JPH09503724A

JPH09503724A - 構造部材及びそれで造られた物品と方法

Info

Publication number: JPH09503724A
Application number: JP7500905A
Authority: JP
Inventors: エム．グリグスビー，ジョン; シ−．バンクス，ジェフリー; エム．，ジュニアグリグスビー，ジョン
Original assignee: ノースアメリカンコンテイナーコーポレイション
Priority date: 1993-05-24
Filing date: 1994-05-24
Publication date: 1997-04-15
Also published as: AU7044494A; US5685234A; CA2163562A1; WO1994027815A1; US5667620A; CN1124477A; NZ267814A; EP0703857A1; EP0703857A4; AU692160B2; US5681641A; CN1068544C

Abstract

(57)【要約】ビレットから形成される構造部材10。各部材10は、接着剤14で接着され、芯材繊維層16及び18間に配置された複数の段ボールシート12からなる。各芯材繊維層16及び18は、ファイバーボードシート19の少なくとも一つのプライからなる。充実ファイバーボードシートの一対のキャップ20及び22が段ボールシート12のそれぞれの側面と、芯材繊維層16及び18のそれぞれの縁23に接着されている。段ボールシート12からビレットが造られる製造方法が開示される。ビレットは次ぎにプランク、ボード、又はクリート、特に段ボール容器用成分として使用するプランクに引裂かれる。ビレットから切断された、プランク及び平面シートで造られたパレットが開示される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称構造部材及びそれで造られた物品と方法技術分野本発明は一般的に物品の為の容器に関する。より詳しくは本発明は容器の構成成分を造る為の構造部材、そのような構造部材で造られた物品、および構造部材を造る方法に関する。発明の背景多くの種類の製造物は製造業者の工場に於ける倉庫貯蔵の為そして顧客へトラック又は貨車で輸送するため、または中間の流通センターに輸送する為に容器中に包装されねばならない。しばしばそれらの製造物品は、芝生や庭のトラクター、船外機、大きな電気モーター、冷蔵庫、ストーブ類、セントラルエアコンディショナー及びヒーティングユニットなどのように重くてかさばる。これらの物品用の容器は物品が破損から保護され、そして物品を取り扱い輸送するための構造を提供する機能の役割を果す。そのような大きく重い商品の為の容器は、商品が取り扱いされ、倉庫中で容器の５倍又は６倍に積み重ねられることができるのに十分な構造的強度を有さねばならない。積み重ねは倉庫のスペースを節約しそして関連する貨物輸送コストを節約する。たとえば、庭のトラクターは典型的にはそれぞれ５００ポンドまでの重量であり、典型的には４８インチと６０インチの間の長さである。一つの製造業者は一日当たり２０００を越えるトラクターを製造する。その製造業者はこの大量の生産を取り扱うための必要とされる倉庫スペースを減少させるために少なくとも６個のトラクターを積み重ねて置くことができなければならない。草用のトラクター類、船外機、電気モーターなどのように半端な形状をしている商品においては、商品それら自体は典型的には積み重ねを助けるための商品の固有の強さを利用することを可能とする自然の天井または壁を有していない。したがって容器自体が側壁が十分に強度のあるものであって、最も下の容器の上に数千ポンドの包装された商品が積み重ねられ得るようにしなければならない。包装産業においては商品の積み重ねの応力のためにつぶれないこと、そして高い熱及び湿度の条件等の環境変化のために商品の積み重ねがつぶれないことを確保するのに適切な安全係数を決めてそのような構造容器を設計するのが標準のやりかたである。段ボールは、例えば段ボールを構成しているペーパーライナーと媒体が大気の水分を吸収するときに、高湿度の条件の間に、積み重ね強度の５０％までを消失し得る。一番下の容器上に負荷される実際の計算荷重に対し、４：１または４．５：１倍の安全係数で容器を設計するのが典型的である。例えば、３２５ポンドの重さの庭用トラクターは、６倍の高さに積み重ねられる。底の容器は６台の容器とトラクターの荷重を受ける。その荷重は５×３２５ポンドに等しく、又は合計で１６２５ポンドが積み重ねられた最も下の容器に加重される。４：１の安全係数を用いた場合にこれらの商品のための容器は上からの荷重の圧縮強度６５００ポンドを有する必要があろう。さらに容器は牽引貨物自動車または商品を輸送する貨車中で積み重ねられる。しばしば容器の物理的な高さ及びトレーラーカーまたは貨物列車の内部高さに依存するが商品を２つ３つまたは４つの容器高さに積み重ねることが望ましい。積み重ねることによってスペースが節約され、容器当たりの貨物コストが減少する。しかし、トラックや貨車による輸送は積み重ねの下の容器上に大きなトルクまたはねじれ力をかける。これらの力は道路からの衝撃、停止、発進およびコーナリングによって生じる。従って容器は輸送中につぶれない為の十分な構造的な強度を有さなければならない。さらに、フォークリフトまたはスクイーズ（クランプ）トラックによる容器の取り扱いは、重い物品を運ぶ容器の底と側壁上に極端に大きな力を及ぼす。そのような取り扱いはしばしば荒いものであって、早いペースで行なわれる。そのような容器が分配サイクルを通じて何回も取り扱われることは珍しくなく、そして容器はこの繰返しの取り扱いに耐えるために十分ゴツゴツしたものでなければならない。重い、大きい商品を包装する必要性を満たすために種々の容器が開発され、使用されてきた。これらには木製クリート（ささえ木のこと）および段ボール箱が含まれる。木製のクリートには、側面木製の箱及びワイヤー結合木製箱が含まれる。木製の箱は高価で、重く、かさばり、そして製造ライン上で組み立てるのが困難である。段ボール箱の包装には全体が段ボール箱である容器および木製補強の段ボール容器が含まれる。全体段ボールの包装には、圧縮強度のためにコーナー支柱を形成する内部段ボールロールアップが含まれる。しかし、これらの大きくて重い商品の多くを製造する業者によっては、木製補強の段ボール容器が選択されている。そのような容器の一つはグリグスビーに発行された米国特許第4,832,256に記載されている。クリート（ささえ木）と呼ばれる木製の部材が容器の段ボール体の側壁に固定される。クリートは支持力を与え、上記のような容器の積み重ね、取り扱い、及び発送のために支えを与える。木製のクリートの幅及び厚みは、上に議論したように、特定の安全係数を有する望まれる容器の性能特性を提供するように設計される。典型的には、庭用トラクターまたは船外機などの大きな容器は、容器の各々の隅近くに垂直に固定された一つのクリートを用いる。積み重ね強度のための他の垂直クリートがしばしば容器の本体の他方の長手または幅方向のパネル上に中心に置かれることが多い。これらの中心のクリートは追加の支持を与える。木製の基部またはパレットが典型的には提供され、その上に包装されるべき製品が止め木、バンドまたはそれらの組合せのいずれかで固定される。また、木製の頂部フレームも提供され、これは垂直の木製クリートの両端上に横たわる。頂部のフレームは、頂部に積み重ねられた他の容器の荷重を分散又は分配する補強された上部表面を形成する。上部フレームは更に、容器中の商品を破損から保護し、例えば、移送の間頂部に置かれたより小さな包装が中を通って落ちることを防止する。段ボール容器に対し、木製補強クリートの多くの利点が存在する。重量基盤で木は極端に強度があり、標準の切断、リッピングおよびホゾ継ぎ機械で簡単に機械加工される。ホゾ継ぎ機械は、ホゾ穴と呼ばれる窪みとつがいになる特別のノッチまたは延長部を切り出して、木製フレーム中にロッキング継ぎ手を形成する。木は高熱及び湿度の条件中でも、段ボールとは違ってその強度を失わないであろう。しかし木はいくつかの重大な欠点を有している。環境保護への意識が増加してきたことは、容器の設計と使用においてある要因となってきた。木は容易にリサイクルすることが困難であり、従って多くの木製包装成分は最終的に埋立式ゴミ廃棄場で処分される。入手できる埋立式ゴミ廃棄場所は一杯になってきており、閉鎖されている。もし埋立ゴミ廃棄場所での処分が利用できるとしても、そのようなかさばった材料を廃棄する費用は増加している。従って、上に記載した重量耐久消費財の製造業者の多くの顧客は、完全にリサイクルできる包装を要求している。これに応答してリサイクル産業は数が増えてきており、段ボール箱が再びバルブとされてリサイクルされたライナーボードの新しいロールに形成される加工工場の場所が増加している。