JPH0937011A - 複写システム - Google Patents

複写システム

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JPH0937011A
JPH0937011A JP7186079A JP18607995A JPH0937011A JP H0937011 A JPH0937011 A JP H0937011A JP 7186079 A JP7186079 A JP 7186079A JP 18607995 A JP18607995 A JP 18607995A JP H0937011 A JPH0937011 A JP H0937011A
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JP
Japan
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job
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copying machine
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Application number
JP7186079A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kitayama
政博 北山
Kazunari Yamada
一成 山田
Hiroshi Soga
浩史 曽我
Takao Tagawa
敬雄 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作不可能なモードの組み合わせが設定され
た場合,コピー開始前にモードに不具合があることを的
確に検出する。 【解決手段】 端末装置120は,コピージョブの複モ
ードを入力する入力部125と,複写機110が有する
機能を管理する複写機管理部122と,各種情報の表示
を行うための表示部124とを備え,複写機110は,
各種コマンドの入力および表示を行う操作部116と,
複写モードを記憶するID管理部115と,端末装置1
20の入力部125から設定される複写モードの良否を
評価するモード評価部117と,モード評価部117の
評価結果が正しい場合に端末装置120による設定デー
タをID管理部115に記憶し,コピージョブの実行を
制御するメイン制御部114とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,少なくとも1つの
複写機と少なくとも1つの端末装置(ワークステーショ
ン,パーソナルコンピュータ)とをLAN等の通信回線
によりネットワーク化した複写システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,複数のワークステーションやパー
ソナルコンピュータ等の端末装置と,この端末装置から
出力されるデータを記録紙に印字する複数の複写機とを
LAN等の通信回線を介して接続した,いわゆる,ネッ
トワーク化した複写システムが知られている。このよう
な複写システムでは,操作者が端末装置からネットワー
クに接続された複写機群のうち,コピージョブを出力す
ることのできる複写機を選択し,端末装置から直接出力
データ等を転送している。
【0003】また,このような従来例に関連する参考技
術文献として,例えば,複数のプリンタをサポートする
プリントサーバを有し,該プリントサーバが操作者によ
るプリント条件と出力要求項目毎の優先順位が付加され
たプリント出力要求に基づいてプリンタを選択し,出力
するものが特開平6−67823号公報の「プリントサ
ーバ」に開示されている。
【0004】また,特開平5−274098号公報に
は,印刷情報を含む提示信号をホストコンピュータから
各プリンタに送信し,プリンタが提示信号を受信する
と,該提示信号に対する現在の稼働状況や能力を判断し
コンピュータに応答信号を送信することにより,コンピ
ュータがいずれかのプリンタを選択する「プリント制御
システム」が開示されている。さらに,特開平5756
67号公報には,プリント中にプリンタの状態をクライ
アントプロセスに送り,プリント中のプリンタの状態を
遠隔地において確認可能にする「通信処理システム」が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術にあっては,ネットワーク上
の端末装置からある複写機に設定した複写モードのう
ち,動作することのできない組み合わせであった場合,
該当する複写機が実際に動作を開始してからでないと複
写モードの不具合が判明せず,しかも,操作者が,その
複写機に移動して初めて複写モードの不具合を知ること
