JPH0954557A - 画像形成装置及びその製造方法 - Google Patents

画像形成装置及びその製造方法

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JPH0954557A
JPH0954557A JP20710695A JP20710695A JPH0954557A JP H0954557 A JPH0954557 A JP H0954557A JP 20710695 A JP20710695 A JP 20710695A JP 20710695 A JP20710695 A JP 20710695A JP H0954557 A JPH0954557 A JP H0954557A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
electron
emitting device
voltage
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JP20710695A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Kawase
俊光 川瀬
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットで大型のディスプレイを、安全且つ
スペース効率よく設置することが可能な設置手段を具備
する画像形成装置及びその製造方法の提供。 【解決手段】 電子放出素子を搭載したリアプレート、
該素子から放出される電子線の照射により画像が形成さ
れる画像形成部材を搭載するリアプレートと対向配置さ
れたフェースプレートを有する画像形成装置の、画像が
形成される平面に平行な方向に伸縮可能な複数の伸縮部
材、又は該画像形成装置の側面の一辺に少なくとも2個
以上の設置用穴と着脱可能なフックと画像が形成される
平面に平行な方向に伸縮可能な複数の伸縮部材を内蔵す
る少なくとも2個の設置部材、を設けて成る画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子源を応用した
画像形成装置に関し、また伸縮部材や設置部材等の設置
手段を具備する薄型の画像形成装置及び該装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子放出素子としては、熱電子源
と冷陰極電子源の2種類が知られている。冷陰極電子源
には、電界放出型(以下、FEと略記する)、金属/絶
縁層/金属型(以下、MIMと略記する)や表面伝導型
電子放出素子等がある。
【0003】FE型の例としては、W.P.Dyke & W.W.Dol
an, “Field emission”, Advace in Electron Physici
s, 8, 89 (1956) 或いはC.A.Spindt, “Physical Prope
rties of thin-film field emission cathodes with mo
lybdenium ”, J.Appl.Phys., 47, 5248 (1976) 等が知
られている。また、MIM型の例としては、C.A.Mead,
“The tunnel-emission amplifier, J. Appl. Phys., 3
2, 646 (1961) 等が知られている。更に、表面伝導型電
子放出素子の例としては、M.I.Elinson, Radio Eng. El
ectron Phys., 10, (1965)] 等がある。
【0004】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる現象を利用するものである。こ
の表面伝導型電子放出素子としては、前記エリンソン等
によるSnO2 薄膜を用いたもの、Au薄膜による[G.
Dittmer:“Thin Solis Films, 9, 317 (1972)]もの、I
23 /SnO2 薄膜による[M.Hartwell and C.G.F
onstad: “IEEE Trans. ED Conf.”,519 (1975)]もの、
カーボン薄膜による[荒木久 他:真空、第26巻、第
1号、22頁(1983)]もの等が報告されている。
【0005】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な素子構成として、前述のM.ハートウェルの素子構成
を従来図18に示す。同図において181は、基板であ
る。184は導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパ
ッターにて形成された金属酸化薄膜等から成り、後述の
通電のフォーミングと称される通電処理により電子放出
部185が形成される。尚、図中の素子電極間隔Lは、
0.5〜1.0mm、W’は、0.1mmで設定されて
いる。尚、電子放出部185の位置及び形状について
は、不明であるので模式図として表わした。
【0006】従来、これらの表面伝導型電子放出素子に
おいては、電子放出を行う前に導電性薄膜184を予め
フォーミングと称される通電処理によって電子放出部1
85を形成するのが一般的であった。即ち、通電フォー
ミングとは、前記導電性薄膜184の両端に直流電圧或
いは非常に緩やかな昇電圧、例えば1V/分程度を印加
通電し、導電性薄膜を局所的に破壊、変形若しくは変質
せしめ、電気的に高抵抗な状態にした電子放出部185
を形成することである。尚、電子放出部185は導電性
薄膜184の一部に亀裂が発生しその亀裂付近から電子
放出が行われる。前記通電フォーミング処理した表面伝
導型電子放出素子は、上述導電性薄膜184に電圧を印
加し、素子に電流を流すことにより、上述の電子放出部
185より電子を放出せしめるものである。
【0007】上述の表面伝導型放出素子は構造が単純で
製造も容易であることから大面積に亘り多数素子を配列
形成することができる利点がある。そこでこの特徴を生
かせるような種々の応用が研究されている。例えば、荷
電ビーム源、画像表示装置等の表示装置が挙げられる。
このような電子放出素子を表示パネルとして組み上げた
場合、奥行の小さな大画面フラットディスプレイを製造
することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなフラットデ
ィスプレイの設置方法として壁に掛ける方式が考えられ
る。ところが、フラットディスプレイが大型化すると共
に重量も増大するため、壁掛け式ではこの重量に耐えら
れる強度が必要とされ、以下に列記するような不都合な
対応が必要となる。即ち、(1)家屋の梁の位置にディ
スプレイを設置すること、(2)補強部材を壁に固定す
ること、(3)壁への取り付け治具を設置すること、等
々であり、その解決のため、家屋等の設置場所の改造や
