JPH0971737A - エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の製造方法ならびに該樹脂を含む樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の製造方法ならびに該樹脂を含む樹脂組成物

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JPH0971737A
JPH0971737A JP22899895A JP22899895A JPH0971737A JP H0971737 A JPH0971737 A JP H0971737A JP 22899895 A JP22899895 A JP 22899895A JP 22899895 A JP22899895 A JP 22899895A JP H0971737 A JPH0971737 A JP H0971737A
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正一郎 竹沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分子末端位にエポキシ基が存在するという、
硬化性にも優れるし、塗膜の外観、耐候性、耐擦り傷
性、機械的諸物性等にも優れるという、エポキシ基含有
共重合樹脂の斬新なる製造方法を確立することにある
し、斯かる特定のエポキシ基含有共重合樹脂を含有する
ことから成る、樹脂組成物を提供するにある。 【解決手段】 エポキシ基含有重合開始剤の使用によ
り、分子末端位にエポキシ基が存在するようにして、硬
化剤成分たる脂肪族二塩基酸との反応性を向上化せし
め、ひいては、斯かる硬化反応における架橋密度を上げ
ることによって、塗膜の耐擦り傷性、機械的諸物性等を
改善化せしめるようにすると共に、必須の単量体成分と
して、エポキシ基含有重合性単量体を用いることによ
り、塗膜の外観、耐候性、耐擦り傷性、機械的諸物性等
のバランス化を図って、目的エポキシ基含有共重合樹脂
を製造し得るようにしたし、目的樹脂組成物をも提供し
得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、新規にして有用なる、エ
ポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の製造方法、ならびに
該樹脂を必須の成分として含有する樹脂組成物に関す
る。
【0002】さらに詳細には、本発明は、エポキシ基を
有する重合性単量体を、必須の単量体成分として用い、
かつ、必須の重合開始剤成分として、分子中にエポキシ
基を有する化合物を使用することから成る、とりわけ、
塗膜外観、硬化性、耐候性、耐擦り傷性ならびに機械的
物性などに優れた塗膜を与えるという、極めて実用性の
高い、粉体塗料用樹脂の製造方法に関し、
【0003】併せて、本発明は、エポキシ基を有する重
合性単量体を、必須の単量体成分として用い、かつ、必
須の重合開始剤成分として、分子中にエポキシ基を有す
る化合物を用いることによって得られるエポキシ基含有
ビニル系共重合樹脂を必須の成分として含有することか
ら成る、新規にして有用なる、とりわけ、塗膜外観、硬
化性、耐候性ならびに機械的物性などに優れた塗膜を与
えるという、極めて実用性の高い、粉体塗料用樹脂組成
物に関する。
【0004】
【従来の技術】有機溶剤を含有しない塗料の一形態とし
て、粉体塗料が挙げられるが、近年、大気汚染などの、
いわゆる環境問題の観点より、その無公害性が注目さ
れ、使用量も年々増加している。
【0005】粉体塗料に使用されるバインダー樹脂の種
類も、その用途に応じて、種々の高分子化合物が使用さ
れている。なかでも、分子中にグリシジル基を有するア
クリル共重合体に、脂肪族二塩基酸を配合せしめた形の
樹脂組成物は、その他の粉体塗料用樹脂組成物、たとえ
ば、ブロックポリイソシアネート硬化型のポリエステル
樹脂を、バインダーとして、用いるという形の粉体塗料
用樹脂組成物と比較した場合には、得られる塗膜の透明
性、硬度および耐候性などこそは優れるというものの、
とりわけ、可撓性や機械的物性などが劣るという欠点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】このように、従来型の技術に従う限りは、
どうしても、とりわけ、塗膜外観、硬化性、耐候性なら
