JPH0942212A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JPH0942212A
JPH0942212A JP7187232A JP18723295A JPH0942212A JP H0942212 A JPH0942212 A JP H0942212A JP 7187232 A JP7187232 A JP 7187232A JP 18723295 A JP18723295 A JP 18723295A JP H0942212 A JPH0942212 A JP H0942212A
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JP
Japan
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flow rate
group
pressure
actuator
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Application number
JP7187232A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kobayashi
隆博 小林
Masatake Arai
誠剛 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US08/653,300 priority patent/US5813312A/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • F15B11/02Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
    • E02F9/2242Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance including an electronic controller
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00

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  • Servomotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御系の構成を簡略化してコストを安くし、
しかも複合操作時の小流量側アクチュエータの作動を確
保する。 【解決手段】 大流量側アクチュエータ回路(ブームシ
リンダ回路A、アームシリンダ回路D)と、小流量側ア
クチュエータ回路(バケットシリンダ回路B、旋回モー
タ回路C)の組合せで、圧力的に独立した状態で圧油を
供給される二つのグループG1,G2を構成し、この両
グループG1,G2において、バケット優先弁18およ
び旋回優先弁21によってバケットシリンダ優先、旋回
モータ優先の回路構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルのよう
に複数のアクチュエータが同時駆動(複合操作)される
油圧作業機械に使用される油圧制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルを例にとって従来技術を説
明する。
【0003】油圧ショベルの最も一般的な油圧制御装置
は図4のように構成されている。
【0004】同図において、Aはブーム起伏用のブーム
シリンダ1を駆動するブームシリンダ回路、Bバケット
作動用のバケットシリンダ2を駆動するバケットシリン
ダ回路、Cは上部旋回体旋回用の旋回モータ3を駆動す
る旋回モータ回路、Dはアーム作動用のアームシリンダ
4を駆動するアームシリンダ回路で、これら各回路(以
下、総称してアクチュエータ回路という)A,B,C,
Dを一つの油圧ポンプ5にパラレルに接続している。
【0005】各アクチュエータ回路A〜Dには、油圧パ
イロット式のコントロールバルブ6,7,8,9を設
け、図示しないリモコン弁の操作によりこれら各コント
ロールバルブ6〜9を切換わり作動させて各アクチュエ
ータの作動を制御する。
【0006】また、各アクチュエータ回路A〜Dには、
それぞれの要求流量を確保するために、圧力補償付きの
流量制御弁10…を設けて分流機能を持たせている。
【0007】さらに、ポンプ吐出側に油圧パイロット式
の圧力補償弁11を設け、複数のアクチュエータが同時
駆動される複合操作時に、ポンプ吐出圧を、各アクチュ
エータの要求する圧力(負荷圧)の最高値以上の値に補
償するポンプ圧補償制御を行っている。
