JPH0949955A - レンズ保持枠 - Google Patents

レンズ保持枠

Info

Publication number
JPH0949955A
JPH0949955A JP26570895A JP26570895A JPH0949955A JP H0949955 A JPH0949955 A JP H0949955A JP 26570895 A JP26570895 A JP 26570895A JP 26570895 A JP26570895 A JP 26570895A JP H0949955 A JPH0949955 A JP H0949955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
eyepiece
holding frame
frame
oval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26570895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsumoto
芳弘 松本
Shinji Araoka
伸治 荒岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP26570895A priority Critical patent/JPH0949955A/ja
Publication of JPH0949955A publication Critical patent/JPH0949955A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小判状レンズをその短辺方向の長さを小さく
することなく保持することができるレンズ保持枠を提供
する。 【解決手段】 小判状の接眼レンズを内部のレンズ室に
保持する略筒部材でなる接眼枠31R,31Lにおい
て、左右両方の内周側に上記接眼レンズのレンズ面を受
けて光軸方向の位置決めを行う凸部315を設け、後端
部317から前方に向かって上下の面を肉厚程度切り欠
いて内部のレンズ室に連通する孔313,314を上下
にそれぞれ形成する。接眼レンズを組み込む際は、一部
の接眼レンズを接眼枠31R,31Lの後方側から落と
し込み上記凸部315の後端面で位置決めするととも
に、他の接眼レンズを孔313から長辺方向に挿入して
レンズ室内で略90度回転させ、同凸部315の前端面
により位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ保持枠、よ
り詳しくは、短辺および長辺を有する略四角形状のレン
ズを保持するレンズ保持枠に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、双眼鏡等においては、携帯性を考
慮して、光軸方向に垂直かつ眼幅方向に垂直な方向であ
る厚さ方向に薄型化されたものが製品化されている。
【0003】そして、双眼鏡の厚さ方向の薄型化を図る
ためには、光軸方向から見たレンズの形状を円形とする
代りに、眼幅方向に細長のものを採用することがある。
こうした短辺および長辺を有する略四角形状のレンズと
しては、例えば短辺および長辺を互いに直交する直線に
形成した四角形状レンズや、あるいは対向する一対の短
辺側が略円弧状に形成された小判状レンズなどがある。
【0004】これらの内の小判状レンズを用いた双眼鏡
の一例として、例えば特開昭53−83758号公報
に、対物レンズおよび接眼レンズを備えた左右一対のレ
ンズ鏡筒と、これら一対のレンズ鏡筒を眼幅方向に移動
可能に支持する案内棒とを備えた双眼鏡において、上記
対物レンズおよび接眼レンズを小判状に形成して、双眼
鏡の厚さを薄くするように工夫したものが記載されてい
る。
【0005】このような双眼鏡においては、上記案内棒
に沿って左右一対のレンズ鏡筒を互いに近接させあるい
は離間させることにより、使用者の眼幅に合った間隔に
なるよう眼幅調整を行うようになっていて、これにより
左右の視界のズレをなくすようにしている。
【0006】上記特開昭53−83758号公報に記載
されたような従来の双眼鏡において、小判状レンズをレ
ンズ保持枠により保持する構造について、図16および
図17を参照して説明する。
【0007】図16は従来の双眼鏡の接眼レンズ群を保
持する接眼枠の(A)光軸に沿った縦断面図,(B)光
軸に垂直な横断面図、図17は従来の双眼鏡の接眼レン
ズ群を保持する接眼枠を示す分解斜視図である。
【0008】図示のように、接眼枠31’は、後端側か
ら眼幅方向に眼隠し部を突設する断面略小判状の筒部材
でなり、前方側から小判状のレンズ3aを、後方側から
小判状のレンズ3bを、各々光軸方向に落とし込んで嵌
装するようになっている。
【0009】この接眼枠31’は、内部の周面に上記レ
ンズ3a,3bの光軸方向の位置を決める受部315’
が各々突設されている。
【0010】上述のようにレンズ3a,3bが嵌装され
た接眼枠31’は、鏡枠本体5に対して固定されるよう
になっていて、さらにこの鏡枠本体5は、地板8に取り
付けられる。
【0011】そして、これら地板8および鏡枠本体5を
覆うようにして、図示しない外装部材が取り付けられる
ようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記図16,図17に
示したような従来の技術手段においては、双眼鏡全体の
厚さが、接眼枠,鏡枠本体,地板,外装部材などから決
まるが、この構成のままでさらに薄型化を図ることを考
えても、これら外装部材,地板,鏡枠本体,接眼枠の厚
さは1mm程度かあるいはそれ以下であるために、より
薄くすることは困難である。
【0013】一方、上記小判状のレンズの短辺方向の長
さをさらに小さくすることにより薄型化を図ろうとして
も、視野が狭まったりするなどして、光学性能に影響を
及ぼすことがあるためにやはり困難である。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、短辺および長辺を有する略四角形状のレンズをそ
の短辺方向の長さを小さくすることなく保持することが
できるレンズ保持枠を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による本発明のレンズ保持枠は、短辺お
よび長辺を有する略四角形状のレンズを保持するレンズ
保持枠において、上記レンズ保持枠は、長辺方向に渡っ
てその一部を切り欠くことにより短辺方向の長さを上記
略四角形状レンズの短辺方向長さと略等しくなるように
されているとともに切り欠かれなかった部分によって上
記略四角形状レンズの対向する短辺を各々保持するよう
にしたものである。
【0016】また、請求項2による本発明のレンズ保持
枠は、上記切り欠かれた部分は、該レンズをその略長辺
方向から挿入するためのレンズ装填用開口部を形成して
いる請求項1に記載のものである。
【0017】さらに、請求項3による本発明のレンズ保
持枠は、上記切り欠かれた部分は上記レンズ保持枠の一
端部まで達していて、これにより上記切り欠かれなかっ
た部分が一対の腕部を形成している請求項1に記載のも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図6は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は双眼鏡を示す平断面
図、図2は双眼鏡を示す分解斜視図である。
【0019】この双眼鏡は、右眼用の第2の光学系を鏡
筒部たる鏡枠本体5Rに、左眼用の第1の光学系を鏡筒
部たる鏡枠本体5Lに組み込んでなり、右眼用の第2の
光学系は光軸ORに沿って対物側から順に、対物レンズ
1R,プリズム2R,接眼レンズ群3Rを有して構成さ
れ、同様に、左眼用の第1の光学系は光軸OLに沿って
対物側から順に、対物レンズ1L,プリズム2L,接眼
レンズ群3Lを有して構成されている。
【0020】上記対物レンズ1R,1Lは、小判状のレ
ンズでなり、対物枠11R,11Lにそれぞれ組み込ま
れて保持されていて、これら対物枠11R,11Lは、
光軸方向に延出された対物枠軸111R,111Lを各
々備えている。
【0021】これら対物枠軸111R,111Lは、そ
の前端部が後述する前板4R,4Lの孔41R,41L
に、後端部が上記鏡枠本体5R,5Lの孔51R,51
Lに挿入されて、光軸方向に一定量移動することが可能
となるように位置決めされている。
【0022】また、上記対物枠11R,11Lは、図示
しない対物ばねにより上記対物枠軸111R,111L
周りの力のモーメントが加えられることによって、上記
鏡枠本体5R,5Lに当て付いての回転方向に位置決め
されている。
【0023】そして、これら対物枠11R,11Lは、
図示しないフォーカス機構に連結しており、該フォーカ
ス機構に連動して光軸方向に移動されて、焦点位置の調
節を行うようになっている。
【0024】上記前板4R,4Lは、上記対物レンズ1
R,1Lのさらに前方側となる位置に鏡枠本体5R,5
Lに固定されており、光が入射する長孔42R,42L
を穿設するとともに、上記対物枠軸111R,111L
の前端部が挿入される上記孔41R,41Lを有してい
る。
【0025】上記プリズム2R,2Lは、鏡枠本体5
R,5Lの所定位置にそれぞれ固定されている。
【0026】上記接眼レンズ群3R,3Lは、上記対物
レンズ1R,1Lと同様の小判状のレンズでなり、それ
ぞれ接眼枠31R,31Lに組み込まれていて、これら
接眼枠31R,31Lは、鏡枠本体5R,5Lに位置決
めして固定されている。
【0027】上記接眼枠31Rは、その後端部の外側に
眼幅調整方向に延出された眼隠し部311Rが、内側に
眼隠し部312Rがそれぞれ突設されている。
【0028】同様に、上記接眼枠31Lは、その後端部
の外側に眼幅調整方向に延出された眼隠し部311L
が、内側に眼隠し部312Lがそれぞれ突設されてい
る。
【0029】上記接眼枠31R,31Lからは、視界を
制限するための視野リング32R,32Lがそれぞれ前
方に向かって設けられている。
【0030】上述のような右眼用の第2の光学系を組み
込んだ鏡枠本体5Rと左眼用の第1の光学系を組み込ん
だ鏡枠本体5Lは、光軸OR,OLに垂直となる眼幅調整
方向に配設された長シャフト6および短シャフト7によ
り、互いに近接する方向または互いに離間する方向に移
動可能に支持されている。
【0031】すなわち、上記鏡枠本体5R,5Lの底部