びに機械的物性などに優れた塗膜を与えるという、極め
て実用性の高い、樹脂ならびに樹脂組成物、就中、粉体
塗料用樹脂ならびに粉体塗料用樹脂組成物を得ること
は、頗る、困難であった。
【0008】しかるに、本発明者らは、上述したような
従来技術における、種々の欠点ないしは欠陥を解消し、
種々の問題点を解決するべく、併せて、この種の樹脂な
らびに樹脂組成物、就中、粉体塗料用樹脂ならびに粉体
塗料用樹脂組成物にとって、最低、必要となる諸性能、
とりわけ、塗膜外観、硬化性、耐候性ならびに機械的物
性などに優れた塗膜を与えるという、極めて実用性の高
い目的樹脂ならびに目的樹脂組成物を提供するべく、鋭
意、研究を行った。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一にかかって、硬化性にも優れるし、加えて、と
りわけ、塗膜外観、耐候性ならびに機械的物性などにも
優れるという、極めて実用性の高い樹脂ならびに樹脂組
成物、就中、エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の、新
規にして有用なる製造方法、ならびに該樹脂を必須の成
分として含有するという、新規にして有用なる樹脂組成
物を提供するにある。
【0010】そこで、本発明者らは、上述したような、
発明が解決しようとする課題に照準を合わせて、鋭意、
検討を行なった結果、それぞれ、必須の単量体成分とし
て、エポキシ基含有重合性単量体を用い、他方、必須の
重合開始剤成分として、分子中にエポキシ基を有すると
いう特定の化合物を用いることから成る、新規にして有
用なるエポキシ基含有ビニル系共重合体の製造方法を通
して得られるエポキシ基含有ビニル系共重合樹脂が、
【0011】他方、上述したような、必須の単量体成分
として、エポキシ基含有重合性単量体を用い、他方、必
須の重合開始剤成分として、分子中にエポキシ基を有す
るという特定の化合物を用いるということによって得ら
れる当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂と、さら
に、脂肪族二塩基酸とを、必須の成分として含有するこ
とから成る、新規にして有用なる樹脂組成物が、
【0012】従来型樹脂ならびに樹脂組成物に比して、
とりわけ、硬化性にも優れるし、併せて、とりわけ、塗
膜外観、耐候性ならびに機械的物性などにも優れた塗膜
を与えるということを見出すに及んで、ここに、本発明
を完成させるに到った。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
本的には、一つには、必須の単量体成分として、エポキ
シ基含有重合性単量体を用い、かつ、必須の重合開始剤
成分として、分子中にエポキシ基を有するという特定の
化合物を用いることから成る、新規にして有用なる、エ
ポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の製造方法を提供しよ
うとするものであるし、
【0014】二つには、必須の単量体成分として、エポ
キシ基含有重合性単量体を用い、かつ、必須の重合開始
剤成分として、分子中にエポキシ基を有するという特定
の化合物を用いるということにより得られる、上述した
ような特定のエポキシ基含有ビニル系共重合樹脂を、必
須の樹脂成分として含有することから成る、新規にして
有用なる、樹脂組成物を提供しようとするものである。
【0015】以下に、本発明の、エポキシ基含有共重合
樹脂の製造方法、ならびに該共重合樹脂を必須の成分と
して含有する樹脂組成物、就中、粉体塗料用エポキシ基
含有共重合樹脂樹脂ならびに粉体塗料用樹脂組成物の構
成を、一層、詳細に説明するものとする。
【0016】本発明に係る、上記したエポキシ基含有ビ
ニル系共重合樹脂〔以下、当該ビニル系共重合樹脂と
も、共重合体(A)ともいう。〕は、たとえば、 エ
ポキシ基を有するビニル系単量体(以下、エポキシ基含
有重合性単量体ともいう。)を、共重合可能なる其の他
のビニル系単量体類と共重合せしめるという方法;
【0017】あるいは 上記共重合樹脂(A)以外
の、公知慣用の種々のビニル系共重合体を変性せしめる
ということによって、該共重合体中に、エポキシ基を導
入化せしめるという方法、などのような、種々の方法に
よって調製することが出来る。
【0018】上述したなる方法にあっては、たとえ
