JPH09512401A

JPH09512401A - 航空機用乗客電話機

Info

Publication number: JPH09512401A
Application number: JP7527740A
Authority: JP
Inventors: エー．，ジュニアシールズ、リチャード
Original assignee: クレアコムコミュニケーションズグループ、インコーポレイテッド
Priority date: 1994-04-25
Filing date: 1995-04-25
Publication date: 1997-12-09
Also published as: CN1101100C; KR970702651A; KR100348946B1; DE29580194U1; WO1995029552A1; MX9605011A; CA2188768A1; CN1158681A

Abstract

(57)【要約】従来の航空機エコノミークラス座席（２４）のアームレスト（２２）内に取り付けるように設計された送受話機（２０）。好ましくは、送受話機（２０）は音声ピックアップおよびスピーカ機能、従来の１２キー押しボタン電話機キーパッド（３２）およびクレジットカードリーダ（４６）を具備している。送受話機（２０）はアームレスト（２２）内に取り付けられるクレードル（２６）内に嵌合して送受話機（２０）がアームレスト（２２）からおよそ１．２７ｃｍ（０．５インチ）以上上向きに延在しないようなサイズとされている。各乗客に対して各人の送受話機（２０）が自分のアームレスト（２２）内に設けられる。送受話機（２０）は随行員呼出しボタン（１０４）、随行員呼出しキャンセルボタン（１０６）、照明スイッチ（１０８）等の他の機能を含んでおり、チャネルコントロール（１１０）、チャネルディスプレイ（１１２）およびボリュームコントロール（１１４）等のラジオ／テレビジョンコントロールを送受話機（２０）に組み込んでアームレスト（２２）上のこれらのボタンへ容易にアクセスすることができる。さらに、ビデオゲームコントロール、すなわち方向コントロール（１２４）、ゲーム選定キー（１２６）およびトリガーキー（１２８）の機能を含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】航空機用乗客電話機関連出願本出願は１９９４年４月２１日に出願された“航空機電話ヘッドセット設計” という題の未決の設計アプリケーションの部分継続出願である。発明の分野本発明は一般的に営業用航空機で使用する乗客用電話機ユニットの分野に関する。発明の背景航空機を利用する大概の営業マンにはよく知られていることであるが、航空会社は各航空機が収容できる乗客数を最大限にしなければならないため、営業用航空機における空間は逼迫している。航空機の機能やサービスを提供するために使用する付加装置が乗客を収容するのに使用できる航空機内のスペースを侵害しないことが重要である。継続的に普及してきている航空機のサービスの１つとして標準地上遠距離サービスと無線連絡される電話サービスがある。一般の旅行者が航空機電話を使用することに次第に慣れてくるにつれ、乗客空間を塞ぐことなく多数の電話機を航空機に搭載することが望まれるようになってきている。従来技術では、航空機の前部および後部近くの隔壁や座席の背部に電話機ユニットを取り付けるのが一般的である。これらの位置は重要な乗客空間の使用を回避するものである。しかしながら、それにより乗客の便宜が損なわれる。電話機が隔壁に配置される場合には、通常ある乗客群全体に対して１台か２台の電話機ユニットしか提供されない。したがって、電話機を使用したい乗客はその列の乗客を起き上がらせて利用できる電話機ユニットを捜し出さなければならない。さらに電話機ユニット近くの席の乗客は乗客が電話機を使用するたびに煩わされることになる。座席の背部に電話機が配置されている場合には、１列もしくは１群の乗客に１台の電話機を設けるのが普通である。したがって、前方に電話機の無い乗客は電話機に近い乗客を煩わせて電話機に近づき呼び出しを行わなければならない。各乗客に対して次列座席の背部に電話機が設けられているような場合でも、電話機の使い方は幾分不便である。座席背部から電話機へ近づくために、ユーザは電話機が取り付けられている座席に座っている乗客を煩わせることがある。さらに、電話機はコードによりその差し込みに接続されるため、電話機の使用時にコードが座席列間で引っ張られる。したがって、電話機の使用中に、乗客は自分の座席から発呼者の座席を通って通路へ出ることができない。そのため、電話機ユニットを取り付ける別の位置を見つけることが望ましいが、大概の航空機には電話機ユニットを取り付けられる余分な空間は無い。航空機の座席背部に電話機を配置する際にサイズは主要な制約条件ではないため、航空機の電話機ユニットのサイズは従来技術において著しく変動する。座席背部に電話機を搭載する際の唯一の主要な制約条件は座席背部の幅である。すなわち電話機ユニットが座席背部の幅を越えて延在しないよう保証することである。航空機の座席背部や隔壁に搭載される従来の電話機ユニットの全体サイズは他に電話機ユニットを配置できる場所があまりないようなサイズである。したがって、各乗客が他の乗客を煩わせることなく電話機ユニットへ近づくことができるように航空機内のどこか小さな場所へ配置できる電話機ユニットの設計が望まれる。航空機の乗客サービス設備の設置に関するもう１つの問題点は保守に関連している。航空機を採算良く運行させるには、できるだけ航空機のダウンタイムを低減しなければならない。各乗客座席に新たに設置するシステムは故障する可能性があるため、乗客の快適さが増すと保守の困難さも付加されることになる。故障が多い場合には、修理に影響を及ぼすほど長く航空機を運行できなくなる。一般に、乗客サービス設備は乗客の座席周りのいくつかの場所に分散されている。随行員呼出しボタンは、照明スイッチおよび読書ライトと共に、頭上パネル内にある場合が多い。