JPH0950859A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH0950859A
JPH0950859A JP22473695A JP22473695A JPH0950859A JP H0950859 A JPH0950859 A JP H0950859A JP 22473695 A JP22473695 A JP 22473695A JP 22473695 A JP22473695 A JP 22473695A JP H0950859 A JPH0950859 A JP H0950859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
terminal fitting
fitting
connector
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22473695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3090000B2 (ja
Inventor
Mitsugi Furuya
貢 古谷
Takatoshi Katsuma
孝年 勝真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP07224736A priority Critical patent/JP3090000B2/ja
Priority to DE69606239T priority patent/DE69606239T2/de
Priority to EP96305543A priority patent/EP0758806B1/en
Priority to CN96109315A priority patent/CN1150705A/zh
Priority to US08/689,469 priority patent/US5803756A/en
Publication of JPH0950859A publication Critical patent/JPH0950859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3090000B2 publication Critical patent/JP3090000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁部材が短絡用端子金具と接続用端子金具
との間に確実に進入させる。 【解決手段】 雄コネクタハウジング10に誘導部材1
6を設け、短絡用端子金具30に被誘導部38を設け
た。雄雌両コネクタハウジング10,20を嵌合する
と、まず、被誘導部38が誘導部材16に係合してその
誘導面17の傾斜にしたがって短絡用端子金具30が接
続用端子金具21からの離間方向へ弾性変位し、その後
に短絡用端子金具30と接続用端子金具21の間の隙間
に絶縁部材15が進入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに嵌合可能な
コネクタハウジングを分離した状態では一方のコネクタ
ハウジングの端子金具同士が短絡されるようにしたコネ
クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタは、例えば自動車のエ
アバッグ作動用の回路に用いられ、メンテナンスなどの
ためにコネクタハウジング同士を分離して回路を開成し
たときには、エアバッグの誤動作を防止するために一方
のコネクタハウジングの端子金具同士を短絡させるよう
になっている。かかるコネクタの具体的構造は次のよう
な構成になっている。互いに相手側と接続可能な接続用
端子金具を備えた一対のコネクタハウジングのうちの一
方のコネクタハウジングには、その複数の接続用端子金
具の外周面に対して弾性的に接触するように短絡用端子
金具が装着され、他方のコネクタハウジングには、両コ
ネクタハウジングの嵌合動作に伴って接続用端子金具と
短絡用端子金具との間に進入する絶縁部材が設けられ
る。そして、コネクタハウジングが分離した状態では短
絡用端子金具が弾性的に複数の接続用端子金具に接触す
ることによりその接続用端子金具同士が短絡され、両コ
ネクタハウジングが嵌合されると、絶縁部材によって短
絡用端子金具が接続用端子金具から離間するために接続
用端子金具同士の短絡が解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のコネクタ
において両コネクタハウジングが嵌合する際には、絶縁
部材が、直接短絡用端子金具に係合してこれを弾力に抗
して強制的に撓ませつつ、短絡用端子金具と接続用端子
金具との間の狭い隙間に無理矢理潜り込むようになって
いる。このため、絶縁部材の先端が短絡用端子金具の先
端に突き当たってコネクタハウジングの嵌合に支障を来
したり短絡用端子金具が異常な変形を生じたりする虞が
あった。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、絶縁部材が短絡用端子金具と接続用端子金
具との間に確実に進入することができるようにすること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に相手側と接続可能な接続用端子金具を備えた一対のコ
ネクタハウジングからなり、その両コネクタハウジング
の分離状態では一方のコネクタハウジングにおいてその
複数の接続用端子金具同士が短絡用端子金具の弾性接触
により短絡され、両コネクタハウジングの嵌合状態では
他方のコネクタハウジングに設けた絶縁部材が一方のコ
ネクタハウジングの接続用端子金具と短絡用端子金具と
の間に進入することにより接続用端子金具同士の短絡が
