表面に電子線を照射してレジ
    ストパターンの形状観察及び測長を行うことを特徴とす
    る半導体装置の製造工程におけるレジストパターン検査
    方法。
  2. 【請求項2】 イオンが炭素イオンであることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造工程におけるレジ
    ストパターン検査方法。
  3. 【請求項3】 イオンがシリコンイオンであることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造工程における
    レジストパターン検査方法。
  4. 【請求項4】 表面にレジストパターンが形成された半
    導体基板を200℃以上に加熱しながら、この半導体基
    板の表面に波長200nm以下の短波長光を100J/
    cm2 以上の条件で照射することにより、上記レジスト
    パターンの表面を炭化して導電層を形成し、 その後、上記半導体基板の表面に電子線を照射してレジ
    ストパターンの形状観察及び測長を行うことを特徴とす
    る半導体装置の製造工程におけるレジストパターン検査
    方法。
JP7228902A 1995-09-06 1995-09-06 半導体装置の製造工程におけるレジストパターン検査方法 Withdrawn JPH0974120A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100506886B1 (ko) * 1998-09-21 2005-09-26 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 미세패턴 형성방법
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