JPH0971260A - 特殊車両の走行制御装置 - Google Patents

特殊車両の走行制御装置

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JPH0971260A
JPH0971260A JP25684295A JP25684295A JPH0971260A JP H0971260 A JPH0971260 A JP H0971260A JP 25684295 A JP25684295 A JP 25684295A JP 25684295 A JP25684295 A JP 25684295A JP H0971260 A JPH0971260 A JP H0971260A
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Kimitoku Nakamura
公徳 中村
Hisatomo Yamazaki
久興 山崎
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CHIKUSUI CANYCOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回モードを容易に切り替えることができ、
また車両の積込み時には容易に走行速度を低下でき、さ
らに必要に応じて最高速度を容易に低下できる特殊車両
の走行制御装置を提供することを目的とする。 【手段】 ジョイスティックハンドルの傾斜方向および
傾斜角度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号TN
1と右旋回か左旋回かを示す左右位置信号TN2とを出
力するジョイスティックコントローラ1と、前後位置信
号TN1と左右位置信号TN2とを入力して車両走行を
制御する制御部3とを有する特殊車両の走行制御装置で
あって、通常旋回モードと超信地旋回モードとを切り替
える旋回モード切替スイッチSW1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムクローラキャ
リア、ショベルカー、多輪式キャリア等の特殊車両の走
行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の特殊車両の走行制御装置において
は、運転操作者は回転する座席に座り、座席が前方を向
いているときには前方に配置された2つのハンドルを操
作し、座席が後方を向いているときには後方に配置され
た2つのハンドルを操作して、特殊車両の走行すなわち
前進・後進、左右回転およびその速度を制御していた。
しかし、この場合には運転操作者は2つのハンドルを操
作しており、空いている手が無く、操作時には他の手作
業を行うことが不可能で、不便を感じていた。
【0003】そこで、本発明者は図11に示すような特
殊車両を提案した。図11において、1は図示しない1
つのジョイスティックハンドルが配置されたジョイステ
ィックコントローラ、100Aはゴムクローラキャリ
ア、103Aはジョイスティックコントローラ1が一体
的に取り付けられた運転操作者用座席である。図11に
示すゴムクローラキャリア100Aにおいては、運転操
作者は座席103Aを図示の通常位置又は通常位置から
矢印103aで示すように180度回転した逆位置に調
節してジョイスティックコントローラ1の操作を行な
う。ジョイスティックコントローラ1は座席103Aと
共に回転するので、運転操作者は、通常位置、逆位置に
かかわらず、同様の操作を1つのコントローラ1のみで
行なえば良い。
【0004】図8(A)は本発明者が提案した特殊車両
の走行制御装置を示すブロック系統図である。図8
(A)において、104はエンジン、106は左用油圧
モータ、107は左用油圧モータ106により駆動され
る左用スプロケット、108は左用スプロケット107
により駆動される左用ゴムクローラ、110は右用油圧
モータ、111は右用油圧モータ110により駆動され
る右用スプロケット、112は右用スプロケット111
により駆動される右用ゴムクローラ、115は前進方向
を示す矢印である。また、1は上述したジョイスティッ
クコントローラ、1aはジョイスティックコントローラ
を操作するための1つのジョイスティックハンドル、2
は座席103A(図11参照)の位置を検出するシート
位置検出部、3はジョイスティックコントローラ1から
の前後位置信号(ジョイスティックハンドル1aの示す
前後位置を示す信号)TN1、左右位置信号(ジョイス
ティックハンドル1aの示す左右位置を示す信号)TN
2およびシート位置検出部2からの前方位置信号TC
1、後方位置信号TC2を入力して後述の油圧ポンプ装
置105A、109Aを制御するための制御電流IL
1、IR1を出力する制御部、105Aは制御電流IL
1を入力して左用油圧モータ106を前進又は後進方向
に回転させる左用油圧ポンプ装置、109Aは制御電流
IR1を入力して右用油圧モータ110を前進又は後進
方向に回転させる右用油圧ポンプ装置である。なお、図
8(A)で走行制御装置とは、スプロケット107、1
11およびゴムクローラ108、112を除いた構成要
素から成る装置を言う。図8(B)はジョイスティック
コントローラ1におけるジョイスティックハンドル1a
の操作方向を示す平面図である。
【0005】図9は図8(A)の左用油圧ポンプ装置1
