JPH0957923A - 抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム - Google Patents
抗菌性複合延伸ポリエステルフィルムInfo
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- JPH0957923A JPH0957923A JP7220660A JP22066095A JPH0957923A JP H0957923 A JPH0957923 A JP H0957923A JP 7220660 A JP7220660 A JP 7220660A JP 22066095 A JP22066095 A JP 22066095A JP H0957923 A JPH0957923 A JP H0957923A
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- Japan
- Prior art keywords
- film
- stretched
- compd
- contg
- polyester film
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- Pending
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抗菌効果が高く、しかもその抗菌性能を長期
間に亘って保持できる抗菌性複合延伸ポリエステルフィ
ルムの提供。 【解決手段】 この抗菌性複合延伸ポリエステルフィル
ムは銀を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィルム
層ＢがＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなる。
間に亘って保持できる抗菌性複合延伸ポリエステルフィ
ルムの提供。 【解決手段】 この抗菌性複合延伸ポリエステルフィル
ムは銀を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィルム
層ＢがＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性効果が大き
く、抗菌機能を長期間に亘って保持できる抗菌性複合延
伸ポリエステルフィルムに関する。
く、抗菌機能を長期間に亘って保持できる抗菌性複合延
伸ポリエステルフィルムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ポリエステルフィルムは、強靱性
と耐熱性、寸法安定性、電気絶縁性、耐薬品性にすぐ
れ、産業用の多種用途の基材として広範囲に使用されて
いる。例えば、食品包材、ラベル、ステッカ、銘板など
の印刷基材、トレーシングペーパ、印字リボン、磁気デ
ープなど情報基材、又、他基材との組合せによる被覆材
として使われている。
と耐熱性、寸法安定性、電気絶縁性、耐薬品性にすぐ
れ、産業用の多種用途の基材として広範囲に使用されて
いる。例えば、食品包材、ラベル、ステッカ、銘板など
の印刷基材、トレーシングペーパ、印字リボン、磁気デ
ープなど情報基材、又、他基材との組合せによる被覆材
として使われている。
【０００３】これらに使われる延伸ポリエステルフィル
ム表面に抗菌剤を含む塗料を塗布することが考えられる
が、延伸ポリエステルフィルムとしての抗菌性をもつフ
ィルムはない。銀を含む無機化合物からなる抗菌組成物
としては特開平６−８７７１１号公報、特開平５−２５
０１２号公報などで知られているが、またこれら抗菌剤
をポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリマー中に混
合し練込み、押し出してシート化したものが知られてい
る。
ム表面に抗菌剤を含む塗料を塗布することが考えられる
が、延伸ポリエステルフィルムとしての抗菌性をもつフ
ィルムはない。銀を含む無機化合物からなる抗菌組成物
としては特開平６−８７７１１号公報、特開平５−２５
０１２号公報などで知られているが、またこれら抗菌剤
をポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリマー中に混
合し練込み、押し出してシート化したものが知られてい
る。
【０００４】これら、延伸ポリエステルフィルム表面に
抗菌剤を含む塗料を塗布したものは、揉等に対する摩耗
に弱く、抗菌処理塗膜が剥離しやすく、実用に耐えな
い。また、ポリマー中に抗菌剤を混合し練込んだもの
は、表面に抗菌剤の集中体積ができず、抗菌機能の発揮
ができないなどの欠点がある。
抗菌剤を含む塗料を塗布したものは、揉等に対する摩耗
に弱く、抗菌処理塗膜が剥離しやすく、実用に耐えな
い。また、ポリマー中に抗菌剤を混合し練込んだもの
は、表面に抗菌剤の集中体積ができず、抗菌機能の発揮
ができないなどの欠点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、薄膜
表面層に銀を含む無機化合物を集中・堆積させ、表面摩
耗にも耐え、抗菌機能のより活性化の発揮を長期間に亘
って保持できる抗菌性複合延伸エステルフィルムを提供
することにある。
表面層に銀を含む無機化合物を集中・堆積させ、表面摩
耗にも耐え、抗菌機能のより活性化の発揮を長期間に亘