ば、まず、分子中にイソシアネート基を有するビニル共
重合体を合成し、次いで、さらに、其の共重合体に、グ
リシドールを反応せしめるという方法や、分子中にグリ
セリルカーボネート基を有するビニル系単量体を共重合
せしめることによって得られるビニル系共重合体を、脱
炭酸反応を経るということによって、目的とする、エポ
キシ基含有共重合樹脂に変換せしめるという方法などが
あるが、就中、上記したなる方法によるのが、最も簡
便であり、特に推奨し得るものである。
【0019】上記なる方法により、本発明に係るエポ
キシ基含有ビニル系共重合樹脂を得るという場合には、
そこに使用されるエポキシ基含有重合性単量体のうちで
も特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、グリ
シジル(メタ)アクリレートもしくはβ−メチルグリシ
ジル(メタ)アクリレートの如き、各種の(メタ)アク
リル酸のグリシジルエステル類や、
【0020】アリルグリシジルエーテルもしくはアリル
メチルグリシジルエーテルの如き、各種のアリルグリシ
ジルエーテル類や、3,4−エポキシシクロヘキシルア
クリレートもしくは3,4−エポキシシクロヘキシルメ
タクリレートなどのような、種々の脂環式エポキシ基含
有ビニル系単量体類などである。
【0021】さらに、上掲した、これらのエポキシ基含
有単量体類と共重合可能なる其の他のビニル系単量体類
をも使用することが出来るというのは、勿論である。
【0022】それらのうちでも特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレートもしくはシクロヘキシ
ルアクリレートの如き、各種のアクリル酸エステル類;
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート、シクロヘキシルメタクリレートもしく
はベンジルメタクリレートの如き、各種のメタクリル酸
エステル類;
【0023】2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレートもしくはポリプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレートの如き、各種の水酸基含有(メ
タ)アクリレート類;または上掲した、これらの各種
(メタ)アクリレートと、ε−カプロラクトンとの付加
反応主成分など;
【0024】(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、マレイン酸もしくはフマル酸の如き、各種のカル
ボキシル基含有単量体;またはイタコン酸、マレイン酸
もしくはフマル酸の如き、各種の多価カルボキシル基含
有単量体と、炭素数が1〜18なるモノアルキルアルコ
ールとのモノ−ないしはジエステル類;
【0025】N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリル
アミド、N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリル
アミドもしくはN−ジエチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミドの如き、各種のアミノ基含有アミド系不飽
和単量体;
【0026】ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
トもしくはジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
の如き、各種のジアルキルアミノアルキル(メタ)アク
リレート類;またはtert−ブチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、tert−ブチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、アジリジニルエチル(メタ)ア
クリレート、ピロリジニルエチル(メタ)アクリレート
もしくはピペリジニルエチル(メタ)アクリレートの如
き、各種のアミノ基含有単量体;
【0027】エチレン、プロピレンもしくはブテン−1
の如き、各種のα−オレフィン類;塩化ビニルもしくは
塩化ビニリデンの如き、フルオロオレフィンを除く、各
種のハロゲン化オレフィン類;またはスチレン、α−メ
チルスチレンもしくはビニルトルエンの如き、各種の芳
