JPH0945012A - 記録装置、再生装置及びテープ状記録媒体 - Google Patents

記録装置、再生装置及びテープ状記録媒体

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JPH0945012A
JPH0945012A JP19226895A JP19226895A JPH0945012A JP H0945012 A JPH0945012 A JP H0945012A JP 19226895 A JP19226895 A JP 19226895A JP 19226895 A JP19226895 A JP 19226895A JP H0945012 A JPH0945012 A JP H0945012A
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JP
Japan
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Application number
JP19226895A
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English (en)
Inventor
Tadashi Osue
匡 尾末
Kenichiro Kikukawa
健一郎 菊川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録データの再生の確実性を向上させた記録
再生を行うことができる記録装置及び再生装置を提供す
る。 【解決手段】 サブコード付加部24は、インデックス
付加部21でインデックスが付加され、ECC符号化部
23でエラー訂正符号化された記録データにサブコード
発生部22からのサブコードを付加し、同一の記録デー
タをヘッダパリティ付加部25〜アンプ29を介して磁
気ヘッドHw1、Hw2に供給する。また、システムコ
ントローラ63は、重複して再生される記録データか
ら、シンドローム検出部61によって検出したシンドロ
ームの発生回数が少ない方の記録トラックの再生データ
が出力されるように、バッファ47からの読み出しを制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
オーディオテープレコーダ装置、データストレージ装置
等に設けて好適な、データの記録、再生を確実に行うこ
とができる記録装置、再生装置及びテープ状記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーション等の情報処理装置から供給されるデータを
磁気テープに記録するデータストレージ装置が知られて
いる。このようなデータストレージ装置では、データの
記録密度を向上させるために、回転ヘッドを用いて磁気
テープの走行方向に対して傾斜した記録トラックに記録
を行なうようになっている。また、音質の向上と、記録
に要する磁気テープ長の低減を目的として、回転ヘッド
を用いて、磁気テープの走行方向に対して傾斜した記録
トラックにディジタルデータとした音声を記録再生する
デジタルオーディオテープレコーダ装置(以下、単にD
ATという。)が知られている。
【0003】これらのデータストレージ装置等では、記
録トラックを複数のブロックに分割し、各々のブロック
の記録データにいわゆる積符号(パリティ)を付加して
記録するようになっている。これにより、記録媒体の劣
化等によって記録データの一部が失われた場合において
も、上記パリティを用いてエラー訂正を行なって正確な
記録データを再生することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに単にパリティを付加して記録しただけでは、磁気テ
ープの磁性体の劣化等によりパリティの許容範囲を越え
てエラーが発生すると正確な記録データを再生できなく
なる問題がある。
【0005】このため、同一の記録データを複数の磁気
テープに記録しておくことが考えられるが、この場合
は、1つの記録データに対して複数の磁気テープを保管
しておく必要があり、磁気テープの管理が煩雑となって
しまう問題がある。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、記録データの記録の信頼性を向上さ
せることができる記録装置の提供を目的とする。
【0007】また、本発明は、データを確実に再生する
ことができる再生装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録装置
は、テープ状記録媒体に記録データを記録する記録手段
に記録データを重複させて供給する記録制御手段を有す
る。
【0009】また、記録手段は、記録制御手段によって
所定長毎にエラー訂正符号が付加された記録データを重
複させて記録する。
【0010】また、テープ状記録媒体は、記録データが
記録されるデータ記録領域と、データ記録領域に記録さ
れた記録データに関する識別情報が記録される識別情報
記録領域とを有する。記録手段は、記録データを重複さ
せないで記録する際には、記録制御手段から重複させな
いで供給される記録データをデータ記録領域に記録し、
記録データを重複させて記録する際には、記録制御手段
から重複して供給されてる同一の記録データをデータ記
録領域に記録すると共に、記録データが重複して記録さ
れていることを示す識別情報を識別情報記録領域に記録
する。
【0011】本発明に係る再生装置は、記録データが重
複して記録されているテープ状記録媒体から再生手段が