加工の必要に迫られることとなる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、フラットで且つ大型
のディスプレイを、安全で且つスペース効率よく設置可
能な設置手段を具備するフラットディスプレイ及びその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的は、
以下に示す本発明によって達成される。即ち本発明は、
電子放出素子を搭載したリアプレート、及び該電子放出
素子から放出される電子線の照射により画像が形成され
る画像形成部材を搭載する前記リアプレートと対向配置
されたフェースプレートを有する画像形成装置におい
て、画像が形成される平面と平行な方向に伸縮可能な複
数の伸縮部材を設けて成ることを特徴とする、画像形成
装置を開示するものである。
【0011】また本発明は、電子放出素子を搭載したリ
アプレート、及び該電子放出素子から放出される電子線
の照射により画像が形成される画像形成部材を搭載する
前記リアプレートと対向配置されたフェースプレート、
該フェースプレートと該リアプレートの間に配置された
支持枠を有する画像形成装置において、該画像形成装
置、該画像形成装置の側面の一辺に少なくとも2個以上
の設置用穴、該設置用穴と着脱可能なフック、及び画像
が形成される平面と平行な方向に伸縮可能な複数の伸縮
部材を内蔵する少なくとも2個の設置部材とを設けて成
ることを特徴とする、画像形成装置を開示するものであ
る。
【0012】本発明の画像形成装置は、電子放出素子を
搭載したリアプレートと、該電子放出素子から放出され
る電子線の照射により画像が形成される画像形成部材を
搭載する該リアプレートと対向配置されたフェースプレ
ート、該フェースプレートと該リアプレートの間に配置
された支持枠を有する画像形成装置において、該画像形
成装置と画像が形成される平面と平行な方向に伸縮可能
な複数の伸縮部材とで構成される。
【0013】また電子放出素子を搭載したリアプレート
と、該電子放出素子から放出される電子線の照射により
画像が形成される画像形成部材を搭載する該リアプレー
トと対向配置されたフェースプレート、該フェースプレ
ートと該リアプレートの間に配置された支持枠を有する
画像形成装置において、該画像形成装置と、該画像形成
装置の側面の一辺に少なくとも2個以上の設置用穴と、
該設置用穴と着脱可能なフックと、画像が形成される平
面と平行な方向に伸縮可能な複数の伸縮部材を内蔵する
少なくとも2つの設置部材とで構成される。
【0014】前記伸縮部材は、対向方向に伸縮可能で、
所望の位置に保持可能な停止機構を有する。停止機構に
は、ネジを利用した機械的ロック機構や、液体や気体を
使用した圧力調整にて行う機構等が挙げられる。また、
前記伸縮部材の少なくとも1つが中空部材であることに
より、内部に該画像形成装置に接続される電源コード等
を格納することが可能であり好ましい形態である。
【0015】画像形成装置の製造方法としては、該画像
形成装置から前記複数の伸縮部材を対向方向に引き出
し、壁面に突き当て所望の圧縮力を作用させて画像形成
装置を設置する。圧縮力は、画像形成装置の重量から見
積もることができる。また、対向方向に引き出した前記
伸縮部材の一方と他方の長さを調整することにより前記
画像形成装置の所望の位置に設置することができる。更
に、前記画像形成装置のフェースプレートに搭載される
電子放出素子は、表面伝導型電子放出素子が好適であ
る。
【0016】上記のような構成により、従来の壁掛け式
に対しては家屋等の設置場所の改造や加工を施すことの
不要な薄型の画像形成装置及び及び該装置の製造方法を
提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施態様を説明す
る。本発明において用いる冷陰極電子源は、単純な構成
であり、製法が容易な表面伝導型電子放出素子が好適で
ある。本発明に用いることのできる表面伝導型電子放出
素子は基本的に平面型表面伝導型電子放出素子及び垂直
型表面伝導型電子放出素子の2種類が挙げられる。
【0018】図7は基本的な表面伝導型電子放出素子の
構成を示す模式的平面図及び断面図である。図7におい
て71は基板、72,73は素子電極、74は導電性薄
膜、75は電子放出部である。
【0019】基板71としては、石英ガラス、Na等の
不純物含有量の少ないガラス、青板ガラス、SiO2
表面に形成したガラス基板及びアルミナ等のセラミック
ス基板が用いられる。
【0020】素子電極72,73の材料としては一般的
導電体が用いられ、例えばNi,Cr,Au,Mo,
W,Pt,Ti,Al,Cu,Pd等の金属或いは合金
及びPd,Ag,Au,RuO2 ,Pd−Ag等の金属
或いは金属酸化物とガラス等から構成される印刷導体、
In23 −SnO2 等の透明導電体及びポリシリコン
等の半導体材料等から適宜選択される。
【0021】素子電極間隔Lは好ましくは数百オングス
トローム〜数百マイクロメートルの範囲である。また素
子電極間に印加する電圧は低い方が望ましく、再現よく
作成することが要求されるため好ましい素子電極間隔は
数マイクロメートル〜数十マイクロメートルの範囲であ
る。素子電極長さWは電極の抵抗値、電子放出特性から
数マイクロメートル〜数百マイクロメートルの範囲であ
り、また素子電極72,73の膜厚は、数百オングスト
ローム〜数マイクロメートルの範囲が好ましい。尚、図
7の構成のみならず、基板71上に導電性薄膜74、素
子電極72,73の電極を順に形成させた構成にするこ
ともできる。
【0022】導電性薄膜74は良好な電子放出特性を得
るために微粒子で構成された微粒子膜が特に好ましく、
その膜厚は素子電極72,73へのステップカバレー
ジ、該素子電極72,73間の抵抗値及び後述する通電
フォーミング条件等によって、適宜設定されるが、好ま
しくは数オングストローム〜数千オングストロームの範
囲であり、特に好ましくは10〜500オングストロー
ムの範囲である。そのシート抵抗値は1×103 〜1×
107 オーム/□の範囲である。
【0023】また導電性薄膜74を構成する材料の例と
しては、Pd,Pt,Ru,Ag,Au,Ti,In,
Cu,Cr,Fe,Zn,Sn,Ta,W,Pd等の金
属、PdO,SnO2 ,In23 ,PdO,Sb2
3 等の酸化物、HfB2 ,ZrB2 ,LaB6 ,CeB
6 ,YB4 ,GdB4 等の硼化物、TiC,ZrC,H
fC,TaC,SiC,WC等の炭化物、TiN,Zr
N,HfN等の窒化物、Si,Ge等の半導体、カーボ
ン等を挙げることができる。
【0024】尚、ここに述べる微粒子膜とは複数の微粒
子が集合した膜であり、その微細構造として、微粒子が
個々に分散配置した状態のみならず、微粒子が互いに隣
接、或いは重なり合った状態(島状も含む)の膜を表し
