JP2000339022A - 施設監視表示処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】監視用表示画面の表示項目ごとに表示形式や表
示条件を設定可能とする作画環境を備えた施設監視表示
処理システムにおいて、作画環境から表示画面の仕様や
試験項目に関する帳票を容易に出力可能とすることで、
より効率的な開発環境を提供する。 【解決手段】監視用表示画面に表示する監視用部品３
（Ａ〜Ｎ）毎に、表示形式や表示条件を含む表示属性を
設定する作画環境を有し、該設定された表示属性を記憶
する表示属性記憶装置６を備えた施設監視表示処理シス
テムにおいて、前記監視用部品に関する帳票データを編
集する帳票編集処理部１１と、前記監視用部品に関する
表示属性を前記表示属性記憶装置６から読み出し前記帳
票編集処理部に出力する表示属性出力処理部１４とを備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、施設を監視するた
めの表示処理システムに係り、特に、大型の表示装置を
用いて火力発電プラント等の大規模なプラント施設の監
視制御を行うのに適した、施設監視表示処理システムに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】プラント施設等の一般的な施設監視のた
めの表示処理システムとして、施設を運用する上で必要
な各部品の監視用の表示画面を作成するために、表示画
面の各表示項目ごとに、表示形式や表示条件を対話形式
で設定可能とする作画環境を備えた表示処理システムが
知られている。

【０００３】このような監視用の表示画面の開発、生成
過程、あるいは検査過程において、表示画面に表示され
ている図形や文字だけでなく、表示画面の仕様や試験項
目に関する様式等の表示属性や、監視項目あるいは試験
項目及びそのデータの履歴情報をも収集し、利用したい
場合がある。

【０００４】表示画面に表示されている図形や文字だけ
でなく表示属性も記録するものとして、特開平７−１４
１４９４号公報に記載された発明がある。この発明で
は、表示画面の作成において、それぞれの図形に対応さ
せて入力される表示属性を属性ファイルに記憶保持し、
容易に画面の表示属性を変更できるようにしている。

【０００５】また、特開平３−１９４６５６号公報に
は、作成された図形に属性データを付加し、属性データ
をデータベースに記憶し、記憶された属性データを表示
するＣＡＤ装置の発明が開示されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の表示処
理システムでは、監視用の表示画面に関する表示データ
や監視項目あるいは試験項目のデータを収集、編集し、
出力するためには、監視対象の各部品ごとに、逐一、異
なる複数の属性の編集処理を行う必要があった。また、
監視対象の部品を追加、変更あるいは削除する場合に
は、上記処理にも変更を加える必要があった。

【０００７】このような従来の表示処理システムの例
を、図１２で説明する。図１２は、施設監視のための表
示処理システムにおける、監視用の表示画面１２０及び
編集処理１３０を示している。対話形式で設定可能とす
る作画環境を備えた表示画面１２０には、監視用の各機
器に対応した複数の専用部品Ａ、Ｂ、Ｃが表示されてい
る。各部品は、属性部と動作部を有する。表示画面１２
０の表示属性データを出力するためには、編集処理１３
０を介して、各部品Ａ、Ｂ、Ｃ毎に、属性１、２、〜Ｎ
の編集処理を行う必要があった。また、監視対象の部品
を追加、変更あるいは削除する場合にも、同様の処理が
必要であった。さらに、監視の履歴データ等を出力する
ためには、編集処理１３０を介して、各部品Ａ、Ｂ、Ｃ
毎に、履歴データ等に関する編集処理を行う必要があっ
た。

【０００８】そのため、火力発電プラント等のように監
視対象の部品が多数ある場合には、上記属性の編集処理
に多大の時間を要することになり、上記表示項目のデー
タや監視項目あるいは試験項目のデータを監視用表示画
面の開発、生成過程、あるいは検査過程に、十分活用す
ることが困難であった。

