JPH0962810A - 電子財布システム - Google Patents
電子財布システムInfo
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- JPH0962810A JPH0962810A JP21700895A JP21700895A JPH0962810A JP H0962810 A JPH0962810 A JP H0962810A JP 21700895 A JP21700895 A JP 21700895A JP 21700895 A JP21700895 A JP 21700895A JP H0962810 A JPH0962810 A JP H0962810A
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 4
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子財布システムで，ＩＣカードに蓄積された
電子マネーの残高が少なくなったことを，ユーザーが容
易に知ることができること。 【構成】電子財布システムに，ＩＣ８，９カードの残高
限界基準値（ショーテージ・リミット）を設定し，電子
マネーの転送後には，ＩＣカード８，９の残高を監視
し，これをショーテージ・リミットと比較し，ショーテ
ージ・リミット以下なら警告を発生する。また，複数の
通貨に対応するために，複数のショーテージ・リミット
を管理するショーテージ・リミット・テーブルを設け
る。 【効果】ユーザーは，ＩＣカードの残高が少なくなった
ことを容易に知ることができる。
電子マネーの残高が少なくなったことを，ユーザーが容
易に知ることができること。 【構成】電子財布システムに，ＩＣ８，９カードの残高
限界基準値（ショーテージ・リミット）を設定し，電子
マネーの転送後には，ＩＣカード８，９の残高を監視
し，これをショーテージ・リミットと比較し，ショーテ
ージ・リミット以下なら警告を発生する。また，複数の
通貨に対応するために，複数のショーテージ・リミット
を管理するショーテージ・リミット・テーブルを設け
る。 【効果】ユーザーは，ＩＣカードの残高が少なくなった
ことを容易に知ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子財布システムに係わ
り、特に、ＩＣカードに蓄積されている電子マネーの残
高が，少なくなったことを容易に確認することを可能に
する電子財布システムに関わる。
り、特に、ＩＣカードに蓄積されている電子マネーの残
高が，少なくなったことを容易に確認することを可能に
する電子財布システムに関わる。
【０００２】
【従来の技術】カードコネクタ１のＩＣカード（以下，
ＩＣカード１）から，カードコネクタ２のＩＣカード
（ＩＣカード２）へ電子マネーを転送した後，ＩＣカー
ド１の残高を確認するには，ユーザーがＩＣカード１か
ら電子マネーの残高を読出してディスプレイに表示さ
せ，電子財布システムの使用者（以下，ユーザー）が自
分の目で確認する。
ＩＣカード１）から，カードコネクタ２のＩＣカード
（ＩＣカード２）へ電子マネーを転送した後，ＩＣカー
ド１の残高を確認するには，ユーザーがＩＣカード１か
ら電子マネーの残高を読出してディスプレイに表示さ
せ，電子財布システムの使用者（以下，ユーザー）が自
分の目で確認する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術には、以下の点で問題がある。
来技術には、以下の点で問題がある。
【０００４】（１）電子マネーの転送後，ＩＣカード１
の残高が，少なくなり過ぎていないかどうかを知るに
は，ＩＣカード１の残高を表示させる操作が必要であ
る。
の残高が，少なくなり過ぎていないかどうかを知るに
は，ＩＣカード１の残高を表示させる操作が必要であ
る。
【０００５】（２）上記（１）の操作をしなかった場
合，転送する電子マネーの入力ミスなどにより，ＩＣカ
ード１の残高が少なくなり過ぎていても，ゼロになるま
で気づかない可能性がある。
合，転送する電子マネーの入力ミスなどにより，ＩＣカ
ード１の残高が少なくなり過ぎていても，ゼロになるま
で気づかない可能性がある。
【０００６】従って、本発明の解決すべき技術的課題は
上記従来技術の持つ問題点を解消することにあり、その
目的とするところは、ＩＣカードの残高が少なくなった
ことを，容易にユーザーに知らせることにある。
