JPH09504455A

JPH09504455A - 乾燥粉末薬剤吸入器

Info

Publication number: JPH09504455A
Application number: JP7512582A
Authority: JP
Inventors: マルハウザーポール; カーグジェフリー; フォックスントーマス; ブルックスクリストファー
Original assignee: テナックスコーポレーション
Priority date: 1993-10-26
Filing date: 1994-05-06
Publication date: 1997-05-06
Also published as: EP0732951A4; FI954099A0; AU7393994A; CA2157583A1; CN1120812A; KR960702758A; US5388572A; NO953427D0; FI954099A; NO953427L; WO1995011715A1; BR9407893A; EP0732951A1

Abstract

(57)【要約】薬剤の正確な服用量を噴出するための乾燥粉吸入器（２０）であって、円周部に１回分の量の薬剤（１６）を複数配設したメッシュデイスク（１０）を具備している。吸入器（２０）は、吸入器本体の底部から下方に突出し収縮する引き手５４を有し、本体部の底部は回転する。使用者は、本体部のマウスピース（３２）をくわえて吸入する。これにより、ダイヤフラム（９２）の下でチャンバー（６８）の空気が排出され、したがって、ダイヤフラム（９２）が引っぱられノックアウトレバー（９６）を下動させる。レバー（９６）の軸動は、ピストン（６２）をシリンダー（６８）中に解放させ、まず空気を圧縮し、次いでメッシュデイスク（１０）に小量ながら高圧のエアーを吹き込む。圧縮エアーがメッシュデイスク（１０）に吹き込まれると、１回の服用量の薬剤（１６）は、メッシュ間隙からとばされて１群の粉薬の雲状物が形成され、使用者はこれを吸入することになる。

Description

【発明の詳細な説明】乾燥粉末薬剤吸入器本発明の領域本発明は薬剤吸入器、特にぜんそく患者等が使う吸入器内の乾燥粉末状薬剤の吸入器に関するものである。マウスピースで吸入することで、処方量の薬が吸入空気の流れに乗って患者の肺の内面を覆うことになるのである。従来技術の説明ぜんそく及びその他の呼吸器疾患は適合する薬剤を吸入して肺の気管支内面を覆うことで呼吸を楽にし、気容量を増す処理がこれ迄の永い間とられている。長年にわたり二つの処置法が広く使われ、これ等は適宜に選ばれていた。すなわち薬剤溶液または計量されたエアロゾル中のサスペンジョン、加圧吸入器ともう一つは補形薬と混合した粉末薬を乾燥粉末吸入器から吸入する方法である。地球大気圏のオゾン層の減少とクロロフルオロカーボンの放出の関係性が大であるという声に関心が深まるにつれ、加圧吸入器にこれらの材料を使用することは疑問視される結果として乾燥粉末吸入システムに対する関心が刺激される様になってきた。少量の微細粒子、望ましいのはマイクロナイズ粒子が主として呼吸系疾患の治療に使用されている。このタイプの粉末、例えばヒドロナフトエ酸サルメテロールは通常５０マイクログラム（μｇ）の量が患者の肺の呼吸気に加えられる。肺の深部に確実に浸透するため活性物質の粒径は厚みで５ミクロン（μ）以下であるべきであることが判った。このため計量された処方薬はアトマイズ化され，エアロゾル化されるかまたは必要処方量で患者に望む効果が得られる様に粉砕しなければならない。呼吸系疾患の治療に抛射薬を使用せずに微細粒子を用いる４つの異なる主要な方法がある。第１の方法は処方量の活性化物質とそれに加えて潜在性補助薬の両者を含む硬質ゼラチンカプセルの利用に頼ることである。ぜんそく患者が吸入器を使う時はカプセルに孔をあけるか又は開口して吸入器の挿入するのである。患者が吸入器のマウスピースから吸気することで生じる気流が開口したカプセルに含まれている粉末を気流に乗せることになる。空になったカプセルは吸入器から取り出し、次のカプセルを受けることになる。カプセル穴あけまたはカプセル開口手法を利用する吸入器は米国特許３、９０６、９５０；４、０１３、０７５：３、８０７、４００；および３、９９１、７６１で明らかにされている。これらの吸入器ではカプセルに穴をあけられた時はその両端は吸入の間支えられている。吸入の結果ここを通る気流が粉末薬剤を離脱させ、開口したカプセル内壁から粉末薬剤のすべてを除去する筈である。然し患者による吸入気流はカプセルから全量を除く持続時間が不十分で、事実薬剤の離脱が妨げられることが判っている。個別のカプセルにはこの他のタイプの吸入器は使われていないが、代わりに円周に互いに接近して等距離の凹部列を備えたパッケージが使用されている。各々の凹部は一定量の粉末薬剤で満たされている。ＥＰＯ２１１５９５およびＥＰＯ４６７１７２Ａ１を伴った４５５４６３のＥＰＯ特許出願書で説明されている様に、凹部が予定位置に移動させられた時、適当な開放機構により露出され粉体を放出し患者によって吸入される。凹部パック中のくぼみに水分の水滴があると準備した薬剤の凝集を起こすことがある。そのため吸気流に乗って患者が吸入した時最良の効果を得る粒径になっていない。数回の処方量に十分な薬剤を貯えた容器を使用する別のタイプの吸入器は一般に“ＤｒａｅｏＴｕｒｂｕｈａｌｅｒ”として知られており、その詳細は米国特許４、６６８、２１８，４、６６７、６６８および４、８０５、８１１に明らかにされている。