JP2526949B2 - デ―タレコ―ダにおける消去方法 - Google Patents

デ―タレコ―ダにおける消去方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば回転ヘッド型ディジタルオーディオ
テープレコーダ(DAT)を、コンピュータ等から送られ
るデータを記録再生するようにしたデータレコーダとし
て用いる場合に好適なデータレコーダにおける記録方法
に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータにおいて、ハードデイスク等に書込まれ
たデータを保護(バックアップ)するために、これらの
データを例えば1日に1回データストリーマ(データレ
コーダ)に転送して記録することが行われている。
従来のデータレコーダとしては、通常のアナログのオ
ーディオテープレコーダが多く用いられていた。しかし
ながらこのようなアナログのテープレコーダでは、磁気
テープの消費量が極めて多くなり、また記録時のデータ
レートが低いために転送・記録に極めて多くの時間がか
かり、さらには所望の記録部分の頭出しを容易に行うこ
とができない、等の問題点があった。
そこで近年製品化された回転ヘッドを用いたヘリカル
スキャン方式によるディジタルオーディオテープレコー
ダ、いわゆるDATをデータレコーダとして利用すること
が考えられている。DATをデータレコーダとして用いる
場合は、ホストコンピュータからのデータをDATのフォ
ーマットに変換して記録することになる。DATのフォー
マットでは、互いにアジマスの異る2つのヘッドが1回
転したとき形成される2本の傾斜トラックを1フレーム
とし、この1フレームを単位として16ビットのPCMオー
ディオデータをインタリーブして記録すると共に、補助
的なサブデータを記録するようにしている。その場合、
後述するように各トラックにはPCMデータが記録される
メインエリアとサブデータが記録されるサブエリアとが
形成される。
またDATにおいては、記録済みテープ上に新たに別の
信号を記録する場合は、一般に消去ヘッドは用いずに、
いわゆる2重書きによって新たな信号を記録することに
より、前回の信号を消去するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したようにDATは消去ヘッドを持たないために、
一旦記録されたデータの一部又は全部が不要となった場
合には、何らかの方法で消去を行わなければならず、し
かも消去に際してはDATのフォーマットを守りながら消
去を行う必要がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、第1の記録長を有する過去データ
上の上記第1の記録長より短い第2の記録長を有するデ
ータを残し以降を無効データとして消去する消去方法
が、上記第2の記録長を有するデータに引き続いて所定
長の終端識別データを記録して、上記終端識別データ以
降の上記過去データを無効とする第1の消去モードと、
上記第2の記録長を有するデータに引き続いて所定長の
終端識別データを記録すると共に、上記終端識別データ
以降の上記過去データを全て消去する第2の消去コード
とを備え、コマンド信号に基づいて上記第1及び第2の
消去モードを選択的に可能にしている。
〔作用〕
DATフォーマット等の所定のデータフォーマットを崩
すことなく、データの実質的な消去が行われる。
〔実施例〕
第1図はDATをデータレコーダとして用いる場合の構
成を示すもので、1はDAT、2はインタフェースバス、
3はホストコンピュータ、4、5はインナーバスであ
る。DAT1は記録再生部6、記録アンプ7、再生アンプ
8、信号処理回路9、RAM10、データコントローラ11、
インタフェースボード12、システムコントローラ13、サ
ーボ及びモータドライブ回路14等により主として構成さ
れている。
システムコントローラ13と信号処理回路9、データコ
ントローラ13とは、後述する絶対フレームナンバーAFN
O、チェックデータ、モード指示、ロジカルフレームナ
ンバーLFNO、チェックデータによる判定結果及びデータ
転送指示等の所定の信号を授受するように成されてい
る。
記録再生部6には、図示せずも回転ヘッドドラムが設
けられ、磁気テープがこのドラムの周囲の約90度の範囲
に巻付けられてキャプスタンにより移送されるように成
されている。このドラムには互いにアジマス角の異るA,
B2ケのヘッドが設けられ、このドラムの1回転によって
テープに2本の傾斜トラックが記録・再生されるように
成されている。
