JPH09509139A - 酪酸エステル細胞分化薬 - Google Patents

酪酸エステル細胞分化薬

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JPH09509139A
JPH09509139A JP7514054A JP51405495A JPH09509139A JP H09509139 A JPH09509139 A JP H09509139A JP 7514054 A JP7514054 A JP 7514054A JP 51405495 A JP51405495 A JP 51405495A JP H09509139 A JPH09509139 A JP H09509139A
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ニューマーク、ハロルド・エル
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スローン − ケタリング・インスティテュート・フォー・キャンサー・リサーチ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の経口巨丸剤1用量又はそれ以上を被検者に投与することにより、被験者における細胞分化を誘導するための方法及び白血病、地中海貧血症、又は鎌状細胞貧血を治療するための方法を提供する。本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物を被検者に局所投与することにより、被検者における表面又は皮膚疾患を治療するための方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 酪酸エステル細胞分化薬 本発明の背景 本出願において、種々の刊行物を括弧内で参照する。これらの刊行物の完全な 引用は、請求の範囲の直前に示してある。これらの刊行物の開示は、全体として 、本明細書内で開示及び請求された本願発明の日までの当業者と同程度に当分野 の状態をより完全に説明するために本出願に参照文献として取り込まれる。 酪酸の塩、特にナトリウム塩が、多くの異常な若しくは形質転換された細胞系 にin vitroで作用し、これらの細胞をフェノタイプ及び機能を含めてより正常な 状態に変化させることをが長く周知である。この「分化」作用はまた、容易には 明かでない構造−活性関係を有する多くの薬剤によって示されている。in vitro でブチレートは、約0.3から5ミリモル(mM)の濃度で維持されると、幾つか の癌又はHT−29若しくはこの仕方でHL−60の様な白血病癌細胞に作用す る。鎌状赤血球貧血及び地中海貧血の異常型血液細胞の所望の変化が、約0.0 5mMの低濃度においてin vitroで得られうる[Perrine S.P.ら,N.Engl.J.Me d. ,Vol.328,81-86頁(1993);Perrine,S.P.ら,Blood,Vol.74,454-459頁( 1989)]。 治療における酪酸塩を利用する試みは、一般に成功してい ない。1日あたり500mg/kg体重の酪酸ナトリウムの数日間の静脈内注入を用 いる先の試みが、白血病を有する子供に一時的な緩解のみをもたらす[Novogrod sky,A.ら,Cancer,Vol.51,9-14頁]。同じ注入率を用いた多くの研究[Mill er,A.A.ら,Eur.J.Cancer Clin.Oncol.,Vol.23,1283-1287頁(1987)]は 、臨床応答を全く示さなかったが、注入されたブチレートが、約6分の非常に短 い代謝半減期を有し、ピーク血液レベルが0.05mMより低くなり、白血病に効 果がないと考えられる。より高い割合での静脈内注射は、ナトリウムの過剰供給 による毒性のリスク故に考えられず、500mg/kg/日若しくはこれより高い投 与量での、必要であれば数日間の連続的な静脈内注入によって、地中海貧血及び 鎌状細胞貧血の患者の治療に成功し得なかった。これらの研究においてもまた、 ブチレートの血液レベルは、0.05mMを越えず、ブチレートはおそらく迅速に 代謝されたのであろう[Perrineら,(1993)]。 ブチレートは、2つの主供給源から動物に供給される正常代謝物である。脂内 における未吸収炭水化物のバクテリアによる発酵の主要産物として生産され、動 物及びヒトの結腸及び糞便内で20mMまでの濃度に達する[Cummings,J.H.,Gu t ,Vol.22,763-779頁(1981)]。他の酪酸の供給源は食事であり、この場合、 酪酸は多くのフルーツ及び野菜中に低レベルで存在するが、その最も豊富な供給 源は、グリセリドの複合体又はグリセリルエステル内に3〜4%のブチレートを 含有する乳脂(バター等)である [Conlposition of Foods: Dairy and Egg Products(1976),U.S.Dept.Agricu lture Handbook 8-1,Washington,D.C.]。