容器には容器から粉末薬剤を抜き取り吸入のための処方量を用意する機構が含まれている。予め定められた厚みとある数のコップ状または円錐状の孔を持つプレートで抜き取りおよび処方量調製を行うのである。プレートは機械的手段で移動出来、そこで孔の容積は容器から抜き出した粉末薬剤で満たされ、別の位置に移動させられる。患者がマウスピースで吸入することで起こる気流が孔部から粉末薬剤を離脱させる。スクレーパー機構が設けられておりプレート孔部のレベルを保ち、孔部の完全な充填とその結果としての一定の処方量保持を確実にしている。然しプレート中の１ケまたはそれ以上の孔から薬剤を吸気流に乗せるべく吸入しても、患者の呼吸能力が十分でなくまた孔の形状が円筒形でないため薬剤の全量が気流に乗らず、ある量は落下しまたは孔部から離脱しないことが起こる。加えて前述した様に凝集の問題も生じる。それ故回転板またはディスク中の孔から適量の処方薬が離脱するとしても凝集して気流に乗った薬剤をエアロゾル化又はアトマイズするためにうず巻機構が設けられている。ＤｒａｅｏＴｕｒｂｕｈａｌｅｒの開口板を移動させ表示する機械的手段はプレートに固定された回転可能のノブである。それ故吸入に際し器具を使用している間、装填状態の表示がないので二重装填することも可能になる。また、貯蔵タイプの充填機構を使用するのに際し材料の固有の無駄が生じる。これは決して完全な空にならないことと、器具が重力に敏感で使用する間は垂直に上方に保持せねばならないことによる。もし逆さ間にするとディスク寸法の孔中の大部分の粉末は落下し貯蔵器に戻ってしまう。プレートの孔を充填するため器具を再表示させると過剰投与の患者または非管理処方の回数がわからなくなる可能性が生じる。凹部タイプの乾燥粉末吸入器に対する別の機械的投与システムはＰＣＴ申請書ＷＯ９３／１２８３１に示されている。大気圧以下の空気はピストンにより連続的にシリンダを通して導かれ担体ディスクの円周にカプセル化された微粉化薬剤の上に衝突する。空気流は粉末薬剤を気流に乗せ患者により吸入される。同じ様な投与システムがドイツ特許ＤＥ４１３３２７４Ａ１で示されており、ここではスプリング駆動ピストンが空気を容器内に送り、容器内に貯えられている粉末薬剤と混合されマウスピースを通じて吸入される。然しこれらのシステムの各々では空気は安定気流に連続的に粉末を通じて散乱および分配させられるが、集中的な放出は行われない。このため空気流の外部への到達の駆動力は大きく減少し、患者の限られた呼吸能のため全処方量の部分的投与を受けることになる。最後に乾燥粉末吸入器として薬剤を供給するプロセスがドイツ特許Ｎｏ．４０２０５７１Ａ１で明らかにされており、これは粉末をベロアまたはベルベット状材に付着させたものをジェット空気流中に置きエアロゾルを調製するのである。ジェット空気流はベロア状材からベルヌーイ効果によって粉末を舞い上がらせ、気流に乗せ、吸入される。このタイプに伴う問題は繊維自体が薬剤に混合することである。本発明は従来技術に伴われる多くの問題を排除し、最大の効果を上げるための粒径と予め定めた正確な処方量を吸入させることを可能にするものである。発明の要約本発明では織られたか、または不織の網目スクリーンディスクをその円周に沿って一定の間隔の位置に、ぜんそくの治療に有効なヒドロナフトエ酸サルメテロールの様な粉末薬品の処方量を保持させたものである。ディスクは吸入器の上下の加圧板の一対の孔の間に薬剤の保持された処方量を順次供する様選択的に表示出来る。加圧板中の孔を通して空気が流れ、網目スクリーンにカプセル化された処方量の粉末薬剤を気流に乗せマウスピースを通して患者に吸入される。網目スクリーンはシルクスクリーンの様な織物、またはポリアミド，ポリオレフィン，ポリエステルの様な合成繊維、またはセルローズ誘導体の様な改質された天然繊維、または金属または例えばガラスまたは磁器等のセラミック片から打ち抜きまたはエッチングで形成されたものに粉末薬剤を保持させたものであるので、網および粉末薬剤に衝突した空気流は薬剤をプレスした様に破砕し、網組織を通過しエヤロゾルまたはアトマイズ化しその結果薬剤は吸入された時に最大の効果に適当した粒径が与えられることになる。その上網目スクリーンの多孔性および薬剤が間隙に保持されていることにより、乱流の空気が網から空気流に薬剤を完全に分散させるため各処方薬剤の周辺を完全に包囲し気流に乗せることになる。乱流はノズルおよび上下加圧板を通過した空気流が網を通過しることで発生する。網は大小の直径が交互に配置されたものが気流の通路中におかれ圧力変化を生じ、その結果空気の乱流を発生し、網を通過することで圧縮された薬剤を破砕するのに役立っている。更に空気が先ず機械的に圧縮し、つづいて薬剤を通過し集中的な放出が薬剤の全量の利用を確実にしている。器具は駆動の前は常に駆動準備状態にあり、駆動する前は準備状態を二回設定することは出来ないので一回に一箇の処方の供給が保証されている。本発明の実施例の一つでは、吸入器ハウジングの底部から下方に延びている引き手を引くことで駆動準備が行われる。引き手はシリンダーすなわち圧力チャンバー内にリンク装置のバイトを通して延びている往復動ピストンを持つＵ字状リンク装置に接続されており、チャンバーは網目スクリーンディスクの薬剤部分およびハウジング内に設けられた加圧板中の孔と連絡した一端に上向きのノズルを備えている。ハウジングと上部加圧板間の平板ばねがこれらの部分を操作可能状態に保っているのである。引き手によってピストンが圧力チャンバーすなわちシリンダー内に引き戻された時は駆動ばねを圧縮する。この動きに併発してＵ字状リンク装置の各脚を引っ張り１８０°の一直線に配列し、このためリンクの脚部片がまっすぐに配置されたことにより駆動ばね，ピストンおよび圧力チャンバーの収縮がロックされる。リンクの引き戻しに従って、推進機構が薬剤を埋めこまれた網リングを一処方分だけ回転させる。推進機能は引き手に接続された旋回可能のつめ材と接しているリングの円周に配列されたラチェット歯を持った網ディスクの内径上のリングで構成されている。引き手の引き込みに際し、つめ材はリングの歯に接し、ノズルおよび上部圧力板中の開口と連絡する位置に網上の圧縮処方薬分を回転させる距離だけ回転させる。器具は駆動準備され、駆動にそなえ表示される。駆動は使用者がハウジング上のマウスピースを口にくわえ吸入することで実行される。これはダイヤフラム下部のハウジング内チャンバーが減圧されることにより生起され、これによってＵ字状リンク装置の脚部片間の旋回軸接続の上部に旋回可能に接続されたノックアウトレバーを下方にダイヤフラムが押すことになる。レバーはダイヤフラムの下向きの力を増大させ、リンクの脚のジョイントに分力を与え、１８０°の直線配列を打ち破ることになる。この時点で圧縮された駆動ばねの力でリンク装置の構成力は大きく減少しオーバーパワーになっている。このためピストンは高速で圧力チャンバーに押し出されることになる。圧力チャンバーの容積は圧縮され、ピストンのストロークがピンを打ち、スプリング支持バルブを開ける。この時点で高圧の容積を減少された空気はノズルから加圧板および埋め込まれた薬剤の連続した層に導かれる。空気の放出が薬剤ディスクを直撃した時、薬剤は網の隙間から放出され粉末状の薬の雲を生じる。薬剤放散につづいて直ちに通気口が開き、補充空気が薬剤の雲の後から引き込まれマウスピースを通じて薬の吸入を助ける。これで駆動状態は完了し器具は再駆動にそなえことになる。本発明の二番目の実施例では、吸入器はケーシングの下半分を９０°時計回り方向に回転させて駆動させる。ケーシングは下半分の上にねぢこみまたはその他の方法で回転出来る様に上半分がマウントされている。平板カムがケーシングの下半分の縁にその円周部分を置いており、その弓形の刻み目が前方に押し出されるピストンを備えた羽根状のピストンマウントの後部の突起またはピンと接触している。ケーシングの下半分と共にカムが時計回り方向に回転すると刻み目は突起を囲みマウントを引き込み一対のばねを圧縮する。ばねは常時ピストンをケーシングの下半分のブラケット上に固定してマウントされたシリンダー内の前方に圧力をかけている。シリンダー内でピストンが移動するとシリンダー内の空気はシリンダー端部でハウジングに収められているバルブスプリングの力に逆らってバルブを開くのに十分な圧力に達するまで圧縮される。バルブが開くとシリンダー内の圧縮された空気はシリンダー上部で空気オリフィスに入り、適当な薬剤の別々の処方を含む網目スクリーンディスクに導かれ放出され、ケーシングの上半分から上部へ延びているマウスピースの内部の空気経路で吸入により生じた減圧の気流に薬剤が乗せられる。シリンダー内でピストンマウントを前方に押し進めたスプリングはマウスピースを通じての使用者の吸入にあたりピストンマウントに作用を及ぼし、これはダイヤフラムを屈伸させレバーを交互にロックしまたはスプリングをピストンマウントを押すことを可能にする止め金でその接触をはずしたりする。最初の実施例の様にシリンダーオリフィスの真上で起動させるための個々の処方薬を供給する薬剤リングの表示および進行手段が設けられている。図面の簡単な説明本発明のさらなる目的および利点は以下の説明およびクレームと付属図面から明らかになるであろう。ここで図１は本発明の吸入器の第１の実施例の分解図である。図２は起動準備にある図１の組み立てられた吸入器の縦方向の断面図である。図３は図２と同じ断面図であるが駆動後の吸入器を図示したものである。図４は図２の４−４線で示す面を要約的に示した断面図である。図５は本発明の吸入器の第２実施例の頭部の透視図である。図６は図５の吸入器の底面の透視図である。図７Ａおよび図７Ｂは結合した時に頭部から底部までの構成要素を図示した図５および図６の吸入器の分解透視図である。図８は図５の吸入器で使用されるピストンおよびシリンダー部品の分解透視図である。図９は図５の吸入器で使用されている薬剤担体ディスクを含むカセットの分解透視図である。図１０Ａ，図１０Ｂ，および図１０Ｃは図５の吸入器の縦方向の断面図で、それぞて吸入器の起動準備位置と使用者が吸入した時の吸入器の構成要素の中間位置および吸入器が起動した時の状態を図示したものである。図１１Ａ，図１１Ｂおよび図１１Ｃは、吸入器の起動準備に使われたカムを持った吸入器にマウントされたカセット部分と吸入器の起動準備の間の連続する位置に示したカセット内での薬剤担体ディスクの動きおよび吸入器の起動準備状態でのディスクの円周上の未使用の処方薬剤の位置する薬剤担体ディスクの動きの概器計画図である。図１２Ａ，図１２Ｂ，および図１２Ｃは吸入器の起動準備中の動きの間図１１Ａ−図１１Ｃに示した対応するカム部分と共に図５の吸入器の開いた底部分の計画図である。実施例の詳細な説明図面を参照するに当たり同じ数時はその他の図面を通じて同じエレメントを示している。そして特に図１から図４の本発明の実施例は薬剤担体を構成する網目スクリーンディスク１０を利用したものである。