さらに、木の供給は限られており、これが木の価格を上昇させている。木で包装するためのカッティングボードは、古くから成長している大きな木の収穫を必要とし、それらは建築製材用としてもっと重要な必要性がある。段ボールおよび充実ファイバーボードは、運営された木材農園上で迅速に成長する、典型的には小さい木であるパルプウッドから作られる。ノコギリ屑および木材使用産業からの木材残渣も、充実ファイバーおよび段ボール用のクラフト紙にグランドアップおよびパルプ化できる。しかし、段ボールそれ自体は、上記の包装要件などの重量構造用途における、本に置き換わるために必要な強度を有していない。段ボールの管およびファイバーボードの管は、容器における垂直クリートとして製造され、使用されてきた。典型的には、これらの管は断面が円形または三角形である。段ボールは、比較的薄いペーパーライナーとフルーテッド（溝付き）媒体で形成されており、従って段ボールの密度は与えられた寸法部材において木と比べて低い。段ボールクリートの関連する圧縮及び曲げ強度は、木の部材よりもかなり小さい。従って、多数の切れ目をつけた折り曲げられた形態が、木のクリートを置き換えるために十分な上部の荷重圧縮強度を有する容器を与える為に必要である。そのような数多くのフォームの寸法とコストは、典型的には木と競争できるものではない。商品はまた、寸法的な制限も有しており、このことは支持フォームの設置及び寸法を制限する。段ボールの柱の数が増加し、そして内部的な寸法の制限が、商品及び支持フォームを保持する為に過度に大きな容器を必要とし得る。しかし、容器の外部寸法を出来るだけ小さくして、輸送と貯蔵コストが最小限になるようにすることが、常に望ましい。包装されるべき製品が容器の隅に比較的タイトにフィットする形状であるならば、大きな隅の柱のクリートは許されないものであり得る。この一つの例は、容器の隅に接近してフィットしている草刈トラクターの車輪である。商品と支持フォームを収容するためには、容器はより大きなものでなければならなかったであろう。上に議論した物品と容器は、しばしば輸送、取り扱いおよび貯蔵のためにパレットに固定される。パレットとは、倉庫、工場または車輌中などで材料と包装を取り扱い、貯蔵し、動かすための持ち運びできるプラットフォームである。パレットは、ベース板、ボトム板またはボトムデッキ板と呼ばれる底支持体を含んでいる。これらは本出願ではベース板と呼ぶ。ストリンガーとして知られている差渡し部材がベース板を横切って配置される。そのストリンガーは、ベース板に連結されている。デッキ板はストリンガーの上面に対し連結され、物品や容器がその上に置かれる表面を与える。ストリンガーの高さは、フォークリフトトラックの延長ブレードを挿入するためのベース板とデッキ板の間の空間を規定している。パレットは典型的には木で作られている。木は比較的長期間にわたって取り扱いと荷物送りに耐える耐久力のある材料である。木は長い有用寿命を有しているパレットを与える。しかし木のパレットは重く、破損し得る。例えばベース板、ストリンガーおよびデッキ板は破壊され得る。破壊されたパレットはいくらかの荷重に対してはそれでも有用であり得る。パレットを使用する典型的な会社は、空のパレットのための貯蔵場所を有している。再使用の前に、在庫品目録から破損したパレットを選び出すために、パレットは分類される。破損したパレットは修理され得る。修理できないパレットは、しばしば廃棄場所に捨てられる。パレットをつくるための木のコストは増加しており、利用できる木の供給は減少している。パレットの処分コストも増加している。従って、この分野において、容器と商品を輸送し、取り扱い、貯蔵するのに使用するための、構造部材で作られた改良パレットに対する必要性が存在する。発明のまとめ本発明は、重量物品に対するパレットを含めた容器中で使用される構成成分を作るための、改良された構造部材を提供し、そしてそのような構造部材を作るための方法を提供している。一般的に記載されると、そのような構造部材は、段ボールなどの低密度の芯材およびファイバーボードのシートのより高密度の外側キャップからなっているのが好ましい。構造部材の芯材は、第一の平面に対して平行に一緒に積み重ねられ接着剤で結合された段ボールシートからなっているビレット（片）から選択された厚みのセクションを切り出すことによって形成される。そのセクションは、第一の平面に垂直な第二の平面によって規定される線上で切断される。そのビレット（軸木）を切断することによって露出される二つの面に一対のキャップが取り付けられる。一般的に記載されると、その構造部材は積み重ねられた接着剤で互いに接着された複数の細長い段ボールシートから成るものである。各々が、少なくともファイバーボードシートの一つのプライから成っている上部および底部のキャップが積み重ねられた外部段ボールのそれぞれの一つに接着される。充実ファイバーボードシートの一対のサイドキャップは段ボールシートのそれぞれの側面に接着され、そして上部および底部キャップのそれぞれの縁に接着される。本発明の別の面において、構造部材は二つの隣接する段ボールシートの間に配置され、上部及び底部キャップの間に等しく間隔を置いた、少なくとも一つのウエッブを特徴としている。別の面において、本発明はベース板、ストリンガーおよびデッキ板から成っているパレットを提供している。少なくとも２つの互いに隔てられたランナーが、少なくとも２つの隔てられたベース板に横断して取り付けられる。各ストリンガーの末端部分は重なり合い、ベース板に連結している。少なくとも２つの隔てられたデッキ板がストリンガーを横切って取り付けられている。ストリンガーの末端部分は重なり合い、ベース板に連結している。ベース板とストリンガーとデッキ板は、重なり合った部分において接着剤で接着されている。各々のベース板、ストリンガーおよびデッキ板は、積み重ねられて接着剤で互いに接着された段ボールシートの芯材を含んでいる。その芯材は、好ましくはファイバーボードシートであるキャップによってふさがれている。本発明はまた、その構造部材を製造する方法を提供している。この方法は、各々が互いに積み重ねられ、ファイバーボードシートの上部と底部、キャップの間で互いに重ねられて接着されている複数の段ボールシートから成っている、少なくとも２つの芯材層を形成する。段ボールの引破られたシートが隣接する芯材層の間に接着されて、少なくとも二つの芯材層を有しているビレット（軸木）を形成している。このビレットはあらかじめ決められた幅で破られて、複数の細長い芯材のプランク（板）を作っている。次にファイバーボードシートの一対のサイドキャップが芯材ブランクの横の側面に接着され、キャップされたプランクを形成している。キャップされたプランクは引裂きシートに沿って破られ、少なくとも２つの構造部材を分離する。別の面において、製造方法は、平面的な段ボールシートの間に配置された縦溝シートによって規定される、波を有している段ボールシートの表面に接着剤を適用する。その段ボールシートは積み重ねられ、接着されてビレット（軸木）を形成する。このビレットは、あらかじめ決められた幅で裂かれて、細長い芯材のブランク（板）を作る。またビレットは、予め決られた幅において交差切断されて、細長い芯材の柱を作る。キャップは芯材プランク（または芯材の柱）の横の側面上に積層され、のこぎりで切られた面を覆う。キャップされた芯材はキャップされたプランクまたはキャップされた柱を形成し、構造部材として使用する。さらに本発明は、構造部材がそこから作られるビレットを提供する。そのビレットは段ボール箱の引裂かれたシートによって分けられた構造部材の少なくとも２つの芯材を含んでいる。構造部材の各々の芯材は複数の段ボールシートに結合され、それらに挟まれている上部及び底部のファイバーボードシートのキャップを含んでいる。本発明の目的、利点および特徴は、次の本発明の詳細な記載及び特許請求の範囲を添付の図面に鑑みて読むことから明らかとなるであろう。図面の簡単な記載図１は本発明に従う細長い構造部材の断面図である。図２は図１中に図解された構造部材の複数がそこから形成されるビレットの透視図である。図３は図１に図解された構造部材を作るための製造ラインの平面図である。図４は図１に示される構造部材から作られるクリート（ささえ木）およびフレーム部材を有している段ボール容器の透視図である。図５は図１に図解された構造部材から作られるクリートの詳細な展開された透視図であって、荷送り容器に使用するために、差渡し部材のホゾ中に挿入される末端ホゾと、第２の差渡し部材中の傾斜カットとつがいになる傾斜端とを有している。図６ａは図１に図解された構造部材中のホゾ穴の側面透視図である。図６ｂは図６ａ中に図解された構造部材とホゾ穴の底および末端の透視図である。図６ｃは、輸送容器中で使用されるための差渡し部材中の傾斜ノッチと係合する傾斜上端を有している、図１に図解された構造部材から作られるクリートを図解している。