【０００９】また、火力発電プラント等のように監視対
象部品の情報が変化するもの、例えば監視対象部品の温
度などに関する信号が所定値で表示が変わるようなシス
テムでは、システムを模擬的にあるいは実際に動かして
テストを行い、その結果監視用表示画面が適切に動作す
るか否かを確認したい場合がある。従来の表示処理シス
テムでは、監視用の表示画面の動的なテストを行うため
に、表示データや監視項目あるいは試験項目のデータを
収集、編集するのに適したものが無かった。

【００１０】本発明の目的は、 監視用表示画面の表示
項目ごとに表示形式や表示条件を設定可能とする作画環
境を備えた施設監視表示処理システムにおいて、作画環
境から表示画面の仕様や試験項目に関する帳票データを
作成し、必要に応じて容易に出力可能とすることで、よ
り効率的な開発環境を提供することにある。

【００１１】本発明の他の目的は、 監視用表示画面の
表示項目ごとに表示形式や表示条件を設定可能とする作
画環境を備えた施設監視表示処理システムにおいて、作
画環境からこのシステムを模擬的にあるいは実際に動か
した状態での表示画面の仕様や試験項目に関する帳票を
容易に出力可能とすることで、簡単に動的なテストを行
い効率的な開発ができる環境を提供することにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、監視データを
入力し表示する監視用表示画面を備え、前記監視用表示
画面に表示する監視用部品毎に、表示形式や表示条件を
含む表示属性を設定する作画環境を有し、該設定された
表示属性を記憶する表示属性記憶装置を備えた施設監視
表示処理システムにおいて、前記監視データの変化を記
憶する変化情報記憶装置と、前記監視用部品に関する帳
票データを編集する帳票編集処理部と、前記監視データ
の変化及び前記監視用部品に関する表示属性を前記記憶
装置から読み出し、前記帳票編集処理部に出力する表示
属性出力処理部とを備えたことを特徴とする。

【００１３】本発明によれば、監視画面の表示項目ごと
に表示形式や表示条件を設定可能とする作画環境を備え
た施設監視表示処理システムにおいて、作画環境から画
面の仕様や試験項目に関する帳票データを作成し、必要
に応じて出力することができるため、より効率的な開発
環境を提供することができる。

【００１４】また、施設監視表示処理システムにおい
て、作画環境からこのシステムを模擬的にあるいは実際
に動かした状態での表示画面の仕様や試験項目に関する
帳票を容易に出力可能とすることで、簡単に動的なテス
トを行い効率的な開発ができる環境を提供することがで
きる。

【００１５】

【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例になる
施設監視表示処理システムの全体構成を示す図である。
施設監視表示処理システム１は、監視用の各部品や各機
器に対応した複数の情報監視コントロール部３（３Ａ、
３Ｂ、３Ｃ、−−、３Ｎ）と、少なくとも１組の表示制
御部７及び表示装置８を備えている。各情報監視コント
ロール部３は、変化情報記憶装置４、表示データ編集処
理部５、表示属性記憶装置６、信号入出力履歴編集部９
及び表示属性出力処理部１４を有する。信号入出力制御
部１７は、監視施設1６に対して施設監視表示処理シス
テム１からの信号を送出したり、監視施設1６からの模
擬的な監視データまたは実際のシステムの監視データを
選択的に取込んで、所要のデータに変換し施設監視表示
処理システム１に入力する。

【００１６】情報監視コントロール部３では、監視デー
タから監視項目に対応した信号の変化を検出し、信号変
化情報として状態を変化情報記憶装置４に記憶する。一
方、監視データの値により異なる表示形式を持つ表示属
性が表示属性記憶装置６に記憶されている。表示データ
編集処理部５では、信号変化情報を表示属性と照合し
て、対象となる監視項目に対応した処理を行い、表示制
御部７を介して表示装置８に表示データを出力する。