【0008】12はポンプ吐出圧に応じてポンプ吐出流
量を制御するためのレギュレータ、13…は上記最高負
荷圧を選択するためのシャトル弁(高圧選択弁)であ
る。
【0009】このような圧力補償付き流量制御弁10…
を用いた従来のロードセンシング式の油圧制御装置によ
ると、複合操作時に、各アクチュエータ1〜4を他のア
クチュエータの負荷圧に影響されることなくそれぞれの
コントロールバルブ6〜9の操作量に応じた流量、すな
わち速度で作動させることができる。
【0010】一方、この複合操作時に、各コントロール
バルブ6〜9の操作による要求流量の和(総要求流量)
がポンプ吐出流量を上回ると、ポンプ吐出油が負荷圧の
低いアクチュエータ回路側に先に流入し、負荷圧の高い
アクチュエータ回路側が流量不足となって所期の圧力補
償作用が失われ、アクチュエータの速度が極端に遅くな
ったり止まったりする現象(サチュレーション)が発生
する。
【0011】従来装置においては、このサチュレーショ
ン防止策として、特公平6−68281号公報に示され
ているように、バルブ操作量による各アクチュエータ回
路の要求流量の比でポンプ吐出流量を配分する等比配分
方式をとっている。
【0012】具体的には、図4に示すように、各コント
ロールバルブ6〜9の操作量(パイロット圧)PB1,
PB2,Pb1,Pb2,Ps1,Ps2,Pa1,P
a2を図示しないセンサにより検出してコントローラ1
4に電気信号として入力し、総要求流量がポンプ吐出流
量を超える場合に、コントローラ14から電磁比例弁1
5…を介して各流量制御弁10…に等比配分で流量を減
じる信号Pi1,Pi2,Pi3,Pi4を出力するよ
うに構成している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成によると次のような問題点があった。
【0014】 制御系の構成上の問題点 各アクチュエータ回路A,B,C,Dに圧力補償付き流
量制御弁10…が必要であること、総要求流量およびポ
ンプ吐出流量に基づいてコントローラ14から流量制御
弁10…に流量減少指令を出すため、制御系の構成が複
雑になることにより、装置全体の構成が複雑となり、コ
スト高となる。
【0015】 作用上の問題点 油圧ショベルの場合、一般的なショベル動作において各
アクチュエータ1〜4が必要とする流量(作動速度)お
よび作動圧力に差がある。
【0016】すなわち、必要流量の面では、相対的にブ
ームシリンダ1とアームシリンダ4が大流量側アクチュ
エータ、バケットシリンダ2および旋回モータ3が小流
量側アクチュエータとなる。
【0017】一方、圧力面では、相対的にブームシリン
ダ4と旋回モータ3が高圧側アクチュエータ、バケット
シリンダ2とアームシリンダ4が低圧側アクチュエータ
となる。
【0018】従来装置では、上記サチュレーション防止
策として、このようなアクチュエータごとの必要流量や
必要圧力の大小に関係なくバルブ操作量に基づく等比配
分によって供給流量が決められるため、 (イ)小流量側アクチュエータへの供給流量がさらに等
比配分で減少する結果、同アクチュエータが作動するの
に必要な最低流量が確保されずに作動速度が極端に遅く
なる等、作業に支障を来す場合があった。
【0019】(ロ)バルブ操作量による要求流量と、実
際に必要とされる流量とは必ずしも同一ではない。たと
えば、上部旋回体は慣性が大きいため、旋回始動時に、
実際に動き出して定常運転に移行するまでは高圧力を必
要とするが流量は少なくてよい。
【0020】つまり、旋回始動時に、大流量が要求され
ていても、旋回モータ3に実際に吸収される流量は少な
く、大半は余剰油となってリリーフ弁を通じタンクに捨
てられる。このため、油の無駄使いとなる。
【0021】そこで本発明は、構成が簡単でコストが安
くてすみ、しかも複合操作時に各アクチュエータに適正
流量を供給することができる油圧制御装置を提供するも
のである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の油圧アクチュエータ回路が、相対的に大流量を必要と
するアクチュエータ回路と小流量を必要とするアクチュ
エータ回路の組合せで第1のグループと第2のグループ
とに分けられるとともに、両グループが圧力的に独立し
た状態で油圧源に接続され、かつ、両グループに、グル
ープ内アクチュエータの同時作動時に小流量側アクチュ
エータ回路に優先的に圧油を供給する優先弁が設けられ
てなるものである。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、複数の油圧アクチュエータ回路として、油圧ショベ
ルにおけるブームを起伏させるブームシリンダ回路と、