重複して再生する記録データの一つを有効とする再生制
御手段を有する。
【0012】また、テープ状記録媒体に記録されている
記録データには、所定長毎にエラー訂正符号が付加され
ている。再生制御手段は、再生手段から供給される記録
データにエラー訂正符号に基づいてエラー訂正を施すと
共に、重複した記録データのうち当該エラー訂正を施す
際のエラー訂正回数の少ない一方の記録データを有効と
する。また、テープ状記録媒体は、記録データが記録さ
れるデータ記録領域と、データ記録領域に記録された記
録データに関する識別情報が記録される識別情報記録領
域とを有し、記録データが重複しないで記録されている
ときには、識別情報記録領域に記録データが重複して記
録されていることを示す識別情報が記録されず、データ
記録領域に記録データが重複して記録されているときに
は、識別情報記録領域に記録データが重複して記録され
ていることを示す識別情報が記録されている。再生制御
手段は、再生手段によって再生された識別情報に基づい
て記録データが重複して記録されていることを検出した
ときは、再生手段から供給される記録データにエラー訂
正符号に基づいてエラー訂正を施すと共に、重複した記
録データのうち当該エラー訂正を施す際のエラー訂正回
数の少ない一方の記録データを有効とし、記録データが
重複しないで記録されていることを検出したときは、エ
ラー訂正処理を施した記録データを全て有効とする。
【0013】本発明に係るテープ状記録媒体は、記録デ
ータが記録されるデータ記録領域と、少なくともデータ
領域に同一の記録データが重複されて記録されているか
否かを示す重複記録識別情報が記録される識別情報記録
領域とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録装置及び
再生装置をパーソナルコンピュータ、ワークステーショ
ン等の情報処理装置からのデータを磁気テープに記録再
生するデータストレージ装置に適用した場合について説
明する。
【0015】このデータストレージ装置は、例えば図1
に示すように、外部とのデータの授受を行うためのイン
タフェースコンローラ10と、このインタフェースコン
トローラ10を介して入力されたデータに信号処理を施
して所定のフォーマットに変換する記録データ処理系2
0と、この記録データ処理系20から供給される信号を
磁気テープに記録すると共に、磁気テープを再生する記
録再生部30とを備えている。また、このデータストレ
ージ装置は、該記録再生部30からの再生出力に信号処
理を施して、磁気テープに記録されたデータを再生する
再生データ処理系40と、上記記録再生部30のテープ
走行系を制御するトラッキング制御系50と、磁気テー
プに対するデータの記録を制御するデータ記録制御部6
0とを備えている。
【0016】上記インターフェースコントローラ10
は、いわゆるSCSI(Small Computor System Interf
ace )からなり、外部のパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の情報処理装置から供給されるデータ
を上記記録データ処理系20に供給すると共に、上記再
生データ処理系40により再生された記録データを情報
処理装置に供給する。
【0017】また、上記記録データ処理系20は、上記
インタフェースコントローラ10を介して供給された記
録データにインデックス情報を付加するインデックス付
加部21と、サブコードを発生するサブコード発生部2
2と、上記インデックス付加部21からの記録データに
エラー訂正符号である後述のC1、C2、C3パリティ
等を付加してエラー訂正符号化するエラー訂正符号化部
(以下、ECC符号化部という。)23と、エラー訂正
符号化した記録データに上記サブコード発生部22から
のサブコード及びブロックアドレスを付加するサブコー
ド付加部24とを備えている。
【0018】また、この記録データ処理系20は、サブ
コード付加部24からの記録データにヘッダパリティを
付加するヘッダパリティ付加部25と、このヘッダパリ
ティ付加部25から供給される記録データを8/10変
調(Eight to Ten Moduration )する8/10変調部2
6と、この8/10変調部26から供給される記録デー
タに同期信号を付加する同期信号付加部27と、この同
期信号付加部27から供給される記録データにトラッキ
ング制御用のATF(Automatic Track Finding )用パ
イロット信号を付加するパイロット信号付加部28と、
このパイロット信号付加部28から供給される記録デー
タを増幅するアンプ29とを備えている。
【0019】また、上記記録再生部30は、各々アジマ
ス角が異なる2つの磁気ヘッドHw1、Hw2を磁気テ
ープ32に対して傾斜して回転させる回転ドラム31を
備えている。これらの磁気ヘッドHw1、Hw2は、そ
れぞれ回転ドラム31の円周上に180度対向して設け
られている。
【0020】この回転ドラム31には、その回転を検出
するためのパルスジェネレータPG1、PG2を備えて
おり、記録再生部30には、パルスジェネレータPG
1、PG2に対向して設けられ、パルスジェネレータP
G1、PG2の通過を検出して後述のPGパルスを検出
する検出部33が設けられている。
【0021】また、この記録再生部30は、図示しない
ローディング機構を備えており、このローディーング機
構は、データの記録再生を行う際に、磁気テープ32を
引き出して回転ドラム31に対して傾斜させて巻き付け
る。このときの巻き付け角は、90度程度となってい
る。
【0022】また、上記再生データ系40は、上記記録
