JPH0950000A - 偏光方向変換照明装置および投写型画像表示装置 - Google Patents

偏光方向変換照明装置および投写型画像表示装置

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JPH0950000A
JPH0950000A JP8051242A JP5124296A JPH0950000A JP H0950000 A JPH0950000 A JP H0950000A JP 8051242 A JP8051242 A JP 8051242A JP 5124296 A JP5124296 A JP 5124296A JP H0950000 A JPH0950000 A JP H0950000A
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JP
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light
polarization
optical path
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polarization direction
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JP8051242A
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Narumasa Yamagishi
成多 山岸
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライトバルブ方式の投写型画像表示装置にお
いて、特に偏光を利用する構成の装置に最適な照明装置
を提供する。 【解決手段】 光源と、楕円鏡と、楕円鏡の第2焦点位
置に配置される偏光光選択手段と、楕円鏡の第2の焦点
からの光を反射しながらも略平行光に変換するコリメー
ト手段と、コリメート手段中に設けられた偏光変換手段
と、中心部に開口部を持つ光路変換手段とからなり、前
記偏光光選択手段により第一と第2の偏光方向の光に分
割され、第2の偏光方向の光は前記コリメート手段に入
射するよう配置されることで偏光方向が第一の偏光方向
の光と同方向に変換され、その開口部が前記偏光光選択
手段位置に相当するよう配置された光路変換手段により
第一の偏光方向の光と同じ光軸上に反射されるよう構成
された偏光方向変換照明装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光源からの光の偏光
状態を一方向に制御し、照射する照明装置に関するもの
であり、加えて照明光を制御することにより投写画像を
得るライトバルブ方式の投写型画像表示装置の中でも、
特に偏光を利用する構成の装置の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からのCRTによる投写型画像表示
装置に代わり、小型、軽量、設置性、価格の面から液晶
パネルを用いた投写型画像表示装置が市場に受け入れら
れつつある。この液晶パネルを用いた投写型画像表示装
置は主に入射光の偏光方向を入射側偏光板であらかじめ
限定し、液晶パネルで入射光の偏光角を制御し、出射側
に設けられた偏光板で任意の偏光方向だけの光だけを透
過するよう構成されてなっている。
【0003】前記構成においては光源から出射される光
は最大でも半分しか利用することが出来ないため明るさ
が取れない。また、利用できない光が装置内で熱となり
信頼性に悪影響を与えている。
【0004】これを解決するために実公平3−1398
3号公報、実公平4−104681号公報、実公平5−
232433号公報にあるように光源からの光を偏光選
択手段で分離した後、片方の偏光成分を偏光変換して2
つの光路からライトバルブ面に入射する構成が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの構成で
は照射面から見た場合に見かけの光源の大きさが一方向
におよそ本来の長さの倍近くにもなってしまうことから
投写光学系で効率よく取り込むには取り込み角を大きく
する必要があり、投写レンズが非常に大きく、高価なも
のになってしまう上に先に述べたように光源の像が一方
向に延びて長くなることから投写レンズが大きくなるわ
りには明るさを期待できないことは明かである。また従
来の透過型の液晶パネルのように入射角により特性が大
きく左右される装置をライトバルブとして用いる場合で
も光の入射角が大きくなってくることで画質の劣化も生
じてしまう。
【0006】また、偏光方向を変換する際には波長によ
り変換効率が変わる場合が考えられる。この時変換され
た光とそうでない光でライトバルブに入射する際の角度
が異なるため、投写画像の中心と周辺とで2つの光の寄
与率が異なることから色も中心と周辺で異なる。従って
先の構成で照明した場合には入射角により色の差が生じ
てしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は以下のように構成した。
【0008】(第1の手段)本発明の偏光方向変換照明
装置は、光源から発せられた光を入射して偏光方向によ
り光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択
手段から出射された一方の光の偏光方向変換する偏光変
換手段と、前記偏光変換手段から出射された光を反射す
る光路変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前記光路
変換手段の開口部に位置し、前記偏光選択手段から出射
された他方の光と前記光路変換手段で反射された光が合
成されることを特徴とするものである。
【0009】(第2の手段)本発明の偏光方向変換照明
装置は、光源から発せられた光を平行光に変換する平行
光変換手段と、前記平行光変換手段から出射をした光を
入射して偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択
手段と、前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏
光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段か
ら出射された光の光束を拡大する光束拡大手段と、前記
光束拡大手段から出射された光を反射する光路変換手段
とを備え、前記偏光選択手段は前記光路変換手段の開口
部に位置し、前記偏光選択手段から出射された他方の光
と前記光路変換手段で反射された光が合成されることを
特徴とするものである。
【0010】(第3の手段)本発明の偏光方向変換照明
装置は、光源から発せられた光を入射して偏光方向によ
り光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択
手段から出射された一方の光の偏光方向変換する偏光変
換手段と、前記偏光変換手段から出射された光を反射す
る光路変換手段とを備え、前記光路変換手段は前記光源
と前記偏光選択手段との間に位置するとともに前記光源
からの光を通す開口部を有し、前記偏光選択手段から出
射された他方の光と前記光路変換手段で反射された光と
を合成されることを特徴とするものである。
【0011】(第4の手段)本発明の偏光方向変換照明
装置は、光源から発せられた光を平行光に変換する平行
光変換手段と、前記平行光変換手段から出射をした光を
入射して偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択
手段と、前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏
光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段か
ら出射された光の光束を拡大する光束拡大手段と、前記
光束拡大手段から出射された光を反射する光路変換手段
とを備え、前記光路変換手段は開口部を有し、その開口
部に前記偏光選択手段から出射された他方の光を通過さ
せ、前記光束拡大手段からの光の反射光と合成すること
を特徴とするものである。
【0012】(第5の手段)本発明の偏光方向変換照明
装置は、光源から発せられた光を平行光に変換する平行
光変換手段と、前記平行光変換手段から出射をした光を
入射して偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択
手段と、前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏
光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段か
ら出射された光の光束を小さくする光束変換手段と、前
記光束変換手段から出射された光を反射する光路変換手
段とを備え、前記光路変換手段は前記偏光選択手段から
出射される他の偏光方向の光の光軸上に相当する位置に
配置され、また前記光路変換手段で反射された光と前記
他の偏光方向の光とを合成することを特徴とするもので
ある。
【0013】(第6の手段)また、上記第1の手段乃至
第5の手段の偏光方向変換照明装置によりつくられた光
を画像表示手段を通過させ、さらに投写レンズで拡大し
て投射する投写型画像表示装置については、一旦2つの
光路に分割された光は同軸上に構成されることから2つ