【００１７】同時に、信号入出力履歴編集部９は、信号
変化情報を信号入出力履歴データ記憶装置１０に蓄積す
る。表示属性出力処理部１４は、信号入出力に対応した
表示属性を表示属性記憶装置６から読み出し、帳票編集
処理部１１に出力する。帳票編集処理部１１では、信号
入出力履歴データと表示属性とから、画面仕様や試験項
目および実績などに関する帳票データを編集し、帳票デ
ータ記憶装置１５に記憶する。この帳票データに基づい
て、印刷制御部１２では印刷装置１３に帳票データを出
力する。帳票データ記憶装置１５の帳票データは、表示
装置８に表示することも可能である。

【００１８】なお、施設監視表示処理システム１は、部
品パレットの機能を含む対話形式の表示画面作成手段２
Ａ及び表示属性設定手段２Ｂ用のプログラムや、画面デ
ータ作成上必要なデータを記憶する画面データ作成用プ
ログラムメモリ、表示装置８に設置されたタツチスクリ
ーンやマウスあるいはキーボードからの操作信号を取込
んで入力する操作入力部、操作入力部からの入力に伴っ
て必要な画面データを作成する画面データ作成処理部、
この画面データ作成処理部で作成される画面データを記
憶するビツトマツプメモリやフレームメモリなどの画面
データメモリを備えている。

【００１９】また、画面制御に関する操作として、画面
の監視機器の操作、拡大、縮小、移動、切り替えなどを
行うことができる。例えば監視機器をマウスでクリック
すると、当該機器の編集メニューに関するポツプアツプ
メニューが表示され、このメニューの中の1つを選択
し、かつ、選択されたメニューに基づいてキーボード
(図示せず)から必要なデータを入力し、または当該選択
されたメニューに基づいてさらに下位のメニューが表示
される。

【００２０】施設監視表示処理システム１にはさらに、
他の監視システムや携帯型端末との間でデータ通信を行
う通信制御部を設けても良い。

【００２１】次に、以上のように構成された施設監視表
示処理システム１の動作について、図２以下で説明す
る。まず、図２により、表示画面作成の手順を示す。最
初に、マウスあるいはキーボードを操作して、施設監視
表示処理システム１の開発環境を開き（２０２）、表示
画面作成手段２Ａを起動し、コントロール部３の１つの
部品（例えば３Ａ）を作成するために、新規の表示画面
（図３の３００）を開く（２０４）。次に、マウスを操
作して部品パレット（図３の３０２）から、必要な部品
（図３の３０４）を選択し（２０８）、表示画面上に貼
り付け（２１０）、部品３Ａの表示画面を作成する。

【００２２】さらに、表示属性設定手段２Ｂを起動し、
表示属性設定画面（図４の４００）を開き（２１２）、
マウスあるいはキーボードを操作して、部品３Ａの表示
画面に対して、監視項目に対する情報監視コントロール
部３内の表示属性（図４の４０２）を設定する（２１
４）。例えば、信号を識別するＩＤ４０２１、表示形式
を規定する属性４０２２を定義する。

【００２３】以上の操作を、部品の数Ｎだけ繰り返し、
各部品（３Ａ、３Ｂ、３Ｃ、−−、３Ｎ）ごとに、表示
画面とその表示属性を設定する（２０６）。以上の操作
により入力された表示画面とその表示属性に関するデー
タは、表示属性記憶装置６に記録される。このように表
示される表示装置の画面に対し、オペレーターはマウス
あるいはキーボード等を用いて対話形式で必要な情報を
入力し、それらのデータが表示属性記憶装置６に蓄積さ
れる。

【００２４】一方、表示制御部７は、操作入力部から入
力されるデータを受け取ると、画面データ作成用プログ
ラムに従って何れのポイントのデータであるか判断した
後、画面データ上の該当個所のデータを書き替える。画
面データメモリは画面1ドットごとに赤、音、緑の各色
について輝度を表す色データを記憶するように構成され
ている。この画面データメモリに記憶される色データは
変換されて、表示装置８に監視対象の部品図、例えば発
電機、などの形で表示される。

【００２５】次に、施設監視表示処理システム１は、表
示データ編集処理部５において、上記表示画面とその表
示属性（図４の４０２）を利用して、施設監視における
表示データの編集処理を行う。

【００２６】この編集処理について、図５で説明する。
最初に、マウスあるいはキーボードを操作して、施設監
視表示処理システム１の情報監視コントロール部３の部
品、例えば部品３Ａ、に対応した表示画面を開き、各部
の表示色等の表示条件を設定する（５０２）。次に、監
視データから監視項目に対応した信号の変化を検出し、
この信号変化情報が表示条件と一致するか判断する（５
０４）。一致する場合は、該当条件の表示属性を選択す
る（５０８）。不一致の場合には、デフォルトの表示属
性を選択する（５１０）。このようにして、選択された
属性で表示データを編集し（５１２）、その結果は、表
示属性記憶装置６に記録される（５１４）。

【００２７】例えば、図６に示すように、信号の変化に
対応して表示形式を変更するために、マウスあるいはキ
ーボードを操作して、表示属性の表示条件４０２３を定
義し、また、適合する信号の値４０２４、適合した時の
表示属性４０２５を定義する。このようにして、図６に
示すような、監視項目に対応した信号の変化を検出して
表示できる表示画面６００が完成する。

【００２８】すなわち、対話入力形式で、監視画面の表
示項目ごとに、表示形式や表示条件を作画し、設定する
ことが出きる施設監視表示処理システムが得られる。

【００２９】次に、このように、対話入力形式で監視表
示画面が作画された環境から、画面の仕様や試験項目に
関する様式やデータを帳票出力する処理について、述べ
る。

【００３０】まず、表示属性出力処理部１４により、信
号入出力に対応した表示属性を表示属性記憶装置６から
読み出し、帳票編集処理部１１に出力するための、表示
属性出力処理が行われる。この表示属性出力処理を図７
により説明する。

【００３１】最初に、表示属性記憶装置６から、部品Ｉ
Ｄなどの部品の属性７１０を出力する（７０２）。条件
数７２０を出力し（７０４）、出力を条件数７２０だけ
繰り返す（７０６）。そして、該当条件の表示属性を出
力する（７０８）。

【００３２】次に、信号の入出力の履歴を信号入出力履
歴編集部９から読み出し、帳票編集処理部１１に出力す
るための、信号入出力履歴編集処理を図８により説明す
る。

【００３３】信号入出力履歴編集部９は、外部から呼び
出される毎に、該当の監視部品に対して信号を識別する
ＩＤ、データ値、入力日付等の信号変化情報８１０を出
力し（８０２）、信号入出力履歴データ記憶装置１０の
履歴ファイルに蓄積する。

【００３４】次に、図９により、画面仕様や試験項目お
よび実績などに関する帳票データを編集し、出力する帳
票編集処理を説明する。帳票編集処理部１１では、ま
ず、監視コントロールの数（部品数）だけ表示画面（図
１０（Ａ））のフォーマットデータを取りこみ（９０
２、９０４）、次に、表示属性出力処理部１４を呼び出
して属性情報を取得する（９０６）。さらに、図１０
（Ｃ）に示すように、表示画面フォーマットに監視コン
トロールの番号１〜Ｎを貼り付ける（９０８）。例え
ば、図１０（Ｃ）では、部品としての発電機Ｇに番号１
が貼り付けられている。

【００３５】次に、帳票に各部品毎の試験項目情報を追
加する（９１０）。例えば、図１０（Ｃ）では、帳票に
Ｎｏ１として、監視部品である発電機１の項目が設けら
れ、発電機がＩＤと共に記載されている。この処理を条
件の数だけ繰り返す（９１２）。さらに、表示条件情報
を追加する（９１４）。例えば、図１０（Ｃ）では、発
電機１の項目に、通常色や警戒色を示すValue ０、１
が追加されている。