解除されるようにしたコネクタにおいて、両コネクタハ
ウジングの嵌合動作の際に絶縁部材が接続用端子金具と
短絡用端子金具との間に進入するのに先だって、短絡用
端子金具を接続用端子金具から離間する方向へ変位させ
る構成としたところに特徴を有するものである。かかる
構成の発明においては、両コネクタハウジングの嵌合動
作を行うと、まず、短絡用端子金具と接続用端子金具と
の間に間隙が空き、その後に絶縁部材が短絡用端子金具
と接続用端子金具との間に進入するようになる。よっ
て、絶縁部材の短絡用端子金具への直接係合に起因する
嵌合動作の支障や短絡用端子金具の異常変形が起きる虞
はない。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジ
ングの嵌合動作の際に絶縁部材が接続用端子金具と短絡
用端子金具との間に進入するのに先だって短絡用端子金
具と係合する誘導部材が設けられ、この誘導部材には両
コネクタハウジングの嵌合方向に対して斜め方向の誘導
面が形成され、短絡用端子金具には、誘導面と係合する
被誘導部が形成されている構成としたところに特徴を有
するものである。かかる構成の発明においては、両コネ
クタハウジングの嵌合動作を行うと、まず、誘導部材の
誘導面に被誘導部が係合することにより短絡用端子金具
が誘導されて接続用端子金具との間に間隙を空けるよう
に変位し、その後に絶縁部材が短絡用端子金具と接続用
端子金具との間に進入するようになる。よって、絶縁部
材の短絡用端子金具への直接係合に起因する嵌合動作の
支障や短絡用端子金具の異常変形が起きる虞はない。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、短絡用端子金具には、誘導面に対して滑らかに面接
触する滑動面が形成されている構成としたところに特徴
を有するものである。かかる構成の発明においては、誘
導部材と被誘導部との係合が滑動面における滑らかな面
接触によって行われる。
【0008】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
絶縁部材が短絡用端子金具と直接係合しなくても短絡用
端子金具と接続用端子金具との間に間隙が空くようにな
っているから、絶縁部材を短絡用端子金具と接続用端子
金具との間に確実に進入させることができる。
【0009】請求項3の発明によれば、誘導部材と被誘
導部との係合が滑らかな面接触によって行われるから、
誘導部材が被誘導部の角張った切断縁に引っ掛かるとい
うことがなく、短絡用端子金具の変位動作が円滑に行わ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図8を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング10と雌
コネクタハウジング20とからなり、両コネクタハウジ
ング10,20には、夫々、互いに相手側と接続可能な
雄接続用端子金具11と雌接続用端子金具21とが複数
ずつ装着されている。雄コネクタハウジング10はフー
ド部12を有し、このフード部12内に雌コネクタハウ
ジング20が嵌入されると、雌コネクタハウジング20
の上面のロックアーム22がフード部12の上面の突起
13に係合して両コネクタハウジング10,20が嵌合
状態にロックされると共に、対応する雄接続用端子金具
11と雌接続用端子金具21とが電気的導通可能に接続
される。
【0011】雌接続用端子金具21のうちの最下段に配
列された8個は隣り合うもの同士で4つの対をなしてお
り、両コネクタハウジング10,20の分離状態におい
ては各対の雌接続用端子金具21,21同士が短絡さ
れ、両コネクタハウジング10,20の嵌合状態では各
対の雌接続用端子金具21,21の短絡が解除されるよ
うになっている。以下、その短絡手段について説明す
る。
【0012】雌コネクタハウジング20には、最下列の
キャビティ23のさらに下方において対をなす2つのキ
ャビティ23,23に亘るように4室の短絡用端子金具
収容室24が形成されている。各短絡用端子金具収容室
24の上面壁28には2つのキャビティ23,23の前
端部に夫々連通する連通孔25,25が形成され、ま
た、この両連通孔25,25の間において上面壁28の
一部を残した部分はリブ26となっている。さらに、短
絡用端子金具収容室24の底面には、短絡用端子金具3
0を位置決めするための保持突起27が形成されてい
る。
【0013】短絡用端子金具30は、電気的導通可能な
金属板材を曲げ加工することによって成形されており、
短絡用端子金具収容室24の底面に接触する平坦な底板
部31と、この底板部31の後端縁から上方へ曲げられ
た略半円形の撓み部32と、この撓み部32の上端縁か
ら前方へ延びた平坦な支持部33と、この支持部33の
前端縁から二股に分岐した状態で斜め上方へ延びてさら
に底板部31と平行になった互いに平行な接触部34,
34と、この各接触部34の前端縁から下方へ延びた垂
下部35とから構成されている。
【0014】底板部31には短絡用端子金具収容室24
の保持突起27に嵌合される取付孔36が形成されてお
り、この保持突起27と取付孔36との嵌合により短絡
用端子金具30が位置決めされている。支持部33は上
面壁28に対して殆ど隙間を空けずに対向しており、こ
れによって短絡用端子金具30の脱外が防止されてい
る。二股に分岐している各接触部34は自由状態では各
連通孔25内に収容されて別々にキャビティ23内に臨
んだ状態となっており、各接触部34の上面にはキャビ
ティ23内に少し突出することにより雌接続用端子金具
21と接触可能なボス37が形成されている。垂下部3
5はその始端同士が被誘導部38によって連結された形
状となっており、この被誘導部38には後述する誘導部
材16が係合するようになっている。