しかし、ブチリルトリグリセリド( リン、又はグリセリルトリブチレート)を、マウスに化学的に誘導した結腸癌を 妨げるために我々の研究室において5%の供給量で使用した場合、効果がなかっ た[Deschnerら,Canser Letters,Vol.52,79-82頁(1990)]が、等量の取り込 みで他の者により使用されたナトリウム塩の促進効果又は癌の増進効果をもたら すことはなかった[Freeman,H.J.,Gastroenterology,Vol.91,596-602頁(19 86)]。明らかに、ナトリウムの高い摂取は、癌の促進剤として作用し[Freeman ,(1986)]、前記ブチレートは、予防するにはあまりに迅速に代謝され過ぎた。 従って、本発明の目的は、ブチレートが効果的であろう疾患に苦しんでいる患 者に酪酸エステル化合物を投与する方法であって、ブチレートの有効量が、患者 の全身に有効な期間保持され、これによって疾患を治療する方法である。 トリブチリン、幾つかの可能なジブチルグリセリド及び1−ブチリルグリセリ ルのようなモノブチリンを含むが、これらに限定されないブチリルグリセリドで あって、基本的に荷電されていない、即ち非アニオン性の、経口巨丸剤の用量で 投与される相対的に低分子量の物質であるものが、胃及び上部胃腸管に直接に容 易に吸収される可能性がある。次いで、それらブチリルグリセリドは、リピド運 搬システム内に入る ことができ、血清中及びおそらく肝臓中のリパーゼによりゆっくりと加水分解さ れる。これらリパーゼは、一般に、G.I.管の胃及び膵臓リパーゼよりも遅い 。経口巨丸剤投与の正味の効果は、グリセリド1種又はそれ以上の、さらには酪 酸の、胃からのような全身性吸収を最大にし、次いでこれらは血流中で、ブチレ ートの徐放のための「貯蔵所」として作用する。グリセリド自体の分化薬として の予期せぬ活性は、全体の治療効果に有意な効果を加えるであろう。発明の要約 本発明は、1種又はそれ以上のプチリルグリセリドを細胞分化に有効な量と、 薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の1つ又はそれ以上の 経口巨丸剤用量を被検者(subject)に投与することにより、被検者における細胞 分化を誘導するための方法を提供することである。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、白血病を治療 するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の1 つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者の白血 病を治療するための方法も提供する。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、地中海貧血症 を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成 物の1つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者 の地中海貧血症を治療するための方法も提供する。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効 量と、鎌状細胞貧血を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを 包含する薬学的組成物の1つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与する ことにより、被検者の鎌状細胞貧血を治療するための方法も提供する。 最後に、本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、表面 又は皮膚を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤー及びを包含する 薬学的組成物を被検者に局所投与することにより、被検者の表面又は皮膚疾患を 治療するための方法も提供する。図面の簡単な説明 図1は、半減期約6分のヒト及びウサギにおける酪酸ナトリウムの血中濃度( −−−)と比べた、半減期約40分の、トリブチリン1gmを与えられたラット における酪酸の血漿 詳細な説明 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドを細胞分化に有効な量と、 薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の1つ又はそれ以上の 経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者における細胞分化を誘導 するための方法を提供するものである。 ここに用いられる「ブチリルグリセリド」とは、被験者に投与された場合に、 細胞分化を有効に誘導するために十分な時間被験者において薬学的有効量のブチ レートを配達し、維持するであろうところのいずれものグリセロールの酪酸エス テルを意味する。ブチリルグリセリドの例は、当業者に既知 であり、トリブチリルグリセリド、及び各種ジブチリルグリセリド又はモノブチ リルグリセリドが含まれるが、これらに限定されるものではない。 