には、長シャフト6が挿入される孔52R,52Lと、
短シャフト7が摺動可能に挿入される楕円孔53Rと圧
入固定される53Lとが穿設されている。
【0032】これら長シャフト6と短シャフト7によっ
て、鏡枠本体5R,5Lの位置、すなわち右の光軸OR
と左の光軸OLの平行度が決まるようになっている。
【0033】上記各構成要素は、地板8に組み込まれる
ようになっている。この地板8は、略矩形の板状部材に
4辺から壁部を立設してなり、前方側に光が入射する対
物窓82R,82Lが、後方側に接眼レンズ群3R,3
Lから射出された光が通過する接眼窓83R,83Lが
それぞれ穿設されている。
【0034】上記長孔83R,83Lの間となる壁部に
は、フォーカス調整機構取付用円形孔86が穿設され、
この円形孔86の近傍から前方に向かって細長の板部材
85が配設されている。この板部材85には、上記長シ
ャフト6が載置される逃げ窪み851が形成されてい
る。
【0035】この長シャフト6は、上記鏡枠本体5R,
5Lの孔52R,52Lを挿通された後に、さらに地板
8の壁部に穿設された孔81R,81Lに嵌入されて位
置決めされるようになっている。
【0036】上記板部材85の前端部近傍には、上記短
シャフト7が係合して高さ方向の規制をされる凸部83
が設けられている。
【0037】上記地板8の底面ほぼ中央部には、円形孔
84が穿設されていて、光軸間距離変更手段たる眼幅ツ
マミ9が回転自在に取り付けられるようになっている。
【0038】この眼幅ツマミ9は、軸孔92に図示しな
い回転軸を嵌入することで、該軸孔92周りに回転自在
に取り付けられていて、さらに、上記鏡枠本体5Rの底
面から突設された図示しないカムフォロワが係合するカ
ム溝91Rと、上記鏡枠本体5Lの底面から突設された
図示しないカムフォロワが係合する91Lとが刻設され
ている。
【0039】この地板8には、図示しない付勢手段が取
り付けられていて、鏡枠本体5Rを短シャフト7に当て
付けることにより、該鏡枠本体5R,5Lの回転を規制
するようになっている。
【0040】地板8に上記鏡枠本体5R,5Lを組み込
んだ後に、これら鏡枠本体5R,5Lの筐体強度を確保
するために、上記対物枠11R,11Lの上部、プリズ
ム2R,2Lの上部および接眼枠31R,31Lの上部
の一部を覆うように、矩形の板状部材でなる蓋10R,
10Lを、該鏡枠本体5R,5Lに取り付けるようにな
っている(図4参照)。
【0041】また、上記地板8には、図示しない外装部
材が取り付けられるようになっている。
【0042】次に、図3から図5を参照して、接眼枠3
1R,31Lについて詳しく説明する。図3は接眼枠を
示す斜視図、図4は接眼枠を示す光軸に沿った縦断面
図、図5は接眼枠を示す光軸に沿った平断面図である。
【0043】上記接眼レンズ群3R,3Lは、より詳し
くは、前方側に配設された小判状をなす接眼レンズ3R
a,3Laと、後方側に配設された同様に小判状をなす
接眼レンズ3Rb,3Lbにより構成されている。
【0044】上記接眼枠31R,31Lは、これら小判
状のレンズでなる接眼レンズ群3R,3Lを覆うような
形状の略小判状の筒部材でなり、内部がレンズ室となっ
ている。
【0045】この接眼枠31R,31Lは、後端部31
7の両側部から眼幅方向に眼隠し部311R,312R
および311L,312Lを延出していて、これら眼隠
し部311R,312R,311L,312Lは、眼幅
調整を行うときに、双眼鏡の内部構造が外部から見えな
いように隠す役目をするものである。
【0046】この接眼枠31R,31Lは、後端部31
7から前方に向かって上下の面が肉厚程度切り欠かれて
いて、内部のレンズ室に連通する孔313,314が上
下にそれぞれ形成されている。これらの孔313,31
4の前端側は、連結部316により左側筒面と右側筒面
が連結されて再び小判状の筒に構成されている。
【0047】上記孔313,314の眼幅調整方向の長
さは、上記接眼レンズ3Ra,3Laの短辺方向の長さ
よりもやや長く形成されていて、これら接眼レンズ3R
a,3Laを該孔313,314から挿入可能になって
いる。
【0048】上記接眼枠31R,31Lの左右両方の内
周側には、上記接眼レンズ3Ra,3Laの後方側の凸
面を受けるとともに、接眼レンズ3Rb,3Lbの前方
側の凸面を受けて、その光軸OR,OL方向の位置決めを
行う凸部315が設けられている。
【0049】次に、接眼枠31R,31Lに接眼レンズ
群3R,3Lを組み込むときの方法について説明する。
【0050】まず、接眼レンズ3Ra,3Laは、図6
に示すように、その長辺方向を眼幅方向に垂直な方向に
向けて、レンズ中心が接眼枠31R,31Lの中心に一
致するまで、孔313から矢印A方向に挿入する。
【0051】接眼レンズ3Ra,3Laの中心が接眼枠
31R,31Lの中心に一致したら、次に、該接眼レン
ズ3Ra,3Laを光軸周りに矢印B方向に約90°回
転させてレンズ室内の所定位置に接着して固定する。こ
のときには、接眼レンズ3Ra,3Laは、その後方側
の凸面が凸部315に当接して、光軸OR,OL方向に位
置決めされる。
【0052】このとき、接眼レンズ3Ra,3Laは、
その上下端位置が、図4に示すように、上記連結部31