図７ａは、図１に図解された構造部材から製造された、折り畳み可能なフレーミング部材の透視図である。図７ｂは図７ａに示される折られたフレーミング部材の透視図である。図７ｃは図７ａに図解されたフレーミング部材中で切り込まれたノッチ（切り欠き部）の側面の詳細図である。図８ａは、錠留めコーナーノッチを有している、図７ａに図解された折り畳み可能なフレーミング部材の別の具体例である。図８ｂは容器のためのフレーム部材を形成するために折り畳まれた、図８ａ中に図解されるフレーミング部材の透視図である。図８ｃは図８ａのフレーミング部材中で切り込まれたノッチの詳細を説明する側面図である。図９は内部段ボールシートの間に配置されたウエッブを有している、図１に図解された構造部材の別の具体例の末端図面である。図１０は構造部材の側面の間に等間隔で配置された一対のウエッブを有している、図１に説明される構造部材の別の具体例の末端図である。図１１は構造部材の長手方向の軸と横断方向に波型のフルート（縦溝）を有して配置されている段ボールシートを有している、図１に図解された構造部材の別の具体例の末端と側面を見せている透視図である。図１２は本発明のプランク（板）から組立られるパレットの透視図である。図１３は図１２に示されるパレットの隅の、その詳細を説明するためにある透視図である。図１４は本発明に従う交互に波型を重ねたビレットの透視図である。図１５は図１４に図解されキャップで仕上げられたビレットから切断された梁の透視図である。図１６は段ボールシートで形成されたビレットの透視図である。図１７は図１６に図解されたビレットから切り出されたプランク（板）であり、キャップでフィニッシュされたものの透視図である。図１８は本発明のプランク（板）で作ったパレットの分解透視図である。図１９は本発明に従うビレットの透視図である。発明の詳細な記載図面をより詳しくここで参照すると、幾つかの図面を通じて同様な部品を示す同様な数字が用いられ、図１は木材の部材を置き換えるために使用する細長い構造部材 10の好ましい具体例、特に段ボール製輸送容器中で使用される構造部材10の末端断面図を示している。構造部材10は、接着剤で互いに接着された充実繊維の段ボール複合材である。構造部材10は、隣接する段ボールシートの間で接着剤14で互いに積層された複数の段ボールシート12からなる。底部キャップ16と頂部キャップ18が、複数の段ボールシート12を挟んでいる。底部キャップ16と頂部キャップ 18も芯材繊維層16及び18としてもよばれる。芯材繊維層16及び18は、接着剤でそれぞれの外側段ボールシート12の一つに接着されている。芯材繊維層16及び18は、ファイバーボードシートの１又はそれ以上の層（プライ）19を含んでいる。接着剤は複数のファイバーボードシートを一緒に接着する。一対の側面キャップ20 及び22は、本明細書でキャップ20及び22と呼ぶが、接着剤で構造部材10の側面に取り付けられ、段ボールシート12を覆い、芯材繊維層16及び18の縁23を覆っている。キャップ20及び22は、ファイバーボードシートの１又はそれ以上のプライ19 を含んでいる。これらのプライは互いに接着剤で接着されている。図解された具体例で、キャップ20及び22は、1/8インチ厚みのファイバーボードの二つのプライを有しており、芯材繊維層16及び18は、ファイバーボードの三つのプライを有しており、二重壁の段ボールシートの四つのプライが存在する。段ボールシート12は、好ましくは、軽量であって、一般に構造部材10の上部荷重圧縮強度にはほとんど寄与しない。芯材繊維層16及び 18、キャップ20及び22、及び構造部材10の厚みと幅は、圧縮強度、折曲げ抵抗、及び部材に対する靱性を与えている。段ボールシートは、一般に、充実繊維の芯材層とキャップがその上に接着形成され又は取り付けられる要求される全体の断面の幅と、所望の圧縮強度、折曲げ抵抗及び靱性を達成するために必要な壁厚み、を与える形態で提供される。段ボールシート12は更に以下に議論するように構造部材10との接合部を形成するために中心構造を提供している。図１に図解される具体例で、段ボールシート12は二重壁の段ボールシートである。当業者に知られるように二重壁の段ボールは、紙の内側ライナー26によって分離された縦溝媒体24の二つの層を含んでいる。二重壁の段ボールシート12の側面は、一対の外側ライナー18によって塞がれる。外側ライナー28は、好ましくはクラフト紙のシートである。段ボール12の各層の厚みは、主として縦溝寸法の関数である。三つの基本的な縦溝寸法がこの産業で標準となっている。ここでＡは最も高い縦溝、Ｃはその次に高い、Ｂは最も小さい縦溝を示す。産業標準の二重壁の段ボールは、Ｂ−Ｃの縦溝形状を使用するが、Ａ−Ａ縦溝、Ａ−Ｃ縦溝、及びＣ−Ｃ縦溝も典型的に製造される。一般に縦溝寸法は、構造的に影響が少ないが、縦溝が厚ければ厚いほど、構造部材10の特定された全体の厚みを達成するのに必要な波形の重なり数が少ない点で、実際的な考慮がなされる。Ａ−Ａ縦溝で造られた構造部材 10は、より少ない数の層しか必要とせず、Ａ−Ｃが次に少なく、Ｃ−ＣとＢ−Ｃは少なくない。層が少ないと、接着剤が少なくてすみ、このことは以下に議論されるように段ボールシート12のウェブの層を一緒に積層材料コスト及び労力コストの両方を減少する。これらのコスト節減は、典型的にはずっと大きな容量で造られるＢ−Ｃの縦溝の入手が容易であることによってバランスがとれ、従って、一般に他の縦溝形状のものよりも千平方フィートあたりの価格が高価でない。別の具体例（図示なし）で、構造部材10は三重壁の段ボールとして製造される。これは、構造部材10を造るのに必要なプライの数と接着剤を減少する。しかし、三重壁のボードは多くの会社では製造されず、材料コストはより高いかもしれない。別の具体例においては、段ボールシート12は、単一壁のものである。しかし、これは構造部材10を造るのに必要な段ボールシートのプライ数と接着剤を増加する。別の具体例は、外側ライナーを有しないオープンフェースの段ボールを使用する。オープンフェイスの段ボールは、ロールとして入手出来、一般に比較的安いが、隣接するプライ間の接着はより困難であり、構造部材10の製造は接着剤を適用する困難性のためにより遅い。図１に図解される構造部材10は、図２の末端と側面の透視図に図解される細長いビレット40を形成し、切断することによって造られるのが好ましい。ビレット 40は複数の別々の芯材41。芯材41はそれぞれ構造部材10の厚みを規定している複数の段ボールシート12と共に、芯材繊維層16及び18からなっている。群として芯材繊維層16及び18及び段ボールシート12は、芯材41と呼ぶ。芯材41は、容器に対する要件に依存して、使用されるプライ数を変化させることによって選択された幅と厚みのものが造られることが出来る。ビレット40は、複数の芯材41を含み、各々は、引裂き層42によって分離されている。引裂き層42は以下に述べる目的の為に、好ましくは二重壁の段ボールである。以下に議論されるビレットの別の具体例は、段ボールシートで所望の幅のプランク（板）に形成されて、引裂き層42 を含んでいない。複数の芯材41がビレット40に組立られて、ビレット40の選択された厚みとなる。複数の芯材プランク43は、次に離れた線46によって示されるように予め決められた幅45に引裂かれることによってビレット40から切取られる。好ましい具体例では、芯材プランク43をカットするための幅は、1(1/2)インチ〜約２インチである。幅は選択された厚みのプランクを造る為に必要とされるよう変化できる。ビレット40から切断された芯材プランク43は、好ましくは中間生成物であるが、以下に議論するようにフレーム部材として使用できる。図１に図解されたキャップ20及び22は、次に芯材プランク43に取り付けられて、段ボールシートのプライ12及びキャップ20及び22の縁23を以下に議論するように覆う。生じるプランク44は、本明細書ではキャップ付きプランク又はプランクと呼ぶ。プランク44は、次に引裂きシート42を通じて引裂かれ、プランクからそれぞれの構造部材10を分離する。図３はビレット40を組立て、ビレット40から複数の構造部材を切断する為の流れ51の方向を有している製造ライン50の平面図である。製造ライン50は、ビレット形成ステーション52を有している。一対のコンベアー54は、複数の段ボールシート12を供給コンベアー56に運ぶ。一対のコンベアー58は、芯材繊維層16及び18の為の複数のファイバーボードシート57を供給コンベアー56に運ぶ。好ましくは、コンベアー54及び58は、選択的に供給コンベアー56上に置く為に、段ボールとファイバーボードの重なりを保持する。段ボールシート及びファイバーボードシートは、以下に議論するようにビレット40を形成する為に順番に選択的に除去される。供給コンベアー56は、段ボールシート、そしてファイバーボードシートを接着剤スプレッダー60に向けて移動させて、通過させる。