JPH0969899A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JPH0969899A
JPH0969899A JP7223898A JP22389895A JPH0969899A JP H0969899 A JPH0969899 A JP H0969899A JP 7223898 A JP7223898 A JP 7223898A JP 22389895 A JP22389895 A JP 22389895A JP H0969899 A JPH0969899 A JP H0969899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
fixing member
guide plate
main body
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7223898A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Watanabe
英世 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7223898A priority Critical patent/JPH0969899A/ja
Publication of JPH0969899A publication Critical patent/JPH0969899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジを副走査方向に移動させて画像を
読取走査する画像読取装置を納品後に輸送するような場
合に、専用の固定部材などを用意することなくキャリッ
ジを固定できるようにする。 【解決手段】 コンタクトガラスの一縁部で読取原稿を
ガイドするガイドプレート14を着脱自在に設け、キャ
リッジ6,7に係脱自在に係合する固定部材18をガイ
ドプレート14に変位自在に装着した。装置本体からガ
イドプレート14を取り外して固定部材18を移動させ
ることで、輸送時にはキャリッジ6,7を固定し、設置
時にはキャリッジ6,7を移動自在とする。このように
キャリッジ6,7の固定を解除しても、固定部材18は
ガイドプレート14に装着されているので廃棄されな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジを副走
査方向に移動させて読取原稿を読取走査する画像読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナなどの画像読取装置
は、読取原稿の読取画像を読取走査する。このような画
像読取装置は、一般的にコンタクトガラスが装置本体の
上面に設けられており、この装置本体の内部に主走査方
向に細長いラインセンサが配置されている。そして、副
走査方向に移動自在に各々支持された第一キャリッジと
第二キャリッジとによりコンタクトガラスからラインセ
ンサまで連続する走査光路を形成し、第一キャリッジと
第二キャリッジとを二対一の比率で移動させてコンタク
トガラスに載置された読取原稿の読取画像をラインセン
サにより読取走査する。
【0003】このような画像読取装置は、光学部品から
なる第一キャリッジと第二キャリッジとが移動自在であ
るので、その出荷時などにはキャリッジを固定して破損
を防止する必要がある。一般的な画像読取装置では、専
用の固定部材をビスなどにより装置本体に装着し、この
固定部材によりキャリッジを保持する。このように固定
部材によりキャリッジを固定した画像読取装置を出荷し
た場合は、この画像読取装置の設置後に固定部材を取り
外してキャリッジの固定を解除する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像読取装置
では、製品出荷時に移動自在なキャリッジが破損するこ
とを防止するため、専用の固定部材によりキャリッジを
装置本体に固定している。
【0005】しかし、上述のように画像読取装置をユー
ザに納品してからも、画像読取装置を再生するための回
収時や、事務所を移転するための移送時などに、画像読
取装置を輸送することがある。このように画像読取装置
を輸送する場合には、やはり固定部材によりキャリッジ
を固定する必要があるが、固定部材は納品時に画像読取
装置から取り外されるので、廃棄されていたり紛失して
いることが多い。この場合、キャリッジを固定すること
なく画像読取装置を輸送することになるが、これではキ
ャリッジが移動して破損する可能性が高い。
【0006】例えば、特開平2-120874号公報に開示され
た画像読取装置では、キャリッジに突設された凸部にボ
ルト孔が形成されており、このボルト孔にボルトを挿通
させてキャリッジを装置本体に固定する。このため、出
荷後の画像読取装置を輸送する場合でも、汎用のボルト
だけ用意すればキャリッジを固定することができる。
【0007】しかし、この場合もボルトは用意する必要
があり、このボルトを着脱する工具も必要である。しか
も、二個のキャリッジを装置本体に固定するためには、
かなり大きなボルトが必要である。
【0008】また、上述のように固定部材やボルトでキ
ャリッジを固定した場合、この位置を表示する必要があ
る。このため、固定部材の位置に赤いシールを貼付する