上記従来技術の持つ問題点を解消することにあり、その
目的とするところは、ＩＣカードの残高が少なくなった
ことを，容易にユーザーに知らせることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために，予めショーテージ・リミットを設定できる
ようにしておき，電子マネーを転送した後は，自動的に
ＩＣカードの残高を読出し，ショーテージ・リミットと
比較してショーテージ・リミット以下になっていたら，
この時の残高をディスプレイに警告メッセージと共に表
示し，ブザーを鳴らすようにする。
するために，予めショーテージ・リミットを設定できる
ようにしておき，電子マネーを転送した後は，自動的に
ＩＣカードの残高を読出し，ショーテージ・リミットと
比較してショーテージ・リミット以下になっていたら，
この時の残高をディスプレイに警告メッセージと共に表
示し，ブザーを鳴らすようにする。
【０００８】また，複数の通貨に対応するため，通貨毎
のショーテージ・リミットを登録可能なショーテージ・
リミット・テーブルを用意する。そして，ショーテージ
・リミットの設定時には，現在使用中の通貨に対応する
ショーテージ・リミットを変更し，対応する通貨が無け
れば新たに登録する。登録可能な最大数を超えるなら
ば，最も過去に登録されたショーテージ・リミットを削
除してから，新たな登録を行う。ショーテージ・リミッ
トの比較時には，現在使用中の通貨に対応するショーテ
ージ・リミットと比較する。
のショーテージ・リミットを登録可能なショーテージ・
リミット・テーブルを用意する。そして，ショーテージ
・リミットの設定時には，現在使用中の通貨に対応する
ショーテージ・リミットを変更し，対応する通貨が無け
れば新たに登録する。登録可能な最大数を超えるなら
ば，最も過去に登録されたショーテージ・リミットを削
除してから，新たな登録を行う。ショーテージ・リミッ
トの比較時には，現在使用中の通貨に対応するショーテ
ージ・リミットと比較する。
【０００９】
【作用】電子マネーの転送後は，ＩＣカードの残高を自
動的に読出してショーテージ・リミットと比較し，これ
以下になった時には，警告メッセージとブザーで知らせ
るので，ユーザーが自分でＩＣカードの残高を確認する
手間が省ける。予めショーテージ・リミットを設定して
おくことで，残高が少なくなったことを，残高がゼロに
なる前に容易に知ることができる。
動的に読出してショーテージ・リミットと比較し，これ
以下になった時には，警告メッセージとブザーで知らせ
るので，ユーザーが自分でＩＣカードの残高を確認する
手間が省ける。予めショーテージ・リミットを設定して
おくことで，残高が少なくなったことを，残高がゼロに
なる前に容易に知ることができる。
【００１０】また，ＩＣカードで複数の通貨を使用する
場合でも，ショーテージ・リミット・テーブルを用意
し，これへの登録及び削除を上記手段のように工夫する
ことで，ショーテージ・リミット・テーブル用のメモリ
を余り多く取らなくても，残高が少なくなったことを知
ることができる。
場合でも，ショーテージ・リミット・テーブルを用意
し，これへの登録及び削除を上記手段のように工夫する
ことで，ショーテージ・リミット・テーブル用のメモリ
を余り多く取らなくても，残高が少なくなったことを知
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下，本発明を図１から図３に示した実施例
によって説明する。
によって説明する。
【００１２】図１は，本発明に係る電子財布システムの
概要を示すブロック図である。本実施例のシステムは小
型軽量薄型で，例えば，財布や電卓等のように，常時携
帯することが可能なサイズにまとめられている。
概要を示すブロック図である。本実施例のシステムは小
型軽量薄型で，例えば，財布や電卓等のように，常時携
帯することが可能なサイズにまとめられている。
【００１３】図１において，１はシステム全体の動作を
制御するシスコンであり，内部にメモリを持つ１チップ
マイコンで構成されている。２はユーザーからの操作を
受付ける為のボタン群で構成されたキーパッド，３はド
ットマトリックス方式で文字列や絵を表示する部分と，
予め用意された図形（アイコン）を表示する部分とで構
成された液晶ディスプレイ，３はキー操作音や警告音な
どを発生させる圧電ブザーであり，これらはユーザーと
のインターフェースをする部分である。５及び６は，Ｉ
ＳＯ/ＩＥＣ ７８１６規格に準拠したＩＣカードと電子
マネーの情報交換をするカードコネクタ１及びカードコ
ネクタ２であり，８及び９はこれらのカードコネクタで
使用可能なＩＣカードである。７のバッテリはリチウム
イオン電池及びアルカリ電池で構成されており，１から
６の動作に必要な電力を供給している。
制御するシスコンであり，内部にメモリを持つ１チップ
マイコンで構成されている。２はユーザーからの操作を
受付ける為のボタン群で構成されたキーパッド，３はド
ットマトリックス方式で文字列や絵を表示する部分と，
予め用意された図形（アイコン）を表示する部分とで構
成された液晶ディスプレイ，３はキー操作音や警告音な
どを発生させる圧電ブザーであり，これらはユーザーと
のインターフェースをする部分である。５及び６は，Ｉ
ＳＯ/ＩＥＣ ７８１６規格に準拠したＩＣカードと電子
マネーの情報交換をするカードコネクタ１及びカードコ
ネクタ２であり，８及び９はこれらのカードコネクタで
使用可能なＩＣカードである。７のバッテリはリチウム
イオン電池及びアルカリ電池で構成されており，１から
６の動作に必要な電力を供給している。
【００１４】ユーザーがキーパッドを操作すると，シス
コンがこれを解釈して，カードコネクタを介してＩＣカ
ードと電子マネーに関する情報交換を行い，ディスプレ
イには情報交換が行われている最中である盲のメッセー
ジ，或は電子マネーに関する情報そのものを，必要に応
じて表示してユーザーに知らせる。これと同時にシスコ
ンは，キーパッドが操作されたことを知らせる操作音
や，情報交換中等に検知した異常を知らせる警告音を，
ブザーを鳴らすことでユーザーに知らせる。また，シス
コンは，システムが長時間使用されなくなったとき等，
システムに電力を供給する必要が無くなった場合は，バ
ッテリを制御してシステム全体の電力消費量を抑えるよ
うにする。
コンがこれを解釈して，カードコネクタを介してＩＣカ
ードと電子マネーに関する情報交換を行い，ディスプレ
イには情報交換が行われている最中である盲のメッセー
ジ，或は電子マネーに関する情報そのものを，必要に応
じて表示してユーザーに知らせる。これと同時にシスコ
ンは，キーパッドが操作されたことを知らせる操作音
や，情報交換中等に検知した異常を知らせる警告音を，
ブザーを鳴らすことでユーザーに知らせる。また，シス
コンは，システムが長時間使用されなくなったとき等，
システムに電力を供給する必要が無くなった場合は，バ
ッテリを制御してシステム全体の電力消費量を抑えるよ
うにする。
【００１５】シスコンは，表１に示すように，通貨とシ
ョーテージ・リミットとレベルの３要素から成るショー
テージ・リミット情報を，３組持ったショーテージ・リ
ミット・テーブルを，メモリ上に保持する。ここで，レ
ベルが０のときは，そこにはショーテージ・リミット情
報が登録されていないことを示し，これ以外の１以上３
以下の値のときには，ショーテージ・リミット情報が登
録されており，且つ値が大きいほど登録または比較され
た時間が新しいことを示す。
ョーテージ・リミットとレベルの３要素から成るショー
テージ・リミット情報を，３組持ったショーテージ・リ
ミット・テーブルを，メモリ上に保持する。ここで，レ
ベルが０のときは，そこにはショーテージ・リミット情
報が登録されていないことを示し，これ以外の１以上３
以下の値のときには，ショーテージ・リミット情報が登
録されており，且つ値が大きいほど登録または比較され
た時間が新しいことを示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】まず，電子マネー転送後の残高とショーテ
ージ・リミットの比較処理を，図２のフローチャート図
及び表１のショーテージ・リミット・テーブルを用いて
説明する。
ージ・リミットの比較処理を，図２のフローチャート図
及び表１のショーテージ・リミット・テーブルを用いて
説明する。
【００１８】ユーザーがＩＣカード１からＩＣカード２
へ，電子マネーの転送を指示すると，シスコンはこれを
実行する。この実行を終了後，シスコンはＩＣカード１
の残高を読出し（Ｓ１），ショーテージ・リミット・テ
ーブルから対応するショーテージ・リミットを得て，そ
のレベルを最高値に変更する（Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４）。こ
の時，対応するショーテージ・リミットが無ければ，シ
ョーテージ・リミットはゼロとする（Ｓ５）。例えば，
ＩＣカードから読出した残高が＄５．００ならば，ショ
ーテージ・リミット・テーブルに登録されているショー
テージ・リミットは＄１０．００であり，この結果，＄
１０．００のレベルは３，￥１，０００のレベルは２に
変更される。また，読出した残高が£２．００ならば，
通貨£に対するショーテージ・リミットは，ショーテー
ジ・リミット・テーブルに登録されていないので£０．
００となり，各々のショーテージ・リミットのレベルは
変化しない。
へ，電子マネーの転送を指示すると，シスコンはこれを
実行する。この実行を終了後，シスコンはＩＣカード１
の残高を読出し（Ｓ１），ショーテージ・リミット・テ
ーブルから対応するショーテージ・リミットを得て，そ
のレベルを最高値に変更する（Ｓ２，Ｓ３，Ｓ４）。こ
の時，対応するショーテージ・リミットが無ければ，シ
ョーテージ・リミットはゼロとする（Ｓ５）。例えば，
ＩＣカードから読出した残高が＄５．００ならば，ショ
ーテージ・リミット・テーブルに登録されているショー
テージ・リミットは＄１０．００であり，この結果，＄
１０．００のレベルは３，￥１，０００のレベルは２に
変更される。また，読出した残高が£２．００ならば，
通貨£に対するショーテージ・リミットは，ショーテー
ジ・リミット・テーブルに登録されていないので£０．
００となり，各々のショーテージ・リミットのレベルは
変化しない。
【００１９】そして，先に読出したＩＣカードの残高
と，いま得たショーテージ・リミットを比較し，残高が
ショーテージ・リミット以下ならば，警告メッセージを
ディスプレイに表示し，ブザーで警告音を鳴らす（Ｓ
６，Ｓ７，Ｓ８）。上の例で例えれば，残高＄５．００
は，ショーテージ・リミット＄１０．００以下なので，
警告メッセージの表示と警告音を発生し，また，残高£
２．００ならば，ショーテージ・リミット£０．００よ
り大きいので，警告は発生しない。
と，いま得たショーテージ・リミットを比較し，残高が
ショーテージ・リミット以下ならば，警告メッセージを
ディスプレイに表示し，ブザーで警告音を鳴らす（Ｓ
６，Ｓ７，Ｓ８）。上の例で例えれば，残高＄５．００
は，ショーテージ・リミット＄１０．００以下なので，
警告メッセージの表示と警告音を発生し，また，残高£
２．００ならば，ショーテージ・リミット£０．００よ
り大きいので，警告は発生しない。
【００２０】次に，ショーテージ・リミットの設定処理
を，図３のフローチャート図及び表１から表３のショー
テージ・リミット・テーブルを用いて説明する。
を，図３のフローチャート図及び表１から表３のショー
テージ・リミット・テーブルを用いて説明する。
【００２１】ユーザーがショーテージ・リミットの設定
操作の開始を指示すると，シスコンは，キーパッドより
ショーテージ・リミットを入力するように促すメッセー
ジをディスプレイに表示する。ユーザーがショーテージ
・リミットを入力すると，シスコンは，これが現在の通
貨に対する新しいショーテージ・リミットであると判断
する（Ｓ９）。そして，入力されたショーテージ・リミ
ットの通貨が，ショーテージ・リミット・テーブルに登
録されているか検索し，登録されていれば（Ｓ１０，Ｓ
１１），そのショーテージ・リミットに変更し，レベル
を最高値に変更する（Ｓ１２）。例えば，ショーテージ
・リミット・テーブルが表１の状態で，入力されたショ
ーテージ・リミットが＄２．５０ならば，結果的に，通
貨＄のショーテージ・リミットは，＄１０．００から＄
２．５０になりレベルは３，通貨￥のレベルは２に変更
される。
操作の開始を指示すると，シスコンは，キーパッドより
ショーテージ・リミットを入力するように促すメッセー
ジをディスプレイに表示する。ユーザーがショーテージ
・リミットを入力すると，シスコンは，これが現在の通
貨に対する新しいショーテージ・リミットであると判断
する（Ｓ９）。そして，入力されたショーテージ・リミ
ットの通貨が，ショーテージ・リミット・テーブルに登
録されているか検索し，登録されていれば（Ｓ１０，Ｓ
１１），そのショーテージ・リミットに変更し，レベル
を最高値に変更する（Ｓ１２）。例えば，ショーテージ
・リミット・テーブルが表１の状態で，入力されたショ
ーテージ・リミットが＄２．５０ならば，結果的に，通
貨＄のショーテージ・リミットは，＄１０．００から＄
２．５０になりレベルは３，通貨￥のレベルは２に変更
される。
【００２２】Ｓ１０，Ｓ１１で，新しく入力されたショ
ーテージ・リミットの通貨が，ショーテージ・リミット
・テーブルに登録されていないときは，空き領域を検索
し，空き領域がなければ（Ｓ１３，Ｓ１４），最も過去
に登録又は比較をされ，レベルが最も低いショーテージ
・リミットを削除して空き領域を作る（Ｓ１５）。そし
て，新しく入力されたショーテージ・リミットを，この
空き領域に登録し，レベルを最高値に設定する（Ｓ１
６）。例えば，ショーテージ・リミット・テーブルが表
１であるときに，£５．００を登録すると，空き領域が
あるので表２になる。ここでは，通貨￥及び＄のレベル
を一つ下げることで，£５．００のレベル３が最高値に
なるようにしている。
ーテージ・リミットの通貨が，ショーテージ・リミット
・テーブルに登録されていないときは，空き領域を検索
し，空き領域がなければ（Ｓ１３，Ｓ１４），最も過去
に登録又は比較をされ，レベルが最も低いショーテージ
・リミットを削除して空き領域を作る（Ｓ１５）。そし
て，新しく入力されたショーテージ・リミットを，この
空き領域に登録し，レベルを最高値に設定する（Ｓ１
６）。例えば，ショーテージ・リミット・テーブルが表
１であるときに，£５．００を登録すると，空き領域が
あるので表２になる。ここでは，通貨￥及び＄のレベル
を一つ下げることで，£５．００のレベル３が最高値に
なるようにしている。
【００２３】
【表２】
【００２４】また，ショーテージ・リミット・テーブル
が表２であるときに，ＤＭ１．００を登録すると，最も
レベルの低い＄１０．００を削除し，通貨￥及び£のレ
ベルを一つ下げて，ＤＭ１．００，レベル３を登録し表
３となる。
が表２であるときに，ＤＭ１．００を登録すると，最も
レベルの低い＄１０．００を削除し，通貨￥及び£のレ
ベルを一つ下げて，ＤＭ１．００，レベル３を登録し表
３となる。
【００２５】
【表３】
【００２６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば，ＩＣカー
ドの電子マネーを転送した場合に，以下の効果を奏す
る。
ドの電子マネーを転送した場合に，以下の効果を奏す
る。
【００２７】（１）ＩＣカードに残しておきたい最低金
額を，予めショーテージ・リミットとして設定しておく
ことにより，電子マネーの転送後，ＩＣカードの残高が
少なくなると，ユーザーは特別な操作無しで，容易にこ
れを知ることができる。
額を，予めショーテージ・リミットとして設定しておく
ことにより，電子マネーの転送後，ＩＣカードの残高が
少なくなると，ユーザーは特別な操作無しで，容易にこ
れを知ることができる。
【００２８】（２）ＩＣカードが複数の通貨に対応して
いる場合でも，上記（１）とほぼ同様の操作性をユーザ
ーに提供し，且つシスコン内のメモリの増加量も余り多
くならないため，システムの低価格化が図れる。
いる場合でも，上記（１）とほぼ同様の操作性をユーザ
ーに提供し，且つシスコン内のメモリの増加量も余り多
くならないため，システムの低価格化が図れる。
【図１】本発明の１実施例に係る電子財布システムの概
要を示すブロック図である。
要を示すブロック図である。
【図２】本発明の１実施例に係る電子財布システムにお
ける，ＩＣカードの残高とショーテージ・リミットを比
較する際の処理フローを示すフローチャート図である。
ける，ＩＣカードの残高とショーテージ・リミットを比
較する際の処理フローを示すフローチャート図である。
【図３】本発明の１実施例に係る電子財布システムにお
ける，ショーテージ・リミットを設定する際の処理フロ
ーを示すフローチャート図である。
ける，ショーテージ・リミットを設定する際の処理フロ
ーを示すフローチャート図である。
１…シスコン ２…キーパッド ３…ディスプレイ ４…ブザー ５…カードコネクタ１ ６…カードコネクタ２ ７…バッテリ ８…ＩＣカード１ ９…ＩＣカード２
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/30 ３６０
Claims (7)
- 【請求項１】キー操作を受付けるキーパッドと，文字や
絵で情報を知らせるディスプレイと，電子化された現金
である電子マネーを蓄積するＩＣカードとの情報交換を
する二組のカードコネクタと，各装置間の制御全般を司
るシステムコントロール装置，及び，これらの各装置の
動作に必要な電力を供給するバッテリから構成される電
子財布システムにおいて、 該ＩＣカードに蓄積された該電子マネーの残高限界基準
値であるショーテージ・リミットを設定する手段を設