ホストコンピュータ3からバス5、2、4を介して供
給されるディジタルデータは、インタフェースボード12
に入力され、さらにシステムコントローラ13の指示に従
ってデータコントローラ11、RAM10及び信号処理回路9
等において所定の信号処理が行われることにより、前述
したDATのフォーマットへの変換が行われる。このフォ
ーマット化された信号は、記録アンプ7を通じて記録再
生部6に供給されて、ヘッドA、Bにより磁気テープに
記録される。
また磁気テープに記録された信号はヘッドA,Bで再生
され、この再生信号は再生アンプ8を通じて信号処理回
路9に供給され、ここで逆変換されて取出されたディジ
タルデータはデータコントローラ11、インタフェースボ
ード12及びバス4、2、5を通じてホストコンピュータ
3に供給される。
上述の装置において、磁気テープに記録されるDATの
フォーマットは第2図のようになっている。
第2図において、テープ15にはヘッドA、Bが1回転
することにより、2本の傾斜トラックTA、TBが図の矢印
aで示すように下側から形成される。この2本のトラッ
クTA、TBにより1フレームが構成される。1本のトラッ
クTA(又はTB)は196個のブロックから成り、1ブロッ
クは288ビットで構成される。そのうち両端部の34ブロ
ックがサブエリアとなり、中央部の128ブロックがメイ
ンエリアとなる。
サブエリアはさらに幾つかの区間に分割されている。
即ち、トラックの下端部から、マージン部、サブコード
のPLL用のプリアンブル部、第1のサブコード部、ポス
トアンブル部、ブロック部のギャップ部、トラッキング
(ATF)信号部、ブロック間のギャップ部、データのPLL
用のプリアンブル部、ブロック間ギャップ部、ATF信号
部、ブロック間ギャップ部、サブコードのPLL用のプリ
アンブル部、第2のサブコード部、ポストアンブル部、
マージン部が設けられている。このうち第1及び第2の
サブコード部はそれぞれ8ブロックで構成され、他の部
分はそれぞれ所定数のブロックで構成されている。尚、
図における長さの尺度は正確ではない。
メインエリアは128個のデータブロックから成り、そ
の1個のブロックは第3図に示すように、ブロックの先
頭から同期信号、PCM−ID等のW、部、ブロックアドレ
ス、パリティが夫々8ビットで配され、次の256ビット
の期間にメインデータが配置されている。このメインデ
ータは、オーディオ信号を扱う場合は、Lチャンネルと
Rチャンネルの夫々16ビットのPCMデータである。これ
らの16ビットのメインデータが2本のトラックTA、T
B(1フレーム)のメインエリアにインタリーブされて
パリティと共に配される。この場合、1フレームのメイ
ンエリアには、略5760バイトのデータが記録される。デ
ータレコーダとして使用する場合は、ホストコンピュー
タ3から送られて来るデータを16ビットのデータに変換
して上記PCMデータと同等に扱い、これらのデータが第
4図に示すようにフォーマット化されて1フレームのメ
インエリアに記録される。
即ち、第4図において、上述の5760バイトが4バイト
(32ビット)ずつのワード(0〜1439)構成にされると
共に、これら各ワードはオーディオ信号に準拠してそれ
ぞれ16ビット(2バイト)のLチャンネルとRチャンネ
ルとに分割される。そしてこのフォーマットにおいて、
最初に3ワード(12バイト)に同期部が設けられ、この
同期部の最初の1バイトがオール“0"にされ、続く10バ
イトがオール“1"にされ、最後の1バイトがオール“0"
にされる。
次に、8ワード(32バイト)のヘッダ部が設けられる。
このヘッダ部におけるワード3Lチャンネルの前半のバイ
トのMSB側の4ビットとをそのデータデコーダのフォー
マットを示すフォーマットIDとし、後半の4ビットを未
定とする。またこのワード3の残りの3バイトは後述す
るロジカルフレームナンバー(LFNO)エリアとされ、こ
の8ビットから成るLFNOにより、例えば23フレームを1
単位として、フレームの通し番号1〜23を示す2進値が
設けられる。
そしてこの後のワード7〜1438に、合計5728バイトの
データ部が設けられ、ホストコンピュータ3からのデー
タ信号が各ワードに4バイトずつ順次設けられる。
さらにワード1439は誤り検出コード(EDC)部とさ
れ、上述のヘッダ部及びデータ部の各データ信号に対し
て、それぞれのデータビットを縦方向に見たデータ列に
対する誤り検出コード(EDC)が生成されて設けられ
る。
ここでDATのフォーマットにおいては、Lチャンネル
のデータとRチャンネルのデータとが2バイトずつ交互
に2本のトラックに振り分けられて記録されるようにな
