JPH094255A - ストアフロント建付け工法及び同工法に用いる枠体 - Google Patents

ストアフロント建付け工法及び同工法に用いる枠体

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JPH094255A
JPH094255A JP24788495A JP24788495A JPH094255A JP H094255 A JPH094255 A JP H094255A JP 24788495 A JP24788495 A JP 24788495A JP 24788495 A JP24788495 A JP 24788495A JP H094255 A JPH094255 A JP H094255A
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JP
Japan
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partial
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storefront
reinforcing
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Withdrawn
Application number
JP24788495A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Maki
勝之 牧
Toshio Tai
俊男 袋
Toshio Kawamura
登志夫 河村
Katsushi Niikura
克志 新鞍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造強度を確保しつつ、作業性の向上を図る。 【解決手段】ストアフロントを構成する部分を複数の幅
に区分すると共に該区分毎に縦枠及び横枠からなる枠を
連結してこれを部分枠体7〜10とし、該部分枠体7〜
10に補強枠Aを設けると共にこれらを連結して一体の
連結枠体とする。この連結枠体を建物枠に取付けた後、
外装パネル6を装着した外装パネル取付枠体を前記連結
枠体の室外部に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
を素材とする枠体等を用いたストアフロント、即ち店舗
等のウインドウ部分の建付工法及び該工法に適用する枠
体に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシ枠等を用いたストアフロント建付
け工法は、そのストアフロントの目的とする構造によっ
て相違するものの一般的には次の工程で行う。先ず、第
一段階として現場における鉄筋工事として、縦筋と横筋
を針金で結束する。次に、約半日後鉄筋の周辺にコンク
リート打設用の型枠を取り付ける工事を行い、更に約一
日後、この型枠の中にコンクリートを流し込むコンクリ
ート打設工事を行い、打設したコンクリートが固まるの
を待って(3〜8日)、コンクリート上に金属製建具、
例えば、サッシ、水切り等の取付工事を行う。
【0003】その後、タイル下地材を塗布する等の左官
工事を行い、タイル下地材が固まるのを待って(2〜3
日)、張り付けモルタル塗布、タイル張り、目地詰め等
のタイル工事を行う。その後、タイルが固定する2日程
度後にコーキングを行い、防水工事とする。そして最後
にタイルクリーニング等の雑工事を行って工程が完了す
ることになる。この間10日乃至2週間の時間が必要と
なるばかりでなく、各種の専門的な職人の技術が必要と
することから、その費用も多く必要となる等の問題があ
った。このような状況において、ストアフロントの建付
け工程を期間的に早く、且つ電気工事等の高い技能を少
くして、低コストで建付けができる工法及び建築資材の
開発についての要望が高かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来技術の問題点等を解決すべく発明されたものであ
り、ストアフロントとしての構造強度を確保しつつ、ス
トアフロントの建付けのための作業性が優れた施工法及