【0015】かかる短絡用端子金具30は、両コネクタ
ハウジング10,20が分離すると自由状態となり、隣
り合うキャビティ23,23内の対をなす2つ雌接続用
端子金具21,21の下面に対して2つの接触部34,
34のボス37,37が接触し、もって、この両雌接続
用端子金具21,21が短絡状態となる。また、両コネ
クタハウジング10,20が嵌合すると、短絡用端子金
具30は誘導部材16によって接触部34が連通孔25
から脱外する位置まで下方へ弾性撓みさせられ、もっ
て、短絡用端子金具30が両雌接続用端子金具21,2
1から離間するようになっている。
【0016】一方、雄コネクタハウジング10には、フ
ード部12の奥端面から各短絡用端子金具30と対向す
るように4つの絶縁部材15と誘導部材16が形成され
ている。絶縁部材15は水平(短絡用端子金具収容室2
4の上面壁28と平行)な薄い板状をなし、両コネクタ
ハウジング10,20の嵌合状態では、上面壁28の下
面に沿って短絡用端子金具収容室24内に進入するよう
になっている。この絶縁部材15の突出長さは、両コネ
クタハウジング10,20の嵌合状態において短絡用端
子金具30のボス37を上から覆うような寸法に設定さ
れている。さらに、幅の寸法については対をなす2つの
雌接続用端子金具21,21の両方に対応するように設
定されており、したがって、1枚の絶縁部材15が一対
の雌接続用端子金具21,21と接触部34,34との
間に進入することになる。
【0017】また、誘導部材16は、絶縁部材15と同
じくフード部12の奥端面から突出し、且つ、絶縁部材
15の下面における幅方向中央位置から下方に連続して
形成されている。この誘導部材16の突出長さは、絶縁
部材15よりも更に突出するように設定されており、両
コネクタハウジング10,20の嵌合動作の際には絶縁
部材15の先端よりも先に誘導部材16の先端が短絡用
端子金具30に到達するようになっている。さらに、誘
導部材16は、短絡用端子金具30の両接触部34,3
4及び両垂下部35,35の間に進入可能な幅寸法及び
配置に設定されている。
【0018】誘導部材16の下面は、先端に向かって高
くなるように両コネクタハウジング10,20の嵌合方
向に対して傾斜した誘導面17となっている。この誘導
面17の先端の高さは、自由状態における短絡用端子金
具30の被誘導部38の上縁の高さよりもさらに高い位
置に設定され、且つ、フード部12の奥端面側の最も低
い部分の高さは自由状態における被誘導部38の上縁よ
りも低く設定されている。したがって、両コネクタハウ
ジング10,20の嵌合が行われるのに伴い、誘導面1
7が被誘導部38に係合してこれを下方へ押し下げるよ
うになっている。
【0019】次に、本実施形態の作用について説明す
る。両コネクタハウジング10,20が分離されている
状態では、各短絡用端子金具30が自由状態にあってそ
の分岐した両接触部34,34が対をなす雌接続用端子
金具21に弾性的に接触し、もって、この対をなす雌接
続用端子金具21,21が短絡されている。
【0020】この状態から、両コネクタハウジング1
0,20を嵌合すると、まず、誘導部材16の先端が絶
縁部材15よりも先に短絡用端子金具30に到達し、誘
導面17が被誘導部38に係合する。この後、さらに嵌
合が進むと、誘導面17と被誘導部38との係合により
誘導面17の傾斜にしたがって短絡用端子金具30が下
方へ弾性撓みさせられる。そして、この短絡用端子金具
30の弾性撓みによって接触部34と上面壁28との間
には間隙が空き、その後に絶縁部材15がこの隙間に入
り込むようになる。これにより、短絡用端子金具30と
雌接続用端子金具21とが絶縁部材15によって隔絶さ
れ、以上によって雌接続用端子金具21,21同士の短
絡状態が解除される。
【0021】以上説明したように、本実施形態において
は、絶縁部材15が短絡用端子金具30と直接係合しな
くても短絡用端子金具30と雌接続用端子金具21との
間に隙間が空いて、この空いた隙間に絶縁部材15が進
入するようになっている。したがって、絶縁部材15を
短絡用端子金具30と雌接続用端子金具21との間に確
実に進入させることができると共に、絶縁部材15の先
端が短絡用端子金具30の先端に突き当たってコネクタ
ハウジング10,20同士の嵌合に支障を来したり短絡
用端子金具30が異常な変形を生じたりすることが防止
される。
【0022】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図9を参照して説明する。本実施形態は、
上記実施形態1における短絡用端子金具30に過度撓み
防止片40と滑動面42とを設けたものである。その他
の構成については上記実施形態1と同じであるため、同
じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効
果の説明は省略する。
【0023】本実施形態の短絡用端子金具30における
取付孔36は底板部31の一部を上方へ切り起こすこと
によって形成されており、この取付孔36を形成するた
めに切り起こした部分が過度撓み防止片40となってい
る。この過度撓み防止片40は、斜め前方へ向かって立
ち上がり、その立ち上がり端縁が支持部33の下面に対
向しており、短絡用端子金具収容室24内に侵入した異
物が短絡用端子金具30を強く下方へ押圧したような場
合でも、この過度撓み防止片40により短絡用端子金具
30の弾性限度を超えた過度の撓みが防止されている。
【0024】また、短絡用端子金具30の被誘導部38
には、その上縁から斜め後方へ湾曲した形状で延出する
延出部41が形成されていて、この延出部41における
誘導部材(図9には示さず)16が係合される側の面が
滑動面42となっている。このように滑動面42を設け
たことにより、誘導部材16と被誘導部38との係合の