再生部30から供給される上記磁気テープ32の傾斜ト
ラックの再生出力を増幅するアンプ41と、アンプ41
から供給される再生出力から同期信号を検出すると共
に、再生出力を2値化した後、時間軸補正を行って出力
する同期信号検出部42と、この同期信号検出部42か
らの2値化された再生データを8/10復調(Eight to
Ten Demoduration )する8/10復調部43と、この
8/10復調部43からの再生データのヘッダパリティ
を検出するヘッダパリティ検出部44とを備えている。
【0023】また、上記ヘッダパリティ検出部44から
の再生データからサブコードを分離するサブコード分離
部45と、このサブコード分離部45からのサブコード
が分離された再生データに、上述のC1、C2、C3パ
リティを用いてエラー訂正処理を行うエラー訂正処理部
46と、このエラー訂正処理部46によりエラー訂正さ
れた再生データを一旦記憶するバッファ47と、該バッ
ファ47に記憶されている再生データからインデックス
を分離するインデックス分離部48とを備えている。
【0024】また、上記トラッキング制御系50は、上
記記録再生部30の検出部33から回転ドラム31の回
転に応じたPGパルスが供給されるPG検出部51と、
該PG検出部51の検出出力から速度エラーを検出する
速度エラー検出部52と、上記記録再生部30の再生出
力からATF用パイロット信号を検出するパイロット信
号検出部53と、速度エラー検出部52とパイロット信
号検出部53の各検出出力を加算する加算部54と、該
加算部54の加算出力に基づいてトラッキングサーボ信
号を発生するトラッキングサーボ回路55と、このトラ
ッキングサーボ信号に基づいて上記記録再生部30のテ
ープ走行系を制御するキャプスタン駆動回路56とを備
えている。
【0025】また、上記データ記録制御部60は、上記
エラー訂正処理部46において上記C1、C2、C3パ
リティを用いてエラー訂正を行った回数すなわちシンド
ロームの発生回数を検出するシンドローム検出部61
と、該シンドローム検出部61から供給されるシンドロ
ームの発生回数を一旦記憶するRAM62と、シンドロ
ーム検出部61及びRAM62からのシンドロームの回
数に基づいてデータの再生等を制御するシステムコント
ローラ63とを備えている。
【0026】ここで、このデータストレージ装置では、
記録再生時に所定の走行速度で磁気テープ32を走行さ
せるようになっている。この磁気テープの走行速度は、
回転ドラムが1回転する間に磁気テープが記録トラック
2本分走行するように設定されている。このような状態
でデータの記録を行うと、回転ドラムが1回転する間
に、磁気ヘッドHw1、Hw2によって各々1トラック
分の記録が行われ、図2に示すように、トラックピッチ
Tp毎に記録トラックTA 、TB が交互に形成される。
また、上記磁気ヘッドHw1、Hw2は、各々アジマス
角が異なるために、上記記録トラックTA 、TB のアジ
マス角が異なることになる。以下、これらの2つの記録
トラックTA 、TB を1フレームという。
【0027】また、各々の記録トラックTA 、TB は、
上記図2に示すように、上記記録データを記録するメイ
ンデータ領域と、上記ATF用パイロット信号(以下、
単にATF信号という。)を記録するATF領域と、サ
ブID、サブデータ等を記録するサブ領域と、マージン
領域とからなる。また、上記ATF領域、サブ領域及び
マージン領域は、メインデータ領域の両端に設けられて
おり、1トラックは、マージン領域、サブ領域、ATF
領域、メインデータ領域、ATF領域、サブ領域、マー
ジン領域の順に形成される。
【0028】そして、このデータストレージ装置では、
上記メインデータ領域に各々36バイトの64個のブロ
ックを記録するようになっている。各々のブロックは、
同期信号を記録する1バイトの同期領域と、サブコード
及びブロックアドレスを記録する2バイトのサブコード
領域と、ヘッダパリティを記録する1バイトのヘッダパ
リティ領域と、データを記録する28バイトのデータ領
域と、C1パリティが記録される4バイトのパリティ領
域とからなる。
【0029】このデータ領域に記録する28バイトのデ
ータには、図3に1トラック分のデータ構成を示すよう
に、2次元構成の誤り訂正符号C2,C1が付加されて
いる。そして、上記誤り訂正符号C1はブロック毎のメ
インデータに付加されて記録され、また、上記誤り訂正
符号C2は各トラックの上記メインデータ領域の両端部
分に2分割されて記録される。
【0030】ここで、C1パリティは、28バイトのデ
ータに対して4バイトのパリティが付加されているため
に、(32、28、5)のリードソロモン符号であり、
C2パリティは、52トラックのデータに対して12ト
ラックすなわち26トラックのデータに対して6トラッ
クのパリティが付加されているために、(32、28、
5)のリードソロモン符号である。
【0031】また、このデータストレージ装置では、2
トラックすなわち128ブロック分を1フレームとし
て、46トラックすなわち23フレームを1単位(グル
ープ)としたエラー訂正用の符号構成を採用し、図4に
示すように、トラック方向に対応するデータ列のC2パ
リティをトラックの両側に配置して記録し、トラック幅
方向に対応するデータ列のC3パリティを上記46トラ
ックの最終の2トラックに割り当てて記録する。このC
3パリティは、44トラックのデータに対して2トラッ
クのパリティが付加されているために、(46、44、
3)のリードソロモン符号である。また、上記1単位
(46トラック)毎に、1連のデータを識別するための