バケットを作動させるバケットシリンダ回路と、上部旋
回体を旋回させる旋回モータ回路と、アームを作動させ
るアームシリンダ回路とを具備し、第1のグループが、
大流量側アクチュエータ回路としてのブームシリンダ回
路と、小流量側アクチュエータ回路としてのバケットシ
リンダ回路とによって構成され、第2のグループが、大
流量側アクチュエータ回路としてのアームシリンダ回路
と、小流量側アクチュエータ回路としての旋回モータ回
路とによって構成され、第1のグループの優先弁とし
て、バケットシリンダ回路に優先的に圧油を供給するバ
ケット優先弁が設けられ、第2のグループの優先弁とし
て、旋回モータ回路に優先的に圧油を供給する旋回優先
弁が設けられたものである。
【0024】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、第1および第2両グループにおける余剰油
をタンクに戻すアンロード回路に、他方のグループにお
ける大流量側アクチュエータ回路の要求に応じて余剰油
を同アクチュエータ回路に供給する合流管路が分岐接続
されたものである。
【0025】上記構成によると、大流量側アクチュエー
タ回路(請求項2では油圧ショベルにおけるブームシリ
ンダ回路およびアームシリンダ回路)と小流量側アクチ
ュエータ回路(同バケットシリンダ回路および旋回モー
タ回路)の組合せで構成された二つのグループ内での複
合操作時に、小流量側アクチュエータ回路に優先的に圧
油が供給され、その余剰分が大流量要求側アクチュエー
タ回路に供給される。
【0026】従って、総要求流量がポンプ吐出流量を超
える複合操作時に、小流量側アクチュエータの必要流量
が確保されるとともに、大流量側アクチュエータに対し
ても、十分な量の余剰油を供給してその作動を確保する
ことができる。
【0027】さらに、請求項3の構成によると、一方の
グループの大流量側アクチュエータ回路が油を要求し、
他方のグループに余剰油がある場合に、この余剰油が上
記大流量側アクチュエータ回路に供給されるため、複合
操作時に十分な油量を確保して複合操作性を向上させる
ことができる。
【0028】請求項4の発明は、複数の油圧アクチュエ
ータ回路が、相対的に高圧力を必要とするアクチュエー
タ回路と低圧力を必要とするアクチュエータ回路の組合
せで第1のグループと第2のグループとに分けられると
ともに、両グループが圧力的に独立した状態で油圧源に
接続され、かつ、両グループに、グループ内アクチュエ
ータの同時作動時に高圧側アクチュエータ回路に優先的
に圧油を供給する優先弁が設けられてなるものである。
【0029】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、複数の油圧アクチュエータ回路として、油圧ショベ
ルにおけるブームを起伏させるブームシリンダ回路と、
バケットを作動させるバケットシリンダ回路と、上部旋
回体を旋回させる旋回モータ回路と、アームを作動させ
るアームシリンダ回路とを具備し、第1のグループが、
高圧側アクチュエータ回路としてのブームシリンダ回路
と、低圧側アクチュエータとしてのバケットシリンダ回
路とによって構成され、第2のグループが、高圧側アク
チュエータ回路としての旋回モータ回路と、低圧側アク
チュエータ回路としてのアームシリンダ回路とによって
構成され、第1のグループの優先弁として、ブームシリ
ンダ回路に優先的に圧油を供給するブーム優先弁が設け
られ、第2のグループの優先弁として、旋回モータ回路
に優先的に圧油を供給する旋回優先弁が設けられたもの
である。
【0030】請求項4,5の構成によると、高圧側アク
チュエータ回路(請求項5ではブームシリンダ回路およ
び旋回モータ回路)と低圧側アクチュエータ回路(同バ
ケットシリンダ回路およびアームシリンダ回路)の組合
せで構成された二つのグループ内での複合操作時に、高
圧側アクチュエータ回路に優先的に圧油が供給され、そ
の余剰分が低圧側アクチュエータ回路に供給される。
【0031】従って、総要求流量がポンプ吐出流量を超
える複合操作時に、高圧側アクチュエータに必要流量が
供給され、残りはすべて低圧側アクチュエータに供給さ
れるため、本来ならば油が流れにくい高圧側アクチュエ
ータの作動を確保できるとともに、余剰油がすべてタン
クに戻される回路構成とした場合のような油の無駄使い
がなくなる。
【0032】こうして、請求項1乃至5の構成による
と、総要求流量がポンプ吐出流量を超える複合操作時に
ポンプ吐出流量を各アクチュエータ回路にバルブ操作量
に基づいて等比配分する場合のような圧力補償付き流量
制御弁および電磁比例弁が不要となることにより、制御
系の構成が簡単となってコストが安くてすみ、しかも、
複合操作時に各アクチュエータに適正流量を供給するこ
とができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
によって説明する。
【0034】なお、以下の実施形態では、従来説明に合
わせて油圧ショベルに適用した場合を例にとっている。
また、同実施形態において、図4に示す従来装置と同一
部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略す
る。
【0035】第1実施形態(図1参照) 各アクチュエータ回路A,B,C,Dが、大流量側回路
と小流量側回路の組合せ、すなわち、ブームシリンダ回
路Aとバケットシリンダ回路Bの組合せ、および旋回モ
ータ回路Cとアームシリンダ回路Dの組合せで第1グル
ープG1と第2グループG2とに分けられ、第1グルー
プG1が第1圧力管路15に、第2グループG2が第2
圧力管路16にそれぞれ接続されている。
【0036】この両圧力管路15,16は、油圧ポンプ
5の吐出油を1:1の比率で分流させるフローディバイ
ダ(分流弁)17を介して油圧ポンプ5に接続され、こ
れにより両グループG1,G2が圧力的に独立した状態
で、ポンプ吐出油の1/2ずつを供給されるように構成
されている。
【0037】また、第1圧力管路15は、バケット優先
弁18を介してブームシリンダ回路Aおよびバケットシ
リンダ回路Bの圧油供給管路19,20に、第2圧力管
路16は旋回優先弁21を介して旋回モータ回路Cおよ
びアームシリンダ回路Dの圧油供給管路22,23にそ
れぞれ接続されている。
【0038】24はバケットシリンダ用圧油供給管路2
0からブームシリンダ用圧油供給管路19に向かう油の
流れのみを許容するチェック弁、25は旋回モータ用圧
油供給管路22からアームシリンダ用圧油供給管路23
に向かう油の流れのみを許容するチェック弁である。
【0039】バケット優先弁18は、一方のパイロット
室にバケットシリンダ用コントロールバルブ7の入口
圧、他方のパイロット室に同出口圧(バケットシリンダ
負荷圧)がそれぞれ導入され、コントロールバルブ7の
操作時に、その操作量に応じた量の油をバケットシリン
ダ用圧油供給管路20に流し、余剰油をブームシリンダ
用圧油供給管路19に流す。
【0040】旋回優先弁21は、一方のパイロット室に
旋回モータ用コントロールバルブ8の入口圧、他方のパ
イロット室に同出口圧(旋回モータ負荷圧)がそれぞれ
導入され、コントロールバルブ8の操作時に、その操作
量に応じた量の油を旋回モータ用圧油供給管路22に流
し、余剰油をアームシリンダ用圧油供給管路23に流
す。
【0041】すなわち、両グループG1,G2において
小流量側アクチュエータ回路であるバケットシリンダ回
路Bと旋回モータ回路Cに優先的に油を供給する回路構
成となっている。
【0042】一方、第1および第2圧力管路15,16
に、それぞれ余剰油をタンクに戻すアンロード管路2
6,27が接続されている。
【0043】この両アンロード管路26,27には、圧
力補償型のアンロード弁(以下、第1アンロード弁、第
2アンロード弁という)28,29が設けられている。
【0044】第1アンロード弁28は、ブームシリンダ
1とバケットシリンダ2の保持圧(負荷圧)のうちシャ
トル弁30および保持圧取出し管路31によって取出さ
れた高圧側の圧力とフローディバイダ17の出口圧とが
加えられ、この第1アンロード弁28によって第1圧力
管路15の圧力が高圧側保持圧以上の値に補償される。
【0045】第2アンロード弁29は、旋回モータ3と
アームシリンダ4の保持圧のうちシャトル弁32および
保持圧取出し管路33によって取出された高圧側の圧力
とフローディバイダ17の出口圧とが加えられ、この第
2アンロード弁29によって第2圧力管路16の圧力が
高圧側保持圧以上の値に補償される。
【0046】さらに、両アンロード管路26,27に
は、アンロード弁28,29の下流側で油圧パイロット
式のアーム二速弁34、ブーム二速弁35を介して第
1、第2合流管路36,37が分岐接続され、第1合流
管路36はアームシリンダ用圧油供給管路23に、第2
合流管路37はブームシリンダ用圧油供給管路19にそ
れぞれ接続されている。
【0047】アーム二速弁34は、アームシリンダ用コ
ントロールバルブ9の伸長側または縮小側パイロット圧
が所定値以上になったときにアンロード位置aから合流
位置bに切換わり作動する。38は伸長側、縮小側両パ
イロット圧のうち高圧側を選択するシャトル弁である。
【0048】一方、ブーム二速弁35は、ブームシリン
ダ用コントロールバルブ6の伸長側パイロット圧が所定
値以上になったときにアンロード位置aから合流位置b
に切換わり作動する。
【0049】こうして、(i)アームシリンダ用コント
ロールバルブ9が伸長側または縮小側に大きく操作され
た場合(アームシリンダ回路Dが大流量を要求した場
合。以下、アーム二速操作という)で、かつ、第1グル
ープG1に余剰油があれば、この余剰油がアームシリン
ダ用圧油供給管路23に合流し、(ii)ブームシリンダ
用コントロールバルブ6が伸長側に大きく操作された場
合(ブームシリンダ回路Aが伸長側に大流量を要求した
場合。以下、ブーム二速操作という)で、かつ、第2グ
ループG2に余剰油があれば、この余剰油がブームシリ
ンダ用圧油供給管路19に合流するようになっている。
【0050】さらに、第2アンロード弁29の保持圧取
出し管路33に保持圧切換弁39が設けられている。
【0051】この保持圧切換弁39は、ブーム二速操作
により、ブーム二速弁35と連動して、保持圧を第2ア
ンロード弁29の閉じ側パイロット室に導入する保持圧
導入位置aから、保持圧をブロックして閉じ側パイロッ
ト室をタンクに連通させるフリー位置bに切換わる。
【0052】このブーム二速弁35と保持圧切換弁39
の切換わり作動により、ブーム二速操作時に、第2アン
ロード弁29がフリー(全開状態)となるため、第2圧
力管路16の圧力がブーム負荷圧と等しくなる。
【0053】これにより、ブーム起こし/旋回の複合操
作時のポンプ吐出圧が、ブームシリンダ負荷圧に基づい
て設定され、ポンプ吐出流量がブームシリンダ基準で決
められるため、旋回始動時の高い旋回圧に基づいてポン
プ吐出流量が設定される場合のようにブームシリンダ1
の必要流量が確保できなくなるおそれがなくなる。
【0054】この装置においては、上記のように大流量
側アクチュエータ回路(ブームシリンダ回路A、アーム
シリンダ回路D)と、小流量側アクチュエータ回路(バ
ケットシリンダ回路B、旋回モータ回路C)の組合せ
で、圧力的に独立した状態で圧油を供給される二つのグ
ループG1,G2を構成し、この両グループG1,G2
において、バケット優先弁18および旋回優先弁21に
よって小流量側であるバケットシリンダ回路Bおよび旋
回モータ回路Cにそれぞれ優先的に油を供給する回路構
成としたから、第1グループG1内での複合操作時にバ
ケットシリンダ2の必要流量が確保され、第2グループ
G2内での複合操作時に旋回モータ3の必要流量が確保
される。
【0055】これにより、複合操作時に、従来のように
バルブ操作量に基づく等比配分により小流量側アクチュ
エータ(バケットシリンダ2、旋回モータ3)への供給
流量が不足してこれらの作動が極端に遅くなる等、作業
に支障を来すおそれがなくなる。
【0056】第2実施形態(図2参照) 第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0057】 油圧源として、二つの吐出口から等量
の油を吐出するスプリット型の油圧ポンプ40を用いて
いる。
【0058】こうすれば、第1および第2グループG
1,G2の独立性を確保しながら、第1実施形態のフロ
ーディバイダ17を省略することができる。
【0059】 第1、第2圧力管路15,16の圧力
を設定する圧力補償型アンロード弁として、コントロー
ラ41によって設定圧力を指令される電磁比例式アンロ
ード弁42,43を用いている。
【0060】また、ブームシリンダ用コントロールバル
ブ6のブーム伸長側パイロット圧PB、旋回モータ3の
保持圧PS、第1グループG1においてシャトル弁30
によって選択された高圧側保持圧P1、第2グループG
2においてシャトル弁32によって選択された高圧側保
持圧P2をそれぞれ圧力センサ44,45,46,47
によって電気信号に変換し、これをコントローラ41に
入力するようにしている。
【0061】コントローラ41は、これらセンサ信号P
B,PS,P1,P2に基づいてアンロード弁42,4
3に対する指令設定圧Pu1,Pu2を、 Pu1=P1+α Pu2=P2+α によって演算し、出力する。
【0062】また、ブーム起こし/旋回の複合操作時
に、第2アンロード弁43に対する指令設定圧Pu2を
0またはそれに近い値とし、第2圧力管路16の圧力を
ブームシリンダ圧と等しくする。
【0063】このように、コントローラ41によって設
定圧を演算し指令する構成とすることにより、第1実施
形態のように油圧式のアンロード弁28,29を用いる
場合と比較して、保持圧に基づいて設定圧を得るまでの
応答遅れを少なくすることができる。
【0064】 アーム二速弁、ブーム二速弁として、
二速操作時にアンロード管路26,27とタンクとを連
通させるアンロード位置aからこの連通を遮断するブロ
ック位置bに切換わる開閉弁48,49を用いるととも
に、ブロック位置bで余剰油がアームシリンダ用圧油供
給管路23、ブームシリンダ用圧油供給管路19に合流
するように、合流管路36,37をこの開閉弁48,4
9の入口側でアンロード管路26,27から分岐してい
る。
【0065】第3実施形態(図3参照) 第3実施形態では、両グループG1,G2において、相
対的に高圧力を必要とする高圧側アクチュエータ回路に
優先的に油を供給する構成をとっている。
【0066】すなわち、第1グループG1においてはブ
ームシリンダ回路Aに優先的に油を供給するブーム優先
弁50、第2グループG2においては旋回モータ回路C
に優先的に油を供給する旋回優先弁21をそれぞれ設け
ている。
【0067】なお、他の回路構成は第1実施形態の回路
構成と同じとした場合を例示している。
【0068】この回路構成によると、両グループG1,
G2内での複合操作時に、本来、油が流れにくくなる高
圧側アクチュエータであるブームシリンダ1および旋回
モータ3に必要流量が確実に供給される。
【0069】また、旋回始動時に、旋回モータ用コント
ロールバルブ8の操作による要求流量が旋回モータ3に
実際に吸収される流量よりも多い場合、余剰油はすべて
アームシリンダ回路Dに流入するため、余剰油がすべて
タンクに戻される回路構成とした場合のような油の無駄
使いがなくなる。
【0070】ところで、本発明はラフテレーンクレーン
等の油圧クレーンにも適用することができる。
【0071】この場合、たとえば請求項1〜3の発明に
おいては、ブーム起伏シリンダ回路(大流量側アクチュ
エータ回路)とブーム伸縮シリンダ回路(小流量側アク
チュエータ回路)の組合せで第1のグループを構成し、
巻上モータ回路(大流量側アクチュエータ回路)と旋回
モータ回路(小流量側アクチュエータ回路)の組合せで
第2のグループを構成すればよい。
【0072】
【発明の効果】上記のように請求項1乃至3の発明によ
るときは、大流量側アクチュエータ回路(請求項2では
ブームシリンダ回路およびアームシリンダ回路)と、小
流量側アクチュエータ回路(同バケットシリンダ回路お
よび旋回モータ回路)の組合せで、圧力的に独立した状
態で圧油を供給される二つのグループを構成し、この両
グループにおいて、優先弁によって小流量側アクチュエ
ータに優先的に油を供給する回路構成としたから、総要
求流量がポンプ吐出流量を超える複合操作時に、小流量
側アクチュエータの必要流量を確保できるとともに、大
流量側アクチュエータに対しても、十分な量の余剰油を
供給してその作動を確保することができる。
【0073】さらに、請求項3の構成によると、一方の
グループの大流量側アクチュエータ回路が油を要求し、
他方のグループに余剰油がある場合に、この余剰油が上
記大流量側アクチュエータ回路に供給されるため、複合
操作時に十分な油量を確保して複合操作性を向上させる
ことができる。
【0074】一方、請求項4,5の発明によると、高圧
側アクチュエータ回路(請求項5ではブームシリンダ回
路および旋回モータ回路)と低圧側アクチュエータ回路
(同バケットシリンダ回路およびアームシリンダ回路)
の組合せで、圧力的に独立した状態で圧油を供給される
二つのグループを構成し、この両グループにおいて、優
先弁によって高圧側アクチュエータ回路に優先的に油を
供給する回路構成としたから、高圧側アクチュエータの
作動を確保できるとともに、余剰油がすべてタンクに戻
される回路構成とした場合のような油の無駄使いがなく
なる。
【0075】こうして、請求項1乃至5の発明による
と、バルブ操作量に基づいてポンプ吐出流量を等比配分
する場合のような圧力補償付き流量制御弁および電磁比
例弁が不要となることにより、制御系の構成が簡単とな
ってコストが安くてすみ、しかも、複合操作時に各アク
チュエータに適正流量を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す全体構成図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態を示す全体構成図であ
る。
【図3】本発明の第3実施形態を示す全体構成図であ
る。
【図4】従来例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
G1 第1グループ A 第1グループを構成するブームシリンダ回路(高圧
側かつ大流量側アクチュエータ回路) 1 ブームシリンダ 6 ブームシリンダ用コントロールバルブ B バケットシリンダ回路(低圧側かつ小流量側アクチ
ュエータ回路) 2 バケットシリンダ 7 バケットシリンダ用コントロールバルブ G2 第2グループ C 第2グループを構成する旋回モータ回路(高圧側か
つ小流量側アクチュエータ回路) 3 旋回モータ 8 旋回モータ用コントロールバルブ D 第2グループを構成するアームシリンダ回路(低圧
側かつ大流量側アクチュエータ) 4 アームシリンダ 9 アームシリンダ用コントロールバルブ 5 油圧源としての油圧ポンプ 17 フローディバイダ 18 バケット優先弁 21 旋回優先弁 26,27 アンロード管路 36,37 合流管路 34 アーム二速弁 35 ブーム二速弁 48 アーム二速弁 49 ブーム二速弁 50 ブーム優先弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油圧アクチュエータ回路が、相対
    的に大流量を必要とするアクチュエータ回路と小流量を
    必要とするアクチュエータ回路の組合せで第1のグルー
    プと第2のグループとに分けられるとともに、両グルー
    プが圧力的に独立した状態で油圧源に接続され、かつ、
    両グループに、グループ内アクチュエータの同時作動時
    に小流量側アクチュエータ回路に優先的に圧油を供給す
    る優先弁が設けられてなることを特徴とする油圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧制御装置において、
    複数の油圧アクチュエータ回路として、油圧ショベルに
    おけるブームを起伏させるブームシリンダ回路と、バケ
    ットを作動させるバケットシリンダ回路と、上部旋回体
    を旋回させる旋回モータ回路と、アームを作動させるア
    ームシリンダ回路とを具備し、第1のグループが、大流
    量側アクチュエータ回路としてのブームシリンダ回路
    と、小流量側アクチュエータ回路としてのバケットシリ
    ンダ回路とによって構成され、第2のグループが、大流
    量側アクチュエータ回路としてのアームシリンダ回路
    と、小流量側アクチュエータ回路としての旋回モータ回
    路とによって構成され、第1のグループの優先弁とし
    て、バケットシリンダ回路に優先的に圧油を供給するバ
    ケット優先弁が設けられ、第2のグループの優先弁とし
    て、旋回モータ回路に優先的に圧油を供給する旋回優先
    弁が設けられたことを特徴とする油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の油圧制御装置に
    おいて、第1および第2両グループにおける余剰油をタ
    ンクに戻すアンロード回路に、他方のグループにおける
    大流量側アクチュエータ回路の要求に応じて余剰油を同
    アクチュエータ回路に供給する合流管路が分岐接続され
    たことを特徴とする油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の油圧アクチュエータ回路が、相対
    的に高圧力を必要とするアクチュエータ回路と低圧力を
    必要とするアクチュエータ回路の組合せで第1のグルー
    プと第2のグループとに分けられるとともに、両グルー
    プが圧力的に独立した状態で油圧源に接続され、かつ、
    両グループに、グループ内アクチュエータの同時作動時
    に高圧側アクチュエータ回路に優先的に圧油を供給する
    優先弁が設けられてなることを特徴とする油圧制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の油圧制御装置において、
    複数の油圧アクチュエータ回路として、油圧ショベルに
    おけるブームを起伏させるブームシリンダ回路と、バケ
    ットを作動させるバケットシリンダ回路と、上部旋回体
    を旋回させる旋回モータ回路と、アームを作動させるア
    ームシリンダ回路とを具備し、第1のグループが、高圧
    側アクチュエータ回路としてのブームシリンダ回路と、
    低圧側アクチュエータとしてのバケットシリンダ回路と
    によって構成され、第2のグループが、高圧側アクチュ
    エータ回路としての旋回モータ回路と、低圧側アクチュ
    エータ回路としてのアームシリンダ回路とによって構成
    され、第1のグループの優先弁として、ブームシリンダ
    回路に優先的に圧油を供給するブーム優先弁が設けら
    れ、第2のグループの優先弁として、旋回モータ回路に
    優先的に圧油を供給する旋回優先弁が設けられたことを
    特徴とする油圧制御装置。
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