香族ビニル化合物;
【0028】γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシ
プロピルトリエトキシシランもしくはγ−(メタ)アク
リロイルオキシプロピルメチルジメトキシシランの如
き、各種の加水分解性シリル基含有単量体;
【0029】ふっ化ビニル、ふっ化ビニリデン、トリフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、クロロトリ
フルオロエチレン、ブロモトリフルオロエチレン、ペン
タフルオロプロピレンもしくは、ヘキサフルオロプロピ
レンの如き、ふっ素含有α−オレフィン類;トリフルオ
ロメチルトリフルオロビニルエーテル、ペンタフルオロ
エチルトリフルオロビニルエーテルもしくはヘプタフル
オロプロピルトリフルオロビニルエーテルの如き、各種
のパーフルオロアルキル・パーフルオロビニルエーテル
ないしは(パー)フルオロアルキルビニルエーテル(た
だし、アルキル基の炭素数は1〜18なる範囲内である
ものとする。)などのような、種々の含フッ素ビニル単
量体類;
【0030】酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビ
ニル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸
ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、C9
る分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C10なる分岐脂肪族カ
ルボン酸ビニル、C11なる分岐脂肪族カルボン酸ビニル
もしくはステアリン酸ビニルの如き、各種の脂肪族カル
ボン酸ビニル;
【0031】シクロヘキサンカルボン酸ビニル、メチル
シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニルもし
くはp−tert−ブチル安息香酸ビニルの如き、環状
構造を有する各種のカルボン酸のビニルエステル類など
である。
【0032】以上に例示したような、本発明に係るエポ
キシ基含有ビニル系共重合体樹脂を調製するに際して、
必須単量体成分として用いるべき、当該エポキシ基含有
ビニル系単量体の使用量としては、使用するビニル系単
量体類の総量の、約5〜約100重量%なる範囲内が適
切であり、好ましくは、10〜60重量%なる範囲内が
適切である。
【0033】当該エポキシ基含有ビニル系単量体の使用
量が、約5%よりも少ないというような場合には、どう
しても、得られる塗膜の、とりわけ、機械的諸物性など
が低下し易くなるので、本発明の効果を発揮することが
出来ない。
【0034】また、本発明に係る当該エポキシ基含有ビ
ニル系共重合樹脂、つまり、当該共重合体(A)の数平
均分子量としては、約1,000〜約20,000なる
範囲内が適切であるし、好ましくは、1,500〜1
0,000なる範囲内が適切である。
【0035】数平均分子量が約1,000よりも小さい
という場合には、どうしても、とりわけ、塗膜の機械的
諸物性が劣るようになり易いし、一方、約20,000
よりも大きくなるという場合には、どうしても、とりわ
け、塗膜の平滑性などが低下し易くなるので、いずれの
場合も好ましくない。
【0036】さらに、当該共重合体(A)の、環球法に
よる軟化点としては、約80〜150℃なる範囲内が適
切であり、約80℃よりも低いという場合には、どうし
ても、得られる粉体塗料の、とりわけ、耐ブロッキング
性などが劣るようになり易いし、一方、約150℃より
も高いという場合には、どうしても、とりわけ、塗膜の
平滑性などが劣るようになり易いので、いずれの場合に
も好ましくない。
【0037】本発明に係るエポキシ基含有ビニル系共重
合樹脂を調製するに際して、必須の原料成分として、つ
まり、必須の重合開始剤成分として用いられる、前記し
た、分子中にエポキシ基を有する化合物(以下、エポキ
シ基含有化合物ともいう。)として特に代表的なるもの
のみを例示するにとどめれば、次の一般式で以て示され
るような、たとえば、tert−ブチルグリシジルパー
オキシドまたはtert−ブチルメチルグリシジルパー
オキシドなどである。
【0038】
【化3】
【0039】(ただし、式中のR3 は、水素原子または
メチル基を表わすものとする。)
