JPH097026A - 現金自動取引機 - Google Patents
現金自動取引機Info
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- JPH097026A JPH097026A JP14754695A JP14754695A JPH097026A JP H097026 A JPH097026 A JP H097026A JP 14754695 A JP14754695 A JP 14754695A JP 14754695 A JP14754695 A JP 14754695A JP H097026 A JPH097026 A JP H097026A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 18
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000011017 operating method Methods 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 11
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 紙幣と硬貨を同じ一つの投入口に投入し、内
部でそれらを分離してそれぞれ紙幣処理部および硬貨処
理部に送って処理する。 【効果】 誤まって紙幣を硬貨入金口に投入したり硬貨
を紙幣入金口に投入したりすることによる障害の発生を
防止することが可能になり、従って信頼性と高い現金自
動取引機が得られる。また、紙幣と硬貨を区別してそれ
ぞれの投入口に投入する必要がなくなるため、操作性の
優れた現金自動取引機が得られる。
部でそれらを分離してそれぞれ紙幣処理部および硬貨処
理部に送って処理する。 【効果】 誤まって紙幣を硬貨入金口に投入したり硬貨
を紙幣入金口に投入したりすることによる障害の発生を
防止することが可能になり、従って信頼性と高い現金自
動取引機が得られる。また、紙幣と硬貨を区別してそれ
ぞれの投入口に投入する必要がなくなるため、操作性の
優れた現金自動取引機が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関にお
いて預貯金の入出金処理を自動的に行うための現金自動
取引機に関し、特に紙幣と硬貨を一つの現金投入部に投
入できるようにした現金自動取引機に関する。
いて預貯金の入出金処理を自動的に行うための現金自動
取引機に関し、特に紙幣と硬貨を一つの現金投入部に投
入できるようにした現金自動取引機に関する。
【０００２】
【従来の技術】銀行等の金融機関において預貯金の入出
金業務を自動的に行うための従来の現金自動取引機は、
例えば特開昭６０−１２０４９０号公報に開示されてい
るように、紙幣を投入するための紙幣入金口と、硬貨を
投入するための硬貨入金口とを別個に設けてあり、紙幣
と硬貨とを同時に投入して入出金処理を行う場合には、
利用者が紙幣と硬貨とを区別してそれぞれの入金口に投
入するように構成されている。
金業務を自動的に行うための従来の現金自動取引機は、
例えば特開昭６０−１２０４９０号公報に開示されてい
るように、紙幣を投入するための紙幣入金口と、硬貨を
投入するための硬貨入金口とを別個に設けてあり、紙幣
と硬貨とを同時に投入して入出金処理を行う場合には、
利用者が紙幣と硬貨とを区別してそれぞれの入金口に投
入するように構成されている。
【０００３】図６は、このような従来の現金自動取引機
の一例を示す斜視図、図７は、図６の例の構成を示すブ
ロック図、図８は、図６の例の動作を示すフローチャー
トである。
の一例を示す斜視図、図７は、図６の例の構成を示すブ
ロック図、図８は、図６の例の動作を示すフローチャー
トである。
【０００４】図６において、装置本体５０の前部の操作
部５１の上面には、紙幣入金口５４および紙幣出金口５
５および硬貨入金口５６および硬貨出金口５７および操
作案内表示部５８および取引操作キー５９が設けられて
おり、後部の垂直面には、磁気カード挿入取出口５２お
よび通帳挿入取出口５３が設けられている。また装置本
体５０の内部には、図７に示すように、磁気カードリー
ダ６１おおび取引明細書発行部６２および通帳印字部６
３および紙幣預入部６４および紙幣放出部６５および硬
