JPH0966128A - 中空シャフトの製造方法 - Google Patents

中空シャフトの製造方法

Info

Publication number
JPH0966128A
JPH0966128A JP7248783A JP24878395A JPH0966128A JP H0966128 A JPH0966128 A JP H0966128A JP 7248783 A JP7248783 A JP 7248783A JP 24878395 A JP24878395 A JP 24878395A JP H0966128 A JPH0966128 A JP H0966128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prepreg sheet
core material
core
pipe
hollow shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7248783A
Other languages
English (en)
Inventor
Seigo Kashiyama
精吾 樫山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mamiya OP Co Ltd filed Critical Mamiya OP Co Ltd
Priority to JP7248783A priority Critical patent/JPH0966128A/ja
Publication of JPH0966128A publication Critical patent/JPH0966128A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 S字状の湾曲部を有するゴルフシャフトの製
造に好適な低コスト且つ効率的に優れた品質の製品が得
られる中空シャフトの製造方法を提供する。 【解決手段】 先端に湾曲部を有する中空シャフトの製
造方法であって、直線状の第1の芯材11の端部11a
に、湾曲部を形成すべき直線状のパイプ材14を接合す
ると共に、パイプ材14内に第2の芯材12を挿入する
工程と、第1の芯材11及びパイプ材14にプリプレグ
シートを巻き付け、巻き付けられたプリプレグシートを
ラッピングする工程と、第2の芯材12を脱芯する工程
と、第1の芯材11及びパイプ材14に被着したプリプ
レグシートを成形型内で加圧焼成し、パイプ材14を所
定形状に湾曲させる工程と、第1の芯材11を脱芯する
工程と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端に湾曲部を有
する中空シャフト、特に先端にS字状の湾曲部を有する
ゴルフシャフトの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図13に示したゴルフクラブにお
いて、シャフト1の先端に緩やかなS字状の湾曲部1a
を有し、該湾曲部1aの端部にパターヘッド2が固定さ
れる。従来この種のゴルフシャフトは、例えば所謂、内
圧製法により製造されていた。この内圧製法において、
芯材(芯金)にプリプレグシートを巻き付け、その巻き
付けられたプリプレグシートは、芯材によって支持され
ながら型成形される。型成形後、使用した芯材は、製品
としてのゴルフシャフトから脱芯される。
【0003】そして、従来の内圧製法においては特に、
シャフト1の湾曲部1aの部分を形成すべきプリプレグ
シートのための芯材として、高圧の圧搾空気が注入され
るシリコンチューブを使用していた。このシリコンチュ
ーブを内側から加圧しておくことにより、芯材としての
強度を確保すると共に、型成形時に成形用金型のS字に
沿って変形させることができる。つまり湾曲部1aに対
して、部分的に柔軟なシリコンチューブの芯材を用いる
ことにより、型成形によってS字状の湾曲形状を得ると
いうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内圧製法によるゴルフシャフトの製造方法では、特に芯
材の一部に用いられるシリコンチューブは、高々二、三
回程度使用されると疲労するため使い捨てになってい
た。このように、シリコンチューブを使い捨てで使用す
ることは、極めて不経済である。その上、成形用金型の
他に、シリコンチューブに高圧の圧搾空気を送り込むた
めの設備を必要とするため、設備的にもコストの負担が
大きいものであった。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、特にS字状の
湾曲部を有するゴルフシャフトの製造に好適であり、低
コスト且つ効率的に優れた品質の製品が得られる中空シ
ャフトの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねて結果、
従来の製法で用いていたシリコンチューブの代わりに、
S字状の湾曲部に対応してカーボンもしくは金属のパイ
プ材を用いることにより、このパイプ材が芯材として作
用することを見い出し、この知見に基づいて本発明を完
成させたものである。
【0007】即ち本発明は、(1)、湾曲部を有する中
空シャフトの製造方法であって、直線状の芯材の端部
に、前記湾曲部を形成すべき直線状のパイプ材を接合す
る工程と、前記芯材及び前記パイプ材にプリプレグシー
トを巻き付け、巻き付けられたプリプレグシートをラッ
ピングする工程と、前記芯材及び前記パイプ材に被着し