ここで用いられる「薬学的に許容し得るキャリヤー」とは、ホスフェートバッ ファー食塩溶液、水、油/水型エマルジョン又はトリグリセリドエマルジョンの ようなエマルジョン、各種タイプの湿潤剤、錠剤、コートされた錠剤及びカプセ ルのようないずれもの標準の薬学的に許容し得るキャリヤーを含む。典型的には 、キャリヤーは、デンプン、ミルク、糖、ある種の粘土、ゼラチン、ステン酸(s tensic acid)、タルク、植物脂肪又はオイル、ガム、グリコールのような賦形剤 、又は他の既知の賦形剤を包含する。キャリヤーは、風味及び色添加物又は他の 成分も包含することができる。 本発明の実施に際し、組成物中に含まれる化合物の量は、変化し得る。正確な 量を決定する際に考慮される因子は、当業者に既知である。そのような因子の例 には、治療される被験者、用いられる投与の経路及び具体的薬学的キャリヤー、 及びその組成物が投与されるであろう頻度が含まれるが、これらに限定されるも のではない。 本発明の好ましい態様において、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有 効細胞分化量は、1用量(dose)当りの合計量が5ないし50グラムである。 1つの態様において、本発明の薬学的組成物は、胃腸リパーゼ阻害剤としての 活性を有し、胃腸管内でのグリセリドのリパーゼ加水分解を低減させ、従って、 グリセリドの有効な 吸収を高めるところの他の薬剤と共に投与される。胃腸リパーゼ阻害剤の例は、 当業者に既知であり、ロッシュ化合物(Roche compound)RO-18-0647(Orlistatn R +)が含まれるが、これに限定されるものではない。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、白血病を治療 するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の1 つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者の白血 病を治療するための方法も提供する。 ここで用いられる「ブチリルグリセリド」とは、白血病の被験者に投与された 場合に、白血病を有効に治療するために十分な時間被験者において薬学的に有効 な量のブチレートを配達し、維持するであろうところのいずれものグリセロール の酪酸エステルを意味する。ブチリルグリセリドの例は、当業者に既知であり、 トリブチリルグリセリド、さらには各種ジブチリルグリセリド又はモノブチリル グリセリドが含まれるが、これらに限定されるものではない。 ここで用いられる「薬学的に許容し得るキャリヤー」とは、ホスフェートバソ ファー食塩溶液、水、油/水型エマルジョン又はトリグリセリドエマルジョンの ようなエマルジョン、各種タイプの湿潤剤、錠剤、コートされた錠剤及びカプセ ルのようないずれもの標準の薬学的に許容し得るキャリヤーを含む。 典型的には、キャリヤーは、デンプン、ミルク、糖、ある種の粘土、ゼラチン 、ステン酸、タルク、植物脂肪又はオイ ル、ガム、グリコールのような賦形剤、又は他の既知の賦形剤を包含する。キャ リヤーは、風味及び色添加物又は他の成分も包含することができる。 本発明の実施に際し、組成物中に含まれる化合物の量は、変化し得る。正確な 量を決定する際に考慮される因子は、当業者に既知である。そのような因子の例 には、治療される被験者、用いられる投与の経路及び具体的薬学的キャリヤー、 及びその組成物が投与されるであろう頻度が含まれるが、これらに限定されるも のではない。 本発明の好ましい態様において、白血病を治療するために有効な1種又はそれ 以上のブチリルグリセリドの有効量は、1用量当りの合計量が5ないし50グラ ムである。 1つの態様において、本発明の薬学的組成物は、胃腸リパーゼ阻害剤としての 活性を有し、胃腸管内でのグリセリドのリパーゼ加水分解を低減させ、従って、 グリセリドの有効な吸収を高めるところの他の薬剤と共に投与される。胃脳リパ ーゼ阻害剤の例は、当業者に既知であり、ロッシュ化合物RO-18-0647(Orlistatn R+)が含まれるが、これに限定されるものではない。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、地中海貧血症 を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成 物の1つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者 の地中海貧血症を治療するための方法も提供する。 ここで用いられる「ブチリルグリセリド」とは、被験者に 投与された場合に、地中海貧血症を有効に治療するために十分な時間被験者にお いて薬学的に有効な量のブチレートを配達し、維持するであろうところのいずれ ものグリセロールの酪酸エステルを意味する。ブチリルグリセリドの例は、当業 者に既知であり、トリブチリルグリセリド、さらには各種ジブチリルグリセリド 又はモノブチリルグリセリドが含まれるが、これらに限定されるものではない。 ここで用いられる「薬学的に許容し得るキャリヤー」とは、ホスフェートバッ ファー食塩溶液、水、油/水型エマルジョン又はトリグリセリドエマルジョンの ようなエマルジョン、各種タイプの湿潤剤、錠剤、コートされた錠剤及びカプセ ルのようないずれもの標準の薬学的に許容し得るキャリヤーを含む。 