ビデオ画面が取り付けられている場合には、それと一緒に電話機は通常座席背部に取り付けられる。ボリュームやチャネルコントロール等の音声コントロールは、照明コントロールおよび随行員呼出しボタンも配置されることがある、アームレスト内に取り付けられる場合が多い。ビデオゲームコントローラが取り付けられる場合には、それらもアームレスト内に取り付けられる場合が多い。各々が故障する可能性のある部品がこのように分散されるため、航空機の保守は複雑化し定期航空のコストが嵩むようになる。これらの大概のシステムを修理するのに故障ユニットを取り外して交換し、フライトに遅れを来すことなく固定する、必要があるためいくつかの異なる場所でいくつかの異なるシステムを取り外すことになると定期航空にストックしなければならない交換部品数が増加して、各部品を取り外して交換する人間を訓練するための定期航空のコストが増加することになる。したがって、未熟練者が容易に交換できて出来るだけ多くの乗客サービス設備をコントロールすることができる全目的コントローラ／電話機ユニットを有することが有利である。発明の開示本発明の乗客電話機の好ましい実施の形態は航空機の従来のエコノミーもしくはツーリストクラス座席のアームレスト内に受話器を取り付けることができるように設計された電話機ユニットである。もちろん、スペースが最も逼迫しており、かつ出来るだけ多くの乗客を収容しなければならないのは航空機のこの部分である。航空機用乗客電話機ユニットの好ましい実施の形態は少なくとも片側に仲縮自在のアームレストを有する標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルと、クレードルの開放空洞内に載置された送受話機とを具備している。好ましくは、送受話機はアームレスト内に取り付けられたクレードル内に嵌合してアームレストの側面からおよそ１．２７ｃｍ（０．５インチ）以上延在しないようなサイズとされている。これにより乗客の着席面積を制約しないことが保証される。好ましくは、アームレストの側面に載置されたクレードルの全体外形寸法は２１．０ｃｍ（８．２５インチ） ×５．７２ｃｍ（２．２５インチ）×２．５４ｃｍ（１．０インチ）幅よりも小さい。送受話機は全体外形寸法が１８．４ｃｍ（７．２５インチ）×５．０８ｃｍ（２．０インチ）×３．８１ｃｍ（１．５インチ）よりも小さく締め具と協同して受話機をクレードル内に保持する部材を含んでいる。好ましくは、送受話機は被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、受話機からクレードルを介してアームレストへ通される多導体コードとを具備している。送受話機は航空機の従来のエコノミークラス座席のアームレスト内に嵌合できるため、好ましくは各乗客に各人の送受話機が各人のアームレスト内に載置される。これにより乗客は電話機へ近づくのに他の乗客を煩わせる必要が無くなる。望ましくは、各乗客に対して各人のアームレスト内に送受話機が設けられるため、各乗客がアクセスを希望する他の機能を送受話機に組み入れることができる。例えば、随行員呼出しボタン、随行員キャンセルボタン、および乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロール等の代表的にデジタル乗客コントロールユニット（ＤＰＣＵ）に関連する機能を送受話機内に組み入れて各乗客が自分のアームレスト上のこれらのボタンへ容易にアクセスできるようにすることができる。チャネルコントロール、チャネルディスプレイ、ボリュームコントロール等のラジオもしくはテレビジョンコントロールを含む他のＤＰＣＵ機能も送受話機に組み込むことができる。さらに、例えば、カーソルコントロールスイッチ、ゲームセレクトスイッチおよび方向キー、およびファイヤコントロールボタンを含むことができる１組のビデオゲームコントロールスイッチ等の機能を送受話機に組み入れることができる。送受話機は多線ケーブルにより伸縮自在リールに接続されている。好ましくは、ケーブルへの接続は、乗客が航空機から送受話機を容易に外すことは困難であるが、あまり習熟していない航空機保守員でも特殊装置を使わずに取り外せるようになっている程度の困難性である。そのためこのような保守員でも、簡単に、乗客コントロールエレメントの実質的に全てを交換して、故障したスイッチや部品を航空機を遅らせることなく修理できる。実質的に全てのコントロールが１台の送受話機内に配置されるため、定期航空はこの１つのコントロールエレメントをストックしておくだけで乗客座席コントロールの大概の故障を修理することができる。本発明のこれらおよび他の特徴および利点は添付図および以下の記載によりもっと完全に説明されている。図面の簡単な説明第１図は従来のエコノミークラス航空機座席のクレードル内に取り付けた送受話機の第１の実施の形態の斜視図。第２図はクレードルから取り外した送受話機の第１の実施の形態の斜視図。第３図は送受話機の第１の実施の形態の底面図。第４図は送受話機の第１の実施の形態の平面図。第５図は送受話機の第１の実施の形態の右側面図。第６図は送受話機の第１の実施の形態の左側面図。第７図はコードリールに接続された送受話機の第１の実施の形態の側面図。第８図は座席下に取り付けられた第１の実施の形態の送受話機に接続されたコードリールの位置を示す乗客座席の分解斜視図。第９図は第８図に示す電話機接続コードを取り巻く第１の実施の形態の送受話機、クレードルおよびフレクシブル管のより詳細な分解斜視図。第１０図はアームレスト内に取り付けた第４の実施の形態の送受話機に接続されたコードリールの位置を示す乗客座席の分解斜視図。第１１図はデジタル乗客コントロール機能を含む送受話機の第２の実施の形態の平面図。第１２図はビデオゲームコントロールを搭載したデジタル乗客コントロール機能を含む送受話機の第４の実施の形態の平面図。第１３図はビデオゲームコントロールを搭載した送受話機の第３の実施の形態の平面図。