ており、微粒子の粒径は数オングストローム〜数千オン
グストロームの範囲であり、好ましくは10〜200オ
ングソトロームの範囲である。
【0025】電子放出部75は導電性薄膜74の一部に
形成された高抵抗の亀裂であり、通電フォーミング等に
より形成される。また亀裂内には数オングストローム〜
数百オングストロームの粒径の導電性微粒子を有するこ
ともある。この導電性微粒子は、導電性薄膜74を構成
する物質の少なくとも一部の元素を含んでいる。また電
子放出部75及びその近傍の導電性薄膜74は炭素及び
炭素化合物を有することもある。
【0026】図8は、基本的な垂直型表面伝導型電子放
出素子の構成を示す模式的図面である。図8において、
図7の同一の部材については同一符号を付与してある。
80は段差形成部である。
【0027】基板71、素子電極72と73、導電性薄
膜74、電子放出部75は前述する平面型表面伝導型電
子放出素子と同様の材料で構成することができ、段差形
成部80は絶縁性材料で構成され、該段差形成部80の
膜厚が先に述べた平面型表面伝導型電子放出素子の素子
電極間隔Lに相当する。その間隔は、数百オングストロ
ーム〜数十マイクロメートルの範囲である。またその間
隔は段差形成部の製法及び素子電極間に印加する電圧に
より制御することができるが、好ましくは数百オングス
トローム〜数マイクロメートルの範囲である。
【0028】導電性薄膜74は、素子電極72,73と
段差形成部80作成後に形成するため、素子電極72,
73の上に積層される。尚、図8において電子放出部7
5は段差形成部80に直線状に形成されているように示
されているが、作成条件、通電フォーミング条件等に依
存し、形状、位置ともこれに限るものではない。
【0029】上述の表面伝導型電子放出素子の製造方法
としては様々な方法が考えられるがその一例を図9に示
す。以下、図7及び図9に基づいて電子源基板の作製法
方について説明する。尚、図7と同一の部材については
同一の符号を付与してある。
【0030】(1)先ず基板を洗剤、純水及び有機溶剤
により充分に洗浄後、真空蒸着法、スパッタ法等により
素子電極材料を堆積する。その後フォトリソグラフィー
技術により該基板上に素子電極72,73を形成(図9
(a)参照)する。
【0031】(2)次いで素子電極72,73を設けた
基板1に有機金属溶液を塗布し放置することにより有機
金属薄膜を形成する。ここでいう有機金属溶液とは前述
の導電性膜74を形成する金属を主元素とする有機金属
化合物の溶液である。その後、有機金属薄膜を加熱焼成
処理し、リフトオフ、エッチング等によりパターニング
し、導電性薄膜74を形成(図9(b)参照)する。
尚、ここでは有機金属溶液の塗布法により説明したが、
これに限るものでなく真空蒸着法、スパッタ法、化学的
気相堆積法、分散塗布法、ディッピング法、スピンナー
法等によって形成される場合もある。
【0032】(3)続いて、通電フォーミングと称され
る通電処理を行う。通電フォーミングは素子電極72,
73間に不図示の電源により通電を行い、導電性薄膜7
4を局所的に破壊、変形若しくは変質せしめ、構造を変
化させた部位を形成させるものである。この局所的に構
造変化させた部位を電子放出部75(図9(c)参照)
と称する。
【0033】通電フォーミングの電圧波形の一例を図1
0に示す。電圧波形は特にパルス波形が好ましく、パル
ス波高値が一定の電圧パルスを連続的に印加する場合
(図10(a)参照)と、パルス波高値を増加させなが
ら、電圧パルスを印加する場合(図10(b)参照)と
がある。先ず、パルス波高値の一定電圧とした場合(図
10(a)参照)について説明する。
【0034】図10(a)におけるT1及びT2は、電
圧波形のパルス幅とパルス間隔であり、T1を1マイク
ロ秒〜10ミリ秒、T2を10マイクロ秒〜100ミリ
秒とし、三角波の波高値(通電フォーミング時のピーク
電圧)は表面伝導型電子放出素子の形態に応じて適宜選
択し、適当な真空度、例えば、1×10-5torr程度
の真空雰囲気下で、数秒間〜数十分間印加する。尚、素
子の電極間に印加する波形は三角波に限定することはな
く、矩形波等所望の波形を用いてもよい。
【0035】図10(b)におけるT1及びT2は図1
0(a)と同様であり、三角波の波高値(通電フォーミ
ング時のピーク電圧)は、例えば0.1Vステップ程度
ずつ増加させて適当な真空雰囲気下で印加する。尚、こ
の場合の通電フォーミング処理はパルス間隔T2中に、
導電性薄膜74を局所的に破壊、変形しない程度の電
圧、例えば0.1V程度の電圧で、素子電流を測定し、
抵抗値を求め、例えば1Mオーム以上の抵抗を示したと
きに通電フォーミング終了とする。
【0036】(4)次に通電フォーミングが終了した素
子に活性化工程と称する処理を施すことが望ましい。活
性化加工とは、例えば1×10-4〜1×10-5torr
程度の真空度で、通電フォーミング同様、パルス波高値
が一定の電圧パルスを繰り返し印加する処理のことであ
り、真空中に存在する有機物質に起因する炭素或いは炭
素化合物を導電薄膜上に堆積させ素子電流If、放出電
流Ieを著しく変化させる処理である。活性化工程は、
素子電流Ifと放出電流Ieを測定しながら、例えば放
出電流Ieが飽和した時点で終了する。また印加する電
圧パルスは動作駆動電圧で行うことが好ましい。尚、こ
こで炭素或いは炭素化合物とは、グラファイト、非晶質
カーボンであり、その膜厚は500オングストローム以
下が好ましく、より好ましくは300オングストローム
以下である。
【0037】(5)このようにして作成した電子放出素
子を通電フォーミング工程、活性化工程における真空度
よりも高い真空度の雰囲気下において動作駆動させるの
がよい。また、更に高い真空度の雰囲気下で80〜15
0℃の加熱後動作駆動させることが望ましい。尚、通電
フォーミング工程、活性化処理した真空度より高い真空
度とは、例えば約1×10-6以上の真空度であり、より
好ましくは超高真空系であり、新たに炭素及び炭素化合
物が導電薄膜上に殆ど堆積しない真空度である。こうす
ることによって素子電流If、放出電流Ieを安定化さ
せることが可能になる。
【0038】図11は、図7にて示した構成を有する素
子の電子放出特性を測定するための測定評価装置の概略
構成図である。図11において、図7と同様の符号は、
同一のものを示す。また111は電子放出素子に素子電
圧Vfを印加するための電源、110は素子電極2,3
間の導電性薄膜74を流れる素子電流Ifを測定するた
めの電流計、114は素子の電子放出部より放出される
放出電流Ieを捕捉するためのアノード電極、113は
アノード電極114に電圧を印加するための高圧電源、
112は素子の電子放出部75より放出される放出電流
Ieを測定するための電流計、115は真空装置、11
6は排気ポンプである。
【0039】次に、本発明の画像形成装置について述べ