って保持できる抗菌性複合延伸エステルフィルムを提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は銀を含む無機化
合物を含むフィルム層Ａ、フィルム層ＢがＡ／Ｂ、Ａ／
Ｂ／Ａと積層してなる抗菌性複合延伸ポリエステルフィ
ルムを要旨とする。
合物を含むフィルム層Ａ、フィルム層ＢがＡ／Ｂ、Ａ／
Ｂ／Ａと積層してなる抗菌性複合延伸ポリエステルフィ
ルムを要旨とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明のＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａの複
合延伸ポリエステルフィルムは、ポリエステルポリマー
を複合口金でＡ／Ｂ又はＡ／Ｂ／Ａの構成で押出・シー
ト化（キャスト）し、この複合シートを２〜６倍タテ方
向に延伸し、さらに２〜６倍ヨコ方向に延伸・熱固定し
て二軸延伸フィルムとする。また単膜Ｂを押出し、シー
ト化（キャスト）し、タテ方向に延伸後、そのタテ延伸
したＢに、Ａを押出、積層し、Ａ／Ｂとしてヨコ方向に
延伸、熱固定して延伸フィルムとする（この場合、Ｂは
二軸延伸、Ａは一軸延伸となる）。
合延伸ポリエステルフィルムは、ポリエステルポリマー
を複合口金でＡ／Ｂ又はＡ／Ｂ／Ａの構成で押出・シー
ト化（キャスト）し、この複合シートを２〜６倍タテ方
向に延伸し、さらに２〜６倍ヨコ方向に延伸・熱固定し
て二軸延伸フィルムとする。また単膜Ｂを押出し、シー
ト化（キャスト）し、タテ方向に延伸後、そのタテ延伸
したＢに、Ａを押出、積層し、Ａ／Ｂとしてヨコ方向に
延伸、熱固定して延伸フィルムとする（この場合、Ｂは
二軸延伸、Ａは一軸延伸となる）。
【０００８】延伸されたＡ、Ｂの厚さは、Ｂに比べＡの
方が薄膜であり、Ａの厚さが０．５〜１０μｍの範囲に
あり、使用する本無機化合物の粒径により変るが、数μ
ｍの微粒子（１〜５μｍ）のものでは５〜１０μｍ相当
のＡが好ましく、数μ以下の超微粒子（例えば0.2 〜0.
5 μｍ）のものでは０．５〜５μｍ相当のＡが好まし
い。
方が薄膜であり、Ａの厚さが０．５〜１０μｍの範囲に
あり、使用する本無機化合物の粒径により変るが、数μ
ｍの微粒子（１〜５μｍ）のものでは５〜１０μｍ相当
のＡが好ましく、数μ以下の超微粒子（例えば0.2 〜0.
5 μｍ）のものでは０．５〜５μｍ相当のＡが好まし
い。
【０００９】この理由は、Ａ中の無機化合物粒子が延伸
によりポリマーと無機粒子との界面に延伸ボイドが形成
されるとともに、Ａ表面にポリマーに固定された形で堆
積され、抗菌効果の活性を発揮なさしめるためである。
延伸により構成されるＡ／Ｂの厚み比率は0.01〜0.5 が
適用される。本無機化合物のＡポリマー中の添加量は２
〜１０重量％が好ましく、２重量％未満では延伸による
無機化合物の抗菌効果に期待できなく、１０重量％超で
はＡの延伸ボイドフィルムの表面層が脆くなり、破壊し
てしまう（摩耗等で）。
によりポリマーと無機粒子との界面に延伸ボイドが形成
されるとともに、Ａ表面にポリマーに固定された形で堆
積され、抗菌効果の活性を発揮なさしめるためである。
延伸により構成されるＡ／Ｂの厚み比率は0.01〜0.5 が
適用される。本無機化合物のＡポリマー中の添加量は２
〜１０重量％が好ましく、２重量％未満では延伸による
無機化合物の抗菌効果に期待できなく、１０重量％超で
はＡの延伸ボイドフィルムの表面層が脆くなり、破壊し
てしまう（摩耗等で）。
【００１０】銀を含む無機化合物としては、銀イオンを
無機化合物に担持させたもので、ゼオライト、リン酸ジ
ルコニウム、モンモリロナイト、ハイドロキシアパタイ
ト、リン酸複塩、トリポリリン酸塩、マグネシウムアル
ミノシリケート、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、シリ
カゲル、溶解性ガラスなどが適用できる。また、本発明
で用いるポリエステルフィルムとしては、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリプチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートなどのフィルムが適用できる。また表面Ａがタテ
方向に延伸したこれらポリエステルフィルムＢにポリマ
ーと銀を含む無機化合物からなる塗料を塗布し、Ａ／Ｂ
として、ヨコ方向に延伸、熱固定して延伸フィルムとす
ることができる。
無機化合物に担持させたもので、ゼオライト、リン酸ジ
ルコニウム、モンモリロナイト、ハイドロキシアパタイ
ト、リン酸複塩、トリポリリン酸塩、マグネシウムアル
ミノシリケート、ケイ酸カルシウム、酸化チタン、シリ
カゲル、溶解性ガラスなどが適用できる。また、本発明
で用いるポリエステルフィルムとしては、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリプチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートなどのフィルムが適用できる。また表面Ａがタテ
方向に延伸したこれらポリエステルフィルムＢにポリマ
ーと銀を含む無機化合物からなる塗料を塗布し、Ａ／Ｂ
として、ヨコ方向に延伸、熱固定して延伸フィルムとす
ることができる。
【００１１】この場合、延伸されたＡは、より薄膜で0.
1 〜３μｍとなり、Ａに混合される銀を含む無機化合物
としては３μｍ以下の超微粒子が好ましい（好ましくは
0.1〜0.5 μｍ）。Ａの薄膜より粒形が大きいと抗菌機
能を発揮させるためには有効であるが、表面の摩耗など
で無機化合物の剥離が問題となる。Ｂの延伸フィルムは
５〜２５０μの厚さに適用できる。Ａ層に通用される塗
布用ポリマーはポリエステルフィルムとの密着性の良い
ポリマーが選ばれ、ポリエステル系アクリル系、ウレタ
ン系ポリマーなど使用できる。本ポリマー中への銀を含
む無機化合物の添加量は２〜１０重量％が好ましく、
又、前述したように３μｍ以下（好ましくは0.1 〜0.5
μｍ）の超微粒子が適用できる。また、Ｂのフィルム層
も少量等、適宜量の銀を含むものであってもよい。
1 〜３μｍとなり、Ａに混合される銀を含む無機化合物
としては３μｍ以下の超微粒子が好ましい（好ましくは
0.1〜0.5 μｍ）。Ａの薄膜より粒形が大きいと抗菌機
能を発揮させるためには有効であるが、表面の摩耗など
で無機化合物の剥離が問題となる。Ｂの延伸フィルムは
５〜２５０μの厚さに適用できる。Ａ層に通用される塗
布用ポリマーはポリエステルフィルムとの密着性の良い
ポリマーが選ばれ、ポリエステル系アクリル系、ウレタ
ン系ポリマーなど使用できる。本ポリマー中への銀を含
む無機化合物の添加量は２〜１０重量％が好ましく、
又、前述したように３μｍ以下（好ましくは0.1 〜0.5
μｍ）の超微粒子が適用できる。また、Ｂのフィルム層
も少量等、適宜量の銀を含むものであってもよい。
【００１２】上述したように本発明は、微粒子又は超微
粒子の銀を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィル
ムＢがＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなる複合延伸ポリ
エステルフィルムで、Ａ、Ｂが溶融押出成型してなる延
伸フィルムまたＡがＢ層に塗布されてなる延伸フィルム
として、延伸により薄膜Ａとして銀を含む無機化合物を
表面に集中・堆積させ、表面摩耗にも耐え、抗菌機能の
発揮と長期間に亘って保持できる抗菌性複合延伸ポリエ
ステルフィルムである。
粒子の銀を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィル
ムＢがＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなる複合延伸ポリ
エステルフィルムで、Ａ、Ｂが溶融押出成型してなる延
伸フィルムまたＡがＢ層に塗布されてなる延伸フィルム
として、延伸により薄膜Ａとして銀を含む無機化合物を
表面に集中・堆積させ、表面摩耗にも耐え、抗菌機能の
発揮と長期間に亘って保持できる抗菌性複合延伸ポリエ
ステルフィルムである。
【００１３】本抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム
は、食品包装材、印刷物への被覆材、内装被覆材、ラベ
ル、ステッカ、銘板（タッチパネルなど）、各種基材と
の組合せにて、表面をポリエステルフィルムの機能性を
併せて汚れに強く、清潔でクリーン性を求められる用途
に最適である。
は、食品包装材、印刷物への被覆材、内装被覆材、ラベ
ル、ステッカ、銘板（タッチパネルなど）、各種基材と
の組合せにて、表面をポリエステルフィルムの機能性を
併せて汚れに強く、清潔でクリーン性を求められる用途
に最適である。
【００１４】
【実施例】抗菌効果評価方法 ：普通ブイヨン培地を滅菌精製水で10
00倍に希釈した液に、別途用意した普通寒天培地で２４
時間平板培養した菌（大腸菌、ブドウ球菌）を、菌数が
5.0 ×1052.5 〜102 /ml となるように加え分散した。
この菌液を試料片（27×55mm) 上の２ケ所に0.1ml 滴下
し、その上に25×50mmに切った強化ポリエチレンフィル
ム（ストマッカー用ポリ袋）を被せ、35℃にて培養を行
なった。６時間後、24時間後にリン酸緩衝生理食塩水を
10ml加えて洗い出した後、１ml取りだし、ＳＣＤＬＰ寒
天培地を用いて混釈平板培養法により生残菌数を測定
し、試験片１枚当りの生残菌数に換算し、滅菌率を求め
た。 実施例１ 平均粒子径２〜３μｍの銀を含む無機化合物（新東Ｖセ
ラックス（株）製、セラパウダータイプＰ０１）の５重
量％以下をポリエチレンテレフタレート樹脂に混合した
