JPH0955039A - 記録媒体、記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、並びに伝送方法 - Google Patents

記録媒体、記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、並びに伝送方法

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JPH0955039A
JPH0955039A JP7252078A JP25207895A JPH0955039A JP H0955039 A JPH0955039 A JP H0955039A JP 7252078 A JP7252078 A JP 7252078A JP 25207895 A JP25207895 A JP 25207895A JP H0955039 A JPH0955039 A JP H0955039A
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JP
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JP7252078A
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English (en)
Inventor
Ritsu Takeda
立 武田
Yoshitomo Osawa
義知 大澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの秘匿性を向上させる。 【解決手段】 光ディスクには、データが記録されたク
ラスタと、そのデータの再生に必要な制御情報が記録さ
れたリンクエリアとが交互に配置されている。また、ク
ラスタは外部からアクセスすることができるが、リンク
エリアには外部からアクセスすることができないように
なされている。クラスタに記録されたデータはスクラン
ブルされており、そのデスクランブルを行うためのキー
(コピープロテクト情報)は、リンクエリアに記録され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体、記録装
置および記録方法、再生装置および再生方法、並びに伝
送方法に関する。特に、データの暗号化を強固に行うこ
とができるようにした記録媒体、記録装置および記録方
法、再生装置および再生方法、並びに伝送方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばISO(International Or
ganization for Standardization)開放システム相互接
続モデル(OSI)に準拠して通信レベルを階層化し
て、データの伝送を行う場合において、第3者によるデ
ータの不正な入手を防止する必要があるときには、所定
の通信レベル(階層)(レイヤ)において、データが暗
号化され、その暗号化を解くための暗号解読情報ととも
に伝送されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、データの暗号化および暗号解読情報の伝送
が、同一の階層で行われるようになされていたため、そ
の階層に注目することで、暗号解読情報の内容や伝送方
法などを、比較的容易に解読することができ、従って秘
匿性に問題があった。
【0004】そこで、複数の階層において、データの暗
号化を行う方法があるが、この場合でも、各階層それぞ
れに順次注目することで、暗号解読情報の内容および伝
送方法を解読することができるため、秘匿性を、大きく
向上させるのは困難であった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、データの秘匿性を向上させることができ
るようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体は、データが記録されたデータ記録領域と、データの
再生に必要な制御情報が記録された制御情報記録領域と
が交互に配置された記録媒体であって、少なくとも一部
のデータ記録領域がシフトして記録されており、データ
記録領域がシフトされているか否かに関するシフト情報
が、そのデータ記録領域より先に再生されるデータ記録
領域に記録されていることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の記録媒体は、データが記
録されたデータ記録領域と、データの再生に必要な制御
情報が記録された制御情報記録領域とが交互に配置され
た記録媒体であって、データは暗号化されており、デー
タの暗号化を解くための暗号解読情報が、制御情報記録
領域に記録されていることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の記録装置は、記録媒体
に、データと、データの再生に必要な制御情報とを交互
に記録する記録装置であって、少なくとも一部のデータ
をシフトして記録する記録手段と、データがシフトされ
ているか否かに関するシフト情報を、そのデータより先
に再生されるデータに付加する付加手段とを備えること
を特徴とする。
【0009】請求項4に記載の記録方法は、記録媒体
に、データと、データの再生に必要な制御情報とを交互
に記録するときに、少なくとも一部のデータをシフトし
て記録する記録方法であって、データがシフトされてい
るか否かに関するシフト情報を、そのデータより先に再
生されるデータに付加することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の記録装置は、データを暗
号化する暗号化手段と、暗号化手段により暗号化された
データと、その再生に必要な制御情報とを交互に、記録
媒体に記録する記録手段とを備え、制御情報が、データ
の暗号化を解くための暗号解読情報を含むことを特徴と
する。
【0011】請求項6に記載の記録方法は、データを暗
号化し、データの再生に必要な制御情報に、データの暗
号化を解くための暗号解読情報を含め、データおよび制
御情報を交互に、記録媒体に記録することを特徴とす
る。
【0012】請求項7に記載の再生装置は、データが記
録されたデータ記録領域と、データの再生に必要な制御
情報が記録された制御情報記録領域とが交互に配置さ
れ、少なくとも一部のデータ記録領域がシフトして記録
されており、データ記録領域がシフトされているか否か
に関するシフト情報が、そのデータ記録領域より先に再
生されるデータ記録領域に記録されている記録媒体の再
生装置であって、記録媒体の再生を行う再生手段と、再
生手段の出力からシフト情報を抽出するシフト情報抽出
手段と、シフト情報抽出手段により抽出されたシフト情
報に基づいて、再生手段の出力からデータを抽出するデ
ータ抽出手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の再生方法は、データが記
録されたデータ記録領域と、データの再生に必要な制御
情報が記録された制御情報記録領域とが交互に配置さ
れ、少なくとも一部のデータ記録領域がシフトして記録
されており、データ記録領域がシフトされているか否か
に関するシフト情報が、そのデータ記録領域より先に再
生されるデータ記録領域に記録されている記録媒体の再
生方法であって、記録媒体の再生を行い、記録媒体の再
生出力からシフト情報を抽出し、シフト情報に基づい
て、記録媒体の再生出力からデータを抽出することを特
徴とする。
【0014】請求項9に記載の再生装置は、暗号化され
たデータが記録されたデータ記録領域と、データの再生
に必要な制御情報が記録された制御情報記録領域とが交
互に配置され、データの暗号化を解くための暗号解読情
報が、制御情報記録領域に記録されている記録媒体の再
生装置であって、記録媒体の再生を行う再生手段と、再
生手段の出力から暗号解読情報を抽出する暗号解読情報
抽出手段と、暗号解読情報抽出手段により抽出された暗
号解読情報に基づいて、再生手段の出力に含まれるデー
タの暗号化を解く暗号解読手段とを備えることを特徴と
する。
【0015】請求項10に記載の再生方法は、暗号化さ
れたデータが記録されたデータ記録領域と、データの再
生に必要な制御情報が記録された制御情報記録領域とが
交互に配置され、データの暗号化を解くための暗号解読
情報が、制御情報記録領域に記録されている記録媒体の
再生方法であって、記録媒体の再生を行い、記録媒体の
再生出力から暗号解読情報を抽出し、暗号解読情報に基
づいて、記録媒体の再生出力に含まれるデータの暗号化
を解くことを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の伝送方法は、ISO
(International Organization for Standardization)
開放システム相互接続モデルに準拠して通信レベルを階
層化して、データの伝送を行う伝送方法であって、第1
の通信レベルにおいて、データを暗号化し、第1の通信
レベルとは異なる第2の通信レベルにおいて、データの
暗号化を解くための暗号解読情報を伝送することを特徴
とする。
【0017】請求項12に記載の記録方法は、データが
記録されるデータ記録領域と、データの再生に必要な制
御情報が記録される制御情報記録領域とが交互に配置さ
れる記録媒体に対し、データおよび制御情報を、ISO
(International Organization for Standardization)
開放システム相互接続モデルに準拠して通信レベルを階
層化して伝送して記録する記録方法であって、データ記
録領域に対しては、外部からのアクセスが可能なように
なされているとともに、制御情報記録領域に対しては、
外部からのアクセスが不可能なようになされていると
き、データで構成される論理フォーマットを上位の通信
レベルに割り当てるとともに、データおよび制御情報で
構成される物理フォーマットを下位の通信レベルに割り
当て、論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象
に暗号化を行い、論理フォーマットまたは物理フォーマ
ットを対象にした暗号化を解くための暗号解読情報を、
物理フォーマットまたは論理フォーマットに含めて伝送
することを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の再生方法は、データが
記録されたデータ記録領域と、データの再生に必要な制
御情報が記録された制御情報記録領域とが交互に配置さ
れた記録媒体から、データおよび制御情報を再生し、I
SO(International Organization for Standardizati
on)開放システム相互接続モデルに準拠して通信レベル
を階層化して伝送する再生方法であって、データ記録領
域に対しては、外部からのアクセスが可能なようになさ
れているとともに、制御情報記録領域に対しては、外部
からのアクセスが不可能なようになされており、データ
で構成される論理フォーマットが上位の通信レベルに割
り当てられているとともに、データおよび制御情報で構
成される物理フォーマットが下位の通信レベルに割り当
てられており、論理フォーマットまたは物理フォーマッ
トを対象に暗号化が行われ、論理フォーマットまたは物
理フォーマットを対象にした暗号化を解くための暗号解
読情報が、物理フォーマットまたは論理フォーマットに
含まれているとき、論理フォーマットまたは物理フォー
マットを対象にした暗号化を解くための暗号解読情報に
基づいて、論理フォーマットまたは物理フォーマットを
対象にした暗号化を解くことを特徴とする。
【0019】請求項1に記載の記録媒体においては、デ
ータが記録されたデータ記録領域と、データの再生に必
要な制御情報が記録された制御情報記録領域とが交互に
配置されており、少なくとも一部のデータ記録領域がシ
フトして記録されている。そして、データ記録領域がシ
フトされているか否かに関するシフト情報が、そのデー
タ記録領域より先に再生されるデータ記録領域に記録さ
れている。
【0020】請求項2に記載の記録媒体においては、デ
ータが記録されたデータ記録領域と、データの再生に必
要な制御情報が記録された制御情報記録領域とが交互に
配置され、データは暗号化されている。そして、データ
の暗号化を解くための暗号解読情報が、制御情報記録領
域に記録されている。
【0021】請求項3に記載の記録装置においては、記
録手段は、少なくとも一部のデータをシフトして記録
し、付加手段は、データがシフトされているか否かに関
するシフト情報を、そのデータより先に再生されるデー
タに付加するようになされている。
【0022】請求項4に記載の記録方法においては、記
録媒体に、データと、データの再生に必要な制御情報と
を交互に記録するときに、少なくとも一部のデータをシ
フトして記録するようになされており、データがシフト
されているか否かに関するシフト情報を、そのデータよ
り先に再生されるデータに付加するようになされてい
る。
【0023】請求項5に記載の記録装置においては、暗
号化手段は、データを暗号化し、記録手段は、暗号化手
段により暗号化されたデータと、その再生に必要な制御
情報とを交互に、記録媒体に記録するようになされてい
る。この場合において、制御情報は、データの暗号化を
解くための暗号解読情報を含んでいる。
【0024】請求項6に記載の記録方法においては、デ
ータを暗号化し、データの再生に必要な制御情報に、デ
ータの暗号化を解くための暗号解読情報を含め、データ
および制御情報を交互に、記録媒体に記録するようにな
されている。
【0025】請求項7に記載の再生装置においては、再
生手段は、記録媒体の再生を行い、シフト情報抽出手段
は、再生手段の出力からシフト情報を抽出するようにな
されている。データ抽出手段は、シフト情報抽出手段に
より抽出されたシフト情報に基づいて、再生手段の出力
からデータを抽出するようになされている。
【0026】請求項8に記載の再生方法においては、記
録媒体の再生を行い、記録媒体の再生出力からシフト情
報を抽出し、シフト情報に基づいて、記録媒体の再生出
力からデータを抽出するようになされている。
【0027】請求項9に記載の再生装置においては、再
生手段は、記録媒体の再生を行い、暗号解読情報抽出手
段は、再生手段の出力から暗号解読情報を抽出するよう
になされている。暗号解読手段は、暗号解読情報抽出手
段により抽出された暗号解読情報に基づいて、再生手段
の出力に含まれるデータの暗号化を解くようになされて
いる。
【0028】請求項10に記載の再生方法においては、
記録媒体の再生を行い、記録媒体の再生出力から暗号解
読情報を抽出し、暗号解読情報に基づいて、記録媒体の
再生出力に含まれるデータの暗号化を解くようになされ
ている。
【0029】請求項11に記載の伝送方法においては、
第1の通信レベルにおいて、データを暗号化し、第1の
通信レベルとは異なる第2の通信レベルにおいて、デー
タの暗号化を解くための暗号解読情報を伝送するように
なされている。
【0030】請求項12に記載の記録方法においては、
データ記録領域に対しては、外部からのアクセスが可能
なようになされているとともに、制御情報記録領域に対
しては、外部からのアクセスが不可能なようになされて
いるとき、データで構成される論理フォーマットを上位
の通信レベルに割り当てるとともに、データおよび制御
情報で構成される物理フォーマットを下位の通信レベル
に割り当て、論理フォーマットまたは物理フォーマット
を対象に暗号化を行い、論理フォーマットまたは物理フ
ォーマットを対象にした暗号化を解くための暗号解読情
報を、物理フォーマットまたは論理フォーマットに含め
て伝送するようになされている。
【0031】請求項13に記載の再生方法においては、
データ記録領域に対しては、外部からのアクセスが可能
なようになされているとともに、制御情報記録領域に対
しては、外部からのアクセスが不可能なようになされて
おり、データで構成される論理フォーマットが上位の通
信レベルに割り当てられているとともに、データおよび
制御情報で構成される物理フォーマットが下位の通信レ
ベルに割り当てられており、論理フォーマットまたは物
理フォーマットを対象に暗号化が行われ、論理フォーマ
ットまたは物理フォーマットを対象にした暗号化を解く
ための暗号解読情報が、物理フォーマットまたは論理フ
ォーマットに含まれているとき、論理フォーマットまた
は物理フォーマットを対象にした暗号化を解くための暗
号解読情報に基づいて、論理フォーマットまたは物理フ
ォーマットを対象にした暗号化を解くようになされてい
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0033】即ち、請求項3に記載の記録装置は、記録
媒体に、データと、データの再生に必要な制御情報とを
交互に記録する記録装置であって、少なくとも一部のデ
ータをシフトして記録する記録手段(例えば、図6に示
すリンクフレーム付加回路25など)と、データがシフ
トされているか否かに関するシフト情報を、そのデータ
より先に再生されるデータに付加する付加手段(例え
ば、図6に示すヘッダ付加回路23など)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0034】請求項5に記載の記録装置は、データを暗
号化する暗号化手段(例えば、図6に示すスクランブル
処理回路22など)と、暗号化手段により暗号化された
データと、その再生に必要な制御情報とを交互に、記録
媒体に記録する記録手段(例えば、図6に示すリンクフ
レーム付加回路25など)とを備え、制御情報が、デー
タの暗号化を解くための暗号解読情報を含むことを特徴
とする。
【0035】請求項7に記載の再生装置は、データが記
録されたデータ記録領域と、データの再生に必要な制御
情報が記録された制御情報記録領域とが交互に配置さ
れ、少なくとも一部のデータ記録領域がシフトして記録
されており、データ記録領域がシフトされているか否か
に関するシフト情報が、そのデータ記録領域より先に再
生されるデータ記録領域に記録されている記録媒体の再
生装置であって、記録媒体の再生を行う再生手段(例え
ば、図7に示すピックアップ3など)と、再生手段の出
力からシフト情報を抽出するシフト情報抽出手段(例え
ば、図7に示すヘッダ分解回路9など)と、シフト情報
抽出手段により抽出されたシフト情報に基づいて、再生
手段の出力からデータを抽出するデータ抽出手段(例え
ば、図7に示すリンクフレーム分離回路7など)とを備
えることを特徴とする。
【0036】請求項9に記載の再生装置は、暗号化され
たデータが記録されたデータ記録領域と、データの再生
に必要な制御情報が記録された制御情報記録領域とが交
互に配置され、データの暗号化を解くための暗号解読情
報が、制御情報記録領域に記録されている記録媒体の再
生装置であって、記録媒体の再生を行う再生手段(例え
ば、図7に示すピックアップ3など)と、再生手段の出
力から暗号解読情報を抽出する暗号解読情報抽出手段
(例えば、図7に示すリンクフレーム分離回路7など)
と、暗号解読情報抽出手段により抽出された暗号解読情
報に基づいて、再生手段の出力に含まれるデータの暗号
化を解く暗号解読手段(例えば、図7に示すデスクラン
ブル処理回路10など)とを備えることを特徴とする。
【0037】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0038】図1は、本発明を適用した光ディスク1の
構成例を示している。光ディスク1には、トラックが、
例えば同心円状に形成されており、各トラックは、セク
タと、後述するリンクエリア(制御情報記録領域)とか
ら構成されている。なお、トラックは、同心円状ではな
く、例えばスパイラル状に内周から外周に向かって形成
することも可能である。
【0039】図1の実施例では、セクタは、フレーム
が、横方向に2フレーム、縦方向に14フレーム配置さ
れて構成されており、即ち、全体として28フレームで
構成されている。ここで、フレームとは、同期信号(F
S(Frame Sync.))が挿入される単位で、図1の実施
例においては、先頭に2バイトの同期信号が配置され、
それに続いて85バイトのデータ領域が配置されること
で、フレームが構成されている。
【0040】セクタのデータ領域(Data)の先頭の20
バイトはアドレスエリア(Addressarea)とされてお
り、それに続く2kバイト(2048バイト)の領域
に、所定のデータ(ユーザデータ)が記録される。さら
に、それに続いて、2kバイトのデータのエラーを検出
するための符号である4バイトのEDCが配置されてい
る。
【0041】水平方向に並ぶ2つのフレームの右端に
は、8ビットのパリティC1と14ビットのパリティC
2が配置されている。これらは、エラー訂正符号であ
り、それぞれ2フレームの170バイトのデータに対し
て設定される。C1系列は、図中の横方向(水平方向)
の2フレームのデータに対して設定される。これに対し
て、C2系列は、C1系列とはインタリーブされた形で
符号化される。すなわち、左上から右下方向に(斜め方
向に)、170バイトのデータに対して設定される。
【0042】図2は、図1のアドレスエリアの構成例を
示している。アドレスエリアは、上述したように20バ
イトで構成され、その先頭には、4バイトの同期信号が
配置されている。同期信号に続いては、次に説明するコ
ピーライト情報、層、およびアドレスのエラー検出のた
めの2バイトのCRC(Cyclic Redundancy Check)コ
ードが配置されている。さらに、それに続いて、1バイ
トのコピーライト情報、1バイトの層、4バイトのアド
レスが順次配置され、残りの8バイトは、将来の拡張の
ための予備領域とされている。
【0043】ここで、アドレスとは、例えばセクタアド
レスやトラックアドレスなどを意味する。また、層と
は、光ディスク1が複数の層(記録面)を有する場合
に、セクタが記録されている層の位置(セクタが記録さ
れている層が、何番目の層か)を意味する。なお、コピ
ーライト情報については、後述する。
【0044】図3は、クラスタ(データ記録領域)の構
成例を示している。即ち、クラスタは、8個のセクタ
(従って、224(=28フレーム/セクタ×8)フレ
ーム)から構成されており、従って、クラスタ長は16
kバイトとされている。同図に示すようにエラー訂正符
号のC2系列は、1クラスタの中で完結している。
【0045】クラスタの間には、クラスタに記録された
データの再生に必要な制御情報が記録されたリンクエリ
アが形成されている。従って、光ディスク1には、クラ
スタとリンクエリアとが交互に配置されている。
【0046】図4は、リンクエリアの構成例を示してい
る。リンクエリアは、上述したように、2バイトの同期
信号(FS)と、85バイトのデータ領域とからなるフ
レームが2個配置されて構成されている。ここで、リン
クエリアを構成するフレームを、以下、適宜、リンクフ
レームという。
【0047】先頭のリンクフレームには、同期信号に続
いて、1バイトのポストアンブル(Postamble)、2バ
イトのポストバッファ(Postbuffer)、2バイトのプリ
バッファ(Prebuffer)、16バイトのALPC(Autom
atic Laser Power Control)、64バイトのVFOが、
順次配置されている。
【0048】ポストアンブル、ポストバッファは、前の
(先に再生される)クラスタに属し、ポストアンブルに
は、最後のデータのマーク長を調整し、信号極性を戻す
ためのデータが記録される。ポストバッファは、偏心等
によるジッタの吸収のためのバッファエリアである。プ
リバッファ以降は、記録しようとする次のクラスタに属
し、プリバッファは、クラスタのスタート位置を吸収す
るためのバッファである。ALPCは、後述するピック
アップ3(図6、図7)が発するレーザ光の記録時また
は再生時の出力を所定の値に設定するためのデータが記
録される記録パワー設定用エリアである。VFOには、
PLL引き込み用のデータが記録される。
【0049】2番目のリンクフレームには、同期信号に
続いて、38バイトのVFO、4バイトのセキュリティ
コントロール(Security Controll)、8バイトのアド
レス(Address)、2バイトの同期信号(Sync.)が順次
配置されている。
【0050】VFOには、上述したように、PLL引き
込みのデータが記録される。セキュリティコントロール
には、コピープロテクト情報が記録される。例えば、こ
のコピープロテクト情報を、クラスタに記録した場合、
データとして扱われ、ホストコンピュータから自由に読
み出しや書き換え等を行うことができるので、プロテク
ト機能を果たさない可能性がある。一方、コピープロテ
クト情報をリンクエリアに記録した場合、リンクエリア
の情報はデータではないため、ホストコンピュータから
アクセスすることができず、非常に有効なコピープロテ
クト情報となる。
【0051】アドレスは、2バイトのアドレスマーク
(AM)、4バイトのトラックおよびクラスタのアドレ
ス(Address)、および2バイトのエラー検出符号(CR
C)より構成される。同期信号は、データスタート同期
用のもので、ここでは、記録データの開始位置を示すよ
うになされている。
【0052】なお、VFOおよびアドレスは、アドレス
の検出確率を向上させるため、同一のデータが2回だけ
繰り返して記録されている。従って、64バイトのVF
Oまたは38バイトのVFOは、実質的には、それぞれ
32バイトまたは19バイトで構成されている。また、
8バイトのアドレスも、実質的には、4バイトで構成さ
れている。
【0053】ところで、光ディスク1を記録再生両用の
ものとする場合、リンクエリアは、上述したような構成
とする必要があるが、光ディスク1を再生専用とする場
合、リンクエリアを構成する2つのリンクフレームのう
ち、先頭のリンクフレームは必須のものではなく、従っ
て、そこは、その他の情報を記録する領域として使用す
ることができる。即ち、先頭のリンクフレームには、例
えば、ビット長の長いVFOを配置し、これにより、前
のクラスタからのPLLに連続性を持たせるようにする
ことができる。あるいは、例えば、2番目のリンクフレ
ームのアドレスと同様の情報を配置し、これにより、ア
ドレスの検出確率をさらに向上させるようにすることも
できる。
【0054】そこで、本実施例では、図5に示すよう
に、少なくとも一部のクラスタが、ディスク回転方向と
逆方向に、1フレーム分だけシフトして記録されてい
る。即ち、光ディスク1には、リンクエリアの直後に、
1フレーム分の領域(以下、適宜、ダミーフレームとい
う)(図中、斜線を付してある部分)を空けて、一部の
クラスタが記録されている。従って、この場合、クラス
タを構成する最後のフレーム(第224フレーム)は、
本来、次のリンクエリアを構成する先頭のリンクフレー
ムが記録される部分に記録されることとなる(リンクエ
リアを構成する先頭のリンクフレームが記録される領域
に、その他の情報が記録されても、上述したように、光
ディスク1を再生専用とする場合には問題はない)。
【0055】このようにクラスタがシフトして記録され
ている場合、そのことを認識していなければ、その部分
に関しては、データの再生が困難となる。即ち、本実施
例では、クラスタには、誤り訂正のためのパリティC1
およびC2が記録されているから、通常のタイミングで
クラスタを読み出すと、パリティC1およびC2の位置
が1フレーム分ずれ、これらによる誤り訂正を行うこと
ができず、これにより正常なデータの再生がなされない
ことになる。従って、この場合、クラスタ単位でデータ
を秘密にすることができることになる。
【0056】次に、図6乃至図8を参照して、上述のよ
うな光ディスク1に対して記録再生を行う光ディスク装
置について説明する。なお、光ディスク装置において
は、光ディスク1に記録される情報および光ディスク1
から再生された情報は、OSIに準拠して通信レベルを
階層化して伝送されるようになされている。
【0057】まず、図6は、光ディスク装置の記録系の
構成例を示している。図示せぬホストコンピュータから
は、光ディスク1に記録すべきデータ(ディジタルデー
タ)(以下、適宜、記録データという)、コピープロテ
クト情報、およびコピーライト情報が供給されるように
なされている。なお、これらの情報は、光ディスク1の
製作者によって与えられる。記録データ、コピープロテ
クト情報、およびコピーライト情報は、インターフェー
ス21に入力され、記録データは、スクランブル処理回
路22に、コピープロテクト情報は、スクランブル処理
回路22およびリンクフレーム付加回路25に、コピー
ライト情報は、ヘッダ付加回路23およびリンクフレー
ム付加回路25に、それぞれ供給される。
【0058】スクランブル処理回路22では、記録デー
タが、コピープロテクト情報にしたがってスクランブル
(暗号化)され、暗号化データとされる。従って、コピ
ープロテクト情報(暗号解読情報)は、記録データをス
クランブルするための、いわばスクランブルキーとして
機能する。
【0059】暗号化データは、ヘッダ付加回路23に供
給され、そこで、フレーム単位のデータとされる。さら
に、ヘッダ付加回路23では、フレーム単位のデータ
が、セクタ単位のデータ(図1)とされる。なお、この
とき、ヘッダ付加回路23では、コピーライト情報が、
アドレスエリア(図2)に配置される。セクタ単位のデ
ータは、誤り訂正処理回路24に供給される。誤り訂正
処理回路24では、セクタ単位のデータが、それに対し
て、パリティC1およびC2の付加が行われることで、
クラスタ単位のデータ(図3)とされ、リンクフレーム
付加回路25に供給される。
【0060】ここで、スクランブル処理回路22、ヘッ
ダ付加回路23、および誤り訂正回路24で扱われるデ
ィジタルデータ、即ち、フレーム単位のデータ、セクタ
単位のデータ、およびクラスタ単位のデータは、ホスト
コンピュータからアクセス可能なもので、このような論
理フォーマットのデータを扱う処理を、以下、適宜、論
理フォーマット処理(後述する再生系における論理フォ
ーマット処理(論理フォーマット再生処理)と区別する
必要があるときには、論理フォーマット記録処理)とい
う。本実施例における論理フォーマットは、OSIの上
位の通信レベル(第1の通信レベル)(例えば、ネット
ワークレイヤ以上のレイヤなど)に相当する(割り当て
られる)。
【0061】リンクフレーム付加回路25では、誤り訂
正処理回路24からのクラスタ単位のデータに対し、上
述したようなリンクエリア(図4)が付加される。この
とき、リンクフレーム付加回路25は、インターフェイ
ス21からのコピーライト情報に対応して、上述したよ
うにクラスタをシフトする。
【0062】ここで、コピーライト情報は、クラスタ
を、上述したようにシフトするか否かに関する情報(シ
フト情報)(暗号解読情報)で、クラスタをシフトする
場合には、例えば1とされ、シフトしない場合には、例
えば0とされている。従って、コピーライト情報が0の
場合、リンクフレーム付加回路25では、クラスタに
は、その直前に、上述したように2つのリンクフレーム
でなるリンクエリアが付加される。また、コピーライト
情報が1の場合、リンクフレーム付加回路25では、ク
ラスタには、リンクエリアとダミーフレームが付加され
る。なお、この場合、その次のクラスタには、図5で説
明したように、2番目のリンクフレームだけでなるリン
クエリアが付加される。
【0063】なお、上述したように、コピーライト情報
は、ヘッダ付加回路23において、アドレスエリアに配
置されるが、このアドレスエリアは、コピーライト情報
に対応してシフトされるクラスタより先に再生されるク
ラスタのものである。
【0064】また、リンクフレーム付加回路25におい
てリンクエリアが付加される際には、その2番目のリン
クフレームにおけるセキュリティコントロール(図4)
に、インターフェース21からのコピーライト情報が配
置されるようになされている。
【0065】ここで、リンクフレーム付加回路25以降
で扱われるディジタルデータ、即ち、リンクエリア(お
よびダミーフレーム)が付加されたクラスタ単位のデー
タは、ホストコンピュータからのアクセスが不可能なも
ので、このような物理フォーマットのデータを扱う処理
を、以下、適宜、物理フォーマット処理(後述する再生
系における物理フォーマット処理(物理フォーマット再
生処理)と区別する必要があるときには、物理フォーマ
ット記録処理)という。本実施例における物理フォーマ
ットは、OSIの下位の通信レベル(第2の通信レベ
ル)(例えば、データリンクレイヤ以下のレイヤなど)
に相当する(割り当てられる)。
【0066】上述したスクランブル処理回路22は、論
理フォーマットを対象に暗号化を行うので、論理フォー
マットにおける暗号化の手段ということができる。一
方、リンクフレーム付加回路25は、クラスタをシフト
することでデータを秘密にするので、即ち、物理フォー
マットを対象に暗号化を行うので、物理フォーマットに
おける暗号化の手段ということができる。
【0067】また、コピープロテクト情報によれば、ス
クランブル処理回路22において行われたスクランブル
(論理フォーマット処理における暗号化)を解くことが
でき、このコピープロテクト情報は、物理フォーマット
(リンクフレームが付加されたクラスタ)に含めて伝送
されるので、物理フォーマット処理に属する、暗号解読
のための暗号解読情報(論理フォーマット暗号鍵)の運
搬(伝送)のための手段ということができる。さらに、
コピーライト情報によれば、リンクフレーム付加回路2
5において行われた暗号化(物理フォーマット処理にお
ける暗号化)(クラスタのシフト)を解くことができ、
このコピーライト情報は、論理フォーマット(セクタ単
位のデータ)に含めて伝送されるので、論理フォーマッ
ト処理に属する、暗号解読のための暗号解読情報(物理
フォーマット暗号鍵)の運搬(伝送)のための手段とい
うことができる。
【0068】リンクフレーム付加回路25より出力され
たデータは、変調回路26に供給される。変調回路26
では、リンクフレーム付加回路25からのデータが変調
され、その結果得られる変調信号が、同期付加回路27
に供給される。同期付加回路27では、変調回路26か
らの変調信号に対し、同期信号(FS)が付加され、記
録アンプ28に供給される。記録アンプ28は、同期付
加回路27の出力を、所定のレベルに増幅して、ピック
アップ3に供給する。ピックアップ3は、記録アンプ2
8の出力信号に対応して、レーザ光を発する。このレー
ザ光は、スピンドルモータ2により、例えば所定の一定
の角速度で回転されている光ディスク1に照射され、こ
れによりピットが形成される。即ち、光ディスク1に
は、図1乃至図5で説明したようにデータが記録され
る。
【0069】以上のように、データが暗号化されるレイ
ヤと、その暗号化を解くための暗号解読情報が伝送され
るレイヤとが異なるので、データの秘匿性を、大きく向
上させることができる。
【0070】次に、図7は、光ディスク装置の再生系の
構成例を示している。光ディスク1は、スピンドルモー
タ2によって回転駆動されており、その光ディスク1に
対しは、ピックアップ3からレーザ光が照射される。こ
のレーザ光は、光ディスク1で反射され、その反射光
は、ピックアップ3によって受光される。ピックアップ
3は、反射光を光電変換し、その結果得られるRF信号
を、波形整形2値化回路4に出力する。
【0071】波形整形2値化回路4では、RF信号の波
形整形がなされた後、2値のディジタルデータとされ、
同期分離回路5に出力される。同期分離回路5では、波
形整形2値化回路4からのディジタルデータが、同期信
号(FS)の部分とそれ以外の部分とに分離される。同
期信号(FS)の部分は、図示せぬPLL回路に供給さ
れる。これにより、PLL回路では、クロックが生成さ
れ、このクロックは、必要なブロックに供給される。
【0072】一方、波形整形2値化回路4からの、同期
信号(FS)の部分を除くディジタルデータは、復調回
路6に供給され、そこで復調される。その結果得られた
復調データは、リンクフレーム分離回路7に供給され
る。リンクフレーム分離回路7では、復調データがリン
クエリアと、クラスタ単位のデータとに分離される。リ
ンクエリアのうち、コピープロテクト情報はデスクラン
ブル処理回路10に供給され、クラスタ単位のデータは
誤り訂正復号化回路8に供給される。
【0073】なお、復調データからのクラスタ単位のデ
ータの分離(抽出)処理については、図8を参照して後
述する。
【0074】ここで、リンクフレーム分離回路7までで
行われる処理は、図6で説明したリンクフレーム付加回
路25以降で行われる処理に相当し、従って、この処理
は、物理フォーマット処理である。
【0075】誤り訂正復号化回路8では、リンクフレー
ム分離回路7からのクラスタ単位のデータに対し、パリ
ティC1およびC2を用いて誤り訂正処理が施され、こ
れにより光ディスク1の欠陥や読み取りエラーなどに起
因する誤りが訂正される。さらに、誤り訂正回路8で
は、クラスタ単位のデータが、セクタ単位のデータとさ
れて、ヘッダ分解回路9に供給される。ヘッダ分解回路
9では、誤り訂正復号化回路8からのセクタ単位のデー
タからアドレスエリアが抽出され、さらにフレーム単位
のデータとされる。また、ヘッダ分解回路9では、アド
レスエリアに配置されているコピーライト情報が抽出さ
れ、リンクフレーム分離回路7に供給される。
【0076】フレーム単位のデータは、デスクランブル
処理回路10に供給され、そこでは、リンクフレーム分
離回路7からのコピープロテクト情報に基づいてデスク
ランブルが行われる。即ち、図6のスクランブル処理回
路22において、記録データが、例えばCRCコードに
変換された場合には、デスクランブル処理回路10で
は、コピープロテクト情報に基づいて、初期値および生
成多項式が求められ、これらを用いて、CRC演算がな
される。
【0077】デスクランブルされたデータは、インター
フェース11を介して、ホストコンピュータに供給され
る。
【0078】ここで、誤り訂正復号化回路8乃至デスク
ランブル処理回路10で行われる処理は、図6で説明し
たスクランブル処理回路22乃至誤り訂正処理回路24
で行われる処理に相当し、従って、この処理は、論理フ
ォーマット処理である。
【0079】次に、図8は、リンクフレーム分離回路7
の構成例を示している。リンクフレーム分離回路7は、
同図に示すように、メモリ31およびスイッチ32など
で構成されている。メモリ31は、FIFO方式のメモ
リで、復調回路6から供給されるデータを、順次記憶す
るようになされている。なお、メモリ31は、例えば2
28フレーム分のデータを記憶することができるように
なされている。従って、メモリ31によれば、224フ
レームでなるクラスタ、そのクラスタに付加されたリン
クエリア(2個のリンクフレーム)、およびそのクラス
タの後に配置されたクラスタに付加されたリンクエリア
(2個のリンクフレーム)を記憶することができる。
【0080】スイッチ32は、ヘッダ分解回路9からの
コピーライト情報に対応して、端子aまたはbのいずれ
か一方を選択するようになされている。端子aは、メモ
リ31の出力端(出力タップ)から、2フレーム分だけ
入力端(入力タップ)側の位置(タップ)に接続されて
おり、端子bは、メモリ31の出力端から、3フレーム
分だけ入力端側の位置(タップ)に接続されている。
【0081】従って、メモリ31に、その出力端側か
ら、2つのリンクフレーム、そのリンクフレームが付加
されたクラスタ、そのクラスタの後に位置するクラスタ
に付加された2つのリンクフレームが記憶された場合に
は、即ち、リンクエリアを先頭に、シフトされていない
クラスタが記憶された場合には、端子aを先頭に、22
4フレームでなるクラスタが記憶されるので、端子aか
ら、224フレーム分のデータを読み出すことで、クラ
スタを、正常な形で得ることができる。
【0082】また、メモリ31に、その出力端側から、
2つのリンクフレームと1つのダミーフレーム、そのリ
ンクフレームが付加されたクラスタ、そのクラスタの後
に位置するクラスタに付加された1つのリンクフレーム
が記憶された場合には、即ち、リンクエリアを先頭に、
シフトされたクラスタが記憶された場合には、端子bを
先頭に、224フレームでなるクラスタが記憶されるの
で、端子bから、224フレーム分のデータを読み出す
ことで、クラスタを、正常な形で得ることができる。
【0083】以上のように構成されるリンクフレーム分
離回路7においては、復調回路6からのデータが、メモ
リ31に入力されて記憶される。メモリ31では、PL
L回路から供給されるクロックに同期して、記憶された
データが、入力端側から出力端側へ、1フレーム単位で
シフトされていく。
【0084】メモリ31にデータの入力が開始され、2
28クロックに対応する時間が経過すると、即ち、メモ
リ31の出力端にリンクエリアが記憶された状態となる
と、その出力端から2フレーム前の位置に記憶されてい
るフレーム、即ち、リンクエリアを構成する2番目のリ
ンクフレームが読み出される。そして、その2番目のリ
ンクフレームに配置されているコピープロテクト情報
が、デスクランブル処理回路10に出力される。
【0085】さらに、このとき、スイッチ32は、ヘッ
ダ分解回路9からのコピーライト情報に基づいて、端子
aまたはbを選択し、その選択した端子から、224フ
レーム分のデータを読み出して、誤り訂正復号化回路8
に出力する。具体的には、スイッチ32は、コピーライ
ト情報が0の場合、即ち、クラスタがシフトされていな
い場合、端子aを選択し、そこから224フレーム分の
データ、即ち、クラスタを読み出して、誤り訂正復号化
回路8に出力する。また、スイッチ32は、コピーライ
ト情報が1の場合、即ち、クラスタがシフトされている
場合、端子bを選択し、そこから224フレーム分のデ
ータ、即ち、クラスタを読み出して、誤り訂正復号化回
路8に出力する。
【0086】リンクフレーム分離回路7では、以下、上
述した処理が228クロックごとに繰り返される。
【0087】従って、この場合、クラスタがシフトされ
ていても、誤り訂正復号化回路8には、正常な形のクラ
スタが供給されることとなる。
【0088】クラスタをシフトすることによる暗号化
は、物理フォーマットレベル(下位階層)で行われる
が、その暗号化を解くためのコピーライト情報は論理フ
ォーマットレベル(上位階層)に存在するため、論理フ
ォーマットに注目するだけでは、暗号を解読するのは困
難であり、従って、図7の光ディスク装置以外の装置に
よってデータが不正に再生され、コピー等されること
を、強固に防止することができる。
【0089】また、スクランブル処理回路22における
暗号化は、論理フォーマットレベルで行われるが、その
暗号化を解くためのコピープロテクト情報は物理フォー
マットレベルに存在するため、論理フォーマットに注目
するだけでは、暗号を解読するのは困難であり、さら
に、コピープロテクト情報には、ホストコンピュータか
らアクセスすることができないので(仮に、物理フォー
マットレベルで信号を調べたとしても、暗号化が論理フ
ォーマットレベルで行われているため、暗号を解読する
のは困難である)、やはり、データが不正に入手される
ことを防止することができる。
【0090】以上、本発明を、光ディスクおよび光ディ
スク装置に適用した場合について説明したが、本発明
は、光ディスク以外の、あらゆる記録媒体(光磁気ディ
スクや磁気ディスク、光カード、磁気テープなど)およ
びその記録再生装置に適用可能である。さらに、本発明
は、秘匿性を必要とするデータの伝送を行う、その他の
装置に適用可能である。
【0091】なお、本実施例で説明した暗号化の方法お
よびその暗号化を解く方法は一例であり、上述した以外
の方法によって、暗号化およびその解読を行うことも可
能である。
【0092】また、本実施例では、OSIに準拠してデ
ータの伝送を行うようにしたが、本発明は、その他のプ
ロトコルに対しても適用可能である。
【0093】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体によれば、少
なくとも一部のデータ記録領域がシフトして記録されお
り、データ記録領域がシフトされているか否かに関する
シフト情報が、そのデータ記録領域より先に再生される
データ記録領域に記録されているので、データの秘匿性
を向上させることができる。
【0094】請求項2に記載の記録媒体によれば、デー
タが暗号化され、データ記録領域に記録されており、デ
ータの暗号化を解くための暗号解読情報が、制御情報記
録領域に記録されているので、やはり、データの秘匿性
を向上させることができる。
【0095】請求項3に記載の記録装置および請求項4
に記載の記録方法によれば、記録媒体に、データと、デ
ータの再生に必要な制御情報とを交互に記録するとき
に、少なくとも一部のデータがシフトして記録され、デ
ータがシフトされているか否かに関するシフト情報が、
そのデータより先に再生されるデータに付加される。従
って、データが不正に再生されることを、強固に防止す
ることができる。
【0096】請求項5に記載の記録装置および請求項6
に記載の記録方法によれば、データが暗号化され、デー
タの再生に必要な制御情報に、データの暗号化を解くた
めの暗号解読情報が含められて、記録媒体に記録され
る。従って、暗号が、不正に解読されることを、強固に
防止することができる。
【0097】請求項7に記載の再生装置および請求項8
に記載の再生方法によれば、記録媒体が再生され、その
再生出力からシフト情報が抽出される。そして、そのシ
フト情報に基づいて、記録媒体の再生出力からデータが
抽出される。従って、シフトされて記録されたデータ
を、正常に再生することができる。
【0098】請求項9に記載の再生装置および請求項1
0に記載の再生方法によれば、記録媒体が再生され、そ
の再生出力から暗号解読情報が抽出される。そして、そ
の暗号解読情報に基づいて、記録媒体の再生出力に含ま
れるデータの暗号化が解かれる。従って、暗号化されて
記録されたデータを、正常に再生することができる。
【0099】請求項11に記載の伝送方法によれば、第
1の通信レベルにおいて、データが暗号化され、第1の
通信レベルとは異なる第2の通信レベルにおいて、デー
タの暗号化を解くための暗号解読情報が伝送される。従
って、暗号の不正な解読を、強固に防止することができ
る。
【0100】請求項12に記載の記録方法によれば、論
理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に暗号化
が行われ、論理フォーマットまたは物理フォーマットを
対象にした暗号化を解くための暗号解読情報が、物理フ
ォーマットまたは論理フォーマットに含めて伝送され
る。従って、暗号の不正な解読を、強固に防止すること
ができる。
【0101】請求項13に記載の再生方法によれば、物
理フォーマットまたは論理フォーマットに含まれる暗号
解読情報に基づいて、論理フォーマットまたは物理フォ
ーマットを対象にした暗号化が解かれる。従って、暗号
化されて記録されたデータを、正常に再生することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク1のセクタフォー
マットを示す図である。
【図2】図1のアドレスエリアのフォーマットを示す図
である。
【図3】クラスタのフォーマットを示す図である。
【図4】リンクエリアのフォーマットを示す図である。
【図5】クラスタがシフトされて記録された状態を示す
図である。
【図6】本発明を適用した光ディスク装置の記録系の構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用した光ディスク装置の再生系の構
成を示すブロック図である。
【図8】図7のリンクフレーム分離回路7の構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 波形整形2値化回路 5 同期分離回路 6 復調回路 7 リンクフレーム分離回路 8 誤り訂正復号化回路 9 ヘッダ分解回路 10 デスクランブル処理回路 22 スクランブル処理回路 23 ヘッダ付加回路 24 誤り訂正処理回路 25 リンクフレーム付加回路 26 変調回路 27 同期付加回路 28 記録アンプ 31 メモリ 32 スイッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録されたデータ記録領域と、
    前記データの再生に必要な制御情報が記録された制御情
    報記録領域とが交互に配置された記録媒体であって、 少なくとも一部の前記データ記録領域がシフトして記録
    されており、 前記データ記録領域がシフトされているか否かに関する
    シフト情報が、そのデータ記録領域より先に再生される
    前記データ記録領域に記録されていることを特徴とする
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 データが記録されたデータ記録領域と、
    前記データの再生に必要な制御情報が記録された制御情
    報記録領域とが交互に配置された記録媒体であって、 前記データは暗号化されており、 前記データの暗号化を解くための暗号解読情報が、前記
    制御情報記録領域に記録されていることを特徴とする記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 記録媒体に、データと、前記データの再
    生に必要な制御情報とを交互に記録する記録装置であっ
    て、 少なくとも一部の前記データをシフトして記録する記録
    手段と、 前記データがシフトされているか否かに関するシフト情
    報を、そのデータより先に再生される前記データに付加
    する付加手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に、データと、前記データの再
    生に必要な制御情報とを交互に記録するときに、少なく
    とも一部の前記データをシフトして記録する記録方法で
    あって、 前記データがシフトされているか否かに関するシフト情
    報を、そのデータより先に再生される前記データに付加
    することを特徴とする記録方法。
  5. 【請求項5】 データを暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化手段により暗号化された前記データと、その
    再生に必要な制御情報とを交互に、記録媒体に記録する
    記録手段とを備え、 前記制御情報は、前記データの暗号化を解くための暗号
    解読情報を含むことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 データを暗号化し、 前記データの再生に必要な制御情報に、前記データの暗
    号化を解くための暗号解読情報を含め、 前記データおよび制御情報を交互に、記録媒体に記録す
    ることを特徴とする記録方法。
  7. 【請求項7】 データが記録されたデータ記録領域と、
    前記データの再生に必要な制御情報が記録された制御情
    報記録領域とが交互に配置され、少なくとも一部の前記
    データ記録領域がシフトして記録されており、前記デー
    タ記録領域がシフトされているか否かに関するシフト情
    報が、そのデータ記録領域より先に再生される前記デー
    タ記録領域に記録されている記録媒体の再生装置であっ
    て、 前記記録媒体の再生を行う再生手段と、 前記再生手段の出力から前記シフト情報を抽出するシフ
    ト情報抽出手段と、 前記シフト情報抽出手段により抽出された前記シフト情
    報に基づいて、前記再生手段の出力から前記データを抽
    出するデータ抽出手段とを備えることを特徴とする再生
    装置。
  8. 【請求項8】 データが記録されたデータ記録領域と、
    前記データの再生に必要な制御情報が記録された制御情
    報記録領域とが交互に配置され、少なくとも一部の前記
    データ記録領域がシフトして記録されており、前記デー
    タ記録領域がシフトされているか否かに関するシフト情
    報が、そのデータ記録領域より先に再生される前記デー
    タ記録領域に記録されている記録媒体の再生方法であっ
    て、 前記記録媒体の再生を行い、 前記記録媒体の再生出力から前記シフト情報を抽出し、 前記シフト情報に基づいて、前記記録媒体の再生出力か
    ら前記データを抽出することを特徴とする再生方法。
  9. 【請求項9】 暗号化されたデータが記録されたデータ
    記録領域と、前記データの再生に必要な制御情報が記録
    された制御情報記録領域とが交互に配置され、前記デー
    タの暗号化を解くための暗号解読情報が、前記制御情報
    記録領域に記録されている記録媒体の再生装置であっ
    て、 前記記録媒体の再生を行う再生手段と、 前記再生手段の出力から前記暗号解読情報を抽出する暗
    号解読情報抽出手段と、 前記暗号解読情報抽出手段により抽出された前記暗号解
    読情報に基づいて、前記再生手段の出力に含まれる前記
    データの暗号化を解く暗号解読手段とを備えることを特
    徴とする再生装置。
  10. 【請求項10】 暗号化されたデータが記録されたデー
    タ記録領域と、前記データの再生に必要な制御情報が記
    録された制御情報記録領域とが交互に配置され、前記デ
    ータの暗号化を解くための暗号解読情報が、前記制御情
    報記録領域に記録されている記録媒体の再生方法であっ
    て、 前記記録媒体の再生を行い、 前記記録媒体の再生出力から前記暗号解読情報を抽出
    し、 前記暗号解読情報に基づいて、前記記録媒体の再生出力
    に含まれる前記データの暗号化を解くことを特徴とする
    再生方法。
  11. 【請求項11】 ISO(International Organization
    for Standardization)開放システム相互接続モデルに
    準拠して通信レベルを階層化して、データの伝送を行う
    伝送方法であって、 第1の通信レベルにおいて、前記データを暗号化し、 前記第1の通信レベルとは異なる第2の通信レベルにお
    いて、前記データの暗号化を解くための暗号解読情報を
    伝送することを特徴とする伝送方法。
  12. 【請求項12】 データが記録されるデータ記録領域
    と、前記データの再生に必要な制御情報が記録される制
    御情報記録領域とが交互に配置される記録媒体に対し、
    前記データおよび制御情報を、ISO(International
    Organization for Standardization)開放システム相互
    接続モデルに準拠して通信レベルを階層化して伝送して
    記録する記録方法であって、 前記データ記録領域に対しては、外部からのアクセスが
    可能なようになされているとともに、前記制御情報記録
    領域に対しては、外部からのアクセスが不可能なように
    なされているとき、 前記データで構成される論理フォーマットを上位の通信
    レベルに割り当てるとともに、前記データおよび制御情
    報で構成される物理フォーマットを下位の通信レベルに
    割り当て、 前記論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に
    暗号化を行い、 前記論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に
    した暗号化を解くための暗号解読情報を、前記物理フォ
    ーマットまたは論理フォーマットに含めて伝送すること
    を特徴とする記録方法。
  13. 【請求項13】 データが記録されたデータ記録領域
    と、前記データの再生に必要な制御情報が記録された制
    御情報記録領域とが交互に配置された記録媒体から、前
    記データおよび制御情報を再生し、ISO(Internatio
    nal Organization for Standardization)開放システム
    相互接続モデルに準拠して通信レベルを階層化して伝送
    する再生方法であって、 前記データ記録領域に対しては、外部からのアクセスが
    可能なようになされているとともに、前記制御情報記録
    領域に対しては、外部からのアクセスが不可能なように
    なされており、 前記データで構成される論理フォーマットが上位の通信
    レベルに割り当てられているとともに、前記データおよ
    び制御情報で構成される物理フォーマットが下位の通信
    レベルに割り当てられており、 前記論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に
    暗号化が行われ、前記論理フォーマットまたは物理フォ
    ーマットを対象にした暗号化を解くための暗号解読情報
    が、前記物理フォーマットまたは論理フォーマットに含
    まれているとき、 前記論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に
    した暗号化を解くための前記暗号解読情報に基づいて、
    前記論理フォーマットまたは物理フォーマットを対象に
    した暗号化を解くことを特徴とする再生方法。
JP7252078A 1995-08-15 1995-08-15 記録媒体、記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、並びに伝送方法 Pending JPH0955039A (ja)

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