になり,誤設定によるジョブの停滞や再設定作業の遅れ
等が生じ,作業効率を低下させるといった問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,動作不可能な複写モードの組み合わせが設定された
場合,コピー開始前に複写モードに不具合があることを
的確に検出することを第1の目的とする。
【0007】また,動作不可能な複写モードの組み合わ
せが設定された場合,コピー開始前に複写モードに不具
合があることを複写機側に移動しなくても,操作者が設
定した端末装置側で確認することを可能にすることによ
り,再設定等の作業を迅速に行えることを第2の目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る複写システムにあっては,固有の
ID(識別符号)を有した少なくとも1つの複写機と,
固有のIDを有し,かつ,前記複写機にコピージョブの
実行を要求する少なくとも1つの端末装置とを備え,前
記複写機および端末装置をネットワークで接続した構成
の複写システムにおいて,前記端末装置は,前記コピー
ジョブの複モードを入力する入力手段と,前記複写機が
有する機能を管理する複写機管理手段と,各種情報の表
示を行うための表示手段とを備え,前記複写機は,各種
コマンドの入力および表示を行う操作手段と,前記複写
モードを記憶する記憶手段と,前記端末装置の入力手段
から設定される複写モードの良否を評価するモード評価
手段と,前記モード評価手段の評価結果が正しい場合に
前記端末装置による設定データを前記記憶手段に記憶
し,前記コピージョブの実行を制御する制御手段とを備
えたものである。
【0009】また,請求項2に係る複写システムにあっ
ては,前記制御手段は,前記モード評価手段の評価結果
が正しくないと評価した場合,その評価結果を前記端末
装置に送り,前記端末装置は,前記表示手段に前記評価
結果を表示するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下,本発明の複写システムの
〔実施例〕について,図面を参照して詳細に説明する。
【0011】〔実施例〕 (実施例の構成)図1は,本実施例に係る複写システム
の構成を示すブロック図である。図において,100は
LANケーブルであり,複写機110と端末装置120
とがそれぞれの通信制御部111,121を介して接続
されている。また,複写機110にはADF(自動原稿
搬送装置)130と,ソータ140とが接続されてい
る。なお,図1においては,便宜上,複写機110と端
末装置120とを1台ずつで示しているが,本実施例で
は,同構成の複写機と端末装置が複数台LANケーブル
100に接続されているものとする。
【0012】複写機110は,通信制御部111,複写
対象の原稿を光学的に読み取るスキャナ112,画像デ
ータを記録紙に印字するプリンタ113,複写機全体を
統括的に制御する制御手段としてのメイン制御部11
4,ジョブを管理し,そのジョブに対応する複写モード
を記憶する記憶手段としてのID管理部115,複写モ
ード等の入力やその表示を行う操作手段としての操作部
116,および端末装置120から設定されるジョブの
設定モードやその組み合わせの可否を評価するモード評
価手段としてのモード評価部117の各デバイスにより
構成されている。
【0013】また,端末装置120は,通信制御部11
2,LANケーブル100に接続されている複写機(こ
の場合,複写機110)を管理する複写機管理手段とし
ての複写機管理部122,複写機110に設定したジョ
ブ毎の複写条件を管理するジョブ管理部123,各種表
示を行う表示手段としての表示部124,各種入力を行
う入力手段としての入力部125,これらデバイスを制
御するCPU126,制御プログラムが記憶されている
ROM127,ワークメモリとして用いられるRAM1
28により構成されている。
【0014】図2は,ジョブ管理を含んだジョブ管理部
123の内部状態を示す図表である。端末装置に発行し
たジョブIDと,該ジョブの設定を行った端末装置のマ
シンIDと,そのジョブに設定されている複写条件(モ
ード)とが関連づけて管理されている。また,図3は,
複写機管理部122の内部状態を示す図表である。ネッ
トワーク上に存在する複写機のマシンID,その複写機
が備えている機能とが関連づけて管理されている。
【0015】図4は,ジョブ管理機能を含まない場合に
おける複写機110のID管理部115の内部状態を示
す図表である。図5は,ジョブ管理機能を含まない場合
における複写機110に対する端末装置120のジョブ
管理部123の内部状態を示す図表である。ここでは複
写機110から設定されたジョブIDと,そのジョブの
設定を行った複写機のマシンIDと,そのジョブに設定
されているモードとが関連づけて管理されている。
【0016】(実施例の動作)次に,以上のように構成
された本実施例に係る複写機システムの動作について端
末装置120,複写機110とに分けて説明する。
【0017】(1)端末装置の動作 端末装置120の動作を図6〜図10に示すフローチャ
ートを用いて説明する。図6は,電源投入時における端
末装置120の動作を示すフローチャートである。図6
において,すでに複写機110に電源が投入されている
状態で,端末装置120に電源が投入されると,まず,
端末装置120は複写機110に接続可能であることを
知らせるために検知信号を送信する(S601)。その
後,通信イニシャライズ処理(S602),モード設定
処理(S603),モードデータ送信処理(S60
4),ジョブ送信処理(S605)を順に実行する。こ
れらの処理ついて,以下,図7〜図10を用いて説明す
る。
【0018】図7は,端末装置120の通信イニシャラ
イズ処理を示すフローチャートである。図において,ま
ず,複写機110の電源が投入され接続可能であること
を示す検知信号があるか否かを判断する(S701)。
ここで検知信号があると判断した場合,複写機110に
対しIDの送信要求を行う(S702)。また,複写機
110の存在が確認できないときには,未接続として複
写機110の電源が投入されるまで待機する。
【0019】次に,複写機110からIDを受信したか
否かを判断する(S703)。ここでIDを受信したと
判断した場合,このIDは端末装置120の複写機管理
部122に記憶される(S704)。その後,複写機1
10に対し複写機110が備えている機能および状態の
送信を要求し(S705),その機能等を受信したか否
かを判断する(S706)。機能等を受信したと判断す
ると,この受信情報を複写機管理部122で管理されて
いる複写機110のIDに対応させて記憶することによ
り登録しておく(S707)。なお,上記機能に関する
情報とは,例えば,ソータ140の有無,ADF130
の有無,記録紙サイズ等である。
【0020】図8は,端末装置120のモード設定処理
を示すフローチャートである。図において,まず,モー
ド設定(複写条件の設定)であるか否かを判断する(S
801)。ここでモード設定であると判断すると,さら
に複写処理を実行させる複写機を指定するか否かを判断
する(S802)。複写機を指定すると判断すると,入
力画面を表示し(S803),モードの入力を行う(S
804)。その後,入力終了か否かを判断し(S80
5),入力が終了すると,対象の複写機に対しマシンI
D+設定終了を送信する(S806)。
【0021】ここで,上記におけるモード設定処理につ
いてさらに説明する。まず,操作者は,複写機110に
対しモードの設定を行うかを端末装置120の入力部1
25から入力する。端末装置120は,複写機管理部1
22に管理されているデータから,その複写機110に
対して設定することのできないモードを消去したり,網
かけにしたりして入力できない状態にした入力画面を端
末装置120の表示部124に出力する。
【0022】次いで,上記入力画面に対しマウスやキー
ボード等の入力部125から複写モードの設定を行う。
例えば,複写倍率50%,記録紙−A4タテ,リピート
10,ソートモードといった複写条件を指定する。ある
いは,すべてのモード設定が行える入力画面に対して最
初にモードの設定を行っておき,その後,どの複写機に
対しての設定であるかを指定することにより,その複写
機を指定する際に,設定された機能を有する複写機のみ
がリストアップされ,該リストの中から選択するように
してもよい。
【0023】図9は,端末装置120のモードデータ送
信処理を示すフローチャートである。図において,ま
ず,モードデータの送信要求を受信したか否かを判断す
る(S901)。ここでモードデータの送信要求を受信
したと判断した場合,ジョブを複写機110に送信し
(S902),ジョブIDを受信したか否かを判断する
(S903)。ここでジョブIDを受信したと判断した
場合,ジョブIDおよびそのジョブを登録し(S90
4),ジョブIDを表示部124に表示する(S90
5)。
【0024】また,上記ステップS903において,ジ
ョブIDを受信していないと判断した場合,さらに複写
機110からジョブNGを受信したか否かを判断する
(S906)。ここでジョブNGを受信したと判断する
と,表示部124にその不具合内容を表示し(S90
7),モードの再設定を促す。
【0025】図10は,端末装置120のジョブ送信処
理を示すフローチャートである。図において,複写機1
10からジョブ送信要求を受信したか否かを判断する
(S1001)。ここでジョブ送信要求を受信したと判
断した場合,ジョブを複写機110に送信する(S10
02)。