貨預入部６６および硬貨放出部６７および制御部６０お
よび通信制御部６８が収納されている。
部５１の上面には、紙幣入金口５４および紙幣出金口５
５および硬貨入金口５６および硬貨出金口５７および操
作案内表示部５８および取引操作キー５９が設けられて
おり、後部の垂直面には、磁気カード挿入取出口５２お
よび通帳挿入取出口５３が設けられている。また装置本
体５０の内部には、図７に示すように、磁気カードリー
ダ６１おおび取引明細書発行部６２および通帳印字部６
３および紙幣預入部６４および紙幣放出部６５および硬
貨預入部６６および硬貨放出部６７および制御部６０お
よび通信制御部６８が収納されている。
【０００５】本装置の利用者は、操作案内表示部５８に
表示される指示に従って取引操作キー５９を操作し、磁
気カード挿入取出口５２に磁気カードを挿入して入出金
の取引きを行う。
表示される指示に従って取引操作キー５９を操作し、磁
気カード挿入取出口５２に磁気カードを挿入して入出金
の取引きを行う。
【０００６】このように構成された現金自動取引機の動
作は、図８に示すように、まず最初に利用者が磁気カー
ド挿入取出口５２に磁気カードを挿入すると、磁気カー
ドリーダ６１が磁気カードの記録内容（口座番号や暗証
番号等）を読取り（ステップ７１）、操作案内表示部５
８に「入金」「出金」「記帳」「照会」等の取引項目を
表示し、利用者に取引操作キー５９のうちの該当するキ
ーを押下させる（ステップ７２）。紙幣と硬貨との両方
で入金したい場合には、次に「紙幣硬貨入金キー」を押
下すると、まず硬貨入金口５６の蓋が開いて硬貨の投入
を促がす（ステップ７３）。この時点では紙幣入金口５
４の蓋は開いていない。硬貨入金口５６に硬貨を投入し
て（ステップ７４）蓋を閉じると（ステップ７５）、紙
幣入金口５４の蓋が開く（ステップ８５およびステップ
７６）。ここで紙幣を投入して（ステップ７７）紙幣入
金口５４の蓋を閉じると（ステップ７８）、紙幣および
硬貨の投入額を計算し、入金額の合計を操作案内表示部
５８に表示する（ステップ７９）。利用者が入金額の合
計を確認して取引操作キー５９の「入金確認キー」を押
下すると（ステップ８０）、制御部６０は通信制御部６
８を介してセンターシステムと交信し（ステップ８
１）、取引明細書発行部６２において取引内容を印字し
て（ステップ８２）取引明細書を発行した（ステップ８
３）後、磁気カードを磁気カード挿入取出口５２に排出
して（ステップ８４）取引操作を終了する。
作は、図８に示すように、まず最初に利用者が磁気カー
ド挿入取出口５２に磁気カードを挿入すると、磁気カー
ドリーダ６１が磁気カードの記録内容（口座番号や暗証
番号等）を読取り（ステップ７１）、操作案内表示部５
８に「入金」「出金」「記帳」「照会」等の取引項目を
表示し、利用者に取引操作キー５９のうちの該当するキ
ーを押下させる（ステップ７２）。紙幣と硬貨との両方
で入金したい場合には、次に「紙幣硬貨入金キー」を押
下すると、まず硬貨入金口５６の蓋が開いて硬貨の投入
を促がす（ステップ７３）。この時点では紙幣入金口５
４の蓋は開いていない。硬貨入金口５６に硬貨を投入し
て（ステップ７４）蓋を閉じると（ステップ７５）、紙
幣入金口５４の蓋が開く（ステップ８５およびステップ
７６）。ここで紙幣を投入して（ステップ７７）紙幣入
金口５４の蓋を閉じると（ステップ７８）、紙幣および
硬貨の投入額を計算し、入金額の合計を操作案内表示部
５８に表示する（ステップ７９）。利用者が入金額の合
計を確認して取引操作キー５９の「入金確認キー」を押
下すると（ステップ８０）、制御部６０は通信制御部６
８を介してセンターシステムと交信し（ステップ８
１）、取引明細書発行部６２において取引内容を印字し
て（ステップ８２）取引明細書を発行した（ステップ８
３）後、磁気カードを磁気カード挿入取出口５２に排出
して（ステップ８４）取引操作を終了する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
現金自動取引機は、紙幣を投入するための紙幣入金口と
硬貨を投入するための硬貨入金口とを別個に設けてある
ため、紙幣と硬貨とを同時に投入して入出金処理を行う
場合に、利用者が紙幣と硬貨とを区別してそれぞれの入
金口に投入しなければならないが、誤まって紙幣を硬貨
