JP5202820B2 - 光結合器、ファイバレーザ及び光ファイバ増幅器 - Google Patents

光結合器、ファイバレーザ及び光ファイバ増幅器 Download PDF

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本発明は、希土類添加光ファイバを発振媒質とするファイバレーザ及び光ファイバ増幅器において、多数の励起光源からの励起光を効率よく希土類添加光ファイバに入射することが可能な光結合器と、該光結合器を備えたファイバレーザ及び光ファイバ増幅器に関する。
レーザ光は、加工機や医療機関、測定器など様々な分野で利用されている。加工機の分野においては、レーザが集光性に優れ、パワー密度の高い小さなビームスポットが得られるため精密加工が可能なこと、また、非接触加工であり、かつレーザ光の吸収可能な硬い物質への加工も可能であること、などの利点から、急速にその用途が拡大している。特に、ファイバレーザは、希土類添加光ファイバをレーザ発振媒質と伝播媒質とに兼用できるといった特徴を有していることで利用が拡大している。最近では、非常に高出力なkW級のファイバレーザも開発されている。
ファイバレーザにおいて、このような非常に高い出力を実現するためには、希土類添加光ファイバに如何にして多くの励起光を投入できるかが重要となる。通常の希土類添加光ファイバの場合は、コアに励起光を投入するコア励起を行うことになるが、コア直径は数μm〜10μmと極小であるため、多くの励起光をコアに投入するのは技術的に難しい。そこで、ファイバレーザを構成する際には、ダブルクラッド構造の光ファイバを用いたクラッド励起がよく用いられる。ダブルクラッド構造の光ファイバは、クラッドが第1クラッドと第2クラッドの二層構造になっており、第1クラッドはコアに対するクラッドとして働くだけでなく、第1クラッド自身も第2クラッドをクラッドとしてコアの働きもする。また、第1クラッドは通常100μm以上の直径を有するので、比較的容易に多くの励起光を投入することが可能となる。
第1クラッドに励起光を投入する手段としては、主に希土類添加ダブルクラッドファイバの端面から励起光を入射する方法と、希土類添加ダブルクラッドファイバの側面から励起光を入射する方法に大別される。希土類添加ダブルクラッドファイバの端面から励起光を入射する方法としては、例えば特許文献1に開示されているような光結合器を用いる方法がある。
特許文献1に開示されている光結合器を使用したファイバレーザの構造例を図1に示す。光結合器103は、マルチモード光ファイバからなる7つの励起ポート102とこれらを溶融延伸して一体化することにより形成された1つの出射ポート104とを有している。各励起ポート102には励起光源101が接続されており、励起光源101から出射された励起光は、出射ポート104から出射される。
この光結合体103の出射ポート104の直径が、希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドの直径と同じか又はそれ以下であり、かつ出射ポートの開口数(以下、NAと記す)が希土類添加ダブルクラッドファイバ105のNAより小さければ、出射ポート104から出射される励起光を低損失で希土類添加ダブルクラッドファイバ105の第1クラッドへと入射することが可能となる。
このようにして希土類添加ダブルクラッドファイバの第1クラッドに投入された励起光は、第1クラッド内を伝播しながらコアを横切ることになるが、その際にコアに添加された希土類イオンに吸収される。励起光を吸収した希土類イオンは、励起光とは異なる波長の自然放出光を放出し、この自然法放出光のうちコアを伝播する光は伝播しながら増幅されてASE(増幅された自然放出光)として出射されることになる。
一方、希土類添加ダブルクラッドファイバ105の両端には、ファイバグレーティングが設けられている。レーザ出射側に設けられているファイバグレーティングは、出力カプラ107であり、希土類添加ダブルクラッドファイバ105から放出される自然放出光のうちの一部の波長の光を反射する特性を有するが、その反射率は100%ではなく、所望の出力が得られるように適当な反射率を有している。その他端に設けられているファイバグレーティングは高反射ミラー106であり、出力カプラ107と同じ反射波長を有するがその反射率はほぼ100%であり、かつ励起光波長に対しては何の作用も及ぼさずに透過させる。
これら高反射ミラー106と出力カプラ107とで共振器が構成されており、希土類添加ダブルクラッドファイバ105から出射されたASEは、このミラーで反射されて共振器内を往復し、希土類添加ダブルクラッドファイバ105を通過するたびに増加され、やがてはレーザ発振し、レーザ光の一部は出力カプラ107を通過し、アイソレータを介してレーザ光として出力される。
米国特許第5864644号明細書
図1のように構成されたファイバレーザにおいて、ファイバレーザの出力を高くするためには、希土類添加ダブルクラッドファイバの第1クラッドに、より多くの励起光を投入することが重要である。上述の光結合器を使用する場合、光結合器の各入射ポートにシングルエミッタの励起用半導体レーザ(励起LD)を接続して励起光を希土類添加ダブルクラッドファイバに入射する。各ポートに入射できる励起光パワーは、使用する励起LDにより決定されるが、一般的には励起LD1個あたり5W程度である。一方、マルチポートカプラの入射ポート数は、数ポートから20ポート程度であり、投入できる励起光パワーは最大でも100W程度に制限されてしまう問題があった。投入できる励起光パワーを高くするためには、入射ポート数の多い光結合器を作製することが必要である。また、非常に高い励起光パワーが投入されるために、わずかな損失であってもその損失による発熱が原因で光結合器が焼損する可能性もある。