【００３６】さらに、信号入出力履歴データ記憶装置１
０の履歴ファイルに、条件が一致する履歴データの有無
をチェックする（９１６）。例えば、図１０（Ｂ）に示
す信号入出力履歴データでは、帳票にＮｏ１として、発
電機１に関する履歴の記録がある。これらのデータで条
件が一致するものは、実績日を帳票のＮｏ１の欄に追加
する（９１６〜９１８）。

【００３７】このような処理を繰り返すことにより、図
１０（Ｃ）に示すような、表示画面フォーマット６００
と入力情報説明＆試験実績欄１００２を含む、帳票デー
タ（帳票用ファイル）１０００が生成され、帳票データ
記憶装置１５に書き込まれる。

【００３８】この帳票データに基づいて、印刷制御部１
２では、印刷装置１３に帳票データを出力する。

【００３９】以上のようにして、機器の動作状態を表す
画面を表示装置８に表示し、その画面を監視するオペレ
ーターがタッチスクリーンやマウスなどの操作を行うこ
とにより、監視機器の監視画面の作画が可能となるとと
もに、この作画環境から、簡単に、画面の仕様や試験項
目に関する帳票を生成し、帳票データ記憶装置に記録保
持すると共に、必要に応じて出力できる。

【００４０】図１１に、上記本発明の実施例により印刷
された帳票の一例を示す。この帳票の左端欄には、監視
画面の部品に対応した部品の番号、３４、３５等が表示
され、次の欄には、各部品毎に、部品名とそのＩＤ、例
えば発電機や操作場所とそれらのＩＤが記載されてい
る。さらに、次の欄には、表示属性として部品の形状や
背景が記載されている。さらに、次の欄には、各表示条
件や試験実績欄がそれらの履歴と共に記載されている。

【００４１】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、監
視画面の表示項目ごとに表示形式や表示条件を設定可能
とする作画環境を備えた施設監視表示処理システムにお
いて、作画環境から画面の仕様や試験項目に関する帳票
データを作成し、必要に応じて出力できるため、より効
率的な開発環境を提供することができる。また、施設監
視表示処理システムにおいて、作画環境からこのシステ
ムを模擬的にあるいは実際に動かした状態での表示画面
の仕様や試験項目に関する帳票を容易に出力可能とする
ことで、簡単に動的なテストを行い効率的な開発ができ
る環境を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例になる施設監視表示処理シス
テムの全体構成を示す図である。

【図２】図１のシステムによる施設監視用の表示画面作
成の処理手順を示す図である。

【図３】図２の処理における、新規の表示画面の例を示
す図である。

【図４】図２の処理における、表示属性設定画面例を示
す図である。

【図５】図１のシステムによる表示データの編集処理手
順を示す図である。

【図６】作成された表示画面の例を示す図である。

【図７】図１のシステムによる表示属性出力処理を示す
図である。

【図８】図１のシステムによる信号入出力履歴編集処理
を示す図である。

【図９】図１のシステムによる帳票編集処理を示す図で
ある。

【図１０】図９の処理により得られた帳票用ファイルの
例を示す図である。

【図１１】本発明の実施例により印刷された帳票の一例
を示す図である。

【図１２】従来の表示処理システムの例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１…施設監視表示処理システム、２Ａ…表示画面作成手
段、２Ｂ…表示属性設定手段、３…情報監視コントロー
ル部、４…変化情報記憶装置、５…表示データ編集処理
部、６…表示属性記憶装置、７…表示制御部、８…表示
装置、９…信号入出力履歴編集部、１０…信号入出力履
歴データ記憶装置、１１…帳票編集処理部、１２…印刷
制御部、１３…印刷装置、１４…表示属性出力処理部、
１５…帳票データ記憶装置、１６…監視施設、１７…信
号入出力制御部、３００…表示画面、３０２…部品パレ
ット、３０４…部品