び同工法に好適な枠体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明に係るストアフロン
トの建付け工法は、ストアフロントを建付けするに当
り、ストアフロントを構成する部分を複数の幅に区分す
ると共に該区分毎に縦枠及び横枠からなる枠を連結して
これを部分枠体とし、該部分枠体の少なくとも縦枠の一
部又は全部に補強枠を付設し、且つ前記部分枠体を連結
して一体の連結枠体とすると共に、この連結枠体を建物
枠に取付けた後、外装パネルを装着した外装パネル取付
枠体を前記連結枠体の室外部に装着する。
【0006】本発明の請求項2に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法は、請求項1記載の発明の手段に
加えて、前記部分枠体における外装パネル取付枠体の取
付部に上記縦枠に付設した補強枠に加えて、腰壁部の補
強枠を付設して一体の連結枠体とする。
【0007】本発明の請求項3に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法は、上記連結枠体に複数の部分枠
体を連通させる補強体を付設する。
【0008】本発明の請求項4に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる部分枠体は、1以上の開
口部単位で少なくとも縦枠及び横枠を構成要素とする部
分枠体を構成し、少なくとも縦枠に補強枠を付設する。
【0009】本発明の請求項5に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる部分枠体は、上記手段に
加えて上記開口部下部に補強枠を付設する。
【0010】本発明の請求項6に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる部分枠体は、請求項4又
は請求項5に記載の手段に加えて、部分枠体をアルミニ
ウム合金を素材として構成させた。
【0011】本発明の請求項7に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる部分枠体は、請求項4〜
6に記載のいずれか1つの手段に加えて、補強枠を鋼材
により構成させた。
【0012】本発明の請求項8に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる連結枠体は、上記部分枠
体を係合手段により複数連結させた。
【0013】本発明の請求項9に記載の発明に係るスト
アフロント建付け工法に用いる連結枠体は、上記手段に
加えて、連結枠体を単一の補強体で補強した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にして本発明の
実施例を説明する。図1は、本発明の前提となる基本工
法を用いて建付けする建物のストアフロントの一部を例
示している。同図においてストアフロントは窓を構成す
る第1開口部1、出入口を構成する第2開口部2、窓を
構成する第3、第4、第5開口部3〜5が形成され、開
口部以外の側壁には外装パネル6が外装パネル取付板を
介して装着されている。
【0015】各開口部1〜5は、それぞれ図1で示され
る部分枠体7〜10で構成されている。即ち、各部分枠
体7〜10は基本的にはそれぞれ横枠を構成する上下
枠、及び縦枠を構成する左右枠の4部材から方形状に形
成されている。例えば、部分枠体7について説明すれ
ば、上枠7a、下枠7b、左枠7c、右枠7d及び横枠
を構成する下中間枠7eから構成されている。部分枠体
9、10についても同様である。出入口を構成する部分
枠体8は、上枠8a、下枠8b、左右枠8c、8d及び
上中間枠8eから構成されている。又、少なくとも縦枠
を構成する左右枠には、図6に示されるように左右に隣
接して配置される他の部分枠体との連結用の凹凸部x、
yが形成される。
【0016】図5は、図4における柱11部分近傍の水
平断面を示しており、柱11には外装パネル6が設けら
れており、又、柱11の両側には部分枠体7〜10の連
結枠体として一体化され、ストアフロントとして配置さ
れる。図6は、図4の水平断面の構造を示しており、上
記連結用の凹凸部x、yで連結され一体化された部分枠
体7〜10群、即ち連結枠体が示されており、開口部