したがって、すべてのポートが極めて低損失な光結合器でなければ使用することができず、製造の歩留まりが非常に悪くなるという問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、希土類添加光ファイバを発振媒質とするファイバレーザ及び光ファイバ増幅器において、多数の励起光源からの励起光を効率よく希土類添加光ファイバに入射することが可能な光結合器の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化して、延伸せずに形成された1つの出射ポートとを有し、励起光入射ポートに入射された励起光が出射ポートのコアから出射される第1の光結合器と、少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化してさらに延伸して形成された1つの出射ポートとからなり、該出射ポートのコア直径及び開口数が第1の光結合器の入射ポートのコア直径及び開口数よりも小さい第2の光結合器とを有し、第1の光結合器の励起光入射ポートに複数の第2の光結合器の各出射ポートが接続されてなることを特徴とする光結合器を提供する。
また本発明は、光ファイバ増幅器に用いる光結合器であって、励起光源から出射された、光ファイバ増幅器の増幅媒体である光ファイバのコアに添加された希土類イオンのエネルギー準位を励起する励起光が入射する、少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、信号光源から出射され、光ファイバ増幅器によって増幅される信号光が入射する1つの信号光入射ポートと、これらの各ポートの光ファイバを溶融一体化して、延伸せずに形成された出射ポートとを有し、各励起光入射ポートに入射された励起光が出射ポートの第1クラッドから出射され、前記信号光入射ポートから入射された信号光が出射ポートのコアから出射される第1の光結合器と、少なくとも2つ以上の、前記励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化してさらに延伸して形成された1つの出射ポートとからなり、該出射ポートのコア直径及び開口数が第1の光結合器の入射ポートのコア直径及び開口数よりも小さい第2の光結合器とを有し、第1の光結合器の前記励起光入射ポートに複数の第2の光結合器の各出射ポートが接続されてなることを特徴とする光結合器を提供する。
本発明の光結合器において、第1の光結合器の出射ポートの開口数が0.45以下であり、コア直径が400μm以下であることが好ましい。
また本発明は、前記本発明に係る光結合器と、その第2の光結合器の励起光入射ポートに励起光を入射可能に接続された励起光源と、第2の光結合器の出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとを有することを特徴とするファイバレーザを提供する。
また本発明は、前記本発明に係る光結合器と、その第2の光結合器の励起光入射ポートに励起光を入射可能に接続された励起光源と、第2の光結合器の出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとを有することを特徴とする光ファイバ増幅器を提供する。
本発明の光結合器は、第1の光結合器の入射ポートにさらに別の第2の光結合器の出射ポートがタンデムに接続され、且つ第2の光結合器の出射ポートのコア径、NAのそれぞれが第1の光結合器の入射ポートファイバ径、NAよりも小さい構成としたので、第2の光結合器の出射ポートから出射された光を損失なく第1の光結合器に入射することができ、希土類添加光ファイバに多数の励起光源からの励起光を効率よく入射でき、第1の光結合器の出射ポートから高パワーの励起光を出射することができる。
本発明のファイバレーザ及び光ファイバ増幅器は、本発明に係る光結合器と、その第2の光結合器の励起光入射ポートに励起光を入射可能に接続された励起光源と、第2の光結合器の出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとを有するものなので、多数の励起光源からの励起光を効率よく希土類添加光ファイバに入射することが可能となり、低損失で高パワーの増幅光を出射することができる。
本発明の光結合器は、第1の光結合器の入射ポートにさらに別の第2の光結合器の出射ポートがタンデムに接続され、且つ第2の光結合器の出射ポートのコア径、NAのそれぞれが第1の光結合器の入射ポートファイバ径、NAよりも小さい構成としたことを特徴としている。これによって、第2の光結合器の出射ポートから出射された光を損失なく第1の光結合器に入射することができ、希土類添加光ファイバに多数の励起光源からの励起光を効率よく入射することができ、第1の光結合器の出射ポートから高パワーの励起光を出射することができる。
入射ポートの光ファイバのコア径(rin)、NA(NAin)と、出射ポートの光ファイバのコア径(rout)、NA(NAout)との関係は、
NAin×rin=NAout×rout
で表されるので、この関係に従って第1および第2の光結合器の入射ポートおよび出射ポートの光ファイバを選択する。これにより、製造の容易な入射ポート数の少ない光結合器を使用し、容易に入射ポート数を多くすることができ、多くの励起光を投入できるようになる。
また、入射ポート数の少ない光結合器だけを使用するので、全てのポートが低損失光結合器でも歩留まりよく作製することができる。
図2は、本発明に係る光結合器の実施例1を示す構成図である。図2中、符号200は第2の光結合器、201は励起光源、202は第2の光結合器の入射ポート、203は第2の光結合器の出射ポート、210は第1の光結合器、212は第1の光結合器の入射ポート、213は第1の光結合器の出射ポートである。
第1の光結合器210は、7つの入射ポート212と1つの出射ポート213を有する。第1の光結合器210の出射ポート213は、希土類添加ダブルクラッドファイバに接続して使用される。一般に、希土類添加ダブルクラッドファイバは、第1クラッドが石英ガラス、第2クラッドが低屈折率ポリマーから構成され、その場合の第1クラッドはNAが0.45程度、直径が400μm程度である。したがって、出射ポート213から出射される励起光を低損失で第1クラッドに入射するためには、出射ポート213のNAを0.45以下、コア直径を400μm以下とするのが好ましい。
また、希土類添加ダブルクラッドファイバの代わりに、ホーリーファイバが使用される場合もある。この場合には第1クラッドのNAは0.7程度となるので、出射ポート213のNAは0.7以下であればよい。
上式から、出射ポート213のNAが0.45,コア直径400μmを満たすための入射ポート212のコア径とNAとの関係は、図3に示す通りである。
本実施例では、入射ポート212にコア直径300μm、NA0.22のマルチモードファイバを使用して第1の光結合器210を作製したところ、出射ポート213のコア直径が400μm、NA0.43の光結合器を得ることができた。
同様に、第2の光結合器200は、第1の光結合器に損失なく光を入射できるように、出射ポート203のNAが0.22以下、コア直径が300μm以下となるようにしなければならない。本実施例では、ファイバコア径100μm、NA0.22のマルチモードファイバを入射ポート202に使用して第2の光結合器200を作製したところ、7本のマルチモードファイバを溶融一体化しただけで延伸せずに、出射ポート203のコア径275μm、NA0.22の第2の光結合器200を得ることができた。
図2に示すように、上述した第1の光結合器210の7つの入射ポート212にそれぞれ第2の光結合器200の出射ポート203を接続することで、49本の入射ポート202を持った光結合器となり、第1の光結合器210の入射ポート213からは非常に高い励起光パワーを得ることができる。しかも、第2の光結合器200は延伸することなく溶融一体化するだけでよいので、製造も非常に容易となり、複数個使用する第2の光結合器200を歩留まりよく製造できる利点がある。逆に、第1の光結合器210は溶融一体化のみとし、第2の光結合器200で延伸を行ってもよい。この場合は、延伸を行わないので第1の光結合器210を低損失化することが可能である。このように、非常に高強度な光が入射される第1の光結合器210で損失を低減できることは、焼損の危険を回避する上で非常に有効である。
例えば、この入射ポート全てに、1台当たり5Wの励起光を出力できる励起光源201を接続すると、第2の光結合器200には35W,第1の光結合器210には245W程度の励起光が入射される。光結合器に損失があると、損失を受けた光は熱に変わるので、仮に第1の光結合器210が0.5dB程度の損失しかなくても約25Wもの熱が発生することになる。したがって光結合器は損失が非常に小さくなければならない。本実施例で使用した第1の光結合器210および第2の光結合器200の損失は、いずれも0.2dB(7つの入射ポートの平均)であり、非常に小さな損失であった。また、第1の光結合器210の各入射ポート212に、第2の光結合器200の出射ポート203を接続し、さらに第2の光結合器200の各入射ポート202に、1台当たり5Wの励起光を出力できる励起光源201を実際に接続したところ、第1の光結合器210の出射ポート213で224Wの励起光パワーを得ることができた。
この出射ポート213を、例えば図1の光結合器103の代わりに用いれば、ファイバレーザを構成することができる。
図4は、本発明に係る光結合器の実施例2及びそれを用いた光ファイバ増幅器(又はファイバレーザ)を示す構成図である。図4中、上述した実施例1と同一の構成要素には同一符号を付してある。図4中、符号214は信号光入射ポート、215は信号光源、216は希土類添加ファイバの一例としてYb添加ダブルクラッドファイバである。
第1の光結合器210は、図2に示した7つの励起光入射ポートのうち、1つをシングルモードファイバからなる信号光入射ポート214とした構造になっている。第1の光結合器210の出射ポート213は、モードフィールド径20μm、第1クラッド直径400μm、第1クラッドNA0.43のダブルクラッド構造となっている。
励起光入射ポート212には、実施例1と同様に、第2の光結合器200の出射ポート203が接続されている。したがって、第2の光結合器200には合計で42個の励起光源201を接続することができる。第2の光結合器210の励起光入射ポート212から入射された励起光は、第1の光結合器210の出射ポート213の第1クラッドから出力される。
第1の光結合器210の信号光入射ポート214には、信号光源215が接続されている。信号光源215から第1の光結合器210の信号光入射ポート214のコアに入射された信号光は、出射ポート213のコアから出力される。
さらに、第1の光結合器210の出射ポート213には、Yb添加ダブルクラッドファイバ216が接続されている。これらは、第1の光結合器210の出射ポート213のコアから出射された信号光及び第1クラッドから出射された励起光が、それぞれYb添加ダブルクラッドファイバ216のコア及び第1クラッドに入射されるように接続されている。このような構成とすることで、信号光源215から出射された信号光をYb添加ダブルクラッドファイバ216で増幅することが可能になる。
本実施例では、励起光源201として波長915nm、励起光パワー5Wの半導体レーザ(LD)を用い、信号光源215として波長1064nm、信号パワー100mWのYb添加光ファイバリングレーザを用い、Yb添加ダブルクラッドファイバ216として、クラッドNA0.46,クラッド直径400μm、コア直径20μm、波長915nmにおけるクラッド吸収量0.6dB/mのものを使用することで、Yb添加ダブルクラッドファイバ216の出射端から82Wの出力を得た。
従来のファイバレーザの構造を例示する構成図である。 本発明に係る光結合器の実施例1を示す構成図である。 実施例1において第1の光結合器の出射ポートのNAが0.45,コア直径400μmを満たすための入射ポートのコア径とNAとの関係を示すグラフである。 本発明に係る光結合器の実施例2及びそれを用いた光ファイバ増幅器(又はファイバレーザ)を示す構成図である。
符号の説明
200…第2の光結合器、201…励起光源、202…入射ポート、203…出射ポート、210…第1の光結合器、212…入射ポート、213…出射ポート、214…信号光入射ポート、215…信号光源、216…Yb添加ダブルクラッドファイバ(希土類添加ファイバ)。

Claims (5)

  1. 少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化して、延伸せずに形成された1つの出射ポートとを有し、励起光入射ポートに入射された励起光が出射ポートのコアから出射される第1の光結合器と、
    少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化してさらに延伸して形成された1つの出射ポートとからなり、該出射ポートのコア直径及び開口数が第1の光結合器の入射ポートのコア直径及び開口数よりも小さい第2の光結合器とを有し、
    第1の光結合器の励起光入射ポートに複数の第2の光結合器の各出射ポートが接続されてなることを特徴とする光結合器。
  2. 光ファイバ増幅器に用いる光結合器であって、
    励起光源から出射された、光ファイバ増幅器の増幅媒体である光ファイバのコアに添加された希土類イオンのエネルギー準位を励起する励起光が入射する、少なくとも2つ以上の励起光入射ポートと、信号光源から出射され、光ファイバ増幅器によって増幅される信号光が入射する1つの信号光入射ポートと、これらの各ポートの光ファイバを溶融一体化して、延伸せずに形成された出射ポートとを有し、各励起光入射ポートに入射された励起光が出射ポートの第1クラッドから出射され、前記信号光入射ポートから入射された信号光が出射ポートのコアから出射される第1の光結合器と、
    少なくとも2つ以上の、前記励起光入射ポートと、該入射ポートの光ファイバを溶融一体化してさらに延伸して形成された1つの出射ポートとからなり、該出射ポートのコア直径及び開口数が第1の光結合器の入射ポートのコア直径及び開口数よりも小さい第2の光結合器とを有し、
    第1の光結合器の前記励起光入射ポートに複数の第2の光結合器の各出射ポートが接続されてなることを特徴とする光結合器。
  3. 第1の光結合器の出射ポートの開口数が0.45以下であり、コア直径が400μm以下であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の光結合器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光結合器と、その第2の光結合器の励起光入射ポートに励起光を入射可能に接続された励起光源と、第2の光結合器の出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとを有することを特徴とするファイバレーザ。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の光結合器と、その第2の光結合器の励起光入射ポートに励起光を入射可能に接続された励起光源と、第2の光結合器の出射ポートに接続された希土類添加光ファイバとを有することを特徴とする光ファイバ増幅器。
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