の光を容易に重畳でき、この際照明位置から見た光源の
像の形状は一方向に長くなると言った問題が生じること
はないことから効率よく投写レンズで取り込めることか
ら明るい画像が得られる。また光源の像の大きさそのも
のについては光束拡大装置により拡大する部分もあるが
光源、楕円鏡、コリメーターレンズ、集光レンズを最適
化することで解決できる。
【0014】また色についても均一に重畳できることか
ら場所による影響の差を少なく構成し易い。さらに従来
例に比べ入射角の絶対値も小さくできることからこの点
に於いても色むらを目立ちにくく構成できる。
【0015】(第7の手段)また本発明の偏光方向変換
照明装置は、光源から発せられた光を入射して偏光方向
により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光
選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換する偏
光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段に光
の光束幅を小さくする光束変換手段と、前記偏光変換手
段または前記光束変換手段から出射した光を反射する光
路変換手段と、前記偏光選択手段から出射する光を分割
するインテグレータ手段とを備え、前記インテグレータ
手段から出射する光と前記光路変換手段で反射された光
とを合成することを特徴とするものである。
【0016】(第8の手段)また本発明の偏光方向変換
照明装置は、光源から発せられた光を入射して偏光方向
により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光
選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換する偏
光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段に光
を分割するインテグレータ手段と、前記偏光変換手段ま
たは前記インテグレータ手段からの光を反射する光路変
換手段とを備え、前記光路変換手段は開口部を有し、前
記開口部に前記偏光選択手段から出射する他方の光を通
過させ、反射する光と合成することを特徴とするもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の偏光方向変換照明装置
は、光源から発せられた光を入射して偏光方向により光
路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択手段
から出射された一方の光の偏光方向変換する偏光変換手
段と、前記偏光変換手段から出射された光を反射する光
路変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前記光路変換
手段の開口部に位置し、前記偏光選択手段から出射され
た他方の光と前記光路変換手段で反射された光が合成さ
れるように構成され、偏光選択手段により偏光方向によ
り光路が分割されてから再び合成されるまでに二つの偏
光方向が同じになるようにしているため、光源からの光
を高効率で使用できる。
【0018】また、本発明の偏光方向変換照明装置は、
光源から発せられた光を平行光に変換する平行光変換手
段と、前記平行光変換手段から出射をした光を入射して
偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、
前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向を
変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射さ
れた光の光束を拡大する光束拡大手段と、前記光束拡大
手段から出射された光を反射する光路変換手段とを備
え、前記偏光選択手段は前記光路変換手段の開口部に位
置し、前記偏光選択手段から出射された他方の光と前記
光路変換手段で反射された光が合成されるように構成さ
れる。平行光を偏光選択手段により光路を分割し、一方
の光の偏光方向を変換し、その光の光束を光束より拡大
したものを偏光選択手段で分割され他方の光と合成する
ことから光源からの光を高効率で使用できる。
【0019】また、本発明の偏光方向変換照明装置は、
光源から発せられた光を入射して偏光方向により光路を
分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択手段から
出射された一方の光の偏光方向変換する偏光変換手段
と、前記偏光変換手段から出射された光を反射する光路
変換手段とを備え、前記光路変換手段は前記光源と前記
偏光選択手段との間に位置するとともに前記光源からの
光を通す開口部を有し、前記偏光選択手段から出射され
た他方の光と前記光路変換手段で反射された光とを合成
するように構成され、偏光選択手段により偏光方向によ
り光路が分割されてから再び合成されるまでに二つの偏
光方向が同じになるようにしているため、光源からの光
を高効率で使用できる。
【0020】また、本発明の偏光方向変換照明装置は、
光源から発せられた光を平行光に変換する平行光変換手
段と、前記平行光変換手段から出射をした光を入射して
偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、
前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向を
変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射さ
れた光の光束を拡大する光束拡大手段と、前記光束拡大
手段から出射された光を反射する光路変換手段とを備
え、前記光路変換手段は開口部を有し、その開口部に前
記偏光選択手段から出射された他方の光を通過させ、前
記光束拡大手段からの光の反射光と合成するように構成
され、光路変換手段の開口部を偏光選択手段からの他方
の光の光軸上に位置させ、他の光はこの開口部を通るこ
とで光路変換手段の影響を受けずに光束拡大手段からの
光とを合成するので、光源からの光を高効率で使用でき
る。
【0021】また、本発明の偏光方向変換照明装置は、
光源から発せられた光を平行光に変換する平行光変換手
段と、前記平行光変換手段から出射をした光を入射して
偏光方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、
前記偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向を
変換する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射さ
れた光の光束を小さくする光束変換手段と、前記光束変
換手段から出射された光を反射する光路変換手段とを備
え、前記光路変換手段は前記偏光選択手段から出射され
る他の偏光方向の光の光軸上に相当する位置に配置さ
れ、また前記光路変換手段で反射された光と前記他の偏
光方向の光とを合成するので、光束変換手段で光束幅が
偏光選択手段の他方の光の光束幅より小さくされるた
め、光路変換手段は小さいものでよく、また他方の光は
光束幅に比べて十分小さい光路変換手段の影響を受ける
こともなくその光軸を進み、このようにして偏光方向に
より分割された光は光路変換手段により合成される。但
し、前記光路変換手段に入射する前に片方の光は偏光方
向を偏光変換手段で変換され、合成光の偏光方向を一方
向の光とすることが可能となる。この様に構成すること
で光源からの光を損失を最小限に抑えながら、一方向の
偏光方向に制御する偏光方向変換照明装置を提供でき
る。
【0022】また本発明の投写型画像表示装置は、上記
の本発明の偏光方向変換照明装置で合成された光を使っ
て、照明位置に偏光を利用し画像を表示する画像表示装
置を配置し、これによる画像を拡大投射できるよう投写
レンズを備えるもので、光利用率が大きく出来ると同時
に画像表示装置あるいはその周辺での光吸収による発熱
を抑えることが可能となることから高効率で高輝度な画
像を実現できる投写型画像表示装置を提供できる。
【0023】また、本発明の偏光方向変換照明装置は、
光源から発せられた光を入射して偏光方向により光路を
分けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択手段から
出射された一方の光の偏光方向変換する偏光変換手段
と、前記偏光変換手段の前段または後段に光の光束幅を
小さくする光束変換手段と、前記偏光変換手段または前
記光束変換手段から出射した光を反射する光路変換手段
と、前記偏光選択手段から出射する光を分割するインテ
グレータ手段とを備え、前記インテグレータ手段から出
射する光と前記光路変換手段で反射された光とを合成す
ることを特徴とするものであり、光源からの光を損失を
最小限に押さえながら照度分布の均一性を向上させ、ま
た一方向の偏光方向に制御することができる。
【0024】また、本発明の投写型画像表示装置は、光
源から発せられた光を入射して偏光方向により光路を分
けて出射する偏光選択手段と、前記偏光選択手段から出
射された一方の光の偏光方向変換する偏光変換手段と、
前記偏光変換手段の前段または後段に光の光束幅を小さ
くする光束変換手段と、前記偏光変換手段または前記光
束変換手段から出射した光を反射する光路変換手段と、
前記偏光選択手段から出射する光を分割するインテグレ
ータ手段とを備え、前記偏光選択手段は一方の偏光光を