【0040】そして、当該重合開始剤の使用量として、
使用するビニル系単量体類の総量の約0.01〜約30
重量%なる範囲内が適切であり、好ましくは、0.1〜
15重量%なる範囲内が適切である。
【0041】当該重合開始剤の使用量が、約0.01重
量%よりも少ないという場合には、どうしても、たとえ
ば、分子末端位にエポキシ基を有するという、本発明本
来の特異なる構造を持ったエポキシ基含有ビニル系共重
合樹脂そのものが得られ難くなるし、ひいては、前述し
たような、本発明に特有の効果をも発揮し得なくなるよ
うになるので、好ましくない。
【0042】一方、当該重合開始剤の使用量が、約30
重量%を超えて余りに多くなるという場合には、どうし
ても、分子量が低くなり易く、したがって、とりわけ、
塗膜の諸性能ないしは諸物性が劣るようになり易くなる
ので、これまた、好ましくない。
【0043】ところで、当該重合開始剤を使用して得ら
れるビニル共重合樹脂中には、その分子末端位に、官能
基の一つであるグリシジル基が導入化されるということ
になり、脂肪族二塩基酸と配合せしめることによって得
られる本発明の樹脂組成物、就中、塗料用樹脂組成物
は、とりわけ、塗膜外観、硬化性、耐候性ならびに機械
的物性などに優れた塗膜を与えるということが見出され
た。
【0044】以上に例示したような、種々のビニル系単
量体類から、本発明の共重合体(A)を得るには、周知
慣用の種々の方法が利用し適用し得るが、なかでも、溶
液ラジカル重合法によるのが、最も簡便であり、特に推
奨できる。
【0045】本発明の樹脂組成物の一必須構成成分であ
る、前記した脂肪族二塩基酸とは、たとえば、次の一般
式で以て示されるような化合物を指称するものである。
【0046】
【化4】 HOOC−R4−COOH ………〔III〕
【0047】(ただし、式中のR4 は、炭素数が1〜2
0なる、直鎖状ないしは分岐状のアルキレン基を表わす
ものとする。)
【0048】これらの化合物のうちでも特に代表的なも
ののみを挙げるにとどめれば、琥珀酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デ
カンジカルボン酸またはブラシリン酸などである。
【0049】これらのうちでも、とりわけ、塗膜外観の
上からは、上掲の一般式中のR4 としては、炭素数が8
以上のものを使用することが望ましく、したがって、本
発明において特に望ましい当該脂肪族二塩基酸として
は、炭素数が4〜20なる範囲内の、それぞれ、直鎖状
ないしは分岐状(分枝状)のアルキレン基を有する化合
物である。
【0050】勿論、こうした化合物として特に代表的な
もののみを例示するにとどめれば、アジピン酸、ピメリ
ン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカン
ジカルボン酸またはブラシリン酸などである。
【0051】以上において述べて来たような、本発明の
樹脂組成物の必須構成成分たる、それぞれ、共重合体
(A)と、当該脂肪族二塩基酸との使用比率としては、
共重合体(A)中のエポキシ当量数をaとし、当該二塩
基酸の当量数をbとするとき、a/bなる当量比が約
0.5〜約2なる範囲内が適切である。
【0052】これらの両必須構成成分を用いて、粉体塗
料を製造するという方法としては、公知慣用の種々の方
法が利用し適用し得る。そうした方法のうちでも特に代
表的なものとしては、まず、これらの両必須構成成分を
混合せしめ、必要に応じて、さらに、顔料や流展剤など
のような、種々の添加剤類をも混合せしめ、次いで、か
くして得られる混合物を溶融混練せしめ、しかるのち、
順次、微粉砕(化)工程、そして、分級(化)工程を経
て、目的とする粉体塗料と為すという、いわゆる機械的
粉砕(化)方式がある。
【0053】本発明の樹脂組成物には、さらに、有機系
ないしは無機系の顔料類をはじめ、流動調整剤、紫外線
吸収剤または酸化防止剤などのような、公知慣用の各種
の添加剤類;ニトロセルロースもしくはセルロースアセ
テートブチレートの如き、各種の繊維素誘導体類;ある
いは塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、石油
樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂または塩化ゴムの如
き、各種の樹脂類を、必要に応じて、添加せしめるとい
うことも出来る。