た前記プリプレグシートを成形型内で加圧湾曲して焼成
する工程と、前記芯材を脱芯する工程と、を備えた中空
シャフトの製造方法に存する。
【0008】そして、(2)、湾曲部を有する中空シャ
フトの製造方法であって、直線状の第1の芯材の端部
に、前記湾曲部を形成すべき直線状のパイプ材を接合す
ると共に、前記パイプ材内に第2の芯材を挿入する工程
と、前記第1の芯材及び前記パイプ材にプリプレグシー
トを巻き付け、巻き付けられたプリプレグシートをラッ
ピングする工程と、前記第2の芯材を脱芯する工程と、
前記第1の芯材及び前記パイプ材に被着した前記プリプ
レグシートを成形型内で加圧湾曲して焼成する工程と、
前記第1の芯材を脱芯する工程と、を備えた中空シャフ
トの製造方法に存する。
【0009】そしてまた、(3)、前記パイプ材は、直
線状の第3の芯材にカーボン繊維素材で成るプリプレグ
シートをその繊維方向が前記第3の芯材に対して傾斜す
るように巻き付け、この巻付によりパイプ状に成形され
たプリプレグシートから該第3の芯材を脱芯することに
より形成される前記(2)の中空シャフトの製造方法に
存する。
【0010】そしてまた、(4)、湾曲部を有する中空
シャフトの製造方法であって、直線状の芯材の端部に、
前記湾曲部を形成すべき直線状の金属製パイプ材を接合
する工程と、前記芯材及び前記パイプ材にプリプレグシ
ートを巻き付け、巻き付けられたプリプレグシートをラ
ッピングする工程と、前記芯材及び前記パイプ材に被着
した前記プリプレグシートを成形型内で加圧湾曲して焼
成する工程と、前記芯材を脱芯する工程と、を備えた中
空シャフトの製造方法に存する。
【0011】そしてまた、(5)、前記中空シャフト
は、先端にS字状の湾曲部を有するゴルフシャフトであ
る前記(1)〜(4)のいずれかの中空シャフトの製造
方法に存する。
【0012】
【作用】本発明によれば、好適には先端にS字状の湾曲
部を有するゴルフシャフトの製造に適用される。この製
法の基本工程として、芯材にプリプレグシートを巻き付
けて、これを型成形する。直線状の芯材の端部に、湾曲
部を形成すべき直線状のカーボン又は金属製のパイプ材
を接合し、これらに所定のプリプレグシートが巻き付け
られる。パイプ材は、カーボン又は金属材により薄肉に
形成され、一定の剛性と適度な柔軟性を備えているた
め、プリプレグシートを巻き付ける芯材として作用す
る。パイプ材はまた、それ自体が、最終的に形成された
ゴルフシャフトにおける構成部材となり、ゴルフシャフ
トの強度向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10に基づき、本
発明による中空シャフトの製造方法の第1の実施形態を
説明する。この実施形態において、本発明は、湾曲部を
有する中空シャフト、例えば図13に示した先端にS字
状の湾曲部1aを有するゴルフシャフト1の製造に適用
するものとする。
【0014】本発明方法では、図1に示されるようにゴ
ルフシャフト1のストレート部分にほぼ対応する直線状
の第1の芯材11と、湾曲部1aにほぼ対応する第2の
芯材12とを使用する。第1の芯材11の端部11a
に、湾曲部1aを形成すべき直線状のパイプ材14(図
4参照)を接合するが、このパイプ材14を形成するた
めに第3の芯材13が使用される。これらの芯材11,
12,13は、鉄により製作される。
【0015】芯材11の端部11aの外径と第2の芯材
12の外径は同径であり、第3の芯材13の外径はこれ
らよりも僅かに大き目(0.1mm程度)に設定され
る。これにより、後述するように、パイプ材14に対し
て第1の芯材11の端部11a及び第2の芯材12を挿
入し易くすることができる。ここで先ず、パイプ材14
を形成すためのプリプレグシート14aが、図2に示さ
れるように第3の芯材13に巻き付けられる。このプリ
プレグシート14aは、好適には、カーボン繊維に樹脂
を含侵させた薄手のシートが採用される。
【0016】プリプレグシート14aを第3の芯材13
に巻き付ける際、図3に示すようにそのカーボン繊維の
方向を第3の芯材13の軸方向に対して傾斜させるのが
好ましい。このように角度をつけることにより、焼成後
に適正な曲げが可能になる。第3の芯材13に巻き付け
られたプリプレグシート14aは、次に、ラッピングテ
ープによってラッピングされる。そして、このラッピン
グしたものを所定温度で焼成し、その後第3の芯材13
が脱芯される。
【0017】更にラッピングテープを剥がして所定長さ
に切断することにより、パイプ材14が得られる。な
お、パイプ材14の長さは、第2の芯材12よりも幾分
短くなるように切断する。かくして得られたパイプ材1
4を芯材11の端部11aに嵌め込み、該パイプ材14
内には第2の芯材12が挿入される。このように第1の
芯材11、第2の芯材12及びパイプ材14を相互に接
合することにより、図4のような直線状の芯体10が構
成される。
【0018】次に、図5に示したように、芯体10にお
ける第1の芯材11及びパイプ材14のまわりの所定領
域に、ゴルフシャフト1全体を形成すべきプリプレグシ
ートが巻き付けられる。この場合、ゴルフシャフト1の
バイアス層15を形成するカーボン繊維製プリプレグシ
ート15aとストレート層16を形成するカーボン繊維
製プリプレグシート16aが順次巻き付けられる。な
お、バイアス層15及びストレート層16において、カ
ーボン繊維の方向は互いに交差し、或いは芯体10の軸
方向に一致するようにする。
【0019】バイアス層15及びストレート層16は、
また、それぞれ数プライ(層)づつ形成される。図6に
示すように、芯体10に巻き付けられたプリプレグシー
ト15a,16aは、次に、ラッピングテープによって
ラッピングされる。そして、図7に示されるようにこの
ラッピングしたものから、第2の芯材12が脱芯され
る。次いで、プリプレグシート15a,16aが被着さ
れた第1の芯材11及びパイプ材14は、所定の成形用
金型に投入される。
【0020】ここで、この実施形態で使用する成形用金
型100は、例えば図8に示されるように上型101及
び下型102によって構成される。成形用金型100
は、ゴルフシャフト1のストレート部分と湾曲部1aに
対応するキャビティ100aを有している。図9に示さ
れるように、第1の芯材11及びパイプ材14に巻き付
けられたプリプレグシート15a,16aは、成形用金
型100内で加圧湾曲されると共に、電気炉によって所
定温度で焼成される。
【0021】前述のようにパイプ材14からは第2の芯
材12が既に脱芯されているため、この部分の剛性は比
較的小さくなっている。成形用金型100を用いた焼成
によって、パイプ材14及びそのまわりのプリプレグシ
ート15a,16aが適正に湾曲成形し、これによりゴ
ルフシャフト1の湾曲部1aを形成することができる。
焼成後、成形用金型100を離型して、プリプレグシー
ト15a,16aが被着された芯体10が、そっくり該
成形用金型100から取り出される。
【0022】次で、芯体10から芯材11を脱芯し、ラ
ッピングテープを剥がして所定長さに切断することによ
り、図10に示すような製品としてのゴルフシャフト1
が得られる。このゴルフシャフト1は、バイアス層15
及びストレート層16による積層構造で成り、湾曲部1
aにおいて内部でカーボン製のパイプ材14が一体化し
ている。このようにパイプ材14をゴルフシャフト1の
一部として使用することにより、該パイプ材14を抜き
取る手間が省けると同時に、S字状の湾曲部1aの強度
を格段に向上することができる。
【0023】図11及び図12は、本発明による中空シ
ャフトの製造方法の第2の実施形態を示している。第2
の実施形態において、先端にS字状の湾曲部1aを有す
るゴルフシャフト1の製造に適用するものとし、またゴ
ルフシャフト1のストレート部分にほぼ対応する直線状
の芯材21と湾曲部1aにほぼ対応する金属製(銅もし
くは真鍮)のパイプ材22とを使用する。芯材21の構
成は、第1の実施形態における第1の芯材11の場合と
ほぼ同様で、その端部21aに湾曲部1aを形成すべき
直線状のパイプ材22が接合されるようになっている
(図12参照)。
【0024】芯材21とパイプ材22の接合部における
外径は同径であり、またパイプ材22の内径は芯材21
の端部21aの外径と同径に設定されている。芯材21
及びパイプ材22を相互に接合することにより、図12
のような直線状の芯体20が構成される。次に、芯体2
0における芯材21及びパイプ材22のまわりの所定領
域に、ゴルフシャフト1全体を形成すべきプリプレグシ
ート(前述したプリプレグシート15a,16aと実質
的に同様である)が巻き付けられる。
【0025】この場合、パイプ材22に多数の***を形
成し、或いはその表面に多数の溝等を刻設しておくと、
プリプレグシートを巻き付ける際に摩擦によって巻き付
け易くすることができるほか、焼成後のプリプレグとパ
イプ材22との密着性を良くすることができる。なお、
パイプ材22に適宜のローレット加工を施すことにより
同様の効果を得ることができる。芯体20に巻き付けら
れたプリプレグシートは、次に、ラッピングテープによ
ってラッピングされる。
【0026】以下の工程は、第1の実施形態の場合とほ
ぼ同様に行われる。即ち、ラッピング後所定の成形用金
型(図8参照)に投入され、該成形用金型内で加圧され
ると共に、電気炉によって所定温度で焼成される。この
場合も、パイプ材22及びそのまわりのプリプレグシー
トが適正に湾曲成形し、これによりゴルフシャフト1の
湾曲部1aを形成することができる。特に、この第2の
実施形態においては、パイプ材22を薄肉の金属製とす
ることにより、その部分の剛性は比較的小さくなってい
るが、一方で、プリプレグシートを巻き付けるために十
分な芯材としての適度な強度も備えている。これによ
り、パイプ材22のための芯材を別途用いないで済み、
従って第1の実施形態のように金型投入前に第2の芯材
12を脱芯する工程を省略することができる。
【0027】本発明の好適な実施形態について説明した
が、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形等が可
能である。例えば、本発明方法によって製造されるべき
中空シャフトとしてゴルフシャフトの場合の他に、特に
複数の層構造を有するこの種のシャフトに対しても有効
に適用することができ、前記各実施形態の場合と同様な
作用効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ャフト成形に際して芯材として作用し得るカーボン又は
金属製のパイプ材を使用することにより、比較的簡単な
工程で高品質の製品を得ることができる。即ち、例えば
パイプ材自体が製品の一部を構成するため、従来の製法
のように途中で引き抜く必要がなく、また最終製品にお
ける強度が向上する。更に、成形用金型以外に特別な設
備を必要としないため、低コストな製品を実現すること
ができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態において使用する芯材
の構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るパイプ材の製造
工程を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るパイプ材の製造
工程を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る芯体を示す図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態における芯体にプリプ
レグシートを巻き付ける工程を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における芯体にプリプ
レグシートが巻き付けられた状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における第2の芯材が
脱芯された状態を示す図である。
【図8】本発明方法において使用する成形用金型の構成
例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態における成形用金型で
の成形工程を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態における成形最終時
のシャフトを示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態において使用する芯
材の構成例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る芯体を示す図
である。
【図13】従来のゴルフシャフトの概略構成図である。
【符号の説明】
1…ゴルフシャフト 1a…湾曲部 10…芯体 11…第1の芯材 12…第2の芯材 13…第3の芯材 14…パイプ材 14a…プレプレグシート 15…バイアス層 16…ストレート層 100…成形用金型 100a…キャビティ
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この場合、パイプ材22に多数の***を形
成し、或いはその表面に多数の溝等を刻設しておくと、
プリプレグシートを巻き付ける際に摩擦によって巻き付
け易くすることができるほか、焼成後のプリプレグシー
とパイプ材22との密着性を良くすることができる。
なお、パイプ材22に適宜のローレット加工を施すこと
により同様の効果を得ることができる。芯体20に巻き
付けられたプリプレグシートは、次に、ラッピングテー
プによってラッピングされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 5/24 7310−4F B29C 67/14 Q // B29L 31:52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲部を有する中空シャフトの製造方法
    であって、 直線状の芯材の端部に、前記湾曲部を形成すべき直線状
    のパイプ材を接合する工程と、 前記芯材及び前記パイプ材にプリプレグシートを巻き付
    け、巻き付けられたプリプレグシートをラッピングする
    工程と、 前記芯材及び前記パイプ材に被着した前記プリプレグシ
    ートを成形型内で加圧湾曲して焼成する工程と、 前記芯材を脱芯する工程と、を備えたことを特徴とする
    中空シャフトの製造方法。
  2. 【請求項2】 湾曲部を有する中空シャフトの製造方法
    であって、 直線状の第1の芯材の端部に、前記湾曲部を形成すべき
    直線状のパイプ材を接合すると共に、前記パイプ材内に
    第2の芯材を挿入する工程と、 前記第1の芯材及び前記パイプ材にプリプレグシートを
    巻き付け、巻き付けられたプリプレグシートをラッピン
    グする工程と、 前記第2の芯材を脱芯する工程と、 前記第1の芯材及び前記パイプ材に被着した前記プリプ
    レグシートを成形型内で加圧湾曲して焼成する工程と、 前記第1の芯材を脱芯する工程と、を備えたことを特徴
    とする中空シャフトの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記パイプ材は、直線状の第3の芯材に
    カーボン繊維素材で成るプリプレグシートをその繊維方
    向が前記第3の芯材に対して傾斜するように巻き付け、
    この巻付によりパイプ状に成形されたプリプレグシート
    から該第3の芯材を脱芯することにより形成されること
    を特徴とする請求項2に記載の中空シャフトの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 湾曲部を有する中空シャフトの製造方法
    であって、 直線状の芯材の端部に、前記湾曲部を形成すべき直線状
    の金属製パイプ材を接合する工程と、 前記芯材及び前記パイプ材にプリプレグシートを巻き付
    け、巻き付けられたプリプレグシートをラッピングする
    工程と、 前記芯材及び前記パイプ材に被着した前記プリプレグシ
    ートを成形型内で加圧湾曲して焼成する工程と、 前記芯材を脱芯する工程と、を備えたことを特徴とする
    中空シャフトの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記中空シャフトは、先端にS字状の湾
    曲部を有するゴルフシャフトであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の中空シャフトの製造方
    法。
JP7248783A 1995-09-02 1995-09-02 中空シャフトの製造方法 Withdrawn JPH0966128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7248783A JPH0966128A (ja) 1995-09-02 1995-09-02 中空シャフトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7248783A JPH0966128A (ja) 1995-09-02 1995-09-02 中空シャフトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0966128A true JPH0966128A (ja) 1997-03-11

Family

ID=17183335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7248783A Withdrawn JPH0966128A (ja) 1995-09-02 1995-09-02 中空シャフトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0966128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159544A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 本田技研工業株式会社 軸状複合部材及びその製造方法
US20180222167A1 (en) * 2017-02-08 2018-08-09 Honda Motor Co., Ltd. Shaft-like composite member

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159544A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 本田技研工業株式会社 軸状複合部材及びその製造方法
US20160257079A1 (en) * 2015-03-03 2016-09-08 Honda Motor Co., Ltd. Shaft-shaped composite member and production method thereof
US20180222167A1 (en) * 2017-02-08 2018-08-09 Honda Motor Co., Ltd. Shaft-like composite member
CN108394154A (zh) * 2017-02-08 2018-08-14 本田技研工业株式会社 杆状复合构件
JP2018126932A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 本田技研工業株式会社 軸状複合部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2508562B2 (ja) 繊維強化熱可塑性樹脂成形品の製法
US6183233B1 (en) Apparatus for manufacturing golf club shafts
JPH0966128A (ja) 中空シャフトの製造方法
JPH05168375A (ja) 釣り竿用素材及びその製造方法
JPH03277532A (ja) 繊維強化プラスチック曲管の製造方法
JPH0638858B2 (ja) 複数内腔カテ−テル組立体およびその製造方法
JPH05138759A (ja) 曲管の製造方法
JP2836213B2 (ja) ゴルフクラブ用シャフトの製法
JP3359789B2 (ja) 内圧成形用プレッシャーバッグ
JPS6223735A (ja) 釣竿の製造法
JPH0259328A (ja) Frp容器の製造方法
JPH0698953A (ja) ゴルフクラブおよびその製法
JP3165060B2 (ja) ゴルフクラブシャフトの製造方法
JP4292378B2 (ja) 釣竿
JPH115257A (ja) 繊維強化プラスチック管の製造方法
JP2001150547A (ja) 樹脂製パイプ及びその成形方法
KR102535715B1 (ko) 스텐트에 ptfe 피막을 형성하는 방법 및 그에 의해 제조된 스텐트 및 그에 사용되는 지그
JPS6392442A (ja) F.r.p製品の製造方法
JP2631171B2 (ja) Frp製滑降用ストックポール及びその製造法
JPH07214679A (ja) 強化プラスチック製品のオートクレーブ成形方法
JPH09277388A (ja) Frp製パイプの製造方法
JP2577385B2 (ja) 積層管の製造方法
JPS613732A (ja) フイラメントワインデイング成形方法
JP3957014B2 (ja) 圧力容器の製造方法
JPH0615750A (ja) 屈曲部を有する繊維強化樹脂製管の成形方法及び繊維強化樹脂製管

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105