インデックス情報が付加されている。
【0032】そして、上記サブコードとして、メインデ
ータの区切りを示す区切り情報であるセパレータカウン
ト、記録数を示すレコードカウント、テープフォーマッ
ト上で定義された各領域を示すエリアID、記録単位の
絶対位置を示すフレーム番号、記録単位数を示すグルー
プカウントやチェクサムなどを記録する。
【0033】ここで、このデータストリーマでは、テー
プフォーマットとして、図5に示すように、磁気テープ
のローディングとアンローディングを行うための領域と
して、リーダテープに続く先頭領域に物理的なテープ開
始位置(PBOT: Physical Beginning of Tape) から論理
的なテープ開始位置(LBOT: Logical Beginning of Tap
e)までのデバイス領域が規定されており、このデバイス
領域の次にリファレンス領域及びシステム領域が設けら
れている。上記リファレンス領域は、上記システム領域
にシステムログ(履歴情報)を記録する際の物理的な基
準として使用される。そして、上記システム領域の次に
データを記録するためのデータ記録領域が設けられ、こ
のデータ記録領域の次にEOD(EOD: End of Data) 領
域が設けられている。
【0034】以下、このデータストレージ装置の動作を
説明する。このデータストレージ装置では、記録を行う
際に上記インタフェースコントローラ10を介して、パ
ーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処
理装置から記録データが供給される。インタフェースコ
ントローラ10は、バス11を介して記録データが供給
されると、該供給された記録データをインデックス付加
部21とサブコード発生部22に供給する。
【0035】上記インデックス付加部21は、上記イン
タフェースコントローラ10から記録データが供給され
ると、該供給された記録データに、上述の44トラック
すなわち22フレームを単位とする1単位毎に1連の記
録データを識別するためのインデックス情報を付加して
ECC符号化部23に供給する。
【0036】ECC符号化部23は、上記インデックス
付加部21から供給された記録データの上記1単位毎に
トラック幅方向に対応するデータ列のC3パリティを生
成し、このC3パリティを上記22フレーム分の記録デ
ータに付加する。また、このECC符号化部23は、各
ブロック毎のC1パリティを生成して、各ブロックのデ
ータに付加し、トラック方向に対応するデータ列のC2
パリティを生成し、このC2パリティを2分割して各ト
ラックの上記メインデータ領域の両端部分に割り当て
る。
【0037】一方、上記サブコード発生部22は、上記
インタフェースコントローラ10を介して入力された記
録データに基づいて、記録データの区切りを示す区切り
情報であるセパレータカウント、記録数を示すレコード
カウント、テープフォーマット上で定義された各領域を
示すエリアID、フレーム番号、記録単位数を示すグル
ープカウント、チェックサム、上記各ブロックのブロッ
クアドレス等を発生する。また、サブコード発生部22
は、上記テープフォーマットとして規定されているパー
ティションのシステムログ(履歴情報)を生成する。
【0038】また、上記サブコード付加部24は、上記
ECC符号化部23によりC1、C2、C3パリティが
付加された記録データに上記サブコード発生部22から
供給されるブロックアドレスを付加する。また、サブコ
ード付加部24は、上記サブコード発生部22により発
生したカウント値、エリアID、グループカウント、チ
ェックサム等からサブデータを構成し、2つのサブ領域
の各ブロックに割り当てる。
【0039】上記ヘッダパリティ付加部25は、上記サ
ブコード付加部24により記録データに付加されたブロ
ックアドレスについてエラー検出のための1バイトのヘ
ッダパリティを生成し、この1バイトのヘッダパリティ
を上記記録データに付加する。これにより、上記1バイ
トのヘッダパリティを上述の各ブロックのブロックアド
レスの直後に割り付ける。
【0040】上記8/10変調部26は、上記ヘッダパ
リティ付加部25によりヘッダパリティが付加されたメ
インデータ領域の記録データと2つのサブ領域の各ブロ
ックの記録データを1バイト単位で8ビットを10ビッ
トに変換して、記録する信号の直流レベルを略々0に保
つようにする。
【0041】また、上記同期信号付加部27は、上記8
/10変調部26により10ビッドデータに変換された
記録データの先頭に1ブロック毎に同期信号を付加す
る。そして、このように形成した記録データをパイロッ
ト信号付加部28に供給する。
【0042】パイロット信号付加部28は、ATF用パ
イロット信号を発生し、このATF用パイロット信号を
記録データに付加して、アンプ29を介して磁気ヘッド
Hw1、Hw2に供給する。これにより、磁気ヘッドH
w1、Hw2が磁気テープ上を走査して記録を行い、磁
気テープ上には、上記図2に示す記録トラックが形成さ
れる。
【0043】また、このデータストレージ装置では、上
述のように記録が行われた磁気テープを再生する際に、
上記記録再生部30は、回転ドラム31の回転数が記録
時と同じになるように回転ドラム31の回転を制御する
と共に、磁気テープ32が一定の速度で走行するように
磁気テープ32の走行を制御する。これにより、再生用
の記録ヘッドHr1、Hr2が磁気テープ上を傾斜して
走査し、磁気ヘッドHr1、Hr2は、記録トラックの
走査に応じた再生出力をアンプ41を介して同期信号検
出部42に供給する。同期信号検出部42は、供給され