3、4が連窓を構成することとなる。
【0017】上記基本となる構造は、部分枠体7、8・
・を横枠及び縦枠から構成させたが、本発明の実施例
は、図9〜11に記載されているように、部分枠体7、
8・・の縦枠7e、8b、8d・・に補強枠A、A・・
を付設する。尚、図14及び図18に示されているよう
に縦枠が配置されていない開口部下部にも補強枠Aを配
置させると開口部付近の強度が大きくなる。この補強枠
Aは、図12〜図14の記載から理解されるように、断
面コ字型に形成され縦枠7e、8b、8d・・に重なる
ような形で且つ隣接し係合している縦枠間に位置し、ス
トアフロントの建付け後において、補強枠Aが露出しな
い位置に付設されている。図13は縦枠と重合している
形状のものであり、図14は部分枠体が配置されない、
即ち腰壁部分のみを示しており、補強材Aのみで形成さ
れている。
【0018】上記実施例は、連結される部分枠体におい
て、主として一方の縦枠のみに補強枠Aを付設している
例を示したが、図17及び図18に示されている例は、
その支持強度を高めるために連結されたときに隣り合う
縦枠7b、7d、8b、8d、9b、9d、10b、1
0dの全てに補強枠Aを付設した例であり、図18に示
すように腰壁部分では縦枠の補強枠Aに加えて新たな二
重の補強枠A、Aで支持されて、この補強枠Aに外装体
パネルが装着されている例が示されている。この構成に
より強固な腰壁部及び開口部(障子取付部)が実現す
る。
【0019】このように部分枠体のみからなる連結枠体
(本発明の基本構造)、補強枠Aを一方のみの縦枠に付
設した例(第1実施例)、全ての縦枠に補強枠Aを付設
した例(第2実施例)、及び、腰壁部に補強枠Aを付加
的に取付ける例を示したが、これらの補強枠Aは、部分
枠体を形成する前のみならず、部分枠体を形成した後で
付設してもよい。
【0020】図9は、柱11周辺部の外装パネル6の取
付構造を示しており、外装パネル6・・を支持するパネ
ル取付板13の裏面にはL型アングル14の一辺が設け
られ、L型アングル14の他辺には柱に対して遠近方向
にに長い長孔14a、14aが形成されている。
【0021】一方、柱11の周辺には前記パネル取付板
13と対応する位置に、L型アングル20の一辺が取り
付けられ、同アングルの他辺には、柱と遠近外方向に長
孔20aが形成されている。従って、両アングル14、
20の長孔14a、20aをボルト等により重ね合わせ
て固定することにより、外装パネル6の位置を調整しな
がら柱11に固定する構造になっている。
【0022】図7及び図8は、基本構造におけるストア
フロント外壁の腰壁部Eを示しており、部分枠体9、9
の下中間枠9eと下枠9cの室外側には、パネル取付板
13を介して外装パネル6・・が取付られている。ま
た、部分枠体9、9の室内側には、プラスターボード1
5が設けられており、該プラスターボード15の室内面
にはクロス張り17が施されているとともに、その下部
床面近傍には幅木16が取付られ、プラスターボード1
5の上方には、木額縁18が設けられている。特に、図
8は基本構造における腰壁部Eを含むストアフロントの
取付状態を示す縦断面であり、部分枠体9、9の上枠9
aと下中間枠9eとの間には、開口部に障子板2aが設
けられているとともに、部分枠体9、9の下中間枠9e
と下枠9cとの間には、パネル取付板13と平行して室
内面に化粧板19が気密状に設けられている。
【0023】図15及び図16は、第1実施例の腰壁部
Eを含むストアフロントの取付状態を示す縦断面であ
り、外装パネル取付枠体13は補強枠Aに取り付けられ
ている。次に、このようなストアフロントの建付け工
法、即ち、前提となる基本構造を中心に本発明の実施例
を次に説明する。
【0024】ステップ1について(部分枠体の形成) 先ず、ステップ1として、ストアフロントの枠体を構成
させる枠体素材、例えばアルミニウム合金の押出成型品
を用いて、図1の(A)〜(D)に示されるように、各
開口部1〜4を形成する部分枠体7〜10を左右枠(例
えば7b、7d)、上下枠(例えば7a、7c)及び上
・下中間枠(例えば7e、8f)をそれぞれコーナー部
で連結して個別に形成し、第1〜第4の部分枠体7〜1
0とする。第2開口部2を形成する第2部分枠体8は建
物の出入口となることから、四方形状とはならず下枠を