接着剤スプレッダー60は、通過する際に、段ボールシート又はファイバーボードシートの表面に接着剤の均一な層を適用する。ビレット形成ステーション52は、ローラーコンベアー64上の接着剤スプレッダー60から接着剤の付いたシートを受ける。ビレット40は、コンベアー54と56から、順次選択されたのりつきシートを使用してローラーコンベアー64上で形成される。複数の四角形成シリンダー66は、四角形成プレート68をビレット形成ステーション62の横の上に連結する。四角形成シリンダー66は、好ましくは油圧で運転されるシリンダーである。シリンダー66は、四角形成プレート68を、段ボールとファイバーボードシートの積層によってビレット40が組立られるときに、ビレットの側面に対し押しつける。四角形成シリンダー66及びプレート68はビレット40 が組立られる時にビレット40とそろえられる。ローラーコンベアー64は、組立られたビレット40を圧縮クステーション70に移動させ、圧縮ステーション70は、段ボールシートとファイバーボードシートを一緒に強制的に積層するための複数のローラーを含んでいる。そのような圧縮装置は当業者に知られている。圧縮ステーション70の長さは、圧縮ステーション70を通してビレット40を運ぶコンベアーベルトの速度と接着剤の硬化時間に依存する。ベニア板産業において慣用されている空気作動プレスがローラコンプレッサーの代りに使用できる。コンベアーは持上げられたビレットをプレスに移す。プレスの頂部プラテンは、ビレットを圧縮する為に押し下げられる。圧力は特定される接着剤硬化時間の間維持される。キャリッジ72は、圧縮されたビレット40を受ける。キャリッジ72は図２の線46によって図解されるようにビレット40を芯材プランク43に引裂く為にバンドヘッドリグ74を通ってレール73上に縦方向に移動する。好ましい具体例では、バンドヘッドリグ74は、両面の帯鋸を有しており、この鋸は、ビレット40がキャリッジ72が前進及び後退で通過する際に切断され得るようにする。プランクコンベアー76は、ビレット40から切り出された芯材プランク43を受ける。プランクコンベアー74は、芯材プランクを、ヘッドリグ74から接着剤（のり）スプレッダー78に移す。接着剤スプレッダー78は、芯材プランク 43の横側面に接着剤を適用する。のり付けされた芯材プランク43は、キャップ20 及び22を受ける為にコンベアー79の上に置かれる。隣接する積み上げ区域80は、構造部材10の側面の為のファイバーボードキャップ20及び22を供給することを含んでいる。コンプレッサー82は、キャップ20及び22を芯材プランクに積層する為にコンベアー79からの芯材プランク43を受ける。取り去りコンベアー84は、圧縮されキャップの付けら得たプランク44を受ける。各々のプランク44は、その後引裂きシート42にそって長手方向に引裂かれ、木材部材を置き換える為の望まれる幅と厚みを有している構造部材10を放出する。構造部材10 は、以下に議論するように、ほぞやほぞ穴や傾斜末端を形成する為に、鋸及びその他の装置等の慣用の木材切断装置上である長さに切断され、そして加工される。ビレット40は、図３に説明される流れ作業組立ライン上で製造される。芯材繊維層16の為のファイバーボードシート57の一つのシートがコンベアー58から取り出され、供給コンベアー56の上に置かれる。そのシートは、供給コンベアー56上でロールで、接着剤スプレッダー60に送られ、接着剤スプレッダー60は、計量された接着剤被膜をファイバーボードの上面に適用する。このシートは、ローラーコンベアー64上の四角形成プレート68の間に位置させられる。ファイバーボードシートの更に別のシートが同様に接着剤スプレッダー中で接着剤被覆され、そしてローラーコンベアー64上に積み上げられる。好ましい具体例においては、これらのファイバーボードシートはそれぞれ芯材繊維層16及び18の為に使用される。ファイバーボードシート層16がローラーコンベアー64上に位置付けられた後、段ボールの中心が形成される。二重壁の段ボールシート12の一つがコンベアー54 から取り出され、供給コンベアー56の上に置かれる。段ボールシートは、シートに接着剤のフィルムを適用する為の接着剤スプレッダー60を通過させられる。段ボールシートは順次ビレット40上に積み上げられる。図解された具体例では、二重壁の段ボールシート12の四つの層が使用されている。ファイバーボードシートの層18が次に層16について上に述べた方法でビレット40の上に置かれる。層18はビレットから造られるべき構造部材10の望まれる壁厚みを生じる為に、十分なプライ数のファイバーボードシートを有している。別の具体例中では、芯材繊維層16及び18は、段ボールである。この具体例の芯材繊維層は、ファイバーボードシートよりもより厚くより低い引張り強度を有している。一般に、段ボールはファイバーボードシートよりもより入手しやすく、平方フィート当たりの費用が安い。段ボールの二重壁のシートを次に接着剤スプレッダー60を通過させる。このシートは、図２で最もよく図解される様に、引裂きシート42のためのビレット40の上に置かれる。第二の芯材41が次に順次上で議論したように前の芯材の上に組立られる。芯材41にファイバーボードと段ボールのプライを接着設置するこの工程は、ビレット40が望まれる厚みを有するようになり、２又はそれ以上の芯材41を有するようになるまで続けられる。（以下に議論するように、ビレットは１個のみの芯材を有しても良い。なぜなら、引裂き層が含まれないからである。例えば図１６を参照）。好ましい具体例では、ビレット40は約12インチの厚みを有している。生じる芯材プランク43は、約12インチの幅、切断幅45と等しい厚み、及びビレット40の長さと等しい長さを有する。組立の間、四角形成シリンダー66は、四角形成プレート68をビレット40の側面に押しつけるように作動される。四角形成プレート68は、ビレット40を四角にするために、これらのプライをそろえるように強制する。図解された具体例中では、接着剤スプレッダー60がシートを余りにも前方に押しすぎた場合に、正面側を四角にする為に、一対の四角形成シリンダー66aがビレット40の前方に配置されている。図解されていないが、後側を四角にする為にビレット40の後方に四角形成シリンダー66a の第二のセットを含むことが必要かもしれない。最も上の芯材41上の層18の為の最後のファイバーボードプライは、接着剤スプレッダー60中では接着剤を受けない。ビレット40は典型的にはおよそ43インチの幅、12インチの厚み、120インチの長さのものである。実際上そのようなビレットの長さは、造られるべき完成部品の為の適正な長さを生じるようにセットされる。従ってビレットは、生産効率を最大限にする為に、一般用途の為に標準長さに形成され得る。構造材料を生じるプランクは、再度鋸切断することが出来、木材のプランクが使用されるのと同じ方法で、パーツ又はその他の構造用途品を形成する。本発明の置き換え材料は、木材材料と比較して、均質性を与える。木材は典型的には節、割れ目を有し、湾曲し得、腐朽している場合もある。置き換え材料の屑要素は、木材よりもずっと低い。更にその廃棄物は、完全にリサイクル可能であって、典型的に埋立廃棄場に於て処分される木材屑とは対称的である。組立られたビレット40は、ローラーコンベアー64によって圧縮ステーション70 に供給され、圧縮ステーション70はそこをビレット40が通過する際にビレット40 に圧縮力をかける。移送の速度は、ビレット40が段ボールの層とファイバーボードの層が完全に接着されて圧縮ステーション70の末端から出てくるように、特定の接着剤の硬化時間と相関している。接着剤は澱粉、ＰＶＡ常温硬化接着剤、デキストリン、又は他の類似の接着剤でありうる。別の方法として、空気作動プレスでビレットを上で述べたように圧縮することが出来る。圧縮ステーション70から、ビレット40は、前進と後退が出来るキャリッジ72上に受取られる。ビレット40は、ヘッドリグバンド鋸74を通過するキャリッジによって運ばれ、鋸は予め決められた幅45でビレットを切断し、予め決められた厚みを有する芯材ブランク43を形成する。そのようなキャリッジ及び帯鋸切断装置は、木材板切断に慣用されている。この装置は、予め決められた幅45に切断するようにセットされていて、次にビレット40を通過した後に横方向に印を付ける。帯鋸のブレードの歯のスタイルは、ビレットをスムーズに切断できることを確保する為に、木材に用いられているものとは異なることが好ましい。なぜならビレットは、木材とは異なる密度と繊維の配向性を有しているからである。ビレットがヘッドリグを各々通過する時に切断されるプランクの幅は、構造部材10の望まれる仕上厚みによって予め設定され、決定される。キャリッジの印付けによって定義される切断の幅は、あとでプランク44に積層されるキャップ20及び22の厚みが加わることを考慮する。ビレット40を通過するヘッドリグ74によっての切断は、従って、仕上げされたキャップ付きプランク44よりも薄い厚みの芯材プランク43を生じる。芯材プランク43は、次に回転されて両面接着剤（のり）スプレッダー78を通過させられ、スプレッダーは接着剤のフィルムをシート12の露出された側面と芯材繊維層16及び18の縁23に適用する。充実ファイバーボードシートの一つが積み上げ81から取り出され、接着剤スプレッダー78から芯材プランク43の一つを受ける為にコンベアー79の上に置かれる。このシートはキャップ20である。ファイバーボードシートのもう一つが芯材プランク43の上に置かれ、その芯材プランクは、次にコンプレッサー82を通過させられ、キャップ20及び22をプランクに積層する。キャップの付けられたプランク44は、プランク44から構造部材10を分離する為に切断する為に製造区域に送られる準備が出来た仕上ボードとしてコンプレッサー82から出現する。構造部材10は、特定のクリート又はフレーム部材につき要求されるように、ある長さへの切断、ほぞ及びほぞ穴の形成等の更に別の操作を受ける。これは以下に述べられる。プランク44の最終的な切断の間、引裂きシート42が用いられる。プランク44は、鋸の上に置かれ、引裂きシート42のそれぞれにそって縦方向に切断され、構造部材10を分離させる。プランク44は二重壁の段ボールの引裂き層42にそって切断されることによって構造部材10が形成される時に正味の最終的な幅を有するように予備加工される。他の幅をプランク44から切り出すことが出来るが、生じる段ボールシート12及びファイバーボードシート18及び20の順番は変化するであろう。プランク44の強度は従って小さくなり得る。もしプランクの分離された部分が平坦に、例えば基部又は頂部のフレームの差渡し片（クロスピース）として、使用される場合は、このことは影響が余り大きくない。柱として使用される為には、プランク44は、柱が設計された圧縮強度を有することを確保する為に、予め加工された幅に引裂きシート42上で切断されるのが好ましい。上に議論した置き換え構造部材10の製造は、最少の屑と最少の労力の連続フロープロセスである。ビレット接着用の接着剤は、段ボールで使用されるように澱粉であり得るか、ＰＶＡ室温硬化接着剤、デキストリン、又はその他の適当な接着剤であり得る。別の具体例（図示なし）では、ヘッドリグ70は、複数バンドの薄い切込み帯鋸である。この具体例では、複数の芯材プランク43がビレット40から同時に切り出される。図４は、構造部材10から造られる以下に議論されるようなクリート及びフレーム部材を有している段ボール容器100の一部切取った透視図である。容器100の本体は、好ましくは、段ボール材料のブランクから形成される。このブランクは、当業者に知られるように三つの刻み目線にそって折り畳み可能に連結されている四つの主要なパネル102、103、104、及び105を含んでいる。四つの主要パネル10 2〜105は、容器100の四つの壁を形成している。この産業で一般的な製造業者の接合は、刻み目にそって主要パネルの一つに折り畳み可能につなげられる。製造業者の接合は、ブランクの末端がのりで一緒に連結されることを可能とし、ステープル止めされて、完成された容器100を形成する。図解された具体例中では、一連の四つの上部フラップ106が、容器100の頂部を閉じるため、刻み目線にそって主要パネル102〜105に折り畳み可能に連結されている。上部フレーム108は、容器100の上端中に挿入される。基部110は、容器の基部支持体を与え、商品がその中に包装される。パネル102〜105には、垂直の補強クリート112が設けられ（パネル103と104上に一点鎖線で示される）、これらは、構造部材10からある長さに切断される。図１に図解されるように、構造部材10は、クリート112をパネル1 02〜105に取り付けるのを容易にする為の、四角く切断された外側側面及び縁を有している。隅及び中心に配置されたクリート112は、慣用方法で波形にされた外側本体100に取り付けられる。これらの慣用の取り付け方法は、木材クリートを取り付ける等ののり付け、ステープル止め、又はそれらの組合せを含む。クリートを段ボール本体に取り付けるための機械は、容器産業で慣用のものである。波形の本体はクリートをなかにとじ込め、含有し、包み込む役割をし、取り扱いと積み上げられた荷物のトルク及び積み重ね強度との両方を与える。段ボール容器は、容器中の製品の為のほこりからの保護と破損保護ための障壁を与える。そのような容器には、典型的には、広告、部品部材、及び製品情報がプリントされる。図５に最もよく説明されるように、クリート112は、上端で切断され、ほぞ114 を形成し、底端で切断されて傾斜116を形成する。ほぞ114は、上部フレーム108 の部材119中の対応するほぞ穴118に差込み固定される。ほぞ及びほぞ穴の継ぎ手は、上部フレーム108が垂直のクリートからはずれることを防止する。ほぞの厚みは好ましくは柱110の厚みの約1/3である。ほぞキャップは好ましくはクリート 112の約1/3及び1/2の間の厚みである。ほぞ幅は、好ましくはクリート112の幅全体である。傾斜116は、構造部材10で造られた差渡し部材115中の切り欠き117とつがいになるように受けられる。傾斜116と類似の傾斜が更に図６cに関して以下に議論される。再度図４を参照すると、上部フレーム108は、構造部材10から切断された複数の部材から組立られる。末端124は、部材を強固に連結する為に重ね継ぎのために切断される。重ね継ぎは、好ましくは接着剤で一緒にのりづけされる。フレーム部材、例えば119aは、クリート112のほぞ114を受ける為のほぞ穴118を含んでいる。図６a及び６bは、以下に詳細に述べられ、ほぞ穴118の側面図が部材119a 中でカットされる。ほぞ穴118は好ましくはクリート112の長方形のほぞ114を受ける為に標準の木材加工スロット状のほぞ穴が切込まれる。ほぞ穴118は、好ましくはほぞ114の厚みよりも約1/16インチ幅広いのが好ましい。これによって、包装ライン上の容器100の組立ての間に容易なフィットが促進される。ほぞ穴118 の深さは、実質的にはほぞ114の深さと同じである。好ましい具体例中では、ほぞ穴の長さはクリート112の幅よりもおよそ1/4〜1/2インチ長い。図６cは、傾斜している表面135に隣接する一対のプラトー表面（表面133）を有している第一の末端に於て、傾斜したほぞ132を有しているクリート130の分解透視図である。つがいになる溝134が傾斜したほぞ末端132を受ける為に横断するフレーム部材136中に切込まれる。溝134は、慣用の木材加工ほぞにカットされ、溝形状の外形のブレードを有するものである。好ましい具体例では、傾斜の角度137は、約24°である。傾斜の高さは、およそクリート130の厚みの幅のおよそ1/2である。プラトー表面133は、クリート130の厚みのおよそ1/4である。好ましい具体例では、クリート130は、図４に示されるような上部フラップを有している段ボール容器の側壁に取り付けられる。頂部フラップは、差渡し部材 136で造られたフレーム上にぴったりに閉じられる。これは、ほぞ、ほぞ穴の接合をぴったりしたままにする。プラトー表面133は、差渡し部材136の上にかかる荷重を垂直のクリート130に移す。本発明の一具体例では、クリートは四つの二重壁の段ボールプライ12を挟んでいる芯材繊維層16及び18の為の充実ファイバーボードの三つのプライで造られている。充実ファイバーボードシートの二つのプライがキャップ120及び122として使用された。充実ファイバーボードシートは、90ポイントの繊維のものである。 2インチの幅と1.5インチの厚みを有している30インチのクリートは、1500ポンドの圧縮荷重を支持する。ほぞ114は、0.5インチの厚みであり、1インチと1.5インチの間の深さを有している。この特定のクリートは、段ボール容器の内側表面に取り付けられる寸法であって、更に容器がユーザーへ送られるために平坦に潰すことが出来るサイズのものであった。そのような平坦にした輸送は、ノックダウンとしてこの産業分野で知られている。容器は典型的には空間と軸送コストを節約する為にノックダウン状態でエンドユーザーに輸送されるのが普通である。本発明の構造部材10は、図７a、７b、及び７cに図解される一体のＵ字形の構造支柱140に形成できる。支柱140は、側壁に既に固定されたクリートが設けられていない輸送用容器中の補強柱又はポストの使用を促進する。図７aを参照すると、構造部材10には、連続ユニットとして上部の柱144及び二つの垂直な柱146を形成するのに、二つの間隔をおいたノッチ142が切込まれている。末端ユーザーは構造部材10をノッチ142で折り畳み、図７bに説明されるＵ字形の支柱140を形成する。Ｕ字形の支柱140は、容器143内に配置される（部分的に図解している）。支柱146は慣用的に容器143の側壁145にステープル止め又は糊つけされる。１又はそれ以上のＵ字形の支柱140は、容器の末端の間の垂直の上面荷重支持の為に容器中長手方向の中心に配置される。キャップ又はフラップ147は、上部の支柱144と接触し、容器を閉じる。図７cは支柱140の側面図を図解している。切れ目(ノッチ)142は、好ましくは構造部材10の厚みの1.5倍の長さを有している。切れ目142は底152と側面150を有している座席148を含んでいる。座席150(148か？)の深さと幅は、構造部材10の厚みの1/2が好ましい。座席に隣接して傾斜表面156がある。傾斜の角度は好ましくは柱146を折り畳む為、そして上部支柱144を四角い90°の角にするため、45°である。切れ目142の鏡像がＵ字形の支柱140を形成する為に構造部材10中に第二の切れ目142aを形成する。四角い底152と側面150は、上の荷重を垂直の柱146に移し、側面の柱が上方に押上げられるのを防止する平坦な表面を与えている。図８a及び８b及び８cは、切れ目142の別の具体例160を有するＵ字形の支柱140 を説明している。切れ目160は、上部の支柱144をコーナーの柱146に固定し、内部及び外部両方の横の圧力に対する抵抗性を有している。切れ目160は、図８cに図解されたバックカット162及び164の対の為、マルチヘッドのほぞが切られなければならない。バックカットの角度165は、好ましくは20°である。バックカット162は、歯166を形成し、その歯は、バックカット164に挿入され、柱146を上部支柱144に固定する。バックカット162及び164は、上部支柱144上の荷重を垂直の柱146に移す為に協力する。図７及び図８の切れ目142及び160の両方に於て、充実繊維層16の一番外側の層が切断されずに蝶番として残り、柱を上部支柱に接合する。図７及び８に図解されたＵ字形の支柱140は、折り畳み可能で、清潔で水分がなく、のこ屑や昆虫及び腐食性の酸がないものである。本発明のＵ字形の支柱140は、平坦な状態で輸送され、束にバンドでとめられる。一緒にバンドでとめられると、Ｕ字形の支柱 140は比較的小さな倉庫スペースしか占領しない。これは輸送コストと倉庫のコストを節約する。支柱140は、同じ方法で完全に、そして段ボールと同じ場所でリサイクル可能である。構造部材10は、好ましくは高いパーセントのリサイクルされた繊維で形成されるのが好ましく、従って、リサイクル系に於けるクローズドループを形成する。図９は、図１に図解された構造部材10の別の具体例の端面図である。この具体例では、一対の充実ファイバーボードシートで形成されたウェッブ170が一対の段ボールシート12の間に芯として中心に配置されている。この具体例では、キャップ20及び22はファイバーボードシートの単一プライである。芯材繊維層16及び 18は、二重プライである。図10は図１に説明された構造部材10の別の具体例の端面図である。この具体例で、一対のウエッブ172及び174が、構造部材10の層16及び18の間に等しく配置されている。この具体例で、構造部材10は、段ボールシートの三つの組を有し、各組は、段ボールシート12の二つを有している。芯材繊維層16及び18は、ファイバーボードの三層のものであり、側面は二層のものである。図１１は図１に図解された構造部材10の別の具体例の末端及び側面の透視図である。この具体例中で段ボールシート12は、構造部材10の長手方向の軸176に対し横断方向の段ボールの波形縦溝を有しているように配置される。従って、本発明は重量物品用の段ボール容器中にクリートとして使用される為の十分な頂部荷重及び圧縮強度を有する重量の軽い置き換え構造部材10を提供している。構造部材10は、取り扱い、積み重ね、及び輸送に耐える為に、十分に剛性であるフレーム部材及び接合部を形成する為にこの産業で典型的に使用される木材切断装置で容易に造られ、そして加工される。上に議論したように、本発明の構造部材は、プランク、クリート又はボードとして使用される。図１２は、本発明のプランクから組立られたパレット200の透視図である。パレット200は、パレットに対する基部を規定している離れ離れのベース板202の対を含んでいる。少なくとも二つのストリンガー204がベース板に取り付けられる。説明される具体例中で三つの間隔をおいたストリンガー204がベース板202に対し垂直に配置される。ストリンガー204の抹消端206は、ベース板202の上面208に連結される。少なくとも二つのデッキ板210がストリンガー204 に取り付けられる。図解された具体例中で四つのデッキ板210がストリンガー204 に対し垂直に配置され、ストリンガーの上面212に接続されている。デッキ板210 aの一つは、以下に議論されるようにストリンガー204の詳細を説明する為に一点鎖線で図解されている。デッキ板210はベース板202に対し平行で間隔をおいている。別の具体例中（図解なし）で、追加のベース板、ストリンガー、及びデッキ板がパレットによって負担される荷重に依存して存在する。図解された具体例中で、ストリンガー204は、デッキ板210を受ける為に上面21 6中に第一のノッチ部分214を含んでいる。デッキ板210のそれぞれについて、第一のノッチ部214が存在する。デッキ板210は、第一のノッチ部分214と重なり合う。デッキ板210とストリンガー204の重なりの夫々は、全体を218で示す接合部を形成する。また、ストリンガー204は、下部表面222中に第二のノッチ部分220を含んでいる。ベース板202のそれぞれについて、第二のノッチ部分220が存在する。ベース板202は、第二のノッチ部分220に於て、ストリンガー204と重なり合う。重なりは、ベース板202とストリンガーの間で224で全体を示す接合部を形成する。接合部224は、接着剤でしっかりと固定される。図解された具体例中で、ストリンガー204は更に一対の離れた溝226を含んでいる。溝226は、好ましくはパレット200の中心軸から離れているのが好ましい。溝 226は、パレット200上の荷を取上げて運ぶ為のフォークリフトのフォークの入口を与えている。図13は図12に示されたパレット200の別の具体例のパレット232の角230の透視図である。この具体例中でストリンガー204は、デッキ板210を受ける為の第一のノッチ214を含んではいない。デッキ板210は、それによってストリンガー204の上面210上に座る。ストリンガー204の芯は上に議論した段ボール層12を含んでいる。この芯は、充実繊維の芯材繊維層16及び18よりも密度が小さい。デッキ板210からストリンガー204に通される釘及びステープルとめは、パレット232の取り扱いの間分離され得る。のり又は接着剤は、好ましくはデッキ板210及びストリンガー204の接触しているキャップ20及び22に適用されるのが好ましく、構造部材の接着強度の殆どを与える。しかし、接触の表面積は比較的小さい。分離する可能性を減少させる為にこの具体例はストリンガー204の側面に対し折込まれる重なりフラップ234を含んでいる。フラップ234はデッキ板210のそれぞれの末端236を越えるキャップ20及び22 の一つの延長部である。フラップ234は、ストリンガー204の側面に対して末端23 6で折り畳まれる。のり又は接着剤は、フラップ234とストリンガー204の隣接する面を接着する。ステープル234は、フラップを所定位置に保つ為にフラップ234 を貫通して打込まれ得るが、接着剤もセットされる。更にフラップ234は接着剤を受ける為のより大きな面積を与える。デッキ板210は、ステープル238によって芯材に対し強固に連結され、キャップに対する接着剤によって強固に連結される。フラップ234のこの特徴は、図12に図解されるパレットで使用され得る。別の具体例で、充実繊維のＬ形の片がデッキ板210とストリンガー204の末端と側面上にパレットが組立られた後に接着される。図１４は、本発明に従って段ボールの波形が交差したビレット250の透視図である。上で議論したプランク44等の構造部材10は、好ましくは段ボールの波形が交差した芯材252を有するビレット250から形成されるのが好ましい。波形が交差している芯材252は、段ボールシートの交互の層254と256を含んでおり、それらの波形は、隣接するシートに対し直角に配置される。図解された具体例中で、二重壁の段ボールシート258が、層間で交互になっている波形の配向を有するように接着される。ビレット250は、芯材プランクを形成する為に図３に関して上で議論したようにある幅に切断される。芯材のプランクは次にビレット250から切出された梁の透視図である図15に図解されるようにキャップが付けられる。そのような梁は、好ましくは図４に示される上部フレーム108等の、上部フレームを造る為に使用される。波形が交差しているものは、積み重ね荷重を支持する為に垂直方向に圧縮強度を提供する。波形が交差している梁は、更に上部フレーム10 8が図４に示される容器106の上部の中心上により小さいが重い包装が置かれることによって上部に荷重がかけられた時に撓む時に、更に抵抗性がある。図１６は、接着された二重壁の段ボールシート272の層で形成された好ましいビレット270の透視図である。この具体例は、図２に示されるような繊維シート1 6を含まず、プランクスタイルの構造部材に対しコスト的に有効な代替物を提供する。図１７はビレット270から切出されたプランク274の透視図であり、上に議論した様にキャップ20及び22で仕上げられている。そのようなプランクは、パレット中でデッキ板210に使用されるのが好ましく（図12参照）、図４の119等の差渡し片に使用されるのが好ましい。図１６に示される好ましい具体例は、二重壁の段ボールシートの22の層を一緒に接着して、約5.94インチの高さを有するビレット270を形成する。ビレット270 は、ある幅に割かれて0.82インチ厚みの芯材プランクを形成する。芯材プランクは、図１７に示されるように、縦溝が露出した両面上に充実繊維キャップ20及び 22でキャップされる。プランク274の最終寸法は約１インチの厚み×６インチの幅である。段ボールシートは典型的には96インチの長さを有する。生じるプランク274は、次に特定の用途（即ち、上部フレーム、パレット、その他）の為にある長さに切断される。上に議論したように、本発明に従って形成されたプランク及びクリートは、機械加工が慣用の木材切断装置で可能である。図１８は、平面上のベース板282及び平面状のデッキ板286がストリンガーブロック284によって分離されて造られたパレット280の分解透視図である。ベース板 202及びデッキ板286は、段ボールプランク43及びファイバーボードシートキャップ20及び22で形成された平面シートである。プランク43は、側面と側面とくっつけられて配置され、ファイバーボードシートでキャップされる。このファイバーボードシートキャップ20及び22は、プランク43に接着剤で接着される。ストリンガーブロック284は、上に議論したように、キャップ付のプランク44から切断される。各ストリンガーブロック284の上部及び下部表面289は、ベース板282及びデッキ板286を接合する為に接着剤を受ける。ストリンガーブロック284の厚み290は、フォークリフトトラックのフォークを受ける為のベース板282とデッキ板286の間の空間を規定している。図１９は、ビレット40の別の具体例の一部を図解し、ビレット300として全体をさしている。ビレット300は、芯材41を分離させる為に上に議論した引裂きシート42の代りにスペーサー302を使用する。説明された具体例中で芯材41は、二重壁の段ボール304の積層されたシートからなっている。芯材41は、ファイバーボードシート16及び18を含んでいる。スペーサー302は、段ボールの細い長さのものからなったいる。スペーサー302 は芯材41のファイバーボードシート18上に間隔をおいて配置される。その間隔は、隣接するスペーサー302と芯材41の間に間隙306を規定している。図解された具体例中でスペーサー302aは木で造られるが、これは以下に議論する目的の為である。図３を参照すると、ビレット300はローラーコンベアー64上にファイバーボードシート16を置くことによって形成される。慣用の両面のり塗布機が、接着剤を段ボールのシート304の一つの両面に適用する。シート304は、ファイバーボードシート16の上に置かれる。段ボールの別のシートが、段ボールの前の層の糊付けされた面上に置かれる。段ボールの別のシートは、両面糊塗布機を通過させられ、次に順次ビレットの中に置かれる。両面糊塗布機の使用は、パレットを造る労力を減少する。この工程は芯材41が形成されるまで続けられる。ファイバーボードシートは、芯材繊維層18の為、最終の糊付けされた段ボールシート304aの上に置かれる。スペーサー304が芯材繊維層18に位置される。次の芯材41用のファイバーボード層16がビレット300上に位置され、そしてこの工程が所望の数の芯材が組立られるまで続けられる。次にビレット300が、段ボールシートを積層する為に互に圧縮される。スペーサー302が圧縮され積層が完了した後にスペーサー304は芯材繊維層18上に位置される。次の芯材41の為のファイバーボード層16がビレット300の上に置かれ、この工程は所望数の芯材が組立られるまで繰返される。次にビレット300は段ボールシートと一緒に積層される為に圧縮される。スペーサー302は、圧縮され、積層が完了した後にスペーサーは隣接する芯材41の間の引裂き層の為に再膨張する。生じる引裂き層は芯材41の間に比較的大きな空間を含んでいる。これらの間隙はビレット300の材料コストを減少する。少ない量の段ボール及びより少ない量接着剤が、ビレット中の引裂き層を保つ為に使用される。また、帯鋸上の切断摩耗が減少する。ビレット300は、上に議論したように芯材プランク43を切断する為にバンド状のヘッドリグ74を通過させられる。好ましい具体例でビレット300は特にデッキ板や細長い板に対しプランク又は梁を形成する為に波形の方向に対し横断方向に切断される。柱については、ビレット300は波形の方向に切断される。別の具体例で、引裂き層は好ましくはファイバーボードシート16及び18の間にスペーサー302を接着することによって再形成される。このサンドイッチ形の引裂き層は、一つの芯材41中に最終の両面被覆された段ボールシート304上に一つを位置させることによってビレットに容易に加えられる。次の芯材41は、段ボールシート304の一つを両面被覆しそしてファイバーボードシート18上に置くことによって始められる。図解された具体例中で、側面スペーサー302aは木製である。積層の間、段ボールスペーサー302は、潰れるが木製のスペーサー302aは潰れない。ファイバーボードシート16及び18及び段ボールシート304は、木製スペーサー302aの内側の縁から先細にされている。木製スペーサー302aは、ビレット300が引裂き層を通して引裂かれ又は切断される前に除去される。木製のスペーサー302aの除去はビレット300中に帯鋸のブレードを挿入するための開口を生じる。隣接する芯材41のファイバーボードシート16及び18は、帯鋸のブレードの移動をガイドする。本発明の操作の原理、好ましい具体例、及び様式を前記の明細書で記載した。特定の形態は制限的ではなくて例示として看做されるので、本発明は、開示された特定の形態に制限されるように解釈されるべきでない。更に、次の特許請求の範囲に記載される本発明の精神から逸れることなく、当業者によって変更と修飾がなされうる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８【提出日】１９９５年５月２２日【補正内容】請求の範囲１．機械加工と接着剤での接合によって別の構造部材と剛性の接合部を形成することが出来る上部フレーム、パレット、及びクリートを包含する包装成分を造る為の構造部材であって、ほぞ又はほぞ穴接合部形成等の機械加工の後に、別の構造部材に取り付ける為の、内部構造体を与える低密度段ボールシートの積層物の芯材、及びその構造部材に圧縮強度を与える為にその芯材のまわりに取り付けられるより高密度ファイバーボードシート材料の外側キャップ、を含んでいる構造部材。２．段ボールの波形の方向が交互になるように段ボールが重ねられている請求項１に記載の構造部材。３．接着剤で接着された複数の細長い段ボールシート、少なくとも一つのファイバーボードシートのプライからなっていて、上記の複数の段ボールシートの重なりのそれぞれの外側の段ボールシートに接着されている頂部及び底部のキャップ、該段ボールシートのそれぞれの側面に接着され、頂部及び底部キャップのそれぞれの縁に接着されている充実ファイバーボードシートの一対の側面キャップ、からなる構造部材。４．段ボールの隣接する二つのシートの間に配置され、頂部及び底部キャップの間に等しく間隔を置いている少なくとも一つのウェッブを含んでいる請求項３に記載の構造部材。５．該底部キャップに対し45°で二つの面を有しているＶ字状のカットをそれぞれ有しており、さしわたし支柱と二つの柱とを形成する一対の間隔をおいたノッチを更に含む請求項３に記載の構造部材であって、該構造部材がノッチで折られて容器内に挿入されるＵ字形の支柱を形成するものである構造部材。６．ノッチが更にさしわたし支柱上の荷重を柱に移す為に支え面を与える為のＶ字状のカットに隣接する座席と底を含んでいる請求項５に記載の構造部材。７．一対のバックカットを含んでおり、一つは該Ｖ字状のカットの各側面にあり、バックカットの一つは構造部材がノッチで折られた時にバックカットの他方に受けられる為の歯を形成している、請求項６に記載の構造部材。８．段ボールの波形が配向方向が交互であるように段ボールが重ねられている請求項３に記載の構造部材。９．