原料Ａと、ポリエチレンテレフタレート樹脂Ｂとを三層
口金を適用して、Ａ／Ｂ／Ａの構成で共押出して成型キ
ャストし、タテ方向に３倍延伸、ヨコ方向に３倍延伸、
２２０℃で熱固定し、複合ポリエステルフィルムを得た
（厚み構成はＡが２μｍ、Ｂが25μｍで約30μｍのフィ
ルムであった）。 実施例２ ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出成型し、タテ方
向に2.5 倍以上4.5 倍未満延伸し、このタテ延伸フィル
ム上に、ポリアクリル樹脂（日本カーバイド製、ニカゾ
ール）に平均粒子径の0.2 μｍの銀を含む無機化合物
（新東Ｖセラックス（株）製、セラ・コートタイプＣ０
１）を５重量％混合した液を塗布量18／ｍ 2 で塗布し、
さらにヨコ方向に2.5 倍以上4.5 未満延伸し、200 ℃熱
固定して複合延伸ポリエステルフィルムとして25μのフ
ィルムを得た。
00倍に希釈した液に、別途用意した普通寒天培地で２４
時間平板培養した菌（大腸菌、ブドウ球菌）を、菌数が
5.0 ×1052.5 〜102 /ml となるように加え分散した。
この菌液を試料片（27×55mm) 上の２ケ所に0.1ml 滴下
し、その上に25×50mmに切った強化ポリエチレンフィル
ム（ストマッカー用ポリ袋）を被せ、35℃にて培養を行
なった。６時間後、24時間後にリン酸緩衝生理食塩水を
10ml加えて洗い出した後、１ml取りだし、ＳＣＤＬＰ寒
天培地を用いて混釈平板培養法により生残菌数を測定
し、試験片１枚当りの生残菌数に換算し、滅菌率を求め
た。 実施例１ 平均粒子径２〜３μｍの銀を含む無機化合物（新東Ｖセ
ラックス（株）製、セラパウダータイプＰ０１）の５重
量％以下をポリエチレンテレフタレート樹脂に混合した
原料Ａと、ポリエチレンテレフタレート樹脂Ｂとを三層
口金を適用して、Ａ／Ｂ／Ａの構成で共押出して成型キ
ャストし、タテ方向に３倍延伸、ヨコ方向に３倍延伸、
２２０℃で熱固定し、複合ポリエステルフィルムを得た
（厚み構成はＡが２μｍ、Ｂが25μｍで約30μｍのフィ
ルムであった）。 実施例２ ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出成型し、タテ方
向に2.5 倍以上4.5 倍未満延伸し、このタテ延伸フィル
ム上に、ポリアクリル樹脂（日本カーバイド製、ニカゾ
ール）に平均粒子径の0.2 μｍの銀を含む無機化合物
（新東Ｖセラックス（株）製、セラ・コートタイプＣ０
１）を５重量％混合した液を塗布量18／ｍ 2 で塗布し、
さらにヨコ方向に2.5 倍以上4.5 未満延伸し、200 ℃熱
固定して複合延伸ポリエステルフィルムとして25μのフ
ィルムを得た。
【００１５】実施例１、２で得られた複合延伸ポリエス
テルフィルムの表面耐摩耗テスト（手モミ１０回、セロ
テープ剥離テスト）後、抗菌効果の評価を行った。ま
た、比較として一般の二軸延伸ポリエステルフィルム
（東レ（株）製、“ルミラー”Ｓ１０、２５μ）の抗菌
効果を評価した。その結果を表１に示す。
テルフィルムの表面耐摩耗テスト（手モミ１０回、セロ
テープ剥離テスト）後、抗菌効果の評価を行った。ま
た、比較として一般の二軸延伸ポリエステルフィルム
（東レ（株）製、“ルミラー”Ｓ１０、２５μ）の抗菌
効果を評価した。その結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】 表１から明らかなように、本発明の複合延伸ポリエステ
ルフィルム（実施例１、実施例２）は、抗菌性において
優れていることが判る。
ルフィルム（実施例１、実施例２）は、抗菌性において
優れていることが判る。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、銀
を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィルム層Ｂが
Ａ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなるため、抗菌効果が高
く、しかもその抗菌機能を長期間に亘って保持すること
が可能となる。
を含む無機化合物を含むフィルム層Ａ、フィルム層Ｂが
Ａ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなるため、抗菌効果が高
く、しかもその抗菌機能を長期間に亘って保持すること
が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０５Ｄ 7/24 ３０３ Ｂ０５Ｄ 7/24 ３０３Ｂ Ｂ２９Ｃ 47/06 9349−4Ｆ Ｂ２９Ｃ 47/06 55/12 7639−4Ｆ 55/12 Ｂ３２Ｂ 27/18 Ｂ３２Ｂ 27/18 Ｆ Ｃ０８Ｊ 7/04 Ｃ０８Ｊ 7/04 Ｚ Ｃ０８Ｋ 3/08 ＫＪＱ Ｃ０８Ｋ 3/08 ＫＪＱ Ｃ０８Ｌ 67/00 Ｃ０８Ｌ 67/00 // Ｂ２９Ｋ 67:00 Ｂ２９Ｌ 9:00
Claims (3)
- 【請求項１】 銀を含む無機化合物を含むフィルム層
Ａ、フィルム層ＢがＡ／Ｂ、Ａ／Ｂ／Ａと積層してなる
抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項２】 フィルム層Ａ、フィルム層Ｂがそれぞれ
溶融押出成形してなる請求項１記載の抗菌性複合延伸ポ
リエステルフィルム。 - 【請求項３】 フィルム層Ａがフィルム層Ｂ上に塗布さ
れてなる請求項１記載の抗菌性複合延伸ポリエステルフ
ィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220660A JPH0957923A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220660A JPH0957923A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0957923A true JPH0957923A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16754460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7220660A Pending JPH0957923A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 抗菌性複合延伸ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0957923A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000053413A1 (en) * | 1999-03-06 | 2000-09-14 | Icet, Inc. | Antimicrobial plastics |
| WO2004095935A1 (de) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | Kalle Gmbh | Nahrungsmittelhülle mit antimikrobieller ausrüstung |
| EP2060392A1 (de) * | 2007-11-14 | 2009-05-20 | Mitsubishi Polyester Film GmbH | Antimikrobiell ausgeruestete, biaxial orientierte Polyesterfolie |
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| CN105056627A (zh) * | 2015-07-10 | 2015-11-18 | 天津市静海县远大工贸有限公司 | 一种接触抑菌的熔喷滤芯制备方法 |
| CN106515055A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-03-22 | 长兴勇强塑胶有限公司 | 一种具有长久抗菌功能的充气水池的制备方法 |
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| JP2023007305A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 | 抗菌・防カビのポリエステル積層構造 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220660A patent/JPH0957923A/ja active Pending
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