入金口に投入したり硬貨を紙幣入金口に投入したりする
ことがあり、これらによって障害が発生するという問題
点を有している。これを回避するため、紙幣入金口と硬
貨入金口とに蓋を設け、該当する入金キーの押下によっ
て一方の入金口の蓋だけが開くようにしているが、それ
でも誤投入を完全に防止することは不可能である。
現金自動取引機は、紙幣を投入するための紙幣入金口と
硬貨を投入するための硬貨入金口とを別個に設けてある
ため、紙幣と硬貨とを同時に投入して入出金処理を行う
場合に、利用者が紙幣と硬貨とを区別してそれぞれの入
金口に投入しなければならないが、誤まって紙幣を硬貨
入金口に投入したり硬貨を紙幣入金口に投入したりする
ことがあり、これらによって障害が発生するという問題
点を有している。これを回避するため、紙幣入金口と硬
貨入金口とに蓋を設け、該当する入金キーの押下によっ
て一方の入金口の蓋だけが開くようにしているが、それ
でも誤投入を完全に防止することは不可能である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引機
は、入出金処理の操作を行う取引操作画面と、投入され
た現金の紙幣と硬貨とを分離して前記紙幣を紙幣処理部
に送り前記硬貨を硬貨処理部に送る現金投入部と、磁気
カードの挿入および排出を行う磁気カード入出口と、通
帳の挿入および排出を行う通帳入出口と、前記硬貨処理
部で処理された硬貨の排出を行う硬貨受取口と、前記現
金投入部から送られてきた前記紙幣を含む紙幣の入出金
処理を行なう前記紙幣処理部と、前記現金投入部から送
られてきた前記硬貨を含む硬貨の入出金処理を行う前記
硬貨処理部と、操作法について音声で案内する音声案内
機構部と、全体の動作の制御を行なう制御部とを備える
ものであり、特に、投入口を開閉する現金投入口シャッ
ターと、前記現金投入口シャッターの開閉状態を検出す
るシャッター開閉検出センサと、投入された現金のうち
の紙幣を立位状態で保持する紙幣受け部と、前記紙幣受
け部に保持した前記紙幣を対向する壁面に押圧する紙幣
押圧板と、前記紙幣押圧板の動作を駆動する紙幣押圧モ
ータと、前記紙幣押圧板の押圧力を検出する圧力検出セ
ンサと、前記紙幣および前記紙幣受け部および前記紙幣
押圧板を９０度回動させて前記紙幣を水平状態とする紙
幣受け部回動モータと、水平状態とした前記紙幣を前記
紙幣処理部の方に送り出す繰出しローラと、前記繰出し
ローラの動作を駆動する紙幣繰出しモータと、前記現金
投入部内に残留している前記紙幣の有無を検出する紙幣
残留センサと、投入された前記紙幣の異常を検出する異
常媒体検出センサと、投入された前記現金のうちの前記
硬貨を収納する硬貨受け部と、前記紙幣受け部の上に残
留している前記硬貨の有無を検出する硬貨残留センサ
と、前記紙幣受け部を振動させて残留している前記硬貨
を落下させるソレノイドと、前記硬貨受け部の中の前記
硬貨の送出し動作を駆動する硬貨受け部作動モータと、
前記硬貨受け部に収納した前記硬貨を前記硬貨処理部に
送り出す硬貨繰出しベルトとを有する現金投入部を備え
るものである。
は、入出金処理の操作を行う取引操作画面と、投入され
た現金の紙幣と硬貨とを分離して前記紙幣を紙幣処理部
に送り前記硬貨を硬貨処理部に送る現金投入部と、磁気
カードの挿入および排出を行う磁気カード入出口と、通
帳の挿入および排出を行う通帳入出口と、前記硬貨処理
部で処理された硬貨の排出を行う硬貨受取口と、前記現
金投入部から送られてきた前記紙幣を含む紙幣の入出金
処理を行なう前記紙幣処理部と、前記現金投入部から送
られてきた前記硬貨を含む硬貨の入出金処理を行う前記
硬貨処理部と、操作法について音声で案内する音声案内
機構部と、全体の動作の制御を行なう制御部とを備える
ものであり、特に、投入口を開閉する現金投入口シャッ
ターと、前記現金投入口シャッターの開閉状態を検出す
るシャッター開閉検出センサと、投入された現金のうち
の紙幣を立位状態で保持する紙幣受け部と、前記紙幣受
け部に保持した前記紙幣を対向する壁面に押圧する紙幣
押圧板と、前記紙幣押圧板の動作を駆動する紙幣押圧モ
ータと、前記紙幣押圧板の押圧力を検出する圧力検出セ
ンサと、前記紙幣および前記紙幣受け部および前記紙幣
押圧板を９０度回動させて前記紙幣を水平状態とする紙
幣受け部回動モータと、水平状態とした前記紙幣を前記