取り付けない鳥居型形状となっている。
【0025】本発明においては、更に、枠体素材に重ね
合わせ且つ平行に重合させて鋼材からなる補強枠Aを取
付ける。尚、既に述べたが、部分枠体7、9、10の開
口部下方、即ち腰壁部に補強枠A、Aを付設してもよ
い。
【0026】ステップ2について(連結枠体の形成) 次のステップ2として、個別に形成された部分枠体7〜
10を、図2に示されるように、その隣接する側辺、例
えば、部分枠体7の右枠7dと部分枠体8の左枠8b、
又、部分枠体8の右枠8dと部分枠体9の左枠9b、更
に、部分枠体8の右枠8dと部分枠体9の左枠9bとい
うように、それぞれ連結することにより一体の連結枠体
とする。
【0027】通常、連結して一体化する範囲は柱11と
柱11との間を一単位として連結するのが合理的であ
り、この実施例では第4部分枠体10と第5部分枠体と
の間に柱11が位置しているので、第1部分枠体7から
第4部分枠体10までを1単位としている。
【0028】各部分枠体7〜10の連結側、即ち、左右
枠(例えば9b、9d)の端辺部には、図6、図13に
示されるように、相互に係合させるための凹凸部x、y
が形成されている。これらの凹凸部x、yの係合に加え
て、最終的にはビス、ボルトによる連結あるいは溶接等
により強固に一体として連結される。
【0029】通常、この連結枠体の組立工程までが工場
で行われる。第1実施例では、連結枠体の縦枠に補強枠
が付設されているので、別途用意した補強体Bを複数個
の部分枠体を超えて横方向に別途連通補強体としてを設
ける。
【0030】ステップ3について(建物枠への枠体の取
付) 連結枠体を建物枠に取り付ける。現場作業である。
【0031】ステップ4について(外装パネル取付枠
体、水切りの取付) 次のステップ4として、図4或いは図11に示されるよ
うに、建物に取り付けられている連結枠体の窓部下部の
腰壁部には外装パネル取付枠体13が取付られる。水切
り12も必要に応じて連結枠体或いは補強枠に取り付け
る。柱11の部分の外装パネル6・・の取付は外装パネ
ル取付枠体13の室内側に取り付けられているL型アン
グル14を介して柱11の外側に取り付けられているL
型アングル20により取り付けられる。
【0032】外装パネル6はそれぞれ大型のものである
場合はアングル14を用いて個々に柱11取り付けても
よいが、比較的小さい外装パネル6・・群を数多く取り
付ける場合には、図20〜21に示されるように、外装
パネル6・・群を実施例のように、一旦パネル取付枠体
13に装着し、該パネル取付枠体13をL型アングル1
4の取付用L型アングル20に仮止めした後(A)、取
付用L型アングル20に上下位置を調整しながら柱11
側に溶接等により設け(B)、これらL型アングル1
4、20同士を位置調整することによって外装パネル6
を部分枠体7〜10の外部部分、或いは別途取り付ける
補強枠に取り付ける。
【0033】最後に、コーキング作業を行う。上記ステ
ップ1〜4の工程によりストアフロントの建付けは完了
する。次に上記本発明の前提となる基本構造及び実施例
の作用について説明する。まず、ストアフロントを開口
部1〜4の大きさに沿って複数の幅に区分すると共に、
該区分毎に四方形状の枠体を形成し、これを部分枠体7
〜10とすることにより運搬、形成、連結、保管等の取
扱いが容易な枠体が形成される。次に、部分枠体7〜1
0を順次或いは2つの部分枠体毎に、例えば、部分枠体
7と8の連結、及び部分枠体9と10の連結を行って連
結枠体とし、次いで、部分枠体8と部分枠体9を連結し
て柱間の壁面全体の連結枠体とする。
【0034】これらの連結に当たっては、図6に示され
るように、一方の部分枠体、例えば第3部分枠体9の連
結側右枠9d側部に係合用の凸部yを形成させ、隣接し
て連結させる他方の部分枠体、例えば第4部分枠体10
の上記連結側左枠10aに係合用の凹部xを形成させ、
これら凹凸部x、yにより両者の部分枠体9、10を係
合させることにより、最終的にはビスやボルトにより固
定することはあるとしても、とりあえずは各部分枠体
9、10の凹凸部の係合による暫定形成が実現される。
このような段階まで現場以外、例えば工場で行ってもよ
い。
【0035】このような手段により現場における少ない
作業で壁全体の枠体を構成する。最後に、壁全体枠に外
装パネルを構成する外装パネル6、水切り12を装着し
てストアフロントとすることによりストアフロント建付
け工法が終了する。尚、必要に応じて後処理としてのコ
ーキング処理を行う。
【0036】第1実施例では、縦枠(例えば7e)部分
に補強枠Aを取り付けたことにより連結枠体の上方から
の圧力に充分対応させることができる。第2実施例にお
いては、全ての縦枠に補強枠Aを付設していることによ
り、連結枠体自体が屋根等の上部構造の荷重を支える程
度の壁体として設計することができる。更に、柱11の
外周への外装パネル6・・の取付においては、外装パネ
ル6・・を一旦外装パネル取付枠体13に装着し、この
取付枠体13を柱11の外周にその遠近方向に調節自在
に取り付けることが可能となる。
【0037】実施例の効果について説明する。上記基本
構造によれば、壁枠体の形成を一定の段階まで、即ち部
分枠体7〜10の形成あるいは部分枠体7〜10の幾つ
かの形成まで現場以外で、例えば工場で進めておくこと
が出来るから、より効率的なストアフロントの建付けが
可能となる。
【0038】しかも、ストアフロントの建付けには現場
において基本的には連結枠体の建物枠への取付けだけで
すむから、現場において高度な技術を必要とせず工期の
縮小を図ることが出来る。更に、部分枠体7〜10の種
類を幾つか揃えることによりこれらを適宜組み合わせて
変化に富んだストアフロント形状を提供することが出来
る。
【0039】又.開口部1〜4の単位で部分枠体7〜1
0が形成されているから、該部分枠体7〜10は最小単
位ではあるものの方形状に形成されており、形成、運
搬、保管、梱包、連結等のその取り扱いが容易であり、
また開口部7〜10単位でストアフロントの形状を変更
させることにより種々の変化に富んだデザインを提供で
きる。更に、隣接する部分枠体(例えば7と8、9と1
0、8と9)同士の連結が各枠体に設けられた凹凸部
x、yの係合により行われるから、それらの位置合わせ
が容易であり、これらの連結だけで、あるいは必要によ
りビス等の固着手段により連結が可能であるから一層の
技術力を要しない工法となった。
【0040】なお、現場の状況に応じて外装パネルの一
部又は全部を現場に運び込む前に連結枠体等に装着或い
は仮装着しておいてけば一層現場における作業性が向上
する。第1実施例によれば、サッシ等からなる枠体に鋼
材からなる補強枠Aを付設したので、全体として外力に
強いストアフロントが完成される。第2実施例によれ
ば、更に補強枠を増強したことにより、ストアフロント
の壁体自体が荷重保持構造となるから、逆に柱11の大
きさを小さくすることができるからデザイン性の優れた
ストアフロントを得ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上記構成により以下の効果を
奏する。
【0042】1.請求項1に記載の発明によれば、スト
アフロントの建付けを一定の段階まで、即ち部分枠体或
いは連結枠体の形成段階まで、現場以外で例えば工場で
作業を進めておくことが出来るからより効率的なストア
フロントの建付けが可能となる。しかも、ストアフロン
トの建付けは基本的には連結枠体又は部分枠体の建物枠
への取付に加えて必要に応じて後処理としてのコーキン
グ作業だけですむから現場において高度な技術を必要と
せず、工程の短縮が著しく且つ工期の縮小を図ることが
出来る。又、仕上がりは規格化されていることから工事
の品質も高い。更に、連結枠体或いは部分枠体の種類を
幾つか揃えることによりこれらを適宜組合わせて変化に
富んだストアフロントを提供することが出来る。更に、
部分枠体を連結させて構成した連結枠体に外装パネルを
設けたことにより、外装パネルによる連結枠体の補強、
ひいてはストアフロントの補強効果もある。又、部分枠
体の少なくとも縦枠の一部又は全部に補強枠を付加した
ことにより、外力に対する対応力を増大させ、施工後長
期間の経過においても変形等の発生が少ない。
【0043】2.請求項2に記載の発明によれば、請求
項1の発明の効果に加えて、ストアフロントの腰壁部及
び窓を構成する開口部が構造的に強固に保持される。 3.請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求
項2の発明の効果に加えて、連結枠体に部分枠体を超え
て連通させる補強体を付設したことにより、連結枠体と
しての一体性が高まり、現場施工の容易性、建付け後の
耐久性が向上し、長期間の使用に伴う歪みも少なくな
る。
【0044】4.請求項4に記載の発明によれば、部分
枠体を開口部単位で形成したことにより部分枠体の形状
が全体として四方形状となり運搬・梱包や連結・組付作
業を効率的に行うことができる。又、少なくとも縦枠に
補強枠を付設したことにより、単に部分枠体を連結、建
付けするだけで、ストアフロントに補強材の配置が可能
となり建付け工法の効率化に資する。また、ストアフロ
ント建付け工法を実施するに当たって、前以て製造した
部分枠体を適宜現場に提供でき、又、部分枠体は係合部
で係合させることができることから連結枠体の形成が円
滑に遂行でき作業効率性がよい。
【0045】5.請求項5に記載の発明によれば、請求
項4に記載の発明の効果に加えて、ストアフロントの腰
壁部及び窓を構成する開口部を強固に保持可能な部分枠
体が提供される。
【0046】6.請求項6に記載の発明によれば、請求
項4又は請求項5に記載の発明の効果に加えて、部分枠
体をアルミニウム合金を素材としたことにより、軽量で
あり枠体の組立が容易であることから、取り扱いが便利
である。また、腐食が少なく審美性・耐久性もよい。
【0047】7.請求項7に記載の発明によれば、請求
項4〜6に記載のいずれか1つの発明の効果に加えて、
補強枠を鋼材を素材として構成させたことにより、外
力、特に上方からの荷重に対して対応力が増大する。
【0048】8.請求項8に記載の発明によれば、スト
アフロント建付け工法を実施するに当たって、前以て製
造した連結枠体を適宜現場に連結形状で提供でき、建物
枠に装着させることができることから現場作業が最小限
に抑制されストアフロント建付けが極めて円滑に遂行で
きる。
【0049】9.請求項9に記載の発明によれば、請求
項8に記載の発明の効果に加えて、連結枠体を単一の補
強体で補強したことにより、一体性の強い連結枠体が得
られ、建付け工法においてもその取扱いが容易となり、
更に、構造的に強い構造物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のステップ1を示す概
略説明図。
【図2】同ステップ2を示す概略説明図。
【図3】同ステップ3を示す概略説明図。
【図4】同実施例の工法で施工したストアフロントの正
面図。
【図5】同実施例の工法で施工した柱部分近傍の水平断
面図。
【図6】図4X−X線の断面図。
【図7】同実施例の工法で施工した腰壁部の縦断面図。
【図8】図4Y−Y線の断面図。
【図9】本発明に係る第2実施例のステップ1を示す概
略説明図。
【図10】同ステップ2を示す概略説明図。
【図11】同ステップ3を示す概略説明図。
【図12】同第2実施例の工法で施工した柱部分近傍の
水平断面図。
【図13】第2実施例における図4X−X線の断面図。
【図14】第2実施例における腰壁部の水平断面図。
【図15】同実施例の工法で施工した腰壁部の縦断面
図。
【図16】同実施例における図4Y−Y線の断面図。
【図17】第3実施例における図4X−X線の断面図。
【図18】第3実施例における腰壁部の水平断面図。
【図19】同実施例の柱部の水平断面図。
【図20】外装パネル取付枠体装着部の分解図。
【図21】同装着状態を示す側面図。
【符号の説明】
1・・・(第1)開口部 2・・・(第2)開口部 2a・・・開口部障子板 3・・・(第3)開口部 4・・・(第4)開口部 5・・・(第5)開口部 6・・・外装パネル 7・・・(第1)部分枠体 7a・・・上枠(横枠) 7b・・・下枠(横枠) 7c・・・左枠(縦枠) 7d・・・右枠(縦枠) 7e・・・下中間枠(横枠) 8・・・(第2)部分枠体 8a・・・上枠(横枠) 8b・・・下枠(横枠) 8c・・・左枠(縦枠) 8d・・・右枠(縦枠) 8e・・・上中間枠(横枠) 9・・・(第3)部分枠体 9a・・・上枠(横枠) 9b・・・下枠(横枠) 9c・・・左枠(縦枠) 9d・・・右枠(縦枠) 9e・・・下中間枠(横枠) 10・・(第4)部分枠体 10a・・・上枠(横枠) 10b・・・下枠(横枠) 10c・・・左枠(縦枠) 10d・・・右枠(縦枠) 10e・・・下中間枠(横枠) 11・・・柱 12・・水切り 13・・外装パネル取付枠体 14・・(外装パネル側)L型アングル 14a・・L型アングルの長孔 15・・プラスターボード 16・・幅木 17・・クロス張り 18・・木額縁 19・・化粧板 20・・(柱側)L型ハンドル 20a・・L型ハンドルの長孔 x・・・凸部 y・・・凹部 A・・・補強枠 B・・・(連通)補強体 E・・・腰壁部
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記基本となる構造は、部分枠体7、8・
・を横枠及び縦枠から構成させたが、本発明の実施例
は、図9〜11に記載されているように、部分枠体7、
8・・の縦枠7、8b、8d・・に補強枠A、A・・
を付設する。尚、図14及び図18に示されているよう
に縦枠が配置されていない開口部下部にも補強枠Aを配
置させると開口部付近の強度が大きくなる。この補強枠
Aは、図12〜図14の記載から理解されるように、断
面コ字型に形成され縦枠7、8b、8d・・に重なる
ような形で且つ隣接し係合している縦枠間に位置し、ス
トアフロントの建付け後において、補強枠Aが露出しな
い位置に付設されている。図13は縦枠と重合している
形状のものであり、図14は部分枠体が配置されない、
即ち腰壁部分のみを示しており、補強材Aのみで形成さ
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図は、柱11周辺部の外装パネル6の取
付構造を示しており、外装パネル6・・を支持するパネ
ル取付枠体13の裏面にはL型アングル14の一辺が設
けられ、L型アングル14の他辺には柱に対して遠近方
向に長い長孔14a、14aが形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、図19に示すように柱11の周辺に
は前記パネル取付枠体13と対応する位置に、L型アン
グル20の一辺が取り付けられ、同アングルの他辺に
は、柱と遠近外方向に長孔20aが形成されている。従
って、両アングル14、20の長孔14a、20aをボ
ルト等により重ね合わせて固定することにより、外装パ
ネル6の位置を調整しながら柱11に固定する構造にな
っている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図7及び図8は、基本構造におけるストア
フロント外壁の腰壁部Eを示しており、部分枠体9、9
の下中間枠9eと下枠9cの室外側には、パネル取付
13を介して外装パネル6・・が取付られている。ま
た、部分枠体9、9の室内側には、プラスターボード1
5が設けられており、該プラスターボード15の室内面
にはクロス張り17が施されているとともに、その下部
床面近傍には幅木16が取付られ、プラスターボード1
5の上方には、木額縁18が設けられている。特に、図
8は基本構造における腰壁部Eを含むストアフロントの
取付状態を示す縦断面であり、部分枠体9、9の上枠9
aと下中間枠9eとの間には、開口部に障子板2aが設
けられているとともに、部分枠体9、9の下中間枠9e
と下枠9cとの間には、パネル取付枠体13と平行して
室内面に化粧板19が気密状に設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】第1実施例では、縦枠(例えば7)部分
に補強枠Aを取り付けたことにより連結枠体の上方から
の圧力に充分対応させることができる。第2実施例にお
いては、全ての縦枠に補強枠Aを付設していることによ
り、連結枠体自体が屋根等の上部構造の荷重を支える程
度の壁体として設計することができる。更に、柱11の
外周への外装パネル6・・の取付においては、外装パネ
ル6・・を一旦外装パネル取付枠体13に装着し、この
取付枠体13を柱11の外周にその遠近方向に調節自在
に取り付けることが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1・・・(第1)開口部 2・・・(第2)開口部 2a・・・開口部障子板 3・・・(第3)開口部 4・・・(第4)開口部 5・・・(第5)開口部 6・・・外装パネル 7・・・(第1)部分枠体 7a・・・上枠(横枠) 7b・・・左枠(縦枠) 7c・・・下枠(横枠) 7d・・・右枠(縦枠) 7e・・・下中間枠(横枠) 8・・・(第2)部分枠体 8a・・・上枠(横枠) 8b・・・左枠(縦枠) 8c・・・下枠(横枠) 8d・・・右枠(縦枠) 8・・・上中間枠(横枠) 9・・・(第3)部分枠体 9a・・・上枠(横枠) 9b・・・左枠(縦枠) 9c・・・下枠 横枠) 9d・・・右枠(縦枠) 9e・・・下中間枠(横枠) 10・・(第4)部分枠体 10a・・・上枠(横枠) 10b・・・左枠(縦枠) 10c・・・下枠 横枠) 10d・・・右枠(縦枠) 10e・・・下中間枠(横枠) 11・・・柱 12・・水切り 13・・パネル取付枠体 14・・(外装パネル側)L型アングル 14a・・L型アングルの長孔 15・・プラスターボード 16・・幅木 17・・クロス張り 18・・木額縁 19・・化粧板 20・・(柱側)L型アングル 20a・・L型アングルの長孔 x・・・凸部 y・・・凹部 A・・・補強枠 B・・・(連通)補強体 E・・・腰壁部
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/14 E04G 21/14 (72)発明者 新鞍 克志 富山県高岡市早川550番地 立山アルミニ ウム工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストアフロントを建付けするに当り、スト
    アフロントを構成する部分を複数の幅に区分すると共に
    該区分毎に縦枠及び横枠からなる枠を連結してこれを部
    分枠体とし、該部分枠体の少なくとも縦枠の一部又は全
    部に補強枠を付設し、且つ前記部分枠体を連結して一体
    の連結枠体とすると共に、この連結枠体を建物枠に取付
    けた後、外装パネルを装着した外装パネル取付枠体を前
    記連結枠体の室外部に装着することを特徴とするストア
    フロント建付け工法。
  2. 【請求項2】前記部分枠体における外装パネル取付枠体
    の取付部に上記縦枠に付設した補強枠に加えて、腰壁部
    の補強枠を付設して一体の連結枠体とすることを特徴と
    する請求項1に記載のストアフロント建付け工法。
  3. 【請求項3】上記連結枠体に複数の部分枠体を連通させ
    る補強体を付設することを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のストアフロント建付け工法。
  4. 【請求項4】1以上の開口部単位で少なくとも縦枠及び
    横枠を構成要素とする部分枠体を構成し、少なくとも縦
    枠に補強枠を付設することを特徴とするストアフロント
    建付け工法に用いる部分枠体。
  5. 【請求項5】上記開口部下部に補強枠を付設することを
    特徴とする請求項4に記載のストアフロント建付け工法
    に用いる部分枠体。
  6. 【請求項6】部分枠体をアルミニウム合金を素材として
    構成させたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載のストアフロント建付け工法に用いる部分枠体。
  7. 【請求項7】補強枠を鋼材により構成させたことを特徴
    とする請求項4〜6に記載のいずれか1つのストアフロ
    ント建付け工法に用いる部分枠体。
  8. 【請求項8】上記部分枠体を上記係合手段により複数連
    結させたことを特徴とするストアフロント建付け工法に
    用いる連結枠体。
  9. 【請求項9】連結枠体を単一の補強体で補強したことを
    特徴とする請求項8に記載のストアフロント建付け工法
    に用いる連結枠体。
JP24788495A 1995-09-26 1995-09-26 ストアフロント建付け工法及び同工法に用いる枠体 Withdrawn JPH094255A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004285817A (ja) * 2003-08-29 2004-10-14 J Kenchiku Syst Kk 木造躯体に組込む木質耐震開口フレーム

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