薬剤担体１０は図１および図２に示す様に呼吸強化用乾燥粉末吸入器２０内に挿入されている大きさで、網１０を挟んだ上，下部のリング状プレート４０，４２、加圧板４４および平らな板ばね４６からなる予め組み立てられたカセット５０の一部分を形成し、網ディスク１０の円周に沿って等間隔の位置に置かれた予め定められた処方量の薬剤１６の分配のため、すべてのプレートに一直線に並べた開口４８を備えている。網目スクリーンディスク１０は織物または不織材、または金属の打ち抜き、またはステンレス，セラミックからのフォトエッチング等で形成され多数の細隙を備えている。ディスク１０の円周に沿った定間隔の位置に薬剤の予め定められた処方量１６を圧縮配置させる。処方量１６の量は使用する薬品によって定められる。例えばぜんそくに普通使用される薬品はヒドロナフトエ酸サルメテロールで単一処方量は約５０マイクログラムとして分配される。本薬品の各々の薬剤処方量１４は厚みが約０．００２インチで直径が約０．１２から０．１２５インチで予定量の処方が得られる。網目スクリーン１０は大体０．００４平方インチの隙間で形成されており、下部プレート４２と上部プレート４４のカセットからなる一対の加圧板の間に位置しており、各加圧板は網目スクリーンディスク１０の表示の上部の処方薬剤１６に適合された拡大孔４８を備えている。平板ばね４６およびカセット上部プレート４０と共にプレート４２および４４が網目スクリーンディスク１０の円周につきディスク１０の円周１４の近くに圧着された処方薬剤を保持するために圧力を加えている。空気が加圧板開口４８およびカプセル化された網目スクリーンディスク１０に導かれ、粉末化された薬剤の処方量１６を空気流に乗せ、吸入器２０の上部ハウジング５２のマウスピース３２を通じて患者により吸入される。ディスク１０のさらなる詳細は本発明と同一権利者による出願中の３月３日，１９９３付Ｎｏ．０８／０２５、９６４の説明で明らかにされているが本発明でも参照としてあげておく。粉末化された薬剤は、シルクスクリーンの様な織物、ポリアミド繊維、または金属，セラミックからの打ち抜きまたはエッチングから形成されている網目スクリーンディスク中に圧着されているので、網および粉末化薬剤に衝突した空気は薬剤を破砕し、網の構造または網繊維間の間隙を通り、薬剤は吸入した時最大の効果を上げるのに最適の粒径を与えることになる。その上網スクリーンの多孔性と薬剤が隙間に析出していることにより、空気は完全に各々の薬剤を包み込み網から空気流に処方薬剤を完全に分配する様に気流に乗せるのである。使用にあたっては網目スクリーンディスク１０は吸入器２０の加圧板およびカセットトップ４０中に孔部４８間に表示された薬剤１６を伴って加圧板４２および４４間にゆるく挟みこまれている。吸入器はハウジングの底部５８に設けられている開口部５６を通して下方に延びている引き手５４を手動で引くことにより装荷される。引き手５４はＵ字状のリンク装置６０に接続されており、これにリンク装置６０のバイト６６中の孔６４を通じてカセット低部４２上に下方に延びているきり穴７２を一端で受け止めている上向きのノズル７０を備えたシリンダー６８すなわち圧力チャンバーが設けられている。ノズル７０ときり穴７２はカセット低部４２中の孔４８を通して網目スクリーンディスク１０の薬剤部分１６と連絡している。上部カセット４０と上部加圧板４４の間の平板ばね４６がパーツを稼働位置に保っている。ピストン６２にはバイト６６と接触してフランジ７４があり、引き手５４がバイトに接続された時引き戻される。圧力チャンバーすなわちシリンダー６８中のピストン６２はフランジ７４と低部ハウジング５８の水平支柱７８間に設けられた駆動コイルばねで圧縮される。この動作と併発的にＵ字状リンク装置６０の旋回可能の脚部８０，８２を１８０°の一直線にし、このためリンク装置６０の脚部分８０，８２が中心で一直線となるため駆動ばね７６とシリンダー６８中のピストン６２の収縮はロックされる。リンク装置が引かれると、進んだメカニズムで網目リング１０を一回の処方量だけ回転させる。この機構は網目ディスク１０の径の内側にあるリング８４から成っており、Ｕ字状リンク装置６０のバイト６６の上部材８８にヒンジ８７で接続されているつめ８５と接触しているリング円周に設けれられたカムまたはラチェット歯８６を備えている。引き手５４を引くとリング８４の歯８６の一つに接触している上部材８８上のつめ８５がリングを網１０の薬剤一回分だけ回転させ、圧力板４４のノズル７０および孔４８の定められた位置に移動する。リング８４が例えば図４の様に時計回りの方向に回転するとつめ８５は歯８４としっかりと接触するまでヒンジ８７について旋回し、ばねはリング８４上の次の歯と接触する位置に戻る。これで器具は待機状態になり図２に示す様に稼働の準備ができたことになる。吸入操作は使用する者が上部ハウジング５２のマウスピース３２を口にくわえ、吸うことで行われる。これはハウジング２０内のフレキシブルダイヤフラム９２の下部のチャンバー９０で起こされる。矢印９４の吸気によりダイヤフラム９２が引っ張られ、シリンダー６８を包み低部ハウジング５８から上方へ延びたマウント９８の上部にピボット的に位置するノックアウトレバー９６を下げる。レバー９６はダイヤ９２の下向力を増大させ、またリンク装置６０の脚部８０および８２の内表面近くでピストン６２をまたいでいる傾斜した脚１００を備え、レバーの下向きの動きにジョイントと接触することを通じてリンク装置の脚部のジョイントに分力を与え、図３（および図４の破線）の様にリンク機構の脚の一直線化をこわすため１８０°の連続を動かすのである。この時点でリンク装置６０の構成力は大きく減少し、圧縮駆動ばね７６の力により堪えられなくなる。