仕方が滑らかな面接触によって行われる。したがって、
誘導部材16が被誘導部38の角張った切断縁に引っ掛
かる虞がなく、短絡用端子金具30の変位動作が円滑に
行われる。
【0025】<実施形態3>次に、本発明を具体化した
実施形態3を図10を参照して説明する。本実施形態
は、上記実施形態2における短絡用端子金具30に一対
の絡み防止片45,45を設けたものである。その他の
構成については上記実施形態2と同じであるため、同じ
構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果
の説明は省略する。
【0026】本実施形態の短絡用端子金具に設けた絡み
防止片45,45は、底板部31の前端縁における左右
両側部分から前方へ延びる延出部45A,45Aと、こ
の延出端45A,45Aの前端から上方へ立ち上げた立
上り部45B,45Bとからなっている。この一対の絡
み防止片45,45は左右方向において一対の垂下部3
5,35と対応するように配されており、したがって、
絡み防止片45,45同士の間隔は垂下部35,35同
士の間隔と同じく誘導部16が進入可能な寸法となって
いる。また、絡み防止片45,45の立上り部45B,
45Bは、垂下部35,35同士を連結している被誘導
部38よりも前方に位置している。
【0027】かかる絡み防止片45,45を設けたこと
により、短絡用端子金具30の前面側においては被誘導
部38と底板部31との間に大きな開口が空くことがな
くなったため、パーツフィーダーにおいて短絡用端子金
具30を雌コネクタハウジング20へ供給する際に短絡
用端子金具30,30同士の絡み付きが発生し難くなっ
ている。
【0028】また、両コネクタハウジング10,20の
嵌合に伴って誘導部材16が両垂下部35,35の間に
進入する際には、誘導部材16は一対の絡み防止片4
5,45の間の空間内を進入することになるため、誘導
部材16と絡み防止片45,45との干渉が回避されて
いる。さらに、短絡用端子金具30が下方へ弾性撓みを
生じたときには、絡み防止片45,45の立上り部45
B,45Bが被誘導部38よりも前方に配置されていて
相互の干渉が回避されていることから、短絡用端子金具
30が絡み防止片45,45との干渉に起因して弾性撓
みに支障を来すことはない。
【0029】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0030】(1)上記実施形態では、短絡用端子金具
30を接続用端子金具21からの離間方向へ弾性変位さ
せる手段として、両コネクタハウジング10,20の嵌
合方向に対して斜め方向の誘導面17を誘導部材16に
形成した場合について説明したが、本発明によれば、誘
導面を短絡用端子金具の被誘導部に設ける構成としても
よい。
【0031】(2)上記実施形態2及び実施形態3で
は、過度撓み防止片40と滑動面42の両方を設けた場
合について説明したが、本発明によれば、過度撓み防止
片と滑動面のいずれか一方のみを設ける構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における雄コネクタハウジ
ングの断面図
【図2】実施形態1における雌コネクタハウジングの断
面図
【図3】実施形態1における雄コネクタハウジングの部
分正面図
【図4】実施形態1における雌コネクタハウジングの部
分正面図
【図5】実施形態1における雄・雌両コネクタハウジン
グの嵌合途中の状態をあらわす部分拡大断面図
【図6】実施形態1における雄・雌両コネクタハウジン
グの嵌合完了状態をあらわす部分拡大断面図
【図7】実施形態1における短絡用端子金具の斜視図
【図8】実施形態1における誘導部材及び絶縁部材の斜
視図
【図9】実施形態2における部分拡大断面図
【図10】実施形態3における部分拡大断面図
【符号の説明】
10…雄コネクタハウジング 11…雄接続用端子金具 15…絶縁部材 16…誘導部材 17…誘導面 20…雌コネクタハウジング 21…雌接続用端子金具 30…短絡用端子金具 38…被誘導部 42…滑動面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相手側と接続可能な接続用端子金
    具を備えた一対のコネクタハウジングからなり、その両
    コネクタハウジングの分離状態では一方のコネクタハウ
    ジングにおいてその複数の接続用端子金具同士が短絡用
    端子金具の弾性接触により短絡され、前記両コネクタハ
    ウジングの嵌合状態では他方のコネクタハウジングに設
    けた絶縁部材が前記一方のコネクタハウジングの前記接
    続用端子金具と前記短絡用端子金具との間に進入するこ
    とにより前記接続用端子金具同士の短絡が解除されるよ
    うにしたコネクタにおいて、 前記両コネクタハウジングの嵌合動作の際に前記絶縁部
    材が前記接続用端子金具と前記短絡用端子金具との間に
    進入するのに先だって、前記短絡用端子金具を前記接続
    用端子金具から離間する方向へ変位させる構成としたこ
    とを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 他方のコネクタハウジングには、両コネ
    クタハウジングの嵌合動作の際に絶縁部材が接続用端子
    金具と短絡用端子金具との間に進入するのに先だって前
    記短絡用端子金具と係合する誘導部材が設けられ、この
    誘導部材には前記両コネクタハウジングの嵌合方向に対
    して斜め方向の誘導面が形成され、前記短絡用端子金具
    には、前記誘導面と係合する被誘導部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 短絡用端子金具には、誘導面に対して滑