されており、例えば図の両側にトラックを形成するヘッ
ドA、Bのアジマス(±)で示すようになされている。
そこで上述のように各データビットを縦方向に見たデー
タ列に対してEDCを生成することにより、1フレームを
形成する2本のトラックに対してEDCを生成することが
できる。
従ってこのフォーマットによれば、EDCの演算を行う
ことによってメインエリアの消し残りの判別を行うこと
ができる。即ち、上述のフォーマット中で、一方のトラ
ックが消し残りであった場合にはEDCを生成する一つお
きのデータが異なることになり、EDCの演算が正しく行
われなくなる。そこでこの値を検出することによって消
し残りを判別することができる。
次に上記ロジカルフレームナンバーLFNOについて第5
図と共に説明する。
LFNOは前述したように、例えば23個のフレームを1単
位として、各フレームに1〜23の通し番号を付したもの
である。即ち、23フレーム毎に1〜23、1〜23…………
のフレーム番号が繰り返されることになる。第5図にお
いて、LFNO全体は8ビットで構成されるが、そのうちの
MSBを、その単位の最後のフレームであること、即ち、
上記単位が23フレームの場合は、23番目のフレームであ
ることを示すラストフレームID(LASTF−ID)とする。
またMSBの次の1ビットをエラー訂正用のECCフレームで
あることを示すECCフレームID(ECCF−ID)とし、次の
6ビットで1〜23のLFNOを表わすものとする。従って、
LFNOは1〜64の範囲で種々選ぶことにより、上記単位を
23フレーム以外の任意の長さに選ぶことができる。その
場合、上記LASTF−IDにより、そのフレームが単位の最
後のフレームであることを知ることができる。またECCF
−IDは1フレームだけでなく、複数のフレームに多重書
きするようにしてもよい。
このようなLFNOが付された単位を用いることにより、
データの所定量毎の区切りが明らかになり、信号処理が
容易になる。またLFNOの最大値を変更して単位の長さを
適切な大きさに選ぶことにより、信号処理をより容易に
行うことができる。
次にサブエリアにおける第1及び第2のサブコード部
のデータ構成について説明する。
上記第1及び第2のサブコード部は夫々8個のサブコ
ードブロックから構成されており、夫々2048ビットのデ
ータが記録可能である。
第6図はサブコードブロックの構成を示すもので、夫
々8ビットの同期信号、W1、W2、パリティが配置された
後、パリティを含む256ビットのサブコードデータが配
置される。このサブコードデータは4つのパックから成
り、その1パックは8×8ビット(8シンボル)で構成
されている。
ブロックアドレスがEVENのブロックとODDのブロック
とではW1、W2の内容が異っており、またパックナンバー
(1〜7)が、図示のようにEVENブロックとODDブロッ
クとにかけて付されている。また8番目のパックには誤
り検出用のC1符号が設けられている。
EVENブロックのW1は夫々4ビットのエリアID、データ
IDから成り、W2は上位1ビットの「1」、3ビットのパ
ックID、4ビットのブロックアドレスから成る。ODDブ
ロックのW1は、夫々4ビットの未定部分及びフォーマッ
トIDから成り、W2は上位1ビットの「1」、3ビットの
オールゼロコード、4ビットのブロックアドレスから成
っている。またEVENブロックのW1における4ビットのエ
リアIDが「0100」のときは、データの終端を示すEOD−I
D(エンドオブデータID)であるとしている。
パック1〜7は夫々8ビットづつの8ワードに分割さ
れており、各ワードには、例えば、テープ上の記録開始
部分のリードインエリアを示すコード、記録終了部分の
リードアウトエリアを示すコード、記録日時を示すコー
ド、絶対フレームナンバー、ロジカルフレームナンバー
………等々の多種類のコードがパリティと共に設けられ
ている。
第7図は7個のパックのうち一例としてパック3の構
成を示す。
このパック3は夫々8ビットの8個のワードPC1〜8
から成る。PC1の上位4ビットはパックナンバー(ここ
ではパック3を示す「0011」)が設けられ、下位4ビッ
トはフォーマットIDが設けられている。PC2は未定部分
である。PC3の上位4ビットは上記リードインエリア又
はリードアウトエリアを示すエリアIDが設けられてい
る。このPC3の下位4ビットと、PC4、PC5との合計20ビ
ットにより絶対フレームナンバー(AFNO)が表わされて
いる。このAFNOは1巻のテープ上に記録される全フレー
ムに付された連続番号である。次にPC6とPC7との合計16