発明を実施するための最良の形態第１図に示すように、本発明の電話機ユニット１８の第１の実施の形態は送受話機２０を具備しており、それは少なくとも片側に伸縮自在アームレスト２２を有する標準エコノミークラス乗客座席２４内に取り付けることができる。さらに好ましいことに、送受話機２０はアームレスト２２の側面内に載置されたクレードル２６内に嵌合してアームレスト２２内のクレードル２６から外向きにおよそ１．２７ｃｍ（０．５インチ）以上延在せず乗客の脚部空間を侵害しないサイズとされている。エコノミークラスやツーリストクラスの乗客座席２４の寸法はメーカによって変動するため、送受話機２０は大多数の航空機座席メーカにより製作されているエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内に嵌合するように設計されている。アームレスト２２のサイズを変更することなく、本発明の送受話機２０を嵌合することができる最小アームレスト２２構成は、ＢＥＡｅｒｏｓｐａｃｅ社の完全所有子会社である、ＰＴＣ社製エコノミークラス座席である。好ましくは、従来のエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内に取り付けることができるクレードル２６の寸法は２１．０ｃｍ（８．２５インチ）長×５．７２ｃｍ（２．２５インチ）高×２．５４ｃｍ（１．０インチ）幅以内である。好ましくは、従来のエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内のクレードル２６内に実質的に収容される送受話機２０の寸法は１８．４ｃｍ（７．２５インチ）長×５．０８ｃｍ（２．０インチ）高×３．８１ｃｍ（１．５インチ）幅以内である。より好ましくは、従来のエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内に取り付けることができるクレードル２６の寸法はおよそ２０．８４ｃｍ（８．２０５インチ）長×５．３ｃｍ（２．１インチ）幅×２．５ｃｍ（０．９７インチ）である。より好ましくは、従来のエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内のクレードル２６内に実質的に収容される送受話機２０の寸法はおよそ１８．０ｃｍ（７．１インチ）長×４．４７ｃｍ（１．７６インチ）幅×３．２８ｃｍ（１．２９インチ）高である。クレードル２６のより好ましい寸法と送受話機２０のより好ましい寸法を利用して、送受話機２０はアームレスト２２内のクレードル２６から外向きに延在するおよそ０．８２ｃｍ（０．３２インチ）高の部分以外は実質的にクレードル２６内に収容される。電話機技術の当業者にはお判りのように、前記した送受話機２０の寸法はさまざまな点で送受話機の好ましい標準エルゴノミック設計よりも遥かに小さい。第１に、マイクロフォン音声ピックアップユニットとイヤピース内のスピーカ間の距離を規定する航空機送受話機２０の長さは代表的な送受話機の好ましい距離よりも著しく短い。さらに、電話機キーパッドの幅を規定する航空機送受話機２０の幅は代表的な送受話機の好ましいキーパッド幅よりも著しく小さい。適切に機能する送受話機を提供しながらこれらの設計上の制約を克服するために、送受話機設計の多くの標準的仕様を解釈し直さなければならない。好ましくは、第２図から第６図に示す送受話機２０の第１の実施の形態は代表的な送受話機の下記の要素を含んでいる。マイクロフォン２８、スピーカ内蔵イヤピース３０、１２キー電話キーパッド３２、およびボリュームコントロール３４。さらに、送受話機は１発呼者への一連の呼を開始および終止させるスタート／ストップコントロールボタン、発呼者が同じクレジットカード番号へ課金される新しい呼を開始することができる新呼ボタン、および将来電話機ユニットへ付加することができるグレードアップされた機能へアクセスできるように使用されるファンクションキー等の複数のファンクションコントロールボタン３６を具備している。送受話機はさらに電話呼の状態を示すＬＥＤディスプレイパネル３８も具備している。ＬＥＤディスプレイパネル３８はチャネルを利用出来る時を示す第１のディスプレイ４０、呼出しシーケンスにエラーが生じている時を示す第２のディスプレイ４２、呼出しプロセスの次のステップを開始するまでユーザが待機しなければならない時を示す第３のディスプレイ４４等の表示機能を具備することができる。最後に、送受話機はさらにクレジットカードリーダユニット４６も具備することができる。クレジットカードリーダユニット４６はユーザの電話の簡便な支払方法を提供するが、クレジットカードリーダユニット４６に必要なスペースにより前記した電話機能に利用出来るスペースの量が低減されてしまう。クレジットカードリーダユニット４６は送受話機２０の側面５２内に配置され、磁気カードリーダ５０を内蔵するトラフ４８を具備している。クレジットカードはトラフ４８内へ挿入され、その磁気ストリップがカードリーダ５０を横切通過するように、トラフ４８に沿って縦方向に通される。トラフ４８の幅は代表的なクレジットカードの磁気ストリップの位置により規定され、したがって、その機能を実施するためにはこの最小幅を持たなければならない。必要なトラフ幅により電話機の電子装置に利用出来る送受話機２０内の面積が減少する。さらに、クレジットカードの磁気ストリップが送受話機２０内の電話機の電子装置と干渉するのを防止する物理的、電気的、および磁気的絶縁が行われる。好ましくは、クレジットカードの磁気ストリップを読み取るためにトラフ４８内へ延在する磁気カードリーダ５０自体を除いて、トラフ４８は内部の送受話機電子装置から遮蔽されている。送受話機２０内の利用可能なスペースが低減するため、送受話機２０のキーパッド３２はサイズが著しく低減されるが、なお必要な機能を実施できるようになっている。送受話機２０で使用されるキーパッド３２のキー５４の好ましい中心間距離は従来の電話機キーパッドよりも著しく低減される、すなわち従来の電話機キーパッドよりも互いに接近してキーが配置される。