複数方向の光路に分けて出射し、前記インテグレータ手
段から出射する光と複数の前記光路変換手段で反射され
た光とを合成することを特徴とし、光源からの光を損失
を最小限に押さえながら照度分布の均一性を向上させ、
また一方向の偏光方向に制御することができる。
【0025】また本発明の投写型画像表示装置は、光源
から発せられた光を入射して偏光方向により光路を分け
て出射する偏光選択手段と、前記偏光選択手段から出射
された一方の光の偏光方向変換する偏光変換手段と、前
記偏光変換手段の前段または後段に光の光束幅を小さく
する光束変換手段と、前記偏光変換手段または前記光束
変換手段から出射した光を反射する光路変換手段と、前
記偏光選択手段から出射する光を分割するインテグレー
タ手段とを備え、前記インテグレータ手段から出射する
光と前記光路変換手段で反射された光とを合成し、さら
にこの合成光を通過させる画像表示手段と、前記画像表
示手段を通過した光を拡大投射する投射レンズを備え、
この構成により画像を拡大投射できるよう投写レンズを
備えれば光利用率が大きく出来ると同時に画像表示装置
あるいはその周辺での光吸収による発熱を抑えることが
可能となることから高効率で高輝度な画像を実現できる
投写型画像表示装置を提供できる。
【0026】以下に示す本発明の偏光方向変換照明装置
と投写型画像表示装置の具体的な実施の形態について、
図面を用いて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態を説明するための偏光方向変換照明装置の構成
図である。1は光源であり、ここから射出された光は第
一の焦点位置2に前記光源1が位置するように第一の光
軸3を長軸として回転対称に形成された楕円鏡4により
第2の焦点位置5に集光される。第2の焦点位置5には
偏光選択手段として偏光ビームスプリッター6が備えら
れており、この偏光ビームスプリッター6ではS偏光光
を反射して第2の光軸7上に進ませる。
【0028】一方、P偏光の光は偏光ビームスプリッタ
ー6の反射面を透過して更に第一の光軸3上のコリメー
タレンズ8に入射する。このコリメータレンズ8は楕円
鏡4の第2焦点からの光が第一の光軸3を反射面の法線
に持つ反射鏡9により反射されてここを2回透過するこ
とでおよそ平行光になるよう形状が決められている。
【0029】さらに反射鏡9の前面に偏光変換手段とし
てλ/4板10が入射した偏光光を円偏光に変換するよ
う設けられている。従ってλ/4板10を透過すること
で円偏光になった光は反射鏡9に入射することで逆回転
の円偏光に変換される。この後再度λ/4板10を透過
することで逆回転の円偏光となった光は最初に入射して
きた光の偏光方向と90度ねじられた偏光方向、すなわ
ちS偏光の光となって第一の光軸3をもどる。
【0030】戻った光は中心部に開口部11を備え、こ
の開口部11には先に示した偏光ビームスプリッター6
を位置せしめるよう配置されており、その周辺の反射面
12はコリメーターレンズ8より入射した光を第2の光
軸7上に反射せしめる合成反射鏡13に入射する。この
合成反射鏡13は光路変換手段としての一例である。こ
の様にして本実施例によれば光源から出射される光のほ
とんどを一つの偏光方向の光として一方向に出射出来
る。
【0031】本発明において光源1は点光源に近く、楕
円鏡4は大きいことが望ましい。なぜなら偏光ビームス
プリッター6に効率よく集光出来ることからである。ま
た偏光ビームスプリッター6に入射する光の立体角は小
さいほうが偏光による分割が効率よく行えることから2
つの焦点間距離は長いほうが望ましい。さらにコリメー
ターレンズ8、反射面12によりおよそ平行光に変換さ
れた光束の太さは太いほど合成反射鏡13の中心部のけ
られによる損失を小さくできることから望ましい。ま
た、コリメータレンズ8は必ずしも備えておく必要はな
い。
【0032】上記実施例では偏光方向の変換手段にλ/
4板10を用いたがこれにとらわれるものでなく、偏光
ビームスプリッター6により偏光方向で光路を分割され
た後に透過する偏光ビームスプリッター6の面、あるい
はこの近傍にλ/2板を配置する等の手段によっても実
現可能であることはいうまでもなく、本発明はこの偏光
方向の変換手段にとらわれるものではない。
【0033】更に図2にあるようにコリメーターレンズ
8、反射面12を凹面鏡14とすることでも構成可能で
ある。また照明する面の大きさ、照明位置までの距離に
よりコンデンサーレンズ15のような集光手段を設ける
ことで最適化を図ることが出来ることは言うまでもな
い。
【0034】また図2に示す構成においては反射手段と
して凹面鏡14を用いることで、λ/4板10からの光
を平行光にして反射させることができ、図1のようにコ
リメータレンズを用いる必要が無く、構成の規模を小さ
くできるとともに、光の損失を減らし、光の有効利用が
できる。
【0035】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態を説明するための偏光方向変換照明装置の構成
を図3と図4を用いて説明する。
【0036】1は光源であり、ここから射出された光は
第一の光軸3を長軸として回転対称に形成された放物面
鏡16により反射され、平行光に変換される。図1、図
2で示した実施の形態では、第2焦点を偏光ビームスプ
リッター6の位置に持つ楕円鏡4を光制御手段としてき
たが、図3に示すように放物面鏡16を平行光に変換す
る平行光変換手段の一例として用いてれば、平行光を入
射することで偏光ビームスプリッター6の偏光選択性を
有利にすることができ、光の有効利用の効率を上げるこ
とが出来る。また平行変換手段の別の実施の形態例とし
て図4に示すように楕円鏡19とコリメーターレンズ2
0を組み合わせて平行光を偏光ビームスプリッター6に
入射しても同じ効果を得ることが出来る。
【0037】平行光は偏光選択手段である偏光ビームス
プリッター6に入射し、偏光ビームスプリッター6では
S偏光光を反射して第2の光軸7上に進ませる。
【0038】一方、P偏光の光は偏光ビームスプリッタ
ー6の反射面を透過して更に第一の光軸3上の光束拡大
手段の凹凸複合型コリメータレンズを通過し、反射鏡9
で反射され再び凹凸複合型コリメータレンズに通過して
平行光として合成反射鏡13に反射される。図3におい
ては光束幅を拡大する手段として凹凸複合型コリメータ
レンズを用いる実施の形態を示したが、図4には別の実
施の形態を示す。これは凹レンズにより光束を拡大した
後にコリメータレンズ8に入射するように構成したもの
で、実施の形態1と同様に作用する。
【0039】合成反射鏡により反射されたP偏光の光
は、偏光変換手段であるλ/2板18を透過することで
S偏光の光に変換される。ここでλ/2板18は第2の
光軸7の付近に開口部を有しており、この開口部には偏
光ビームスプリッター6で反射されたS偏光の光が通さ
れる。従って、開口部を通る光とλ/2板18を透過す
る光の偏光はともにS偏光となり、合成される。
【0040】このように図3と図4に示す実施の形態に
おいても、光の有効利用を行えるとともに平行光を利用
することで偏向ビームスプリッター6での偏向方向によ
る光路分割効率がよくなる事から、最終的に求められる
偏向方向の光を効率良く得る事ができる。
【0041】(実施の形態3)次に本発明の偏光方向変
換照明装置の他の実施の形態を、図5を用いて説明す
る。
【0042】図5において、偏光選択手段としての偏光
ビームスプリッターを平板型偏光ビームスプリッター2
1とすることで偏光性能を維持しようとすると入射角が
大きくなるが本発明においては応用可能である。これで
安価に偏光による分割が可能となる。
【0043】(実施の形態4)本発明の投写型画像表示
装置の実施の形態の例を図6を用いて説明する。
【0044】図6は図2で説明した偏光方向変換照明装
置の形態を用いた投写型画像表示装置である。偏光方向
変換照明装置100から射出された光は、透過する偏光
方向が偏光方向変換照明装置100からの偏光方向(図
2の形態ではS偏光)に合致するよう設けられた入射側
偏光板22を透過し、液晶パネル23に入射する。この
液晶パネル23は外部信号から独立に制御できる多数の
画素からなっており、この画像表示部の白表示すべき部
分の液晶パネル23の画素部に入射した光は、入射側偏
光板22を透過した後、液晶パネル23の液晶層で偏光
方向が90度捻られることで、入射側偏光板22と透過
する偏光方向が直交している出射側偏光板24を透過す
る。
【0045】一方、画像表示部の黒表示すべき部分の液
晶パネル23の画素部に入射した光は、入射側偏光板2
2を透過した後、液晶パネル23の液晶層で偏光方向を
捻られることなくこれを透過することにより、出射側偏
光板24に入射、吸収される。
【0046】この出射側偏光板24を透過した光は投写
レンズ25によりスクリーン26上に導かれる。このよ
うにして液晶パネル23の表示域の画素を投写レンズ2
5で拡大投写するように構成されていることから大画面
映像を得ることが出来る。
【0047】従来液晶パネルが一方向の偏光方向の光し
か利用できなかったため、光源からの光のうちおよそ5
0%を入射側偏光板で吸収せざるを得なかったことから
光利用率が悪く、また入射側偏光板が光を吸収すること
で発熱が大きく高輝度化が困難と言った従来の問題点
を、この実施例によれば光源からの光を全て有効利用で
きることから解決できる。
【0048】図6での実施例では偏光方向変換照明装置
100の構成は図2の実施の形態の例を示したが、他の
実施の形態においても同様の効果を奏するものである。