このためピストンは高速でシリンダー６８中に押し込まれる。シリンダー６８中の空気の容量は増大され圧縮される。ここでピン１０２の頭部とプラグ１０６の間のばね１０４を圧縮してピストン６２のストローはピン１０２の頭部を打つ。ピン１０２の頭部１０７はシリンダー６８の内面とノズル７０の間の開口部のバルブ開閉を行う。この時点でピストン６２の背後の圧縮された圧力の高い容積の減少した空気はシリンダーから導入され、小口径のノズルから加圧板の連続する大口径の孔４８および薬剤の付着したディスク１０に乱流状態で上昇する。ディスク１０に打ちあたった空気流に薬剤は網の隙間から解き放たれ粉末状態の薬剤の雲を発生させる。加圧空気の解放につづいて直ちにベント５６が再び開き雲状の薬剤の後から補充空気が引きこまれ、マウスピースを通しての薬剤の吸入を助け、ダイヤフラム９２を図２の曲げられていない状態に戻す。これで吸入は完了し、器具は次の吸入にそなえられることになる。カートリッジ５０は薬剤１６を使い切ると上部ハウジング５２と低部ハウジング５８を互いに引っ張って分離し、そっくり取り替えられ、（上部ハウジング５２の円周上のリップ１１０が低部ハウジング５８の上部近くに設けられたスナップ受座に嵌合される）ノズル７０に位置するきり穴７２と共に使用済カートリッジを除去し取り代える。窓１１４が上部ハウジング５２にカートリッジ５０が装着されているかどうかを視るため、または加圧板が透明ならばディスク上の残存薬剤数を視るためのディスク１０上の適当なしるしを確認するために設けられている。図５から図１２Ｃで本発明の第２実施例を示している。ここで吸入器１５０はハンドル２６２を握りケーシング１５４の下半分を図６の破線で示す様に矢印方向１５５に時計回り方向に回転して駆動させる。ケーシングには下半分１５２の上にねぢまたはその他の方法で回転出来る様にマウントされた下半分１５６が設けられている。平板カム１５８がケーシング１５４の下半分１５２のふち１６０の円周の部分に位置し、前方に突き出るピストン１６８を備えた羽根状のピストンマウント１６６の後部の突起またはピン１６４に接触する様に設けられた弓形の刻み目が含まれている。ケーシング１５４の下半分１５２と時計回り方向へカム１５８が回転すると、刻み目１６２が突起１６４をとり囲み図１２Ａおよび図１２Ｂに示す様にピストンマウント１６６を左方に移動させ、マウント１６６を引っ張りこみケーシング１５４の下半分１５２の低部のみぞ１７２に収容されている伸び様とする一対のコイルばね１６８，１７０を圧縮する。ピストンマウント１６６の後部表面１７４に突き当ったばね１６８，１７０はケーシング１５４の下半分１５２上のブラケット１７７に固定してマウントされたシリンダー１７６内にピストン１６８が向かう様強制している。シリンダー１７６にピストン１６８が移動すると、シリンダー中の空気はシリンダー１７６の端でプラグ１８３内に形成されているハウジングに収められているバルブスプリング１８０の力に対抗して、バルブ１７８を開くのに十分な圧力が蓄積されるまで圧縮される。Ｏリングシール１８１がシリンダー１７６の先端でオリフィス１８４からシリンダー１７６の内部をシールしている。バルブ１７８が右に移動し開になると（図１０Ｃ参照）シリンダー１７６中の圧縮された空気はシリンダー１７６の先端にあるオリフィス１８４に入る。オリフィス１８４は１８６でじょうご形に拡大されているので、シリンダー１７６でピストン１６８で圧縮された圧力の高い低容積の空気は薬剤１９２を含む網目スクリーンディスク１９０を通過し膨張し、ケーシング１５４の上半分から上方に延長されたマウスピース２２８の内部の空気通路１９４に吸入による気流に薬剤を乗せる。吸入器１５０の装填中は図１０Ａ，１０Ｂおよび図１０Ｃに視られる様に、カム１５８がピストンマウント１６６に沿ってピンまたは突起１６４を左方に移動させている。ピストンマウント１６６の後部面１７４にはまっすぐな延長部１７５が含まれており、吸入器１５０の装填中、スロット１９５にピン１９７で内壁１９９間に旋回可能にマウントされているレバー１９６に沿ってばね１６８，１７０の圧縮中は後部方向に移動させられている。レバー１９６の背面はもどり止２０１の傾斜面２０５に乗っており、ピストンマウント１６６のこれ以上の移動を禁ずるための止め金１９８に接し、レバーをピン１９７で反時計回り方向に旋回させている。ばねはその後マウント１６６を前方に押し出す傾向をもつが（図１０Ａの位置から）、フック１９９がケーシング１５４の下半分１５２の低面から上方に延びている反対に曲がったまたは傾斜した表面２０３，２０５を持つもどり止２０１の上後部につないでおいている。もどり止２０１にまたがると吸入器が装填されたことを示すクリック音が聞こえる。レバー１９６が反時計方向回り方向に旋回すると、ケーシング１５４内の単位カセット２１４の上部円周に沿って張ってあるフレキシブルダイヤフラム２００の表面低部に接触し、ダイヤフラムの中心を吸入した凹面状態（図１０Ｂ，図１０Ｃ）から装填の凸面状態（図１０Ａ）に膨張させる。ねじりばね２４０の一端２４２がカム１５８上のリングハブ２０２のスロット２４３に置かれ、他端２４１はケーシングの下半分１５２の同心ハブ２４４に挿入されており、図１１Ｂおよび図１１Ｃ（および図１２Ｂと図１２Ｃ）で示す様に矢印１５５の反時計回り方向にカム１５８を予備装填位置へ９０°戻すことになる。カム１５８上のリングハブ２０２から外側へ突出した放射状の突起２４６，２４８間でカム１５８の上面に沿って自在に動けるつめ２０４がカム１５８の戻りに際し最初に突起２４８につづいて２４６に接触することで静かに回転する（図１１Ｂおよび図１１Ｃ参照）。