紙幣処理部の方に送り出す繰出しローラと、前記繰出し
ローラの動作を駆動する紙幣繰出しモータと、前記現金
投入部内に残留している前記紙幣の有無を検出する紙幣
残留センサと、投入された前記紙幣の異常を検出する異
常媒体検出センサと、投入された前記現金のうちの前記
硬貨を収納する硬貨受け部と、前記紙幣受け部の上に残
留している前記硬貨の有無を検出する硬貨残留センサ
と、前記紙幣受け部を振動させて残留している前記硬貨
を落下させるソレノイドと、前記硬貨受け部の中の前記
硬貨の送出し動作を駆動する硬貨受け部作動モータと、
前記硬貨受け部に収納した前記硬貨を前記硬貨処理部に
送り出す硬貨繰出しベルトとを有する現金投入部を備え
るものである。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示す斜視図、図
２は図１の実施例の内部を示す側面図、図３は図２のＡ
部の詳細を示す側面図、図４は図３の紙幣受け部を示す
斜視図、図５は図３の紙幣受け部を９０度回転させたと
きの状態を示す側面図である。
２は図１の実施例の内部を示す側面図、図３は図２のＡ
部の詳細を示す側面図、図４は図３の紙幣受け部を示す
斜視図、図５は図３の紙幣受け部を９０度回転させたと
きの状態を示す側面図である。
【００１１】図１の現金自動取引機１６は、前部の上面
に、入出金処理の操作を行う取引操作画面１５および紙
幣および硬貨を投入する現金投入部１が設けられてお
り、後部の垂直面に、磁気カードの挿入および排出を行
う磁気カード入出口１３および通帳の挿入および排出を
行う通帳入出口１４および硬貨の排出を行う硬貨受取口
９が設けられている。
に、入出金処理の操作を行う取引操作画面１５および紙
幣および硬貨を投入する現金投入部１が設けられてお
り、後部の垂直面に、磁気カードの挿入および排出を行
う磁気カード入出口１３および通帳の挿入および排出を
行う通帳入出口１４および硬貨の排出を行う硬貨受取口
９が設けられている。
【００１２】現金自動取引機１６の内部には、図２に示
すように、現金投入部１に投入された現金のうちの紙幣
を含む紙幣の入出金処理を行なう紙幣処理部２と、現金
投入部１に投入された現金うちの硬貨を含む硬貨の入出
金処理を行う硬貨処理部６と、操作法について音声で案
内する音声案内機構部１２と、本現金自動取引機の全体
の動作の制御を行なう制御部（ＣＰＵ）１７とが設けら
れている。
すように、現金投入部１に投入された現金のうちの紙幣
を含む紙幣の入出金処理を行なう紙幣処理部２と、現金
投入部１に投入された現金うちの硬貨を含む硬貨の入出
金処理を行う硬貨処理部６と、操作法について音声で案
内する音声案内機構部１２と、本現金自動取引機の全体
の動作の制御を行なう制御部（ＣＰＵ）１７とが設けら
れている。
【００１３】現金投入部１は、図３に示すように、現金
投入口（現金は矢印Ｂ方向から投入）を開閉する現金投
入口シャッター１０と、現金投入口シャッター１０の開
閉状態を検出するシャッター開閉検出センサ１１と、投
入された現金のうちの紙幣３０を立位状態で保持する紙
幣受け部１８と、紙幣受け部１８に保持した紙幣３０を
対向する左側の壁面に押圧する紙幣押圧板２１と、紙幣
押圧板２１の動作を駆動する紙幣押圧モータ２３と、紙
幣押圧板２１の押圧力を検出する圧力検出センサ２２
と、紙幣３０および紙幣受け部１８および紙幣押圧板２
１を９０度回動させて紙幣３０を水平状態とする（図５
参照）紙幣受け部回動モータ２４と、水平状態とした紙
幣３０を紙幣処理部２の方に送り出す繰出しローラ３
と、繰出しローラ３の動作を駆動する紙幣繰出しモータ
４と、現金投入部１内に残留している紙幣の有無を検出
する紙幣残留センサ２５と、投入された紙幣の異常を検
出する異常媒体検出センサ１９と、投入された現金のう
ちの硬貨３１を収納する硬貨受け部５と、紙幣受け部１
８の上に残留している硬貨の有無を検出する硬貨残留セ
ンサ２６と、紙幣受け部１８を振動させて残留している
硬貨を落下させるソレノイド２０と、硬貨受け部５の中
の硬貨の送出し動作を駆動する硬貨受け部作動モータ８
と、硬貨受け部５に収納した硬貨を硬貨処理部６に送り
出す硬貨繰出しベルト７とを有している。
投入口（現金は矢印Ｂ方向から投入）を開閉する現金投
入口シャッター１０と、現金投入口シャッター１０の開
閉状態を検出するシャッター開閉検出センサ１１と、投