【0054】かくして得られる、本発明の樹脂組成物、
就中、粉体塗料用樹脂組成物は、常法により、各種の基
材類に塗布され、次いで、常法に従って、焼き付けるこ
とによって、とりわけ、塗膜外観、硬化性、耐候性なら
びに機械的物性などに優れた塗膜を与えることが出来る
というものである。
【0055】上記した基材類として特に代表的なものの
みを例示するにとどめれば、アルミニウム、ステンレス
・スチール、クロム・メッキ、トタン板またはブリキ板
の如き、各種の金属素材ないしは金属製品、瓦、ガラス
あるいは各種の無機質建材などである。
【0056】そして、かくして得られる、本発明の粉体
塗料用樹脂組成物は、自動車上塗り用として、ソリッド
カラー用、メタリックコートのクリアー用、水性メタリ
ックベースと組み合わせた形のクリアー用や、自動車中
塗り用、自動車部品用、建材用あるいは各種金属製品用
の塗料などとして、広範に、利用し適用することが出来
るものである。
【0057】
【発明の実施態様】本発明の実施形態としては、それぞ
れ、一つには、エポキシ基を有する重合性単量体を、必
須の単量体成分として用いることにより、共重合樹脂を
製造する方法において、必須の重合開始剤成分として、
分子中にエポキシ基を有する化合物を使用することから
成る、エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の、新規にし
て有用なる製造方法があるし、
【0058】二つには、此のエポキシ基を有する重合性
単量体として、特に、下記の一般式
【0059】
【化5】
【0060】(ただし、式中のR1 およびR2 は、それ
ぞれ、同一であっても異なっていてもよい、水素原子ま
たはメチル基を表わすものとする。)
【0061】で示されるような特定の化合物を用いるこ
とから成る、当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂
の、新規にして有用なる製造方法があるし、
【0062】三つには、約1,000〜約10,000
なる範囲内の数平均分子量を有し、しかも、約80〜約
150℃なる範囲内の、環球法による軟化点を有すると
いう特定の当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の、
新規にして有用なる製造方法があるし、
【0063】四つには、必須の単量体成分としては、エ
ポキシ基を有する重合性単量体を使用し、一方、必須の
重合開始剤としては、分子中にエポキシ基を有するよう
な化合物を使用することによって得られるという特定の
当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂を、必須の構成
成分として含有することから成る、新規にして有用なる
樹脂組成物があるし、
【0064】五つには、此のエポキシ基を有する重合性
単量体として、特に、下記の一般式
【0065】
【化6】
【0066】(ただし、式中のR1 およびR2 は、それ
ぞれ、同一であっても異なっていてもよい、水素原子ま
たはメチル基を表わすものとする。)
【0067】で示されるような特定の化合物を用いるこ
とから成る、当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂
を、必須の構成成分として含有することから成る、新規
にして有用なる樹脂組成物があるし、
【0068】六つには、約1,000〜約10,000
なる範囲内の数平均分子量を有し、しかも、約80〜約
150℃なる範囲内の、環球法による軟化点を有すると
いう特定の当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂を、
必須の構成成分として含有することから成る、新規にし
て有用なる樹脂組成物があるし、
【0069】七つには、必須の単量体成分としては、エ
ポキシ基を有する重合性単量体を使用し、一方、必須の
重合開始剤としては、分子中にエポキシ基を有するよう
な化合物を使用することによって得られるという特定の
当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂と、さらに、脂
肪族二塩基酸とを、必須の構成成分として含有すること
から成る、新規にして有用なる樹脂組成物があるし、
【0070】八つには、此のエポキシ基を有する重合性
単量体として、特に、下記の一般式
【0071】
