【発明の詳細な説明】
冶金設備の排出導管を空にするための恒久的装置とその使用
本発明は冶金設備の樋を排出するための恒久的装置に関するものである。また
かかる装置の使用にかかわるものである。
点検、修理または緊急停止の間、排出系統が金属、スラグまたは両者の混合物
などの液体流れの通過通路または樋に依存している、液体金属を精錬または保持
するための設備はこれらの導管の排出という間題に遭遇する。
従って、例えば、特に樋の耐火壁の磨耗の目視検査のために高炉の主樋内への
鋳込みを停止している間、通路を完全に排出する必要がある場合、最下段で、金
属に最後の壁内の通路を提供し、残留液体塊を開けた孔を介して排出することが
広く行われている。
これを行うためには、最後の排出作業の後に排出孔内に設置された耐火閉塞物
質を穿孔することのできるコアビットを装着した穿孔機械を用いる必要がある。
完全に有効であるために、この作業は完全に軸の心合せをして穿孔を実施する
必要があるが、実際上は、既存の設備から考えて、決して実現できなかった。そ
のとき発生しやすい多くの障害には次のものがある：
・中心をそれた穿孔によって孔の壁が損傷し、その結果通路の壁を形成してい
る耐火材料のひび割れや移動が生じる；
・かなりの長さのロッドの尖端に位置するコアビットの回転は完全には制御困
難であり、このようにしてできた孔は大抵の場合は円錐度が高く、再度閉塞した
ときに、その後の信頼性を落とすことになる；
・大抵の場合、コアビットの使用自体は作業がうまく行くことを可能にするも
のではないので、閉塞除去は酸素ランス(lance)の助けによって仕上げなければ
ならず、そのため周囲の耐火ライニングのひどい損傷を招く。
さらに、樋の壁を外側から穿孔するときに排出孔を樋の正しい高さに位置づけ
ることは困難である。
加えて、重く、高価なハードウエアを必要とする作業全体も、強調しておかな
ければならないことだが、苛烈で危険を伴う作業条件の下に多くの人員を必要と
する。穿孔自体の危険な性格の他に高速で予測できない高温での出湯のリスクも
付け加えなければならない。
従って、穿孔作業に頼らずに、かかる設備その他の装置を排出する能力を持つ
ことは明らかに望ましい。
またかかる装置を極めて簡単な仕方で、またできる限り危険の少ない仕方で、
排出できる能力を有することも強く望まれる。
本発明の内容は、従って、冶金設備の樋を排出するための恒久的装置であって
、主として、
ａ)ほぼ円錐台の形状で案内スライドを備えた貫通通路空洞を備えた耐火主ブ
ロックと；
ｂ)その全長に渡って内部導管を備え、適切ならば部分的に、または完全に閉
塞材を充填された、主ブロック内に配置された空洞内に挿入するための、ほぼ円
錐台形の耐火インサートと；
ｃ)主ブロックの案内スライド内に挿入するためのシャッターゲート：
とを含む装置である。
本発明による装置は１つの冶金設備の樋が穿孔のための外部手段に頼ることな
しに排出されるプレハブ構成部品の連続的存在を保証する。
実際、樋が製造されたとき、または問題の装置が使用される後者の壁が完全に
更新されたときに、主ブロックは壁の耐火ライニング内に位置づけられ、埋め込
まれ、小さな開口を有する貫通通路空洞のオリフィス(orifice)は樋の内部に向
けられる。運転条件において、従って、このオリフィスは液体流れと接触する。
次にインサートはぴったり嵌合する主ブロック内の貫通通路空洞内に直接、ま
たは、適切ならば耐火ペーストで外部を被覆した後に、導入される。ゲートは次
にインサートを遮断し、全体の堅牢性を保証するように位置づけられる。
このように装備した樋を運転する前に、それがまだ済んでいなければ、耐火性
またはその他の、閉塞材でインサートの内部導管が充填される。
このように装備した樋の排出の間、シャッターゲートは除去される。インサー
トの内部導管を充填している栓は、そのとき樋内に存在する残留液体物質の推力
の効果で排出される。排出はこのように自然に行われる。
排出の後で、インサートは取り外し、交換することができる。シャッターゲー
トの装着と新しい閉塞材でのインサートの内部導管の充填を次に上述の通りに実
施することができる。
かかる使用も本発明の内容である。
本発明による装置は実施態様の説明と付属の図面によって一層良く理解される
だろう。
図１は上から見た、単に例として選択した、高炉の親樋または主樋の部分概略
図であり、高炉の最後の壁は最大流量領域内の最下段に本発明による装置を備え
ている。
図２はシャッターゲートを取り外した本発明による装置を備えた、親樋の端の
前面図である。
図３はシャッターゲートを取り外した本発明による装置のＡＡに沿った断面図
である。
図４は本発明による装置の実施態様の展開した全体図である。