【0049】また、ここで液晶パネルは透過型としたが
反射型でも偏光を利用して画像表示する画像表示装置で
有れば応用可能である。
【0050】(実施の形態5)本発明の偏光方向変換照
明装置の他の実施の形態の例について図7を用いて説明
する。
【0051】図7の1は光源であり、ここから射出され
た光は第一の焦点位置2に前記光源1が位置するように
第一の光軸3を長軸として回転対称に形成された楕円鏡
4により第2の焦点位置5に集光される。第2の焦点位
置5の近傍には偏光選択手段として偏光ビームスプリッ
ター27が備えられており、この偏光ビームスプリッタ
ー27ではP偏光の光は透過するがS偏光の光を図のよ
うに反射して第一の光軸7に沿って光源側に反射せしめ
る。この偏光ビームスプリッター27は第一の光軸3に
対称に構成された2つの平面の組み合わせにより形成さ
れている。
【0052】前記偏光ビームスプリッター27で反射さ
れたS偏光の光は支持ガラス28に設けられた偏光変換
手段であるλ/4板29を透過して円偏光に変換された
後、前記第一の光軸3に回転対称に構成されその中心部
には前記光源1から前記偏光ビームスプリッター27へ
の光を通すための開口部30を持つ凹面鏡31(光路変
換手段)に入射し、反射されて略平行光に変換される。
こうして再度λ/4板29に入射する光は、入射してき
た際と逆方向の円偏光になっていることからλ/4板2
9を透過後はS偏光の光となって出射される。このλ/
4板29を透過した光と偏光ビームスプリッター27を
透過した光はともにS偏光の光であり、合成されてこの
偏光方向変換照明装置から出力される。
【0053】このようにして本実施例においても、光源
から出射される光のほとんどを一つの偏光方向の光とし
て一方向に出射でき、光の利用効率を大きく改善するこ
とが出来る。同時に信頼性改善にも大きく寄与できる。
凹面鏡31の使用により装置の規模を小型化できる。
【0054】本実施の形態において凹面鏡31の使用に
より装置の規模を小型化できるという効果があるが、こ
の凹面鏡31に代えて他の実施の形態で示すような平面
鏡とレンズの組み合わせでも実現できる。
【0055】(実施の形態6)本発明の偏光方向変換照
明装置の他の実施の形態の例について図8を用いて説明
する。
【0056】図8の1は光源であり、ここから射出され
た光は第一の焦点位置32に前記光源1が位置するよう
に第一の光軸33を長軸として回転対称に形成された楕
円鏡34により第2の焦点位置35に集光される。第2
の焦点位置35を抜けた後の光は平行光変換手段のコリ
メーターレンズ36により略平行光に変換され、偏光選
択手段である偏光ビームスプリッター37に入射するよ
う配置されている。
【0057】この偏光ビームスプリッター37では、入
射した平行光のうちS偏光の光を反射して第2の光軸3
8上に進ませる。一方、P偏光の光は反射面を透過して
第一の光軸33上のλ/2板39(偏光変換手段)、反
射鏡40を経て光束拡大手段の光束拡大用レンズ41に
入射する。この光束拡大用レンズ41は入射してきた略
平行光の光束を略平行光のまま光束を拡大できるよう設
計されている。
【0058】ここを透過した光は反射鏡42により反射
せしめられ中心に開口部43を備えた光路変換手段であ
る合成反射鏡44に入射する。
【0059】一方、第2の光軸38に進んだS偏光の光
は、集光レンズ45で反射鏡44の開口部43に、ある
いはその近傍で集光するように設定されている。したが
って第2の光軸38上を進んできたS偏光の光は反射鏡
44の影響を受けること無く第2の光軸38をそのまま
進む。また反射鏡42を経て合成反射鏡44に入射して
きた光は、前記開口部43よりも充分大きいことからそ
の光のほとんどは合成反射鏡44により第2の光軸38
上を進むよう反射される。
【0060】この反射鏡42より入射した光は途中のλ
/2板39を透過することで偏光方向が捻られて、当初
のP偏光の光からS偏光の光に変換されており、最終的
にこの偏光方向変換照明装置から射出される光は全てS
偏光とする事が出来る。
【0061】このように構成すること、つまり偏光選択
手段を備える位置を光路変換手段と離すことで、前記実
施の形態よりも構成は複雑にはなるが偏光ビームスプリ
ッターに入射する光束がより平行光に近いことから偏光
方向による光路分離の効率を上げることができる。更に
開口部43の位置に偏光選択手段が配置されないことか
ら開口を小さくでき、ここの反射鏡42から入射してく
る光の反射ロスを最小限に抑えられる。
【0062】ここでコリメーターレンズ36を抜けた後
の光束径が光束拡大用レンズ41を透過した後の光束に
比べて充分に小さければ必ずしも集光レンズ45は必要
でなく、またコリメーターレンズ36のレンズを開口部
43の位置、またはその近傍に焦点を結ぶように設定し
ても集光レンズ45を取り去ることが出来る。
【0063】偏光変換手段39、およびその配置につい
ては先の実施例において示したように上記手段に限定さ
れるものではない。すなわち位相差板としてλ/4板を
用いる構成でも可能である。
【0064】図8においては楕円鏡34を用いたが図3
にあるような放物面鏡を用いても、また放物面鏡で開口
径が大きくても出射側にコンデンサーレンズを併用すれ
ば本発明に使用可能であることは明かである。
【0065】本実施の形態の偏光方向変換照明装置にお
いても、図6にあるような偏光を利用した画像表示装置
を用いた投写型画像表示装置の偏光方向変換照明装置1
00として用いることで、同様の光を得ることが可能な
ことは言うまでもない。
【0066】(実施の形態7)本発明の偏光方向変換照
明装置の他の実施の形態の例について図8を用いて説明
する。
【0067】図9の1は光源であり、ここから射出され
た光は第一の焦点位置32に前記光源1が位置するよう
に第一の光軸33を長軸として回転対称に形成された楕
円鏡34により第2の焦点位置35に集光される。第2
の焦点位置35を抜けた後の光は平行光変換手段である
コリメーターレンズ36により略平行光に変換された
後、偏光選択手段である偏光ビームスプリッター37に
入射するよう配置されている。この偏光ビームスプリッ
ター37ではS偏光の光を反射して第2の光軸38上に
進ませる。一方、P偏光の光は反射面を透過して集光レ
ンズ46で、第一の光軸33上のλ/2板39、反射鏡
40、反射鏡42を経て光路変換手段である合成反射鏡
47に集光せしめられる。
【0068】合成反射鏡47は第2の光軸38上に斜め
に配置された可視光を透過する支持ガラス48上に設け
られている。一方、第2の光軸38に進んだS偏光の光
は合成反射鏡47よりも光束幅が十分大きいことから合
成反射鏡47の影響を受けること無く第2の光軸38を
そのまま進む。また先に示した反射鏡42を経て反射鏡
47に入射してきた光は合成反射鏡47により第2の光
軸38上を進むよう反射される。
【0069】この反射鏡42より合成反射鏡47に入射
した光は、途中λ/2板39を透過することで偏光方向
が捻られ当初のP偏光の光からS偏光の光に変換され、
従って最終的にこの偏光方向変換照明装置から射出され
る光は全てS偏光とする事が出来る。
【0070】このように構成することでも偏光ビームス
プリッターに入射する光束がより平行光に近いことから
偏光方向による光路分離の効率を上げることが出来る。
また光路変換手段である合成反射鏡47を小さくでき、
第2の光軸38上から入射する光のけられを最小限に抑
えられるという効果を奏するものである。
【0071】また、他の実施の形態ト同様に、偏光変換手
段39、およびその配置については先の実施の形態例に
おいて示したように上記手段に限定されるものではな
い。すなわち位相差板としてλ/4板を用いる構成でも
可能である。
【0072】(実施の形態8)本発明の偏光方向変換照
明装置の他の実施の形態の例について図10を用いて説
明する。
【0073】図10において、図9の例と同様に、偏光
選択手段である偏光ビームスプリッター37で分離され
たP偏光の光は反射面を透過して第一の光軸33上のλ
/2板39、反射鏡40、反射鏡42を経て光路変換手
段である合成反射鏡47に入射せしめられる。合成反射
鏡47は第2の光軸38上に斜めに配置された可視光を
透過する支持ガラス48上に設けられている。一方、第
2の光軸38に進んだS偏光の光は合成反射鏡47より
も光束幅が十分大きくなるよう光束拡大用レンズ49で
変換されている。従って合成反射鏡47の影響を受ける
こと無く第2の光軸38をそのまま進む。また先に示し
た反射鏡42を経て合成反射鏡47に入射してきた光は
合成反射鏡47により第2の光軸38上を進むよう反射
される。
【0074】この反射鏡42より入射した光は途中λ/
2板39を透過することで偏光方向が捻られ当初のP偏
光の光からS偏光の光に変換されていることから、最終
的にこの照明装置から射出される光は全てS偏光とする
事が出来る。このように構成しても同じ効果を得ること
が出きる。
【0075】偏光変換手段39、およびその配置につい
ては先の実施の形態例において示したように、上記手段
であるλ/2板39に限定されるものではない。すなわ
ち位相差板としてλ/4板を用いる構成でも可能をあ
る。
【0076】(実施の形態7),(実施の形態8)すな
わち図9、図10の構成においては楕円鏡34を用いて
いるが、例えば平行光を出力する放物面鏡を用いても有
効である。
【0077】本実施の形態においても図6にあるような
偏光を利用した画像表示装置を用いた投写型画像表示装