さらに、送受話機２０のキーパッド３２のキー５４の実際のサイズは標準電話機キーよりも低減される。好ましくは、キー５４は導電性シリコンゴムから作られ、キーパッドの下に配置されたキーパッド接続ＰＣＢとかみ合う。キー５４が押下されると、導電性シリコンゴムはキーパッドＰＣＢマトリクスと電気的接続を形成し、キーが押下されていることを電話機の電子装置へ表示する。さらに、シリコンゴムキー５４は、極めて小さいにも拘わらず、キー５４が押下されてシリコンキー５４の下に載置されたキースイッチ膜と接触していることをユーザが知るのに必要な触感を与えるように設計されている。さらに、夜間運行することがある営業用航空機にはユーザが暗い航空機の客室でも送受話機２０を使用できるようにするバックライト機能のあるキーパッド３２が必要である。好ましくは、シリコンキー５４は半透明であり、キー５４の後ろに配置された光源がキー５４を照明するようにされる。各キーの周りには不透明なマスクを設けて各キーが個別に照明されて近くの他のキー５４から容易に区別できるようにされる。番号、文字および／もしくは記号等のキー識別子５６がキー５４の表面上に不透明インクで印刷されている。キー５４が照明されると、不透明な識別子５６は照明されたキー５４上で容易に識別することができる。第７図に示すように、送受話機２０の第１の実施の形態は多導体コード６０の一端５８に接続されておりそれは使用中に引き出される時以外はコードリールハウジング６２内に巻かれて保持されている。好ましくは、コードリールハウジング６２のサイズは搭載位置および保持する必要のあるコードの量によって決められる。望ましくは、コードリール６２の第１の実施の形熊は８．９０ｃｍ（３．５インチ）径であり１５０ｃｍ（６０インチ）までのコード６０を保持することができる。コードリール６２の第２の実施の形態は６．３５ｃｍ（２．５インチ）径であり１００ｃｍ（４０インチ）までのコード６０を保持することができる。好ましくは、コード６０はコードリール６２から引き出されるとフレクシブル管６８内に入れられる。ハウジング６２内に収納された多導体コード６０の他端は電気コネクタ６４を介して航空機内の送受話機２０の動作を制御するメイン電話機電子装置コントロールシステムの一部に接続されている。好ましくは、メイン電話機電子装置コントロールシステムの一部は一群の座席の中の１つの座席の下に配置されており（第１図）、したがって、コードリール６２からの電気コネクタ６４と座席の下に配置された電話機電子装置コントロールシステムの一部との接続は複雑ではない。コードリール６２によりかなりの長さの多導体コード６０を簡便に蓄える手段が提供され送受話機２０をアームレスト（第１図）から持ち上げてユーザの耳まで延ばすことができる。さらに、コードリール６２により十分な長さのコード６０を蓄える簡便な手段が提供されコードリール６２はアームレストに近いさまざまな位置に載置することができしかもアームレストに近いさまざまな位置へ送受話機２０を持って行き送受話機２０を引っ張る抵抗力を生じることなくその所望位置へとどまるのに十分な長さのコード６０をユーザへ提供することができる。さらに、乗客はリール６２から延びるコード６０の長さを制御できるため、送受話機２０から余分な長さが垂れ下がって、うっかり座席間や送受話機とクレードル間に挟まったリアームレストの一部に引っ掛かるようなことがない。好ましくは、第８図に示すように、コードリール６２はアームレスト２２内のクレードル２６から送受話機２０を引き出した時に、ユーザが送受話機２０を引っ張るにつれてコード６０が延びるようにされる。ユーザが送受話機２０を所望する位置へ引っ張って停止させると、コードリール６２のロック機構が係合して電気接続コード２０の使用可能な長さをユーザの好ましいコネクタの長さに一時的に固定する。送受話機２０をクレードル２６に戻したリコード長を変えたい場合には、ユーザが送受話機２０をクレードル２６から引き離すと、コードリール６２のロック機構との係合が解除されコード６０の長さを伸縮することができる。ユーザが送受話機２０をクレードル２６から引き離すと、コード６０の長さは再び延ばされる。ロック機構が係合解除されてもユーザが送受話機２０をクレードル２６から離さない場合には、送受話機２０をクレードル２６へ向けて引き寄せると多導体コード６０はコードリール６２内へ引き戻される。コード６０に一定の後退力を与え、ユーザが電話をかけようとしている時に送受話機２０がユーザから引き離されがちである従来の送受話機の他のコード長のコントロールに較べてコードリール６２のこのロック機構は有利である。第８図に示す第１の実施の形態では、１５０ｃｍ（６０インチ）までのコード６０を保持する第１の実施の形態のコードリール６２が乗客座席２４の底部クッション６６の下に取り付けられアームレスト２２内に配置された第１の実施の形態の送受話機２０に接続されている。コードリール６２を座席の下に取り付けることはアームレスト２２が極端に小さい設計の座席に有利に使用され、送受話機２０をアームレスト２２内に配置できるようにされるが、アームレスト２２内部にコードリール６２を載置するのに十分な付加スペースは無い。コードリール６２はブラケット６７内に載置され、それは乗客座席２４の底部クッション６６の底面に取り付けられている。好ましくは、コードリール６２からクレードル２６へ延びる長さのコード６０はフレクシブル管６８内に入れられコード６０が伸縮する時にアームレスト２２に引っ掛かったり座席２４の下敷きにならないようにされる。フレクシブル管６８は座席２４の底部クッション６６から座席背部７０の一面に沿って送受話機２０が収められているアームレスト２２内へ送り出される。送受話機２０がアームレスト２２から外されて動き回されると、コードリール６２内のコード６０の巻きがとかれフレクシブル管６８を通ってクレードル２６の開口７２を通り抜け、送受話機２０の動きに所要の自由度を与えるのに必要な長さの多導体コード６０が提供される。