る再生出力から同期信号を検出し、この同期信号に同期
したクロックにより再生出力を2値化し、再生データを
生成して8/10復調部43に供給する。
【0044】8/10復調部43は、上記同期信号検出
部42からの再生データを10ビットデータから8ビッ
トデータに変換してヘッダパリティ検出部44に供給す
る。ヘッダパリティ検出部44は、上述の1バイトのヘ
ッダパリティを用いてブロックアドレスのパリティチェ
ックを行う。そして、サブコード分離部45は、上記ヘ
ッダパリティ検出部44によりパリティチェックされた
正しいブロックアドレスを有する上記メインデータ領域
のブロックのデータをエラー訂正処理部46に供給する
と共に、上記サブ領域のブロックから上記サブコードを
分離して、システムコントローラ63に供給する。
【0045】また、サブコード分離部45は、上記メイ
ンデータ領域のブロックのブロックアドレスを上記RA
M62に供給する。これにより、RAM62から供給さ
れたブロックアドレスに対応するパリティが読み出され
てシステムコントローラ63に供給される。
【0046】一方、エラー訂正処理部46は、各ブロッ
ク毎に付加されているC1パリティを用いて、上記サブ
コード分離部45からの各ブロックの再生データにエラ
ー訂正処理を施し、各トラックのデータ領域の両端部分
に付加されているC2パリティを用いて、トラック方向
に対応するデータ列にエラー訂正処理を施し、上述の1
グループ22フレーム毎に割り当てられているC3パリ
ティを用いて、トラック幅方向に対応するデータ列にエ
ラー訂正処理を施す。そして、エラー訂正処理部46
は、エラー訂正処理を施した記録データを上記バッファ
47に供給する。
【0047】また、このときエラー訂正処理部46は、
再生したブロックのデータに訂正可能な誤り(シンドロ
ーム)があった場合等に、上述のC1、C2、C3パリ
ティを用いてエラー訂正を行ったことを上記シンドロー
ム検出部61に通知する。そして、シンドローム検出部
61は、1トラック分のブロックの再生時に発生したシ
ンドロームの発生回数を検出してシステムコントローラ
63に供給する。
【0048】このデータストレージ装置では、このよう
にC1、C2、C3パリティを用いて再生データにエラ
ー訂正処理を施しているために、確実に再生データのエ
ラーを訂正することができ、再生データの信頼性を向上
させることができる。
【0049】また、インデックス分離部48は、上述の
ようにエラー訂正処理部46によりエラー訂正処理が施
されて上記バッファ47に保持されている1単位毎の再
生データを読み出し、インデックス情報を分離して、上
記システムコントローラ70等に供給し、インデックス
情報を分離し再生データをインターフェースコントロー
ラ10に供給する。そして、インターフェースコントロ
ーラ10は、インデックス分離部48からの再生データ
をパーソナルコンピュータ、ワークステーション等に送
信する。
【0050】ところで、上述のように記録又は再生を行
う際に、一方の磁気ヘッドのみにヘッドクロッグ等の障
害が発生して、全く記録再生を行うことができなくなる
場合がある。このような場合に、上述のように各々の記
録トラックに異なる記録データを記録している場合で
は、上記46トラックの内の3トラック以上の記録トラ
ックが再生不可能となると、上述のC3パリティを用い
ても正確な記録データを再生することができなくなる。
【0051】このため、このデータストレージ装置で
は、磁気ヘッドHw1、Hw2により同一の記録データ
を記録する多重記録を行うことができるようになってい
る。このように磁気ヘッドHw1、Hw2によって同一
の記録データを記録しておくことにより、一方の磁気ヘ
ッドにヘッドクロッグ等の障害が生じた際にも他方の磁
気ヘッドにより重複して記録されている記録データを再
生することができる。
【0052】また、このデータストレージ装置では、こ
のような多重記録を行うか否かの選択は、ユーザからの
入力に基づいてシステムコントローラ63が行うように
なっている。以下、このような多重記録を行う際の動作
を説明する。
【0053】このデータストレージ装置では、多重記録
を行う際には、記録データの11フレーム分すなわち2
2トラック分に対して、インデックス情報、C1、C
2、C3パリティ等を付加して23トラック分の記録デ
ータを形成し、各トラック毎の記録データを上記磁気ヘ
ッドHw1、Hw2によって重複させて記録するように
なっている。これにより、多重記録を行う際には、11
フレーム分のデータに対して上記データ領域に23フレ
ーム分の記録トラックが形成されるようになっている。
【0054】すなわち、システムコントローラ63は、
多重記録を行う際には、インターフェースコントローラ
10を介して供給された記録データの11フレーム分す
なわち22トラック分に対して、インデックス情報、C
1、C2、C3パリティが付加されるように上記インデ
ックス付加部21と、サブコード発生部22等を制御す
る。
【0055】そして、上記インデックス付加部21は、
上記インタフェースコントローラ10を介して供給され
た記録データの11フレーム毎にインデックス情報を付
加してECC符号化部23に供給する。ECC符号化部
23は、上記インデックス付加部21から供給された1
1フレーム分の記録データに上述のC1、C2、C3パ
リティを付加する。これにより、ここで、ECC符号化
部23は、上述と同様のC1、C2パリティを発生する
と共に、C3パリティについては、上述とは異なり、1
1フレーム(22トラック)分のデータに対して1フレ
ーム(2トラック)分のパリティを付加する。すなわ