る。画像形成装置に用いられる電子源基板は複数の表面
伝導型電子放出素子を基板上に配列することにより形成
される。表面伝導型放出素子の配列の方式の例として
は、表面伝導型電子放出素子を並列に配置し個々の素子
の両端を配線で接続する梯子型配置(以下、梯子型配置
電子源基板と称する)や、表面伝導型電子放出素子の一
対の素子電極にそれぞれX方向配線、Y方向配線を接続
した単純マトリクス配置(以下マトリクス型配置電子源
基板と称する)が挙げられる。尚、梯子型配置電子源基
板を有する画像形成装置には電子放出素子からの電子の
飛翔を制御する電極である制御電極(グリッド電極)を
必要とする。
【0040】以下この原理に基づき構成した電子源基板
の構成について、図12を用いて説明する。121は電
子源基板、122はX方向配線、123はY方向配線、
124は表面伝導型電子放出素子、125は結線であ
る。尚、表面伝導型電子放出素子124は前述した平面
型或いは垂直型の何れであってもよい。同図において、
電子源基板121に用いる基板は、前述したガラス基板
等であって、用途に応じて形状が適宜設定される。m本
のX方向配線122は、Dx1,Dx2,・・・・,D
xmから成り、Y方向配線123は、Dy1,Dy2,
・・・,Dynのn本の配線より成る。
【0041】また、多数の表面伝導型素子にほぼ均等な
電圧が供給されるように、材料、膜厚、配線幅が適宜設
定される。これらm本のX方向配線122とn本のY方
向配線123間(m,nは、共に正の整数)には、不図
示の層間絶縁層により電気的に分離されて、マトリック
配線を構成する。不図示の層間絶縁層は、X方向配線1
22を形成した基板121の全面或いは一部に所望の領
域に形成される。X方向配線122とY方向配線123
は、それぞれ外部端子として引き出される。
【0042】更に、表面伝導型放出素子124の素子電
極(不図示)が、m本のX方向配線122とn本のY方
向配線123と、結線125によって電気的に接続され
ている。また、表面伝導型電子放出素子は基板或いは不
図示の層間絶縁層上の何れに形成してもよい。また詳し
くは後述する前記X方向配線122には、X方向に配列
する表面伝導型放出素子124の行を入力信号に応じて
走査するための走査信号を印加するための不図示の走査
信号発生手段と電気的に接続されている。
【0043】一方、Y方向配線123にはY方向に配列
する表面伝導型放出素子124の列の各列を入力信号に
応じて、変調するための変調信号を印加するための不図
示の変調信号発生手段と電気的に接続されている。更に
表面伝導型電子放出素子に印加される駆動電圧は、当該
素子に印加される走査信号と変調信号の差電圧として供
給されるものである。上記構成において、単純なマトリ
クス配線のみで個別の素子を選択して独立に駆動可能に
なる。
【0044】次に、以上のようにして作成したマトリク
ス型配置電子源基板を用いた画像形成装置について、図
13〜図15に基づいて説明する。図13は画像形成装
置の基本構成図であり、図14は蛍光膜の例を、また図
15はNTSC方式のテレビ信号に応じて表示をするた
めの駆動回路ブロック図を示し、その駆動回路を含む画
像形成装置を表わす。
【0045】図13において121は電子放出素子を基
板上に作成した電子源基板、131は電子源基板121
を固定したリアプレート、136はガラス基板133の
内面の蛍光膜134とメタルバック135等が形成され
たフェースプレート、132は支持枠、131はリアプ
レートであり、これら部材によって外囲器138が構成
される。図13において124は図7における電子放出
部に相当する。122,123は表面伝導型電子放出素
子の一対の素子電極と接続されたX方向配線及びY方向
配線である。
【0046】外囲器138は、上述の如くフェースプレ
ート136、支持枠132、リアプレート131で外囲
器138を構成したが、リアプレート131は主に電子
源基板121の強度を補強する目的で設けられるため、
電子源基板121自体で十分な強度もつ場合は別体のリ
アプレート131は不要であり、電子源基板121に直
接支持枠132を設け、フェースプレート136、支持
枠132、電子源基板121にて外囲器138を構成し
てもよい。
【0047】図14において142は蛍光体である。蛍
光体142はモノクロームの場合は蛍光体のみから成る
が、カラーの蛍光膜の場合は蛍光体の配列によりブラッ
クストライプ或いはブラックマトリクス等と称される黒
色導電材141と蛍光体142とで構成される。ブラッ
クストライプ、ブラックマトリクスが設けられる目的
は、カラー表示の場合に必要となる三原色蛍光体の各蛍
光体142間の塗り分け部を黒くすることにより混色等
を目立たなくすることと、蛍光膜134における外光反
射によるコントラストの低下を抑制することである。ブ
ラックストライプの材料としては、通常よく用いられて
いる黒鉛を主成分とする材料のみならず、導電性があ
り、光の透過及び反射が少ない材料であればこれに限る
ものではない。
【0048】ガラス基板133に蛍光体を塗布する方法
は、モノクロームか、カラーかによらず、沈澱法や印刷
法が用いられる。また、蛍光膜134(図13参照)の
内面側には通常メタルバック135が設けられる。メタ
ルバックの目的は、蛍光体の発光のうち内面側への光を
フェースプレート136側へ鏡面反射することにより輝
度を向上すること、電子ビーム加速電圧を印加するため
の電極として作用すること、外囲器内で発生した負イオ
ンの衝突によるダメージからの蛍光体を保護すること等
である。メタルバックは、蛍光膜作製後、蛍光膜の内面
側表面の平滑化処理(通常フィルミングと称される)を
行って、その後Alを真空蒸着法等で堆積することによ
り作製することができる。フェースプレート136に
は、更に蛍光膜134の導電性を高めるため蛍光膜13
4の外面側に透明電極(不図示)を設けてもよい。
【0049】外囲器138は不図示の排気管を通じ1×
10-7torr程度の真空度にされ、封止が行われる。
また、外囲器138の封止後の真空度を維持するために
ゲッター処理を行う場合もある。これは外囲器138の
封止を行う直前或いは封止後の抵抗加熱、或いは高周波
加熱等の加熱法により、外囲器138内の所定の位置
(不図示)に配置されたゲッターを加熱し、蒸着膜を形
成する処理である。ゲッターは通常、Ba等が主成分で
あり、該蒸着膜の吸着作用により、例えば1×10-5
1×10-7torrの真空度を維持するものである。
尚、表面伝導型電子放出素子のフォーミング以降の工程
は適宜設定される。
【0050】次にマトリクス型配置電子源基板を用いて
構成した画像形成装置を、NTSC方式のテレビ信号に
基づきテレビジョン表示を行うための駆動回路の概略構
成図を図15のブロック図を用いて説明する。151は
前記表示パネルであり、また152は走査回路、153
は制御回路、154はシフトレジスタ、155はライン
メモリ、156は同期信号分離回路、157は変調信号
発生器、Vx及びVaは直流電圧源である。
【0051】以下、各部の機能を説明するが、表示パネ
ル151は端子Dox1〜Doxm及び端子Doy1〜
Doyn及び高圧端子Hvを介して外部の電気回路と接
続している。このうち端子Dox〜Doxmには前記画
像形成装置に設けられている電子源、即ちM行N列の行
列状にマトリクス配線された表面伝導型電子放出素子群
を一行(N素子)ずつ順次駆動してゆくための走査信号
が印加される。
【0052】一方、端子Dy1〜Dynには前記走査信
号により選択された一行の表面伝導型電子放出素子の各
素子の出力電子ビームを制御するための変調信号が印加
される。また高圧端子Hvには直流電圧源Vaより、例
えば10[kV]の直流電圧が供給されるが、これは表
面伝導型電子放出素子より出力される電子ビームに蛍光
体を励起するのに十分なエネルギーを付与するための加
速電圧である。
【0053】次に走査回路152について説明する。同
回路は内部にM個のスイッチング素子を備える(図中、
S1〜Smで模式的に示す)ものであり、各スイッチン
グ素子は直流電圧源Vxの出力電圧若しくは0[V]
(グランドレベル)の何れか一方を選択し、表示パネル
151の端子Dx1〜Dxmと電気的に接続するもので
ある。S1〜Smの各スイッチング素子は制御回路15
3が出力する制御信号Tscanに基づいて動作するも
のであるが、実際には例えばFETのようなスイッチン
グ素子を組み合わせることにより構成することが可能で
ある。
【0054】尚、前記の直流電圧電源Vxは、前記の表
面伝導型放出素子の特性(電子放出しきい値電圧)に基
づき走査されていない素子に印加される駆動電圧が電子
放出しきい値電圧以下となるような一定電圧を出力する
ように設定されている。
【0055】また制御回路153は、外部より入力する
画像信号に基づいて適切な表示が行われるように各部の
動作を整合させる働きをもつものである。次に説明する
同期信号分離回路156より送られる同期信号Tsyn
cに基づいて各部に対してTscan,Tsft及びT
mryの各制御信号を発生する。
【0056】同期信号分離回路156は、外部から入力
されるNTSC方式のテレビ信号から同期信号成分と輝
度信号成分とを分離するための回路で周波数分離(フィ
ルター)回路等を用いて構成することができるものであ
る。同期信号分離回路156により分離された同期信号
は、よく知られるように垂直同期信号と水平同期信号よ
り成るが、ここでは説明の便宜上、Tsync信号とし
て図示する。一方、前記テレビ信号から分離された画像
の輝度信号成分を便宜上、DATA信号と表わすが、同
信号はシフトレジスタ154に入力される。
【0057】シフトレジスタ154は、時系列的にシリ
アルに入力される前記DATA信号を、画像の1ライン
毎にシリアル/パラレル変換するためのもので、前記制
御回路153より送られる制御信号Tsftに基づいて
動作(即ち制御信号Tsftは、シフトレジスタ154
のシフトクロックであると言い換えてもよい)する。シ
リアル/パラレル変換された画像1ライン分(電子放出
素子N素子分の駆動データに相当)のデータは、Id1
〜IdnのN個の並列信号として前記シフトレジスタ1
54より出力される。
【0058】ラインメモリ155は画像1ライン分のデ
ータを必要時間の間だけ記憶するための記憶装置であ
り、制御回路153より送られる制御信号Tmryに従
って、適宜Id1〜Idnの内容を記憶する。記憶され
た内容は、Id1〜Idnとして出力され、変調信号発
生器157に入力される。変調信号発生器157は、前
記画像データId1〜Idnのそれぞれに応じて表面伝
導型電子放出素子のそれぞれを適切に駆動変調するため
の信号源で、その出力信号は、端子Doy1〜Doyn
を通じて表示パネル151内の表面伝導型電子放出素子
に印加される。
【0059】本発明に係わる電子放出素子は、放出電流
Ieに対して以下の基本特性を有している。即ち、電子
放出には明確なしきい値電圧Vthがあり、Vth以上
の電圧を印加されたときのみ電子放出が生じる。また電
子放出しきい値以上の電圧に対しては、素子への印加電
圧の変化に応じて放出電流も変化してゆく。尚、電子放
出素子の材料や構成、製造方法を変えることにより電子
放出しきい値電圧Vthの値や印加電圧に対する放出電
流の変化の度合いが変わる場合もあるが、何れにしても
以下のようなことが言える。
【0060】即ち、本素子にパネル状の電圧を印加する
場合、例えば電子放出しきい値以下下の電圧を印加して
も電子放出は生じないが、電子放出しきい値以上の電圧
を印加する場合には電子ビームが出力される。その際、
第一にはパルスの波高値Vmを変化させることにより出
力電子ビームの強度を制御することが可能である。第二
には、パルスの幅Pwを変化させることにより出力され
る電子ビームの電荷の総量を制御することが可能であ
る。
【0061】従って、入力信号に応じて、電子放出素子
を変調する方式としては、電圧変調方式、パルス幅変調
方式等が挙げられ、電圧変調方式を実施するには変調信
号発生器157としては一定長さの電圧パルスを発生す
るが入力されるデータに応じて適宜パルスの波高値を変
調するような電圧変調方式の回路を用いる。また、パル
ス幅変調方式を実施するには変調信号発生器157とし
て、一定の波高値の電圧パルスを発生するが入力される
データに応じて適宜電圧パルスの幅を変調するようなパ
ルス幅変調方式の回路を用いるものである。
【0062】以上説明した一連の動作により本発明の画
造形形成装置は表示パネル151を用いてテレビジョン
の表示を行うことができる。尚、上記説明中特に記載し
なかったがシフトレレジスト154やラインメモリ15
5はデジタル信号式のものでもアナログ信号式のもでも
差し支えなく、要は画像信号のシリアル/パラレル変換
や記憶が所定の速度で行われればよい。
【0063】デジタル信号式を用いる場合には、同期信
号分離回路156の出力信号DATAをデジタル信号化
する必要があるが、これには156の出力部にA/D変
換器を備えれば可能である。また、これと関連してライ
ンメモリ155の出力信号がデジタル信号かアナログ信
号かにより、変調信号発生器157に用いられる回路が
若干異なったものとなる。
【0064】先ずデジタル信号の場合について述べる。
電圧変調方式においては変調信号発生器157には、例
えばよく知られるD/A変換回路を用い、必要に応じて
増幅回路等を付け加えればよい。また、パルス幅変調方
式の場合、変調信号発生器157には、例えば高速の発
振器及び発振器の出力する波数を計数する計数器(カウ
ンタ)及び計数器の出力値と前記メモリの出力値を比較
する比較器(コンパレータ)を組み合わせた回路を用い
ることにより構成することができる。必要に応じて、比