け、該ＩＣカードと情報交換をするときに，このショー
テージ・リミットと比較することにより、該ＩＣカード
に蓄積された該電子マネーの残高が少なくなったことを
知らせることを特徴とする電子財布システム。 - 【請求項２】前記ショーテージ・リミットは，複数の通
貨を格納することが可能なＩＣカードに対応するため，
各通貨毎に複数設定できるようにしたことを特徴とする
請求項１記載の電子財布システム。 - 【請求項３】設定可能なショーテージ・リミットの最大
数を超える，新しい通貨に対するショーテージ・リミッ
トの設定は，前記新しい通貨に対するショーテージ・リ
ミットを設定する場合は，最も過去に設定されたショー
テージ・リミットの設定を取消してから行うようにした
ことを特徴とする請求項１または請求項２記載の電子財
布システム。 - 【請求項４】前記二組のカードコネクタは，双方のカー
ドコネクタに接続された前記ＩＣカード間で，電子マネ
ーの転送が出来ることを特徴とする請求項１記載の電子
財布システム。 - 【請求項５】前記カードコネクタに接続可能な前記ＩＣ
カードは，ＩＳＯ/ＩＥＣ ７８１６規格に準拠した方式
であることを特徴をする請求項１記載の電子財布システ
ム。 - 【請求項６】前記バッテリは，アルカリ電池またはリチ
ウムイオン電池で構成されたもの，又はこれらを混在さ
せて構成したものであることを特徴とする請求項１記載
の電子財布システム。 - 【請求項７】前記電子マネーの残高が少なくなったこと
を知らせる装置は，ブザーやスピーカを用いた音声装置
であることを特徴とする請求項１記載の電子財布システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21700895A JP3687146B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 電子財布システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21700895A JP3687146B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 電子財布システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962810A true JPH0962810A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3687146B2 JP3687146B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=16697387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21700895A Expired - Lifetime JP3687146B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 電子財布システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3687146B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006190095A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置および電子マネー補充システム |
| US7232061B2 (en) | 2003-07-31 | 2007-06-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Portable device, IC module, IC card, and method for using services |
| JP2008293084A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Sony Corp | 電子マネー媒体 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21700895A patent/JP3687146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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