入された現金のうちの紙幣３０を立位状態で保持する紙
幣受け部１８と、紙幣受け部１８に保持した紙幣３０を
対向する左側の壁面に押圧する紙幣押圧板２１と、紙幣
押圧板２１の動作を駆動する紙幣押圧モータ２３と、紙
幣押圧板２１の押圧力を検出する圧力検出センサ２２
と、紙幣３０および紙幣受け部１８および紙幣押圧板２
１を９０度回動させて紙幣３０を水平状態とする（図５
参照）紙幣受け部回動モータ２４と、水平状態とした紙
幣３０を紙幣処理部２の方に送り出す繰出しローラ３
と、繰出しローラ３の動作を駆動する紙幣繰出しモータ
４と、現金投入部１内に残留している紙幣の有無を検出
する紙幣残留センサ２５と、投入された紙幣の異常を検
出する異常媒体検出センサ１９と、投入された現金のう
ちの硬貨３１を収納する硬貨受け部５と、紙幣受け部１
８の上に残留している硬貨の有無を検出する硬貨残留セ
ンサ２６と、紙幣受け部１８を振動させて残留している
硬貨を落下させるソレノイド２０と、硬貨受け部５の中
の硬貨の送出し動作を駆動する硬貨受け部作動モータ８
と、硬貨受け部５に収納した硬貨を硬貨処理部６に送り
出す硬貨繰出しベルト７とを有している。
【００１４】次に、上述のように構成した本実施例の動
作について、図３〜図５を参照して説明する。
作について、図３〜図５を参照して説明する。
【００１５】利用者は、磁気カード入出口１３に磁気カ
ードを挿入し、また通帳入出口１４に通帳を挿入し、取
引操作画面１５を操作して入出金操作を開始すると、現
金投入部１の現金投入口シャッター１０が開く。そこで
利用者が紙幣または硬貨を投入すると、図４に示すよう
に、硬貨３１は、紙幣受け部１８の隙間を通過して硬貨
受け部５に落下して収納される。また紙幣３０は、紙幣
受け部１８の上に立位状態で保持される。このとき紙幣
３０は、現金投入口の形状によって図４に示す状態以外
の状態では投入されないようになっている。また、投入
された紙幣に異常があった場合は、異常媒体検出センサ
１９がそれを検出してＣＰＵ１７に通知するため、ＣＰ
Ｕ１７は、音声案内機構部１２によって利用者に音声で
そのことを通告する。
ードを挿入し、また通帳入出口１４に通帳を挿入し、取
引操作画面１５を操作して入出金操作を開始すると、現
金投入部１の現金投入口シャッター１０が開く。そこで
利用者が紙幣または硬貨を投入すると、図４に示すよう
に、硬貨３１は、紙幣受け部１８の隙間を通過して硬貨
受け部５に落下して収納される。また紙幣３０は、紙幣
受け部１８の上に立位状態で保持される。このとき紙幣
３０は、現金投入口の形状によって図４に示す状態以外
の状態では投入されないようになっている。また、投入
された紙幣に異常があった場合は、異常媒体検出センサ
１９がそれを検出してＣＰＵ１７に通知するため、ＣＰ
Ｕ１７は、音声案内機構部１２によって利用者に音声で
そのことを通告する。
【００１６】紙幣と硬貨を同時に投入したり、紙幣のあ
とに硬貨を投入したりすると、硬貨が紙幣の上に乗った
り紙幣の間に引掛ったりして硬貨が硬貨受け部５に落下
しないことがあるため、現金投入口シャッター１０が開
いたことをシャッター開閉検出センサ１１が検出する
と、ＣＰＵ１７は、ソレノイド２０を駆動して紙幣受け
部１８を一定時間振動させ、残留している硬貨を硬貨受
け部５に落下させる。
とに硬貨を投入したりすると、硬貨が紙幣の上に乗った
り紙幣の間に引掛ったりして硬貨が硬貨受け部５に落下
しないことがあるため、現金投入口シャッター１０が開
いたことをシャッター開閉検出センサ１１が検出する
と、ＣＰＵ１７は、ソレノイド２０を駆動して紙幣受け
部１８を一定時間振動させ、残留している硬貨を硬貨受
け部５に落下させる。
【００１７】紙幣受け部１８の振動を停止させると、Ｃ
ＰＵ１７は次に、紙幣押圧モータ２３を駆動して紙幣押
圧板２１の動作させ、紙幣押圧板２１によって紙幣３０
を対向する左側の壁面に押圧させる。紙幣３０が押圧さ
れたことを圧力検出センサ２２が検出すると、ＣＰＵ１
７は、紙幣受け部回動モータ２４を動作させて紙幣３０
および紙幣受け部１８および紙幣押圧板２１を９０度回
動させ、紙幣３０を水平状態とする。図５は、このとき
の状態を示す図である。
ＰＵ１７は次に、紙幣押圧モータ２３を駆動して紙幣押
圧板２１の動作させ、紙幣押圧板２１によって紙幣３０
を対向する左側の壁面に押圧させる。紙幣３０が押圧さ