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 務 茨城県日立市幸町三丁目２番１号 日立エ ンジニアリング株式会社内 Ｆターム(参考） 5C082 AA12 AA13 CB01 CB06 DA87 MM05 MM09 5H223 AA02 AA19 DD09 EE06 EE08 FF03 5K048 BA22 BA23 EB13 FB08 9A001 DD11 KK55 LL09

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】監視データを入力し表示する監視用表示画
   面を備え、前記監視用表示画面に表示する監視用部品毎
   に、表示形式や表示条件を含む表示属性を設定する作画
   環境を有し、該設定された表示属性を記憶する表示属性
   記憶装置を備えた施設監視表示処理システムにおいて、 前記監視データの変化を記憶する変化情報記憶装置と、 前記監視用部品に関する帳票データを編集する帳票編集
   処理部と、 前記監視データの変化及び前記監視用部品に関する表示
   属性を前記記憶装置から読み出し、前記帳票編集処理部
   に出力する表示属性出力処理部とを備えたことを特徴と
   する施設監視表示処理システム。
2. 【請求項２】監視データを入力し表示する監視用表示画
   面を備え、前記監視用表示画面に表示する監視用部品毎
   に、表示形式や表示条件を含む表示属性を設定する作画
   環境を有し、該設定された表示属性を記憶する表示属性
   記憶装置を備えた施設監視表示処理システムにおいて、 該施設監視表示処理システムに対する信号の変化情報
   を、履歴データとして記憶する信号入出力履歴データ装
   置と、 前記表示属性を前記表示属性記憶装置から読み出し前記
   帳票編集処理部に出力する表示属性出力処理部と、 前記信号の入出力履歴データと前記表示属性とから、前
   記監視用部品に関する帳票データを編集する帳票編集処
   理部とを備えたことを特徴とする施設監視表示処理シス
   テム。
3. 【請求項３】監視用の各部品に対応した複数の情報監視
   コントロール部と、少なくとも１組の表示制御部及び表
   示装置を備え、前記各情報監視コントロール部は、変化
   情報記憶装置、表示データ編集処理部、表示属性記憶装
   置、信号入出力履歴編集部、表示属性出力処理部及び帳
   票編集処理部を有する施設監視表示処理システムであっ
   て、 前記情報監視コントロール部は、監視データから監視項
   目に対応した信号の変化を検出し、信号変化情報として
   状態を前記変化情報記憶装置に記憶し、 前記表示データ編集処理部は、前記信号変化情報を表示
   属性と照合して、対象となる監視項目に対応した処理を
   行い、前記表示制御部を介して表示装置に表示データを
   出力し、 前記信号入出力履歴編集部は、前記信号変化情報を信号
   入出力履歴データ記憶装置に記憶し、 前記表示属性出力処理部は、前記信号入出力に対応した
   表示属性を前記表示属性記憶装置から読み出し、前記帳
   票編集処理部に出力し、 前記帳票編集処理部は、前記信号入出力履歴データと前
   記表示属性とから、画面仕様や試験項目および実績など
   に関する帳票データを編集し、帳票データ記憶装置に記
   憶し、 該帳票データに基づいて、印刷制御部により印刷装置に
   帳票データを出力することを特徴とする施設監視表示処
   理システム。
4. 【請求項４】請求項１ないし３のいずれかに記載の施設
   監視表示処理システムであって、 前記表示属性出力処理部は、前記表示属性記憶装置か
   ら、表示条件に該当する部品の部品ＩＤを含む表示属性
   を出力することを特徴とする施設監視表示処理システ
   ム。
5. 【請求項５】請求項２または３に記載の施設監視表示処
   理システムであって、信号入出力履歴編集部は、外部か
   ら呼び出される毎に、該当の監視部品に対して信号を識
   別するＩＤ、データ値及び信号変化情報を出力し、信号
   入出力履歴データ記憶装置に蓄積することを特徴とする
   施設監視表示処理システム。