パレットであって、少なくとも二つの間隔をおいたベース板、該ベース板を横切って配置される少なくとも二つの間隔をおいたストリンガー、但し、各ストリンガーはベース板と重なり合ってベース板と連結する末端部を有している、該ストリンガーに対し横断方同に配置され、重なり合い部分をストリンガーの上面と連結している、少なくとも二つの間隔をおいたデッキ板、を含んでおり、該ベース板、ストリンガー及びデッキ板は、重なり合い部分に於て接着剤で互に接着されており、各ベース板、ストリンガー、及びデッキ板は、重ねられて接着剤で互に接着された複数の細長い低密度段ボールシートの中心ウェッブと、各々がその段ボールシートの重なりのそれぞれの鋸で切られた側面に接着された高密度ファイバーボードシートの少なくとも一つのプライである、一対の梁形成キャップとからなっているものである、パレット。１０．該ストリンガーが、各デッキ板に対する第一の重なり部分を含んでおり、その重なり部分はデッキ板の一つのそれぞれの末端部を受ける為にストリンガーの上面中にノッチを形成している、請求項９に記載のパレット。１１．該ストリンガーが、各ベース板に対して第二の重なり部分を含んでおり、この第二の重なり部分がベース板の一つの夫々の末端部を受ける為にストリンガーの下表面中にノッチを形成している請求項９に記載のパレット。１２．デッキ板のキャップがデッキ板のそれぞれの末端から長手方向にのびる延長部分を含んでおり、そのによって延長部はストリンガーのそれぞれの外側面に対し垂直に折られ接着剤でストリンガーに固定され、デッキ板とストリンガーの間に重なり合って接合部を形成している請求項９に記載のパレット。１３．ファイバーボードシートの頂部及び底部キャップの間に接着されたそれぞれが段ボールシートの複数からなる少なくとも二つの芯材層を形成し、隣接する芯材層の間に段ボールの引裂きシートを接着して少なくとも二つの芯材層を有しているビレットを形成し、予定された幅でビレットを引裂いて複数の細長い芯材プランクを造り、芯材プランクの側面上にファイバーボードシートの側面キャップを積層しでキャップされたプランクを形成し、引裂きシートにそってキャップされたプランクを引裂いて少なくとも二つの構造部材を分離させる、ことからなる構造部材を製造する方法。１４．平面状の厚紙シートの間に配置された縦溝付シートによって形成される波形を有する段ボールシートの上部表面に接着剤を適用し、複数の該段ボールシートを一緒に重ね、隣接する段ボールシートを接着剤で接着してビレットを形成し、予定された幅でビレットを引裂いて細長い芯材プランクを造り、重ねられた段ボールシートの露出された波形部分を覆う為に芯材プランクの横側面上に一対のキャップを積層して構造部材として使用される為のキャップされたプランクを形成する、ことからなる構造部材を製造する方法。１５．段ボールを重ねる時に段ボールの波形の配向を交互方向に配向させる段階を更に含んでいる請求項１４に記載の方法。１６．段ボールの引裂きシートによって分離された少なくとも二つの芯材を含み、各芯材が、接着材で接着された複数の積層段ボールシートの中心ウェッブに接着され挟んでいるファイバーボードシートの頂部及び底部キャップを含んでおり、それによって該芯材が引裂きシートにそった切断により芯材プランクに分離されるものである、段ボールと充実ファイバーボードプライのビレット。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者グリグスビー，ジョンエム．，ジュニアアメリカ合衆国 30324 ジョージア州アトランタクレーンロード 951

Claims

【特許請求の範囲】１．機械加工と接着剤での接合によって別の構造部材と剛性の接合部を形成することが出来る上部フレーム、パレット、及びクリートを包含する包装成分を造る為の構造部材であって、ほぞ又はほぞ穴接合部形成等の機械加工の後に、別の構造部材に取り付ける為の、内部構造体を与える低密度材料の芯材、及びその構造部材に圧縮強度を与える為にその芯材のまわりに取り付けられるより高い密度の材料の外側キャップ、を含んでいる構造部材。２．芯材が段ボールの層からなっている請求項１に記載の構造部材。３．段ボールの波形の方向が交互になるように段ボールが重ねられている請求項２に記載の構造部材。４．キャップが充実ファイバーボードからなっている請求項１に記載の構造部材。５．接着剤で接着された複数の細長い段ボールシート、少なくとも一つのファイバーボードシートのプライからなっていて、上記の複数の段ボールシートの重なりのそれぞれの外側の段ボールシートに接着されている頂部及び底部のキャップ、該段ボールシートのそれぞれの側面に接着され、頂部及び底部キャップのそれぞれの縁に接着されている充実ファイバーボードシートの一対の側面キャップ、からなる構造部材。６．段ボールの隣接する二つのシートの間に配置され、頂部及び底部キャップの間に等しく間隔を置いている少なくとも一つのウェッブを含んでいる請求項５に記載の構造部材。７．該底部キャップに対し45°で二つの面を有しているＶ字状のカットをそれぞれ有しており、さしわたし支柱と二つの柱とを形成する一対の間隔をおいたノッチを更に含む請求項５に記載の構造部材であって、該構造部材がノッチで折られて容器内に挿入されるＵ字形の支柱を形成するものである構造部材。８．ノッチが更にさしわたし支柱上の荷重を柱に移す為に支え面を与える為のＶ字状のカットに隣接する座席と底を含んでいる請求項７に記載の構造部材。９．一対のバックカットを含んでおり、一つは該Ｖ字状のカットの各側面にあり、バックカットの一つは構造部材がノッチで折られた時にバックカットの他方に受けられる為の歯を形成している、請求項７に記載の構造部材。１０．段ボールの波形が配向方向が交互であるように段ボールが重ねられている請求項５に記載の構造部材。１１．パレットであって、少なくとも二つの間隔をおいたベース板、該ベース板を横切って配置される少なくとも二つの間隔をおいたストリンガー、但し、各ストリンガーはベース板と重なり合ってベース板と連結する末端部を有している、該ストリンガーに対し横断方向に配置され、重なり合い部分をストリンガーの上面と連結している、少なくとも二つの間隔をおいたデッキ板、を含んでおり、該ベース板、ストリンガー及びデッキ板は、重なり合い部分に於て接着剤で互に接着されており、各ベース板、ストリンガー、及びデッキ板は、重ねられて接着剤で互に接着された複数の細長い段ボールシートと、各々がその重なりのそれぞれの側面に接着されたファイバーボードシートの少なくとも一つのプライである、一対のキャップとからなっているものである、パレット。１２．該ストリンガーが、各デッキ板に対する第一の重なり部分を含んでおり、その重なり部分はデッキ板の一つのそれぞれの末端部を受ける為にストリンガーの上面中にノッチを形成している、請求項１１に記載のパレット。１３．該ストリンガーが、各ベース板に対して第二の重なり部分を含んでおり、この第二の重なり部分がベース板の一つの夫々の末端部を受ける為にストリンガーの下表面中にノッチを形成している請求項１１に記載のパレット。１４．フォークリフトのブレードをパレット中に受けることが出来るようにするために、各ストリンガーが下表面中に一対のノッチを含んでおり、それらのノッチはパレットの横断方向の軸から等しく間隔をおいている請求項１１に記載のパレット。１５．デッキ板のキャップがデッキ板のそれぞれの末端から長手方向にのびる延長部分を含んでおり、そのによって延長部はストリンガーのそれぞれの外側面に対し垂直に折られ接着剤でストリンガーに固定され、デッキ板とストリンガーの間に重なり合って接合部を形成している請求項１１に記載のパレット。１６．ファイバーボードシートの頂部及び底部キャップの間に接着されたそれぞれが段ボールシートの複数からなる少なくとも二つの芯材層を形成し、隣接する芯材層の間に段ボールの引裂きシートを接着して少なくとも二つの芯材層を有しているビレットを形成し、予定された幅でビレットを引裂いて複数の細長い芯材プランクを造り、芯材プランクの側面上にファイバーボードシートの側面キャップを積層してキャップされたプランクを形成し、引裂きシートにそってキャップされたプランクを引裂いて少なくとも二つの構造部材を分離させる、ことからなる構造部材を製造する方法。１７．平面状の厚紙シートの間に配置された縦溝付シートによって形成される波形を有する段ボールシートの上部表面に接着剤を適用し、複数の該段ボールシートを一緒に重ね、隣接する段ボールシートを接着剤で接着してビレットを形成し、予定された幅でビレットを引裂いて細長い芯材プランクを造り、重ねられた段ボールシートの露出された波形部分を覆う為に芯材プランクの横側面上に一対のキャップを積層して構造部材として使用される為のキャップされたプランクを形成する、ことからなる構造部材を製造する方法。１８．段ボールを重ねる時に段ボールの波形の配向を交互方向に配向させる段階を更に含んでいる請求項１７に記載の方法。１９．段ボールの引裂きシートによって分離された少なくとも二つの芯材、各芯材が複数の段ボールシートに接着され、それらを挟んでいるファイバーボードシートの頂部及び底部キャップ、を含んでいる、段ボールと充実ファイバーボードプライのビレット。