6の肉厚に重なるように配設され、すなわち、連結部3
16は、光軸前方側からみたときに、接眼レンズ3R
a,3Laの上下の端面とほぼ同一の面となってはみ出
すことのないように構成されている。
【0053】また、接眼レンズ3Rb,3Lbは、接眼
枠31R,31Lの後方側から落とし込んで所定位置に
接着固定する。このときには、接眼レンズ3Rb,3L
bは、その前方側の凸面が凸部315に当接して、光軸
OR,OL方向に位置決めされる。
【0054】このように構成された双眼鏡の上下方向の
厚さについて説明する。
【0055】図2,図4に示すように、光軸OR,OLに
垂直かつ眼幅方向に垂直な上下方向の厚さは、接眼レン
ズ3R,3Lの短辺方向の幅、鏡枠本体5R,5L、蓋
10R,10L、地板8、外装部材の各々の厚さによっ
て決まり、本実施形態の構成では、接眼枠31R,31
L自体の厚さは全体の厚さに寄与しない。
【0056】より詳しくは、接眼枠31R,31Lの連
結部316の肉厚の端面は、接眼レンズ3R,3Lの上
下方向の端面と同等になっており、該連結部316の肉
厚は全体の厚さに寄与していない。なお、この連結部3
16は、光路上問題にならない位置に配設されているた
めに、光学系の光学性能を損ねることはない。
【0057】また、接眼枠31R,31Lの上側の後端
部317の肉厚の端面は、蓋10R,10Lの肉厚の端
面と同等となっており、一方下側の後端部317の肉厚
の端面は鏡枠本体5R,5Lの肉厚の端面と同等になっ
ているために、該後端部317の肉厚も全体の厚さには
寄与していない。
【0058】こうして、接眼枠31R,31Lを巧みに
形成することにより、その厚さが全体の厚さに寄与する
ことはないように構成されている。
【0059】このような第1の実施形態によれば、小判
状レンズである接眼レンズを固定する接眼枠は、接眼レ
ンズの短辺方向の幅よりも上下に大きい後端部から、前
方に向かって肉厚程度壁面を切り欠くことによりその上
下方向の幅を接眼レンズの短辺方向の幅と同等に形成
し、かつ接眼レンズの短辺方向の幅が挿入可能な孔を内
部のレンズ室に連通するように穿設し、内周面の左右に
接眼レンズの光軸方向の位置を規定する凸部を設け、前
方部を覆うように下から鏡枠本体を、上から蓋をそれぞ
れ配置することにより、接眼レンズの短辺方向の幅を小
さくすることなく組み込むことができて、装置全体を薄
型化することが可能になる。
【0060】また、接眼枠は接眼レンズの一部を前方か
ら、接眼レンズの他の一部を後方から挿入して固定する
構造としたことで、何れかの接眼レンズの長辺を大きく
することなく装置の薄型化を図ることができる。
【0061】さらに、接眼枠の前端側および後端側は連
結されて筒状となっていることにより、成形部品とする
ときには高い部品精度を確保することができ、しかも十
分な強度を得ることができる。
【0062】図7から図9は本発明の第2の実施形態を
示したものであり、図7は接眼枠を示す斜視図、図8は
接眼枠を示す光軸に沿った縦断面図、図9は接眼枠を示
す光軸に沿った平断面図である。
【0063】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
【0064】この接眼枠31aR,31aLは、小判状
のレンズでなる上記接眼レンズ群3R,3Lを覆うよう
な形状の略小判状の筒部材でなり、内部がレンズ室とな
っている。
【0065】この接眼枠31aR,31aLは、後端部
317aの両側部から眼幅方向に眼隠し部311aR,
312aRおよび311aL,312aLを延出してい
て、これら眼隠し部311aR,312aR,311a
L,312aLは、眼幅調整を行うときに、双眼鏡の内
部構造が外部から見えないように隠す役目をするもので
ある。
【0066】この接眼枠31aR,31aLは、後端部
317aから前方に向かって上下の面が肉厚程度切り欠
かれていて、内部のレンズ室に連通する孔313a,3
14aが上下にそれぞれ形成されている。これらの孔3
13a,314aの前端側は、連結部316aにより左
側筒面と右側筒面が連結されて再び小判状の筒に構成さ
れている。
【0067】上記接眼枠31aR,31aLの左右両方
の内周側には、上記接眼レンズ3Ra,3Laの前方側
の面を受けて光軸OR,OL方向の位置決めを行う受部3
15aと、接眼レンズ3Rb,3Lbの前方側の凸面を
受けて光軸OR,OL方向の位置決めを行う受部315b
が設けられている。
【0068】なお、この実施形態においては、接眼レン
ズ3Ra,3Laの長辺方向の長さは、接眼レンズ3R
b,3Lbの長辺方向の長さよりもやや短くなってい
る。
【0069】次に、接眼枠31aR,31aLに接眼レ
ンズ群3R,3Lを組み込むときの方法について説明す
る。
【0070】まず、接眼枠31aR,31aLの後方側
から、接眼レンズ3Ra,3Laを落とし込んで、前方
側のレンズ面が受部315aに当接したところで接着し
て固定する。
【0071】次に、接眼枠31aR,31aLの後方側
から、接眼レンズ3Rb,3Lbを落とし込んで、前方
側のレンズ面が受部315bに当接したところで接着し
て固定する。
【0072】このときにも、接眼枠31aR,31aL