ビットにより、本発明に関するチェックデータCDが設け
られ、PC8はPC1〜PC7に対するパリティが設けられてい
る。
上記16ビットのチェックデータCDは、このパック3が
設けられる1本のトラック(TA又はTB)に設けられるメ
インエリアに存在する全データ(コンピュータからのデ
ータ)の排他的論理和をとったものである。あるいはこ
のチェックデータCDとして、上記メインエリアに存在す
る全データに対するCRC等のエラー検出信号を用いても
よい。
またこのチェックデータは他のパックPC1、PC2〜7の
未定部分にも設けて多重書きにすることにより、信頼性
を高めるようにすることもできる。その場合、1本のト
ラックには夫々8ブロックの第1及び第2のサブコード
部が設けられ、2ブロックで7パックあるので、1本の
トラックには同じチェックデータCDを最大56個記録する
ことができる。
このようなチェックデータCDは次のように用いられ
る。
再生時に1本のトラックから読み出されたチェックデ
ータCDとそのトラックのメインエリアから読み出された
データの排他的論理和とを比較する。この結果、両者が
一致しなかった場合は、メインエリア全体が消し残って
いたか又はサブエリア全体が消し残っていた(前回のチ
ェックデータCDも消し残っていた)かの何れかであるこ
とを判定することができる。また上記両者が一致したと
きは、メインエリア全体とサブエリア全体との両方が正
しいか又は両方が誤っていたかの何れかであることを判
定することができる。メインエリア、サブエリアの何れ
が正しいか誤っていたかを知るには、LFNOとAFNOとを用
いて次に述べる方法により判定することができる。
第8図は判定の順序を示すもので、各ステップS1〜S4
による判断に基いて、第9図の判定基準を求め、この判
定基準に基いて第10図の判定の内容を知ることができ
る。
第8図において、先ずステップS1によりメインエリア
のデータ(以下メインデータと云う)についてC1、C2
号による訂正ができたか否かを調べる。訂正ができなか
ったときは、第10図のCとして、そのトラックのメイン
データにドロップアウトがあったものと判定し、その旨
のメッセージを送る。訂正ができたときは次のステップ
S2により、メインエリアのLFNOの連続性を調べる。連続
性がないときは、第10図のBであるとして、そのトラッ
クにドロップインがあったものと判定し、その旨メッセ
ージを送る。LFNOに連続性が有ったときは、メインエリ
アのチェックを終了して、次にステップS3によりサブエ
リアをチェックする。サブエリアのパック内データにつ
いて、C1符号訂正、パックパリティ、多重一致等によっ
てパックデータの再現性をチェックする。このチェック
ができなかったときは、第10図の(5)であるとし、サ
ブエリアのデータ(サブデータ)にドロップインがあり
且つメインデータは正しいものと判定する。再現性チェ
ックができたときはステップS4により、AFNOの連続性の
チェックと、チェックデータCDによるメインデータのチ
ェックとを行い、夫々のチェックの結果に基いて第9図
の判断基準を求め、この判断基準により第10図の判定の
内容を求める。
各判定の内容は、 A−(1)…………メインデータは正しい。
A−(2)…………メインデータ、サブリーダの両方に
ドロップインがあった。
A−(3)…………メインデータにドロップインがあっ
た。AFNOは隅然連続した。
A−(4)…………サブデータにドロップインがあっ
た。この場合はAFNOを自走させメインデータは正しいも
のとする。
A−(5)…………サブデータにドロップアウトがあっ
た。この場合はAFNOは自走させ、メインデータは正しい
ものとする。
尚、チェックデータCDによりドロップインが検出され
たときにフラグを立て、このフラグに基いて誤り訂正コ
ードECCによる誤り訂正を行うことができる。さらにチ
ェックデータCD及びメインエリアのデータの読み間違い
を防止するために、チェックデータCDによる検出を複数
回行うようにしてもよい。
次に以上に説明したDATフォーマットを用いたデータ
レコーダにおける本発明によるデータの消去方法につい
て第11図と共に説明する。
第11図Aはデータ消去前の磁気テープ15の記録パター
ンを示すもので、データレコードの1回のバックアップ
により、データ1〜4が記録され、データ4の終端部に
前述したEOD−ID(第6図参照)が300フレームにわたっ
て記録され、その後には以前に記録された旧データがあ
る。
この第11図Aのテープ15において、例えばデータ1、
2を残してデータ3以下のデータを消去する場合につい
て説明する。その場合、消去の内容としては、 (1)、データ3以下のデータが全て不要であることを
示す消去(以下不要消去と云う)。
(2)、データ3以下のデータが全て消去する(以下完
全消去と云う)。
の2種類がある。そして上記不要消去を要求するとき
は、第1のコマンド信号がホストコンピュータから送ら
れ、上記完全消去を要求するときは、第2のコマンド信
号がホストコンピュータから送られる。
(1)、不要消去を行う場合、 第1のコマンド信号を受けると、先ず第11図Bに示す
ように、データ3の冒頭部分にアンブル部を1〜2フレ
ーム又は数フレーム形成する。アンブルは例えばオール
ゼロ等のダミーデータにより形成される。次にサブエリ
アに前記EOD−IDを300フレームにわたって記録する。
以上によれば、同図Bのテープ15の再生時には、先ず
アンブル部が検出され、次いでEOD−IDが検出されるの
で、その後のデータ3の一部とそれ以下のデータは全て
不要であることが判る。
(2)完全消去を行う場合 第2のコマンド信号を受けると、先ず同図Cに示すよ
うに、データ3の冒頭部分にEOD−IDを300フレームにわ
たって記録し、次いでアンブル部が残り全区間に形成さ
れる。尚、データ3のEOD−IDの前にアンブル部を数フ
レーム形成してもよい。
以上によれば、同図Cのテープ15の再生時には、EOD
−IDが検出され、次いでアンブル部が形成されるので、
それ以後のデータが全て消去されていることが判る。
尚、上記アンブル部はメインエリアの前述したLFNOを
オールゼロと成すか又はサブエリアの前述したAFNO及び
チェックデータCDをオールゼロとするか又はそれらの両
方で形成される。
以上に述べたデータの消去方法によれば、第1及び第
2のコマンド信号により消去時の消去の内容が区別さ
れ、再生時には記録パターンの検出により消去の内容を
知ることができる。またこの消去方法によれば、DATの
フォーマットを崩すことなく、消去ヘッドを用いずにデ
ータを実質的に無効とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、DATフォーマット等の所定のデータ
フォーマットを維持しながら消去ヘッドを用いないでデ
ータの消去を行うことができる。また、2種類の消去モ
ードを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図はDA
Tのフォーマットを示す図、第3図はメインデータブロ
ックのデータ構成図、第4図は1フレームのメインエリ
アのデータ構成図、第5図はロジカルフレームナンバー
のデータ構成図、第6図はサブコードブロックのデータ
構成図、第7図はサブコードブロックのパックのデータ
構成図、第8図は誤り判定方法を示すフローチャート、
第9図は誤り判定基準を示す図、第10図は判定の内容を
示す図、第11図は本発明によるデータの消去方法を示す
磁気テープの記録パターン図である。 なお図面に用いた符号において、 TATB……トラック 1……DAT 2……ホストコンピュータ 13……システムコントローラ EOD−ID……データ終端ID である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小高 健太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 山田 雅基 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 稲沢 克純 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−72361(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記録長を有する過去データ上の上記
    第1の記録長より短い第2の記録長を有するデータを残
    し以降を無効データとして消去する消去方法は、 上記第2の記録長を有するデータに引き続いて所定長の
    終端識別データを記録して、上記終端識別データ以降の
    上記過去データを無効とする第1の消去モードと、 上記第2の記録長さ有するデータに引き続いて所定長の
    終端識別データを記録すると共に、上記終端識別データ
    以降の上記過去データを全て消去する第2の消去モード
    とを備え、 コマンド信号に基づいて上記第1及び第2の消去モード
    を選択的に可能にしたことを特徴とするデータレコーダ
    における消去方法。
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