JPH09508239A - レーザ - Google Patents

レーザ

Info

Publication number
JPH09508239A
JPH09508239A JP7519942A JP51994295A JPH09508239A JP H09508239 A JPH09508239 A JP H09508239A JP 7519942 A JP7519942 A JP 7519942A JP 51994295 A JP51994295 A JP 51994295A JP H09508239 A JPH09508239 A JP H09508239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
waveguide
wavelength
fiber
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7519942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3839474B2 (ja
Inventor
ワイアット、リチャード
アーミテイジ、ジョナサン・リチャード
Original Assignee
ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー filed Critical ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
Publication of JPH09508239A publication Critical patent/JPH09508239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3839474B2 publication Critical patent/JP3839474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/0675Resonators including a grating structure, e.g. distributed Bragg reflectors [DBR] or distributed feedback [DFB] fibre lasers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/07Construction or shape of active medium consisting of a plurality of parts, e.g. segments
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
    • H01S3/094069Multi-mode pumping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
    • H01S3/094092Upconversion pumping

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この高パワー単一モードレーザ装置は高パワーレーザダイオードアレイのポンプ源(3)からの出力を、計算機で生成したホログラム(4)を用いて操作することができ、ポンプ源の光の大部分を入力反射器(6)を含む多モードファイバ部内へ放出するようにする。単一モードファイバ部(2)で多モードファイバ部(1)と同じ基本モードスポット寸法をもつものが多モードファイバ部に光学的に結合しており、反射器(5)を含み、多モード及び単一モードファイバ部により強制された基本モード反射は、基本モードだけで励起放出ができるようにする支配的な基本モード振動を生じさせるのに必要な帰還を生じさせるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザ この発明は光学的にポンプしたレーザ、とくに必ずしもそれに限定されるわけ ではないが、実質的に単一な横モード出力を作り出すレーザに関する。 回折制限された、単一モード出力の、光学的にポンプされたレーザで、単純な 単一のポンプ源装置を使用して、ほぼ100mWの単一モード出力を送出するこ とができるものは、小信号又は低パワー応用に有用とされている。しかしこの種 のレーザはワット順でより大きな単一モードパワーを送出するように簡単に適合 できない。 ワット順でより大きなパワーの単一モード出力を送出することができる光学的 にポンプされたレーザは、高いポンプパワーを用意するために、1つならず複数 のポンプ源の複雑な組合わせを必要とするのが普通である。ポンプ源を組み合わ せる方法には:異なる波長の単一横モードダイオードレーザをいくつか多重化す る;2以上のこの種のダイオードをファイバ空洞内で多重化し、空洞の両端から ファイバをポンプするようにする;ファイバレーザ空洞の長さに沿って複数のポ ンプ用ポートを使用する;ことが含まれる。 ワット順に光出力パワーを送出することができる高パワーレーザ用の単一の光 ポンプ源として可能性のあるものはダイオードレーザアレイである。ダイオード レーザアレイは高い電気・光学変換効率をもって組立てることができ、非常に信 頼性が高い。しかし、2つの欠点を受容しなければならない。すなわち、第1に 、アレイ内のレーザは実質的に互いにコヒーレントでないことで、これは出力を フォーカスする能力が貧弱であることを意味する。第2にアレイの幾何学的形状 が使用されることになる応用に対して整合しにくいことである。 高パワーの線形ダイオードレーザアレイ(LDA)からの出力を操作して、2 次元の、対称な仮想光源を形成し、Nd:YAGレーザを端部からポンプするよ うにする光結合用装置については論文“Geometrical Transformation of Linear Diode-Laser Arrays for Longitudinal Pumping of Solid-State Lasers”,IE EE J.Qunamtum Electronics,Vol.28,No.4,April 1992 に記載されている。 この装置では表面レリーフ2値光学系の2つの面が実現されて、線形アレイ出力 を 2次元スポット光源に変換し、ラジアンス定理に従って得られる最大値にラジア ンスが近い値をもち、かつ対称な形状と発散とを備えるようにしている。 ダイオードレーザアレイの出力を変換してフォーカスされたスポットとする別 な方法は、計算機が生成したホログラム(CGH)を使用する。 レーザ空洞内部に向けてダイオードレーザアレイのような高パワーポンプ源か らの光パワーの最大放出を可能とするためには、それが上述の結合方法を用いる 場合であっても、大きなNA値(ニューメリカル・アパーチャ)をもつようにす ることが空洞にとって好ましいことである。このように大きなNA値は、空洞が ポンプ源波長で多モードとなるようにする。 LDAはこの発明で好ましいポンプ源であるが、他の光源も、必要とされる高 パワーの光出力を供給できるものであれば使用することができる。 実質的に単一モード出力を送出するために多モードポンプ源を使用できる導波 路装置の一形態は、“ポラロイド”型光ファイバでPolaroid社から入手できるも のである。 この装置は楕円形の外部コアでドープされていないもので成り、そこへポンプ 入力が放出され、さらに内部の円形のドープされたコアがある。しかし、この装 置は非常に複雑な構造をもつから、組立てが非常に難しい。また、性能がファイ バへ向けてのエネルギーの放出条件に大きく依存し、それがまた外側コアの形状 により複雑なものとなっている。 この発明の第1の特徴によると、次の構成のレーザが提供される。すなわち、 波長λ1でポンプ信号を送出する光源と;波長λ1で光学的にポンプされていると きは波長λ2で放出するレーザ作用を呈することができ、かつ波長λ2では多モー ド性質を示す第1の導波路部分と;波長λ2では実質的に単一モードを示し、第 1の導波路部分とは光学的に一体に結合されている第2の導波路部分と;帰還手 段によって定義され、かつ第1及び第2の導波路部分を含む光学的空洞とで成る レーザが提供される。 好都合なのは、ダイオードレーザアレイがポンプ源として使用でき、それが比 較的低コストで高ポンプパワーを送出できるものであることである。しかし、ダ イオードレーザアレイが使われるときは、アレイからの出力を操作して、それを 第1の導波路部分に効率よく結合させるようにする必要があろう。円筒状と球面 状のレンズの組合わせと、計算機生成ホログラム(CGH)又は表面レリーフ2 値光学系、あるいは上記のいずれかのものの組合わせと共働する装置によって、 光源を効率的に使用することができる。 レーザ空洞に対しては、本質的ではないにしても、2つの導波路部分が実質的 に同じ基本モードスポット寸法をレーザ発振波長でもっているのが好ましい。そ の理由は、これにより2部分間で基本モードの効率的なエネルギーの転移が容易 に行われることによる。 実施例では、光ファイバが光空洞内の光導波路に対する媒体であるのは、平面 状導波路のような使用できる他の媒体と比較して相対的に安価ですぐに手に入る という利点があることによる。 ファイバ導波路はレーザにとって好都合な媒体であるが、他の形式の導波路を 利用することも無論可能であり、例えば平面状(プレーナ)導波路や半導体導波 路でもよい。ドープしたファイバとか平面上導波路を用いる他の利点は、これら の媒体がエネルギー貯蔵機能を示し、したがって高エネルギーの、パルス波への 応用に適しており、半導体導波路はうんと少ないエネルギー貯蔵機能を示し(貯 蔵能力は107のオーダーで小さい)、したがって、高エネルギーパルス波応用 には向いていない。