の連結部316aの肉厚の端面は、接眼レンズ3Ra,
3Laの上下方向の端面と同等になっており、該連結部
316aの肉厚は全体の厚さに寄与していない。
【0073】また、接眼枠31aR,31aLの上側の
後端部317aの肉厚の端面は、蓋10R,10Lの肉
厚の端面と同等となっており、一方、下側の後端部31
7aの肉厚の端面は鏡枠本体5R,5Lの肉厚の端面と
同等になっているために、該後端部317aの肉厚も全
体の厚さには寄与していない。
【0074】こうして、接眼枠31aR,31aLを巧
みに形成することにより、その厚さが全体の厚さに寄与
することはないように構成されている。
【0075】このような第2の実施形態によれば、前方
側の接眼レンズを後方側の接眼レンズと同様に接眼枠の
後方側から挿入する場合でも、上述の第1の実施形態と
ほぼ同様の効果を奏することができる。
【0076】図10から図12は本発明の第3の実施形
態を示したものであり、図10はレンズおよびレンズ保
持枠を示す光軸に沿った分解斜視図、図11はレンズを
保持した状態のレンズ保持枠を長辺方向に切断したとき
の断面図、図12はレンズを保持した状態のレンズ保持
枠を短辺方向に切断したときの断面図である。
【0077】この第3の実施形態において、上述の第
1,第2の実施形態と同様である部分については説明を
省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0078】レンズ301A,302Aは、複雑な形状
の成型が比較的な容易なプラスチックレンズで構成され
ていて、光軸に垂直な面内における断面形状が短辺およ
び長辺を有する略四角形状の例えば小判状でなり、短辺
となる側部にテーパ状の突起部301Aa,302Aa
がそれぞれ突出して形成されている。
【0079】また、レンズ保持枠31Aは、上記レンズ
301A,302Aの短辺に対応する側に、該短辺の長
さに略等しい幅の2つの腕部を突設し、これらの腕部に
上記突起部301Aa,302Aaを嵌入するための固
定部たる取付孔313A,314Aがそれぞれ穿設され
ている。
【0080】さらに、上記腕部の先端部には凸部312
Aがそれぞれ設けられていて、この凸部312Aは、上
記レンズ301A,302Aを取り付けた後に、連結部
材たるリング311Aを嵌合するためのものである。
【0081】このリング311Aは、上記レンズ301
A,302Aと略相似の小判状でなり、長辺方向にはレ
ンズ保持枠31Aの両腕部を図11に示すように外側か
ら嵌合するとともに、短辺方向の長さは図12に示すよ
うにレンズ301A,302Aの短辺方向の長さを越え
ないようになっている。
【0082】次に、このような構成において、レンズ保
持枠31Aにレンズ301A,302Aを組み込むとき
の方法について説明する。
【0083】レンズ保持枠31Aに、まずレンズ302
Aを挿入して、突起部302Aaを取付孔314Aに嵌
合する。
【0084】続いて、レンズ301Aをレンズ保持枠3
1Aに挿入して、同様にして、突起部301Aaを取付
孔313Aに嵌合する。
【0085】その後、リング311Aを凸部312Aに
嵌合させることにより、レンズ保持枠31Aの腕部が開
くのを防止して、レンズ301A,302Aが脱落しな
いようにするとともに、強固に固定して位置決めする。
【0086】このとき、突起部301Aa,302Aa
をテーパ状に形成しているために両腕部から保持するこ
とでガタを抑制することができて、レンズ301A,3
02Aの相対的な間隔や相対位置ズレを極力少なくして
いる。
【0087】なお、上記取付孔313A,314Aと突
起部301Aa,302Aaとに万一、多少の嵌合ガタ
が残っていたとしても、実用上は差し支えのないレベル
であるので問題はない。
【0088】このような第3の実施形態によれば、上述
の第1,第2の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとと
もに、レンズをレンズ室内で回転させる等の操作が不要
となって、レンズをレンズ保持枠に取り付ける作業を簡
略化することができる。さらに、取付が終了した際に
も、レンズがレンズ保持枠の所定位置に位置決めされる
ために、レンズが部分的に浮いたりすることはない。
【0089】図13から図15は本発明の第4の実施形
態を示したものであり、図13はレンズおよびレンズ保
持枠を示す光軸に沿った分解斜視図、図14はレンズを
保持した状態のレンズ保持枠を長辺方向に切断したとき
の断面図、図15はレンズを保持した状態のレンズ保持
枠を短辺方向に切断したときの断面図である。
【0090】この第4の実施形態において、上述の第1
から第3の実施形態と同様である部分については説明を
省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0091】レンズ301B,302Bは、ガラスレン
ズあるいはプラスチックレンズの何れを用いてもよく、
光軸に垂直な面内における断面形状が短辺および長辺を
有する略四角形状の例えば小判状でなる。
【0092】また、レンズ保持枠31Bは、上記レンズ
301B,302Bの短辺に対応する側に、該短辺の長
さに略等しい幅の2つの腕部を突設し、これらの腕部に