    らかに面接触する滑動面が形成されていることを特徴と
    する請求項2記載のコネクタ。
JP07224736A 1995-08-08 1995-08-08 コネクタ Expired - Fee Related JP3090000B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07224736A JP3090000B2 (ja) 1995-08-08 1995-08-08 コネクタ
DE69606239T DE69606239T2 (de) 1995-08-08 1996-07-29 Elektrischer Verbinder
EP96305543A EP0758806B1 (en) 1995-08-08 1996-07-29 Electrical connector
CN96109315A CN1150705A (zh) 1995-08-08 1996-08-08 短接接插件和夹持器
US08/689,469 US5803756A (en) 1995-08-08 1996-08-08 Electrical connector with short circuit terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07224736A JP3090000B2 (ja) 1995-08-08 1995-08-08 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0950859A true JPH0950859A (ja) 1997-02-18
JP3090000B2 JP3090000B2 (ja) 2000-09-18

Family

ID=16818442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07224736A Expired - Fee Related JP3090000B2 (ja) 1995-08-08 1995-08-08 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3090000B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017117553A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 住友電装株式会社 コネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017117553A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 住友電装株式会社 コネクタ
WO2017110983A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 住友電装株式会社 コネクタ
US10476206B2 (en) 2015-12-22 2019-11-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector housing assembly to be mated even when a-short cancelling projection is deformed

Also Published As

Publication number Publication date
JP3090000B2 (ja) 2000-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10312646B2 (en) Flippable electrical connector
US6361363B1 (en) Cable connector assembly device with improved latching means
US7134900B2 (en) Electrical connector assembly with multi-function latching member
JPS5911414Y2 (ja) 電気接続子
JP4042674B2 (ja) コネクタ
US7575464B2 (en) Connector with channel-shaped clearance between lock arm and projection to prevent entry of wires
EP0758806B1 (en) Electrical connector
JP4985206B2 (ja) コネクタ及びショート端子
JP3083070B2 (ja) 二重係止コネクタ
JP3138219B2 (ja) コネクタ
US6171124B1 (en) Connector
US10826255B2 (en) Flippable electrical connector
JP3878902B2 (ja) 電気コネクタ
JP2001185283A (ja) カバー付きコネクタ
JP3567818B2 (ja) コネクタ
JP3090000B2 (ja) コネクタ
JP4273681B2 (ja) 端子金具
US5411411A (en) Bulb socket
JP2000252001A (ja) 合体コネクタ
JP7387123B2 (ja) コンタクト及びコネクタ構造
JP7221807B2 (ja) ハウジング
JP2529660Y2 (ja) 電気コネクタ
KR102259930B1 (ko) 와이어 커넥터장치
WO2020129563A1 (ja) コネクタ
JP2003142206A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees