JPH0942465A - エアスピンドル - Google Patents

エアスピンドル

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Publication number
JPH0942465A
JPH0942465A JP21655595A JP21655595A JPH0942465A JP H0942465 A JPH0942465 A JP H0942465A JP 21655595 A JP21655595 A JP 21655595A JP 21655595 A JP21655595 A JP 21655595A JP H0942465 A JPH0942465 A JP H0942465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
rotating
air
male screw
screw groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP21655595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Oshida
邦雄 押田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP21655595A priority Critical patent/JPH0942465A/ja
Publication of JPH0942465A publication Critical patent/JPH0942465A/ja
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精密切削装置において、シール部材を必要と
せず且つ簡単な構成により切削水、コンタミの侵入を防
止出来るようにした、エアスピンドルを提供する。 【解決手段】 スピンドルハウジングに形成されたエア
ベアリングによってエアで支持される回転スピンドルを
含むエアスピンドルにおいて、回転スピンドルとスピン
ドルハウジングとで形成される間隙から切削水、コンタ
ミ等が侵入しないように前記回転スピンドルの外周に回
転方向とは逆方向に雄ねじ溝を形成し、この雄ねじ溝と
前記スピンドルハウジングとでアルキメデスのポンプを
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密切削装置等に
使用されるエアスピンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハ等を切削する精密
切削装置にはエアスピンドルが設けられ、このエアスピ
ンドルの先端部に回転ブレードを装着し、この回転ブレ
ードを高速回転することにより半導体ウェーハ等を切削
する。このエアスピンドルは、高速回転するスピンドル
とそのスピンドルをエアベアリングによってエアで支持
するスピンドルハウジングとの間に非接触を保持するた
めの隙間が設けられているため、半導体ウェーハ等を切
削する時に切削水、コンタミ等が侵入してスピンドルや
スピンドルハウジングの内部を損傷することがある。こ
のような損傷を防止するために、スピンドルハウジング
の先端部にシール部材を取り付けたり或は切削水、コン
タミ等の侵入を防止するエアシール領域を設けたエアス
ピンドルが知られている(例えば、特開昭61−248
17号公報、実開平5−54821号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例によると、シール部材を必要としたり或はエアシー
ル領域を形成するためにエアスピンドルの内部構造が複
雑になって高価になる等の問題がある。そこで、本発明
はシール部材を必要とせず且つ簡単な構成で切削水、コ
ンタミ等の侵入を防止出来るようにした、エアスピンド
ルを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、スピンドルハウジン
グに形成されたエアベアリングによってエアで支持され
る回転スピンドルを含むエアスピンドルにおいて、回転
スピンドルとスピンドルハウジングとで形成される間隙
から切削水、コンタミ等が侵入しないように前記回転ス
ピンドルの外周に回転方向とは逆方向に雄ねじ溝を形成
し、この雄ねじ溝と前記スピンドルハウジングとでアル
キメデスのポンプを構成するようにした、エアスピンド
ルを要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1は精密切削装置の切削手
段を示すもので、スピンドルハウジング1の内部に回転
スピンドル2がエアベアリングによって非接触に支持さ
れ、この回転スピンドル2の先端部には回転ブレード5
が装着される。
【0006】回転スピンドル2の先端部には図2に示す
ように取付部2aが形成され、この取付部2aにフラン
ジ3、4で挟持された環状の回転ブレード5を嵌合し、
更に締付用ナット6を取付部2aのねじに螺着すること
で回転ブレード5を固定してある。
【0007】前記回転スピンドル2は図3に示すよう
に、スピンドルハウジング1の先端部の内壁1aに対面
する外周部に回転スピンドルの回転方向とは逆方向の雄
ねじ溝2b、例えばスピンドルが右回転ならば左ねじ溝
を形成してある。
【0008】上記のように構成されたエアスピンドル
は、図1に示すようにチャックテーブルT上に吸引保持
されたウェーハW等を前記回転ブレード5で切削する
が、この際回転ブレード5の両側に配設された切削液供
給ノズルNから切削水7が噴射される。
【0009】切削時に前記回転スピンドル2は高速回転
し、雄ねじ溝2bとスピンドルハウジング1の先端部内
壁1aとで所謂アルキメデスのポンプが形成され、スピ
ンドルハウジング1の先端隙間から外部にエア8が噴出
される。従って、切削時に切削水、コンタミ等がスピン
ドルハウジング1の先端隙間から内部に侵入するのを未
然に防止することが出来る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
精密切削装置において、回転スピンドルにその回転方向
と逆方向の雄ねじ溝を形成し、スピンドルハウジングの
先端部内壁との間隙にアルキメデスのポンプを形成した
ので、切削時にその間隙から外部にエアを噴出させるこ
とが出来、これによりシール部材を必要とせず且つ簡単
な構成により切削水、コンタミ等の侵入を未然に防止す
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す要部の側面図であ
る。
【図2】 同、回転ブレード装着部の分解斜視図であ
る。
【図3】 回転スピンドルとスピンドルハウジングとに
より形成されるアルキメデスのポンプ説明図である。
【符号の説明】
1…スピンドルハウジング 1a…内壁 2…回転スピンドル 2a…取付部 2b…雄ねじ溝 3、4…フランジ 5…回転ブレード 6…締付用ナット 7…切削水 8…エア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルハウジングに形成されたエア
    ベアリングによってエアで支持される回転スピンドルを
    含むエアスピンドルにおいて、回転スピンドルとスピン
    ドルハウジングとで形成される間隙から切削水、コンタ
    ミ等が侵入しないように前記回転スピンドルの外周に回
    転方向とは逆方向に雄ねじ溝を形成し、この雄ねじ溝と
    前記スピンドルハウジングとでアルキメデスのポンプを
    構成するようにした、エアスピンドル。
JP21655595A 1995-08-03 1995-08-03 エアスピンドル Pending JPH0942465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21655595A JPH0942465A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 エアスピンドル

Applications Claiming Priority (1)

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JP21655595A JPH0942465A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 エアスピンドル

Publications (1)

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JPH0942465A true JPH0942465A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16690279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21655595A Pending JPH0942465A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 エアスピンドル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085359A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Canon Inc 非接触シール装置
KR100947113B1 (ko) * 2008-01-21 2010-04-01 (주) 테크노라이즈 에어 스핀들
JP2010131716A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Komatsu Ntc Ltd 主軸装置
JP2020066090A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 株式会社北川鉄工所 非接触シール構造体の製造方法、及び回転機械

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02