ファイバと平面状導波路のエネルギー貯蔵機能は、上側のエ ネルギー帯でのイオンの寿命がミリ秒のオーダーであり、10ミリ秒となり得る し、半導体導波路の上側のエネルギーレベル内のイオンの寿命はナノ秒のオーダ ーである。 好都合なのは、ファイバ導波路部分の使用が溶融スプライス(接続)により導 波路を接続することに機能する。しかし、他の方法も使用でき、例えば機械的な スプライスを用いて当接(バッテング)をしたり、光コネクタを用いて接続する こともできる。しかし、溶融スプライス法はそれにより得られる接合の精度の点 で好ましく、不整合による接続点でのエネルギーの損失と好ましくない反射とを 減少させる。 光ファイバ導波路レーザ用として特に好ましいホストはシリカ(石英)であり 、それに対する好ましいドーパントはイッテルビウムである。もっとも他のドー パ ントとして、例えばエルビウムやネオジウムも共用できる。シリカが好ましいホ ストである理由は、それが安価であり、他よりも簡単に溶融スプライスされ、加 えて他の適切なホストよりも一層簡単に入手できることによる。イッテルビウム が好ましいドーパントである理由は、簡単な希土類元素の1つであり、唯一の励 起エネルギーレベルを有し、利得を制限するクェンチ機構に影響されないからで ある。この意味するところは、非常に高いドーパント濃度が、クェンチ効果が問 題とならずに達成できることである。このようなことは、例えばエルビウムやネ オジウムをドーパントとしたときには生じない。その理由は、これらの元素が一 層複雑なエネルギーレベル構造をもつことによる。 シリカ以外のファイバホストを使用することができ、例えば、フッ化物のファ イバであり、当業者には必要とされるレーザ遷移がホストとドーパントとの選定 に依存することに気付くことである。 実施例では、1次的な共用ドーパントとして多モードファイバ内でアルミナを 用いており、アルミナは屈折率を高める性質を備えている。アルミナはまた装置 の利得帯域幅を広める好ましい効果をもち、多モードファイバ内でのイットリウ ムイオン(又は他の希土類元素で使用されているもの)のクラスタ化を妨げ、ホ スト内での1次ドーパントイオンの可溶性を、他の性能と著しく劣化させずに、 改善することにより好ましい効果をもたらす。 別な実施例では、ゲルマニアがシリカのホスト内の1次共用ドーパントとして 含まれており、ホストの屈折率内に光グレーテングを書込むようにしている。ゲ ルマニアはシリカファイバ内で屈折率を高める共用ドーパントとしても作用する 。 典型的な場合として、アルミナを一緒にドープしたシリカの多モードファイバ の屈折率プロフィールはアルミナの存在の故にベル(鐘)の形をしたものとなり 、光ファイバ組立てに関する当業者によく知られているように、軸上での凹みを 避けることによりアルミナはベル形状を作ることになる。 反射器は空洞に対して帰還手段として作用して、レーザ動作に必要とされる帰 還を用意する。反射器はどんな形式のものでもよく、例えばミラーとかグレーテ ング(回析格子)でよい。 実施例では、空洞の入力側と出力側とを規定する反射器はグレーテングである 。 グレーテングを用いる利点は、その高い波長選択性にある。さらに、グレーテン グは導波路又はファイバ内部に実際に形成することができ、それによって整列の 問題と、個別部品の必要性とがなくなる。いずれのグレーテングも、例えばファ イバコア内でも、導波路の屈折率の中にグレーテングの形成(書込み)をするこ とができる。 別な反射器装置として各グレーテングに代ってミラーを使うのがある。 この発明によるレーザは、既知のレーザに対する利点として効率的な単一モー ド出力が簡単なポンプ装置を利用して得られる点がある。 正常なレーザ発振条件の下で、レーザ発振波長はポンプ波長よりも長い。しか し、レーザの構成とポンプの条件に依存して、レーザ発振波長はポンプ波長より も短くなることもできる。この可能性は、アップコンバージョンレーザ作用とし て知られている。 アップコンバージョンレーザは一般にそのポンプ源の波長よりも短い波長をも つ出力光ビームを送出する。アップコンバージョン機構のいくつかの形式が知ら れている。一番簡単なアップコンバージョンの形はイオン間相互作用もしくはE SA(励起状態吸収)のいずれかによる。前者の場合は2つのイオンが第1のエ ネルギーレベルに励起され、一方のイオンがそのエネルギーを他方のイオンに遷 移させるものであり、第1のイオンはそれより低い状態に戻って第2のイオンが 高い状態へ昇る。後者の場合はイオンが光のフォトン1個を吸収して励起状態に 昇り、そこでさらにフォトンを吸収して、より高い励起状態へ昇る。 一番簡単な形式では、イオン間相互作用もESAアップコンバージョンも1の ポンプビームのみに依り、3状態間の遷移は同じようなエネルギー吸収レベルを 必要とする。しかし、アップコンバージョンのさらに複雑な形式でこの発明によ るものも実現可能であり、それについて以下に述べる。 当業者は、光ファイバの遮断波長もしくは光ファイバが単一のモードだけを支 持する波長を超えて行くと、ファイバが次第に非導波性を示し、したがって効率 が低下することを知っているであろう。一般に、単一モードレーザ作用を用意す るために、ドープしたファイバが設計され、レーザ作用が遮断波長もしくはそれ をわずかに超えたところで発生している。しかし、アップコンバージョンレーザ 作用に対しては、もしレーザ作用がドープしたファイバの遮断波長をわずかに超 えたところで生ずるときは、長い波長のポンプがファイバによって不効率ながら 支持される。そこで一般に、アップコンバージョンレーザは、ポンプビームは単 一モードで支持されているとして、効率的な光使用を確保するために、ドープし たファイバの遮断波長もしくはその近傍でポンプする必要がある。 この結果、もしアップコンバージョンレーザ作用が生じたとすると、少なくと もいくつかのモードでドープしたファイバ内でレーザ発振が支持されていること になる。単一モードのポンプは一般に最適なポンプの方式である。しかし、導波 路によってで2〜3のモードとして支持されているポンプ波長を使用してもっと 多数のモードでレーザ作用をさせるポンプ機構は、価値のある別物(オプション )かもしれないが最適なものとはいえない。 この発明の第2の特徴は、アップコンバージョン・ファイバレーザとして、レ ーザ発振波長よりも実質的に長い少なくとも1つのポンプ波長でポンプされたと きに該レーザ発振波長でレーザ作用を示すものにあり、そのレーザは以下の構成 をとる:ポンプ波長でポンプ信号を送出するための少なくとも1つの光源;第1 のファイバ導波路部分であって、ポンプ波長で光学的にポンプされるときはレー ザ発振波長で光放出をするレーザ作用を可能とするもの;第2のファイバ導波路 部分であって、レーザ発振波長において実質的に単一モード性質を示し、かつ該 第1のファイバ導波路部分と該第2のファイバ導波路部分とは光学的に一緒に接 合されているもの;及び光学的空洞であって、帰還手段によって規定されており かつ、該第1及び第2の導波路部分を含むもの。 好ましくは、アップコンバージョンレーザ用のポンプは単一モード光源がよい 。また、第1のファイバ導波路部分は、少なくとも1つのポンプ波長において単 一モード性質を示すように最適化されているのがよい。 この発明によるレーザはアップコンバージョン過程を支持するのに必要な単一 モードポンプ光源の強度を提供できる点に特長がある。したがって、この発明の アップコンバージョンレーザでは、この発明による別のレーザによって、別のド ーパント種又はやり方でポンプすることができる。 この発明の実施例によると、レーザはアップコンバージョンレーザであり、可 視スペクトラムの青領域でレーザを発振する。これを可能とするために、第1の ファイバ導波路部分はホストとしてフッ化物ファイバを用い、ツリウムでドープ してあり、ポンプはまたこの発明によるレーザであり、第1のファイバ導波路部 分は1次ドーパントとしてネオジウムを用いて、レーザが実質的に1.1μmで レーザ発振するようにしている。 代って、実質的に1.1μmで高強度出力を作る別なポンプを用いることもで きる。 別な実施例については次の記述と請求の範囲とよって明らかにされることにな り、付属の図面によって例が記述されている。 図1はこの発明の装置の1つの構成を示す図面である; 図2は図1の別な構成である; 図3は可能とされる2段構成を図示したものであり、第1段としてこの発明の 第1の形態が用いられて第2の段階に対するポンプ源を提供するように使用され 、ポンプ源はこの発明の別な形をとっている。 図1及び2を見ると、レーザの構成は、第1の導波路部分(1)の一端が第2 の導波路部分(2)の一端と光学的に接続されていて、手段(5,6)が導波路 と一緒になって光学的空洞を規定しており、光源(3)は光ポンプパワーを提供 し、結合手段(4)が光ポンプパワーを第1の導波路部分に接続させているもの が示されている。 導波路部分は光ファイバで構成されている。第1のファイバ導波路部分(1) は、レーザ発振波長において多モードファイバであり、第2のファイバ導波路部 分(2)に溶融スプライスされており、第2のファイバ導波路部分(2)は必要 とされるレーザ発振波長で実質的に単一モードである。第1のファイバ導波路部 分はレーザ発振波長で実質的に多モード性質を示し、第2のファイバ導波路部分 はレーザ発振波長で実質的に単一モード性質を示すということは、記述を簡単に するというだけの目的で、今後はそれぞれ多モード及び単一モードファイバと呼 ぶこととする。 レーザホストはシリカであり、その中にあるドーパントはイッテルビウムであ る。ゲルマニアはシリカホストの中に1次共用ドーパントとして含まれている。 ゲルマニアは多モードファイバ内で屈折率を高める共用ドーパントとして作用し 、これが後述の理由で望ましいとされる。ゲルマニアはまたファイバホスト内に 光グレーテングを書込むことに機能し、その詳細と利点も後述する。 アルミナが多モードファイバ内で2次共用ドーパントとして作用し、そこでア ルミナもまた屈折率を高める性質をもつ。