05Aおよび右用油圧ポンプ装置109Aを更に詳細に
示すブロック系統図である。図9において、4は制御電
流IL1が流れることにより電磁石となる左用コイル、
5は左用コイル4によりフラッパ位置が制御される左用
油圧バルブ、6は左用油圧バルブ5により吐出油圧の方
向が制御される左用油圧ポンプ、7は制御電流IR1が
流れることにより電磁石となる右用コイル、8は右用コ
イル7によりフラッパ位置が制御される右用油圧バル
ブ、9は右用油圧バルブ8により吐出油圧の方向が制御
される右用油圧ポンプである。同図に示すように、油圧
ポンプ装置105Aはコイル4、油圧バルブ5、油圧ポ
ンプ6から構成され、油圧ポンプ装置109Aはコイル
7、油圧バルブ8、油圧ポンプ9から構成されている。
【0006】次に、運転操作者の座席103Aが通常位
置の場合の操作について図8を用いて説明する。まず前
進操作について説明する。運転操作者がハンドル1aを
図8(B)に示す前方向に操作すると、前進を示す前後
位置信号TN1が制御部3に入力される。このとき、座
席103Aは通常位置であるから、シート位置検出部2
からの前方位置信号TC1がオンとなって制御部3に入
力される。制御部3は信号TN1、TC1を入力し、制
御電流IL1、IR1により油圧ポンプ装置105A、
109Aを制御する。このときの制御部3から出力され
る制御電流IL1、IR1の値は共に、ジョイスティッ
クハンドル1aの操作量すなわちハンドル1aの前方向
への傾斜角(90度垂直の場合をゼロとする傾斜角)に
対応した量であり、傾斜角が大きいとき(ジョイスティ
ックハンドル1aが大きく傾斜して倒れているとき)に
は制御電流IL1、IR1の値は共に大きくなり、油圧
ポンプ装置105A、109Aは共に、油圧モータ10
6、110を前進方向に同一回転数で高速回転させる。
これによりスプロケット107、111を介してゴムク
ローラ108、112が前進方向に高速回転し、ゴムク
ローラキャリア100A(図11参照)が高速前進す
る。減速したいときにはジョイスティックハンドル1a
の傾斜角を小さくすればよい。
【0007】次に、後進操作について説明する。運転操
作者がハンドル1aを図8(B)に示す後方向に操作す
ると、後進を示す前後位置信号TN1が制御部3に入力
される。このとき、座席103Aは通常位置であるか
ら、シート位置検出部2からの前方位置信号TC1がオ
ンとなって制御部3に入力される。制御部3は信号TN
1、TC1を入力し、制御電流IL1、IR1により油
圧ポンプ装置105A、109Aを制御する。このとき
の制御部3から出力される制御電流IL1、IR1の値
は共に、ジョイスティックハンドル1aの操作量すなわ
ちジョイスティックハンドル1aの後方向への傾斜角に
対応した量であり、傾斜角が大きいときには制御電流I
L1、IR1の値は共に大きくなり、油圧ポンプ装置1
05A、109Aは共に、油圧モータ106、110を
後進方向に同一回転数で高速回転させる。これによりス
プロケット107、111を介してゴムクローラ10
8、112が後進方向に高速回転し、ゴムクローラキャ
リア100A(図11参照)が高速後進する。
【0008】次に、通常の右旋回操作について説明す
る。図8(B)に点線の矢印で示すように、斜め方向つ
まり右前方向にジョイスティックハンドル1aを倒す
と、ジョイスティックコントローラ1からは前進を示す
前後位置信号TN1と右旋回を示す左右位置信号TN2
が制御部3に入力される。座席103Aは通常位置であ
るから、シート位置検出部2からの前方位置信号TC1
がオンとなって制御部3に入力される。ジョイスティッ
クコントローラ1からは前進を示す前後位置信号TN1
と右旋回を示す左右位置信号TN2が制御部3に入力さ
れるので、制御部3は前進および右旋回を示す制御電流
IL1、IR1を出力する。すなわち、制御電流IL
1、IR1の値は前進制御電流値と右旋回制御電流値と
から成る。前進制御電流値については上述した通りの
値、つまり前方向への傾斜角に対応した値となる。同様
に、右旋回制御電流値は右方向への傾斜角に対応した値
となる。ここでの操作は右旋回操作であるから、左用油
圧ポンプ装置105Aに入力される制御電流IL1の値
は右用油圧ポンプ装置109Aに入力される制御電流I
R1の値よりも大きく、従って左用ゴムクローラ108
の前進方向への回転数が右用ゴムクローラ112の前進
方向への回転数よりも大きく、これによりゴムクローラ
キャリア100Aは前進しながら右方向へ旋回する。通
常の左旋回操作の場合には、右旋回操作と左右が逆にな
るだけで、同様である。以上は通常の旋回動作について
述べたが、通常でない超信地旋回の場合については後述
する。
【0009】座席103Aが逆位置の場合でも運転操作
者の操作方法は同じであるが、このとき制御部3は前進
を後進、右旋回を左旋回というように反転させる必要が
ある。これは制御部3にシート位置検出部2から入力さ
れる位置信号TC1、TC2により判定する。すなわ
ち、座席103Aが逆位置の場合は、前方位置信号TC
1はオフ、後方位置信号TC2はオンとなるので、これ
により制御部3は逆位置であると判定し、上述したよう
にジョイスティックコントローラ1からの前後位置信号
TN1および左右位置信号TN2を反転する。このよう
にして運転操作者は座席103Aが通常位置でも、逆位
置でも、同じ感覚で運転操作を行なうことができる。