該レンズ301B,302Bの短辺側を位置決め固定す
るための固定部たる段差部313B,314Bがそれぞ
れ形成されている。
【0093】さらに、上記腕部の先端部には凸部312
Bが設けられていて、この凸部312Bは、上記レンズ
301B,302Bを取り付けた後に、連結部材たるリ
ング311Bを嵌合するためのものである。
【0094】このリング311Bは、上記レンズ301
B,302Bと略相似の小判状でなり、長辺方向にはレ
ンズ保持枠31Bの両腕部を図14に示すように外側か
ら嵌合するとともに、短辺方向の長さは図15に示すよ
うにレンズ301B,302Bの短辺方向の長さを越え
ないようになっている。
【0095】次に、このような構成において、レンズ保
持枠31Bにレンズ301B,302Bを組み込むとき
の方法について説明する。
【0096】レンズ保持枠31Bに、まずレンズ302
Bを挿入して、該レンズ302Bの短辺側を段差部31
4Bに載置し、従来より公知の方法で、例えば接着剤3
15Bを用いて接着を行うなどにより固定する。
【0097】続いて、レンズ301Bをレンズ保持枠3
1Bに挿入して、同様にして、該レンズ301Bの短辺
側を段差部313Bに載置し、接着剤315Bを用いて
接着を行うなどにより固定する。
【0098】その後、リング311Bを凸部312Bに
嵌合させることにより、レンズ保持枠31Bの腕部が開
くのを防止して、レンズ301B,302Bが脱落しな
いようにするとともに、強固に固定して位置決めする。
【0099】このような第4の実施形態によれば、上述
の第3の実施形態とほぼ同様の効果を奏することができ
る。
【0100】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0101】(1) 光軸と垂直な断面の形状が装填さ
れる略四角形状のレンズと略相似形をしたレンズ室を有
していて、該レンズ室の短辺方向の長さが略四角形状を
したレンズの短辺方向長さと略等しくなるように長辺方
向に渡ってその一端部まで切り欠かれているとともに切
り欠かれなかった部分によって該略四角形状レンズの対
向する長辺を各々保持するようにしたレンズ保持部材
と、上記一端部において、上記一対の腕部の位置を規制
する位置規制部材と、を具備したことを特徴とするレン
ズ保持枠。
【0102】(2) 上記略四角形状のレンズは、小判
状レンズまたは四角形状レンズであることを特徴とする
付記1に記載のレンズ保持枠。
【0103】(3) 光軸と垂直な断面の形状が小判状
レンズと略相似形をしていて、該断面の短辺方向の長さ
がこの小判状レンズの対向する1組の略平行な辺間距離
と略等しく、同長辺方向の長さが対向する1組のR面間
距離によって決定される長さよりも長く設定されたレン
ズ室と、上記レンズ室の略短辺方向側から該レンズ室を
貫通して設けられたレンズ装填用開口部と、を具備した
ことを特徴とする小判状レンズ保持枠。
【0104】(4) 上記レンズ室には、装填されたレ
ンズを位置決め固定するための固定部が設けられている
ことを特徴とする付記3に記載の小判状レンズ保持枠。
【0105】(5) 光軸と垂直な断面の形状が小判状
レンズと略相似形をしていて、該断面の短辺方向の長さ
がこの小判状レンズの対向する1組の略平行な辺間距離
と略等しく、同長辺方向の長さが対向する1組のR面間
距離によって決定される長さよりも長く設定されたレン
ズ室と、上記レンズ室の略短辺方向側から該レンズ室を
貫通して設けられたレンズ装填用開口部と、を具備し、
上記小判状レンズは、該レンズの略長辺方向から上記レ
ンズ装填用開口部に挿入した後、該小判状レンズと該レ
ンズ室との光軸合わせを行うとともに該小判状レンズの
短辺方向長さと該レンズ室の短辺方向長さとが一致する
ように所定角度回転させて装填させることを特徴とする
小判状レンズ保持枠へのレンズ装填方法。
【0106】(6) 光軸と垂直な断面の形状が小判状
レンズと略相似形をしたレンズ室と、上記レンズ室の各
々に設けられていて、該レンズ室の略短辺方向側から該
レンズ室を貫通して設けられたレンズ装填用開口部と、
を右眼用および左眼用として一対具備していて、上記レ
ンズ装填用開口部に上記小判状レンズを挿入する際に、
略長辺方向から挿入した後、所定角度回転させることに
より、該レンズ室断面の短辺方向長さがこの小判状レン
ズの対向する1組の略平行な辺間距離と略等しくなるよ
うにしたことを特徴とする小判状レンズを使用する双眼
鏡。
【0107】(7) 上記レンズ室断面の長辺方向の断
面形状は、対向する1組のR面間距離によって決定され
る長さよりも長く設定されていることを特徴とする小判
状レンズを使用する付記6に記載の双眼鏡。
【0108】(8) 上記レンズ室には、装填されたレ
ンズを位置決め固定するための固定部が設けられている
ことを特徴とする付記6に記載の双眼鏡。
【0109】(9) 短辺および長辺を有する略四角形
状のレンズを保持するレンズ保持枠において、基端部か
ら上記レンズの短辺に略等しい幅の一対の腕部を突設し
てこれら腕部に挟まれた空間をレンズ室となし、該一対
の腕部によりレンズの短辺を両側から保持してなること
を特徴とするレンズ保持枠。
【0110】(10) 上記一対の腕部は先端部側で連
結部により一体に連結されていて、これらの腕部の間を