当業者ならばお判りのように、第３の実施の形態の送受話機１３０のような、本発明の送受話機をエコノミークラス航空機座席２４の各アームレスト２２内に取り付けられるようにするために、第２の実施の形態のコードリール６２をアームレスト２２に近く当業者に知られている任意他の適切な位置に配置することができる。第９図を参照して、クレードル２６は航空機座席２４のアームレスト２２内に完全に収納される５面空洞７４である。クレードル２６の第６面７６はアームレスト２２の側部７８に対して開放されていて（第８図）送受話機２０をクレードル２６内へ挿入してその中に実質的に収納することができる。送受話機２０がクレードル２６内へ挿入されると、好ましくは、送受話機２０の第１の終端８０がクレードル２６の第１の終端８２の開口内へ挿入される。クレードル２６の第２の終端８４にはクレードル開口７６中へ直角に延在して送受話機２０をクレードル２６内に保持するように付勢されるフランジ８８を有するピボットアタッチメントすなわち締具８６が設けられている。送受話機２０の第２の終端９２の受入れ溝９０はアタッチメント部材８６のフランジ８８とかみ合って送受話機２０をクレードル２６内に保持する。好ましくは、アタッチメント部材８６はクレードル２６と一体的に形成されている。アタッチメント部材８６はクレードル２６にカンチレバー支持され部材８６の側面を隣接構造から離す逃がしスロット８７により上端８５が移動できるようにされる。アタッチメント部材８６はロック位置へ自己付勢されるが構造ウェブ８９に対して外向きに移動して送受話機２０を解除させることができる。好ましくは、クレードル２６の周辺に沿って構造ウェブ８９はアタッチメント部材８６の下に存在して、アタッチメント部材８６に隣接するクレードル２６の第２の終端８４の構造を安定化させる。アタッチメント部材の背面にトラベルリミッタ９１が載置されていてアタッチメント部材８６が正規の解除とは逆に始動されるのを制限してアタッチメント部材を過剰応力や破断から保護する。しかしながら、当業者にはお判りのように、任意数の他のアタッチメント手段を利用して送受話機２０を使用しない時に実質的にクレードル２６内に保持することができる。送受話機２０をクレードル２６から取りもどすために、ユーザがクレードル２６上のピボットアタッチメント部材８６を押下すると、送受話機２０上の受入れ溝９０からアタッチメントフランジ８８がひっこませられて送受話機２０はクレードル２６から解除される。さらに、クレードル２６はその床９６内にスプリング付勢エジェクションボタン９４を有し、それは送受話機２０へ排出力を与えてクレードル２６から離れるように付勢する。送受話機２０がクレードル２６上のアタッチメント部材８６により正しい位置に保持されると、エジェクションボタン９４のスプリングが圧縮されてスプリング力はクレードル２６内に送受話機２０を保持するアタッチメント部材８６により封じ込められる。アタッチメント部材８６が送受話機２０から解除されると、エジェクションボタン９４のスプリング力により送受話機２０はクレードル２６から離れるように付勢される。第１０図に示すもう１つの実施の形態では、第２の実施の形態のコードリール６２がアームレスト２２内に配置されている。コードリール６２をアームレストに取り付けることはアームレスト２２の内にコードリール６２を載置する付加スペースがある座席２４に使用される。電気コードリール６２全体、クレードル２６、および送受話機２０を航空機の１つの場所、すなわちアームレスト２２内、に配置できるためアームレスト設置は好ましい。コードリール６２からクレードル２６へ延びるコード６０の長さは好ましくあるべきである。前記したように、電話機電子装置コントロールシステムの一部は一群の座席の中の１つの座席の下に載置され、したがって、アームレスト２２内のコードリール６２を座席２４の下に配置された電子装置に接続するための（図示せぬ）電気コネクタが必要である。送受話機２０は航空機の従来のエコノミークラス座席２４のアームレスト２２内に嵌合することができるため、好ましくは、各乗客にそれぞれのアームレスト２２内に載置された各人用の送受話機２０を設けて、電話機に近づくのに他の乗客を煩わすことのないようにされる。さらに、アームレスト２２内に送受話機２０を配置することにより、従来技術の座席背部送受話機システムのように、送受話機２０に取り付けられたコード６０は他の乗客のスペースへ延在したり通路を塞いだりすることがない。望ましくは、各乗客は自分のアームレスト２２内に送受話機２０が設けられるため、各乗客がアクセスしたい他の機能を送受話機２０に組み込むことができる。第１１図に示すように、送受話機１００の第２の実施の形態はデジタル乗客コントロールユニット（ＤＰＣＵ）１０２を含んでいる。例えば、デジタル乗客コントロールユニット（ＤＰＣＵ）１０２からの下記の機能を送受話機１００に組み込んで各乗客が自分のアームレスト２２上のボタンから容易にアクセスできるようにすることができる。アームレスト２２上のボタンは随行員呼出しボタン１０４、随行員キャンセルボタン１０６、および照明スイッチ１０８である。チャネルコントロール１１０、チャネルディスプレイ１１２、ボリュームコントロール１１４、ＴＶ電源スイッチ１１６、等のラジオもしくはテレビジョンコントロールを含む他のＤＰＣＵ１０２機能を送受話機に組み込むことができる。好ましくは、ＤＰＣＵ機能１０２はプラスチックメンブレン型スイッチパッドを利用して実現される。メンブレン型スイッチパッドでは、上部メンブレンはフレクシブルでメンブレンの下の代表的なボタン型スイッチを起動させる。第１３図に示すように、送受話機の第３の実施の形態はビデオゲームコントロールを含んでいる。ビデオゲームコントロールはカーソルコントロールスイッチおよびゲームセレクトスイッチを具備している。例えば、カーソル位置調整装置１２４、ゲーム選定キー１２６、およびトリガーキー１２８等のビデオゲームコントロールスイッチ１２２を送受話機２０に組み込むことができる。