【化7】
【0072】(ただし、式中のR1 およびR2 は、それ
ぞれ、同一であっても異なっていてもよい、水素原子ま
たはメチル基を表わすものとする。)
【0073】で示されるような特定の化合物を用いるこ
とから成る、当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂
と、さらに、脂肪族二塩基酸とを、必須の構成成分とし
て含有することから成る、新規にして有用なる樹脂組成
物があるし、
【0074】九つには、約1,000〜約10,000
なる範囲内の数平均分子量を有し、しかも、約80〜約
150℃なる範囲内の、環球法による軟化点を有すると
いう特定の当該エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂と、
さらに、脂肪族二塩基酸とを、必須の構成成分として含
有することから成る、新規にして有用なる樹脂組成物が
ある。
【0075】
【実施例】次に、本発明を参考例、実施例および比較例
により、一層、具体的に説明するが、以下において、部
および%は特に断りのない限り、すべて重量基準である
ものとする。
【0076】実施例1(エポキシ基含有ビニル系共重合
樹脂の調製例) 攪拌機、温度計、コンデンサーおよび窒素ガス導入口を
備えた反応容器に、キシレンの500部を仕込んで、窒
素雰囲気下に、130℃にまで昇温した。
【0077】ここへ、メチルメタクリレートの250
部、n−ブチルメタクリレ−トの100部およびグリシ
ジルメタクリレ−トの150部と、アゾビスイソブチロ
ニトリルの3部およびtert−ブチルグリシジルパー
オキシド(以下、TBGPと略す。)の30部とからな
る混合物を、4時間に亘って滴下した。
【0078】滴下終了後も、同温度に、10時間のあい
だ保持した。重合反応終了後、この樹脂溶液を約30T
orrの減圧下に保持し、キシレンを留去させて、不揮
発分が99.7%で、環球法による軟化点が109℃
で、エポキシ当量が480で、かつ、数平均分子量が
2,800なる、目的共重合樹脂の固形物が得られた。
以下、これを重合体(A−1)と略記する。
【0079】実施例2(同上) 実施例1と同様の装置を用い、使用した滴下混合物を、
メチルメタクリレートの250部、n−ブチルメタクリ
レ−トの100部、β−メチルグリシジルメタクリレ−
トの50部、およびグリシジルメタクリレ−トの100
部とアゾビスイソブチロニトリルの3部およびTBGP
の30部かからなる混合物に変更した以外は、実施例1
と同様にして、不揮発分が99.6%であり、環球法に
よる軟化点が106℃であり、エポキシ当量が505で
あって、しかも、数平均分子量が3,000なる、目的
共重合樹脂の固形物が得られた。以下、これを重合体
(A−2)と略記する。
【0080】比較例1(対照用樹脂の調製例) 滴下混合物の内のTBGP30部を、tert−ブチル
パーオキシオクトエート30部に変更した以外は、実施
例1と同様にして、不揮発分が99.5%で、環球法に
よる軟化点が107℃で、エポキシ当量が490で、か
つ、数平均分子量が2,900なる、対照用の共重合樹
脂の固形物が得られた。以下、これを重合体(A’−
1)とする。
【0081】実施例3〜6ならびに比較例2(粉体塗料
用樹脂組成物ならびに対照用粉体塗料用樹脂組成物の調
製例)
【0082】第1表に示すような配合割合で以て、各成
分を混合し、さらに、その混合物をコニーダー(スイス
国ブス社製の一軸混練機PR−46型)によって加熱混
練した。混練物を粗粉砕化した後、さらに、微粉砕化す
ることにより平均粒径が30〜40ミクロン(μm)な
る、各種の粉体塗料用樹脂組成物ならびに対照用粉体塗
料用樹脂組成物、つまり、各種の粉体塗料を調製した。
【0083】
【表1】
【0084】《第1表の脚注》 1) デカンジカルボン酸
【0085】2) 石原産業(株)製の、酸化チタンの
商品名
【0086】3) アメリカ国モンサント社製の、流展
剤の商品名
【0087】かくして得られた、それぞれの粉体塗料を
用いて、「ボンデライト #3030」(日本パーカラ
イジング社製の燐酸亜鉛系処理剤で処理された軟鋼板)
上に、静電粉体塗装を行い、150℃で20分間のあい
だ焼き付けを行ってから、それぞれの硬化塗膜について
の諸性能の評価を行った。それらの結果は、まとめて、
第2表に示す。
【0088】
【表2】
【0089】以上に詳述した処からも明かなように、本
発明に係るエポキシ基含有ビニル系共重合樹脂も、さら
には、当該共重合樹脂を必須の成分とする、本発明の樹
脂組成物も、共に、とりわけ、塗膜の外観、硬化性、耐
候性ならびに機械的諸物性などに優れた硬化塗膜を与え
るというものであり、極めて実用性の高いものであるこ
とが、無理なく、知り得よう。
【0090】したがって、本発明に係る、エポキシ基含
有ビニル系共重合樹脂の製造方法もまた、極めて実用性
の高いものであることが、無理なく、知り得よう。
【0091】
【発明の効果】まず第一に、本発明は、エポキシ基含有
重合開始剤という特定の化合物を使用するにより、分子
末端位にエポキシ基が存在するという処となり、したが
って、硬化剤成分たる脂肪族二塩基酸との反応、すなわ
ち、硬化反応がスムーズに、しかも、此の硬化反応によ
る架橋密度が高まるようになり、所望の諸性能ないしは
諸物性が、大幅に、向上化する処となった。
【0092】第二に、本発明のエポキシ基含有ビニル系
共重合樹脂も、さらには、当該共重合樹脂を必須の構成
成分として含有する形の樹脂組成物も、とりわけ、塗膜
の外観、硬化性、耐候性、耐擦り傷性ならびに可撓性な
どに優れた硬化塗膜を与えるというものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/06 C08L 101/06 C09D 201/06 PDE C09D 201/06 PDE

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ基を有する重合性単量体を、必
    須の単量体成分として用いることにより、共重合樹脂を
    製造する方法において、必須の重合開始剤成分として、
    分子中にエポキシ基を有する化合物を使用することを特
    徴とする、エポキシ基含有ビニル系共重合樹脂の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記したエポキシ基を有する単量体が、
    下記の一般式で示される化合物である、請求項1に記載
    の製造方法。 【化1】 (ただし、式中のR1 およびR2 は、それぞれ、同一で
    あっても異なっていてもよい、水素原子またはメチル基
    を表わすものとする。)
  3. 【請求項3】 前記したエポキシ基含有ビニル系共重合
    樹脂が、約1,000〜約10,000なる範囲内の数
    平均分子量を有し、しかも、約80〜約150℃なる範
    囲内の、環球法による軟化点を有するものである、請求
    項1または2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 エポキシ基を有する重合性単量体を、必
    須の単量体成分として用い、かつ、必須の重合開始剤成
    分として、分子中にエポキシ基を有する化合物を用いる
    ことによって得られるエポキシ基含有ビニル系共重合樹
    脂を必須の成分として含有することを特徴とする、新規
    な樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 必須の単量体成分として、エポキシ基を
    有する重合性単量体を用い、かつ、必須の重合開始剤成
    分として、分子中にエポキシ基を有する化合物を用いる
    ことによって得られるエポキシ基含有ビニル系共重合樹
    脂と、さらに、脂肪族二塩基酸とを必須の成分として含
    有することを特徴とする、新規な樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記したエポキシ基を有する重合性単量
    体が、下記の一般式で示される化合物である、請求項4
    または5に記載の樹脂組成物。 【化2】 (ただし、式中のR1 およびR2 は、それぞれ、同一で
    あっても異なっていてもよい、水素原子またはメチル基
    を表わすものとする。)
  7. 【請求項7】 前記したエポキシ基含有ビニル系共重合
    樹脂が、約1,000〜約10,000なる範囲内の数
    平均分子量を有し、しかも、約80〜約150℃なる範
    囲内の、環球法による軟化点を有するものである、請求
    項4〜6のいずれかに記載の樹脂組成物。
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