などしているが、これでは専用のシールを用意する必要
があり、これを貼付する作業も煩雑である。
【0009】なお、コンタクトガラスと対向する位置を
移動するキャリッジにラインセンサを搭載し、このライ
ンセンサを直接に移動させて読取原稿を読取走査する画
像読取装置もあるが、このような画像読取装置にも上述
のような課題は同様に発生する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
読取原稿が載置されるコンタクトガラスを装置本体の上
面に設け、この装置本体の内部に少なくとも一個のキャ
リッジを副走査方向に移動自在に配置し、このキャリッ
ジを移動させて読取原稿の読取画像を読取走査する画像
読取装置において、前記コンタクトガラスの一縁部に位
置して読取原稿をガイドするガイドプレートを前記装置
本体に着脱自在に装着し、前記キャリッジに係脱自在に
係合する固定部材を設け、この固定部材を前記キャリッ
ジに係合する位置と干渉しない位置とに変位自在に前記
ガイドプレートに装着した。画像読取装置の輸送時など
には、装置本体から取り外したガイドプレートの固定部
材をキャリッジに係合する位置に移動させ、このガイド
プレートを装置本体に装着することにより、固定部材で
キャリッジを固定することができる。画像読取装置の設
置時などには、ガイドプレートを装置本体から取り外し
て固定部材をキャリッジに干渉しない位置に移動させ、
このガイドプレートを装置本体に装着することにより、
キャリッジを移動自在な状態に復帰させることができ
る。
【0011】請求項2記載の発明は、読取原稿が載置さ
れるコンタクトガラスを装置本体の上面に設け、この装
置本体の内部に少なくとも一個のキャリッジを副走査方
向に移動自在に配置し、このキャリッジを移動させて読
取原稿の読取画像を読取走査する画像読取装置におい
て、前記コンタクトガラスの一縁部に位置して読取原稿
をガイドするガイドプレートを前記装置本体に締結部材
により装着し、前記キャリッジに連通する固定装着部を
前記ガイドプレートと前記装置本体との少なくとも一方
に形成し、前記固定装着部に着脱自在に装着されて前記
キャリッジに係脱自在に係合する固定部材を設け、この
固定部材が前記締結部材を遮蔽する位置に着脱自在に装
着される遮蔽装着部を前記ガイドプレートに形成した。
画像読取装置の輸送時などには、固定装置部に固定部材
を装着することにより、キャリッジを固定することがで
きる。画像読取装置の設置時などには、遮蔽装着部に装
着した固定部材を装着することにより、キャリッジを移
動自在な状態に復帰させることができると共に、固定部
材で締結部材を遮蔽することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、固定部材の位置を示す目印を形成し
たので、固定部材の位置が簡易かつ確実に示される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図4に基づいて以下に説明する。まず、図1及び
図2に示すように、ここで画像読取装置として例示する
イメージスキャナ1は、装置本体2の上面にコンタクト
ガラス3が設けられており、このコンタクトガラス3上
には原稿圧板4が開閉自在に装着されている。前記コン
タクトガラス3の下方には副走査機構5が設けられてお
り、この副走査機構5は、第一キャリッジ6と第二キャ
リッジ7とを副走査方向に二対一の比率で移動させる。
【0014】前記第一キャリッジ6は、直管型蛍光灯8
と反射ミラー9とを有しており、前記第二キャリッジ7
は、反射ミラー10,11を有している。この第二キャ
リッジ7と対向する位置には、結像レンズ12を介して
ラインセンサ13が配置されており、このラインセンサ
13には、撮像素子として多数のCCD(Charge Couple
d Device)が主走査方向に連設されている。
【0015】前記コンタクトガラス3には前記第一キャ
リッジ6が対向し、この第一キャリッジ6には前記第二
キャリッジ7が対向し、この第二キャリッジ7には前記
ラインセンサ13が対向することにより、前記コンタク
トガラス3から前記ラインセンサ13まで連続する走査
光路が前記キャリッジ6,7により形成されている。
【0016】前記コンタクトガラス3の一縁部にはガイ
ドプレート14が配置されており、このガイドプレート
14は前記装置本体2に締結部材であるボルト15によ
り着脱自在に装着され、このボルト15は前記ガイドプ
レート14に着脱自在に装着された化粧板16により遮
蔽されている。前記ガイドプレート14の裏面には、タ
ッピングビス17により一対の固定部材18が両側に装
着されているが、この固定部材18は、図1及び図3に
示すように、前記キャリッジ6,7に係合する位置と干
渉しない位置とに変位自在である。
【0017】より詳細には、前記固定部材18は、何度
も曲折することが可能なポリプロピレンなどの樹脂の成
形品により形成されており、図4に示すように、前記ガ
イドプレート14に装着される装着部19に薄肉で湾曲
自在な曲折部20を介して本体部21が回動自在に連続
している。前記装着部19と前記本体部21とには接離
自在な係合部22,23が各々形成されており、これら
の係合部22,23が係脱自在に係合する。この係合に
より前記本体部21は前記装着部19から直角に曲折し
た位置に保持されるので、この状態では前記本体部21