好ましくは、ゲーム選定キー１２６およびトリガーキー１２８等のビデオゲーム機能はゴムアクチュエータ型スプリング機構付きハードキャップキーを利用して実現される。好ましくは、ビデオゲームコントロール１２２は全て任天堂スーパーＮＥＳビデオゲーム標準に従っている。第１２図に示すように、送受話機の第４の実施の形態は、前記したように、ビデオゲームコントロール１２２だけでなくデジタル乗客コントロールユニット１０２の機能も含む。送受話機は従来の送受話機機能の他にさまざまなコントロール機能を組み込めるように設計するのが有利である。送受話機を取り付ける航空機の種類に応じて、前記した付加機能の一部もしくは全部を航空機のスペースをさらに塞ぐことなく送受話機に組み込むことができる。ＤＰＣＵ機能のいくつかを送受話機と結合することにより、従来各乗客のＤＰＣＵ機能のために保存されているスペース部分を他の用途に利用することができる。したがって、本発明による送受話機は、航空機の僅かな付加スペースを使うだけで、通常これらの付加機能のために保存される他のスペースを解放するのに使用することができ航空機の乗客に付加サービスを提供しながら航空機で利用できる正味のスペースを増加することができる。本発明の電話機ユニツトに組み込まれる付加機能はファクシミリおよび／もしくはモデム転送用データ接続ポートである。第９図を参照して、クレードル２６はその床９６内にＲＪ−１１コネクタ１４０を含んでおり、ユーザはファクシミリやモデム装置をコネクタに接続してファクシミリおよびモデムデータを航空機から地上の受信場所へ送ることができる。好ましくは、ＲＪ−１１は座席列の下に配置されている電話機制御電子装置に直接配線される、すなわち、ＲＪ−１１コネクタはコードリール６２周りに巻回されている送受話機のコード６０のワイヤとは直接接続されない。前記したように、航空機の乗客サービス施設の設置に関するもう１つの問題点は保守に関するものである。航空機を採算良く運行させるには、このダウンタイムを出来るだけ低減しなければならない。本発明による送受話機は電話機ユニツトを修理が簡単で現場で交換可能なユニツトへ分割することにより迅速に修理するように設計されている。好ましくは、電話機ユニツトは現場で交換可能な３つの別々のユニツト、すなわち、送受話機、クレードルおよびコードリールへ分割される。第９図に関して前記したように、送受話機２０はアタッチメント部材すなわち締付機構８６を係合解除することにより容易にクレードル２６から取り外すことができるが、送受話機２０の終端に取り付けられたコード６０はコードリール機構６２に取り付けられたままである。コード６０は電気コネクタ１４２で終端し、それは送受話機２０の（図示せぬ）嵌合コネクタに接続される。電気コネクタ１４２の終端は搭載ハウジング１４６内に収められる。好ましくは、搭載ハウジング１４６は送受話機２０内のスロット１５０（第３図）と嵌合してコード６０の第１の終端５８を送受話機２０に接続して保持する第１の延在ピン１４８を含んでいる。送受話機２０をコード６０およびコードリール機構６２から分離するために、搭載ハウジング１４６を送受話機２０から係合解除してコード６０の第１の接続を送受話機２０に対して露出する。コード６０の終端５８の電気コネクタ１４２が送受話機２０の（図示せぬ）嵌合コネクタから切り離される。コード６０が送受話機２０から切り離されると、容易に送受話機２０を別の送受話機と交換することができる。コード６０が送受話機２０から切り離された時に、コード６０が通されているフレクシブル管６８はクレードル２６に接続されたままである。クレードル２６もしくはコードリール６２を取り外すために、フレクシブル管６８とクレードル２６の接続を外さなければならない。好ましくは、管６８はスナップオンコネクタ１５２を介してクレードル２６に接続される。スナップオンコネクタ１５２は受入れ開口７２と嵌合する。クレードル２６の受入れ開口７２からスナップオンコネクタ１５２が外されると、クレードル２６もしくはコードリール６２を容易に交換することができる。第１０図に示すように、好ましくは、クレードル２６は回転ボルトおよびクレードル２６の第１の終端８２の１箇所と第２の終端８５の２箇所の（図示せぬ）つめアセンブリによりアームレスト２２のシートメタルに取り付けられている。クレードル２６を外すには、ボルトを反時計方向に回転させてつめとアームレスト２２間の接触を解除する。前記したのと逆のステップに従って別のクレードル２６を挿入することができる。コードリール６２はアームレスト２２内もしくは座席２４の下に載置され単一ユニツトとして容易に交換することができる。コードリール６２の交換に伴う唯一の複雑な手順は、多導体コード６０が通されている、フレクシプル管６８をアームレスト２２を介してそして／または座席２４の下からフレクシブル管６８を接続するクレードル２６まで送り出すことである。前記したように、次に多導体コード６０は送受話機２０の嵌合コネクタに接続される。また、コード６０の搭載ハウジング１４６が送受話機２０にスナップインされる。有利なことに、本発明の電話機ユニツトはシステムのいかなる部分で故障が生じても容易に交換することができる。したがって、電話機システムの故障によるダウンタイムは最小限に抑えられる。一般的に乗客サービス設備は乗客座席２４周りのいくつかの位置に分散されている。随行員呼出しボタンは、照明スイッチおよび読書ライトと共に、頭上パネルに取り付けられる場合が多い。ビデオ画面が取り付けられる場合には、電話機は一般的にそれと一緒に座席背部に取り付けられる。ボリュームおよびチャネルコントロール等のオーディオコントロールはアームレスト内に取り付けられる場合が多く、そこには照明コントロールおよび随行員呼出しボタンも時々配置される。ビデオゲームコントローラもアームレスト内に取り付けられることが多い。各々が故障する可能性がある部品をこのように分散させることにより、航空機の保守の複雑さが増し定期航空のコストが嵩むようになる。