典型的には、キャリヤーは、デンプン、ミルク、糖、ある種の粘土、ゼラチン 、ステン酸、タルク、稙物脂肪又はオイル、ガム、グリコールのような賦形剤、 又は他の既知の賦形剤を包含する。キャリヤーは、風味及び色添加物又は他の成 分も包含することができる。 本発明の実施に際し、組成物中に含まれる化合物の量は、変化し得る。正確な 量を決定する際に考慮される因子は、当業者に既知である。そのような因子の例 には、治療される被験者、用いられる投与の経路及び具体的薬学的キャリヤー、 及びその組成物が投与されるであろう頻度が含まれるが、これらに限定されるも のではない。 本発明の好ましい態様において、地中海貧血症を治療する ために有効な1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量は、1用量当りの 合計量が5ないし50グラムである。 1つの態様において、本発明の薬学的組成物は、胃腸リパーゼ阻害剤としての 活性を有し、胃腸管内でのグリセリドのリパーゼ加水分解を低減させ、従って、 グリセリドの有効な吸収を高めるところの他の薬剤と共に投与される。胃腸リパ ーゼ阻害剤の例は、当業者に既知であり、ロッシュ化合物RO-18-0647(Orlistatn R+)が含まれるが、これに限定されるものではない。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と、鎌状細胞貧血 を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成 物の1つ又はそれ以上の経口巨丸剤用量を被検者に投与することにより、被検者 の鎌状細胞貧血を治療するための方法も提供する。 ここで用いられる「ブチリルグリセリド」とは、被験者に投与された場合に、 鎌状細胞貧血を有効に治療するために十分な時間被験者において薬学的に有効な 量のブチレートを配達し、維持するであろうところのいずれものグリセロールの 酪酸エステルを意味する。ブチリルグリセリドの例は、当業者に既知であり、ト リブチリルグリセリド、さらには各種ジブチリルグリセリド又はモノブチリルグ リセリドが含まれるが、これらに限定されるものではない。 ここで用いられる「薬学的に許容し得るキャリヤー」とは、ホスフェートバッ ファー食塩溶液、水、油/水型エマルジョン又はトリグリセリドエマルジョンの ようなエマルジョン、 各種タイプの湿潤剤、錠剤、コートされた錠剤及びカプセルのようないずれもの 標準の薬学的に許容し得るキャリヤーを含む。 典型的には、キャリヤーは、デンプン、ミルク、糖、ある種の粘土、ゼラチン 、ステン酸、タルク、植物脂肪又はオイル、ガム、グリコールのような賦形剤、 又は他の既知の賦形剤を包含する。キャリヤーは、風味及び色添加物又は他の成 分も包含することができる。 本発明の実施に際し、組成物中に含まれる化合物の量は、変化し得る。正確な 量を決定する際に考慮される因子は、当業者に既知である。そのような因子の例 には、治療される被験者、用いられる投与の経路及び具体的薬学的キャリヤー、 及びその組成物が投与されるであろう頻度が含まれるが、これらに限定されるも のではない。 本発明の好ましい態様において、鎌状細胞貧血を治療するために有効な1種又 はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量は、1用量当りの合計量が5ないし5 0グラムである。 1つの態様において、本発明の薬学的組成物は、胃腸リパーゼ阻害剤としての 活性を有し、胃腸管内でのグリセリドのリパーゼ加水分解を低減させ、従って、 グリセリドの有効な吸収を高めるところの他の薬剤と共に投与される。胃腸リパ ーゼ阻害剤の例は、当業者に既知であり、ロッシュ化合物RO-18-0647(Orlistatn R+)が含まれるが、これに限定されるものではない。 本発明は、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効 量と、表面又は皮膚疾患を治療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤー とを包含する薬学的組成物を被検者に局所投与することにより、過剰分化細胞及 び異常細胞を含む被検者の表面又は皮膚疾患を治療するための方法も提供する。 ここで用いられる「ブチリルグリセリド」とは、被験者に投与された場合に、 鎌状細胞貧血を有効に治療するために十分な時間被験者において薬学的に有効な 量のブチレートを配達し、維持するであろうところのいずれものグリセロールの 酪酸エステルを意味する。ブチリルグリセリドの例は、当業者に既知であり、ト リブチリルグリセリド、さらには各種ジブチリルグリセリド又はモノブチリルグ リセリドが含まれるが、これらに限定されるものではない。 本発明の薬学的組成物が有用な皮膚疾患の例は、当業者に既知である。例えば 、皮膚炎、湿疹、乾癬、適切な皮膚の堅さの欠徐、皮膚脱水(dermal hydration) 、皮脂分泌、又は白斑症が含まれるが、これらに限定されない。 本発明の好ましい態様において、1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有 効細胞分化量は、1用量当り5ないし50グラムである。 局所投与は、当業者に既知の通常の方法により行なわれ、クリーム、軟膏又は 経皮パッチ内に薬学的組成物を取り込む方法が含まれるが、これらに限定される ものではない。 好ましい熊様において、本発明の薬学的組成物は、ビタミンD活性を有する物 質をさらに包含する。ここで用いられる「ビタミンD活性」とは、ビタミンD2 又はビタミンD3と同 じ抗くる病活性を示すいずれもの化合物を意味する。当業者は、7−デヒドロコ レステロール又はエルゴステロールを含むがこれらには限定されない各種の動物 及び植物ステロールの紫外線照射により、それらが抗くる病活性を有する化合物 に転換されることを認識するであろう。[Goodman及びGilmanの”The Pharmacol ogical Basis of Therapeutics″,8th Edn.,(Gilmanら編)(Pergamon Press ,New York:1990)1510-1517頁]。ビタミンD活性を有する物資は、当業者に既 知である。例えば、カルシフェロール、カルシトリオール(1,25−ジヒドロ キシコレカルシフェロール)、又は例えばジヒドロタキステロール又は1−ヒド ロキシ−コレカルシフェロールが含まれるが、これらに限定されないその活性類 似体又は誘導体が含まれる。しかしながら、ビタミンD活性を有する物質は、こ れらに限定されない。ビタミンD活性を有する化合物の更なる例は、当業者に明 らかであろうし、またそれらも本発明の範囲内であることが予期される。 本発明を、以下の詳細な実験の節によりさらに説明する。詳細な実験の節は、 本発明の理解を助けるために示されるもので、その後に続く請求の範囲に示され る本発明をいかなるようにも制限することを意図するものではなく、またそのよ うに解釈されるべきではない。詳細な実験 例1 3匹の体重約306gのSprague Dawleyラット (Harlan Sprague Dawley,ヒューストン、テキサス)を一夜絶食させ、胃に直 接1gmのトリブチリン(Sigmaカタログ#T−5142、純度99%、302 .4M)を強制飼養した。4匹のラットには強制飼養しなかった。ラットをゼロ 時(強制飼養なし)、又は強制飼養の0.5、2及び4時間後に犠牲にした。犠 牲にする際、ラットはケタミン(87mg/Kg)及びロムポン(rompun)(13 mg/Kg)の混合物を用いて麻酔した。心臓穿刺を行ない、約2mlの血液を 採取しヘパリン化バクティナチューブ(heparinized vacutainer tube)内に採取 した。血液を2000×gで7分間遠心分離し、血漿を取り、分析するまで冷凍 保存する。分析時に、Boffaら(1992)により記載されるタロマトグラフィー法を 用いてRemsey及びDemigneの方法(1974)により濃縮した。結果 以下の表1に示すように、血漿ブチレート濃度は、 ゼロ時 3.39μM 0.5時間後 336.32μM 2時間後 135.88μM 4時間後 16.27μM であった。 ブチレートは、極めて迅速に吸収され、4時間後にはほとんどベースラインに 戻ることが明らかである。 考察 1gmのトリブチリンの単一経口用量巨丸剤がラットに対して投与され、遊離 ブチレートの血漿レベルが4時間に渡り測定された。結果は、以下のことを示す 。 1.0.35mMブチレートのピークレベル。 2.約40分の半減期。 結果は、ピーク血液レベル、0.10mMを超える時間(約2時間)、及び40 分のより遅い半減期が、用いられた従来のブチレート塩では、静脈注入によって も達成できなかったことにおいて驚くべきであった。従って、このアプローチは 、血中レベルにおける有効な遊離ブチレートを実用的期間得る手段としての、ト リブチリンの経口投与への道を開くものである。繰り返される経口投与は、実用 的な治療用途のための有効レベルを明らかに維持することができた。 1種又はそれ以上のグリセリドの局所適用もまた、過剰分化及び異常細胞を含 む表面及び皮膚疾患の治療において有用であり得た。この効果は、1,25−ジ ヒドロキシコレカルシフェロール(カルシトリオール)又はその活性類似体のよ うなビタミンD活性物質との併用において、特に有用であり得た。このことは、 多様な癌又は形質転換細胞系の分化に影響を及ぼす酪酸ナトリウムと活性ビタミ ンD形との組み合わせの付加的効果又は相乗効果の広範な既知の文献に基づく。 ブチリルグリセリドは、そのようなシステムにおける局所適用にはるかに好適で ある。なぜならば、ブチリルグリセリドは、問題のあるナトリウムイオンを包含 せず、かつそれ自体 非イオン性であり、従って、局所的適用上でより容易に吸収されるからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 45/00 8615−4C A61K 45/00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドを細胞分化に有効な量と薬学的に許 容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の経口巨丸剤1用量又はそれ以上 を被検者に投与することにより、被検者における細胞分化を誘導するための方法 。 