較器の出力するパルス幅変調された変調信号を表面伝導
型電子放出素子の駆動電圧にまで電圧増幅するための増
幅器を付け加えてもよい。
【0065】次にアナログ信号の場合について述べる。
電圧変調方式においては、変調信号発生器157には、
例えば、よく知られるオペアンプ等を用いた増幅回路を
用いればよく、必要に応じてレベルシフト回路等を付け
加えてもよい。またパルス幅変調方式の場合には、例え
ばよく知られた電圧制御型発振回路(VCO)を用れば
よく、必要に応じて表面伝導型電子放出素子の駆動電圧
にまで電圧増幅するための増幅器を付け加えてもよい。
【0066】以上のように完成した画像表示装置におい
て、各電子放出素子に、容器外端子Dox1〜Dox
m、Doy1〜Doynを通じ、電圧を印加することに
より、電子放出させ、高圧端子Hvを通じ、メタルバッ
ク135、或いは透明電極(不図示)に高圧を印加し、
電子ビームを加速し、蛍光膜134に衝突させ、励起・
発光させることにより画像を表示することができる。
【0067】以上述べた構成は、表示等に用いられる好
適な画像形成装置を作製する上で必要な概略構成であ
り、例えば各部材の材料等、詳細な部分は上述内容に限
られるものではなく、画像形成装置の用途に適するよう
適宜選択する。また、入力信号として、NTSC方式を
挙げたが、これに限られるものではなくPAL,SEC
AM方式等の諸方式でもよく、また、これよりも、多数
の走査線から成るTV信号(例えば、MUSE方式を始
めとする高品位TV)方式でもよい。
【0068】次に、前述の梯子型配置電子源基板及びそ
れを用いた画像形成装置について、図16及び図17を
用いて説明する。図16において、160は電子源基
板、161は電子放出素子、また162のDx1〜Dx
10は、前記電子放出素子に接続する共通配線である。
電子放出素子161は、基板160上に、X方向に並列
に複数個配置(これを素子行と称する)されている。こ
の素子行が複数個基板上に配置され、梯子型電子源とな
る。各素子行の共通配線間に適宜駆動電圧を印加するこ
とにより、各素子行を独立に駆動することが可能にな
る。即ち、電子ビームを放出させる素子行には、電子放
出しきい値以上の電圧を電子ビームを放出させない素子
行には、電子放出しきい値以下の電圧を印加すればよ
い。また、各素子行間の共通配線Dx2〜Dx9を、例
えばDx2,Dx3を同一配線とするようにしてもよ
い。
【0069】図17は、梯子型配置の電子源を備えた画
像形成装置の構造を示すための図である。170はグリ
ッド電極、171は電子が通過するための空孔、172
はDox1,Dox2,・・・,Doxmより成る容器
外端子である。173は、グリッド電極170と接続さ
れたG1,G2,・・・Gnから成る容器外端子、16
0は前述のように各素子行間の共通配線を同一配線とし
た電子源基板である。尚、図13及び図16と同一符号
は同一部材を示す。前述の単純マトリクス配置の画像形
成装置(図13参照)との違いは、電子源基板160と
フェースプレート136の間に、グリッド電極170を
備えていることである。
【0070】基板160とフェースプレート136の中
間には、グリッド電極170が設けられている。グリッ
ド電極170は、表面伝導型放出素子から放出された電
子ビームを変調することができるもので、梯子型配置の
素子行と直交して設けられたストライプ状の電極に電子
ビームを通過させるため、各素子に対応して1個づつ円
形の空孔171が設けられている。グリッドの形状や設
置位置は図17のようなものでなくともよく、開口とし
てメッシュ状に多数の通過口を設けることもあり、また
例えば表面伝導型放出素子の周囲や近傍に設けてもよ
い。容器外端子172及びグリッド容器外端子173
は、不図示の制御回路と電気的に接続されている。
【0071】本画像形成装置では、素子行を1列ずつ順
次駆動(走査)していくのと同期してグリッド電極列に
画像1ライン分の変調信号を同時に印加することによ
り、各電子ビームの蛍光体への照射を制御し、画像を1
ラインずつ表示することができる。また、本発明によれ
ばテレビジョン放送の表示装置のみならず、テレビジョ
ン会議システム、コンピュータ等の表示装置に適した画
像形成装置を提供することができる。更に、感光性ドラ
ム等で構成された光プリンターとしての画像形成装置と
しても用いることができる。
【0072】また電子放出素子として表面伝導型電子放
出素子ばかりでなく、MIM型電子放出素子、電界放出
型電子放出素子等の冷陰極電子源にも適用可能である。
更には熱電子源による画像形成装置にも適用することが
できる。以下に、本発明の特徴を最もよく表わす具体的
な実施例を示す。実施例中の電子放出素子には、上述の
表面伝導型電子放出素子を用いた。
【0073】図1は画像形成装置の設置図、図2は画像
形成装置の設置工程図である。図1において、10は表
示パネル、11は表示パネルを中に入れる外周容器、1
2は表示パネル10と外周容器11を支える伸縮部材、
13は伸縮部材12の先端に取り付けられる足、14は
床、15は天井、16は伸縮部材12の中を通る電源コ
ードである。
【0074】
【実施例】以下本発明を、図面に基いて実施例により詳
細に説明するが、本発明がこれらによって何ら限定され
るものではない。
【0075】[実施例1]以下に具体的な実施例として
第一の例を図1に基づいて説明する。外周容器11の両
端部内に、それぞれ伸縮部材12を左右上下4箇所に搭
載している。伸縮部材12は、紙面Z方向の上下に伸び
る構成を成している。伸縮部材12の先端には、支えた
ときの荷重を分散をさせるために円盤状の足13を備え
ている。足13は、ゴム材料で形成し、弾性を持たせて
あり、床や天井に凹凸があったときには、その形状に倣
って設置することができる。また、装置に衝撃が加わっ
たときには、振動緩和の機能を発揮する効果がある。更
に、伸縮部材12の内部は図に示す電源コード16やビ
デオ入力端子等のAVコードが通るように中空になって
いる。これにより、装置回りが繁雑にならずに設置する
ことができる。伸縮部材12の長さを変える手段として
は、圧力調整式、機械的ロック式等幾つかの方式が考え
られるが、本実施例では機械的ロック式のネジ回転方式
の伸縮法を用いた。耐強度、製造コストを考慮すればネ
ジ伸縮式が優れる方式である。ネジ伸縮式の伸縮部材1
2の構成は、直径の異なる2本の中空棒を備え、直径の
小さな中空棒が直径の大きな中空棒の中に挿入されてい
る。直径の大きな棒の内面と小さな棒の外面にそれぞれ
雄ネジと雌ネジを形成(不図示)している。何れか一方
を回転させることにより伸縮する。
【0076】次に、本発明の画像形成装置を個人住宅へ
設置する場合の設置工程について図1及び図2を用いて
説明する。住宅の床14と天井15の高さに応じて図1
のZ1及びZ2の長さを決定する。これにより、表示パ