れたことを圧力検出センサ２２が検出すると、ＣＰＵ１
７は、紙幣受け部回動モータ２４を動作させて紙幣３０
および紙幣受け部１８および紙幣押圧板２１を９０度回
動させ、紙幣３０を水平状態とする。図５は、このとき
の状態を示す図である。
【００１８】紙幣３０が図５の状態となると、ＣＰＵ１
７は、紙幣繰出しモータ４を動作させて繰出しローラ３
を駆動し、繰出しローラ３によって水平状態となってい
る紙幣３０を上位のものから順次紙幣処理部２の方に送
り出して（矢印Ｄ）処理させる。このとき、紙幣の間に
硬貨が挟まっていても、繰出しローラ３が紙幣１枚しか
通過させないため、硬貨が紙幣と共に紙幣処理部２の方
に送り出されることはなく、紙幣押圧板２１の上に残留
する。
７は、紙幣繰出しモータ４を動作させて繰出しローラ３
を駆動し、繰出しローラ３によって水平状態となってい
る紙幣３０を上位のものから順次紙幣処理部２の方に送
り出して（矢印Ｄ）処理させる。このとき、紙幣の間に
硬貨が挟まっていても、繰出しローラ３が紙幣１枚しか
通過させないため、硬貨が紙幣と共に紙幣処理部２の方
に送り出されることはなく、紙幣押圧板２１の上に残留
する。
【００１９】すべての紙幣が送り出されたことを紙幣残
留センサ２５が検出すると、ＣＰＵ１７は、紙幣押圧モ
ータ２３を駆動して紙幣押圧板２１を動作させ、紙幣押
圧板２１を元の状態に復帰させ、更に紙幣受け部回動モ
ータ２４を動作させて紙幣受け部１８および紙幣押圧板
２１を元の状態（図３の状態）に戻す。これにより、紙
幣押圧板２１の上に残留していた硬貨も硬貨受け部５に
落下する。
留センサ２５が検出すると、ＣＰＵ１７は、紙幣押圧モ
ータ２３を駆動して紙幣押圧板２１を動作させ、紙幣押
圧板２１を元の状態に復帰させ、更に紙幣受け部回動モ
ータ２４を動作させて紙幣受け部１８および紙幣押圧板
２１を元の状態（図３の状態）に戻す。これにより、紙
幣押圧板２１の上に残留していた硬貨も硬貨受け部５に
落下する。
【００２０】次に、硬貨残留センサ２６が残留している
硬貨が無いことを検出すると、ＣＰＵ１７は、硬貨受け
部作動モータ８を動作させて硬貨受け部５の中の硬貨３
１を硬貨繰出しベルト７の上に載せ、硬貨処理部６に送
り出す（矢印Ｃ）。利用者が硬貨を投入した後に取引き
を中止したため硬貨を返却する場合や、預金の引出しま
たは両替等によって硬貨を排出する場合は、硬貨処理部
６において処理した後、硬貨受取口９に硬貨を排出す
る。
硬貨が無いことを検出すると、ＣＰＵ１７は、硬貨受け
部作動モータ８を動作させて硬貨受け部５の中の硬貨３
１を硬貨繰出しベルト７の上に載せ、硬貨処理部６に送
り出す（矢印Ｃ）。利用者が硬貨を投入した後に取引き
を中止したため硬貨を返却する場合や、預金の引出しま
たは両替等によって硬貨を排出する場合は、硬貨処理部
６において処理した後、硬貨受取口９に硬貨を排出す
る。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現金自動
取引機は、紙幣と硬貨を同じ一つの投入口に投入し、内
部でそれらを分離してそれぞれ紙幣処理部および硬貨処
理部に送って処理することにより、誤まって紙幣を硬貨
入金口に投入したり硬貨を紙幣入金口に投入したりする
ことによる障害の発生を防止することが可能になるとい
う効果があり、従って信頼性と高い現金自動取引機が得
られるという効果がある。また、紙幣と硬貨を区別して
それぞれの投入口に投入する必要がなくなるため、操作
性の優れた現金自動取引機が得られるという効果もあ
る。
取引機は、紙幣と硬貨を同じ一つの投入口に投入し、内
部でそれらを分離してそれぞれ紙幣処理部および硬貨処
理部に送って処理することにより、誤まって紙幣を硬貨
入金口に投入したり硬貨を紙幣入金口に投入したりする
ことによる障害の発生を防止することが可能になるとい
う効果があり、従って信頼性と高い現金自動取引機が得
られるという効果がある。また、紙幣と硬貨を区別して
それぞれの投入口に投入する必要がなくなるため、操作
性の優れた現金自動取引機が得られるという効果もあ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の実施例の内部を示す側面図である。
【図３】図２のＡ部の詳細を示す側面図である。
【図４】図３の紙幣受け部を示す斜視図である。