【0010】図10は制御部3を詳細に示すブロック系
統図である。同図において、3Aはマイコンユニット、
3Bはドライバユニット、31はデータを一時的に記憶
するRAM32を有し、外部のROM33に記憶された
プログラムに基づいてデータ処理等を行なうCPU、3
4、37は周波数信号FL、FRが示す周波数を電圧V
L、VRに変換する周波数電圧変換器(F/V)、3
5、38は入力電圧VL、VRをこれらの電圧値に応じ
た値の電流IL0、IR0に変換する電圧電流変換器
(V/A)、36、39はCPU31からの極性切替信
号PL、PRに基づいて電流IL0、IR0から制御電
流IL1、IR1を発生して出力する極性切替器であ
る。すなわち、極性切替信号PL、PRがオンの場合に
は電流IL0、IR0の極性を切り替えた電流を制御電
流IL1、IR1として出力し、極性切替信号PL、P
Rがオフの場合には電流IL0、IR0をそのまま制御
電流IL1、IR1として出力する。なお、左用コイル
4、右用コイル7は図9に示すものと同様のものであ
る。
【0011】次に、図8の特殊車両の走行制御装置の制
御部3の動作について図12のフローチャートを用いて
説明する。まず制御部3は、RAM32のメモリ内容を
リセットする、たとえば後述の周波数データRT、LT
をゼロとするなどの初期化を行なう(ステップS1)。
次に、ジョイスティックコントローラ1からの前後位置
信号TN1を入力して前後位置信号TN1の示す前後位
置データAD0Nを読み込む(S2)。次に、ジョイス
ティックコントローラ1からの左右位置信号TN2を入
力して左右位置信号TN2の示す左右位置データAD1
Nを読み込む(S3)。次に、走行制御のための旋回モ
ード設定を行い(S4)、CPU31から周波数データ
FL、FRを出力するための周波数出力処理を行う(S
5)。
【0012】次に、ステップ2〜5の各処理について詳
細に説明する。まず、ジョイスティックコントローラ1
からの前後位置データAD0Nの読込みについて図13
のフローチャートを用いて説明する。CPU31は前後
位置信号TN1の示す前後位置データAD0Nを読み込
み(S11)、この前後位置データAD0Nを図14に
示すようなテーブル変換特性に基づいて前後位置データ
AD0Xへ変換する(S12)。図14のテーブル変換
特性はジョイスティックハンドル1aの中立位置近傍に
不感帯を設けるためである。次に、シート位置検出部2
からCPU31に入力された前方位置信号TC1、後方
位置信号TC2に基づいて座席103Aが後方位置か否
か、つまり後方位置信号TC2がオンか否かを判定し
(S13)、後方位置であると判定したときには変換後
の前後位置データAD0Xの極性を反転し(S14)、
この反転した前後位置データAD0XをRAM32に記
憶する。座席103Aが後方位置でなく前方位置である
と判定したときには、ステップ12で得た変換後の前後
位置データAD0XをそのままRAM32に記憶する
(S15)。
【0013】次に、ジョイスティックコントローラ1か
らの左右位置データAD1Nの読込みについて図15の
フローチャートを用いて説明する。CPU31は左右位
置信号TN2の示す左右位置データAD1Nを読み込み
(S21)、この左右位置データAD1Nを図16に示
すようなテーブル変換特性に基づいて左右位置データA
D1Xへ変換する(S22)。図16のテーブル変換特
性はジョイスティックハンドル1aの中立位置近傍に不
感帯を設けるためである。次に、シート位置検出部2か
らCPU31に入力された前方位置信号TC1、後方位
置信号TC2に基づいて座席103Aが後方位置か否
か、つまり後方位置信号TC2がオンか否かを判定し
(S23)、後方位置であると判定したときには変換後
の前後位置データAD1Xの極性を反転し(S24)、
この反転した前後位置データAD1XをRAM32に記
憶する。座席103Aが後方位置でなく前方位置である
と判定したときには、ステップ22で得た変換後の前後
位置データAD1XをそのままRAM32に記憶する
(S25)。
【0014】次に、ステップ4の走行制御の処理につい
て図17のフローチャートを用いて説明する。まず、C
PU31は、図示しない入力装置から入力された旋回モ
ードが通常旋回モードであるか超信地旋回モードである
かを判定し(S31)、通常旋回モードの場合にはステ
ップ32へ、超信地旋回モードの場合にはステップ33
へ移行する(S32、S33)。
【0015】次に、ステップ32の通常旋回モードにつ
いて図18(A)のフローチャートを用いて説明する。
図18(B)はジョイスティックハンドル1aの位置の
領域に対応する前後位置データAD0X、左右位置デー
タAD1Xを示すデータ図である。例えば、領域Aの右
上端点P1では前後位置データAD0X=100、左右
位置データAD1X=100、領域Aの右下端点P2で
は前後位置データAD0X=0、左右位置データAD1
X=100である。まず、ジョイスティックハンドル1
aの位置がAかBかCかDかを判定する(S41〜4
3)。ジョイスティックハンドル1aが位置Aの場合に
は次に示す式(A1)に基づいてF/V34へ出力する
周波数データRT、LTを算出し、位置Bの場合には式
(B1)、位置Cの場合には式(C1)、位置Dの場合
には式(D1)に基づいて算出する(S44〜47)。
なお、AD0X=Y、AD1X=Xである。
【0016】 RT=Y(1−|X|/100)、LT=Y…(A1) RT=Y、LT=Y(1−|X|/100)…(B1) RT=Y、LT=Y(1−|X|/100)…(C1) RT=Y(1−|X|/100)、LT=Y…(D1) 次に、ステップ44〜47で求めた周波数データRT、
LTをRAM32に記憶する(S48)。
【0017】次に、ステップ33の超信地旋回モードに
ついて図19(A)のフローチャートを用いて説明す
る。図19(B)はジョイスティックハンドル1aの位
置の領域に対応する前後位置データAD0X、左右位置
データAD1Xを示すデータ図である。まず、ジョイス
ティックハンドル1aの位置がA〜Hのいずれの位置か
を判定する(S51〜57)。ジョイスティックハンド
ル1aが位置Aの場合には次に示す式(A2)に基づい
てF/V34へ出力する周波数データRT、LTを算出
し、位置B、C、D、E、F、Gの場合には式(B
2)、式(C2)、式(D2)、式(E2)、式(F
2)、式(G2)、位置Hの場合には式(H2)、に基
づいて算出する(S58〜65)。なお、AD0X=
Y、AD1X=Xである。
【0018】 RT=2Y/3(1−|X|/50)、LT=2Y/3…(A2) RT=Y(1−|X|/50)、LT=Y(1−|X|/75)…(B2) RT=Y(1−|X|/75)、LT=Y(1−|X|/50)…(C2) RT=2Y/3、LT=−2Y/3(1−|X|/50)…(D2) RT=−2Y/3(1−|X|/50)、LT=2Y/3…(E2) RT=Y(1−|X|/50)、LT=Y(1−|X|/75)…(F2) RT=Y(1−|X|/75)、LT=Y(1−|X|/50)…(G2) RT=2Y/3、LT=−2Y/3(1−|X|/50)…(H2) 次に、ステップ58〜65で求めた周波数データRT、
LTをRAM32に記憶する(S66)。上述した式か
ら分かるように、例えば領域Aにおいては、常に(X=
50を除いて)RTは負、LTは正となり、ゴムクロー
ラキャリアでは左側クローラが正転、右側クローラが逆
転の超信地状態となる。
【0019】次に、ステップ5の周波数出力処理につい
て、図20のフローチャートを用いて説明する。まず、
ステップ4の走行制御で求めた周波数データRTをRA
M32から読み出し(S71)、右周波数を示す右周波
数信号FRを出力する(S72)。次に、周波数データ
LTをRAM32から読み出し(S73)、左周波数を
示す左周波数信号FLを出力する(S74)。図21は
周波数データRT、LTと周波数との関係を示すグラフ
図である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特殊車両の走行制御装置では、旋回モードは入力装置を
介して予め定められたモードとなっていて、運転操作中
において旋回モードを切り替えることは困難であるとい
う問題点があった。また、特殊車両のトレーラ等への積
込み作業のように狭い場所での作業時には走行速度を低
下させて慎重な運転操作を行う必要があるが、運転操作
は一種の慣れであり、上記のような作業において走行速
度を低下させることが容易でないという問題点があっ
た。さらに、運転操作の練習中や狭い場所での作業のよ
うな場合には最高速度を少し落として運転操作をした方
が望ましいが、このような場合に最高速度を容易に低減
させることができないという問題点があった。
【0021】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは、旋回モードを容易に
切り替えることができ、また車両の積込み時には容易に
走行速度を低下でき、さらに必要に応じて最高速度を容
易に低下できる特殊車両の走行制御装置を提供すること
にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の特殊車両の走行制御装置は、
ジョイスティックハンドルの傾斜方向および傾斜角度に
応じて前進か後進かを示す前後位置信号と右旋回か左旋
回かを示す左右位置信号とを出力するジョイスティック
コントローラと、前後位置信号と左右位置信号とを入力
して車両走行を制御する制御部とを有する特殊車両の走
行制御装置であって、通常旋回モードと超信地旋回モー
ドとを切り替える旋回モード切替スイッチを備えた。
【0023】請求項2記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項1記載の特殊車両の走行制御装置において、
旋回モード切替スイッチが、ジョイスティックハンドル
の頂上に配設され、指で押したときにはオン信号を、指
を放したときにはオフ信号を出力するようにした。
【0024】請求項3記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項1又は2記載の特殊車両の走行制御装置にお
いて、制御部が、旋回モード切替スイッチのオン、オフ
を判定する旋回モード判定手段を有するようにした。
【0025】請求項4記載の特殊車両の走行制御装置
は、ジョイスティックハンドルの傾斜方向および傾斜角
度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号と右旋回か
左旋回かを示す左右位置信号とを出力するジョイスティ
ックコントローラと、前後位置信号と左右位置信号とを
入力して車両走行を制御する制御部とを有する特殊車両
の走行制御装置であって、積込みモードをオン、オフす
る積込みモードスイッチを備えた。
【0026】請求項5記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項4記載の特殊車両の走行制御装置において、
制御部が積込みモードスイッチのオン、オフを判定する
積込みモード判定手段を有するようにした。
【0027】請求項6記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項5記載の特殊車両の走行制御装置において、
積込みモード判定手段が、積込みモードスイッチがオン
と判定したときには、旋回モードを通常旋回モードとな
し、左右の走行速度を前後位置信号と左右位置信号とに
基づく走行速度の半分となすようにした。
【0028】請求項7記載の特殊車両の走行制御装置
は、ジョイスティックハンドルの傾斜方向および傾斜角
度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号と右旋回か
左旋回かを示す左右位置信号とを出力するジョイスティ
ックコントローラと、前後位置信号と左右位置信号とを
入力して車両走行を制御する制御部とを有する特殊車両
の走行制御装置であって、最高速を設定するための最高
速設定ボリュームを備えた。
【0029】請求項8記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項7記載の特殊車両の走行制御装置において、
制御部が最高速設定ボリュームの設定値を判定する最高
速規制手段を有するようにした。
【0030】請求項9記載の特殊車両の走行制御装置
は、請求項8記載の特殊車両の走行制御装置において、
最高速規制手段が、最高速設定ボリュームの設定値に応
じて走行速度を前後位置信号と左右位置信号とに基づく
指示速度よりも低減するようにした。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
を用いて説明する。図1(A)は本実施の形態を示すブ
ロック図である。図1(A)において、1はジョイステ
ィックコントローラ、1aはジョイスティックハンド
ル、2はシート位置検出部、3は制御部、104はエン
ジン、105Aは左用油圧ポンプ装置、106は左用油
圧モータ、107は左用スプロケット、108は左用ゴ
ムクローラ、109Aは右用油圧ポンプ装置、110は
右用油圧モータ、111は右用スプロケット、112は
右用ゴムクローラ、115は前進方向を示す矢印であ
り、これらは図8(A)と同様のものであり、同一符号
を付して説明は省略する。SW1は走行制御における通
常旋回モード(オフ)と超信地旋回モード(オン)とを
切り替える旋回モード切替スイッチ、SW2は積込みモ
ードをオン、オフする積込みモードスイッチ、VRは走
行速度の最高速を設定するための最高速設定ボリューム
である。図8(A)、(B)に示すように、旋回モード
切替スイッチSW1はジョイスティックハンドル1aの
頂上に配設された押釦式のスイッチであり、その押釦を
指で押したときにはオンを示す旋回モード信号TC3
を、指を放したときにはオフを示す旋回モード信号TC
3を、ジョイスティックハンドル1a、ジョイスティッ
クコントローラ1を介して出力する。旋回モード信号T
C3はオン状態で超信地旋回モードであることを、オフ
状態で通常旋回モードであることを示す。また、積込み
モードスイッチSW2はジョイスティックコントローラ
1の近傍、すなわち運転操作者の手が容易に届く位置に
配置され、積込みモードのオン、オフを示す積込みモー
ド信号TC4を出力する。最高速設定ボリュームVRも
ジョイスティックコントローラ1の近傍に配置され、最
高速の低減率を示す最高速設定信号TN3を出力する。
なお、図1(A)で走行制御装置とは、スプロケット1
07、111およびゴムクローラ108、112を除い
た構成要素から成る装置を言う。図1(B)はジョイス
ティックコントローラ1におけるジョイスティックハン
ドル1aの操作方向を示す平面図であり、1はジョイス
ティックコントローラ、1aはジョイスティックハンド
ル、SW1は旋回モード切替スイッチである。
【0032】図2は制御部3を詳細に示すブロック系統
図である。同図において、3Aはマイコンユニット、3
Bはドライバユニット、31はCPU、32はRAM、
33はROM、34、37は周波数電圧変換器(F/
V)、35、38は電圧電流変換器(V/A)、36、
39は極性切替器であり、これらは図10と同様のもの
なので、同一符号を付して説明は省略する。図2と図1
0とが異なる点は、CPU31に入力される信号とし
て、旋回モード信号TC3、積込みモード信号TC4お
よび最高速設定信号TN3が増加している点である。
【0033】以上のように構成された特殊車両の走行制
御装置について、以下その動作を説明する。本実施の形
態の動作を説明するためのメインフローは図12と同様
であり、また、ジョイスティック前後位置データの読込
み及びジョイスティック左右位置データの読込みも図1
3、図15と同様であるので、その動作説明は省略す
る。すなわち、図12のメインフローにおいて従来と異
なる処理は、ステップ4の走行制御に関する処理および
ステップ5の周波数出力処理である。最初に、走行制御
に関する処理について図3を用いて説明する。この処理
において、まずCPU31の旋回モード判定手段(図示
せず)は旋回モード切替スイッチSW1がオンかオフか
を判定し、オンと判定したときには超信地旋回モードで
あるので、ステップ82へ移行する。次に、CPU31
の積込みモード判定手段(図示せず)は積込みモードス
イッチSW2がオンかオフかを判定する。CPU31の
積込みモード判定手段が積込みモードスイッチSW2は
オンであると判定したときには、積込みは通常旋回モー
ドで行われる必要があるので、ステップ83の通常旋回
モードへ移行する。CPU31の旋回モード判定手段が
積込みモードスイッチSW2はオフであると判定したと
きには、積込みモードではないので、ステップ81で判
定したステップ84の超信地旋回モードへ移行する。次
に、通常旋回モード又は超信地旋回モードによる処理が
終了すると、ステップ85の最高速規制処理へ移行す
る。
【0034】次に、ステップ83の通常旋回モードにつ
いて、図4を用いて説明する。図4(A)は通常旋回モ
ードにおける動作を説明するためのフローチャートであ
り、図4(B)はジョイスティックハンドル1aの位置
の領域に対応する前後位置データAD0X、左右位置デ
ータAD1Xを示すデータ図である。前後位置データA
D0Xは図4(B)の中立位置を原点とするX−Y座標
のY座標値であり、左右位置データAD1Xは図4
(B)の中立位置を原点とするX−Y座標のX座標値で
ある。本実施の形態に係る通常旋回モードにおける動作
を示す図4(A)のステップ91〜98は図18(A)
のステップ41〜48と同様であるので、その説明は省
略する。図4(A)において、ステップ98で周波数デ
ータRT、LTをRAM32に記憶した後、CPU31
の積込みモード判定手段は積込みモードスイッチSW2
がオンか否かを判断し(S99)、オンである(積込み
モードである)と判定したときには、周波数データR
T、LTの値を半分の値にする(S100)。積込みモ
ードスイッチSW2がオフであると判定したときには、
周波数データRT、LTの値をそのまま採用する。上述
したことから、積込みモードスイッチSW2がオンのと
きには、旋回モードスイッチSW1のオン、オフにかか
わらず、通常旋回モードでかつ積込みモードとなる。ス
テップ84の超信地旋回モードにおける動作は、本実施
の形態においても、図19(A)のフローチャートに示
される動作と同様であり、その説明は省略する。
【0035】次に、ステップ85の最高速規制処理につ
いて、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、
CPU31の最高速規制手段(図示せず)は右の周波数
データRTおよび最高速設定信号TN3の示す設定値
(TN3)を読み込み(S101、S102)、これら
の数値に基づく新たな右周波数データRTFを次式
(1)に基づいて算出する(S103)。 RTF=RT・(TN3)/100……(1) 式(1)において(TN3)は100以下の数値であ
り、新たな右周波数データRTFは元の右周波数データ
RTよりも小さな値となる。すなわち、新たな最高速は
元の最高速を低減した速度となる。左の周波数データの
場合も同様であり、CPU31の最高速規制手段は左の
周波数データLTおよび最高速設定信号TN3の示す設
定値(TN3)を読み込み(S104、S105)、新
たな左周波数データLTFを次式(2)に基づいて算出
する(S106)。 LTF=LT・(TN3)/100……(2)
【0036】次に、図12のステップ5の周波数出力処
理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず上記右周波数データRTFを読み出し(S11
1)、周波数データと周波数との関係を示す図7のグラ
フ図に基づいて右周波数を求め、図2のF/V37へ右
周波数信号FRとして出力する(S112)。同様に、
上記左周波数データLTFを読み出し(S113)、周
波数データと周波数との関係を示す図7のグラフ図に基
づいて左周波数を求め、図2のF/V34へ左周波数信
号FLとして出力する(S114)。
【0037】以上のように、本実施の形態によれば、ジ
ョイスティックハンドル1aの頂上部に配置した旋回モ
ード切替スイッチSW1により容易に旋回モードを切り
替えることができるので、通常旋回モードから超信地旋
回モードへの切替えを容易に行うことができ、また、ス
イッチSW1の押釦を指で押下しているときにのみ超信
地旋回モードとなるので、不意に超信地旋回モードとな
ることもなく、運転操作者は安定した操作を行うことが
できる。
【0038】また、ジョイスティックコントローラ1の
近傍に配置した積込みモードスイッチSW2により容易
に積込みモードを設定することができるので、運転操作
者は車両の操作中であっても車両積込み時に容易に積込
みモードとすることができる。
【0039】さらに、ジョイスティックコントローラ1
の近傍に配置した最高速設定ボリュームVRにより走行
速度の最高速を容易に規制することができるので、運転
練習中等における最高速切替えが容易に行える利点があ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、通常旋回モード
と超信地旋回モードとを切り替える旋回モード切替スイ
ッチを備えたことにより、容易に旋回モードを切り替え
ることができるので、通常旋回モードから超信地旋回モ
ードへの切替えを容易に行うことができる。
【0041】また、旋回モード切替スイッチが、ジョイ
スティックハンドルの頂上に配設され、指で押したとき
にはオン信号を、指を放したときにはオフ信号を出力す
るようにしたことにより、通常旋回モードから超信地旋
回モードへの切替えを容易に行うことができると共に旋
回切替スイッチを指で押しているときにのみ超信地旋回
モードとなるようにすることができるので、不意に超信
地旋回モードとなることを防止でき、運転操作者は安定
した操作を行うことができる。
【0042】さらに、制御部が、旋回モード切替スイッ
チのオン、オフを判定する旋回モード判定手段を有する
ことにより、旋回モードの判定を確実に行うことがで
き、旋回モードに関する制御を確実に実施できる。
【0043】さらに、積込みモードをオン、オフする積
込みモードスイッチを備えたことにより、容易に積込み
モードを設定することができるので、運転操作者は車両
の操作中であっても車両積込み時に容易に積込みモード
とすることが可能となる。
【0044】さらに、制御部が積込みモードスイッチの
オン、オフを判定する積込みモード判定手段を有するこ
とにより、積込みモードへの変更を確実に行うことがで
き、積込みモードに関する制御を確実に実施できる。
【0045】さらに、積込みモード判定手段が、積込み
モードスイッチがオンと判定したときには、旋回モード
を通常旋回モードとなし、左右の走行速度を前後位置信
号と左右位置信号とに基づく走行速度の半分となすこと
により、積込みモードにおける積込み作業が極めて容易
となる。
【0046】さらに、最高速を設定するための最高速設
定ボリュームを備えたことにより、走行速度の最高速を
容易に規制することができるので、運転練習中等におけ
る最高速切替えが容易に行える利点がある。
【0047】さらに、制御部が最高速設定ボリュームの
設定値を判定する最高速規制手段を有することにより、
最高速規制を確実に行うことができ、最高速規制におけ
る制御を確実なものとすることができる。
【0048】さらに、最高速規制手段が、最高速設定ボ
リュームの設定値に応じて走行速度を前後位置信号と左
右位置信号とに基づく指示速度よりも低減することによ
り、運転練習中等において適正な走行速度とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の一実施の形態に係る特殊車両の
走行制御装置を示すブロック系統図である。 (B)本発明の一実施の形態に係る特殊車両の走行制御
装置を構成するジョイスティックコントローラを示す平
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る特殊車両の走行制
御装置を構成する制御部を詳細に示すブロック系統図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態における走行制御を説明
するためのフローチャートである。
【図4】(A)本発明の一実施の形態における通常旋回
モードを説明するためのフローチャートである。 (B)ジョイスティックハンドルの位置の領域に対応す
る前後位置データ、左右位置データを示すデータ図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態における最高速規制処理
を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態における最高速規制処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】周波数データと周波数との関係を示すグラフ図
である。
【図8】(A)従来の特殊車両の走行制御装置を示すブ
ロック系統図である。 (B)従来の特殊車両の走行制御装置を構成するジョイ
スティックコントローラを示す平面図である。
【図9】図8(A)の左右の油圧ポンプ装置を示すブロ
ック系統図である。
【図10】図8(A)の制御部を示すブロック系統図で
ある。
【図11】提案した特殊車両を示す構成図である。
【図12】特殊車両の走行制御装置のメインフローを示
すフローチャートである。
【図13】ジョイスティックコントローラからの前後位
置データの読込みを説明するためのフローチャートであ
る。
【図14】前後位置信号と前後位置データとの関係を示
すグラフ図である。
【図15】ジョイスティックコントローラからの左右位
置データの読込みを説明するためのフローチャートであ
る。
【図16】左右位置信号と左右位置データとの関係を示
すグラフ図である。
【図17】従来の走行制御を説明するためのフローチャ
ートである。
【図18】(A)従来の通常旋回モードを説明するため
のフローチャートである。 (B)ジョイスティックハンドルの位置の領域に対応す
る前後位置データ、左右位置データを示すデータ図であ
る。
【図19】(A)超信地旋回モードを説明するためのフ
ローチャートである。 (B)ジョイスティックハンドルの位置の領域に対応す
る前後位置データ、左右位置データを示すデータ図であ
る。
【図20】従来の周波数出力処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図21】周波数データと周波数との関係を示すグラフ
図である。
【符号の説明】