は前記キャリッジ6,7に係合する位置に配置される。
【0018】一方、前記ガイドプレート14の裏面には
前記固定部材18の本体部21と対向する位置に係止爪
24が突設されており、この係止爪24が係脱自在に係
合する。この係合により前記本体部21は前記装着部1
9に直線状に連続した位置に保持されるので、この状態
では前記本体部21は前記キャリッジ6,7に干渉しな
い位置に配置される。なお、前記本体部21は、主走査
方向と副走査方向とにリブ状に形成されており、その先
端部25,26は、副走査方向と主走査方向とに順番に
切り欠かれている。
【0019】図1に示すように、前記第一キャリッジ6
には一対の凸部27が形成されており、これらの凸部2
7に大型の矩形の貫通孔28が形成されている。前記第
二キャリッジ7の上面には一対の小型の矩形の貫通孔2
9が形成されており、これらの貫通孔28,29は前記
キャリッジ6,7が初期位置に配置された状態で前記固
定部材18の下方に位置する。このような配置で前記固
定部材18の本体部21が下方に曲折されると、この本
体部21の先端部25,26が前記キャリッジ6,7の
貫通孔28,29に個々に係合する。
【0020】このような構成において、上述したイメー
ジスキャナ1は、コンタクトガラス3上に載置された読
取原稿の読取画像を読み取ることができる。この場合、
副走査機構5によりキャリッジ6,7が二対一の比率で
副走査方向に移動することにより、コンタクトガラス3
に載置された読取原稿の読取画像は一定長の走査光路に
よりラインセンサ13に結像され、副走査方向に連続す
る多数の主走査線として読取走査される。
【0021】このイメージスキャナ1は、上述のように
第一キャリッジ6と第二キャリッジ7とが移動自在であ
るので、その出荷時などにはキャリッジ6,7を固定し
て破損を防止する必要がある。この場合、装置本体2か
らガイドプレート14を取り外した状態で固定部材18
の本体部21を下方に立設させ、キャリッジ6,7を初
期位置に配置した状態で装置本体2にガイドプレート1
4を装着する。すると、固定部材18の本体部21がキ
ャリッジ6,7の貫通孔28,29に係合するので、こ
の係合によりキャリッジ6,7が装置本体2に固定され
る。
【0022】このようにキャリッジ6,7を固定したイ
メージスキャナ1を出荷した場合は、その設置後に固定
部材18によるキャリッジ6,7の固定を解除する。こ
の場合、装置本体2からガイドプレート14を取り外
し、その裏面に固定部材18の本体部21を閉止して係
合爪24に係合させる。このようなガイドプレート14
を装置本体2に装着すると、固定部材18はキャリッジ
6,7に干渉しない位置に維持されるので、これらのキ
ャリッジ6,7を移動させて読取動作を実行することが
できる。
【0023】このように固定部材18によるキャリッジ
6,7の固定を解除しても、固定部材18はガイドプレ
ート14の裏面に装着されているので廃棄されることは
ない。そこで、イメージスキャナ1を再生するために回
収するような場合には、固定部材18によりキャリッジ
6,7を固定することができる。この場合、固定部材1
8やボルトを新規に用意する必要はなく、ガイドプレー
ト14のボルト15を着脱する一般的なドライバのみ用
意すれば良いので、簡易かつ確実に作業を実行すること
ができる。
【0024】なお、上述のように使用状態のイメージス
キャナ1のキャリッジ6,7を固定部材18により固定
するためにはガイドプレート14を着脱する必要がある
が、出荷するイメージスキャナ1のキャリッジ6,7を
固定部材18により固定することはガイドプレート14
の組み付け時に実行することができる。
【0025】さらに、上述のようなイメージスキャナ1
において、固定部材18の位置を示す目印やキャリッジ
6,7の固定方法を、ガイドプレート14の表面などに
表記しておくことも可能である。この場合、ガイドプレ
ート14の固定部材18によりキャリッジ6,7を固定
することを、一般ユーザなどでも簡易かつ確実に実行す
ることができる。
【0026】つぎに、本発明の実施の第二の形態を図5
ないし図10に基づいて以下に説明する。なお、ここで
画像読取装置として例示するイメージスキャナ31に関
し、上述したイメージスキャナ1と同一の部分は、同一
の名称と符号とを利用して詳細な説明は省略する。
【0027】まず、図5及び図6に示すように、ここで
例示するイメージスキャナ31は、前述したイメージス
キャナ1と同様に、装置本体2にガイドプレート14が
締結部材である一対のボルト15により固定されている
が、前述したイメージスキャナ1と相違して、これらの
ボルト15は化粧板でなく固定部材32により遮蔽され
る。より詳細には、図5ないし図8に示すように、ガイ
ドプレート14には、ボルト15を遮蔽する位置に前記
固定部材32が着脱自在に装着される遮蔽装着部33が
形成されており、装置本体2には、キャリッジ6,7を
固定する位置に前記固定部材32が着脱自在に装着され
る固定装着部34が形成されている。
【0028】前記固定部材32は、図9に示すように、
矩形の平板状に形成されており、その本体部35の一方
の端部には一対の係止爪36が突設され、他方の側部に
は一対の係合凸部37が突設されている。これらの係合
凸部37は、アーチ状に形成されることにより、弾発的
に変位自在に突出している。