【図５】図３の紙幣受け部を９０度回転させたときの状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図６】従来の現金自動取引機の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図７】図６の例の構成を示すブロック図である。
【図８】図６の例の動作を示すフローチャートである。
１ 現金投入部 ２ 紙幣処理部 ３ 繰出しローラ ４ 紙幣繰出しモータ ５ 硬貨受け部 ６ 硬貨処理部 ７ 硬貨繰出しベルト ８ 硬貨受け部作動モータ ９ 硬貨受取口 １０ 現金投入口シャッター １１ シャッター開閉検出センサ １２ 音声案内機構部 １３ 磁気カード入出口 １４ 通帳入出口 １５ 取引操作画面 １６ 現金自動取引機 １７ 制御部（ＣＰＵ） １８ 紙幣受け部 １９ 異常媒体検出センサ ２０ ソレノイド ２１ 紙幣押圧板 ２２ 圧力検出センサ ２３ 紙幣押圧モータ ２４ 紙幣受け部回動モータ ２５ 紙幣残留センサ ２６ 硬貨残留センサ ３０ 紙幣 ３１ 硬貨 ５０ 装置本体 ５１ 操作部 ５２ 磁気カード挿入取出口 ５３ 通帳挿入取出口 ５４ 紙幣入金口 ５５ 紙幣出金口 ５６ 硬貨入金口 ５７ 硬貨出金口 ５８ 操作案内表示部 ５９ 取引操作キー ６０ 制御部 ６１ 磁気カードリーダ ６２ 取引明細書発行部 ６３ 通帳印字部 ６４ 紙幣預入部 ６５ 紙幣放出部 ６６ 硬貨預入部 ６７ 硬貨放出部 ６８ 通信制御部 ７１〜８５ ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/30 ３２０
Claims (2)
- 【請求項１】 入出金処理の操作を行う取引操作画面
と、投入された現金の紙幣と硬貨とを分離して前記紙幣
を紙幣処理部に送り前記硬貨を硬貨処理部に送る現金投
入部と、磁気カードの挿入および排出を行う磁気カード
入出口と、通帳の挿入および排出を行う通帳入出口と、
前記硬貨処理部で処理された硬貨の排出を行う硬貨受取
口と、前記現金投入部から送られてきた前記紙幣を含む
紙幣の入出金処理を行なう前記紙幣処理部と、前記現金
投入部から送られてきた前記硬貨を含む硬貨の入出金処
理を行う前記硬貨処理部と、操作法について音声で案内
する音声案内機構部と、全体の動作の制御を行なう制御
部とを備えることを特徴とする現金自動取引機。 - 【請求項２】 投入口を開閉する現金投入口シャッター
と、前記現金投入口シャッターの開閉状態を検出するシ
ャッター開閉検出センサと、投入された現金のうちの紙
幣を立位状態で保持する紙幣受け部と、前記紙幣受け部
に保持した前記紙幣を対向する壁面に押圧する紙幣押圧
板と、前記紙幣押圧板の動作を駆動する紙幣押圧モータ
と、前記紙幣押圧板の押圧力を検出する圧力検出センサ
と、前記紙幣および前記紙幣受け部および前記紙幣押圧
板を９０度回動させて前記紙幣を水平状態とする紙幣受
け部回動モータと、水平状態とした前記紙幣を前記紙幣
処理部の方に送り出す繰出しローラと、前記繰出しロー
ラの動作を駆動する紙幣繰出しモータと、前記現金投入
部内に残留している前記紙幣の有無を検出する紙幣残留
センサと、投入された前記紙幣の異常を検出する異常媒
体検出センサと、投入された前記現金のうちの前記硬貨
を収納する硬貨受け部と、前記紙幣受け部の上に残留し
ている前記硬貨の有無を検出する硬貨残留センサと、前
記紙幣受け部を振動させて残留している前記硬貨を落下
させるソレノイドと、前記硬貨受け部の中の前記硬貨の
送出し動作を駆動する硬貨受け部作動モータと、前記硬
貨受け部に収納した前記硬貨を前記硬貨処理部に送り出
す硬貨繰出しベルトとを有する現金投入部を備えること
を特徴とする請求項１記載の現金自動取引機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14754695A JP2747245B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 現金自動取引機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14754695A JP2747245B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 現金自動取引機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097026A true JPH097026A (ja) | 1997-01-10 |