薬剤担体ディスク１９０の内面に添付されたラチェット歯の一つがつめ２０４によりかみ合わされ、吸入器１５０の起動に当りつめの動きでディスク１９０を一処方分、オリフィス１８４上の同位置に進める。カム１５８の戻り運動に際し、つめ２０４が次の隣接するラチェット歯２０６と結合するため突起２４６により再位置ぎめを行う（図１１Ｃ参照）。ディスク１９０には次に分配される処方のナンバーを適当な表示で行う方法が含まれているので、使用者はディスク１９０中の残量を知ることが可能である。これはディスクカセット２１４のカバー２１２の透明化または開口部２１３とケーシング１５４の上半分１５２上の窓２１６を通して視られる。カセット２１４には板ばね２１８に沿ってディスク１９０をゆるやかに挟んでいる上下の加圧板２１９，２２０とリングディスク２０８へのアクセスを可能にしている中央開口部２２２が備わっている。カバーには板ばね２１８，加圧板２１９，２２０中の開口２５３，２５５および２５７と一直線上に配列された吸入のための開口２３５が含まれており、またこれらの開口の中間に位置する様に移動させられたディスク１９０上の処方薬一つがある。カセット２１４の低部２２０にはケーシング１５４の低部の内面１５２に設けられたバー２８４，２８６にカセットをマウントするための平行トラック２８３，２８５がある。このためカセット２１４は吸入器内部からユニットとして交換が出来るのである。またケーシング１５４の下半分１５２には窓または開口２２４があり、使用可能状態の吸入器の底部に“ＲＥＡＤＹ”の語からなる表示２２６が出て使用出来る。これはピストンマウント１６６の平らなスライド面２２５が前方に延長された底面にプリントしたものである。スライド２２５は壁１７４から前方に延長される。またケーシング１５４の上半分１５６には自在ヒンジ２３０によりケーシングの上半分１５６に旋回出来る様に接続されたカバー２２９を備えたマウスピース２２８がある。マウスピース２２８は吸入器１５０の内部のカセット２１４を包んでいるチャンバー２３２に開いており、オリフィス１８４と連結してカセット構成体の開口２５３，２５５および２５７を経てカセットカバー２１２の開口２３５に通じている。補充空気が矢印２３４で示す様に開口２３６を通じてケーシング１５４の上半分の外部から、ディスク１９０の薬剤の乗せられた気流の補助として導入される。薬剤の吸入に当り、吸入器１５０にもたらす状態は図１０Ａ−図１０Ｃに含めて図示してある。前文の記述の様に吸入器が使用可能の状態のときの器具の構成要素は図１０Ａで明らかである。使用に際しては、患者はカバー２２９をヒンジ２３０で旋回させマウスピース２２８を露出させる。図１０Ｂの様に患者が矢印２５０で示す様にマウスピース２２８で吸入するとチャンバー２３２から空気が奪われ開口部２３６から空気が流入する。開口部２３６からの上面への衝突空気によるダイヤフラム２００の上面の正圧とチャンバー２３２の空気吸入によるダイヤフラム下面の負圧の組み合わせで、ダイヤフラムは図１０Ａの凸面状態から図１０Ｂの凹面状態に屈曲する。ダイヤフラム２００は矢印２５２に示すように下方に移動し、旋回軸ピン１９７で旋回するレバー１９６の頭部を打ち、レバーは図１０Ｂの破線から実線位置すなわち時計回り方向に移動する、レバー１９６の末端は回転し矢印２５６の様に止め金１９８をとびこえる。ばね１６８および１７０の力でピストンマウント１６６の後面１７４の直線伸長１７５で前方へ移動し、フック１９９が矢印２５７で示す様に、フック１９９がもどり止め２０１をクリアする迄傾斜面２０３の上方向に乗る。このあと圧縮されたコイルばね１６８および１７０がピストンマウント１６６およびピストン１６８を図１０Ｂの様にシリンダー１７６内に更に右方へ移動させる。シリンダー１７６内の空気は圧縮される。これは図１０Ｂの矢印２５８で表してある。ピストン２６０の頭部端がシリンダー１７６内の空気を、ばね１８０の力が打ち勝ち、バルブ１７８が図１０Ｃに示すように聞かれる迄圧縮する。ピストン２６０はバルブ１７８でとどまる、シリンダー１７６内で圧縮された空気は１８４を通じて逃げ、高圧，低容積で網目スクリーンディスク１９０上の薬剤を飛散させ、通路１９４からマウスピース２２８に分配される。補充空気２３４もまたマウスピース２２８で吸入を助けるために通路１９４で薬剤を気流に乗せられることになる。下方に延長されたハンドル２６２を図６の破線の様に時計回り方向に回転することで、前に述べた図１０Ａに示す様に各構成要素をリセット出来る。カム１５８は図１０Ｃおよび特に図１２Ａ−図１２Ｃに示す様に左方向にピストンマウントを軸変位させ、薬剤ディスクを図１１Ａ−図１１Ｃに示す様に進める。ねじりばね２４０がハンドルおよびケーシング１５４の下半分を図６に示した元の位置に戻す。ここでスライド２２５は窓２２４に表示される“ＲＥＡＤＹ”の表示２２６が現れる位置に再度置かれる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者トーマスフォックスンアメリカ合衆国ニューヨーク州 11201 ブルックリン，パイナップルストリート＃５Ａ，35 (72)発明者クリストファーブルックスアメリカ合衆国ニューヨーク州 11545 グレンヘッド，メドウレーン，13

Claims

【特許請求の範囲】１．乾燥粉末呼吸活性化吸入器の装置で、ハウジングと、前記ハウシング内の少なくとも一箇の網目スクリーンをもつディスクと、前記の網に導入された空気流に乗せるためディスクの前記網目スクリーン部分に埋められた粉末薬剤の少なくとも一箇の予め定められた処方量と、薬剤処方量を吸入するため前記ハウジングと供給手段の内部から空気を吸入するため、前記の網目スクリーンに埋め込んだ前記の処方薬剤と連絡した前記ハウジング上のマウスピースと、空気を圧縮し前記の空気が予め定めた圧力に達した後、前記のマウスピースを通じて前記のハウジングから空気の吸入に応じて、前記の空気を前記の網目スクリーンと薬剤を通して集中した放散を行わせる両者のための前記ハウジング内のピストン手段からなることを特徴とする吸入器。２．特許請求の範囲第１項において、前記のピストン手段は、空気で満たされた円筒形のチャンバーと、前記チャンバー内で空気を圧縮するため、前記チャンバー内で往復運動に適合する前記チャンバー内のピストンと、前記の網目スクリーン中に埋め込まれた薬剤とマウスピースと一直線に配列された前記の円筒形チャンバーの一端上のノズルと、前記のチャンバーで圧縮された空気の予め定められた圧力が得られた後のみに前記のチャンバーとノズル間の連絡を実施するための前記チャンバー内のバルブ手段と、前記ノズルと前記の網目スクリーン内の薬剤を通して前記チャンバーから前記マウスピースへ前記の空気を導入するため前記ピストンを駆動に備えるための前記ハウジング内の手段と、前記マウスピースを通して前記のハウジングからの空気の吸入に応じて前記ピストンを前記の駆動に備えるための位置から駆動位置に移動させるための前記ハウジング内の手段からなることを特徴とする吸入器。３．乾燥粉末呼吸活性化吸入器の装置で、ハウジングと、前記ハウジング内に少なくとも一箇の網目スクリーン部分と、前記網を通して導入された空気流に乗せるため前記ディスクの網目スクリーン部分に埋め込まれた粉末薬剤の少なくとも一回分の予め定められた処方量と、前記の処方薬剤を吸入するため前記ハウジングの内部と設けられている手段から空気を吸引するために前記の網目スクリーン中に埋め込まれた前記の薬剤処方量と連絡している前記ハウジング上のマウスピースと、前記マウスピースを通して前記ハウジングから空気の吸入に応じて前記の網目スクリーンと薬剤を通じての集中した放散に、最初に空気を圧縮し、つづいて前記の空気を分配するための前記ハウジング内の手段と、前記の圧縮および分配手段には、空気で満たされた円筒形のチャンバーと、前記チャンバー内の空気を圧縮するため前記チャンバー内での往復運動に適合する前記チャンバー内のピストンと、前記網目スクリーン中に埋め込まれた薬剤とマウスピースと一直線に配列された前記の円筒形チャンバーの一端のノズルと、前記チャンバーで圧縮された空気の予め定められた圧力が得られた後のみに前記チャンバーとノズル間の連絡を実施するための前記チャンバー内のバルブ手段と、前記ノズルと前記の網目スクリーン内の薬剤を通して前記チャンバーから前記マウスピースへ前記の空気を導入するため前記ピストンを駆動に備えるための前記ハウジング内の手段と、前記マウスピースを通して前記ハウジングからの空気の吸入に応じて前記ピストンを前記の駆動に備えるための位置から駆動位置に移動させるための前記のハウジング内の手段が含まれ、前記の駆動に備えるための手段には、バイトと前記バイトの反対側の端から前記のピストンをまたいで延びている一対の旋回出来る様に接続された脚を有するＵ字形のリンク装置と、前記バイトを通して延びている前記ピストンと、前記の円筒形チャンバー内で前記ピストンを前方に駆動するための前記ハウジングと前記リンク装置のバイトの間のばね手段と、前記のばね手段を圧縮し、前記リンク装置の旋回出来る様に接続された脚を１８０°の直線配列を保つことで、前記の円筒形チャンバー内で収縮されている位置に前記ピストンをロックするための前記バイトに接続されている引き手が含まれることを特徴とする吸入器。４．特許請求の範囲の第３項において、前記ピストンを前記の駆動に備えるための位置から駆動位置に移動させるための手段は、前記ハウジング内からの空気の吸入に応じる動きに適合する前記ハウジング内の屈伸自在のダイヤフラム手段と、前記ピストン上の前記の脚の１８０°直線配列とロックを旋回させこわすため、前記ダイヤフラムの湾曲部に前記リング装置の前記の旋回可能に接続された各ペアーの脚と接触するための前記の屈伸自在のダイヤフラム手段の動きの進路中のノックアウトレバーと、それによりピストンは前記ノズルを通しての空気の放出のため、前記の円筒形チャンバー内で前方に移動することを含むことを特徴とする吸入器。５．特許請求の範囲第４項において、前記ディスクは円周の周囲に一定間隔で多数の粉末薬剤の処方を包蔵し、手段は前記の吸入器の駆動準備に際し前記の処方の個々を前記ノズルと一直線に配列する様連続的に供するのに前記ディスクを回転させるため前記ハウジング内の設けられていることを特徴とする吸入器。６．特許請求の範囲第５項において、前記ディスクの回転手段は、円周の内側に沿って多数のラチェット歯を持つ前記ディスク上のリングと、前記のばね手段を圧縮し前記のピストンを引きこまれた位置にロックするための前記の引き手の動きに応じて、前記の歯およびリングに予め定められた動き量を与えるため前記の歯と接触する前記リンク装置の前記バイト上の手段を含むことを特徴とする吸引器。７．乾燥粉末呼吸活性化吸入器の装置で、ハウジングと、前記ハウジング内に少なくとも一箇の網目スクリーン部分と、前記の網を通じて導入された空気流に乗せるためディスクの前記の網目スクリーンに埋め込まれた粉末薬剤の少なくとも一回分の予め定められた処方量と、前記の処方薬剤を吸入するため前記ハウジングの内部と設けられている手段から空気を吸引するために、前記の網目スクリーン中に埋め込まれた前記の薬剤処方量と連絡している前記ハウジング上のマウスピースと、前記マウスピースを通じて前記ハウジングからの空気の吸引に応じて前記の網目スクリーンと薬剤を通じて集中した放散に最初に空気を圧縮しつづいて前記の空気を分配するための前記ハウジング内の手段と、前記の圧縮および分配には、空気で満たされた円筒形チャンバーと、前記チャンバー内の空気を圧縮するため前記チャンバー内での往復運動に適合する前記チャンバー内のピストンと、前記の網目スクリーンに埋め込まれた薬剤とマウスピースと一直線に配列された前記の円筒形チャンバーの一端のノズルと、前記チャンバーで圧縮された空気の予め定められた圧力が得られた後のみに前記チャンバーとノズル間の連絡を実施するための前記チャンバー内の手段と、前記ノズルと前記の網目スクリーン中の薬剤から前記マウスピースへ前記の空気を導くのに前記のピストンを駆動に備えるための前記ハウジング内の手段と、前記マウスピースを通して前記ハウジングからの空気の吸引に応じて前記の駆動準備位置から駆動位置に前記ピストンを移動させるための前記ハウジング内の手段と、たがいに相互に回転出来る二箇の部分を有する前記のハウジングが含まれ、前記の駆動手段は、延伸されたピストンを備えた前記ハウジング内のマウントと、前記の円筒形チャンバー内で前記マウントとピストンを前方に駆動するための前記ハウジングとマウント間のばね手段と、前記のカム手段の回転に応じて前記のばね手段の力に逆らって前記マウントを前記ハウジング部分とピストンマウント間に直線的に収縮させるため前記の相対的に回転出来るハウジング部分の一つにあるカム手段が含まれることを特徴とする吸入器。８．特許請求の範囲の第７項において、前記のカム手段は前記の吸入器を駆動準備に回した後前記カムを最初の位置に戻すため前記の相対的に回転出来るハウジング部分に接続されていることを特徴とする吸入器。９．特許請求の範囲第８項において、前記の駆動準備から駆動位置へ前記ピストンを移動させるための前記の手段には、前記ハウジング内部からの空気の吸引に応じて適合した動きをする前記ハウジング内の屈伸自在のダイヤフラム手段と、駆動準備状態中に前記のばね手段の動きに逆らって前記のピストンマウントを保持し、また前記ハウジング内部からの空気の吸引に際し前記の屈伸自在なダイヤフラム手段と接触することによる前記のノックアウトレバーの旋回動作に応じて前記ピストンマウントを開放するための前記の屈伸自在なダイヤフラム手段の動きの進路中に旋回出来る様にマウントされたノックアウトレバーが含まれ、それにより前記ピストンは前記の円筒形チャンバー内で前記ノズルを通して空気を放出するため前方に移動することを特徴とする吸入器。１０．特許請求の範囲第９項において、前記のディスクにはその円周の周囲に一定間隔で多数の粉末薬剤の処方を包蔵し、手段は前記の吸入器の駆動準備に際し前記の処方の個々を前記ノズルと一直線に配列する様連続的に供給するのに前記ディスクを回転させるため前記ハウジング内に設けられていることを特徴とする吸入器。１１．特許請求の範囲の第１０項において、前記ディスクの回転手段は、円周の内側に沿って多数のラチェット歯を持つ前記ディスク上のリングと、前記の吸入器の駆動準備に前記カム手段の回転に応じ前記の歯とリングに予め定められた移動量を与えるための前記カム手段上のつめの手段を含むことを特徴とする吸入器。１２．特許請求の範囲第４項において、前記ディスクには、その円周の周囲に一定間隔で多数の粉末薬剤の処方を包蔵し、手段は前記の吸入器の駆動準備に際し前記の処方の個々を前記ノズルと一直線に配列する様連続的に供給するのに前記ディスクを回転させるため前記ハウジング内に設けられていることを特徴とする吸入器。１３．乾燥粉末呼吸活性化吸入器の装置で、ハウジングと、前記ハウジング内に少なくとも一箇の網目スクリーンを持つディスクと、前記網に導入された空気流に乗せるためディスクの前記の網目スクリーン部分に埋め込まれた粉末薬剤の少なくとも一回分の予め定めた処方量と、薬剤処方量を吸入するため前記ハウジングと供給手段の内部から空気を吸引するため、前記の網目スクリーンに埋め込んだ前記の処方薬剤と連絡した前記ハウジング上のマウスピースと、空気を圧縮し、そして前記の空気が予め定めた圧力に達した後前記マウスピースを通じて前記ハウジングからの空気の吸引に応じて前記の網目スクリーンと薬剤を通して集中した放散のために前記の空気を分配することの両方のための前記ハウジング内のピストン手段からなり、前記の圧縮および分配手段は、空気で満たされた円筒形チャンバーと、前記チャンバー内で空気を圧縮するため前記チャンバー内で空気を圧縮するため前記チャンバー内で往復運動を行うのに適合した前記チャンバー内のピストンと、前記の網目スクリーン中の前記の埋め込まれた薬剤と、マウスピースと一直線に配列された前記の円筒形チャンバーの一端のノズルと、前記チャンバー内の圧縮空気の予め定めた圧力に応じて前記チャンバーとノズル間の連絡を行うための前記チャンバー内のバルブ手段と、前記のノズルと前記の網目スクリーン中の薬剤を通して前記チャンバーから前記マウスピースへ前記空気を導くのに前記ピストンを駆動準備するため前記ハウジング内の手段と、前記ハウジングから前記マウスピースへの空気の吸引に応じて前記の駆動準備位置から駆動位置へ前記ピストンを移動させるための前記ハウジング内の手段が含まれていることを特徴とする吸引器。