アルミナはまた、多モードファイバ内 でイッテルビウムイオン(又は使用された他の希土類元素)のクラスタ形成を妨 げて装置の利得帯域幅を広げるという好ましい効果をもたらし、しかも他の点で 著しく性能を劣化させることをしない。 一般に多モードファイバの屈折率プロフィールはアルミナの存在によりベルの 形をし、光ファイバ組立て技術にいての当業者はアルミナが軸上の窪みを回避す ることによりベル形状をもたらすことを知るところである。 多モードファイバはできる限り△nの値を高くするように構成さわ,ポンプ源 からの光が多モードファイバへ適切に結合できるものとする。上述のように、ア ルミナとゲルマニアとはともに屈折率を上昇させる性質を有し、かつ一般には、 といっても必須のことではないが、ともにその理由のために共用ドーパントとし て含まれている。一般には△nの値は0.04であり、シリカ又はフッ化物ガラ スに対して得られる最大値は現状では約0.06とされる。単一モードファイバ は△nの値を低くとるように選ばれて、このファイバがレーザ発振波長で単一モ ードであることが確実となるようにし、△nの値は一般にはほぼ0.004であ る。単一モードファイバに対する△nの下限はこのファイバで許容される曲げ損 失がどの程度であるかによって決まる。その理由は△nが小さくなると曲げ損失 が大きくなるからである。実用上は、単一モードファイバに対する△nの最小値 は約0.001であるべきで、これ以下となると、曲げ損失が大きくなりすぎる 。上述のような△nへの制限の故に、多モード及び単一モードファイバ間の△n 比は一般に約10となる。 2つのファイバのコア寸法は多モードファイバの基本モードスポット寸法が実 質的に単一モードファイバのそれと整合し、ファイバの基本モードの効率的な結 合がファイバの接続端間で達成されるように選ばれる。基本モードスポット寸法 間の不整合はレーザの効率を低減させるが、発明者によると、スポット寸法の6 5%不整合はレーザの効率を10%だけ低減させるにすぎないことが発見された 。しかしながら、ファイバを選んで、基本モード信号の大部分が境界を通って進 行し、大きな性能の低下を回避することが望ましい。 多モードファイバの屈折率プロフィールがベル形であるから、ファイバをスプ ライス接続する中心は必要とされるモードの効率的な結合を確かなものとする。 しかしまた、同じように、スポット寸法の整合は本質的ではなく、ファイバの離 心接続は基本モード信号の大部分が境界を通って進行する限りは許容される。不 整合は重複積分解析(当業者に既知)を用いて簡単に計算することができる。 光源(3)はレーザダイオードアレイ(LDA)であり、特定された波長で光 パワーの数ワットを放出できる。ダイオードアレイのアレイ素子は一般には直線 上に配列され、したがってその光出力は操作され(円形状とされ)て、多モード ファイバ内にパワーを最適結合するようにされる。捜査過程は計算機で生成した ホログラム(CGH)により行われ、それが置かれる位置は光源と多モードファ イバの入力端との中間である。 実際には、LDAから多モードファイバ導波路部分への結合効率は約50%で ある:特別注文で作ったアレイであり、Spectra-Diode 社から入手した形式のも のについての値。 結合効率が50%と仮定して、LDAに対するパワー要求は簡単に見積もるこ とができる。例えば現在のレーザ(ファイバレーザ増幅器で使用するのに適した 高パワーポンプ源として使用できるもの)から0.5Wのレーザ出力を送出する ためには、多モード導波路部分には1ないし1.5Wのパワーが必要と予測され る。LDAから50%結合効率ということは、LDAが少なくとも3Wの光パワ ーを送出する必要があることを意味する。 反射器はレーザ動作に必要とされる帰還を提供する。反射器はどんな形式のも のでもよく、例えばミラーとかグレーテングである。望ましいのは、図1に示す ように、反射器がグレーテングであって、g1はグレーテングで空洞の入力側を 規定しており、またg2グレーテングであって、空洞の出力側を規定している。 空洞は実際にはグレーテングによって規定され、ファイバと関係しており、g1 が空洞の多モードファイバ側の限界を規定し、g2が単一モード側の空洞の限界 を規定している。 グレーテングg1は光フィルタとして動作するもので、後述のように紫外線( UV)を用いて多モードファイバ内に書込まれており、レーザ発振波長で高い反 射率を有し、ポンプ信号波長で高い透過率を有している。グレーテングg1はレ ーザ空洞の入力端を規定している。 グレーテングg2は波長選択性があり、部分反射形のグレーテングで後述の紫 外線(UV)を用いて単一モードファイバに書込まれている。このグレーテング はレーザ空洞の出力端を規定する。当業者であれば必要とされるグレーテングの 規格を用意するための設計上の配慮に気付くことであろう。 紫外線を用いる反射グレーテングの書込みに適した方法はKashyap らの論文、 Electronics Letters,24th May 1990,Vol.26,No.11,pp.730-731に記載され ており、ここではこの参考文献を用いる。簡単に言えば、2つのビームからの紫 外線を用いて周期的な干渉パターンをグレーテングを必要とするファイバ内に形 成することである。干渉パターンは対応する周期的流儀にしたがってファイバの 屈折率を変え、この屈折率の変動が光学的グレーテング(回析格子)を形成する 。一般には、グレーテング形成に寄与するために、ファイバホストはシリカとし 、それをゲルマニアでドープする。グレーテングの特別な性質はファイバ内のグ レーテングの周期と長さにより、波長選択性はそれらを変えて制御される。 グレーテングg2は狭帯域で、レーザ発振波長で単一モードファイバの動作の 基本モードの部分反射を作り、それが動作の基本モードにおいてレーザ発振を促 進するために必要な帰還を用意している。 一般に、多モード光ファイバは数多くの伝搬モード、すなわち導波モードを有 しており、このモードで光エネルギーがファイバ内を伝わる。導波モードで伝搬 するとともに、あるモードの光信号はファイバ中を移動する間に他のモードに結 合するから、ある時刻にある1つのモードで存在している光エネルギーの量を制 御することは難しい。 もしファイバが名目上の直線状態であるときは、高次のモードに大きくパワー を結合させずに、多モードファイバの基本モードが最大1mの距離多モードファ イバ中を伝搬することができることを発明者は発見した。 この発明のシステムに対するパラメータ値は、システム設計に存在する多くの 交換的条件(トレード・オフ)に依存している。例えば、レーザ空洞に特定の光 利得が必要な場合には、利得の水準は例えばドーパントの種類、ドーパントのレ ベル、活性領域の長さ、及び反射器の反射率に依存し、単一モードファイバ導波 路部分ではとりわけそれらに依存することになる。制限の範囲内で、ドーパント のレベルを増大することは、一般には活性領域の長さを減らすことができること である。しかし、ドーパントが希土類金属イオンの場合には、大きなドーパント 密度は一般にクェンチ機構が原因して性能の損失の通じている。しかし、イッテ ルビウムは簡単な希土類の1つであって、1個の励起エネルギーレベルしかもた ないから、こういったクェンチ機構に影響されない。それ故に、非常に大きなド ーパント密度が問題となる影響を及ぼすことなく適用できる。こうしてドーパン トとしてイッテルビウムを用いると、ドーパントレベルを10重量パーセント以 上にまで上げることができる。例えばエルビウムやネオジウムドーパントでは、 クェンチ効果がこんなに大きなドーパント濃度では問題となる。ドーパント濃度 の下限は導波路におけるドープされた領域の長さに依存し、0.25%よりも小 さなドーパントレベルは一般には実行されていない。ある種の希土類ドーパント 濃度で10重量パーセントという高いものもあり得るが、イッテルビウムのドー ピングレベルは一般にほぼ3.0重量パーセントである。 使用するドーパントの形式とドーピングのレベルとは必要とされるポンプとレ ーザ発振波長とレーザのパワーとに依存することは当業者の知るところである。 一般に、ドーパントの分布は屈折率プロフィールに従うが、これはレーザの動作 にとって本質的なことではない。 発明者は波長1.02μmでの効率的な単一モードレーザ発振が、ポンプ及び レーザ発振波長で多モード性質を示す多モードファイバに対して、ドーピングを 施すことによって可能となることを発見した。ドーピングの一般例は、シリカホ スト内にアルミナを最大4重量パーセント、及びイッテルビウムを最大3重量パ ーセントドープすることであり、また多モードファイバを実質的に980nmで ポンプすることによりこの発振が可能であった。ゲルマニアもまた屈折率を高め る共用ドーパントとして含めてもよいが、イッテルビウムの濃度をこのように高 めると屈折率は十分に高いレベルにまで昇り、イッテルビウムがレーザの主体で あるときはゲルマニアはおよそ不用である。 単一モードファイバは通常の単一モード、恐らくは電気通信用標準のシリカフ ァイバでゲルマニアを最大10%以上のレベルまでドープして、ファイバの屈折 率に対して光グレーテングを書込みできるようにしたものを用いることができる 。 システムの利得に関係した別な変数は多モードファイバの許容長である。すで に述べたように、発明者は多モードファイバの基本モードは1mまでの長さにわ たって高次モードと著しく結合することなく伝搬することができることを発見し た。しかしこの距離はファイバの性質に大きく依存し重大な不完全性がモード間 結合を生じさせる。そこで基本モードが高次モードと結合することなく伝搬でき る距離は、たくさんの不完全性を備えた実用的なファイバよりも、非現実的な完 全なファイバの方がはるかに長いことになる。 