レンズ装填用開口部としてレンズを長辺方向に挿入し、
レンズ室内で所定角度回転させて装着することを特徴と
する付記9に記載のレンズ保持枠。
【0111】(11) 上記一対の腕部に挟まれたレン
ズ室に光軸方向に沿ってレンズを装着し、該一対の腕部
の先端部側を別体に構成された連結部材で連結すること
を特徴とする付記9に記載のレンズ保持枠。
【0112】(12) 上記腕部には、装着されるレン
ズを位置決め固定するための固定部が設けられているこ
とを特徴とする付記9から付記11の1項に記載のレン
ズ保持枠。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズ保持
枠によれば、短辺および長辺を有する略四角形状のレン
ズをその短辺方向の長さを小さくすることなく保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の双眼鏡を示す平断面
図。
【図2】上記第1の実施形態の双眼鏡を示す分解斜視
図。
【図3】上記第1の実施形態の接眼枠を示す斜視図。
【図4】上記第1の実施形態の接眼枠を示す光軸に沿っ
た縦断面図。
【図5】上記第1の実施形態の接眼枠を示す光軸に沿っ
た平断面図。
【図6】上記第1の実施形態の接眼枠に接眼レンズを組
み込むときの様子を示す断面図。
【図7】本発明の第2の実施形態の接眼枠を示す斜視
図。
【図8】上記第2の実施形態の接眼枠を示す光軸に沿っ
た縦断面図。
【図9】上記第2の実施形態の接眼枠を示す光軸に沿っ
た平断面図。
【図10】本発明の第3の実施形態のレンズおよびレン
ズ保持枠を示す光軸に沿った分解斜視図。
【図11】上記第3の実施形態において、レンズを保持
した状態のレンズ保持枠を長辺方向に切断したときの断
面図。
【図12】上記第3の実施形態において、レンズを保持
した状態のレンズ保持枠を短辺方向に切断したときの断
面図。
【図13】本発明の第4の実施形態のレンズおよびレン
ズ保持枠を示す光軸に沿った分解斜視図。
【図14】上記第4の実施形態において、レンズを保持
した状態のレンズ保持枠を長辺方向に切断したときの断
面図。
【図15】上記第4の実施形態において、レンズを保持
した状態のレンズ保持枠を短辺方向に切断したときの断
面図。
【図16】従来の接眼枠を示す(A)縦断面図,(B)
横断面図。
【図17】従来の接眼枠に接眼レンズを組み込むときの
様子を示す分解斜視図。
【符号の説明】
3R,3L…接眼レンズ群 301A,301B,302A,302B…レンズ 3Ra,3La,3Rb,3Lb…接眼レンズ(小判状
レンズ) 31R,31L,31aR,31aL…接眼枠(小判状
レンズ保持枠) 31A,31B…レンズ保持枠 311A,311B…リング(連結部材) 313,314…孔(レンズ装填用開口部) 313A,314A…取付孔(固定部) 313B,314B…段差部(固定部) 315…凸部(固定部) 315a,315b…受部(固定部) 316,316a…連結部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短辺および長辺を有する略四角形状のレ
    ンズを保持するレンズ保持枠において、 上記レンズ保持枠は、長辺方向に渡ってその一部を切り
    欠くことにより短辺方向の長さを上記略四角形状レンズ
    の短辺方向長さと略等しくなるようにされているととも
    に切り欠かれなかった部分によって上記略四角形状レン
    ズの対向する短辺を各々保持するようにしたことを特徴
    とするレンズ保持枠。
  2. 【請求項2】 上記切り欠かれた部分は、該レンズをそ
    の略長辺方向から挿入するためのレンズ装填用開口部を
    形成していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ
    保持枠。
  3. 【請求項3】 上記切り欠かれた部分は上記レンズ保持
    枠の一端部まで達していて、これにより上記切り欠かれ
    なかった部分が一対の腕部を形成していることを特徴と
    する請求項1に記載のレンズ保持枠。
JP26570895A 1995-05-31 1995-10-13 レンズ保持枠 Withdrawn JPH0949955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26570895A JPH0949955A (ja) 1995-05-31 1995-10-13 レンズ保持枠

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13411495 1995-05-31
JP7-134114 1995-05-31
JP26570895A JPH0949955A (ja) 1995-05-31 1995-10-13 レンズ保持枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0949955A true JPH0949955A (ja) 1997-02-18

Family