置の偏光方向変換照明装置100として用いることで、
同様の光を得ることが可能なことである。
【0078】続いて以下に本発明の別の実施の形態につ
いて説明する。 (実施の形態9)本発明の偏光方向変換照明装置の他の
実施の形態の例について図11を用いて説明する。
【0079】図11において101は光源であり、ここ
から射出された光は焦点位置102に前記光源1が位置
するように第一の光軸103中心に回転対称に形成され
た放物面鏡104により偏光選択手段の偏光ビームスプ
リッター105に入射せしめられ、この偏光ビームスプ
リッター105ではS偏光光を反射して第2の光軸10
6上に進ませる。一方、P偏光の光は反射面を透過して
第一の光軸103上のインテグレータ手段である第一イ
ンテグレータレンズアレイ107に入射する。ここで第
一インテグレータレンズアレイ107の各レンズにより
入射光を分割してそれぞれに対応するインテグレータ手
段である第2インテグレータレンズアレイ108上の各
レンズに2次光源像を形成する。ここから射出された光
はそれぞれ被照明面109上に拡大像を重畳して形成さ
れるよう構成されている。
【0080】第2の光軸106上に進んだ光は光軸に斜
めに配置された反射鏡110にて導かれて集光レンズ1
11に入射し、光軸に対して斜めに配置された反射鏡1
12、位相差板113を経て光路変換手段である微小反
射鏡114上に集光せしめられる。この時、偏光変換手
段である位相差板113は第一の光軸103上を進んだ
光の偏光方向と同じ偏光方向となるよう設定されてい
る。また微小反射鏡114は第一の光軸に対し斜めに配
置されており反射鏡112に案内された光軸上を進んだ
光が先の第2インテグレータレンズアレイ108から出
射された光が照明する位置と同じ被照明面109上の領
域を照明するよう設けられている。
【0081】この様にして本実施の形態によれば光源1
01から出射される光のほとんどを一つの偏光方向の光
として射出し、照明することが出来る。
【0082】本発明において光源101は点光源に近い
ほうが微小反射鏡114上の像が小さく形成できること
から、インテグレータ107、108を透過する光のう
ち微小反射鏡114により遮られる光の割合が小さくな
り、光の有効利用の点から望ましい構成である。
【0083】同じように前記微小反射鏡114を小さく
出来るよう光源像を小さくするために集光レンズ111
をNAの大きなものとして、被照明面109上の必要な
領域を照明するよう微小反射鏡114の出射側にリレー
レンズを設けると有効であることは明かである。
【0084】また第一の光軸103を進んだ偏光ビーム
スプリッター105を透過した光はインテグレータによ
り均一照明が可能であるが、第2の光軸106を進んだ
偏光ビームスプリッター105で反射された光は光源の
発光部に色むらがある場合には多少被照明面109上で
も色むらが生じる可能性が有るがこの時微小反射面11
4の近傍にロッドタイプのインテグレータを設けて、微
小反射面114経て被照明面109上に至る光について
も色の均一性を向上させることが出来る。
【0085】上記実施例では偏光方向の変換手段に偏光
変換手段の位相差板を用いたがこれに限定するものでは
なく、偏光ビームスプリッター105により偏光方向で
光路を分割された後に透過する偏光ビームスプリッター
5の面、あるいは反射鏡110、112上、集光レンズ
111上に配置する等の手段によっても実現可能で、同
じ効果を奏するものであり、また偏光ビームスプリッタ
ー105により反射され第2の光軸106側の光路上に
偏光方向変換手段を設けたが、偏光ビームスプリッター
105を透過して第一の光軸103に進んだ光の光路上
に設けても、あるいは両方に設けても同じ特性を得るこ
とが出来る。また本発明はこの偏光方向の変換手段にと
らわれるものではない。
【0086】本実施例においては光源1の光を制御する
手段として放物面鏡104を用いたがこれに限定される
ものではない。例えばこれを楕円鏡とし、この第一焦点
位置に光源、第2焦点位置に微小反射鏡114となるよ
う設定すれば集光レンズ111を除く構成も可能であ
る。ただし偏光ビームスプリッター5に入射する光の平
行度が悪いと偏光方向による分離度が下がるためあまり
焦点間距離の短いものは望ましくない。また、平行光に
変換する手段を備える事も可能である。
【0087】微小反射鏡114の位置は第一の光軸10
3上にある、あるいは被照明面109を左右対称に分け
る中心線上にあることが望ましいが実用的に許される範
囲で有れば必ずしもこれに限定されるものではない。
【0088】(実施の形態10)本発明の偏光方向変換
照明装置の他の実施の形態の例について図12を用いて
説明する。
【0089】前記実施の形態例においては第2インテグ
レータレンズアレイ108の出射側に微小反射鏡114
を配置したが、本実施の形態では図12に示すように第
1インテグレータレンズアレイ107と第2インテグレ
ータレンズアレイ108の間に設けることでも同様な効
果に加え、第一の光軸103の方向において偏光方向変
換照明装置の規模を小さく形成できる。図12では微小
反射鏡114を経た光が透過する部分には第2インテグ
レータレンズアレイ108に開口115を設けている
が、この部分を平行平面板として、第2のインテグレー
タレンズアレイ108を通ることで微小反射鏡114を
経てきた光が狙い通り被照明面109に到達することの
妨げにならないように構成できる。
【0090】更に積極的にこの部分小反射鏡114を経
た光が最も効率よく被照明面109を照明できるようレ
ンズを設けることで設計の自由度を上げることが出来
る。前記被照明面109が矩形の場合には縦横で非対称
な形状のレンズとすることが望ましい。
【0091】(実施の形態11)本発明の偏光方向変換
照明装置の他の実施の形態の例について図13を用いて
説明する。
【0092】図13において偏光選択手段の偏光ビーム
スプリッター105で反射された光は、光束変換手段の
光束幅変換レンズ116、117で光束を絞った略平行
光に変換した後に光路変換手段である微小反射鏡118
に入射するよう構成されている。この微小反射鏡118
はここで反射された光が第2インテグレータレンズアレ
イ108により照明される範囲に重畳するように曲面形
状からなっている。この様に構成することで集光位置の
規制が厳密ではなくなるため集光レンズの設計の自由度
が大きくなる。
【0093】また図14のように微小反射鏡119の出
射面側に投光レンズ120を設けても図13の実施の形
態例と同様な効果の得られる照明ができることは明かで
ある。
【0094】ここまでの(実施の形態9)〜(実施の形
態11)においては偏光方向により光路を分割する偏光
選択手段として偏光ビームスプリッター105を用いた
例を示したが、一般に偏光ビームスプリッター105の
透過光と反射光とで特性が異なるため本発明において最
適な特性を得るにはどちらの光路の光を偏光変換するか
あるいは均一に照明するかを選択する必要がある。図1
5は偏光ビームスプリッター105の反射光側にインテ
グレータ手段を設けた例である。
【0095】(実施の形態12)本発明の偏光方向変換
照明装置の他の実施の形態の例について図16を用いて
説明する。
【0096】図16においてはこれまでの実施の形態で
説明した偏光ビームスプリッターに比べて半分の入射面
を持つ偏光ビームスプリッター22を分割して2つ配置
している。この様に偏光選択手段を複数個備えることで
入射光を第2の光軸123と第3の光軸124に分割
し、微小反射面125により被照射面109を照明する
ことでも同様な効果を得ることが出来る。このとき偏光
ビームスプリッター122の2つ分の体積は偏光ビーム
スプリッター105の半分で済むためコストダウンが可
能、小型化、軽量化ができる。この実施例では偏光ビー
ムスプリッターは2個並べて用いたが1つで同じような
反射面を形成する偏光ビームスプリッターの構成でも同
様の効果を得られる。
【0097】図17にも偏光ビームスプリッター122
を用いて構成された例を示す。本実施の形態例において
は光路変換手段である微小反射鏡125が第2インテグ
レーターアレイ108の外側、または近傍に設けられて
いる。この例において投写レンズはこの微小反射鏡25
の位置まで取り込める明るさが要求されるが微小反射鏡
125は第2インテグレーターアレイ108に比べて非
常に小さいことから大きな変更は必要ない。
【0098】また微小反射鏡125の位置は第2インテ
グレーターアレイ108上の有効開口部の出射面側に配
置する場合でもこれまで記載してきたように必ずしも中
心でなくても照度分布の弱い位置に微小反射鏡125を
配置することが望ましいことは明かである。この場合、
被照射面を左右対称に分割できる中心線上に相当する位
置に、あるいは微小反射鏡125を複数設ける場合には
前記中心線に対し左右対称に配置されていることが望ま
しい。
【0099】また、被照射面109の形状と偏光ビーム
スプリッター122を経て来る光源像の形状が相似形で
あり、倍率を合わすように各要素部品を配置する事で最
も明るさを高く得られる事から、偏光変換効率の向上を
上げるという効果を奏する。その構成例を図18で示
す。
【0100】図18において、偏光ビームスプリッター
122の出射面に集光レンズ111を設け、出射光を光
学的に分割することが特徴部分である。このような構成
をとることにより、出射光のそれぞれの形状を被照射面
109の形状と相似形に近い形状にして被照射面109
に重畳することで、さらに光の利用の高効率化を図る事
