JPH095786A - Tftアレイ基板並びにこれを用いた液晶表示装置およびtftアレイ基板の製造方法 - Google Patents

Tftアレイ基板並びにこれを用いた液晶表示装置およびtftアレイ基板の製造方法

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JPH095786A
JPH095786A JP15486495A JP15486495A JPH095786A JP H095786 A JPH095786 A JP H095786A JP 15486495 A JP15486495 A JP 15486495A JP 15486495 A JP15486495 A JP 15486495A JP H095786 A JPH095786 A JP H095786A
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tft array
electrode
pattern
pixel
metal pattern
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JP15486495A
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Hirokazu Sakamoto
弘和 阪本
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Advanced Display Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点欠陥修復を確実に行えるTFTアレイとそ
の製造方法を提供する。 【構成】 蓄積容量電極2と同材料で同時に形成され、
隣接する2つの画素に重複する点欠陥修復パターン11
と、この点欠陥修復パターン11上に蓄積容量誘電体膜
3を介して形成されたアイランド12とを備え、点欠陥
として認識される画素に対し、その画素のトランジスタ
部をレーザ光で図1に示すC−C線部で切断し、その
後、画素電極5上のD部および隣接画素の画素電極5上
のD部にそれぞれレーザ光を照射して、点欠陥修復パタ
ーン11を介して隣接する画素の画素電極を短絡させ
る。絶縁膜を介した2つの金属膜、すなわち点欠陥修復
パターン11およびアイランド12をレーザで接続する
ため、容易且つ確実に修復が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、TFTアレイ基板と
その製造方法、特に、歩留まり低下要因の1つである点
欠陥の修復方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】図9は、従来の液晶表示装置に用いられる
TFTアレイの部分拡大図、図10は図9中のA−A断
面図である。図において、1はガラス基板、2は蓄積容
量電極、3は蓄積容量の誘電体、4はゲート電極を兼ね
備えたゲート配線、5は透明導電膜よりなる画素電極、
6はゲート絶縁膜、7は半導体層、8はオーミックコン
タクト層、9はソース電極を兼ね備えたソース配線、1
0はドレイン電極をそれぞれ示す。
【0004】次に従来のTFTアレイの製造プロセスお
よび構造を説明する。まず、洗浄したガラス基板1にC
r、Ta、Ti等の金属薄膜をスパッタリング法等の方
法で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法でパタ
ーン形成し、蓄積容量電極2を形成する。次に、蓄積容
量の誘電体膜3となるSiNやSiO2等の膜をプラズ
マCVD(化学的気相成長)法等で成膜し、後に形成す
るゲート電極およびゲート配線4とコンタクトするため
のコンタクトホール等をパターン形成する。次に、C
r、Ta、Ti等の金属薄膜をスパッタリング法等の方
法で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法でパタ
ーン形成し、ゲート電極およびゲート配線4を形成す
る。さらに、ITO(インジウムすず酸化物)等の透明
導電膜をスパッタリング等の方法で成膜し、これをフォ
トエッチング法等の方法でパターン形成し、画素電極5
を形成する。
【0005】次に、ゲート絶縁膜6となるSiNやSi
2等の絶縁膜、半導体層7となるi−a−Siや、p
oly−Si等、およびオーミックコンタクト層8とな
るn−a−Si等をプラズマCVD法等で成膜する。次
に、フォトエッチング法等の方法でn−a−Siおよび
i−a−Siをアイランド状もしくはライン状にパター
ン形成する。次に、フォトエッチング法等の方法でパタ
ーン形成し、画素電極5上にコンタクトホールを形成す
る。さらに、Al、Cr等の金属薄膜をスパッタリング
法等で成膜し、これをフォトエッチング法等でパターン
形成し、ソース電極およびソース配線9およびドレイン
電極10を形成後、ソース・ドレイン間にあるn−a−
Siをエッチオフする。最後に、必要に応じてSiN等
で保護膜を形成する。
【0006】上記のように構成されたTFTアレイで
は、異物などによりゲート電極4とドレイン電極10が
短絡したり、オーミックコンタクトが十分にとれない等
の理由により、正常に動作しない画素いわゆる点欠陥が
数ppmの確立で発生する。この欠陥を修復する方法と
しては、特開平2−284120や特開平5−6641
5に示されるように、互いに隣り合う駆動電極間を接続
するパターンを蓄積容量と同時に形成し、これをレーザ
照射により溶融し、欠陥となった画素電極を隣り合った
画素電極へ接続する方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
TFTアレイにおいては、点欠陥の発生により歩留まり
が低下するという問題があった。また、従来の点欠陥修
復方法では、点欠陥を修復するためのパターンを備えて
いるが、このパターンと隣接する画素電極をレーザ照射
により接続する場合、画素電極側からの照射では、画素
電極が透明であるためレーザを透過してしまい、十分に
接続することが難しいという問題があった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、点欠陥修復を容易にしかも確実に
行える構造のTFTアレイとその製造方法を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるTFT
アレイ基板は、透明絶縁基板上に形成された金属薄膜よ
りなるゲート電極を兼ね備えたゲート配線、このゲート
配線上にゲート絶縁膜を介して設けられた半導体層、こ
の半導体層と共に半導体素子を構成するソース電極を兼
ね備えたソース配線およびドレイン電極、上記半導体素
子の近傍に設けられた透明導電膜よりなる画素電極、上
記透明絶縁基板上に形成された金属薄膜よりなる蓄積容
量電極、この蓄積容量電極上に設けられた蓄積容量誘電
体膜、上記蓄積容量電極と同一の金属材料よりなり、隣
接する2つの画素にまたがって配置された第1の金属パ
ターン、この第1の金属パターン上に上記蓄積容量誘電
体膜等の絶縁膜を介して配置された第2の金属パターン
を備え、レーザ照射にて上記第1の金属パターンと上記
第2の金属パターンを溶融して接続することにより隣接
する2つの画素電極間を接続し、画素欠陥の修復を行う
ようにしたものである。また、蓄積容量電極および第1
の金属パターンはCr、TaまたはTi等の金属よりな
るものである。また、第2の金属パターンは、Cr、T
aまたはTi等の金属よりなるものである。また、第2
の金属パターンは、ゲート配線と同一の金属材料よりな
るものである。さらに、第2の金属パターンは画素電極
の上あるいは下に接して形成されているものである。
【0010】また、この発明に係るTFTアレイ基板の
製造方法は、透明絶縁基板上にCr、TaまたはTi等
の金属薄膜をスパッタリング法等で成膜し、これをフォ
トエッチング法等の方法でパターン形成し、蓄積容量電
極および隣接する2つの画素にまたがって第1の金属パ
ターンを形成する工程と、Cr、TaまたはTi等の金
属薄膜をスパッタリング法等で成膜し、これをフォトエ
ッチング法等の方法でパターン形成し、ゲート電極・配
線および第1の金属パターン上に少なくとも蓄積容量誘
電体膜を介して第2の金属パターンを形成する工程と、
画素欠陥が認められた場合にレーザ照射にて該画素の信
号レベルを切り離し、さらに第1の金属パターンと第2
の金属パターンを溶融し、隣接する2つの画素電極間を
接続することにより、画素欠陥の修復を行う工程とを含
むものである。
【0011】
【作用】この発明におけるTFTアレイ基板は、画素欠
陥が認められた場合に、レーザ照射にて該画素の信号レ
ベルを切り離し、さらに欠陥画素とこれに隣接する画素
の第1の金属パターンと第2の金属パターンをそれぞれ
溶融し、第1の金属パターンと画素電極とを接続するこ
とにより、隣接する2つの画素電極が接続され、欠陥画
素とこれに隣接する画素の画素電極が同電位となり、同
一表示をするので、欠陥が視認し難くなり、容易且つ確
実に画素欠陥の修復が行える。さらに、第2の金属パタ
ーンは画素電極の上または下に接して形成されているの
で、第1の金属パターンと第2の金属パターンを溶融す
ることにより、第1の金属パターンと画素電極とを確実
に接続することができ、特に画素電極側からのレーザ照
射に対して効果的である。
【0012】また、この発明におけるTFTアレイ基板
の製造方法では、第1の金属パターンを蓄積容量電極
と、第2の金属パターンをゲート配線と、それぞれ同じ
金属材料で同時に形成するので、従来の工程と同じ工程
数で、マスクのみを変更すれば良く、コスト高にならず
容易に製造することができる。
【0013】
【実施例】
実施例1.本発明の実施例1を図について説明する。図
1は、本発明の表示装置に用いられるTFTアレイの部
分平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB
−B断面図である。図において、11は蓄積容量電極2
と同材料で同時に形成された第1の金属パターンである
点欠陥修復パターン、12はゲート電極およびゲート配
線4と同材料で同時に形成された第2の金属パターンで
あるアイランドをそれぞれ示し、アイランド12は画素
電極5の下に接して形成されている。また、図中C−C
およびDは点欠陥修復の際のレーザ照射箇所である。な
お、従来例と同一部分については同符号を付し、説明を
省略する。
【0014】次に、本実施例におけるTFTアレイの製
造方法について説明する。まず、洗浄したガラス基板1
にCr、Ta、Ti等の金属薄膜をスパッタリング法等
の方法で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法で
パターン形成し、蓄積容量電極2および点欠陥修復パタ
ーン11を形成する。次に、蓄積容量の誘電体膜3とな
るSiNやSiO2等の膜をプラズマCVD(化学的気
相成長)法等で成膜し、後に形成するゲート電極および
ゲート配線4とコンタクトするためのコンタクトホール
等をパターン形成する。次に、Cr、Ta、Ti等の高
融点金属薄膜を膜厚300nm程度スパッタリング法等
の方法で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法で
パターン形成し、ゲート電極・配線4および点欠陥修復
パターン11との接続部分にアイランド12を形成す
る。すなわち、点欠陥を修復する場合のレーザ照射箇所
Dには、点欠陥修復パターン11上に蓄積容量の誘電体
3を介してアイランド12が形成されている。
【0015】さらに、ITO(インジウムすず酸化物)
等の透明導電膜をスパッタリング等の方法で膜厚100
nm程度成膜し、これをフォトエッチング法等の方法で
パターン形成し、画素電極5を形成する。次に、ゲート
絶縁膜6となるSiNやSiO2等の絶縁膜を膜厚30
0nm程度、半導体層7となるi−a−Siや、pol
y−Si等を膜厚200nm程度、およびオーミックコ
ンタクト層8となるn−a−Si等を50nm程度、プ
ラズマCVD(化学的気相成長)法等で成膜する。次
に、フォトエッチング法等の方法でn−a−Siおよび
i−a−Siをライン状もしくはアイランド状にパター
ン形成する。次に、フォトエッチング法等の方法でパタ
ーン形成し、画素電極5上にコンタクトホールを形成す
る。次に、Al、Cr等の金属薄膜をスパッタリング法
等で膜厚400nm程度成膜し、これをフォトエッチン
グ法等でパターン形成し、ソース電極・配線9およびド
レイン電極10を形成後、ソース・ドレイン間にあるn
−a−Siをエッチオフする。最後に、必要に応じてS
iN等で保護膜を形成する。
【0016】以上のようにして作成したTFTアレイお
よびそれを用いた液晶表示装置において、点欠陥として
認識される画素に対し、その画素のトランジスタ部をレ
ーザ光で図1に示すC−C線部で切断し、その後、画素
電極5上のD部および隣接画素の画素電極5上のD部に
レーザ光を照射して、点欠陥修復パターン11を介して
隣接する画素の画素電極を短絡させる。この場合、蓄積
容量の誘電体3を介した2つの金属膜、すなわち点欠陥
修復パターン11およびアイランド12をレーザで接続
するため、容易にしかも確実に修復が行える。特に、画
素電極5側からのレーザ照射に対して効果的である。な
お、本実施例では左右の画素電極を接続するよう構成し
たが、上下の画素電極を接続することも可能である。
【0017】本実施例によれば、点欠陥として認識され
た画素を、点欠陥修復パターン11を利用して隣接する
画素と短絡させることにより、互いに隣接する画素電極
が同電位となり、同一の表示を行うので、点欠陥として
視認しにくくなり、TFTアレイの歩留まりが向上す
る。また、従来と同様の製造方法でパターンのみの変更
であるので、工程数を増やすことなくコスト高にならな
い利点がある。また、本発明によれば、TFTアレイ段
階で発見された点欠陥は言うに及ばず、このTFTアレ
イ基板と透明電極およびカラーフィルタ等を有する対向
電極基板との間に液晶を挟持した液晶表示装置となった
後でも、すなわち画素電極側からレーザ光を入射する場
合でも、容易にしかも確実な修復が可能となる。
【0018】実施例2.図4は、本発明の実施例2であ
る表示装置に用いられるTFTアレイを示す部分断面図
である。本実施例は、ゲート電極・配線4と画素電極5
の製造工程の順序を入れ換えた以外は、実施例1と同様
の構造である。すなわち、点欠陥修復パターン11上
に、蓄積容量の誘電体3を介して画素電極5が形成さ
れ、その上にアイランド12が形成される。このように
アイランド12は、画素電極5の上あるいは下のどちら
でも良く、どちらの構造であっても、点欠陥修復パター
ン11を利用して容易に点欠陥を修復することが可能で
あり、実施例1と同様の効果が得られる。
【0019】実施例3.本発明の実施例3を図について
説明する。図5は、本発明の液晶表示装置に用いられる
TFTアレイの部分平面図、図6は図5のA−A断面
図、図7は図5のB−B断面図である。図において、1
3はエッチングストッパ膜である。
【0020】本実施例におけるTFTアレイの製造方法
について説明する。まず、洗浄したガラス基板1にC
r、Ta、Ti等の金属薄膜をスパッタリング法等の方
法で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法でパタ
ーン形成し、蓄積容量電極2、さらに点欠陥修復パター
ン11を形成する。次に、蓄積容量の誘電体膜3となる
SiNやSiO2等の膜をプラズマCVD(化学的気相
成長)法等で成膜し、後で形成するゲート電極・配線と
コンタクトするためのコンタクトホール等をパターン形
成する。次に、Cr、Ta、Ti等の高融点金属薄膜を
膜厚300nm程度スパッタリング法等の方法で成膜
し、これをフォトエッチング法等の方法でパターン形成
し、ゲート電極・配線4、さらに点欠陥修復パターン1
1との接続部分にアイランド12を形成する。すなわ
ち、点欠陥を修復する場合のレーザ照射箇所には、点欠
陥修復パターン11上に蓄積容量の誘電体3を介してア
イランド12が形成されている。
【0021】さらに、ITO(インジウムすず酸化物)
等の透明導電膜をスパッタリング等の方法で膜厚100
nm程度成膜する。この膜厚は、液晶表示装置として要
求される輝度を得るため、最大150nmまでとする。
これをフォトエッチング法等の方法でパターン形成し、
画素電極5を形成する。次に、ゲート絶縁膜6となるS
iNやSiO2等の絶縁膜を膜厚300nm程度、半導
体層7となるi−a−Siや、poly−Si等を膜厚
100nm程度、およびエッチングストッパ膜13とな
るSiNやSiO2等の絶縁膜を膜厚200nm程度、
プラズマCVD法等で成膜する。次に、フォトエッチン
グ法等の方法でエッチングストッパ膜13をパターン形
成する。続いて、オーミックコンタクト層8となるn−
a−Si等をプラズマCVD法等で50nm程度成膜
し、フォトエッチング法等の方法でパターン形成し、画
素電極5上にコンタクトホールを形成する。次に、A
l、Cr等の金属薄膜をスパッタリング法等で膜厚40
0nm程度成膜し、これをフォトエッチング法等でパタ
ーン形成し、ソース電極・配線9およびドレイン電極1
0を形成する。次に、ソース・ドレイン間にあるn−a
−Siおよび画素部にある不要なn−a−Siやi−a
−Siをエッチオフする。最後に、必要に応じてSiN
等で保護膜を形成する。
【0022】以上のようにして作成したTFTアレイお
よびそれを用いた液晶表示装置において、点欠陥として
認識される画素に対し、その画素のトランジスタ部をレ
ーザ光で図5に示すC−C線部で切断し、その後、画素
電極5上のD部および隣接画素の画素電極5上のD部に
それぞれレーザ光を照射して、点欠陥修復パターン11
を介して隣接する画素の画素電極を短絡させる。上記の
ような構造のTFTアレイにおいても、実施例1および
2と同様の効果が得られる。
【0023】実施例4.図8は、本発明の実施例4であ
る液晶表示装置に用いられるTFTアレイを示す部分断
面図である。本実施例は、ゲート電極4と画素電極5の
製造工程の順序を入れ換えた以外は、実施例3と同様の
構造である。すなわち、点欠陥修復パターン11上に、
蓄積容量の誘電体膜3を介して画素電極5が形成され、
その上にアイランド12が形成される。このような構造
であっても、点欠陥修復パターン11を利用して容易に
点欠陥を修復することが可能であり、実施例1〜3と同
様の効果が得られる。なお、上記実施例で示したTFT
アレイの構造はほんの一例にすぎず、本発明はこれらの
構造に限定されるものではない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、レー
ザ照射にて隣接する2つの画素に重複する第1の金属パ
ターンと、この第1の金属パターン上に蓄積容量誘電体
膜等の絶縁膜を介して形成された第2の金属パターンを
溶融することにより、画素欠陥の修復が容易且つ確実に
行えるTFTアレイ基板および該TFTアレイ基板を用
いた液晶表示装置が得られ、歩留まりが向上する効果が
ある。
【0025】また、本発明における製造方法によれば、
第1の金属パターンを蓄積容量電極と、第2の金属パタ
ーンをゲート配線と、それぞれ同じ金属材料で同時に形
成するので、従来の工程と同じ工程数で、マスクのみを
変更すれば良く、コスト高にならず容易に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である液晶表示装置に用
いるTFTアレイを示す部分平面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1のB−B断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施例である液晶表示装置に
用いるTFTアレイを示す部分断面図である。
【図5】 本発明の第3の実施例である液晶表示装置に
用いるTFTアレイを示す部分平面図である。
【図6】 図5のA−A断面図である。
【図7】 図6のB−B断面図である。
【図8】 本発明の第4の実施例である液晶表示装置に
用いるTFTアレイを示す部分断面図である。
【図9】 従来の液晶表示装置に用いるTFTアレイを
示す部分平面図である。
【図10】 図9のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板、2 蓄積容量電極、3 蓄積容量の誘
電体膜、4 ゲート電極・配線、5 画素電極、6 ゲ
ート絶縁膜、7 半導体層、8 オーミックコンタクト
層、9 ソース電極・配線、10 ドレイン電極、11
点欠陥修復パターン、12 アイランド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板上に形成された金属薄膜よ
    りなるゲート電極を兼ね備えたゲート配線、このゲート
    配線上にゲート絶縁膜を介して設けられた半導体層、こ
    の半導体層と共に半導体素子を構成するソース電極を兼
    ね備えたソース配線およびドレイン電極、上記半導体素
    子の近傍に設けられた透明導電膜よりなる画素電極、上
    記透明絶縁基板上に形成された金属薄膜よりなる蓄積容
    量電極、この蓄積容量電極上に設けられた蓄積容量誘電
    体膜、上記蓄積容量電極と同一の金属材料よりなり、隣
    接する2つの画素にまたがって配置された第1の金属パ
    ターン、この第1の金属パターン上に上記蓄積容量誘電
    体膜等の絶縁膜を介して配置された第2の金属パターン
    を備え、レーザ照射にて上記第1の金属パターンと上記
    第2の金属パターンを溶融して接続することにより隣接
    する2つの画素電極間を接続し、画素欠陥の修復を行う
    ことを特徴とするTFTアレイ基板。
  2. 【請求項2】 蓄積容量電極および第1の金属パターン
    はCr、TaまたはTi等の金属よりなることを特徴と
    する請求項1記載のTFTアレイ基板。
  3. 【請求項3】 第2の金属パターンは、Cr、Taまた
    はTi等の金属よりなることを特徴とする請求項1記載
    のTFTアレイ基板。
  4. 【請求項4】 第2の金属パターンは、ゲート配線と同
    一の金属材料よりなることを特徴とする請求項1記載の
    TFTアレイ基板。
  5. 【請求項5】 第2の金属パターンは画素電極の上ある
    いは下に接して形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のTFTアレイ基板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか一項記載
    のTFTアレイ基板と、透明電極およびカラーフィルタ
    等を有する対向電極基板との間に液晶が配置されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 透明絶縁基板上にCr、TaまたはTi
    等の金属薄膜をスパッタリング法等で成膜し、これをフ
    ォトエッチング法等の方法でパターン形成して、蓄積容
    量電極および隣接する2つの画素にまたがって第1の金
    属パターンを形成する工程、 SiN、SiO2等をプラズマCVD(化学的気相成
    長)法等で成膜し、これをパターン形成し、蓄積容量誘
    電体膜を形成する工程、 Cr、TaまたはTi等の金属薄膜をスパッタリング法
    等で成膜し、これをフォトエッチング法等の方法でパタ
    ーン形成し、ゲート電極・配線および上記第1の金属パ
    ターン上に少なくとも上記蓄積容量誘電体膜を介して第
    2の金属パターンを形成する工程、 透明導電膜をスパッタリング等の方法で成膜し、パター
    ン形成により画素電極を形成する工程、 ゲート絶縁膜、半導体層およびオーミックコンタクト層
    をプラズマCVD法等で順次成膜し、これらをパターン
    形成する工程、 Al、Cr等の金属薄膜をスパッタリング法等で成膜
    し、パターン形成によりソース電極・配線およびドレイ
    ン電極を形成する工程、 画素欠陥が認められた場合にレーザ照射にて該画素の信
    号回路を切り離し、さらに上記第1の金属パターンと上
    記第2の金属パターンを溶融し、隣接する2つの画素電
    極間を接続することにより、画素欠陥の修復を行う工程
    を含むことを特徴とするTFTアレイ基板の製造方法。
JP15486495A 1995-05-30 1995-06-21 Tftアレイ基板並びにこれを用いた液晶表示装置およびtftアレイ基板の製造方法 Pending JPH095786A (ja)

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