【0029】ガイドプレート14の遮蔽装着部33は、
垂直方向に扁平で水平方向に連通する矩形の凹部として
形成されており、ガイドプレート14の上面と側面とに
開口している。この遮蔽装着部33には、前記固定部材
32の係止爪36が水平方向から係脱自在に係合する一
対の係合穴38と、前記係合凸部37が水平方向からス
ライド自在に係合するスリット39とが形成されてお
り、このスリット39には前記係合凸部37を弾発的に
保持する楕円形の凸部40が形成されている。
【0030】装置本体2の固定装着部34は、水平方向
に扁平で垂直方向に連通する矩形の貫通孔として形成さ
れており、装置本体2の上面に開口しているので、前記
固定部材32の本体部35が垂直方向から係脱自在に係
合する。この固定装着部34に前記固定部材32が装着
された場合、この固定部材32は装置本体2の内部に突
出し、その本体部35が初期位置の第一キャリッジ6の
貫通孔28に係合すると共に、その係合爪36が初期位
置の第二キャリッジ7の貫通孔29に係合する。
【0031】また、図10に示すように、ガイドプレー
ト14の遮蔽装着部33の底面には、前記固定部材32
の位置を示す目印としてガイダンス41が表記されてお
り、このガイダンス41は“キャリッジ固定”なるメッ
セージと前記固定部材32の位置を示す矢印とにより形
成されている。同様に、図9(a)に示すように、前記
遮蔽装着部33に装着された状態で上方に位置する前記
固定部材32の表面にもガイダンス42が表記されてお
り、このガイダンス42は“下ビス有”なるメッセージ
と前記固定部材32の取り外し方向を示す矢印とにより
形成されている。図9(b)に示すように、前記固定部
材32の裏面にもガイダンス43が表記されており、こ
のガイダンス43は“(兼)キャリッジ固定”なるメッセ
ージにより形成されている。なお、ガイドプレート14
と前記固定部材32とは樹脂の成形により形成されてい
るので、前記ガイダンス41〜43は各々の母材に一体
に成形されている。
【0032】このような構成において、上述したイメー
ジスキャナ31も、前述したイメージスキャナ1と同様
に、その出荷時などにはキャリッジ6,7を固定部材3
2により固定する。この場合、固定部材32を装置本体
2の固定装着部34に上方から装着し、その本体部35
と係合爪36とを初期位置のキャリッジ6,7の貫通孔
28,29に係合させる。
【0033】このような固定部材32によるキャリッジ
6,7の固定を解除する場合は、装置本体2の固定装着
部34から固定部材32を取り外し、この固定部材32
をガイドプレート14の遮蔽装着部33に水平に装着す
る。この場合、固定部材32はキャリッジ6,7に干渉
しない位置に配置され、しかも、ガイドプレート14を
装置本体2に固定したボルト15が固定部材32により
遮蔽される。
【0034】上述のように固定部材32によるキャリッ
ジ6,7の固定を解除しても、固定部材32はガイドプ
レート14の一部として装着される。そこで、イメージ
スキャナ31を再生するために回収するような場合に
は、固定部材32によりキャリッジ6,7を固定するこ
とができる。この場合、固定部材32やボルトを新規に
用意する必要はなく、固定部材32の着脱や移動に工具
を要することもないので、この作業を簡易かつ確実に実
行することができる。さらに、キャリッジ6,7を固定
する固定部材32が、ガイドプレート14のボルト15
を遮蔽する化粧板を兼用しているので、部品数が増加す
ることもない。
【0035】しかも、固定部材32を装置本体2の固定
装着部34に装着した状態では、ガイドプレート14の
遮蔽装着部33のガイダンス41が露出する。この場
合、このガイダンス41には、キャリッジ6,7が固定
部材32で固定されていることが表記されているので、
これを確認することにより一般ユーザでも固定部材32
を固定装着部34から取り外すことができる。
【0036】一方、固定部材32をガイドプレート14
の遮蔽装着部33に装着した状態では、固定部材32の
取り外し方向がガイダンス42により示されるので、一
般ユーザでも固定部材32を遮蔽装着部33から取り外
すことができる。このように遮蔽装着部33から固定部
材32を取り外すと、この固定部材32によりキャリッ
ジ6,7を固定することが、固定部材32の裏面のガイ
ダンス43とガイドプレート14の遮蔽装着部33のガ
イダンス40とにより示されるので、一般ユーザでも固
定部材32を固定装着部34に装着することができる。
【0037】なお、本発明の画像読取装置は、上記した
イメージスキャナ1,31に限定されるものではなく、
各種の変形を許容する。例えば、上述した実施の形態で
は画像読取装置としてイメージスキャナ1,31を例示
したが、これは複写機の画像読取部などにも適用され
る。また、上述した実施の形態では二個のキャリッジ
6,7に反射ミラー10〜12を搭載してラインセンサ
13は固定したが、このようなラインセンサをキャリッ
ジに搭載して直接に移動させることも可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、コンタクトガ
ラスの一縁部に位置して読取原稿をガイドするガイドプ
レートを装置本体に着脱自在に装着し、キャリッジに係
脱自在に係合する固定部材を設け、この固定部材をキャ
リッジに係合する位置と干渉しない位置とに変位自在に