ネル10と外周容器11の高さを任意のところに位置合
わせすることができる。長さの調整は、上部伸縮部材と
下部伸縮部材の伸縮量をそれぞれ変えることによって行
う。伸縮部材12の長さ調整は、棒の内面と外面に形成
している(不図示)ネジを利用し、棒を回転させること
により行う。一定方向に回転を進めていくと伸縮部材1
2は伸び続け、やがて床14と天井15に突き当たり上
下伸縮部材12の端部と床14、天井15間で支持力が
作用する。
【0077】この支持力は、画像形成装置11が回転に
より紙面Y方向(画像形成装置画面の前後方向)へ倒れ
るときのモーメントよりも大きな力でなければならな
い。即ち、それらの相関は、 {画像形成装置のモーメント<支持力(f1+f2+f
3+f4)} の関係式に表わすことができる。「f3+f4」の支持
力には、表示パネル10と外周容器11の自重が加算さ
れるので、支持力「f1+f2」よりも大きな値が作用
する。床は通常大きな重量でも対応し得る構造であり長
期荷重にも耐えられるもので、表示パネル10と外周容
器11の自重に対応することができる。
【0078】上記の支持力(f1〜f4)に要求される
数値は、表示パネル10と外周容器11の重量より決定
することができるので、この重量に基づき伸縮部材12
を回転させ床14や天井15に到達したときの力をトル
ク測定器等の力変位系で測定し、回転の停止タイミング
を決定する。以上の工程により設置が完了する。尚、本
実施例では伸縮部材に中空棒を使用したが、何らこの形
状に限定されるものではなく、四角型、多面体型等であ
ってもよい。
【0079】上記のような構成及び工程によって、
(1)簡単で、且つスペース効率がよいこと、(2)画
像形成装置の見る高さ、或いは設置の場所に自由度があ
ること、(3)個人住居に代表される住宅の壁の改造が
不要であること、等々の長所を有する設置手段を具備す
る画像形成装置を得ることができる。
【0080】[実施例2]図3及び図4は第二の画像形
成装置の実施例を説明する図である。図3において、1
0は表示パネル、11は外周容器、12は表示パネル1
0と外周容器11を支える伸縮部材、31は伸縮部材1
2を内蔵する設置部材、32は設置部材31の側面に固
定されているフック、33は外周容器11の側面に設け
られている穴、14は床、15は天井、16は伸縮部材
12の中を通る電源コードである。以下に具体的な設置
例について図3及び図4を用いて説明する。
【0081】表面伝導型電子放出素子を搭載した表示パ
ネル10を有する外周容器11の装置側面に穴33を形
成する。穴33(図中、左右に計4箇所)に対して、着
脱可能なフック32を有する設置部材31を外周容器1
1の左右に設けられた穴33に挿入して側面に設置す
る。設置部材31内部には、設置部材31の長手方向
(図中Z方向)に所望の伸縮量の伸縮が可能な伸縮部材
12が内蔵される。伸縮部材12の先端には、支えたと
きの荷重を分散させるための円盤状の足13を備える。
更に伸縮部材12の内部は図に示す電源コード16やビ
デオ入力端子等のAVコードが通るように中空になって
いる。これにより、装置回りが繁雑にならずに設置する
ことができる。伸縮部材12の長さを変える手段として
は、実施例と同様にネジ回転式の伸縮法を用いた。
【0082】次に、本発明の画像形成装置を個人住宅へ
設置する場合の設置工程について説明する。住宅の床1
4と天井15の高さに応じて図3のZ1及びZ2の長さ
を決定する。これにより、表示パネル10、外周容器1
1の高さを任意のところに位置合わせすることができ
る。長さの調整は、上部伸縮部材と下部伸縮部材の伸縮
量をそれぞれ変えることにより行う。伸縮部材12の長
さ調整は、棒の内面と外面に形成している(不図示)ネ
ジを利用し、棒を回転させることにより行う。更に、床
と天井の間隔が大きい場合、設置部材31内に納められ
る伸縮部材12の長さの長い設置部材を用意すればよい
ので、汎用性の高い設置手段を具備する画像形成装置を
提供することが可能である。
【0083】以上の工程は、実施例1と同様である。一
定方向に回転を進めて行くと伸縮部材12は伸び続け、
やがて床14と天井15に突き当たり上下伸縮部材12
の端部と床14、天井15間で支持力が作用する。この
支持力は、画像形成装置11が回転により紙面Y方向
(画像形成装置画面の前後方向)へ倒れるときのモーメ
ントよりも大きな力でなければならない。即ち、それら
の相関は、 {画像形成装置のモーメント<支持力(f1+f2+f
3+f4)} の関係式に表わすことができる。「f3+f4」の支持
力には、表示パネル10、外周容器11の自重が加算さ
れるので、支持力「f1+f2」よりも大きな値が作用
する。床は通常大きな重量でも対応することができる構
造であり長期荷重にも耐えられるので、表示パネル画像
形成装置10、外周容器11の自重に対応することがで
きる。
【0084】上記の支持力(f1〜f4)に要求される
数値が表示パネル10、外周容器11の重量より決定す
ることができるので、この重量に基づき伸縮部材12を
回転させ床14や天井15に到達したときの力をトルク
測定器等の力変位系で測定して、回転の停止タイミング
を決定する。以上の工程によって設置が完了する。上記
のような構成及び工程により、設置部材を任意に変えら
れることができるので、設置場所の自由度が高い設置手
段を具備する画像形成装置を得ることができる。
【0085】[実施例3]次に図5に基づいて第三の実
施例を説明する。2個の支柱50がある場所に適用可能
な実施例について説明する。外周容器11の上下に取り
付け用の穴53が形成され、穴53に取り付け可能なフ
ックと図中X方向へ伸縮可能な伸縮部材12を有する設
置部材51を取り付ける。
【0086】設置工程は、先ず設置治具54に表示パネ
ル10を有する外周容器11を載置する。次に第一及び
第二の実施例の工程と同様に、伸縮部材12を紙面X方
向へ支柱に突き当たるまで伸ばす。このとき、力測定器
等で力を検出することが望ましい。以上により設置が完
了するが、設置治具35は外すか、そのままかの何れで
もよい。X方向の間隔が大きい場合、伸縮部材12にか
かる負担が大きくなるので安全を考慮し、設置治具を挿
入した状態にしておくことが好ましい。
【0087】更に、表示パネル10、外周容器11の高
さを変えたい場合は、設置治具35のZ方向の高さを変
更すればよく、広い自由度を有している。また、本実施
例3では設置治具35を用いて高さ調整を行ったが、設
置部材51を画像形成装置11の左右(図中のX方向)
に取り付けると、上下方向の支持も可能(図6参照)で
あり、設置治具の汎用性の高いことがが実証される。
【0088】
【発明の効果】上記のような構成により、従来の壁掛け
式に対しては家屋等の設置場所の改造や加工を施すこと
なく、またスタンド式のようなスペース効率に劣ること
もないスペース効率に優れる設置手段を具備する薄型の
