JPH0959671A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH0959671A
JPH0959671A JP7217654A JP21765495A JPH0959671A JP H0959671 A JPH0959671 A JP H0959671A JP 7217654 A JP7217654 A JP 7217654A JP 21765495 A JP21765495 A JP 21765495A JP H0959671 A JPH0959671 A JP H0959671A
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JP
Japan
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group
general formula
surfactant
alkylaryl
component
Prior art date
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JP7217654A
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English (en)
Inventor
Takefumi Oguri
建文 小栗
Yoshimasa Nishiyama
悦正 西山
Takashi Nakamura
崇 中村
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KOOPU CLEAN KK
Adeka Corp
Original Assignee
KOOPU CLEAN KK
Asahi Denka Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 優れた洗浄力、柔軟性を示し、洗い上がりの
ボリューム感(ふっくらさ)を損なわず、低温安定性に優
れ、高濃度でのカチオン界面活性剤使用による1回当た
りの使用量が少ない高濃度の透明液体軽質洗浄剤組成物
を提供する。 【解決手段】 成分(1)として一般式1の非イオン界面
活性剤を20〜50重量%、及び成分(2)として一般式
2のカチオン界面活性剤を3〜20重量%を含有してな
り、残部にアニオン界面活性剤を含まない洗浄剤組成
物。 R1O−(C24O)mH (1) (R1はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリール
基またはアシル基を、mは1〜100の数を表す) (R2、R3及びR5は同一でも異なってもよい1または
2種以上のアルキル基、アルケニル基またはアルキルア
リール基を、R4はアルキレン基を、Xはハロゲンまた
はアニオン性原子団を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な洗浄剤組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術・解決すべき課題】一般に、ウールや絹で
つくられたセーター、カーディガン、ブラウス等のいわ
ゆるおしゃれ着の洗濯には、中性の軽質洗剤が使用され
ている。中性の軽質洗剤が使用される理由は、おしゃれ
着を構成する繊維が酸やアルカリに弱いこと、洗い上が
りの柔軟性が重視されること、縮みや型くずれを防ぐこ
と等が挙げられる。また近年、容器の省資源化、輸送の
効率化、有職主婦の増加に伴い持ち運びの便宜性から、
1回の使用量の少ない高濃度の洗剤への要望が増加して
きている。
【0003】衣料用液体軽質洗剤に関する従来の技術と
して、例えば非イオン型界面活性剤、両性界面活性剤と
モノアルキルアンモニウム塩型カチオン界面活性剤を組
み合わせたもの(特公昭59−14077号公報)、非イオン界
面活性剤、モノまたはジアルキルアンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤とアニオン性合成高分子を組み合わせた
もの(特開平1−132692号公報)、非イオン界面活性剤、
脂肪酸ポリグリコールジエステル、イミダゾリン型4級
アンモニウム型カチオン界面活性剤を組み合わせたもの
(特公昭59−3518号公報)、非イオン界面活性剤、イミダ
ゾリン型4級アンモニウム型カチオン界面活性剤、カル
ボン酸型アニオン界面活性剤を組み合わせたもの(特開
平1−144496号公報)等が挙げられる。
【0004】しかし、特公昭59−14077号公報で開示さ
れた組成物に代表されるモノアルキルアンモニウム塩型
カチオン界面活性剤を使用したものは十分な柔軟性を示
さず、また、特開平1−132692号公報で開示された組成
物に代表されるジアルキルアンモニウム塩型カチオン界
面活性剤を使用したもの、特公昭59−3518号公報で開示
された組成物に代表されるイミダゾリン型4級アンモニ
ウム型カチオン界面活性剤を使用したものは、優れた柔
軟性を示すものの、洗い上がりのボリューム感(ふっく
らさ)が十分には得られず、また低温安定性に劣り、高
濃度の透明液状タイプの組成物を造ることは不可能であ
った。また、特開平1−144496号公報で示されたアニオ
ン界面活性剤とカチオン界面活性剤を使用したものは、
カチオン界面活性剤を高濃度で使用した場合には沈殿、
ゲル化し、また低温安定性に難があった。
【0005】従って、本発明の目的は、優れた洗浄力、
柔軟性を示し、洗い上がりのボリューム感(ふっくらさ)
を損なわず、かつ低温安定性に優れ、高濃度でカチオン
界面活性剤を使用することによる1回当たりの使用量が
従来品より少ない高濃度の透明液体軽質洗浄剤組成物を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、成分(1)として、一般式
【化4】R1O−(C24O)mH (1) (式中、R1は、アルキル基、アルケニル基、アルキルア
リール基またはアシル基を表し、mは、1〜100の範
囲の数を表す)で表わされる非イオン界面活性剤を20
〜50重量%、及び成分(2)として一般式
【化5】 (式中、R2、R3及びR5は、互いに同一でも異なっても
よい1種または2種以上のアルキル基、アルケニル基ま
たはアルキルアリール基を表し、R4は、アルキレン基
を表し、Xは、ハロゲン原子またはアニオン性原子団を
表す)で表わされるカチオン界面活性剤を3〜20重量
%含有し、残部にアニオン界面活性剤を含まないことを
特徴とする洗浄剤組成物である。
【0007】また、本発明の洗浄剤組成物は、更に成分
(3)として、一般式
【化6】R6O−(R7−O)nH (3) (式中、R6はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリ
ール基またはアシル基を表し、R7は、1種または2種
以上のアルキレン基を表す。但し、R7が全てエチレン
基であることはない。nは、1〜100の範囲の数を表
す)で表わされる配合安定剤を含むことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記一般式(1)で表される非イオ
ン界面活性剤において、R1は、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキルアリール基またはアシル基のいずれかで
ある。
【0009】R1において、アルキル基としては例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ターシャリブチル、ペンチル、イソペ
ンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニ
ル、デシル、ウンデシル、ラウリル、トリデシル、イソ
トリデシル、ミリスチル、パルミチル、ステアリル、ド
コシル、テトラコシル、トリアコンチル、2−オクチル
ドデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−テトラデシ
ルオクタデシル、モノメチル分岐−イソステアリル等が
挙げられる。
【0010】また、アルケニル基としては例えば、ビニ
ル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、
イソブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニ
ル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウ
ンデセニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等
が挙げられる。
【0011】更に、アルキルアリール基としては例え
ば、フェニル、トルイル、キシリル、クメニル、メシチ
ル、ベンジル、フェネチル、スチリル、シンナミル、ベ
ンズヒドリル、トリチル、エチルフェニル、プロピルフ
ェニル、ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘキシル
フェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニ
ルフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げら
れる。
【0012】また、アシル基としては、前記のアルキル
基、アルケニル基、アルキルアリール基の結合末端にカ
ルボニル基が結合した基が挙げられる。例えば、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリ
ル、イソバレリル、ピバリル、ラウロイル、ミリストイ
ル、パルミトイル、ステアロイル、アクリロイル、プロ
ピオロイル、メタクロイル、クロトノイル、オレイロイ
ル、ベンゾイル、フタロイル、スクシニル等が挙げられ
る。
【0013】これらの中でも、R1の炭素原子数が少な
いと洗浄力が低下し、多すぎると低温安定性が低下する
傾向があるので、R1の炭素原子数は好ましくは6〜3
6、更に好ましくは8〜18である。
【0014】一般式(1)において、mはオキシエチレン
基の重合度を表わし、1〜100の範囲の数である。但
し、重合度が低いと低温安定性が劣化し、高いと洗浄剤
組成物の洗浄力が低下する傾向があるので、好ましくは
mは5〜30の範囲の数、更に好ましくは6〜12の範
囲の数である。
【0015】一般式(2)で表されるカチオン界面活性剤
において、R2、R3及びR5は、互いに同一でも異なっ
てもよい1種または2種以上のアルキル基、アルケニル
基、アルキルアリール基のいずれかである。具体的に
は、R1について例示したアルキル基、アルケニル基、
アルキルアリール基と同様である。
【0016】これらの中でも、R2及びR5については、
炭素原子数が少ないと柔軟性が低下する傾向があるの
で、好ましくは炭素原子数8〜24、更に好ましくは1
4〜20である。
【0017】また、R3は、炭素原子数が多いと窒素の
4級化が難しいため、炭素原子数1〜3のアルキル基が
好ましい。
【0018】更に、R4は、アルキレン基である。一般
式(2)で表されるカチオン界面活性剤は、通常はジアル
キレントリアミンを原料として用い、原料として用いた
化合物によりR4が決定されるが、ジエチレントリアミ
ンが入手が容易であるため、R4はエチレン基であるこ
とが好ましい。
【0019】Xは、ハロゲン原子またはアニオン性原子
団であり、通常は一般式(2)の化合物を4級化する際の
対イオン原子である。ハロゲン原子は、ふっ素、塩素、
臭素、よう素等であり、アニオン原子団としては、カル
ボン酸アニオン、硝酸アニオン、硫酸水素アニオン、ア
ルキル硫酸アニオン、リン酸アニオン等が挙げられる。
これらの中でも、4級化剤として有用なアルキル硫酸ア
ニオン、塩素が好ましい。
【0020】本発明の洗浄剤組成物においては、成分
(1)の配合量は、組成物全体に対して20〜50重量
%、好ましくは25〜40重量%である。成分(1)であ
る非イオン界面活性剤の量が少ないと十分な洗浄力が得
られず、また仕上がりに「ゴワツキ感」がでてしまう。
また、多すぎると配合安定性、水への溶解性が低下し、
仕上がりに「へたり感」が感じられ、ふっくらした仕上
がりを阻害する傾向がある。
【0021】また、成分(2)の配合量は、3〜20重量
%、好ましくは5〜15%重量である。成分(2)である
カチオン界面活性剤の量が少ないと仕上がり時の風合
い、特に「柔らかさ」、「ふっくらさ」が得られず、多
すぎると配合安定性が低下し、仕上がりも「へたり感」
が感じられ、ふっくらした仕上がりを阻害する傾向があ
る。
【0022】成分(1)と成分(2)の配合割合は、成分
(1)の割合が多すぎると、十分な洗浄力が得られず、ま
た配合安定性が悪くなる傾向がある。成分(2)の割合が
多すぎると、十分な仕上がり時の風合い、特に「柔らか
さ」、「ふっくらさ」が得られなくなる傾向がある。従
って、成分(1)と成分(2)の配合割合は、好ましくは重
量比にして10:1〜1:1、さらに好ましくは7:1
〜3:1である。
【0023】また、本発明の洗浄剤組成物は、上記成分
(1)及び(2)の残部にアニオン界面活性剤を使用しない
ところに特徴がある。本発明は、一般式(2)で表わされ
るカチオン界面活性剤を比較的高濃度で使用するため、
アニオン界面活性剤を使用すると、沈殿、ゲル化し、ま
た、低温安定性が損なわれるため、本発明の効果を発揮
しない。
【0024】成分(1)と成分(2)を必須の成分とする本
発明の洗浄剤組成物は、安定な配合状態を保つ組成物で
あるが、更に、成分(3)の配合安定剤を配合した場合は
配合安定性が更に向上し、低温安定性、溶解性、膜張り
防止性の良好な高濃度の洗浄剤組成物を得ることができ
る。
【0025】一般式(3)で示される配合安定剤におい
て、R6はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリー
ル基のいずれかである。具体的には、R1について例示
したアルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基と
同様である。これらの中でも、炭素原子数が多いと配合
安定性が低下する傾向があるので、好ましい炭素原子数
は1〜8である。
【0026】R7は、1種または2種以上のアルキレン
基であり、中でも、炭素原子数2〜4のアルキレン基が
好ましいが、R7が全てエチレン基であることはない。
(R7−O)n部は、エチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ブチレンオキサイド等を付加させることにより
得られ、付加させるアルキレンオキサイド等は単独重
合、2種類以上のランダム重合あるいはブロック重合で
あってよい。また、炭素原子数2〜4のアルキレン基の
うちでもプロピレン基が特に好ましく、2種類以上のア
ルキレンオキサイドを付加させる場合にはそのうち1つ
はプロピレンオキサイドであるのが好ましい。
【0027】nは、1〜100の範囲の数であるが、n
が大きいと配合安定性が低下する傾向にあるので、n
は、1〜15の範囲の数が好ましい。
【0028】成分(3)の配合安定剤の配合量は特に限定
されないが、少なすぎると十分な低温安定性、溶解性、
膜張り防止性が得られず、多すぎると量に見合った効果
が得られず技術的に意味が無い。従って、好ましくは組
成物全体に対して1〜20重量%であり、更に好ましく
は5〜18重量%である。
【0029】本発明の洗浄剤組成物は、繊維製品の液体
軽質洗剤として好ましく使用できる。繊維製品として
は、木綿、羊毛、絹等の天然繊維、アセテート等の半合
成繊維、ナイロン、アクリル、ポリエステル、ポリプロ
ピレン等の合成繊維及びこれらを混合した各種繊維より
なる編み物、織物等の繊維製品が例示でき、特に家庭用
繊維製品(セーター、マフラー、カーディガン、ランジ
ェリー)に好ましく使用できる。
【0030】本発明の洗浄剤組成物は、実際に衣料など
の洗浄に使用する際は、所望の濃度となるように水で薄
めて使用するものである。通常は1000〜2500倍
程度に希釈されて使用される。一般に市販されている液
体軽質洗剤は、通常手洗いで400倍、洗濯機洗いでは
750倍程度に希釈して使われており、本発明の洗浄剤
組成物は従来品に比べて3倍程度の高濃縮である。
【0031】本発明の洗浄剤組成物には、以上の成分に
加えて、本発明特有の効果を阻害しない範囲で必要に応
じて他の任意成分を通常用いられる量にて配合すること
ができる。例えば、水溶性シリコーン、ジアルキルジア
リルアンモニウム等のカチオンポリマー、エタノール等
の低級アルコール、尿素等の可溶化剤、防腐剤、金属イ
オン捕捉剤(キレート剤)、無機電解質、染料、香料等が
挙げられる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。 <洗浄剤組成物の調整>40℃に加温した調合水中に、
以下の表1〜3に示す配合割合で必要に応じ成分(3)、
成分(1)、成分(2)の順に試料を配合し、配合後20℃
に冷却したものを本発明品及び比較品のサンプルとし
た。
【0033】<配合安定性>上記の調整法により得られ
た組成物の配合直後20℃での液の外観を肉眼観察し
た。このときの判定基準は以下の通りとする: ○…透明液状 △…不透明液状 ×…ゲル化・固化
【0034】<低温安定性>各組成物100mlをガラ
ス瓶に採取し、密封後0℃で24時間保存後の外観を肉
眼観察した。このときの判定基準は以下の通りとする: ○…透明液状 △…不透明液状 ×…ゲル化・固化
【0035】<溶解性>マグネチックスターラー上の1
リットルガラスビーカーに、1リットルの水道水(20
℃)と攪拌子を入れ、一定速度で回転させた。水浴中に
1mlの洗浄剤組成物を滴下し、水中に均一に分散した
時点を終点とし、その時間を測定した。このときの判定
基準は以下の通りとする: ○…10秒以内 △…10〜30秒 ×…30秒以上
【0036】<仕上がり時の風合い>羊毛糸布、アクリ
ルマフラーを、温度25℃の水で約1000倍に希釈し
た洗浄剤組成物で30秒に20回の押し洗いを行い、軽
く脱水後、25℃の水道水で10回の押し洗いですすぎ
を行った。水を換え2回すすぎを行った後、30秒間脱
水し、22℃、50%RHの恒温恒湿室で平干し乾燥を
行った。乾燥後、ふっくらさ、柔らかさについて官能評
価を行った。官能評価は市販の軽質液体洗剤と比較し
て、下記の判定基準に従い、10名のパネラーの合計点
として評価した。 市販品より 優れている …+2点 やや優れている…+1点 同等 … 0点 やや劣っている…−1点 劣っている …−2点
【0037】<洗浄力評価>洗剤水溶液1リットルに、
(財)洗濯科学協会より市販されている湿式人工汚染布
(4cm×4cm)10枚を入れ、浴比が1/30となる
ように汚染していない布をさらに加え、ターゴトメータ
ーにて120rpmで以下の条件で洗浄した。 洗剤濃度 :13ml/30リットル 使用水の硬度:50ppm 温度 :20℃ 洗浄時間 :10分間 すすぎ :50ppmにて3分×2回 洗浄力は汚染布の洗浄前後の反射率を測定し、Kube
lka−Munk式より洗浄率を算出した。市販衣料用
軽質洗剤(洗剤濃度:40ml/30リットル)の洗浄力
を100としたときの、サンプルの洗浄力を表わした。
【0038】成分(1) 非イオン界面活性剤1:ヤシ油アルコールポリオキシエ
チレン付加物(R1=ラウリル基:ミリスチル基=3:
1。m=8) 非イオン界面活性剤2:ヤシ油アルコールポリオキシエ
チレン付加物(m=12) 非イオン界面活性剤3:デカノールポリオキシエチレン
付加物(R1=デシル基、m=8) 非イオン界面活性剤4:デカノールポリオキシエチレン
付加物(R1=デシル基、m=6) 非イオン界面活性剤5:イソトリデシルアルコールポリ
オキシエチレン付加物(R1=イソトリデシル基、m=1
2)
【0039】成分(2) カチオン界面活性剤1:一般式(2)において、R2、R5
=オレイル基、R3=メチル基、R4=エチレン基、X=
硫酸メチル基 カチオン界面活性剤2:一般式(2)において、R2、R5
=ステアリル基、R3=メチル基、R4=エチレン基、X
=塩素 カチオン界面活性剤3:一般式(2)において、R2、R5
=ラウリル基、R3=メチル基、R4=エチレン基、X=
硫酸メチル基 カチオン界面活性剤4(比較品):
【化7】 (R=ステアリル基) カチオン界面活性剤5(比較品):
【化8】 (R=ステアリル基)
【0040】成分(3) 配合安定剤1:一般式(3)において、R6=メチル基、
7=プロピレン基、n=2 配合安定剤2:一般式(3)において、R6=エチル基、
7=プロピレン基、n=5 配合安定剤3(比較品):グリセリン
【0041】アニオン界面活性剤1:ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム アニオン界面活性剤2:ドデシル硫酸エステルナトリウ
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】本発明の効果は、優れた洗浄力、柔軟性
を示し、洗い上がりのボリューム感(ふっくらさ)を損な
わず、かつ低温安定性に優れ、高濃度でカチオン界面活
性剤を使用することによる1回当たりの使用量が従来品
より少ない新規な洗浄剤組成物提供したことにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 崇 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分(1)として、一般式 【化1】R1O−(C24O)mH (1) (式中、R1は、アルキル基、アルケニル基、アルキルア
    リール基またはアシル基を表し、mは、1〜100の範
    囲の数を表す)で表わされる非イオン界面活性剤を20
    〜50重量%、及び成分(2)として一般式 【化2】 (式中、R2、R3及びR5は、互いに同一でも異なっても
    よい1種または2種以上のアルキル基、アルケニル基ま
    たはアルキルアリール基を表し、R4は、アルキレン基
    を表し、Xは、ハロゲン原子またはアニオン性原子団を
    表す)で表わされるカチオン界面活性剤を3〜20重量
    %を含有してなり、残部にアニオン界面活性剤を含まな
    いことを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分(3)として、一般式 【化3】R6O−(R7−O)nH (3) (式中、R6はアルキル基、アルケニル基、アルキルアリ
    ール基またはアシル基を表し、R7は、1種または2種
    以上のアルキレン基を表す。但し、R7が全てエチレン
    基であることはない。nは、1〜100の範囲の数を表
    す)で表わされる配合安定剤を含む請求項1記載の洗浄
    剤組成物。
  3. 【請求項3】 成分(3)の配合量が、組成物全体に対し
    て1〜20重量%である請求項2の記載の洗浄剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 一般式(2)中のR3が、炭素原子数1〜
    3のアルキル基である請求項1ないし3のいずれか1項
    記載の洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 一般式(2)中のR4が、エチレン基であ
    る請求項1ないし4のいずれか1項記載の洗浄剤組成
    物。
  6. 【請求項6】 一般式(3)中のR6が、炭素原子数1〜
    8のアルキル基である請求項2ないし5のいずれか1項
    記載の洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    洗浄剤組成物からなる繊維用洗浄剤組成物。
JP7217654A 1995-08-25 1995-08-25 洗浄剤組成物 Pending JPH0959671A (ja)

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