ち、この場合のC3パリティは、(24、22、3)の
リードソロモン符号となっている。
【0056】この(24、22、3)のリードソロモン
符号は、上述の(46、44、3)のリードソロモン符
号に対してエラー訂正の可能性が高い。すなわち、この
データストレージ装置では、記録データのみ重複させて
記録し、C3パリティを重複させないで記録することに
より、エラー訂正の可能性を向上させている。
【0057】一方、上記サブコード発生部22は、上記
23トラック分の記録データに対して上述のセパレータ
カウント、レコードカウント、エリアID、フレーム番
号、グループカウント、チェックサム、ブロックアドレ
ス等を発生する。また、このサブコード発生部22は、
上述のシステム領域の記録トラックに記録する記録デー
タに対して、多重記録を行うことを示す多重記録識別情
報を発生する。
【0058】また、上記サブコード付加部24は、上記
ECC符号化部23によりC1、C2、C3パリティが
付加された記録データに上記サブコード発生部22から
供給されるブロックアドレス等を付加する。また、サブ
コード付加部24は、上記データ領域に記録する記録デ
ータに上記多重記録識別情報を付加する。そして、この
サブコード付加部24は、上述の22トラック分の記録
データを各々2回重複させて出力すると共に、上述の2
トラック分のパリティを重複させないで出力する。これ
により、上述の22トラック分の記録データに対して4
6トラック分の記録データが出力される。
【0059】このように形成された46トラック分の記
録データは、上述と同様に、ヘッダパリティ付加部25
〜アンプ29を介して上記磁気ヘッドHw1、Hw2に
交互に供給される。これにより、同一の記録データが上
記データ領域の隣接する記録トラックTA 、TB に重複
されて記録される。また、上記システム領域の記録トラ
ックには、上記サブコード発生部22によって発生した
多重記録識別情報が記録される。
【0060】このデータストレージ装置では、上述のよ
うに、同一の記録データを重複させて記録しているため
に、一方の磁気ヘッドに障害が生じて記録データが記録
されていない場合あるいは再生時に一方の磁気ヘッドに
障害が生じた場合であっても、他方の磁気ヘッドにより
重複して記録されている記録トラックを再生することに
より、正確な記録データを再生することができる。これ
により、記録したデータの再生の確実性を向上させた記
録を行うことができる。
【0061】また、上述のようにシステム領域の記録ト
ラックに多重記録識別情報を記録しているために、シス
テム領域の記録トラックを再生するだけで多重記録が行
われているか否かを容易に判定することができる。
【0062】上述のように同一の記録データが重複して
記録されている磁気テープを再生する際には、上記シス
テムコントローラ63は、上記システム領域の記録デー
タから上述の多重記録識別情報を抽出し、該多重記録識
別情報に基づいて、現在再生されている磁気テープに多
重記録が行われているか否かを判定する。そして、シス
テムコントローラ50は、多重記録が行われていない場
合に上述したように再生した記録データがそのままイン
デックス分離部48に供給されるように上記バッファ4
7からの読み出しを制御する。
【0063】一方、システムコントローラ50は、多重
記録が行われている場合には、重複して再生される記録
データから、上記シンドローム検出部61によって検出
されたシンドロームの発生回数が少ない方を有効とする
ようにバッファ47からの読み出しを制御する。
【0064】ここで、各磁気ヘッドHw1、Hw2は、
上述のように、回転ドラム31の円周上に180度対向
して形成されており、磁気テープの巻き付け角が90度
となっているため、上記記録トラックTAB は、図6
(A)に示すように、回転ドラムの1/2回転毎に交互
に、各々回転ドラムの1/4回転分の間に再生されて、
上記アンプ41〜サブコード分離部45を介してエラー
訂正部46に供給される。
【0065】また、上記シンドローム検出部61には、
上記記録再生部30のパルスジェネレータPG1、PG
2からのPGパルスが供給されている。これらのパルス
ジェネレータPG1、PG2からのPGパルスは、それ
ぞれ、図6(B)及び同図(C)に示すように、磁気ヘ
ッドHw1、Hw2による再生が終了されるタイミング
で発生する。
【0066】シンドローム検出部61は、これらのPG
パルスに基づいて、図6(D)に示すように、再生され
る記録トラックが上記記録トラックTA 、TB のどちら
であるかを示すトラック判定信号を発生し、このトラッ
ク判定信号に基づいて現在エラー訂正が行われている記
録データの記録トラックの判定を行っている。
【0067】また、上記エラー訂正部46は、記録トラ
ックTA 、TB の記録トラックの再生データに各々エラ
ー訂正を施して、上記バッファ47に記録する。ここ
で、各記録トラックTA 、TB には、上述のように同一
の記録データが重複して記録されているため、エラー訂
正部46は、各々の記録トラックTA 、TB からの再生
データに対して独立にエラー訂正を行う。このとき、各
々の再生データにエラー訂正を施す際のシンドロームの
発生回数を検出してシンドローム検出部61に供給す
る。
【0068】シンドローム検出部61は、エラー訂正部
46から供給されるシンドロームの発生回数を、記録ト
ラックTA の記録データについては、上記RAM62
に、記録トラックTB の記録データについては、上記シ
ステムコントローラ63に、それぞれ供給する。
【0069】システムコントローラ63は、上記RAM
62に記憶されている記録トラックTA の再生データに
エラー訂正を施す際のシンドロームの発生回数と、シン
ドローム検出部61から供給される記録トラックTB
再生データにエラー訂正を施す際のシンドロームの発生
回数とを比較し、シンドロームの発生回数が少ない方の
記録トラックの再生データを有効とする。さらに、シス
テムコントローラ63は、有効とした再生データがバッ
ファ47からインデックス分離部48に供給されるよう
に、バッファ47からの読み出しを制御する。これによ
り、重複して再生される再生データから、エラー訂正を
施す際のシンドロームの発生回数が少ない再生データが
バッファ47から読み出されてインデックス分離部48
に供給され、インデックスが分離されて出力される。
【0070】これにより、このデータストレージ装置で
は、重複して記録されている記録データの再生データか
らエラーの少ない再生データを有効として出力すること
ができるため、記録データの再生の確実性を向上させる
ことができる。
【0071】ここで、データを重複させないで記録を行
っている場合には、記録データの再生を行う際に、一方
の磁気ヘッドのみにヘッドクロッグが発生して、記録ト
ラックの再生を行うことができなくなった場合には、記
録データを再生することができなくなる。
【0072】これに対し、このデータストレージ装置で
は、上記記録トラックTA 、TB に同一のデータを重複
させて記録しているため、上述のように独立のエラー訂
正を施して再生することができるため、磁気ヘッドHw
1、Hw2の一方に障害が生じて記録トラックTA 、T
B の一方を全く再生できない場合であっても、他方の再
生可能な記録トラックの再生出力から記録データを再生
することができる。このため、このデータストレージ装
置では、記録データの再生の確実性を向上させることが
できる。
【0073】なお、上述の説明では、本発明をデータス
トレージ装置に適用した場合について説明したが、記録
データをデジタル記録する記録装置であれば、例えばデ
ジタルオーディオテープレコーダ装置あるいはデジタル
ビデオテープレコーダ装置等にも適用することができ
る。
【0074】また、上述の説明では、重複記録を行う際
に、ECC符号化部23が、C3パリティとして、22
トラック分のデータに対して2トラック分のパリティを
付加し、当該C3パリティを重複させないで記録する場
合について説明したが、C3パリティとして、22トラ
ック分のデータに対して1トラック分のパリティを付加
し、当該C3パリティを重複させて記録する構成として
もよい。これにより、再生時に一方の磁気ヘッドに障害
が生じた場合であってもC3パリティを用いてエラー訂
正を施すことができ、記録データを確実に再生すること
ができる。
【0075】また、上述の説明では、重複記録を行うか
否かを選択可能とし、磁気テープのシステム領域に重複
記録を行ったか否かを識別するための重複記録識別情報
を記録する構成について説明したが、重複記録専用と
し、識別情報の記録を不要とする等、本発明の技術的思
想を逸脱しない範囲であれば、適宜構成を変更すること
ができる。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る記録装置では、記録データ
を重複させて記録することができるため、再生の確実性
を向上させた記録を行うことができる。
【0077】また、本発明に係る記録装置では、重複さ
せて記録する記録データにエラー訂正符号を付加して記
録することができるため、再生の確実性を向上させた記
録を行うことができる。
【0078】また、本発明に係る記録装置では、記録デ
ータを重複させないで記録する際には、記録手段に異な
る記録データを供給して、データ記録領域に記録データ
を重複させずに記録し、記録データを重複させて記録す
る際には、記録手段に同一の記録データを供給して、デ
ータ記録領域に記録データを重複させて記録すると共
に、識別情報記録領域に、データ記録領域に記録データ
が重複して記録されていることを示す識別情報を記録す
る。これにより、記録データが重複されて記録されてい
るか否かを容易に判断することが可能な記録を行うこと
ができる。
【0079】また、本発明に係る再生装置では、再生制
御手段が、再生手段によって重複して再生される記録デ
ータの一つを有効とすることにより、記録データを確実
に再生することができる。
【0080】また、本発明に係る再生装置では、再生し
た記録データにエラー訂正を行う際に、エラー検出回数
を検出し、重複して記録されている記録データからエラ
ー検出回数の少ない記録データを有効とすることができ
るため、記録データを確実に再生することができる。
【0081】また、本発明に係る再生装置では、テープ
状記録媒体から識別情報を再生し、再生した識別情報に
基づいて、テープ状記録媒体からの記録データの再生を
制御することにより、テープ状記録媒体に記録データが
重複して記録されているか否かを自動的に判断して再生
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置、再生装置をデータスト
レージ装置に適用した場合の当該データストレージ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記データストレージ装置により磁気テープに
記録する記録トラックの構成を示す図である。
【図3】上記データストレージ装置により磁気テープに
記録するデータの1トラック分のデータ構成を示す図で
ある。
【図4】上記データストレージ装置により磁気テープに