図５はインサートとシャッターゲートを取り外した、本発明による装置の別の
実施態様の、断面の、上面部分概略図である。
図６はこの別の実施態様のＢＢに沿った部分概略矢視図である。
全ての図において、同一の参照記号は同じ構成部品を指す。
図１において、高炉の方向は矢印Ｆで示される。高炉から親樋(1)内に流れる
ときに、液体で高温の生産物は、その経路でダムまたはサイフォン(3)に出会っ
た後で、樋(2)によって排出されるスラグの流れと、樋(4)によって排出される銑
鉄の流れの、２つの液体流れに分割される。本発明による装置(6)は親樋の底領
域(5)に設置される。
図２はシャッターゲートを取り外した、本発明による装置(6)を備えた、親樋
の端を示している。親樋の底(7)はインサートを通過する導管の下部とフラッシ
ュ(flush)である。
耐火主ブロック(10)と、耐火インサート(20)とシャッターゲート(30)を含む本
発明による装置は図４に示されている。
図５と６は主ブロックの実施態様を２つの別個の部分に分けて示している、ま
た前面に向けられたその前面部分(40)を以下にもっと詳細に説明する。
任意の形状の主ブロック(10)は、ほぼ円筒状(図示されていない)または平行六
面体とするのが有利である。ほぼ円錐台状の貫通通路空洞(11)がその中に配置さ
れている。この空洞は主ブロックの２つの相対する面上に開き、それらの面は一
般的にそれぞれ主ブロックの後面と内側前面と呼ばれている；問題の後面上に位
置するオリフィス(12)は内側前面(14)上に位置するオリフィス(13)のものより小
さな寸法の開口を有する。空洞(11)の形状と寸法は前記空洞が受けようとするイ
ンサート(20)のものに適合している。
主ブロックの内側前面(14)のすぐ近傍には、互いに向かい合って位置し、前記
前面に沿って置かれ、問題のブロックの外側前面(16)に向けられた2つの案内ス
ライド(15ａ)と(15ｂ)が配置されている。これらのスライドは共に断面がほぼＴ
字形のくぼみを形成し、その形状と寸法は、受けようとするシャッターゲート(3
0)のそれに適合し、好適には、その全高において、主ブロックの外側前面(16)を
遮断する、問題の空洞を通ってインサート(20)を導入できるようにする。
全ての構成部品の製造と主ブロックの所定位置への配置を容易にするために、
貫通通路空洞(11)は主ブロック(10)の後面に垂直な対称軸を持つ。
その中に設置される樋壁内の主ブロック(10)の保持をより確実にするために貫
通通路空洞(11)を囲繞する前記ブロックの周縁部分に１つ以上のくぼみ(17)が配
置されている。それぞれのくぼみは連続または不連続とすることができる。代替
形式によれば、主ブロックはほぼ平行六面体の形状である；互いにほぼ平行で、
前記主ブロックの内側前面(14)に対してほぼ直角な2つの側面のそれぞれは、有
利には少なくとも1つのくぼみ(17ａ)と(17ｂ)をそれぞれ備えている。これらの
くぼみは、好適には、一方では主ブロックの後面とそれらを担持する面のそれぞ
れによって形成された二面体の縁に平行であり、他方では、互いに向き合って位
置づけられている。有利な代替形式によれば、それらは共に関与する２つの面の
それぞれの上と、主ブロック(10)の基礎を形成する面(18)の上に延長している1
本のくぼみを形成する。
シャッターゲート(30)の着脱作業を容易にするために、主ブロック(10)の下部
または基礎(18)はさらに、前記主ブロックの内側前面(14)のすぐ近くの、外側前
面(16)と問題のブロックの2つの側面部分または面のそれぞれを境界とする領域
内に、１つの段差(19)を備えるか、前記外側前面の全高に渡って延長しているＴ
字形のくぼみをさらに境界とする２つの領域のそれぞれの中に、前記主ブロック
の上部または面に向けられた、段差(19ａ)と(19ｂ)をそれぞれ含むことができる
。
ほぼ円錐台の形状の耐火インサート(20)はその全長に渡って内部導管(21)を備
えている。インサートの形状と寸法は、適切ならば外部を耐火ペーストで被覆し
た後、それを受けるための、主ブロック(10)内に配置された貫通通路空洞(11)の
それに適合している。
有利な実施態様によれば、インサート(20)と導管(21)は同軸で、好適には、導
管(21)はほぼ円錐台の形状を有し、その小さな開口は問題のインサートの細い端
(22)に出ている。
全ての構成部品製造と、所定位置への配設を容易にするために、インサート(2
0)の2つの端のそれぞれは平坦で、後者の対称軸に対して垂直である。インサー
ト(20)は、適切ならば部分的にまたは予め完全に塞いでから、オリフィスが小さ
な開口直径を有するその端(22)を通る貫通通路空洞(11)内に導入される。