フライト遅延を来すことなく修理できるように、これらの大概のシステムは修理する時に故障ユニツトを取り外して交換する必要があるため、いくつかの異なる位置でいくつかの異なるシステムを取り外すことになると定期航空がストックしなければならない交換部品数が増加して、各部品を取り外して交換する人間を訓練するための定期航空のコストが増大する。有利なことに、本発明による送受話機はデジタル乗客コントロールユニツトおよび前記したテレビジョンおよびビデオゲームコントロール等の他の乗客サービス設備の機能が送受話機と一緒に組み合わされて未熟者でも容易に交換できる全目的コントローラ／電話機ユニツトとされている。交換可能なユニツト数を低減し交換手順を未熟者に対して出来るだけ容易にすることにより、本発明の全目的コントローラ／電話機ユニツトによって航空機の全体信頼度が改善され前記機能の故障を修理するのに必要なダウンタイムが低減される。本発明はその精神もしくは本質的特性を逸脱することなく他の形式で実施することができる。前記した実施の形態はあらゆる点において単なる説明用であって制約的な意味合いはない。したがって、発明の範囲は前記説明ではなく添付された請求の範囲により示される。請求の範囲と等価の意味合いおよび範囲内に入る変更は全て発明の範囲に入るものとする。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９６年６月１３日【補正内容】請求の範囲１．航空機用乗客電話機およびビデオゲームコントロールユニツトであって、該電話機およびビデオゲームコントロールユニツトは、少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機とビデオゲームコントロールユニツトの組合せであって、前記締め具と協同して前記送受話機およびビデオゲームコントロールユニツトを前記クレードル内に保持する部材を含む前記送受話機とビデオゲームコントロールユニツトの組合せとを具備し、前記送受話機およびゲームコントロールユニツトは、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチと、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンと、前記送受話機から前記アームレスト内へ前記クレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機およびビデオゲームコントロールユニツト。２．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項１記載の航空機用乗客電話機。３．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項２記載の航空機用乗客電話機。４．航空機用乗客電話機であって、該電話機は、少なくとも片側に仲縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、全体外形寸法が２１．０×５．７２×２．５４ｃｍ（８．２５×２．２５×１．０インチ）よりも小さく前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機であって、全体外形寸法が１８．４×５．０８×３．８１ｃｍ（７．２５×２．０×１．５インチ）よりも小さく前記締め具と協同して前記送受話機を前記クレードル内に保持する部材を含む送受話機とを具備し、前記送受話機は、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、前記送受話機から前記アームレスト内へ前記クレードルを介して通される多導体コードと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチと、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンとを具備する航空機用乗客電話機。５．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項４記載の航空機用乗客電話機。６．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項５記載の航空機用乗客電話機。７．航空機用乗客電話機およびコントロールユニツトであって、該電話機およびコントロールユニツトは、少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機とコントロールユニツトの組合せであって、前記締め具と協同して前記送受話機およびコントロールユニツトを前記クレードル内に保持する部材を含む前記送受話機とコントロールユニツトの組合せとを具備し、前記送受話機およびコントロールユニツトは、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチと、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンと、前記送受話機から前記アームレスト内へ前記クレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機およびコントロールユニツト。８．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項７記載の航空機用乗客電話機。９．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項８記載の航空機用乗客電話機。１０．送受話機であって、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチと、照明コントロールと、随行員呼出しスイッチとを具備する送受話機。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】ビデオゲームコントロール、すなわち方向コントロール（１２４）、ゲーム選定キー（１２６）およびトリガーキー（１２８）の機能を含むことができる。