ID=26468302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26570895A Withdrawn JPH0949955A (ja) 1995-05-31 1995-10-13 レンズ保持枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0949955A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133457A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Ricoh Co Ltd レンズブロック、画像読み取りユニット及び画像形成装置
JP2009282243A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
JP2010008707A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
JP2010217747A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Olympus Imaging Corp レンズ鏡枠
US8218406B2 (en) 2008-05-21 2012-07-10 Nidec Copal Corporation Lens driving apparatus
US10591705B2 (en) 2016-02-17 2020-03-17 New Shicoh Technology Co., Ltd. Lens driving device, camera device and electronic apparatus
US11543619B2 (en) 2016-02-17 2023-01-03 New Shicoh Motor Co., Ltd. Lens driving device, camera device and electronic apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133457A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Ricoh Co Ltd レンズブロック、画像読み取りユニット及び画像形成装置
JP2009282243A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
US8218406B2 (en) 2008-05-21 2012-07-10 Nidec Copal Corporation Lens driving apparatus
JP2010008707A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
JP2010217747A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Olympus Imaging Corp レンズ鏡枠
US10591705B2 (en) 2016-02-17 2020-03-17 New Shicoh Technology Co., Ltd. Lens driving device, camera device and electronic apparatus
US11543619B2 (en) 2016-02-17 2023-01-03 New Shicoh Motor Co., Ltd. Lens driving device, camera device and electronic apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000089284A (ja) アオリ機構を備えたアダプタ
JPH0949955A (ja) レンズ保持枠
JP3070429B2 (ja) 双眼鏡
US5822115A (en) Thin adjustable binoculars
US5729384A (en) Compact telescope
JPH08327914A (ja) 双眼鏡
JPH10333201A (ja) 像ぶれ防止装置およびこれを備えた双眼装置
JP3196613B2 (ja) 双眼鏡
JPH10319325A (ja) 双眼鏡
JP3723655B2 (ja) 光軸調整可能な双眼鏡
JPS6343114A (ja) 焦点距離が切換可能なレンズ構体
JPH1020211A (ja) 反転光学系
JPH0515245B2 (ja)
JPH0516571Y2 (ja)
JP3969397B2 (ja) 光学式ビューファインダ装置
JPH1164738A (ja) 双眼装置
JPH103025A (ja) 双眼鏡
JPH10115773A (ja) 双眼鏡
JPH08327912A (ja) 双眼鏡
JP3450665B2 (ja) 双眼鏡
JPH10115772A (ja) 双眼鏡
JPH05257188A (ja) カメラ用レンズ鏡筒
JPH0440182Y2 (ja)
JPH10115766A (ja) 双眼鏡
SU1672402A1 (ru) Очки в виде телелупы

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107