インサート(20)の周縁にはレリーフを配置して、大きな開口直径を有する前記
インサートの端(23)の近傍でクラウンリングを形成する突出部分(24)を保持する
ことができる。かかるレリーフはインサートの取り出しを容易にする。
このときもちろん、前記ブロックの内側前面(14)の近傍に、主ブロックの貫通
通路空洞(11)にほぼ対応する形状と寸法のくぼみを配置するのが適切である。
上記の如く互いに適合したインサート(20)の開口寸法と主ブロックの貫通通路
空洞(11)の開口寸法も、これらの構成部品を備えた樋のサイズに適合している；
液体流れに向けられたオリフィスの最小寸法は何よりもまず生産作業の終わりで
の低い温度により金属凍結する導管の遮断のリスクを防止する配慮によって決ま
る；オリフィスの最大寸法は何よりも所望の液体金属の流れの制御の程度によっ
て決まる。
シャッターゲート(30)は上部から挿入し、主ブロック内に配置された案内スラ
イド(15ａ)と(15b)内に重力で落ちるのに適切な形状と寸法を有する。一般的に
、
ほぼ平行六面体のこのゲートには、所望の機械強度に見合う厚みが与えられる。
導入と除去を容易にするために、問題のゲートはその側面のそれぞれの下部内
にそれぞれ配置された切断面(31ａ)と(31ｂ)および／またはその基礎が前記ゲー
トの上部に装着されたロッドを備えたループ(32)を含むことができる。
主ブロック(10)はそれぞれの形状と寸法が互いに適合した少なくとも２つの部
分で製作することもできる。
後部(41)を形成するものと同じ、または異なる材料から製作された前部(40)は
スライド(15ａ)と(15b)を囲繞する。この部分(40)は主ブロックの全高に渡って
延長することができる。また、前記ブロックの外側前面(16)および／または前記
ブロックの１区間を形成するために延長することができる。
後面(42)において、この部分(40)は突起(43ａ)と(43ｂ)を形成する少なくとも
１対の段差を有し、段差は有利には貫通通路空洞(11)の対称軸を通る主ブロック
の対称面の両側に配置され、部分(41)の前面内に配置された対応するくぼみ内に
挿入されている。
部分(40)と(41)の保持をより確実にするために、面(42)から始まり、貫通通路
空洞(11)の両側で、主ブロックの上部と下部内に配置された定着手段(44ａ)と(4
4ｂ)を全体に備えるのは賢明なことである。
先に示した如く、本発明による装置の主要構成部分の少なくとも一部は１つま
たは多数の耐火材料製としなければならない。
しかしながら、問題の装置は使用中に高温にさらされるだけでなく、当業者に
は周知の各種の要因(装備される樋内を流れる高温液体の性質を含む)の影響を受
けるので、それらを勘案して採用する耐火材料を正確に選択しなければならない
。
主ブロック(10)は有利には、装備される樋内でそれを囲繞する石積みを形成す
るものに、より具体的には問題の樋の磨耗層を形成する材料のそれに類似または
同一の耐火材料で全体または一部を製作する。
後者(樋)が２つの部分で製作されているとき、前面(40)は耐火材料、セラミッ
クまたは鋼鉄や鋳鉄などの金属製とすることができる。
運転条件において、耐火性のインサート(20)は高温ではかなりの侵食を受ける
ことになる。それを製作する材料を、選択するときはこの追加の応力も考慮する
ことが勧められる。
全体が適切に動作するためには、ゲート(30)は優秀な機械強度を持たなければ
ならない、またそれが形成されている材料は本発明による装置の２つの構成部品
が温度が上昇して運転温度に達したときほぼ同じように振る舞うように主ブロッ
ク(10)を形成する材料にあった接続システムを備えていなければならない。
本発明による装置の主要構成要素のそれぞれは有利には適切な耐火性組成物の
成型によって製造できる。
問題の装置の主要構成要素を製造するのに適した耐火材料の例としては、石灰
、アルミナ、炭素、シリコンカーバイド、ジルコン、シリカ、マグネシア、尖晶
石、クロムおよびこれらの成分の２つ以上の混合物が挙げられる。
必要ならば、主ブロックの貫通通路空洞(11)に接触するインサート(20)の外側
部分は耐火ペーストで被覆することができる。
このペーストは有利には成分が、問題のインサートの成型に使用された新鮮な
材料のそれに類似している。
各種の材料からの選択、本発明による装置のそれぞれの主要構成部品の正確な
寸法決定および後者が取る正確な形状は、当業者ならば評価することのできる、
装備される現場に存在する各種の応力によってなによりも限定される。
明細書の冒頭に記した如く、本発明による装置の使用にはインサートの内部導
管(21)を閉塞物で閉鎖する作業を必要とする。この作業は、問題のインサートの