Claims

【特許請求の範囲】１．航空機用乗客電話機であって、該電話機は、少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、全体外形寸法が２１．０×５．７２×２．５４ｃｍ（８．２５×２．２５×１．０インチ）よりも小さく前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機であって、全体外形寸法が１８．４×５．０８×３．８１ｃｍ（７．２５×２．０×１．５インチ）よりも小さく前記締め具と協同して前記送受話機を前記クレードル内に保持する部材を含む送受話機とを具備し、前記送受話機は、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、前記送受話機から前記アームレストへ前記クレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機。２．前記送受話機はさらに、乗客読書ライトのスイッチ用乗客照明コントロールと、随行員呼出しボタンとを具備する請求項１記載の航空機用乗客電話機。３．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項２記載の航空機用乗客電話機。４．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項３記載の航空機用乗客電話機。５．航空機用乗客電話機およびコントロールユニツトであって、該電話機およびコントロールユニツトは、少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機とコントロールユニツトの組合せであって、前記締め具と協同して前記送受話機およびコントロールユニツトを前記クレードル内に保持する部材を含む前記送受話機とコントロールユニツトの組合せとを具備し、前記送受話機およびコントロールユニツトは、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンと、前記送受話機から前記アームレスト内へ前記クレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機およびコントロールユニツト。６．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項５記載の航空機用乗客電話機。７．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項６記載の航空機用乗客電話機。８．航空機用乗客電話機およびビデオゲームコントロールユニツトであって、該電話機およびビデオゲームコントロールユニツトは、少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機とビデオゲームコントロールユニツトの組合せであって、前記締め具と協同して前記送受話機およびビデオゲームコントロールユニツトを前記クレードル内に保持する部材を含む前記送受話機とビデオゲームコントロールユニツトの組合せとを具備し、前記送受話機およびゲームコントロールユニツトは、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチと、前記送受話機から前記アームレスト内へ前記クレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機およびビデオゲームコントロールユニツト。９．前記送受話機はさらに、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンとを具備する請求項８記載の航空機用乗客電話機。１０．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項９記載の航空機用乗客電話機。１１．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項１０記載の航空機用乗客電話機。１２．航空機用乗客電話機であって、該電話機は、座席クッションおよび少なくとも片側に伸縮自在なアームレストのある標準エコノミークラス乗客座席と、開放空洞を形成し締め具を有するクレードルであって、前記アームレストの側面に載置されているクレードルと、前記座席クッション内に配置されたリールと、前記クレードルの前記開放空洞内に載置された送受話機であって、前記締め具と協同して前記送受話機を前記クレードル内に保持する部材を含む送受話機とを具備し、前記送受話機は、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、前記送受話機から前記リールへ前記アームレストおよびクレードルを介して通される多導体コードとを具備する航空機用乗客電話機。１３．前記送受話機はさらに、乗客読書ライトのスイッチ用個人照明コントロールと、随行員呼出しボタンとを具備する請求項１２記載の航空機用乗客電話機。１４．前記送受話機はさらに、随行員キャンセルボタンを具備する請求項１３記載の航空機用乗客電話機。１５．前記送受話機はさらに、ボリュームコントロールと、チャネルコントロールとを具備する請求項１４記載の航空機用乗客電話機。１６．送受話機であって、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、カーソルコントロールスイッチおよびセレクトスイッチを含む１組のビデオゲームコントロールスイッチとを具備する送受話機。１７．送受話機であって、被呼番号を入力する１２キーキーパッドと、前記送受話機の一端に隣接配置されたマイクロフォンと、前記送受話機の他端に隣接配置されたスピーカと、照明コントロールと、随行員呼出しスイッチとを具備する送受話機。