2.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリド 又はモノブチリルグリセリドである請求の範囲第1項記載の方法。 3.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの細胞分化に有効な量が、1用量当 たり5ないし50グラムである請求の範囲第1項に記載の方法。 4.該薬学的組成物が胃腸リパーゼ阻害剤と共に投与される請求の範囲第1項記 載の方法。 5.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と白血病を治療するために 有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の経口巨丸剤1 用量又はそれ以上を被検者に投与することにより、被検者における白血病を治療 するための方法。 6.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリド 及びモノブチリルグリセリドである請求の範囲第5項記載の方法。 7.白血病を治療するために有効な1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有 効量が、1用量当たり5ないし50グラムである請求の範囲第5項に記載の方法 。 8.該薬学的組成物が胃腸リパーゼ阻害剤と共に投与される 請求の範囲第5項記載の方法。 9.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と地中海貧血症を治療する ために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の経口巨 丸剤1用量又はそれ以上を被検者に投与することにより、被検者における地中海 貧血症を治療するための方法。 10.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリ ド及びモノブチリルグリセリドである請求の範囲第9項記載の方法。 11.地中海貧血症を治療するために有効な1種又はそれ以上のブチリルグリセ リドの有効量が、1用量当たり5ないし50グラムである請求の範囲第9項に記 載の方法。 12.該薬学的組成物が胃腸リパーゼ阻害剤と共に投与される請求の範囲第9項 記載の方法。 13.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と鎌状細胞貧血を治療す るために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の経口 巨丸剤1用量又はそれ以上を被検者に投与することにより、被検者における鎌状 細胞貧血を治療するための方法。 14.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリ ド又はモノブチリルグリセリドである請求の範囲第13項記載の方法。 15.鎌状細胞貧血を治療するために有効な1種又はそれ以上のブチリルグリセ リドの有効量が、1用量当たり5ないし50グラムである請求の範囲第13項に 記載の方法。 16.該薬学的組成物が胃腸リパーゼ阻害剤と共に投与される請求の範囲第13 項記載の方法。 ]7.1種又はそれ以上のブチリルグリセリドの有効量と表面又は皮膚疾患を治 療するために有効な薬学的に許容し得るキャリヤーとを包含する薬学的組成物の 経口巨丸剤1用量又はそれ以上を被検者に局所投与することにより、被検者にお ける表面又は皮膚疾患を治療するための方法。 18.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリ ド及びモノブチリルグリセリドである請求の範囲第17項記載の方法。 19.表面又は皮膚疾患が、皮膚炎、湿疹、乾癬、適切な皮膚の堅さの欠徐、皮 膚脱水、皮脂分泌、又は白斑症である請求の範囲第17項記載の方法。 20.表面又は皮膚疾患を治療するために有効な1種又はそれ以上のブチリルグ リセリドの有効量が、1用量当たり5ないし50グラムである請求の範囲第17 項に記載の方法。 21.該薬学的組成物が、ビタミンD活性を有する物質をさらに包含する請求の 範囲第17項記載の方法。 22.該ビタミンD活性を有する物質が、カルシフェロール、1,25−ジヒド ロキシコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロール又は1−ヒドロキシコレ カルシフェロールである請求の範囲第21項に記載の方法。 23.該ブチリルグリセリドが、トリブチリルグリセリド、ジブチリルグリセリ ド及びモノブチリルグリセリドである請求の範囲第21項記載の方法。 24.該表面又は皮膚疾患が、皮膚炎、湿疹、乾癬、適切な皮膚の堅さの欠徐、 皮膚脱水、皮脂分泌、又は白斑症である請求の範囲第21項に記載の方法。 25.表面又は皮膚疾患を治療するために有効な1種又はそれ以上のブチリルグ リセリドの有効量が、1用量当たり5ないし50グラムである請求の範囲第21 項に記載の方法。
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