JPH09658A - 2層カバー構造を有するゴルフボール - Google Patents
2層カバー構造を有するゴルフボールInfo
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- JPH09658A JPH09658A JP7171863A JP17186395A JPH09658A JP H09658 A JPH09658 A JP H09658A JP 7171863 A JP7171863 A JP 7171863A JP 17186395 A JP17186395 A JP 17186395A JP H09658 A JPH09658 A JP H09658A
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- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はゴルフボール、特に硬い内側層およ
び軟らかい外側層から成る2層カバー構造を有するゴル
フボールであって、ドライバーおよびアイアンでの飛距
離を増大し、アプローチでの止まり易さを向上させたゴ
ルフボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、コア(1)と該コア上に形成さ
れたカバーから成り、該カバーが硬い内側カバー層(2)
と軟らかい外側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバ
ー構造を有するゴルフボールにおいて、該内側カバー層
(2)が樹脂の総重量に対して5重量%以上の高剛性ポリ
アミド樹脂を含有することを特徴とするゴルフボールで
あって、該内側カバー層(2)がポリアミド樹脂とアイオ
ノマー樹脂の混合物から成り、該外側カバー層(3)が、
1,000〜2,500kg/cm2の範囲の曲げ剛性を有するアイオノ
マー樹脂から成るゴルフボールに関する。
び軟らかい外側層から成る2層カバー構造を有するゴル
フボールであって、ドライバーおよびアイアンでの飛距
離を増大し、アプローチでの止まり易さを向上させたゴ
ルフボールを提供する。 【解決手段】 本発明は、コア(1)と該コア上に形成さ
れたカバーから成り、該カバーが硬い内側カバー層(2)
と軟らかい外側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバ
ー構造を有するゴルフボールにおいて、該内側カバー層
(2)が樹脂の総重量に対して5重量%以上の高剛性ポリ
アミド樹脂を含有することを特徴とするゴルフボールで
あって、該内側カバー層(2)がポリアミド樹脂とアイオ
ノマー樹脂の混合物から成り、該外側カバー層(3)が、
1,000〜2,500kg/cm2の範囲の曲げ剛性を有するアイオノ
マー樹脂から成るゴルフボールに関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術】本発明はゴルフボール、特に硬い
内側層および軟らかい外側層から成る2層カバー構造を
有するゴルフボールであって、ドライバーおよびアイア
ンでの飛距離を増大し、アプローチでの止まり易さを向
上させたゴルフボールに関する。
内側層および軟らかい外側層から成る2層カバー構造を
有するゴルフボールであって、ドライバーおよびアイア
ンでの飛距離を増大し、アプローチでの止まり易さを向
上させたゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術】先行技術においては、主として2種類の
ゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール
等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム
製部材から成るコアおよび該コア上に被覆したアイオノ
マー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。ま
た、他方は糸巻きゴルフボールであり、中心の固体また
は液体の芯部を、ゴム糸の巻線で巻き付け、次いで1〜
2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等によるカバーで被
覆したものである。ソリッドゴルフボールは、糸巻きゴ
ルフボールと比較すると、打撃時のボール速度が大きい
ことからドライバーおよびアイアンとも、いわゆる棒球
と言われる弾道で飛距離が大きい。その反面、ソリッド
ゴルフボールは、打撃時のボール速度が大きく、ゴルフ
クラブの打撃面との接触面積が小さいことによるスピン
が少ない構造特性によって、アイアンではスピンがかか
りにくいため、グリーン上では止まりにくい。従って、
ソリッドゴルフボールの特徴である飛距離が大きい点は
維持されつつ、スピン特性がアイアンでのアプローチで
優れているソリッドゴルフボールが望まれる。従って、
最近ではハイスピンツーピースボールのような、そのカ
バー層の外側に軟らかい樹脂を用いて、上記目的を達成
しようとしている。外側カバー層を軟らかくすると、ア
プローチでのスピン量が増え止まり易くなるが、打撃時
のボール速度が極端に低下し、ドライバーおよびアイア
ンでの飛距離が従来のソリッドゴルフボールに比較して
劣る。
ゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール
等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム
製部材から成るコアおよび該コア上に被覆したアイオノ
マー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。ま
た、他方は糸巻きゴルフボールであり、中心の固体また
は液体の芯部を、ゴム糸の巻線で巻き付け、次いで1〜
2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等によるカバーで被
覆したものである。ソリッドゴルフボールは、糸巻きゴ
ルフボールと比較すると、打撃時のボール速度が大きい
ことからドライバーおよびアイアンとも、いわゆる棒球
と言われる弾道で飛距離が大きい。その反面、ソリッド
ゴルフボールは、打撃時のボール速度が大きく、ゴルフ
クラブの打撃面との接触面積が小さいことによるスピン
が少ない構造特性によって、アイアンではスピンがかか
りにくいため、グリーン上では止まりにくい。従って、
ソリッドゴルフボールの特徴である飛距離が大きい点は
維持されつつ、スピン特性がアイアンでのアプローチで
優れているソリッドゴルフボールが望まれる。従って、
最近ではハイスピンツーピースボールのような、そのカ
バー層の外側に軟らかい樹脂を用いて、上記目的を達成
しようとしている。外側カバー層を軟らかくすると、ア
プローチでのスピン量が増え止まり易くなるが、打撃時
のボール速度が極端に低下し、ドライバーおよびアイア
ンでの飛距離が従来のソリッドゴルフボールに比較して
劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め先行技術において、特開平6-343718号公報では多重層
構造のゴルフボール(球心(コア)、内側カバー層および
外側カバー層から成る)において内側カバー層に硬い高
酸アイオノマー樹脂を用いて飛距離増大を図ろうとして
いる。硬い(高剛性)高酸アイオノマー樹脂を内側カバー
層に用いても、外側カバー層を軟らかくしているためボ
ール速度を増加するには限界があり、内側カバー層をよ
り一層硬くしてボール速度を増加していく必要があっ
た。
め先行技術において、特開平6-343718号公報では多重層
構造のゴルフボール(球心(コア)、内側カバー層および
外側カバー層から成る)において内側カバー層に硬い高
酸アイオノマー樹脂を用いて飛距離増大を図ろうとして
いる。硬い(高剛性)高酸アイオノマー樹脂を内側カバー
層に用いても、外側カバー層を軟らかくしているためボ
ール速度を増加するには限界があり、内側カバー層をよ
り一層硬くしてボール速度を増加していく必要があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成すべく鋭意検討を行った結果、上述の2層カバー構造
を有するゴルフボールにおいて、内側カバー層中に、そ
の組成物の樹脂の総重量に対して5重量%以上のポリア
ミド樹脂をアイオノマー樹脂と混合して用いることによ
り、高酸アイオノマー樹脂より更に高剛性および高弾性
になり、外側カバー層に曲げ剛性が1000〜2500kg/cm
2で、ショアD硬度56〜64、好ましくは60〜63の範囲の
軟らかいアイオノマー樹脂を用いてもボールの反撥低下
が防止され、従来技術の内側カバー層に高酸アイオノマ
ー樹脂を用いたボールより高く上がり、アプローチでの
スピン性能を向上しつつ、ボールの飛距離増大にもつな
がることを知見した。また、従来技術の中に、内側カバ
ー層にポリアミドのブロック共重合体を含む熱可塑性材
料を用いたもの(特開平4-244174号公報)があるが、本
発明に用いたポリアミドは単体であり、ブロック共重合
体のように低剛性のものでなく、高剛性ランダム共重合
体(一部ブロック共重合体を混合してもよい)を用いて
いる。
成すべく鋭意検討を行った結果、上述の2層カバー構造
を有するゴルフボールにおいて、内側カバー層中に、そ
の組成物の樹脂の総重量に対して5重量%以上のポリア
ミド樹脂をアイオノマー樹脂と混合して用いることによ
り、高酸アイオノマー樹脂より更に高剛性および高弾性
になり、外側カバー層に曲げ剛性が1000〜2500kg/cm
2で、ショアD硬度56〜64、好ましくは60〜63の範囲の
軟らかいアイオノマー樹脂を用いてもボールの反撥低下
が防止され、従来技術の内側カバー層に高酸アイオノマ
ー樹脂を用いたボールより高く上がり、アプローチでの
スピン性能を向上しつつ、ボールの飛距離増大にもつな
がることを知見した。また、従来技術の中に、内側カバ
ー層にポリアミドのブロック共重合体を含む熱可塑性材
料を用いたもの(特開平4-244174号公報)があるが、本
発明に用いたポリアミドは単体であり、ブロック共重合
体のように低剛性のものでなく、高剛性ランダム共重合
体(一部ブロック共重合体を混合してもよい)を用いて
いる。
【0005】以下、本発明について更に詳述すると、本
発明のゴルフボールは、コア(1)上に2層構造のカバー
層(2および3)を形成する。コアは前述のソリッドゴル
フボール用のソリッドコアあるいは糸巻きゴルフボール
用の糸巻きコアのいずれであってもよい。また、ソリッ
ドコアには単層コアと二層コアがあり、二層コアの場
合、内核は径が24〜32mm、JIS-C硬度で50〜80の範囲、
その内核と被覆する外被(外核とも言う)とのJIS-C硬
度差は外核の方が10以上高いものが好ましい。二層コア
と単層コアを比べると二層コアの方が同じコア硬度(10
〜130kg荷重下の変形量)でも、フィーリング(Feeling)
がよりソフトになり、反撥が良いので更に好ましいと言
える。ソリッドコアはゴム組成物を加硫成形することに
より得られる。好適なソリッドコア用のゴム組成物はハ
イシスポリブタジエン等の基材ゴム、(メタ)アクリル酸
亜鉛等の共架橋剤、有機過酸化物、フィラー等を含有す
る。糸巻きコア用の固体または液体の芯部は前述のソリ
ッドコアと同様のゴム組成物を加硫して得られる。液体
芯はゴム製の袋の中に粘度調整剤および比重調整剤等と
水から成るペーストを封入したものが好適に用いられ
る。芯部に巻き付ける糸ゴムは天然ゴムや合成イソプレ
ンゴム等を加硫して得られる。コア(1)は通常直径30〜3
9mm、好ましくは直径33〜37.5mmである。また、コア硬
度(10kg〜130kg荷重まで負荷したときの変形量)は3.7
〜5.0mmが好ましく、3.7より小さいとボール自体の硬度
が大きくなりフィーリングが悪くなり(硬く感じる)、
5.0より大きいとボールとしての反撥が下がり飛距離が
低下するためである。
発明のゴルフボールは、コア(1)上に2層構造のカバー
層(2および3)を形成する。コアは前述のソリッドゴル
フボール用のソリッドコアあるいは糸巻きゴルフボール
用の糸巻きコアのいずれであってもよい。また、ソリッ
ドコアには単層コアと二層コアがあり、二層コアの場
合、内核は径が24〜32mm、JIS-C硬度で50〜80の範囲、
その内核と被覆する外被(外核とも言う)とのJIS-C硬
度差は外核の方が10以上高いものが好ましい。二層コア
と単層コアを比べると二層コアの方が同じコア硬度(10
〜130kg荷重下の変形量)でも、フィーリング(Feeling)
がよりソフトになり、反撥が良いので更に好ましいと言
える。ソリッドコアはゴム組成物を加硫成形することに
より得られる。好適なソリッドコア用のゴム組成物はハ
イシスポリブタジエン等の基材ゴム、(メタ)アクリル酸
亜鉛等の共架橋剤、有機過酸化物、フィラー等を含有す
る。糸巻きコア用の固体または液体の芯部は前述のソリ
ッドコアと同様のゴム組成物を加硫して得られる。液体
芯はゴム製の袋の中に粘度調整剤および比重調整剤等と
水から成るペーストを封入したものが好適に用いられ
る。芯部に巻き付ける糸ゴムは天然ゴムや合成イソプレ
ンゴム等を加硫して得られる。コア(1)は通常直径30〜3
9mm、好ましくは直径33〜37.5mmである。また、コア硬
度(10kg〜130kg荷重まで負荷したときの変形量)は3.7
〜5.0mmが好ましく、3.7より小さいとボール自体の硬度
が大きくなりフィーリングが悪くなり(硬く感じる)、
5.0より大きいとボールとしての反撥が下がり飛距離が
低下するためである。
【0006】従来のツーピースゴルフボールは、上記コ
ア(1)に単層のカバーを被覆することにより得られる。
本発明のゴルフボールは、このカバーが2層構造をと
り、内側カバー(2)と外側カバー(3)とから成る。内側カ
バー層(2)はその樹脂成分全体の重量の5重量%以上、
好ましくは5〜50重量%のポリアミド樹脂を含有する。
ポリアミド樹脂の例として、ナイロン6、ナイロン11、
ナイロン12等のポリアミド骨格を主要部分とするものが
挙げられる。ポリアミド骨格に他の骨格(例えば、ポリ
エステル骨格等)が導入されたブロック共重合体のよう
なものは、通常導入される骨格がポリアミドより剛性の
小さいものが多く、全体として低剛性になり、好ましく
ない。ポリアミド樹脂は好ましくは曲げ剛性10,000〜1
8,000kg/cm2を有し、この曲げ剛性範囲を有する限りに
おいて、低剛性のブロック共重合体を配合してもよい。
内側カバー層(2)を構成するその他の樹脂成分は、アイ
オノマー樹脂であり、ゴルフボールのカバーに使用され
ている一般に公知のものが挙げられる。アイオノマー樹
脂の具体例として、三井ポリケミカル社から市販の商品
名ハイミラン#1706、#1707、エクソン(Exxon)社から
市販のIOTEK 8000等がある。本発明では、このアイオノ
マー樹脂と高剛性の上記ポリアミド樹脂を組合せること
により、従来の硬い(高剛性)高酸アイオノマー樹脂を用
いたゴルフボールより更に高剛性および高弾性となり得
る。内側カバー全体の曲げ剛性は好ましくは4,000〜8,0
00kg/cm2、より好ましくは5,000〜8,000kg/cm2である。
また、内側カバーはショアD硬度65〜90の範囲を有する
のが好ましい。上記内側カバー全体の曲げ剛性とショア
D硬度範囲を満足するように、ポリアミド樹脂とアイオ
ノマー樹脂の配合量を調整する。実際に使用する両樹脂
の重量配合比(ポリアミド樹脂/アイオノマー樹脂)は
使用する樹脂の種類によって大きく変化するが、例えば
5/95〜70/30、好ましくは10/90〜60/40の範囲内であ
る。
ア(1)に単層のカバーを被覆することにより得られる。
本発明のゴルフボールは、このカバーが2層構造をと
り、内側カバー(2)と外側カバー(3)とから成る。内側カ
バー層(2)はその樹脂成分全体の重量の5重量%以上、
好ましくは5〜50重量%のポリアミド樹脂を含有する。
ポリアミド樹脂の例として、ナイロン6、ナイロン11、
ナイロン12等のポリアミド骨格を主要部分とするものが
挙げられる。ポリアミド骨格に他の骨格(例えば、ポリ
エステル骨格等)が導入されたブロック共重合体のよう
なものは、通常導入される骨格がポリアミドより剛性の
小さいものが多く、全体として低剛性になり、好ましく
ない。ポリアミド樹脂は好ましくは曲げ剛性10,000〜1
8,000kg/cm2を有し、この曲げ剛性範囲を有する限りに
おいて、低剛性のブロック共重合体を配合してもよい。
内側カバー層(2)を構成するその他の樹脂成分は、アイ
オノマー樹脂であり、ゴルフボールのカバーに使用され
ている一般に公知のものが挙げられる。アイオノマー樹
脂の具体例として、三井ポリケミカル社から市販の商品
名ハイミラン#1706、#1707、エクソン(Exxon)社から
市販のIOTEK 8000等がある。本発明では、このアイオノ
マー樹脂と高剛性の上記ポリアミド樹脂を組合せること
により、従来の硬い(高剛性)高酸アイオノマー樹脂を用
いたゴルフボールより更に高剛性および高弾性となり得
る。内側カバー全体の曲げ剛性は好ましくは4,000〜8,0
00kg/cm2、より好ましくは5,000〜8,000kg/cm2である。
また、内側カバーはショアD硬度65〜90の範囲を有する
のが好ましい。上記内側カバー全体の曲げ剛性とショア
D硬度範囲を満足するように、ポリアミド樹脂とアイオ
ノマー樹脂の配合量を調整する。実際に使用する両樹脂
の重量配合比(ポリアミド樹脂/アイオノマー樹脂)は
使用する樹脂の種類によって大きく変化するが、例えば
5/95〜70/30、好ましくは10/90〜60/40の範囲内であ
る。
【0007】外側カバー層(3)はその樹脂成分がアイオ
ノマー樹脂から成り、ゴルフボールのカバーに使用され
ている一般に公知のものが挙げられるが、曲げ剛性が、
1000〜2500kg/cm2の範囲、ショアD硬度が56〜64、好ま
しくは60〜63の範囲の軟らかい(低剛性)アイオノマー
樹脂であることが好ましい。具体例として、三井ポリケ
ミカル社から市販の商品名ハイミラン#1650、#1855等
がある。2500kg/cm2を越えるとスピン特性が得られず、
グリーン上での止まりを損ねる傾向にあり、1000kg/cm2
より低いとボール自体の反撥性を損ない飛距離が低下す
る場合がある。
ノマー樹脂から成り、ゴルフボールのカバーに使用され
ている一般に公知のものが挙げられるが、曲げ剛性が、
1000〜2500kg/cm2の範囲、ショアD硬度が56〜64、好ま
しくは60〜63の範囲の軟らかい(低剛性)アイオノマー
樹脂であることが好ましい。具体例として、三井ポリケ
ミカル社から市販の商品名ハイミラン#1650、#1855等
がある。2500kg/cm2を越えるとスピン特性が得られず、
グリーン上での止まりを損ねる傾向にあり、1000kg/cm2
より低いとボール自体の反撥性を損ない飛距離が低下す
る場合がある。
【0008】本発明のカバー層(内側カバー層(2)およ
び外側カバー層(3))には、例えば酸化チタン等の着色
剤や、その他の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定剤
並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、ゴルフボールカ
バーによる所望の特性が損なわれない範囲で、含有して
いてもよい。
び外側カバー層(3))には、例えば酸化チタン等の着色
剤や、その他の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定剤
並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、ゴルフボールカ
バーによる所望の特性が損なわれない範囲で、含有して
いてもよい。
【0009】本発明のカバー層は、ゴルフボールのカバ
ーの形成に使用されている一般に公知の方法、例えば射
出成型、プレス成型等により形成される。まず、内側カ
バー(2)を、コア(1)に被覆した後、外側カバー(3)を被
覆することにより製造する。外側カバー(3)を被覆する
際に通常、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に
形成する。外側および内側カバー層の厚みはともに、0.
5〜2.3mmの範囲が好ましい。本発明のゴルフボールは美
観を高め、商品価値を上げるために、通常ペイントで被
覆され、市場に投入される。
ーの形成に使用されている一般に公知の方法、例えば射
出成型、プレス成型等により形成される。まず、内側カ
バー(2)を、コア(1)に被覆した後、外側カバー(3)を被
覆することにより製造する。外側カバー(3)を被覆する
際に通常、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に
形成する。外側および内側カバー層の厚みはともに、0.
5〜2.3mmの範囲が好ましい。本発明のゴルフボールは美
観を高め、商品価値を上げるために、通常ペイントで被
覆され、市場に投入される。
【0010】本発明では、前記の硬い内側カバー層(2)
および軟らかい外側カバー層(3)から成る2層カバー構
造を有することにより、ドライバーおよびアイアンでの
飛距離を増大し、アプローチでの止まり易さを向上させ
たゴルフボールを提供する。
および軟らかい外側カバー層(3)から成る2層カバー構
造を有することにより、ドライバーおよびアイアンでの
飛距離を増大し、アプローチでの止まり易さを向上させ
たゴルフボールを提供する。
【0011】
【実施例】本発明を実施例により更に詳細に説明する。
但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0012】(配合) (i)コア(コア)配合(下記コア配合を混練した後、加
硫成形することにより、直径35.5mmφの球状コアを得
た。) 種類 I BR−18(注1) 100重量部 アクリル酸亜鉛 26 酸化亜鉛 29.9 老化防止剤(注2) 0.5 ジクミルパーオキサイド 2.0 バルノックR(注3) 0.5 コア硬度:4.3mm 加硫条件:145℃ 35分
硫成形することにより、直径35.5mmφの球状コアを得
た。) 種類 I BR−18(注1) 100重量部 アクリル酸亜鉛 26 酸化亜鉛 29.9 老化防止剤(注2) 0.5 ジクミルパーオキサイド 2.0 バルノックR(注3) 0.5 コア硬度:4.3mm 加硫条件:145℃ 35分
【0013】(ii)内側カバー層配合 (下記の比率で樹脂をブレンドして以下の曲げ剛性を得
た。得られたカバー配合を上記(i)で得られたコア上に
1.7mmの厚さに被覆した。) 種類 A B C D AM7317(注4) 50 AM7318(注4) 50 ハイミラン#1706(注5) 45 40 50 ハイミラン#1707(注5) 45 50 ナイロン12(AMNO) 10 20 IOTEK 8000(注6) 40 曲げ剛性(kg/cm2) 4350 5090 4300 3615 ショアD硬度 67 69 67 65
た。得られたカバー配合を上記(i)で得られたコア上に
1.7mmの厚さに被覆した。) 種類 A B C D AM7317(注4) 50 AM7318(注4) 50 ハイミラン#1706(注5) 45 40 50 ハイミラン#1707(注5) 45 50 ナイロン12(AMNO) 10 20 IOTEK 8000(注6) 40 曲げ剛性(kg/cm2) 4350 5090 4300 3615 ショアD硬度 67 69 67 65
【0014】(iii)外側カバー層配合 (下記の比率で樹脂をブレンドして以下の曲げ剛性を得
た。得られたカバー配合を上記(ii)で得られたカバー上
に1.9mmの厚さに被覆した。) 種類 a b c ハイミラン#1650(注7) 50 ハイミラン#1855(注7) 50 ハイミラン#1601(注7) 50 ハイミラン#1702(注7) 50 ハイミラン#1706 50 ハイミラン#1707 50 曲げ剛性(kg/cm2) 1300 3615 2050 ショアD硬度 60 65 61
た。得られたカバー配合を上記(ii)で得られたカバー上
に1.9mmの厚さに被覆した。) 種類 a b c ハイミラン#1650(注7) 50 ハイミラン#1855(注7) 50 ハイミラン#1601(注7) 50 ハイミラン#1702(注7) 50 ハイミラン#1706 50 ハイミラン#1707 50 曲げ剛性(kg/cm2) 1300 3615 2050 ショアD硬度 60 65 61
【0015】(注1)日本合成ゴム社製ハイシス-1,4-ポリ
ブタジエン (注2)吉富製薬製ヨシノックス425 (注3)大内新興化学製 (注4)三井ポリケミカル社製高酸アイオノマー樹脂 (注5)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂 (注6)エクソン(Exxon)製高酸アイオノマー樹脂 (注7)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂
ブタジエン (注2)吉富製薬製ヨシノックス425 (注3)大内新興化学製 (注4)三井ポリケミカル社製高酸アイオノマー樹脂 (注5)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂 (注6)エクソン(Exxon)製高酸アイオノマー樹脂 (注7)三井ポリケミカル社製アイオノマー樹脂
【0016】(試験結果)
【表1】 ドライバー飛距離では、実施例3>実施例2>実施例1
>比較例2>比較例1>比較例3となり、内側カバー層
にポリアミド樹脂を用いることでドライバー飛距離が伸
びている。
>比較例2>比較例1>比較例3となり、内側カバー層
にポリアミド樹脂を用いることでドライバー飛距離が伸
びている。
【0017】(試験方法)表1に示したような配合のコ
ア、内側カバー層および外側カバー層を用いて作製した
ゴルフボールを、ウッド1番、即ちドライバー(ヘッド
スピード:45m/秒)およびサンドウェッジ(ヘッドスピ
ード:20m/秒)により打撃し、そのスピン量およびドラ
イバー飛距離を測定した(装置名:ツルーテンパー社製
スイングロボット)。
ア、内側カバー層および外側カバー層を用いて作製した
ゴルフボールを、ウッド1番、即ちドライバー(ヘッド
スピード:45m/秒)およびサンドウェッジ(ヘッドスピ
ード:20m/秒)により打撃し、そのスピン量およびドラ
イバー飛距離を測定した(装置名:ツルーテンパー社製
スイングロボット)。
【0018】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、ソリッドゴル
フボール本来の飛距離を維持しながら、フィーリングお
よびスピン特性に優れ(特にアプローチにおいて)止ま
り易さを向上させたものである。
フボール本来の飛距離を維持しながら、フィーリングお
よびスピン特性に優れ(特にアプローチにおいて)止ま
り易さを向上させたものである。
【図1】 本発明のゴルフボールの断面概略図である。
1 … コア 2 … 内側カバー層 3 … 外側カバー層
Claims (6)
- 【請求項1】 コア(1)と該コア上に形成されたカバー
から成り、該カバーが硬い内側カバー層(2)と軟らかい
外側カバー層(3)の2層構造をとる2層カバー構造を有
するゴルフボールにおいて、該内側カバー層(2)が樹脂
の総重量に対して5重量%以上の高剛性ポリアミド樹脂
を含有することを特徴とするゴルフボール。 - 【請求項2】 該内側カバー層(2)がポリアミド樹脂と
アイオノマー樹脂の混合物から成る請求項1記載のゴル
フボール。 - 【請求項3】 該外側カバー層(3)が、1000〜2500kg/cm
2の範囲の曲げ剛性を有するアイオノマー樹脂から成る
請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 該内側カバー層(2)がショアD硬度60〜9
0を有する請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項5】 該外側カバー層(3)がショアD硬度56〜6
4を有する請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項6】 該外側カバー層(3)がショアD硬度60〜6
3を有する請求項5記載のゴルフボール。
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