イッテルビウムのレベルが0.5ないし5.0重量パーセントの間では、多モ ードファイバの長さは一般に1mもの長さを必要としないので、ファイバ長はこ の発明のシステムの性能劣化について重大な束縛条件とはならない。 単一モードファイバ導波路部分にある反射器の反射率もまた他のパラメータに 対するトレードオフとなり得る。スプライス境界におけるファイバ間の不整合に 起因する損失が少ないときは、グレーテングg2の反射率は高くなり得る。その 理由は境界で光が反射して戻るつど、わずかな損失が生ずるにすぎないことによ る。逆に、不整合損失が大きいと、反射率は小さく境界で反射される光の量が小 さくなる。不整合は既知の重畳積分を用いて簡単に計算できる。 このレーザの動作は図1を参照して簡単に述べることができる。多モードファ イバ導波路の基本モードはしきい値に達する第1番目のものとなろうが、ポンプ がしきい値を十分超えていれば高次モードもまた発振を開始できる。そこで、現 在のシステムでは基本モードでの発振を強制し、かつ高次モードでのレーザ作用 を能動的に妨げるために次の方法をとる:基本モードだけの発振が単一モードフ ァイバ導波路と単一モードファイバ導波路内に書込まれ、グレーテングg2とに よって強制されるようにする。このグレーテングは基本モード信号を部分的に反 射して多モードファイバ導波路内に戻す。多モードファイバ導波路は短く、反射 した基本モード信号は高次モードに結合することがない。グレーテングg2で単 一モードファイバ導波路内にあるものは、実質的に基本モードだけの部分反射を 確実なものとし、それによって多モードファイバでの高次モードに対する弁別作 用が強化される。 この弁別は他のモードが発振するのを困難とする。システム内に帰還を与えて いるのが部分反射でる。したがって、高い支配力をもつ基本モード発振により、 放出が基本モードについてだけ刺激されるようにしている。この基本モードによ る密度分布へのアクセス可能性(密度分布利用可能性)によって、このレーザシ ステムはほぼ100%の量子効率に接近する可能性を備え、その限界は導波路の 不完全性と導波路缶の不整合と、その限界は導波路の不完全性と導波路間の不整 合と、ドープしたファイバの損失機構とにだけ基づいている。 別な反射器の構造として、グレーテングに代ってミラーR1,R2を一緒に使う ものが図2に示されている。図1でグレーテングが空洞を定義していたのと同様 に、ミラーR1,R2が結合されたファイバの自由端に置かれて空洞を規定し、ミ ラーは必要とされる反射率と透過率とを有してレーザ作用の条件を用意すること はよく知られている。事実、どんな形のミラーでもよく、例えばファイバループ ミラー、又はミラーとグレーテングとの組合わせも同様の効果を生じさせるため に使うことができる。 ミラーは光学的空洞を定義するために用いることができるが、グレーテングは 利点があり、その利点は高度の波長選択性をグレーテング内に設計で組み込める 点で、当業者は正しい波長選択性をグレーテングに設計することができる。 こうして必要とされる反射率が反射器装置のいずれかの形体の中に存在する限 りは、それが導波路内に書込まれた内部反射器であろうと、外部反射器であろう と、あるいは内部と外部の反射器の組合わせであろうと、システムは上述のよう に動作することができる。 商用目的では、LDAとその操作装置とを組合わせることが可能で、そこでは CGHもしくはレンズ又はその両者の組合わせを1つのパッケージの中に含める ようにしてもよい。このパッケージはファイバテール(尾)を備えることができ 、これはパッケージの一体部品で、接続するのに必要とされるもので、恐らくは 溶 融スプライスによってレーザ空洞の多モードファイバ導波路に接続される。パッ ケージのこのファイバテールは使用されることになるファイバと整合するように 選ばれ、例えばモードスポット寸法などが整合し、レーザの多モードファイバと 同一のものであるが、レーザドーパントのないものが使われる。溶融スプライス 法を用いるということは、入力グレーテングのような帰還手段が空洞の入力端に 用意される必要があることを意味し、例えばそれが多モードファイバ導波路部分 に書込まれて空洞の入力端を規定する反射器として動作するようにすることであ る。 この発明のレーザの1つの応用は、高パワーで単一モードのポンプ源としてフ ァイバレーザ増幅器のために使用するものがある。この応用はレーザの入力ファ イバがポンプ及びレーザ作用波長の両方で多モードであることを要件とし、かつ ポンプ波長が実質的にレーザ作用波長より短いことを要件とする。 この発明によるレーザ用の特定のアップコンバージョン応用はアップコンバー ジョンポンプのツリウムドープしたフッ素ファイバレーザであり、可視スペクト ルの青部分でレーザ作用をすることができる。 この発明による青のアップコンバージョンファイバレーザでは第1及び第2の ファイバ部分をそれぞれ入力ポンプ波長と出力信号波長とに対して最適化するこ とができる。最適化は第1のファイバ部分がポンプ波長で2〜3のモードではな く単一のモードとなることを求め、また、第2のファイバ部分がレーザ作用波長 で単一モードとなることを要件とする。最適入力ポンプ信号波長はこのレーザに 対してほぼ1.12μmである。他のポンプ源でも1.12μm信号を送出する ものは使用できる。青のアップコンバージョンレーザはツリウムをドープしたフ ッ素ファイバ入力導波路路部分とゲルマニアをドープしたシリカ出力ファイバ導 波路部分でそこに部分反射グレーテングが書込めるものとを一緒に使用している 。非常に短い波長でのアップコンバージョンレーザ作用を促進させるのに必要と される入力ポンプの強度を用意するために、入力ファイバ導波路部分を高強度の 、望ましくは単一モードの光源でポンプするのが望ましい。これをするために、 入力ファイバ導波路部分は入力ポンプ波長で単一モードであり、レーザ作用波長 で多モードとなることは必要とされる。したがって、ファイバを用意して、入力 は ツリウムをドープしたフッ素ファイバとし、約1.12μmでポンプしたときは 単一モードであり、アップコンバージョンによる約480nmでは基本的なレー ザ作用モードを有して、それが出力のゲルマニアをドープしたシリカファイバの 基本モードと整合するようにする。 便宜上、この発明の一形態では、入力ファイバ導波路部分はネオジウムをドー プしたシリカファイバであり、ゲルマニアもしくはアルミナ又はその両方を一緒 にをドープし、出力ファイバ導波路部分はゲルマニアをドープしたシリカファイ バとして、約800nmでポンプしたときには約1.1μm領域で高い同調可能 性を有する出力を作り、それをアップコンバージョンレーザ用のポンプ源として 使用できるものとする。 図3はアップコンバージョンレーザ用として可能な構成を示し、そこでは第1 及び第2のグレーテングg1,g2で第1及び第2のファイバ導波路部分1a,2 aを備えたものがあって、第1の光学的空洞を規定している。光学的空洞はダイ オードLDA3によりポンプされ、ホログラムCGH4によってフォーカスされ た出力が第1のファイバ導波路部分の端に入るようにしている。第1の光学的空 洞はレーザ出力を送出して直接に第3及び第4の導波路部分1b,2bに送入す る。第2の光学的空洞はグレーテングg3,g2によって規定され、そこには第3 及び第4のファイバ導波路部分が含まれている。グレーテングg3をシリカをホ ストとするファイバ導波路部分2a内に置き、フッ化物をホストとするファイバ 導波路部分1b内に置かない理由は、光学的に書込まれたグレーテングがフッ素 ファイバよりもゲルマニアでドープしたシリカ内に形成しやすいことによる。 この発明によるアップコンバージョンレーザの別なものでは第1及び第2の導 波路部分があって、そこでは第1の導波路部分がフッ素系ファイバをプラセオジ ミウムイオンPr3+とイッテルビウムイオンYb3+でドープしたものである。こ のアップコンバージョン過程の機構については次の文献に詳記されており、その 内容はここで参照するものとする。“Red up-conversion Yb-sensitised Pr fl- uoride fibre laser pumped in 0.8μm region”,Electronics Letters,Vol. 27, No.13,pp.1156-1157.この場合、Yb3+イオンとの間の極めた接近の高確 率を確かなものとしている。この一緒のドーピングを採用することにより、エネ ル ギー遷移機構が働き、それによってポンプビームがほぼ810〜860nmで第 1の導波路部分内に放出され、Yb3+イオンは810〜860nm光を基底状態 では吸収しない。このYb3+イオンの45/2エネルギーレベルは14Pr3+エネ ルギーレベルに十分に近いから、Pr3+イオンの14レベルへの遷移が生ずる。 このエネルギー遷移はこの場合のように直接でもよいし、例えば1又は複数の中 間の非放射遷移を含んだ経路をとる間接ルートによるものであってもよい。ここ から約810〜860nmでの別のポンプフォトンの吸収が行われて、イオンが31エネルギーレベルに進む。非放射ディケイで30レベルに移り、寿命が32 レベル以上での密度逆転を支持できるものとなると、レーザ発振が約635nm で発生できる。 一般に、一緒にドープした(共用ドープの)アップコンバージョンファイバを 採用するときは、共用ドープファイバは約0.01の△nをもち、コア直径は約 5.7μmで、長さは約75cmとなる。このシステムに適したポンプはチタン (Ti):サファイヤレーザであり、849nmで約250mWのパワーを送出 する。無論、ほぼこの波長でしかも同様かそれ以上のパワーをもつ半導体ダイオ ードの適切なアレイを代りに使用できる。そこで、ホログラムCGHを使うこと ができることは上述のとおりで、アレイの出力を円形とし、ポンプ光を入力ファ イバ導波路内に効率よく放出することができる。 