製造直後を含めて、随時実施することができる。
金属、セラミックまたは耐火材系の任意の閉塞物をこの目的のために使用する
ことができる。
本発明による装置の使用はさらに、金属が樋の底に付着するのを少なくとも部
分的に除去することによって樋の排出品質の大幅な改善を可能にする。コアビッ
トの使用は不要になるので、液体の金属を排出するための孔を囲繞するときの樋
の壁内のコアビットの振動によるひび割れは見られなくなる。Detailed Description of the Invention
Permanent device and its use for emptying the discharge conduit of metallurgical equipment
The present invention relates to a permanent device for draining gutters of metallurgical equipment. Also
It concerns the use of such devices.
During inspection, repair or emergency shutdown, the emission system is metal, slag or a mixture of both.
Smelting or holding liquid metal, relying on passages or gutters for liquid flow such as
The equipment to do this encounters the problem of discharging these conduits.
Thus, for example, in the main gutter of a blast furnace, especially for visual inspection of the wear of the grate fire wall.
If it is necessary to drain the passage completely while the casting is stopped, at the bottom,
It provides the genus with a passage in the last wall and allows the residual liquid mass to drain through the perforated holes.
It is widely practiced.
To do this, a refractory blockage installed in the discharge hole after the last discharge operation.
It is necessary to use a drilling machine equipped with a core bit capable of drilling quality.
To be completely effective, this work is perfectly centered for drilling
It is necessary, but in reality, it was never possible, considering the existing equipment. So
Many of the disorders that are more likely to occur are:
· The perforation off center damages the wall of the hole, thus forming the wall of the passage.
Cracking or migration of the refractory material that occurs;
・ The rotation of the core bit located at the tip of the rod of considerable length is not completely controlled.
Difficult, and the holes made in this way are usually highly conical and reclosed
At times, it becomes less reliable thereafter;
· In most cases, the use of the core bit itself also allows the work to be successful.
The occlusion removal must be completed with the help of an oxygen lance.
Of course, which leads to severe damage to the surrounding refractory lining.
In addition, when piercing the trough wall from the outside, the drain hole should be positioned at the correct height of the trough.
Is difficult to do.
In addition, it emphasizes all tasks that require heavy and expensive hardware.
However, it requires a large number of personnel under severe and dangerous working conditions.
I do. In addition to the dangerous nature of drilling itself, there is also the risk of high-speed and unpredictable hot water discharge.
I have to add.
Therefore, it has the ability to eject such equipment and other equipment without resorting to drilling operations.
That is clearly desirable.
In addition, such a device is very simple and in the least risky way possible.
It is also highly desirable to have the ability to discharge.
The subject of the invention is therefore a permanent device for draining gutters of metallurgical equipment.
,mainly,
a) Fire-resistant main block with through-passage cavities in the shape of a truncated cone with guide slides
Lock and;
b) with an internal conduit along its entire length and, if appropriate, partly or completely closed
Substantially circular for insertion into a filled cavity filled with cavities located in the main block
With a frustum-shaped refractory insert;
c) Shutter gate for insertion in the guide slide of the main block:
It is a device including and.
The device according to the invention is such that the gutter of one metallurgical plant does not rely on external means for drilling.
Ensures the continuous presence of prefabricated components that are discharged into the chamber.
In fact, when the gutter was manufactured or the latter wall where the device in question was used
When updated, the main block is located within the refractory lining of the wall and is embedded
The orifice of the through passage cavity, which is rare and has a small opening, faces the interior of the gutter.
Be killed. Under operating conditions, this orifice therefore comes into contact with the liquid stream.
The insert is then fitted directly into the through-passage cavity in the mating main block.
Or, if appropriate, after external coating with refractory paste. The gate is next
Positioned to block the insert and ensure overall robustness.
Before operating a gutter equipped in this way, if it is not done already, fire resistance
Or otherwise, the occluder fills the internal conduit of the insert.
The shutter gate is removed during the draining of the gutter thus equipped. Inserter
The plug that fills the internal conduit of the grate is then driven by the thrust of the residual liquid material present in the trough.
Is discharged by the effect of. Emissions thus occur naturally.
After ejection, the insert can be removed and replaced. Shutter game
Fitting the inner conduit of the insert with new occluder and filling it with new occluder as described above.
Can be applied.
Such use is also the subject of the present invention.
The device according to the invention is better understood by the description of the embodiments and the accompanying drawings.
right.
Figure 1 shows a partial schematic view of the main or main gutter of the blast furnace, seen from above, chosen merely as an example.
FIG. 4 shows the last wall of the blast furnace with the device according to the invention at the bottom in the maximum flow area
ing.
FIG. 2 shows the end of a gutter with the device according to the invention with the shutter gate removed.
It is a front view.
FIG. 3 is a sectional view along AA of the device according to the invention with the shutter gate removed.
It is.
FIG. 4 is an exploded general view of an embodiment of the device according to the invention.
FIG. 5 shows another of the device according to the invention with the insert and shutter gate removed.
FIG. 3 is a top, partial schematic view of a cross section of an embodiment.
FIG. 6 is a partial schematic arrow view along BB of this another embodiment.
Like reference symbols in the various drawings indicate like components.
In FIG. 1, the direction of the blast furnace is indicated by arrow F. Flows from the blast furnace into the inner gutter (1)
Sometimes liquid, hot products encounter dams or siphons (3) along their path.
And then the slag flow discharged by the gutter (2) and the pig iron discharged by the gutter (4)
The iron stream is split into two liquid streams. The device (6) according to the invention is the base of the gutter.
Installed in zone (5).
FIG. 2 shows a gutter with a device according to the invention (6) with the shutter gate removed.
Shows the edge of. The bottom (7) of the gutter is flush with the bottom of the conduit through the insert.
It is a flush.
Book containing fireproof main block (10) and fireproof insert (20) and shutter gate (30)
The device according to the invention is shown in FIG.
Figures 5 and 6 show an embodiment of the main block in two separate parts.
Its front portion (40), which is oriented toward the front, is described in more detail below.
The main block (10) of any shape can be substantially cylindrical (not shown) or parallel hexagonal.
Advantageously, it is a face piece. A generally frustoconical through passage cavity (11) is placed in it.
Have been. This cavity opens onto two opposite faces of the main block, which faces are
Commonly referred to as the rear and inner front of the main block respectively; located on the rear of the problem
The orifice (12) to be placed is smaller than that of the orifice (13) located on the inner front surface (14).
It has a small size opening. The shape and dimensions of the cavity (11) depend on the type of cavity it is intended to receive.
It is suitable for the insert (20).
In the immediate vicinity of the inner front surface (14) of the main block, located opposite each other,
Two guides placed along the front and pointed to the outer front (16) of the block in question.
Rides (15a) and (15b) are arranged. The cross-sections of these slides are almost T
It forms a V-shaped recess, and its shape and dimensions depend on the shutter gate (3
0) and preferably at its entire height the outer front face (16) of the main block
Allows the insert (20) to be introduced through the cavity of interest, which is interrupted.
To facilitate the manufacture of all components and the placement of main blocks in place,
The through passage cavity (11) has an axis of symmetry perpendicular to the rear surface of the main block (10).
In order to more securely hold the main block (10) in the gutter wall installed in it,
One or more indentations (17) are placed around the periphery of the block surrounding the passage cavity (11).
Is placed. Each recess can be continuous or discontinuous. Alternative
According to the form, the main blocks are approximately parallelepiped-shaped; they are approximately parallel to each other,
Each of the two sides that are approximately perpendicular to the inner front surface (14) of the main block is
The recess has at least one recess (17a) and (17b) respectively. these
The depressions are preferably on the one hand the rear surface of the main block and the surface carrying them respectively.
Parallel to the edges of the dihedron formed thereby, on the other hand, facing each other
It is put in place. According to an advantageous alternative form, they are of two sides that are involved together.
Extends above each and above the surface (18) that forms the basis of the main block (10) 1
Form a dimple in the book.
The lower part of the main block (10) to facilitate the installation and removal of the shutter gate (30)
Alternatively, the foundation (18) may further include an outer front, in the immediate vicinity of the inner front surface (14) of the main block.
The area bounded by the face (16) and the two sides of the block in question or each of the faces
One step (19) is provided inside or extends over the entire height of the outer front surface.
The main block is placed in each of the two regions further bounded by the letter-shaped indentations.
Can include steps (19a) and (19b), respectively, directed to the top or face of the
.
The refractory insert (20), which is approximately frusto-conical in shape, has an internal conduit (21) along its entire length.
I am. The shape and dimensions of the insert, if appropriate, should be externally coated with refractory paste.
Of the through passage cavity (11) located in the main block (10) for receiving it after
It fits it.
According to an advantageous embodiment, the insert (20) and the conduit (21) are coaxial, preferably conductive.
The tube (21) has a generally frustoconical shape, the small opening of which is the narrow end of the insert in question.
See (22).
Inserts (2) are provided to facilitate manufacturing of all components and placement in place.
Each of the two ends of (0) is flat and perpendicular to the latter's axis of symmetry. Inserter
The orifice (20), if appropriate, partially or completely blocked before the small orifice
It is introduced into the through passage cavity (11) through its end (22) having a different opening diameter.
A relief is arranged on the periphery of the insert (20) to have a large opening diameter.
Holds the protrusion (24) forming the crown ring near the end (23) of the insert
be able to. Such relief facilitates removal of the insert.
At this time, of course, in the vicinity of the inner front surface (14) of the block, the penetration of the main block
It is appropriate to place a recess of a shape and size that corresponds approximately to the passage cavity (11).
Opening size of insert (20) and through passage of main block
The opening dimensions of the cavity (11) also match the size of the gutter with these components;
First and foremost, the minimum size of an orifice directed to a liquid flow is at the end of the production operation.
Determined by considerations to prevent the risk of shutting down metal freezing conduits due to low temperatures.
The maximum size of the orifice depends above all on the desired degree of control of the liquid metal flow.
Decided.
The shutter gate (30) is inserted from the top and the guide slides are located in the main block.
It has a shape and size suitable for gravity falling into the ids (15a) and (15b). Typically
,
The substantially parallelepiped gate is given a thickness commensurate with the desired mechanical strength.
For ease of installation and removal, the gate in question is located in the bottom of each of its sides.
The cut surfaces (31a) and (31b) and / or the foundations thereof respectively arranged in
A loop (32) with a rod mounted on the top of the boot can be included.
The main block (10) has at least two parts whose shapes and dimensions are compatible with each other.
It can be made in minutes.
The front (40) made from the same or different material that forms the rear (41)
Surround slides (15a) and (15b). This part (40) spans the entire height of the main block
Can be extended. Also, the outer front surface (16) of the block and / or the
It can be extended to form a section of the block.
On the rear surface (42), this part (40) forms at least projections (43a) and (43b).
A main block having a pair of steps, the steps preferably passing through the axis of symmetry of the through passage cavity (11)
Located on both sides of the plane of symmetry of, in the corresponding recesses located in the front of part (41)
Has been inserted.
For better retention of parts (40) and (41), start from face (42) and
Anchoring means (44a) and (4) located in the upper and lower parts of the main block on both sides of the cavity (11).
It is wise to equip 4b) as a whole.
As indicated above, at least some of the major components of the device according to the invention are one or more.
Or a large number of refractory materials.
However, the device in question is not only exposed to high temperatures during use,
Is affected by various known factors, including the nature of the hot liquid flowing in the equipped trough.
Therefore, it is necessary to accurately select the refractory material to be adopted in consideration of them.
.
The main block (10) advantageously forms a masonry surrounding it in the equipped trough
Or more specifically similar to that of the material forming the wear layer of the trough in question or
Manufacture the same refractory material in whole or in part.
When the latter (gutter) is made of two parts, the front face (40) is made of refractory material, ceramic
It can be made of metal such as steel or cast iron.
At operating conditions, the refractory inserts (20) are subject to considerable erosion at high temperatures.
Will be. Consider this additional stress when selecting the material from which it is made
Is recommended.
The gate (30) must have good mechanical strength for the whole to work properly.
The material from which it is made must be two components of the device according to the invention.
The main block to behave in much the same way when the temperature rises and reaches operating temperature.
It must be equipped with a connection system suitable for the material forming the quartz (10).
Each of the main components of the device according to the invention is advantageously of suitable refractory composition.
It can be manufactured by molding.
An example of a refractory material suitable for making the major components of the equipment in question is lime.
, Alumina, carbon, silicon carbide, zircon, silica, magnesia, spinel
Mention may be made of stone, chromium and mixtures of two or more of these components.
If necessary, outside the insert (20) that contacts the through-passage cavity (11) in the main block
The part can be coated with a refractory paste.
This paste is advantageously made up of fresh ingredients used to mold the insert in question.
Similar to that of material.
Selection from various materials, precise identification of each major component of the device according to the invention.
The sizing and the exact shape that the latter will take can be evaluated by those skilled in the art,
It is limited above all by the various stresses present in the field equipped.
As mentioned at the beginning of the description, the use of the device according to the invention makes it possible to
It requires the work of closing the tube (21) with an obstruction. This work is for the insert in question
It can be carried out at any time, including immediately after production.
Use any blockage of metal, ceramic or refractory system for this purpose
be able to.
The use of the device according to the invention further allows at least part of the metal to adhere to the bottom of the gutter.
The partial removal enables a great improvement in the discharge quality of the gutter. Core bit
A gutter when surrounding a hole for draining liquid metal, as the use of a gutter is unnecessary.
The cracks due to the vibration of the core bit in the wall of the are no longer visible.
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(72)発明者 ヴルツ，ポール，アントワーヌ
ドイツ共和国，ディー―47495 ラインベ
ルガー，ラインベルガー シュトラーセ
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(72) Inventor Wurz, Paul, Antoine
Dee 47495 Rheinbe, Germany
Ruger, Rheinberger Strasse
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