1 ジョイスティックコントローラ(進行旋回設定器) 1a ジョイスティックハンドル 2 シート位置検出部 3 制御部 104 エンジン 105A 左用油圧ポンプ装置 106 左用油圧モータ 107 左用スプロケット 108 左用ゴムクローラ 109A 右用油圧ポンプ装置 110 右用油圧モータ 111 右用スプロケット 112 右用ゴムクローラ SW1 旋回モード切替スイッチ SW2 積込みモードスイッチ VR 最高速設定ボリューム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイスティックハンドルの傾斜方向お
    よび傾斜角度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号
    と右旋回か左旋回かを示す左右位置信号とを出力するジ
    ョイスティックコントローラと、前記前後位置信号と前
    記左右位置信号とを入力して車両走行を制御する制御部
    とを有する特殊車両の走行制御装置であって、通常旋回
    モードと超信地旋回モードとを切り替える旋回モード切
    替スイッチを備えたことを特徴とする特殊車両の走行制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回モード切替スイッチは、前記ジ
    ョイスティックハンドルの頂上に配設され、指で押した
    ときにはオン信号を、指を放したときにはオフ信号を出
    力することを特徴とする請求項1記載の特殊車両の走行
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記旋回モード切替スイ
    ッチのオン、オフを判定する旋回モード判定手段を有す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の特殊車
    両の走行制御装置。
  4. 【請求項4】 ジョイスティックハンドルの傾斜方向お
    よび傾斜角度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号
    と右旋回か左旋回かを示す左右位置信号とを出力するジ
    ョイスティックコントローラと、前記前後位置信号と前
    記左右位置信号とを入力して車両走行を制御する制御部
    とを有する特殊車両の走行制御装置であって、積込みモ
    ードをオン、オフする積込みモードスイッチを備えたこ
    とを特徴とする特殊車両の走行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は前記積込みモードスイッチ
    のオン、オフを判定する積込みモード判定手段を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の特殊車両の走行制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記積込みモード判定手段は、前記積込
    みモードスイッチがオンと判定したときには、旋回モー
    ドを通常旋回モードとなし、左右の走行速度を前記前後
    位置信号と前記左右位置信号とに基づく走行速度の半分
    となすことを特徴とする請求項5記載の特殊車両の走行
    制御装置。
  7. 【請求項7】 ジョイスティックハンドルの傾斜方向お
    よび傾斜角度に応じて前進か後進かを示す前後位置信号
    と右旋回か左旋回かを示す左右位置信号とを出力するジ
    ョイスティックコントローラと、前記前後位置信号と前
    記左右位置信号とを入力して車両走行を制御する制御部
    とを有する特殊車両の走行制御装置であって、最高速を
    設定するための最高速設定ボリュームを備えたことを特
    徴とする特殊車両の走行制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は前記最高速設定ボリューム
    の設定値を判定する最高速規制手段を有することを特徴
    とする請求項7記載の特殊車両の走行制御装置。
  9. 【請求項9】 前記最高速規制手段は、前記最高速設定
    ボリュームの設定値に応じて走行速度を前記前後位置信
    号と前記左右位置信号とに基づく指示速度よりも低減す
    ることを特徴とする請求項8記載の特殊車両の走行制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020011652A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 株式会社ササキコーポレーション 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム
JP2022119846A (ja) * 2018-07-19 2022-08-17 株式会社ササキコーポレーション 自走式作業機及び自走式作業機の制御システム

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JP3015228U (ja) * 1995-02-28 1995-08-29 株式会社タイガーマシン製作所 水性顔料の自動調合混合装置

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