上述のツリウムをドープしたアップコンバージョンシステムに対してと同様に 、Yb3+/Pr3+システムに対しては第1の導波路部分は約849nmのポンプ 波長で単一モードとなるように最適化されるが、すでに述べたように、導波路が 複数のポンプモードを支持している最適化されていない動作も可能である。第2 の導波路部分は、ここでも一般にシリカを基調としたもので、約635nmのレ ーザ作用波長で単一モードに最適化される。適切に光学的に書込まれた部分反射 形グレーテング装置が第2の導波路部分のためにあり、約635nmで約60% の一部反射率を備えている。前述のように記述してきたすべての数値は特定の要 件に対してトレードオフ(交換条件)となる。このアップ変換システムの場合は 、ポンプとレーザ作用波長とが比較的近接している場合に特有なことである。し たがって、両方の波長を第1の導波路部分遮断波長を超えたところに来るように 設 定することができ、こうして第2の導波路部分に対する要件なしに単一モードレ ーザ作用を提供できる。しかしながら、最大ポンプ波長は光効率のためにシステ ムを完全に最適化するためには、ポンプ波長は第1の導波路部分の遮断波長とな るように設定し、次にレーザ作用が複数モードで支持されるようにして、第2の 導波路部分が第1モード動作をするように強制することが求められることになる 。一般には、アップコンバージョンポンピング及びレーザ作用波長とは互いに近 接しておらず、またこの発明のシステムが好ましいものとなる。 この発明による別なアップコンバージョンレーザは、レーザ作用のためのドー パントとしてPr3+を採用し、二重のポンプ寄港を実現してアップコンバージョ ンレーザを提供する。このアップコンバージョン過程の詳細は次の文献に記載さ れており、ここで参照に供するものとする。“CW room temperature up-convers ion lasing at blue,green and red wavelengths in infrared-pumped Pr3+-do ped fluoride fibre”,Electronics Letters,Vol.27,No.14,pp.1307-1309 . このシステムでは2つの波長のポンプが用意されて、イオンを2段階過程で上 のエネルギーレベルに励起する。この過程は上述のESA過程と似ているが、第 1のポンプビームが1.01μmでPr3+イオンを14エネルギーレベルにまで 励起し、第2のポンプビームが835nm14エネルギーレベルにあるイオンを31レベルにまで励起する。31レベルから、放射性ディケイを生じて520n mで光を放出する35レベルに進むか、非放射性ディケイによって31レベルか ら30レベルに進み、続いて3435又は32の1つに進んで、それぞれ49 1nm,605nm,又は635nmで光を放出する。 このシステムでは第1のファイバ導波路部分に適したホストはZBLANPコ アにPr3+をドープし、そのレベルを約650ppm(重畳濃度で)とし、ZB LANガラスのクラッド層をもつものである。第1のTi:サファイヤレーザで 1.01μmに同調したものが34基底状態から14マルチプレットへイオンを 励起するために使用される。第2のTi:サファイヤレーザで835nmに同調 したものが14マルチプレットから熱的に結合された3116,及び30レベ ルへの励起に用いられる。実際の光放出波長はレーザ空洞の出力に ある波長選択性の反射器(例えば図1で例示したもの)に依存し、かつまた第1 のファイバ導波路部分に加えられるポンプパワーにも依存する。 再び、波長選択性反射器として動作するために第2の導波路部分に光学的にグ レーテングを書込めるようにするために、ファイバはゲルマニアをドープしたシ リカとする。 レーザで青又は緑の可視スペクトル部分の光を放出するものは非常に広い応用 があり、とくに狭いビーム幅をもつと利点をもつ分野があり、高度に集積された 計算機のメモリの読み書きに使用できる。 青レーザの他の応用にはヒトや動物の細胞の医療診断のための走査装置や、高 輝度の目視用表示装置が挙げられる。 ここではレーザ構成について特定の例についてだけ記述してきたが、この発明 は非常に広い応用分野を単一モードレーザの分野でもち、それがアップコンバー ジョンレーザであるか、非アップコンバージョンレーザであるかを問わないこと は当業者が理解するところであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.波長λ1のポンプ信号を送出する光源と; 波長λ1で光学的にポンプされたときに波長λ2で放出するレーザ作用が可能で あり、かつ波長λ2で多モード性質を示す第1の導波路部分と; 波長λ2で実質的に単一モード性質を示し、かつ第1の導波路部分と光学的に 結合している第2の導波路部分と; 第1及び第2の帰還手段によって規定され、該第1及び第2の導波路部分を含 む光学的空洞と;で構成されるレーザ。 2.前記第1及び第2の導波路部分が光ファイバで成る請求項1記載のレーザ 。 3.第2の帰還手段は導波選択性をもつ光グレーテングであり、第2の光ファ イバ内に形成されている請求項2記載のレーザ。 4.第1の帰還手段は第1の光ファイバ内に形成された光グレーテングであり 、該グレーテングは波長λ1で高い伝搬性をもち、かつ波長λ2で高い反射性をも つ請求項2又は3記載のレーザ。 5.さらに光源からのポンプ信号を第1の導波路部分へ接続するための接続手 段でなる請求項1ないし4のいずれか1に記載のレーザ。 6.前記接続手段は計算生成ホログラムである請求項5記載のレーザ。 7.波長λ2での第1の導波路部分の基本モードスポット寸法が波長λ2での第 2の導波路部分の基本モードスポット寸法と実質的に等しい請求項1ないし6の いずれか1に記載のレーザ。 8.実質的に第1の導波路部分の基本モードだけが波長λ2で第2の導波路部 分に接続されるようにされている請求項1ないし7のいずれか1に記載のレーザ 。 9.第2の導波路部分がシリカで成る請求項1ないし8のいずれか1に記載の レーザ。 10.前記第2の導波路部分はゲルマニアでドープされている請求項9記載の レーザ。 11.第1の導波路部分がシリカで成る請求項1ないし10のいずれか1に記 載のレーザ。 12.前記第1の導波路部分はアルミナとゲルマニアとで共用ドープされてい る請求項11記載のレーザ。 13.光源が少なくとも1ワットの出力パワーをもつダイオードアレイである 請求項1ないし12のいずれか1に記載のレーザ。 14.レーザ作用波長よりも実質的に長い少なくとも1つのポンプ波長でポン プされたときはレーザ動作を示すアップコンバージョンファイバレーザであって 、 該ポンプ波長でポンプ信号を提供するための少なくとも1つの光源と; 該ポンプ波長で光学的にポンプされたときは該レーザ作用波長で放出するレー ザ作用をすることができる第1のファイバ導波路部分と; 該レーザ作用波長で実質的に単一モード性質を示し、かつ該第1のファイバ導 波路部分と光学的に結合している第2のファイバ導波路部分と; 帰還手段によって規定され、かつ該第1及び第2の導波路部分とを含んだ光学 的空洞とで構成されるアップコンバージョンファイバレーザ。 15.可視スペクトラムの青領域内にあるレーザ発振波長でレーザ出力を送出 する請求項14記載のアップコンバージョンレーザ。 16.第1のファイバ導波路部分がフッ化物のホストであり、かつツリウムで ドープされている請求項15記載のアップコンバージョンレーザ。 17.光ポンプが請求項1ないし13のいずれか1に記載のレーザで成る請求 項14ないし16のいずれか1に記載のアップコンバージョンレーザ。 18.ポンプの第1の導波路部分がレーザドーパントとしてネオジウムを含む 請求項17記載のアップコンバージョンレーザ。 19.第1のファイバ導波路部分が少なくとも1種類のドーパントでドープさ れ、前記レーザは2つのポンプ源を含み、第1のポンプ源は第1のレベルから第 2のレベルにドーパントイオン励起を供給し、第2のポンプ源は第2のレベルか ら第3のレベルに、直接的又は非直接的にドーパントイオン励起を供給すること を特徴とする請求項14記載のアップコンバージョンレーザ。 20.少なくとも1種類のドーパントでドープされた第1の導波路部分で成り 、単一のポンプ波長で光学的にポンプすることによってドーパント種の最初の1 つのイオンを第1のレベルから第2のレベルへと励起し、かつ該ドーパント種の 最初の1つのイオンのエネルギーが、実質的に第2のエネルギーレベルと等しい 第 3のエネルギーレベルでドーパント種の第2の1つのイオンに伝送され、さらに 該イオンは第3のエネルギーレベルでエネルギーを吸収することによって第4の エネルギーレベルに励起されることを特徴とする請求項14記載のアップコンバ ージョンレーザ。 21.1つのドーパント種がPr3+で成る請求項19記載のアップコンバージ ョンレーザ。 22.第2のドーパント種がYb3+で成る請求項19に従属し、かつ請求項2 1記載のアップコンバージョンレーザ。 23.2つの光学的に結合された導波路部分で構成される光導波路であって、 第1の導波路部分は1又は複数のドーパント種でドープされ、かつ少なくとも1 つのレーザ作用遷移によって複数のモードで該導波路内で支持される放出を行う ようにされており;第2の導波路部分は単一のモードだけで該放出を支持するよ うにされている光導波路。 24.1組の反射器で構成される光学的空洞であって、そこで請求項13記載 の光導波路の間に位置する光学的空洞。 25.ポンプ源と請求項24記載の光学的空洞とで成るレーザであって、該ポ ンプ源は、前記ドーパント種のイオンを1又はそれ以上高いエネルギーレベルに まで励起するための1又は複数の波長成分を有するレーザ。 26.さらにポンプ源からの光を光学的空洞の2つの波長の1つに接続するた めの手段で成るレーザ。 27.単一モードレーザ光を提供するための方法であって: 1又は複数の波長成分をもつポンプ光を光導波路内に結合させ、該導波路は少 なくとも2つの導波路部分を有して、第1の導波路部分は少なくとも1つのレー ザ作用遷移を提供する1又は複数のドーパント種でドープされており;かつ該導 波路は一対の一部反射用反射器を有して該導波路について光学的空洞を規定して おり;該ポンプ光は多モードで該第1の導波路部分内に支持され、かつ単一モー ドで該第2の導波路部分に支持されるレーザ遷移からの光の放出を生じさせ; 該光学的空洞は該反射器により提供される帰還によってレーザ作用を用意し、 該レーザ作用は第2の導波路部分により規定される単一モードだけであることを 特徴とする単一モードレーザ光を提供するための方法。
JP51994295A 1994-01-28 1995-01-27 レーザ Expired - Fee Related JP3839474B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT94300665.0 1994-01-28
EP94300665 1994-01-28
PCT/GB1995/000163 WO1995020831A1 (en) 1994-01-28 1995-01-27 Laser

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09508239A true JPH09508239A (ja) 1997-08-19
JP3839474B2 JP3839474B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=8217549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51994295A Expired - Fee Related JP3839474B2 (ja) 1994-01-28 1995-01-27 レーザ

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5422897A (ja)
EP (1) EP0741922B1 (ja)
JP (1) JP3839474B2 (ja)
AU (1) AU685901B2 (ja)
CA (1) CA2181808C (ja)
DE (1) DE69506689T2 (ja)
WO (1) WO1995020831A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200931A (ja) * 1998-11-25 2000-07-18 Imra America Inc モ―ドロック多モ―ドファイバレ―ザパルス光源
JP2003086868A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Toshiba Corp 光ファイバレーザ装置
JP2006516811A (ja) * 2003-01-24 2006-07-06 トルンプフ インコーポレイテッド ファイバレーザ
WO2006109730A1 (ja) * 2005-04-07 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. レーザ光源及び光学装置
JP3990034B2 (ja) * 1997-06-25 2007-10-10 イムラ アメリカ インコーポレイテッド 光学増幅装置
JP2009543366A (ja) * 2006-07-13 2009-12-03 エオリト システム 光ファイバパワーレーザ装置
JP2010109366A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Sharp Corp 高量子効率シリコンナノ結晶を含むシリコン酸化物を用いた光導波路および光増幅方法
JP2014517510A (ja) * 2011-05-03 2014-07-17 アイピージー フォトニクス コーポレーション 2μmの範囲で動作する波長の高出力単一モードファイバーレーザーシステム

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5666372A (en) * 1989-12-26 1997-09-09 United Technologies Corporation Embedded Bragg grating laser master-oscillator and power-amplifier
US5511083A (en) * 1995-03-02 1996-04-23 United Technologies Corporation Polarized fiber laser source
EP0847545B1 (de) 1995-08-30 2000-02-16 Deutsche Telekom AG Verfahren zur verbesserung des kontrastes bei der strukturierung von 3-dimensionalen oberflächen
DE19630705A1 (de) 1995-08-30 1997-03-20 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur Herstellung von 3-dimensional strukturierten Polymerschichten für die integrierte Optik
US5621749A (en) * 1995-09-06 1997-04-15 Hewlett-Packard Company Praseodymium-doped fluoride fiber upconversion laser for the generation of blue light
JP3534550B2 (ja) * 1995-11-01 2004-06-07 住友電気工業株式会社 Otdr装置
FR2741482B1 (fr) * 1995-11-21 1997-12-26 Alcatel Optronics Dispositif laser, notamment pour pompage optique, et son procede de fabrication
DE19632563A1 (de) * 1996-01-04 1997-07-10 Deutsche Telekom Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung strukturierter lambda/4-Plättchen, Spiegel, Gitter und Prismen auf dreidimensionalen Flächen
US5861889A (en) * 1996-04-19 1999-01-19 3D-Eye, Inc. Three dimensional computer graphics tool facilitating movement of displayed object
US5659644A (en) * 1996-06-07 1997-08-19 Lucent Technologies Inc. Fiber light source with multimode fiber coupler
US5923684A (en) * 1996-09-26 1999-07-13 Lucent Technologies Inc. Fiber amplifier with multiple pass pumping
DE19641522A1 (de) * 1996-09-30 1998-04-02 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur Kompensation der Dispersion von Faserlasern aus Fluoridbasis im zweiten optischen Fenster
US5892866A (en) * 1996-10-01 1999-04-06 Honeywell Inc. Fiber optic mode scrambler
US7576909B2 (en) * 1998-07-16 2009-08-18 Imra America, Inc. Multimode amplifier for amplifying single mode light
US20040036957A1 (en) * 1997-03-21 2004-02-26 Imra America, Inc. Microchip-Yb fiber hybrid optical amplifier for micro-machining and marking
EP2648039A3 (en) * 1997-03-21 2014-07-09 Imra America, Inc. High energy optical fiber amplifier for picosecond-nanosecond pulses for advanced material processing applications
US7656578B2 (en) * 1997-03-21 2010-02-02 Imra America, Inc. Microchip-Yb fiber hybrid optical amplifier for micro-machining and marking
US5953353A (en) * 1997-11-20 1999-09-14 Lucent Technologies Inc. Article comprising an improved rare earth-doped optical fiber laser
US5920423A (en) * 1997-12-05 1999-07-06 Sdl, Inc. Multiple pumped fiber amplifiers for WDM communication systems with adjustment for the amplifier signal gain bandwidth
US6154598A (en) * 1997-12-22 2000-11-28 Polaroid Corporation Laser composition for preventing photo-induced damage
US6295069B1 (en) 1998-08-18 2001-09-25 Alventive, Inc. Three dimensional computer graphics tool facilitating movement of displayed object
US6252892B1 (en) 1998-09-08 2001-06-26 Imra America, Inc. Resonant fabry-perot semiconductor saturable absorbers and two photon absorption power limiters
US6188712B1 (en) * 1998-11-04 2001-02-13 Optigain, Inc. Asymmetrical distributed feedback fiber laser
US6370180B2 (en) * 1999-01-08 2002-04-09 Corning Incorporated Semiconductor-solid state laser optical waveguide pump
US6427491B1 (en) 1999-08-20 2002-08-06 Corning Incorporated Method for making fibers having cores with non-circular cross-sections
US6324326B1 (en) 1999-08-20 2001-11-27 Corning Incorporated Tapered fiber laser
US6625182B1 (en) 2000-04-20 2003-09-23 Corning Incorporated Semiconductor or solid-state laser having an external fiber cavity
US7190705B2 (en) 2000-05-23 2007-03-13 Imra America. Inc. Pulsed laser sources
US7088756B2 (en) * 2003-07-25 2006-08-08 Imra America, Inc. Polarization maintaining dispersion controlled fiber laser source of ultrashort pulses
US6614815B1 (en) 2000-06-29 2003-09-02 Lightwave Electronics Blue laser based on interactions in fiber
US6574408B2 (en) 2000-09-14 2003-06-03 Universite De Liege Monomode optical fibre
US6751241B2 (en) * 2001-09-27 2004-06-15 Corning Incorporated Multimode fiber laser gratings
ATE418743T1 (de) * 2001-03-30 2009-01-15 Ocg Technology Licensing Llc Ringkernfaser
JP2003142759A (ja) * 2001-11-06 2003-05-16 Toshiba Corp ファイバレーザ装置およびそれを用いた映像表示装置
US7106928B2 (en) * 2002-01-22 2006-09-12 Dykaar Douglas R Coupling high power optical sources to small diameter fibers
US6654390B2 (en) * 2002-01-23 2003-11-25 Np Photonics, Inc. Coupled-cavity tunable glass laser
DE10216627B4 (de) * 2002-04-15 2007-12-20 Carl Zeiss Jena Gmbh Faserlaser
US7035508B2 (en) * 2003-04-18 2006-04-25 Metrophotonics Inc. Waveguide structure having improved reflective mirror features
US7804864B2 (en) 2004-03-31 2010-09-28 Imra America, Inc. High power short pulse fiber laser
US7215860B2 (en) * 2005-05-02 2007-05-08 Lucent Technologies Inc. Optical transmission fiber with a glass guiding cladding
US20070140634A1 (en) * 2005-12-16 2007-06-21 Robert Scott Windeler Gain-producing, large-mode-area, multimode, hybrid optical fibers and devices using same
US20070280304A1 (en) * 2006-06-05 2007-12-06 Jochen Deile Hollow Core Fiber Laser
US8027557B2 (en) 2007-09-24 2011-09-27 Nufern Optical fiber laser, and components for an optical fiber laser, having reduced susceptibility to catastrophic failure under high power operation
US8018982B2 (en) * 2008-04-17 2011-09-13 Pin Long Sliced fiber bragg grating used as external cavity for semiconductor laser and solid state laser
US8179934B2 (en) * 2008-05-12 2012-05-15 Ipg Photonics Corporation Frequency conversion laser head
US7903696B2 (en) * 2008-12-31 2011-03-08 Ipg Photonics Corporation High-power narrowed-linewidth fiber laser system
US8830564B2 (en) 2009-01-23 2014-09-09 Ipg Photonics Corporation Apparatus for controlling resonant conditions within nonlinear resonator
CN102292883A (zh) * 2009-01-23 2011-12-21 科拉克蒂夫高科技公司 双级亮度变换器
US8213750B2 (en) * 2009-05-20 2012-07-03 Ipg Photonics Corporation Method and device for suppressing cross-coupling component in multimode fibers
US8111451B2 (en) * 2009-08-03 2012-02-07 Dmitry Starodubov MOPA seed source with wavelength control for resonant frequency conversion
CN102005697B (zh) * 2010-10-15 2012-10-10 北京大学 基于并行反馈的超窄线宽线腔激光器
US8654800B2 (en) * 2011-05-03 2014-02-18 Ipg Photonics Corporation Method and apparatus for controlling mode coupling in high power laser system
US9300108B2 (en) * 2011-08-18 2016-03-29 Ipg Photonics Corporation High power fiber pump source with high brightness, low-noise output in about 974-1030 nm wavelength
DE102012106063A1 (de) * 2012-07-06 2014-05-08 Lisa Laser Products Ohg Fuhrberg & Teichmann Resonatorlose Laservorrichtung mit einem optisch aktives Material aufweisenden Multimode-Lichtleiter
EP2592704B1 (de) * 2011-11-08 2017-06-14 Lisa Laser Products Ohg Fuhrberg & Teichmann Laservorrichtung mit einem optisch aktiven Material aufweisenden Multimode-Lichtleiter

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3808549A (en) * 1972-03-30 1974-04-30 Corning Glass Works Optical waveguide light source
FR2497694A1 (fr) * 1981-01-09 1982-07-16 Usinor Agencement des extremites d'entree et de sortie d'une machine de refroidissement de toles
IT1245019B (it) * 1991-01-30 1994-09-13 Cselt Centro Studi Lab Telecom Sistema di pompaggio di laser o amplifiatori a guida d'onda
US5237576A (en) * 1992-05-05 1993-08-17 At&T Bell Laboratories Article comprising an optical fiber laser
US5426656A (en) * 1993-01-25 1995-06-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Laser element doped with rare earth ions, optical amplifier element doped with rare earth ions and rare-earth-ion-doped short-wavelength laser light source apparatus
US5321718A (en) * 1993-01-28 1994-06-14 Sdl, Inc. Frequency converted laser diode and lens system therefor
US5436919A (en) * 1994-01-25 1995-07-25 Eastman Kodak Company Multiwavelength upconversion waveguide laser

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3990034B2 (ja) * 1997-06-25 2007-10-10 イムラ アメリカ インコーポレイテッド 光学増幅装置
JP2013055362A (ja) * 1997-06-25 2013-03-21 Imra America Inc 光学増幅装置
US8873593B2 (en) 1998-11-25 2014-10-28 Imra America, Inc. Mode-locked multi-mode fiber laser pulse source
US8761211B2 (en) 1998-11-25 2014-06-24 Imra America, Inc. Multi-mode fiber amplifier
US9595802B2 (en) 1998-11-25 2017-03-14 Imra America, Inc. Multi-mode fiber amplifier
US9570880B2 (en) 1998-11-25 2017-02-14 Imra America, Inc. Multi-mode fiber amplifier
US9450371B2 (en) 1998-11-25 2016-09-20 Imra America, Inc. Mode-locked multi-mode fiber laser pulse source
JP4668378B2 (ja) * 1998-11-25 2011-04-13 イムラ アメリカ インコーポレイテッド モードロック多モードファイバレーザパルス光源
US9153929B2 (en) 1998-11-25 2015-10-06 Imra America, Inc. Mode-locked multi-mode fiber laser pulse source
JP2000200931A (ja) * 1998-11-25 2000-07-18 Imra America Inc モ―ドロック多モ―ドファイバレ―ザパルス光源
JP2003086868A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Toshiba Corp 光ファイバレーザ装置
JP4714136B2 (ja) * 2003-01-24 2011-06-29 トルンプフ インコーポレイテッド ファイバレーザ
JP2006516811A (ja) * 2003-01-24 2006-07-06 トルンプフ インコーポレイテッド ファイバレーザ
WO2006109730A1 (ja) * 2005-04-07 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. レーザ光源及び光学装置
JP2009543366A (ja) * 2006-07-13 2009-12-03 エオリト システム 光ファイバパワーレーザ装置
JP2010109366A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Sharp Corp 高量子効率シリコンナノ結晶を含むシリコン酸化物を用いた光導波路および光増幅方法
JP2014517510A (ja) * 2011-05-03 2014-07-17 アイピージー フォトニクス コーポレーション 2μmの範囲で動作する波長の高出力単一モードファイバーレーザーシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3839474B2 (ja) 2006-11-01
US5422897A (en) 1995-06-06
CA2181808A1 (en) 1995-08-03
AU685901B2 (en) 1998-01-29
US5774484A (en) 1998-06-30
EP0741922B1 (en) 1998-12-16
DE69506689D1 (en) 1999-01-28
AU1463695A (en) 1995-08-15
CA2181808C (en) 2000-10-17
EP0741922A1 (en) 1996-11-13
DE69506689T2 (de) 1999-05-20
WO1995020831A1 (en) 1995-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09508239A (ja) レーザ
JP3247292B2 (ja) 光通信システム
US5710786A (en) Optical fibre laser pump source for fibre amplifiers
US4967416A (en) Thulium-doped fluorozirconate fiber laser pumped by a diode laser source
US4829529A (en) Laser diode pumped fiber lasers with pump cavity
US7280567B2 (en) High-power red, orange, green, blue (ROGB) fiber lasers and applications thereof
US20020181512A1 (en) Cladding pumped fiber laser
US20060098694A1 (en) Optical fiber for fiber laser, fiber laser, and laser oscillation method
WO2003041231A1 (en) Multimode fiber laser gratings
US20090262416A1 (en) Cascade laser
JP2004527101A (ja) ファイバレーザ
JP2001267665A (ja) 光増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器および光ファイバレーザ発振器
JPH10284777A (ja) 光ファイバレーザ
US20030161357A1 (en) Laser with internally coupled pump source
JP2007511100A (ja) クラッド励起の準3準位ファイバレーザ/増幅器
KR100809439B1 (ko) 디스프로슘을 포함하는 광섬유를 이용한 광섬유 레이저시스템
JP5980909B2 (ja) 2μmの範囲で動作する高出力単一モードファイバーレーザーシステム
EP0723715B1 (en) A diode pumped, cw operating, single-mode optical fiber laser emitting at 976 nm
JPH06503921A (ja) 光ファイバ増幅器およびレーザ
KR20110065305A (ko) 이중 클래드 광섬유 레이저 소자
AU2009200094A1 (en) Cascade laser
US7170909B2 (en) Low quantum defect holmium fiber laser
JPH11121836A (ja) レーザ装置
JP2005251992A (ja) 光ファイバレーザ
JP5202820B2 (ja) 光結合器、ファイバレーザ及び光ファイバ増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350