| JP2747245B2 JP2747245B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15432772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14754695A Expired - Lifetime JP2747245B2 (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 現金自動取引機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2747245B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280226A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Hitachi Ltd | 現金自動取扱装置 |
| KR100534090B1 (ko) * | 2003-05-23 | 2005-12-08 | 주식회사 키트론 | 동전 및 지폐 입금 단말기의 입금 방법 |
| KR100563630B1 (ko) * | 2003-12-19 | 2006-03-22 | 주식회사 국민은행 | 지폐/동전 입출금 장치 |
| WO2017164145A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 日本電気株式会社 | 現金処理装置 |
| CN111563993A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-08-21 | 西安石油大学 | 一种钱币分类清点机 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136777U (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
| JPH05174226A (ja) * | 1991-12-19 | 1993-07-13 | Omron Corp | 現金処理装置 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14754695A patent/JP2747245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136777U (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
| JPH05174226A (ja) * | 1991-12-19 | 1993-07-13 | Omron Corp | 現金処理装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280226A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Hitachi Ltd | 現金自動取扱装置 |
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| KR100563630B1 (ko) * | 2003-12-19 | 2006-03-22 | 주식회사 국민은행 | 지폐/동전 입출금 장치 |
| WO2017164145A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 日本電気株式会社 | 現金処理装置 |
| CN111563993A (zh) * | 2020-04-30 | 2020-08-21 | 西安石油大学 | 一种钱币分类清点机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2747245B2 (ja) | 1998-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |