JPH0958393A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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Publication number
JPH0958393A
JPH0958393A JP7215614A JP21561495A JPH0958393A JP H0958393 A JPH0958393 A JP H0958393A JP 7215614 A JP7215614 A JP 7215614A JP 21561495 A JP21561495 A JP 21561495A JP H0958393 A JPH0958393 A JP H0958393A
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JP
Japan
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base plate
switch
airbag
frame body
mounting bolt
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Pending
Application number
JP7215614A
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Inventor
Takahiro Iino
恭弘 飯野
Yasusuke Matsushima
庸介 松島
Tomomasa Terasawa
知真 寺澤
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0958393A publication Critical patent/JPH0958393A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q5/00Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
    • B60Q5/001Switches therefor
    • B60Q5/003Switches therefor mounted on the steering wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
    • B60R21/2037Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit the module or a major component thereof being yieldably mounted, e.g. for actuating the horn switch or for protecting the driver in a non-deployment situation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造でスペースを要せず、操作性に優
れて円滑な押動も可能な、エアバッグモジュールにおけ
るベースプレートを利用した警笛スイッチを備えるエア
バッグ装置を提供する。 【解決手段】 衝突時に膨張して乗員を保護するエアバ
ッグ3と、該エアバッグ3を膨張させるためのインフレ
ータ5と、これらエアバッグ3およびインフレータ5を
収納するモジュールカバー2と、該モジュールカバー2
が取り付けられたベースプレート4とからなるエアバッ
グモジュール1が、前記べースプレート4にエアバッグ
3とインフレータ5を固定する取付ボルト6を介してス
テアリングシャフト側の枠体14に連結されたエアバッ
グ装置において、前記取付ボルト6に嵌挿してべースプ
レート4と枠体14間にばね10を介装するとともに枠
体14へのベースプレート4の近接によって警笛が作動
するスイッチ11、12を設置したことを特徴とするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グホイール等に設置される乗員保護のためのエアバッグ
装置に係り、特に警笛スイッチの設置を容易にしたエア
バッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衝突時における乗員保護を目的と
してエアバッグを標準装備する車両が増大してきてい
る。ところが、図6に示されるように、運転手保護のた
めにステアリングホイール30のほぼ中央にエアバッグ
モジュール31が設置される型式のものでは、警笛ボタ
ン32はステアリングホイール30のスポーク部分に配
置せざるを得ず、特に操向時にはステアリングホイール
30が回転中であり、緊急時の警笛動作に支障を来して
いた。そのため、操向時のステアリングホイール30の
回転中であっても警笛ボタンの押動が容易にできるよう
に、ステアリングホイール30のほぼ中央に設置された
エアバッグモジュール31自体を警笛ボタンに兼用する
ことも提案されている。例えば特開昭5−16756号
公報に記載されたものや特開平6−298030号公報
に記載されたものでは、エアバッグモジュールカバーの
内部に感圧スイッチ等を埋設している。また、特開平6
−312643号公報に記載されたもののように、モジ
ュールカバーであるパッドの反乗員側への移動によって
警笛スイッチが作動するパッドセンターホーン手段を設
置したものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のタイ
プのものでは、本来、エアバッグモジュールカバー自体
がエアバッグ作動時には開裂する構成であるために、こ
のような開裂の影響を受けないように格別の構成を施す
必要があり、エアバッグモジュールカバーの構造が複雑
になった。また、後者のタイプのものでは、エアバッグ
やインフレータを固定するべースプレートを筒状に延設
して案内片を設け、該案内片をステアリングホイールハ
ブ側に設けた案内ピンに沿って移動させるようにし、該
案内ピンに警笛スイッチの復元のためのコイルばねを嵌
合配設している。このために、移動方向に延設されたべ
ースプレートの嵩が増大する他、警笛スイッチを兼用す
るエアバッグモジュールカバーの円滑な移動のために前
記案内ピン等の余分な部材を設置する必要があり、エア
バッグモジュールが設置されて複雑で狭いスペースをよ
り狭隘化し、エアバッグモジュール周りの構造をより複
雑にしていた。
【0004】本発明では、以上述べてきたような従来の
エアバッグ装置における課題を解決して、簡素な構造で
スペースを要せず、操作性に優れて円滑な押動も可能
な、エアバッグモジュールにおけるベースプレートを利
用した警笛スイッチを備えるエアバッグ装置を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、衝
突時に膨張して乗員を保護するエアバッグと、該エアバ
ッグを膨張させるためのインフレータと、これらエアバ
ッグおよびインフレータを収納するモジュールカバー
と、該モジュールカバーが取り付けられたベースプレー
トとからなるエアバッグモジュールが、前記べースプレ
ートにエアバッグとインフレータを固定する取付ボルト
を介してステアリングシャフト側の枠体に連結されたエ
アバッグ装置において、前記取付ボルトに嵌挿してべー
スプレートと枠体間にばねを介装するとともに枠体への
ベースプレートの近接によって警笛が作動するスイッチ
を設置したことを特徴とするもので、これを課題解決の
ための手段とするものである。また本発明は、前記ベー
スプレートと枠体間を電気的に絶縁するとともに、これ
ら両者が前記スイッチの陽極および陰極をそれぞれ構成
していることを特徴とするものである。さらに本発明
は、前記スイッチが押しボタン式スイッチであってもよ
いし、リードスイッチであってもよい。また本発明は、
前記ベースプレートのスイッチを構成する部分が前記モ
ジュールカバーの脚部を取り付けるため折り返された加
締部であることを特徴とするものであり、さらに本発明
は、前記ベースプレートに緊締された取付ボルトと枠体
間を電気的に絶縁するとともに、これら取付ボルトと枠
体とが前記スイッチの陽極および陰極をそれぞれ構成し
ていることを特徴とするもので、これらを課題解決のた
めの手段とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、衝突時に膨張して乗員を保護する
エアバッグ3と、該エアバッグ3を膨張させるためのイ
ンフレータ5と、これらエアバッグ3およびインフレー
タ5を収納するモジュールカバー2と、該モジュールカ
バー2が取り付けられたベースプレート4とからなるエ
アバッグモジュール1が、前記べースプレート4にエア
バッグ3とインフレータ5を固定する取付ボルト6を介
してステアリングシャフト側の枠体14に連結されたエ
アバッグ装置において、前記取付ボルト6に嵌挿してべ
ースプレート4と枠体14間にばね10を介装するとと
もに枠体14へのベースプレート4の近接によって警笛
が作動するスイッチ11、12を設置したことにより、
緊急時に警笛を鳴動させる必要が生じた時に、ステアリ
ングホイール20のほぼ中央に設置されてかなりの部分
を占めるエアバッグモジュール1のモジュールカバー2
の部分を押圧すれば、モジュールカバー2を取り付けて
いるベースプレート4がばね10に抗して下方へ移動し
て枠体14の一部を構成する接点固定金具13に接して
警笛スイッチ回路を閉成する。これによってカプラ17
を介して連結された警笛21を鳴動させる。このよう
に、べースプレート4にエアバッグ3とインフレータ5
を固定する取付ボルト6をそのまま利用してエアバッグ
モジュール1をステアリングシャフト側の枠体14に連
結することができて部品点数を減ずることができ、しか
も、該取付ボルト6に嵌挿してばね10を介装するのみ
で、取付ボルト6が警笛スイッチを兼用したエアバッグ
モジュール1の円滑な移動すなわち押動、復帰のための
案内部材およびリターンばね装置としての機能を兼ね備
えるという、顕著な効果を発揮するので、エアバッグモ
ジュール1に容易に警笛スイッチを付設して、エアバッ
グモジュール周りの構造をより簡素な構造とすることが
できる上に、ステアリングホイールのほぼ中央に設置さ
れたモジュールカバー2をそのまま警笛ボタンとして使
用して、操向時等においても操作性に優れる警笛鳴動が
より簡素で確実な構造によって可能になる。
【0007】また、前記ベースプレート4と枠体14間
を絶縁管7等により電気的に絶縁するとともに、これら
両者をして警笛スイッチの陽極接点11および陰極接点
12をそれぞれ兼用せしめて構成するならば、格別にス
イッチ部品を準備する必要がなく、より構造が簡素化さ
れる。また、前記ベースプレート4と枠体14との間に
配設されるスイッチとして、押しボタン式スイッチ18
あるいは永久磁石の離反近接によって回路が開閉するい
わゆるリードスイッチ19等を採用するならば、前記ベ
ースプレート4と枠体14間を絶縁することなく、これ
ら両部材をスイッチ部材として利用することができる。
そして、前記ベースプレート4のスイッチを構成する部
分として、モジュールカバー2の脚部2Aを取り付ける
ため折り返された加締部4Aを利用するならば、最下端
に位置する金属である該加締部4Aがそのままスイッチ
の接点を構成することになり、格別な接点を加工形成す
る必要もなく、より簡素な構造となる。さらに、前記ベ
ースプレート4に緊締された取付ボルト6と枠体14間
を電気的に絶縁するとともに、これら取付ボルト6と枠
体14とが前記スイッチの陽極および陰極をそれぞれ構
成するようにすれば、取付ボルト6をそのままスイッチ
として利用できて、さらに構造が簡素化される。
【0008】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の第1実施の形態を示すも
ので、図1(A)は本発明のエアバッグモジュール1が
ステアリングホイール20に装着された平面図、図1
(B)は図1(A)のA−A断面の要部拡大図である。
図1(B)に示すように、適宜形状に折り畳まれたエア
バッグ3の基部と該エアバッグ3を膨張させるためのイ
ンフレータ5のフランジ5Aが、ベースプレート4を挟
持するごとく取付ボルト6によって該ベースプレート4
に取り付けられる。ベースプレート4の外周側は下方に
折り曲げられた後、側方さらに上方へ折り返されて前記
エアバッグ3およびインフレータ5を収納するモジュー
ルカバー2の脚部2Aを巻き込む形で加締部4Aを形成
してモジュールカバー2を取り付けることになる。前記
取付ボルト6はエアバッグ3の基部、ベースプレート
4、インフレータのフランジ5Aおよびこれらと導電状
態にある端子8を貫通して固定ナット9により緊締され
る。符号16はエアバッグ3の基部を取付ボルト6によ
って取り付ける際に介在されるリテーナを示している。
前記取付ボルト6を図示しないステアリングシャフト側
の枠体14に連結するのに、該取付ボルト6に嵌挿して
べースプレート4と枠体14間にばね10を介装するこ
とによって、接点固定金具13との間のばね10により
枠体14である接点固定金具13をベースプレート4か
ら遠ざかる方向に付勢しておくものである。15Aおよ
び15Bは緊締ナットおよびロックナットをそれぞれ示
す。その際、絶縁管7を介在させることによって取付ボ
ルト6と接点固定金具13側とは電気的に絶縁される。
枠体14は車体等に連結してアースさせ、前記端子8か
らのリード線はカプラ17を介して電池の陽極および警
笛21に連結される。なお、前記加締部4Aの下端部に
は陽極接点11が、接点固定金具13の前記陽極接点1
1に対向する位置には陰極接点12がそれぞれ設けられ
ている。
【0009】このような構成によって、緊急時に警笛を
鳴動させる必要が生じた時に、ステアリングホイール2
0のほぼ中央に設置されたエアバッグモジュール1にお
けるモジュールカバー2の部分を押圧すれば、モジュー
ルカバー2を取り付けているベースプレート4の下端部
に設けられた陽極接点11がばね10に抗して下方へ移
動して接点固定金具13上の陰極接点12に接して警笛
スイッチ回路を閉成する。これによってカプラ17を介
して連結された警笛21を鳴動させることができる。こ
のように、べースプレート4にエアバッグ3とインフレ
ータ5を固定する取付ボルト6をそのまま利用してエア
バッグモジュール1をステアリングシャフト側の枠体1
4に連結することができて部品点数を減ずることがで
き、しかも、該取付ボルト6に嵌挿してばね10を介装
するのみで、取付ボルト6が警笛スイッチを兼用したエ
アバッグモジュール1の円滑な移動すなわち押動、復帰
のための案内部材およびリターンばね装置としての機能
を兼ね備えるという、顕著な効果を発揮するので、エア
バッグモジュール1に容易に警笛スイッチを付設して、
エアバッグモジュール周りの構造をより簡素な構造とす
ることができる上に、ステアリングホイールのほぼ中央
に設置されたモジュールカバー2をそのまま警笛ボタン
として使用して、操向時等においても操作性に優れる警
笛鳴動がより簡素で確実な構造によって可能になる。ま
た、前記ベースプレート4と枠体14間を絶縁管7等に
より電気的に絶縁するとともに、これら両者をして警笛
スイッチの陽極接点11および陰極接点12をそれぞれ
兼用せしめて構成するならば、格別にスイッチ部品を準
備する必要がなく、より構造が簡素化される。しかも、
前記ベースプレート4のスイッチを構成する部分とし
て、モジュールカバー2の脚部2Aを取り付けるため折
り返された前記加締部4Aを利用した場合には、最下端
に位置する金属である該加締部4Aがそのままスイッチ
の接点を構成することになり、格別な接点を加工形成す
る必要もなく、より簡素な構造となる。
【0010】図2は、本発明の第2実施の形態を示すも
ので、本実施の形態は基本的には前記第1実施の形態の
ものと同じであるが、モジュールカバー2の脚部2Aを
ベースプレート4に取り付け固定するのに、ベースプレ
ート4の前記加締部4Aに代えて通常の起立壁4Bを利
用した例である。この固定方法はベースプレート4の起
立壁4Bに前記モジュールカバー2の脚部2Aを挟持し
て添設板4Bを添え、これらをボルトナット4Cにより
貫通固定するものである。本実施の形態では、前記ベー
スプレート4の起立壁4Bの下端部が陽極接点11を形
成することになる点で前記第1実施の形態のものと相違
する。その他の構成は同様であるので、説明を省略する
が、本例はモジュールカバー4の脚部2Aを取り付ける
ベースプレート4の構造が通常のリベットあるいはボル
トナット等の固定具を採用したものにでも、容易に本発
明の警笛スイッチ装置を施すことが可能になる。
【0011】図3は、本発明の第3実施の形態を示すも
ので、本実施の形態は基本的には前記第1および第2実
施の形態のものとは異なり、ベースプレート4側と枠体
14側とが電気的に特に絶縁されている訳ではない。し
かしながら、ベースプレート4と枠体14とで警笛スイ
ッチを構成するために、前記ベースプレート4と枠体1
4とを緊締する取付ボルト6にばね10を介装すること
は前2例と同様である。本実施の形態では、ベースプレ
ート4の加締部4Aと接点固定金具13との間に配設さ
れるスイッチとして、陽極接点18Aおよび陰極接点1
8Bとからなる押しボタン式スイッチ18を設置したも
のである。これによって、前記ベースプレート4と枠体
14間を格別に絶縁することなく、これら両部材をスイ
ッチ部材として利用することができる。しかも、モジュ
ールカバー2の脚部2Aの下端部を巻き込んだ加締部4
Aが金属であり確実に押しボタン式スイッチ18を押下
することができる。
【0012】図4は、本発明の第4実施の形態を示すも
ので、本実施の形態も基本的には前記第3実施の形態の
ものと同様に、ベースプレート4側と枠体14側とは電
気的に絶縁されていない。本実施の形態では、ベースプ
レート4の加締部4Aと接点固定金具13との間に配設
されるスイッチとして、前記第3実施の形態の押しボタ
ン式スイッチ18に代えて、永久磁石の離反近接によっ
て回路が開閉するいわゆるリードスイッチ19を設置し
たものである。ベースプレート4の加締部4Aの下端部
に永久磁石19Aを固定し、対応する接点固定金具13
の近接位置に永久磁石の近接により閉成する検知部19
Bを固定したものである。これによって、前記ベースプ
レート4と枠体14間を格別に絶縁することなく、これ
ら両部材をスイッチ部材として利用することができる。
しかも、警笛スイッチを構成するリードスイッチ19は
機械的な接触がなく、耐久性に優れるものである。
【0013】図5は、本発明の第5実施の形態に係る要
部拡大断面図である。本実施の形態は前記各実施の形態
のものと異なり、ベースプレート4自体をスイッチの接
点とせずに、ベースプレート4に緊締された取付ボルト
6と枠体14とを絶縁管7等により電気的に絶縁し、こ
れら取付ボルト6と枠体14とが前記スイッチの陽極接
点11および陰極接点12をそれぞれ構成するようにし
たもので、本実施の形態によれば、取付ボルト6をその
ままスイッチの接点として利用できて、さらに構造が簡
素化される。なお、取付ボルト6と枠体14とをそのま
まスイッチの接点とする他に、前述した実施の形態のよ
うに、取付ボルト6と枠体14との間に押しボタン式ス
イッチ18や永久磁石の離反近接によって回路が開閉す
るいわゆるリードスイッチ19を設置してもよい。かく
して、本実施の形態では、取付ボルトをそのままスイッ
チとして利用できて、さらに構造が簡素化される。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明の趣旨の範囲内で、モジュールカバー
の形状、べースプレートの形状、加締金具の形状等モジ
ュールカバーとベースプレートとの固定形態、エアバッ
グの基部とベースプレートとインフレータおよび枠体と
の取付形態、取付ボルトの形状、端子の配設位置、絶縁
管の形状、材質、その配設位置等については適宜採用で
きるものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に述べてきたように、本発明で
は、衝突時に膨張して乗員を保護するエアバッグと、該
エアバッグを膨張させるためのインフレータと、これら
エアバッグおよびインフレータを収納するモジュールカ
バーと、該モジュールカバーが取り付けられたベースプ
レートとからなるエアバッグモジュールが、前記べース
プレートにエアバッグとインフレータを固定する取付ボ
ルトを介してステアリングシャフト側の枠体に連結され
たエアバッグ装置において、前記取付ボルトに嵌挿して
べースプレートと枠体間にばねを介装するとともに枠体
へのベースプレートの近接によって警笛が作動するスイ
ッチを設置したことにより、緊急時に警笛を鳴動させる
必要が生じた時に、ステアリングホイールのほぼ中央に
設置されてかなりの部分を占めるエアバッグモジュール
のモジュールカバーの部分を押圧すれば、モジュールカ
バーを取り付けているベースプレートがばねに抗して下
方へ移動して枠体の一部を構成する接点固定金具に接し
て警笛スイッチ回路を閉成して警笛を鳴動させることが
できる。このように本発明では特に、べースプレートに
エアバッグとインフレータを固定する取付ボルトをその
まま利用してエアバッグモジュールをステアリングシャ
フト側の枠体に連結することができて部品点数を減ずる
ことができ、しかも、該取付ボルトに嵌挿してばねを介
装するのみで、取付ボルトが警笛スイッチを兼用したエ
アバッグモジュールの円滑な移動すなわち押動、復帰の
ための案内部材およびリターンばね装置としての機能を
兼ね備えるという、顕著な効果を発揮するので、エアバ
ッグモジュールに容易に警笛スイッチを付設して、エア
バッグモジュール周りの構造をより簡素な構造とするこ
とができる上に、ステアリングホイールのほぼ中央に設
置されたモジュールカバーをそのまま警笛ボタンとして
使用して、操向時等においても操作性に優れる警笛鳴動
がより簡素で確実な構造によって可能になる。
【0016】また、前記ベースプレートと枠体間を絶縁
管等により電気的に絶縁するとともに、これら両者をし
て警笛スイッチの陽極接点および陰極接点をそれぞれ兼
用せしめて構成するならば、格別にスイッチ部品を準備
する必要がなく、より構造が簡素化される。また、前記
ベースプレートと枠体との間に配設されるスイッチとし
て、押しボタン式スイッチあるいは永久磁石の離反近接
によって回路が開閉するいわゆるリードスイッチ等を採
用するならば、前記ベースプレートと枠体間を絶縁する
ことなく、これら両部材をスイッチ部材として利用する
ことができる。そして、前記ベースプレートのスイッチ
を構成する部分として、モジュールカバーの脚部を取り
付けるため折り返された加締部を利用するならば、最下
端に位置する金属である該加締部がそのままスイッチの
接点を構成することになり、格別な接点を加工形成する
必要もなく、より簡素な構造となる。さらに、前記ベー
スプレートに緊締された取付ボルトと枠体間を電気的に
絶縁するとともに、これら取付ボルトと枠体とが前記ス
イッチの陽極接点および陰極接点をそれぞれ構成するよ
うにすれば、取付ボルトをそのままスイッチの接点とし
て利用できて、さらに構造が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すもので、図1
(A)はエアバッグモジュールがステアリングホイール
に装着された平面図、図1(B)は図1(A)のA−A
断面の要部拡大図である。
【図2】本発明の第2実施の形態に係る要部拡大断面図
である。
【図3】本発明の第3実施の形態に係る要部拡大断面図
である。
【図4】本発明の第4実施の形態に係る要部拡大断面図
である。
【図5】本発明の第5実施の形態に係る要部拡大断面図
である。
【図6】エアバッグモジュールが装着された従来のステ
アリングホイールの平面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグモジュール 2 モジュールカバー 2A 脚部 3 エアバッグ 4 ベースプレート 4A 加締部 4B 起立壁 4C ボルトナット 5 インフレータ 5A フランジ 6 取付ボルト 7 絶縁管 8 端子 9 固定ナット 10 ばね 11 陽極接点 12 陰極接点 13 接点固定金具 14 枠体 15A 緊締ナット 15B ロックナット 16 リテーナ 17 カプラ 18 押しボタンスイッチ 19 リードスイッチ 20 ステアリングホイール 21 警笛
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図2は、本発明の第2実施の形態を示すも
ので、本実施の形態は基本的には前記第1実施の形態の
ものと同じであるが、モジュールカバー2の脚部2Aを
ベースプレート4に取り付け固定するのに、ベースプレ
ート4の前記加締部4Aに代えて通常の起立壁4Bを利
用した例である。この固定方法はベースプレート4の起
立壁4Bに前記モジュールカバー2の脚部2Aを挟持し
て添設板4B’を添え、これらをボルトナット4Cによ
り貫通固定するものである。本実施の形態では、前記ベ
ースプレート4の起立壁4Bの下端部が陽極接点11を
形成することになる点で前記第1実施の形態のものと相
違する。その他の構成は同様であるので、説明を省略す
るが、本例はモジュールカバー4の脚部2Aを取り付け
るベースプレート4の構造が通常のリベットあるいはボ
ルトナット等の固定具を採用したものにでも、容易に本
発明の警笛スイッチ装置を施すことが可能になる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図1】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突時に膨張して乗員を保護するエアバ
    ッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータ
    と、これらエアバッグおよびインフレータを収納するモ
    ジュールカバーと、該モジュールカバーが取り付けられ
    たベースプレートとからなるエアバッグモジュールが、
    前記べースプレートにエアバッグとインフレータを固定
    する取付ボルトを介してステアリングシャフト側の枠体
    に連結されたエアバッグ装置において、前記取付ボルト
    に嵌挿してべースプレートと枠体間にばねを介装すると
    ともに枠体へのベースプレートの近接によって警笛が作
    動するスイッチを設置したことを特徴とするエアバッグ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレートと枠体間を電気的に
    絶縁するとともに、これら両者が前記スイッチの陽極お
    よび陰極をそれぞれ構成していることを特徴とする請求
    項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチが押しボタン式スイッチで
    あることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチがリードスイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記ベースプレートのスイッチを構成す
    る部分が前記モジュールカバーの脚部を取り付けるため
    折り返された加締部であることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレートに緊締された取付ボ
    ルトと枠体間を電気的に絶縁するとともに、これら取付
    ボルトと枠体とが前記スイッチの陽極および陰極をそれ
    ぞれ構成していることを特徴とする請求項1、3、4の
    いずれかに記載のエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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