ガイドプレートに装着したことにより、画像読取装置の
輸送時などには、固定部材でキャリッジを固定すること
ができ、画像読取装置の設置時などには、キャリッジを
移動自在な状態にすることができ、このようにキャリッ
ジの固定を解除しても、固定部材はガイドプレートの裏
面に装着されているので廃棄されることがなく、ユーザ
の手元から画像読取装置を回収するような場合でも、固
定部材やボルトを新規に用意することなくキャリッジを
固定することができる。
【0039】請求項2記載の発明は、コンタクトガラス
の一縁部に位置して読取原稿をガイドするガイドプレー
トを装置本体に締結部材により装着し、キャリッジに連
通する固定装着部をガイドプレートと装置本体との少な
くとも一方に形成し、固定装着部に着脱自在に装着され
てキャリッジに係脱自在に係合する固定部材を設け、こ
の固定部材が締結部材を遮蔽する位置に着脱自在に装着
される遮蔽装着部をガイドプレートに形成したことによ
り、画像読取装置の輸送時などには、固定装置部に固定
部材を装着することでキャリッジを固定することがで
き、画像読取装置の設置時などには、遮蔽装着部に固定
部材を装着することでキャリッジを移動自在な状態にす
ることができると共に、固定部材で締結部材を遮蔽する
ことができ、このようにキャリッジの固定を解除しても
固定部材はガイドプレートの一部として装着されるので
廃棄されることがなく、ユーザの手元から画像読取装置
を回収するような場合でも、固定部材やボルトを新規に
用意することなくキャリッジを固定することができる。
【0040】請求項3記載の発明は、固定部材の位置を
示す目印を形成したことにより、この目印で固定部材の
位置が示されるので、固定部材を簡易かつ確実に取り扱
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施の第一の形態であ
るイメージスキャナの要部を示す分解斜視図である。
【図2】イメージスキャナを示す縦断側面図である。
【図3】固定部材の部分を示す縦断正面図である。
【図4】(a)は固定部材がキャリッジに干渉しない状
態を示す斜視図、(b)は係合する状態を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の画像読取装置の実施の第二の形態であ
るイメージスキャナを示す縦断側面図である。
【図6】(a)は固定部材を遮蔽装着部に装着する状態
を示す分解斜視図、(b)は固定装着部に装着する状態
を示す斜視図である。
【図7】イメージスキャナの内部構造を示す斜視図であ
る。
【図8】遮蔽装着部と固定装着部との部分を示す縦断側
面図である。
【図9】(a)は固定部材を示す正面図、(b)は固定
部材を示す背面図である。
【図10】遮蔽装着部の部分を示す平面図である。
【符号の説明】
1,31 画像読取装置 2 装置本体 3 コンタクトガラス 6,7 キャリッジ 14 ガイドプレート 15 締結部材 18,32 固定部材 33 遮蔽装着部 34 固定装着部 41 目印

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取原稿が載置されるコンタクトガラス
    を装置本体の上面に設け、この装置本体の内部に少なく
    とも一個のキャリッジを副走査方向に移動自在に配置
    し、このキャリッジを移動させて読取原稿の読取画像を
    読取走査する画像読取装置において、前記コンタクトガ
    ラスの一縁部に位置して読取原稿をガイドするガイドプ
    レートを前記装置本体に着脱自在に装着し、前記キャリ
    ッジに係脱自在に係合する固定部材を設け、この固定部
    材を前記キャリッジに係合する位置と干渉しない位置と
    に変位自在に前記ガイドプレートに装着したことを特徴
    とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 読取原稿が載置されるコンタクトガラス
    を装置本体の上面に設け、この装置本体の内部に少なく
    とも一個のキャリッジを副走査方向に移動自在に配置
    し、このキャリッジを移動させて読取原稿の読取画像を
    読取走査する画像読取装置において、前記コンタクトガ
    ラスの一縁部に位置して読取原稿をガイドするガイドプ
    レートを前記装置本体に締結部材により装着し、前記キ
    ャリッジに連通する固定装着部を前記ガイドプレートと
    前記装置本体との少なくとも一方に形成し、前記固定装
    着部に着脱自在に装着されて前記キャリッジに係脱自在
    に係合する固定部材を設け、この固定部材が前記締結部
    材を遮蔽する位置に着脱自在に装着される遮蔽装着部を
    前記ガイドプレートに形成したことを特徴とする画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 固定部材の位置を示す目印を形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