画像形成装置及び及び該装置の製造方法を提供すること
ができる。上記のように、取り付け用の伸縮部材、設置
部材等の設置手段を具備する本発明の画像形成装置にお
いては、スペース効率の高い、また場所を選ばずに設置
が可能な、更には薄型であることのメリットを有効に生
かし得る大画面フラットディスプレイに対する広範な設
置自由度をもたらす等の顕著な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の装置構成を示す模式図。
【図2】本発明の実施例1の設置工程を示す模式図。
【図3】本発明の実施例2の装置構成を示す模式図。
【図4】本発明の実施例2の設置工程を示す模式図。
【図5】本発明の実施例3の装置構成を示す模式図。
【図6】本発明の実施例3の設置工程を示す模式図。
【図7】本発明に用いる基本的な表面伝導型電子放出素
子の構成を示す模式図。(但し、(a)は平面図、
(b)は断面図である。)
【図8】本発明に用いる基本的な垂直表面伝導型電子放
出素子の構成を示す模式的側面図。
【図9】本発明に用いる表面伝導型電子放出素子の製造
方法の一例を示す模式的工程説明図。
【図10】本発明の実施例における通電フォーミングの
電圧波形の一例を示すグラフ図。
【図11】電子放出特性を測定するための測定評価装置
の概要を示す模式構成図。
【図12】単純マトリクス配置の電子源の構成を示す説
明図。
【図13】本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成
図。
【図14】本発明の実施例における蛍光膜の構成を示す
模式説明図。
【図15】NTSC方式のテレビ信号に応じて表示を行
うための駆動回路を組み込んだ画像形成装置の一例を示
すブロック図。
【図16】本発明に用いる梯子型配置の電子源の構成の
一例を示す模式平面図。
【図17】本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成
斜視図。
【図18】従来の表面伝導型電子放出素子の構成例を示
す模式説明図。
【符号の説明】
10 表示パネル 11 外周容器 12 伸縮部材 13 足 14 床 15 天井 16 電源コード 31 設置部材 32 フック 33 穴 54 設置治具 71 基板 72,73 素子電極 74 導電性薄膜 75 電子放出部 80 段差形成部 110,112 電流計 111 電源 113 高圧電源 114 アノード電極 115 真空装置 116 排気ポンプ 121,160 電子源基板 122 X方向配線 123 Y方向配線 124 表面伝導型電子放出素子 125 結線 131 リアプレート 132 支持枠 133 ガラス基板 134 蛍光膜 135 メタルバック 136 フェースプレート 137 高圧端子 138 外囲器 141 黒色導電材 142 蛍光体 151 表示パネル 152 走査回路 153 制御回路 154 シフトレジスタ 155 ラインメモリ 156 同期信号分離回路 157 変調信号発生器 161 電子放出素子 162 共通配線 170 グリッド電極 171 電子が通過するための空孔 172,173 容器外端子 Vx,Va 直流電圧源 Hv 高圧端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子放出素子を搭載したリアプレート、
    及び該電子放出素子から放出される電子線の照射により
    画像が形成される画像形成部材を搭載する前記リアプレ
    ートと対向配置されたフェースプレートを有する画像形
    成装置において、画像が形成される平面に平行な方向に
    伸縮可能な複数の伸縮部材を設けて成ることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子放出素子を搭載したリアプレート、
    及び該電子放出素子から放出される電子線の照射により
    画像が形成される画像形成部材を搭載する前記リアプレ
    ートと対向配置されたフェースプレート、該フェースプ
    レートと該リアプレートの間に配置された支持枠を有す
    る画像形成装置において、該画像形成装置、該画像形成
    装置の側面の一辺に少なくとも2個以上の設置用穴、該
    設置用穴と着脱可能なフック、及び画像が形成される平
    面と平行な方向に伸縮可能な複数の伸縮部材を内蔵する
    少なくとも2個の設置部材とを設けて成ることを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮部材が、対向方向に伸縮可能で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記伸縮部材が、所望の位置で保持可能
    な停止機構を有することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記伸縮部材の少なくとも1つが、中空
    部材であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記フェースプレートに搭載される電子
    放出素子が、表面伝導型電子放出素子であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の伸縮部材を対向方向に引き出し
    て、壁面に突き当て所望の圧縮力を作用させて画像形成
    装置を設置する画像形成装置の製造方法において、該画
    像形成装置が、請求項1乃至6の何れかに記載の画像形
    成装置であることを特徴とする画像形成装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記対向方向に引き出した伸縮部材の一
    方と他方の長さを調整することにより前記画像形成装置
    を所望の位置に設置することを特徴とする請求項7記載
    の画像形成装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272197A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Fujitsu General Ltd パネル型表示装置の取付構造
JP2005352074A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Pioneer Electronic Corp 表示装置の架台
JP2006287562A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Higa-Arts & Metal Inc テレビ壁掛け用ラック

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