ができるとともに、このように偏光選択手段122の出
力を複数の光に分割して被照射面109で重畳する事に
より、光源での色むらを重畳により目立たなくさせるこ
とができ、色の均一性を向上させることができる。
【0101】この実施の形態では倍率を合わせるために
第2のインテグレータアレイ108の前面を偏光変換さ
れた光が横切るような微小反射鏡125を配置して構成
されている。
【0102】また、集光レンズ111は必要に応じて曲
率中心を入射光に対してずらした位置に設定されている
事から、それぞれ分割された像は被照射面109で同じ
位置に重畳されるよう構成されている。
【0103】(実施の形態13)本発明の偏光方向変換
照明装置の他の実施の形態の例について図19を用いて
説明する。
【0104】図19において101は光源であり、ここ
から射出された光は焦点位置102に前記光源101が
位置するように第一の光軸103中心に回転対称に形成
された放物面鏡104により偏光選択手段である偏光ビ
ームスプリッター105に入射せしめられ、この偏光ビ
ームスプリッター105ではS偏光光を反射して第2の
光軸106上に進ませる。一方P偏光の光は反射面を透
過して更に集光レンズ133により光軸103に対して
斜めに配置された合成用反射鏡134に設けられた微小
開口部135に集光せしめられ、ここを透過して被照明
面109上を照明する。
【0105】一方、第2の光軸106上に進んだ光は第
一の光軸103上を進んだ光の偏光方向と同じ偏光方向
となるよう設定されている偏光変換手段の位相差板11
3を透過して偏光方向を変換した後、光軸に斜めに配置
された反射鏡110にて導かれてインテグレーター手段
の第一インテグレータアレイ136に入射する。ここで
第一インテグレーターアレイ136の各レンズにより入
射光を分割して反射鏡137に案内され、それぞれに対
応するインテグレーター手段の第2インテグレータレン
ズアレイ138上のレンズに2次光源像を形成する。こ
こから射出された光はそれぞれ光路変換手段の合成用反
射鏡134で反射された後、被照明面109上に拡大像
を重畳して形成されるよう構成されている。
【0106】この様な構成により本実施の形態例によっ
ても光源101から出射される光のほとんどを一つの偏
光方向の光として射出し、照明出来る。
【0107】本実施の形態において光源101は点光源
に近いほうが好ましい。なぜなら開口部上の像が小さく
形成できるためインテグレータ手段を通って来る光のう
ち微小開口部135により抜けてしまう割合が小さくな
ることからである。同様に微小開口部135を小さく出
来るよう光源像を小さくするために集光レンズ133を
NAの大きなものとして、被照明面109上の必要な領
域を照明するよう微小開口部135の出射側にリレーレ
ンズを設けると有効であることは明かである。
【0108】また第2の光軸106を進んだ偏光ビーム
スプリッター105で反射した光はインテグレータ手段
136、138により均一照明が可能であるが、第1の
光軸103を進んだ偏光ビームスプリッター105を透
過した光は光源の発光部に色むらがある場合には多少被
照明面9上でも色むらが生じる可能性が有るがこの時微
小開口部133に、あるいはその近傍にロッドタイプの
インテグレータを設けて、微小開口部133を経て被照
明面109上に至る光についても色の均一性を向上させ
ることが出来る。
【0109】微小開口部133の位置は第一の光軸10
3上にある、あるいは被照明面109を左右対称に分け
る中心線上にあることが望ましいが実用的に許される範
囲で有れば必ずしもこれに限定されるものではない。
【0110】本実施例においても実施の形態1と同様に
偏光ビームスプリッターで反射される光路を2つに分割
して構成される等についても応用可能であることは言う
までもない。
【0111】(実施の形態14)本発明の投写型画像表
示装置の実施の形態の例について図20を用いて説明す
る。
【0112】図20は(実施の形態9)の図11で説明
した偏光方向変換照明装置の実施の形態例を用いた投写
型画像装置の構成図である。
【0113】光源101からの光は、図11の実施の形
態例と同様に同一偏光の合成光が偏光方向変換照明装置
200から出力されフィールドレンズ126に入射す
る。このとき被照明面109の位置が液晶面127に相
当するよう配置されている。
【0114】フィールドレンズ126に入射した光は液
晶面127に対し主光線がどの光線高においても同じ入
射角になるテレセントリック性が実現されている。この
フィールドレンズ126を透過した光は入射側偏光板1
28で一方向の偏光光だけに限定される。この入射側偏
光板128に入射する前から偏光方向変換照明装置20
0で偏光方向は限定されているものの偏光ビームスプリ
ッター105の性能や界面での乱反射等により偏光度が
不十分で投写画像に必要なコントラストが維持できなけ
れば、この様に偏光板128を設けることが望ましいが
必要に応じて構成からはずすことも可能である。
【0115】この入射側偏光板128を透過した光は液
晶パネル129に入射する。この液晶パネル129は外
部信号から独立に制御できる多数の画素からなってお
り、この液晶パネルの画像表示部分の白表示すべき部分
の画素部に入射する光は、入射側偏光板128を透過し
た後に液晶面127で偏光方向が90度捻られることで
入射側偏光板128と透過する偏光方向が直交している
出射側偏光板130を透過する。一方液晶パネル129
の画像表示部の黒表示すべき部分の画素部に入射した光
は、入射側偏光板128を透過したあと液晶面127で
偏光方向を捻られることなくこれを透過することによ
り、出射側偏光板130に入射して、吸収される。
【0116】次に先に示した出射側偏光板130を透過
した光は投写レンズ131によりスクリーン132上に
導かれる。このようにして液晶パネル129の表示域の
画素を投写レンズ131で拡大投写するように構成され
ていることから大画面映像を得ることが出来る。
【0117】従来の液晶パネルが一方向の偏光方向の光
しか利用できなかったため、光源からの光のうちおよそ
50%を入射側偏光板で吸収せざるを得なかったことか
ら光利用率が悪い、また入射側偏光板が光を吸収するこ
とで発熱が大きく劣化してしまい、性能が維持できなく
なることから高輝度化が困難と言った従来の問題点を、
この実施例によれば光源からの光を全て有効利用して光
利用効率も向上させながら、信頼性も向上出来る。
【0118】ここではライトバルブとして透過型の液晶
パネル129を使用したが、偏光を用いて表示するデバ
イスであればなんでも良く、反射型の液晶パネルを用い
ても同様の効果を奏するものである。
【0119】(実施の形態15)本発明の投写型画像表
示装置の実施の形態の例について図21を用いて説明す
る。
【0120】図21は(実施の形態13)の図19で説
明した偏光方向変換照明装置の実施の形態例を用いた投
写型画像装置の構成図である。
【0121】図21は実施の形態13に述べてきた偏光
方向変換照明装置300を用いた投写型画像装置の構成
図である。光源101からの光は図19の実施の形態例
の偏光方向変換照明装置と同様にしてフィールドレンズ
126に入射してくる。このとき被照明面132の位置
が液晶面127に相当するよう配置されている。
【0122】前記フィールドレンズ126により入射し
た光は液晶面127に対し、主光線がどの光線高におい
ても同じ入射角になるテレセントリック性が実現されて
いる。このフィールドレンズ126を透過した光は入射
側偏光板128で一方向の偏光光だけに限定される。こ
の入射側偏光板128に入射する前から偏光方向変換照
明装置300で偏光方向は限定されているものの偏光ビ
ームスプリッターの性能や界面での乱反射等により偏光
度が不十分で投写画像に必要なコントラストが維持でき
なければこの様に偏光板を設けてもよい。
【0123】入射側偏光板128を透過した光は液晶パ
ネル129に入射する。この液晶パネル129は外部信
号から独立に制御できる多数の画素からなっており、こ
の画像表示部の白表示すべき部分の画素部に入射した光
は入射側偏光板128を透過した後液晶面127で偏光
方向が90度捻られることで入射側偏光板128と透過
する偏光方向が直交している出射側偏光板130を透過
する。
【0124】一方、液晶パネル129の画像表示部の黒
表示すべき部分の画素部に入射した光は入射側偏光板1
28を透過した後、液晶面127で偏光方向を捻られる
ことなくこれを透過することにより出射側偏光板130
に入射し、そして吸収される。
【0125】また、先に示した出射側偏光板130を透
過した光は投写レンズ131によりスクリーン32上に
導かれる。このようにして液晶パネル129の表示域の
画素を投写レンズ131で拡大投写するように構成され
ていることから大画面映像を得ることが出来る。
【0126】従来液晶パネルが一方向の偏光方向の光し
か利用できなかったため、光源からの光のうちおよそ5
0%を入射側偏光板で吸収せざるを得なかったことから
光利用率が悪い、入射側偏光板が光を吸収することで発
熱が大きく劣化してしまい、性能が維持できなくなるこ
とから高輝度化が困難と言った従来の問題点を、この実
施例によれば光源からの光を全て有効利用して光利用効
率も向上させながら、信頼性も向上出来る。
【0127】ここではライトバルブとして透過型の液晶
パネルを使用したが、偏光を用いて表示するデバイスで
あれば良く、反射型においても同様の効果を奏するもの
である。
【0128】尚、(実施の形態1)〜(実施の形態1