JP7223898A 1995-08-31 1995-08-31 画像読取装置 Pending JPH0969899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223898A JPH0969899A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223898A JPH0969899A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0969899A true JPH0969899A (ja) 1997-03-11

Family

ID=16805440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7223898A Pending JPH0969899A (ja) 1995-08-31 1995-08-31 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0969899A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001092043A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 複写装置
JP2005208391A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Kyocera Mita Corp 画像読み取り装置
US7654634B2 (en) 2005-07-25 2010-02-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and apparatus with interlocking inkjet printing operations

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001092043A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 複写装置
JP4540769B2 (ja) * 1999-09-24 2010-09-08 パナソニックシステムネットワークス株式会社 複写装置
JP2005208391A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Kyocera Mita Corp 画像読み取り装置
JP4488753B2 (ja) * 2004-01-23 2010-06-23 京セラミタ株式会社 画像読み取り装置
US7654634B2 (en) 2005-07-25 2010-02-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming method and apparatus with interlocking inkjet printing operations

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9253359B2 (en) Contact image sensor unit including a detachable light guide supporting member and image reading apparatus using the same
KR19980018845A (ko) 운동범위내의 고정 위치에 전하 결합 소자 기판을 고정하기 위한 장치 (apparatus for securing ccd board at a fixed position wit hin a range of motion)
JPH0969899A (ja) 画像読取装置
EP0959610A3 (en) Imaging apparatus for a photographic film image scanner
EP1045268A2 (en) Setting focus in an imaging system
JPH11289430A (ja) 画像読取り装置及び画像形成装置
JP2008005140A (ja) 画像読取装置及びこれを備える画像形成装置
US6657751B1 (en) Dust tolerant windowless scanner
CN109510913A (zh) 照明装置及具备该照明装置的图像读取装置
JP6690599B2 (ja) 挿入部材及び画像読取装置
JP2520663B2 (ja) 画像露光装置
JP2007300494A (ja) 画像読取装置
JP3537080B2 (ja) 照明装置
JP4325750B2 (ja) スキャナユニット保持機構
JP4010088B2 (ja) ハーネスの固定構造
US20020051244A1 (en) Image processor
JP2009141701A (ja) 画像読み取り装置
JP2002300354A (ja) キャリッジ固定ネジの格納構造
JPH1188614A (ja) 平面走査型の画像読取装置
US20020139852A1 (en) Casing structure of image reader
JP2005012246A (ja) 画像読み取り装置
JP2004297638A (ja) 画像読取装置
JPH05127057A (ja) 画像形成装置の光学素子支持装置
JP2006246107A (ja) 画像読取センサ及び画像読取装置
JPH10257246A (ja) 画像処理装置の反射鏡保持装置