記録するデータの1単位46トラック分のデータ構成を
示す図である。
【図5】上記データストレージ装置によりデータを記録
した磁気テープのテープフォーマットを示す図である。
【図6】上記データストレージ装置の記録再生部により
データを記録するタイミングを示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
20 記録データ処理系 23 ECC符号化部 24 サブコード付加部 25 ヘッダパリティ付加部 30 記録再生部 40 再生データ処理系 44 ヘッダパリティ検出部 45 サブコード検出部 46 エラー訂正処理部 47 バッファ 50 トラッキング制御系 60 データ再生制御部 61 シンドローム検出部 62 RAM 63 システムコントローラ Hw1、Hw2 磁気ヘッド PG1、PG2 パルスジェネレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 574 9558−5D G11B 20/18 574E 5/09 361 7520−5D 5/09 361Z 20/12 102 9295−5D 20/12 102

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体に記録データ及び識別
    情報を記録する記録手段と、 上記記録手段に同一の記録データを重複させて供給し
    て、上記データ記録領域に記録データを重複させて記録
    する記録制御手段とを有することを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録制御手段は、所定長毎にエラー
    訂正符号を付加して上記記録データを形成し、 前記記録手段は、該記録制御手段によりエラー訂正符号
    が付加された記録データを前記テープ状記録媒体に記録
    して記録トラックを形成することを特徴とする請求項1
    に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ状記録媒体は、前記記録デー
    タが記録されるデータ記録領域と、該データ記録領域に
    記録された記録データに関する識別情報が記録される識
    別情報記録領域とを有し、 前記記録制御手段は、記録データを重複させないで記録
    する際には、前記記録手段に記録データを重複させない
    で供給し、記録データを重複させて記録する際には、上
    記記録手段に同一の記録データを重複させて供給すると
    共に、上記記録手段にデータ記録領域に記録データが重
    複して記録されていることを示す識別情報を供給し、 上記記録手段は、上記識別情報記録領域に上記記録制御
    手段から供給された記録データを記録すると共に、上記
    識別情報記録領域に、上記記録制御手段から供給された
    識別情報を記録することを特徴とする請求項2に記載の
    記録装置。
  4. 【請求項4】 記録データが重複されて記録されている
    テープ状記録媒体から記録データを再生する再生手段
    と、 再生手段により重複して再生される記録データの一つを
    有効とする再生制御手段とを有する再生装置。
  5. 【請求項5】 前記テープ状記録媒体に記録されている
    記録データは、所定長毎にエラー訂正符号が付加されて
    なり、 前記再生制御手段は、前記再生手段から供給される記録
    データにエラー訂正符号に基づいてエラー訂正を施すと
    共に、重複した記録データのうち当該エラー訂正を施す
    際のエラー訂正回数の少ない一方の記録データを有効と
    することを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記テープ状記録媒体は、前記記録デー
    タが記録されるデータ記録領域と、該データ記録領域に
    記録された記録データに関する識別情報が記録される識
    別情報記録領域とを有し、記録データが重複しないで記
    録されているときには、上記識別情報記録領域に記録デ
    ータが重複して記録されていることを示す識別情報が記
    録されず、データ記録領域に記録データが重複して記録
    されているときには、上記識別情報記録領域に記録デー
    タが重複して記録されていることを示す識別情報が記録
    されてなり、 前記再生制御手段は、前記再生手段によって再生された
    識別情報に基づいて記録データが重複して記録されてい
    ることを検出したときは、前記再生手段から供給される
    記録データにエラー訂正符号に基づいてエラー訂正を施
    すと共に、重複した記録データのうち当該エラー訂正を
    施す際のエラー訂正回数の少ない一方の記録データを有
    効とし、記録データが重複しないで記録されていること
    を検出したときは、エラー訂正処理を施した記録データ
    を全て有効とすることを特徴とする請求項5に記載の再
    生装置。
  7. 【請求項7】 記録データが記録されるデータ記録領域
    と、 少なくともデータ領域に同一の記録データが重複されて
    記録されているか否かを示す重複記録識別情報が記録さ
    れる識別情報記録領域とを有するテープ状記録媒体。
JP19226895A 1995-07-27 1995-07-27 記録装置、再生装置及びテープ状記録媒体 Withdrawn JPH0945012A (ja)

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