5)において、偏光選択手段における透過光と反射光の
種類、つまりS偏光の光P偏光の光は特にその形態に限
定されるものではなく、説明の反対の場合でも、各実施
の形態と同様な効果を奏する事ができる。
【0129】
【発明の効果】以上のように本発明によればツイストネ
マティック液晶パネル等をライトバルブとして用いた偏
光を利用して出力の制御を行う装置において、従来光源
からの光の片側の偏光方向の光しか利用できなかった
が、本発明によれば両方の偏光方向の光を一つの偏光方
向に変換でき、しかも出射される光を一つの光軸上に重
畳していることから光の利用効率を大きく改善すること
が出来る。これにより同じ光源を使えば明るさおよそ2
倍、また同じ明るさは半分の消費電力で済むことから光
源、駆動回路の小型化、低価格化が実現できる。同時に
前記液晶パネル等の光制御部に不要な偏光方向の光の入
射することを防げることから発熱等も減ることもあり、
信頼性改善にも大きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図2】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図3】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図4】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図5】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図6】本発明の投写型画像表示装置に関する一実施形
態図
【図7】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図8】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図9】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実施
形態図
【図10】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図11】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図12】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図13】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図14】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図15】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図16】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図17】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図18】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態を示す斜視図
【図19】本発明の偏光方向変換照明装置に関する一実
施形態図
【図20】本発明の投写型画像表示装置に関する一実施
形態図
【図21】本発明の投写型画像表示装置に関する他の実
施形態図
【符号の説明】
1,101 光源 2,32,102 第一の焦点位置 3,33,103 第一の光軸 4,19,34 楕円鏡 5,35 第2の焦点位置 6,27,37,105 偏光ビームスプリッター 7,106 第2の光軸 8,20,36 コリメータレンズ 9,40,42 反射鏡 10,29 λ/4板 11,30,43 合成反射鏡の開口部 12 合成反射鏡の反射面 13,44,47 合成反射鏡 14,31 凹面鏡 16,104 放物面鏡 17,28,48 支持ガラス 18,39 λ/2板 21 平板型偏光ビームスプリッター 22,128 入射側偏光板 23,129 液晶パネル 24,130 出射側偏光板 25,131 投写レンズ 26,132 スクリーン 38,106 第2の光軸 41,49 光束拡大用レンズ 45,46 集光レンズ 111 集光レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/74 H04N 5/74 A

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光選択手段により偏光方向に応じて分
    解された光のうち、片方の光の偏光方向を変換し、前記
    偏光選択手段を中央部の開口部に位置するよう設けた反
    射手段で反射させて他方の光と合成することを特徴とす
    る偏光方向変換照明装置。
  2. 【請求項2】 光源から発せられた光を入射して偏光方
    向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏
    光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換する
    偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射された光を
    反射する光路変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前
    記光路変換手段の開口部に位置し、前記偏光選択手段か
    ら出射された他方の光と前記光路変換手段で反射された
    光とを合成することを特徴とする偏光方向変換照明装
    置。
  3. 【請求項3】 光源から発せられた光を入射して偏光方
    向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏
    光選択手段から出射された一方の光の偏光方向を変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射された光
    を反射して前記偏光変換手段に再び入射させる反射手段
    と、前記偏光変換手段から出射された光を反射する光路
    変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前記光路変換手
    段の開口部に位置し、前記偏光選択手段から出射された
    他方の光と前記光路変換手段で反射された光とを合成す
    ることを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  4. 【請求項4】 光源から発せられた光を入射して偏光方
    向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏
    光選択手段から出射された一方の光を反射する反射手段
    と、前記反射手段からの光を反射する光路変換手段と、
    前記光路変換手段からの光の偏光方向を変換する偏光変
    換手段とを備え、前記偏光選択手段は前記光路変換手段
    の開口部に位置し、前記偏光選択手段から出射された他
    方の光と前記偏光変換手段を通過した光とを合成するこ
    とを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  5. 【請求項5】 入力される平行光を偏光選択手段により
    偏光方向に応じて分解して出射された光のうち、片方の
    光の偏光方向を変換し、他方の光の光束幅と差が生じる
    よう光束幅を変換し、前記偏光選択手段を中央部の開口
    部に位置するよう設けた反射手段で反射させて他方の光
    と合成することを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  6. 【請求項6】 光源から発せられた光を平行光に変換す
    る平行光変換手段と、前記平行光変換手段から出射をし
    た光を入射して偏光方向により光路を分けて出射する偏
    光選択手段と、前記偏光選択手段から出射された一方の
    光の偏光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変換
    手段から出射された光の光束を拡大する光束拡大手段
    と、前記光束拡大手段から出射された光を反射する光路
    変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前記光路変換手
    段の開口部に位置し、前記偏光選択手段から出射された
    他方の光と前記光路変換手段で反射された光とを合成す
    ることを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  7. 【請求項7】 光源から発せられた光を平行光に変換す
    る平行光変換手段と、前記平行光変換手段から出射をし
    た光を入射して偏光方向により光路を分けて出射する偏
    光選択手段と、前記偏光選択手段から出射された一方の
    光を反射する反射手段と、前記反射手段からの光を反射
    する光路変換手段と、前記光路変換手段からの光の偏光
    方向を変換する偏光変換手段とを備え、前記偏光選択手
    段は前記光路変換手段の開口部に位置し、前記偏光選択
    手段から出射された他方の光と前記偏光変換手段を通過
    した光とを合成することを特徴とする偏光方向変換照明
    装置。
  8. 【請求項8】 偏光選択手段により偏光方向に応じて分
    解された光のうち、片方の光の偏光方向を変換し、前記
    偏光選択手段を中央部の開口部に位置するよう設けた反
    射手段で反射させて他方の光と合成し、この合成光を画
    像表示手段を通過させ画像を拡大投射する投写型画像表
    示装置。
  9. 【請求項9】 光源から発せられた光を入射して偏光方
    向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記偏
    光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換する
    偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射された光を
    反射する光路変換手段とを備え、前記偏光選択手段は前
    記光路変換手段の開口部に位置し、前記偏光選択手段か
    ら出射された他方の光と前記光路変換手段で反射された
    光が合成され、この合成光を通過させる画像表示手段
    と、前記画像表示手段を通過した光を拡大投射する投射
    レンズを備えた投写型画像表示装置。
  10. 【請求項10】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向を変換
    する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から出射された
    光を反射する光路変換手段とを備え、前記光路変換手段
    は前記光源と前記偏光選択手段との間に位置するととも
    に前記光源からの光を通す開口部を有し、前記偏光選択
    手段から出射された他方の光と前記光路変換手段で反射
    された光とを合成することを特徴とする偏光方向変換照
    明装置。
  11. 【請求項11】 光源から発せられた光を平行光に変換
    する平行光変換手段と、前記平行光変換手段から出射を
    した光を入射して偏光方向により光路を分けて出射する
    偏光選択手段と、前記偏光選択手段から出射された一方
    の光の偏光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変
    換手段から出射された光の光束を拡大する光束拡大手段
    と、前記光束拡大手段から出射された光を反射する光路
    変換手段とを備え、前記光路変換手段は開口部を有し、
    その開口部に前記偏光選択手段から出射された他方の光
    を通過させ、前記光束拡大手段からの光の反射光と合成
    することを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  12. 【請求項12】 偏光選択装置により分解された光のう
    ち、片方の光の偏光方向を変換し、さらに光束の幅を変
    換後、前記片方の光の光軸が中央部に設けられた微小反
    射面を通る位置に設けられた反射鏡により合成されるこ
    とを特徴とする偏光方向変換照明装置。
  13. 【請求項13】 光源から発せられた光を平行光に変換
    する平行光変換手段と、前記平行光変換手段から出射を
    した光を入射して偏光方向により光路を分けて出射する
    偏光選択手段と、前記偏光選択手段から出射された一方
    の光の偏光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光変
    換手段から出射された光の光束を小さくする光束変換手
    段と、前記光束変換手段から出射された光を反射する光
    路変換手段とを備え、前記光路変換手段は前記偏光選択
    手段から出射される他の偏光方向の光の光軸上に相当す
    る位置に配置され、また前記光路変換手段で反射された
    光と前記他の偏光方向の光とを合成することを特徴とす
    る偏光方向変換照明装置。
  14. 【請求項14】 光源から発せられた光を平行光に変換
    する平行光変換手段と、前記平行光変換手段から出射を
    した光を入射して偏光方向により光路を分けて出射する
    偏光選択手段と、前記偏光選択手段から出射された一方
    の光の偏光方向を変換する偏光変換手段と、前記偏光選
    択手段から出射された他方の光の光束を拡大する光束変
    換手段と、前記偏光変換手段から出射された光を反射す
    る光路変換手段とを備え、前記光路変換手段で反射した
    光と前記光束変換手段から出射された光を合成すること
    を特徴とする偏光方向変換照明装置。
  15. 【請求項15】 偏光選択手段により偏光方向に応じて
    分解された光のうち、片方の光の偏光方向と光束幅を変
    換し、前記偏光選択手段から出射する他方の光を分割し
    て2次光源を多数作成して出射したものと合成すること
    を特徴とする偏光方向変換照明装置。
  16. 【請求項16】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段
    に光の光束幅を小さくする光束変換手段と、前記偏光変
    換手段または前記光束変換手段から出射した光を反射す
    る光路変換手段と、前記偏光選択手段から出射する光を
    分割するインテグレータ手段とを備え、前記インテグレ
    ータ手段から出射する光と前記光路変換手段で反射され
    た光とを合成することを特徴とする偏光方向変換照明装
    置。
  17. 【請求項17】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段
    に光の光束幅を小さくする光束変換手段と、前記偏光変
    換手段または前記光束変換手段から出射した光を反射す
    る光路変換手段と、前記偏光選択手段から出射する光を
    分割するインテグレータ手段とを備え、前記偏光選択手
    段は一方の偏光光を複数方向の光路に分けて出射し、前
    記インテグレータ手段から出射する光と複数の前記光路
    変換手段で反射された光とを合成することを特徴とする
    偏光方向変換照明装置。
  18. 【請求項18】 偏光選択手段により偏光方向に応じて
    分解された光のうち、片方の光の偏光方向と光束幅を変
    換し、前記偏光選択手段から出射する他方の光を分割し
    て2次光源を多数作成して出射したものと合成し、この
    合成光を画像表示手段を通過させ画像を拡大投射する投
    写型画像表示装置。
  19. 【請求項19】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段
    に光の光束幅を小さくする光束変換手段と、前記偏光変
    換手段または前記光束変換手段から出射した光を反射す
    る光路変換手段と、前記偏光選択手段から出射する光を
    分割するインテグレータ手段とを備え、前記インテグレ
    ータ手段から出射する光と前記光路変換手段で反射され
    た光とを合成し、さらにこの合成光を通過させる画像表
    示手段と、前記画像表示手段を通過した光を拡大投射す
    る投射レンズを備えた投写型画像表示装置。
  20. 【請求項20】 偏光選択手段により偏光方向に応じて
    分解された光のうち、片方の光を分割して2次光源を多
    数作成し、偏光方向と光束幅を変換し、前記偏光選択手
    段から出射する他方の光と合成することを特徴とする偏
    光方向変換照明装置。
  21. 【請求項21】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段
    に光を分割するインテグレータ手段と、前記偏光変換手
    段または前記インテグレータ手段からの光を反射する光
    路変換手段とを備え、前記光路変換手段は開口部を有
    し、前記開口部に前記偏光選択手段から出射する他方の
    光を通過させ、反射する光と合成することを特徴とする
    偏光方向変換照明装置。
  22. 【請求項22】 光源から発せられた光を入射して偏光
    方向により光路を分けて出射する偏光選択手段と、前記
    偏光選択手段から出射された一方の光の偏光方向変換す
    る偏光変換手段と、前記偏光変換手段の前段または後段
    に光を分割するインテグレータ手段と、前記偏光変換手
    段または前記インテグレータ手段からの光を反射する光
    路変換手段とを備え、前記光路変換手段は開口部を有
    し、前記開口部に前記偏光選択手段から出射する他方の
    光を通過させ、反射する光と合成し、さらにこの合成光
    を通過させる画像表示手段と、前記画像表示手段を通過
    した光を拡大投射する投射レンズを備えた投写型画像表
    示装置。
  23. 【請求項23】 インテグレータ手段は複数のマイクロ
    レンズから構成される事を特徴とする請求項16、請求
    項17、請求項21に記載の偏光方向変換照明装置。
  24. 【請求項24】 インテグレータ手段は複数のマイクロ
    レンズから構成される事を特徴とする請求項19、請求
    項22に記載の投写型画像表示装置。
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