【0026】(2)複写機110の動作 次に,複写機110の動作を図11〜図14に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。図11は,複写機110
の処理動作を示すフローチャートである。まず,端末装
置120に対し,接続状態を示す検知信号を送信する
(S1101)。その後,通信イニシャライズ処理(S
1102),ジョブID発行処理(S1103),コピ
ースタート処理(S1104)を順に実行する。これら
の処理ついて,以下,図12〜図14を用いて説明す
る。
【0027】図12は,複写機110の通信イニシャラ
イズ処理を示すフローチャートである。図において,ま
ず,前述の検知信号があるか否かを判断する(S120
1)。ここで検知信号があると判断した場合,端末装置
120に対し,検知信号を送信する(S1202)。続
いて,端末装置120からID送信要求を受信したか否
かを判断し(S1203),ID送信要求を受信したと
判断した場合に,IDを送信する(S1204)。
【0028】次いで,端末装置120から機能送信要求
を受信したか否かを判断する(S1205)。機能送信
要求を受信したと判断した場合,自機がもっている機能
を端末装置120に送信する(S1206)。したがっ
て,以上説明したように,端末装置120,複写機11
0のうちいずれかの電源が投入されて場合にも同期がと
られるようになっている。
【0029】図13は,複写機110のジョブID発行
処理を示すフローチャートである。図において,まず,
端末装置120からのモード設定が終了したことを受信
したか否かを判断する(S1301)。ここでモード設
定が終了したと判断すると,マシンIDをID管理部1
15に登録する(S1302)。さらに,モードデータ
送信要求を送信し(S1303),ジョブを受信したか
否かを判断する(S1304)。ジョブを受信したを受
信したと判断した場合,さらに,複写モードに関わる設
定データの良否をモード評価部117により評価し,設
定データが正しいか否かを判断する(S1305)。こ
こで設定データが正しいと判断した場合,ID管理部1
15により空のジョブIDを検索し(S1306),該
当するジョブIDを端末装置120に送信する(S13
07)。また,上記ステップS1305において,設定
データが正しくないと判断した場合,ジョブNGとその
不具合内容を端末装置120に送信する(S130
8)。
【0030】図14は,複写機110のコピースタート
処理を示すフローチャートである。図において,まず,
ジョブIDを入力し(S1401),さらにマシンID
を入力する(S1402)。続いて,スタートキーがO
Nされた否かを判断し(S1403),ONされたと判
断した場合,さらに,マシンIDとジョブIDとが正し
いか否かを判断する(S1404)。ここで,マシンI
DとジョブIDとが正しいと判断した場合,ジョブID
とジョブの送信要求を端末装置120に送信する(S1
405)。
【0031】次いで,端末装置120からジョブを受信
したか否かを判断する(S1406)。ジョブを受信し
たと判断した場合,モード設定を行って(S140
7),コピー動作を開始する(S1408)。
【0032】次に,以上説明してきた動作のうち,設定
データの管理およびコピーの動作についてさらに説明す
る。
【0033】(設定データの管理)ここで,さらに上記
フローチャートの処理について複写機110と端末装置
120とのやりとりを説明する。端末装置120より設
定されたジョブ毎の複写モード(複写条件)を,複写機
110または端末装置120の何れで管理するのかによ
って,以下に示す2つの方法がある。まず,複写機11
0側で管理する方法について説明する。
【0034】設定終了キー(図示せず)の押下により端
末装置120は,指定された複写機110に対し端末装
置120のマシンIDと設定が終了したことを送信す
る。複写機110は端末装置120の設定終了を受信す
ると,端末装置120に対してモードデータ送信要求を
送信する。そして,端末装置120は設定した複写モー
ドを複写機110に対して送信する。複写機110は端
末装置120からモードデータを受信すると,モード評
価部117により受信したモードデータの設定が正しい
か否かを判断する。ここで,設定が正しいと判断した場
合には,あらかじめ送信されているマシンIDと対応さ
せてID管理部115に該当するモードデータを記憶す
る。
【0035】そして,ID管理部115により空のジョ
ブIDを検索し,そのIDを端末装置120に送信す
る。ID管理部115は,端末装置120のマシンID
と発行したジョブID,さらにそのジョブに対して設定
されたモードとを対応させて管理を行う。ジョブIDを
受信した端末装置120は,そのIDを表示部124
に,例えば,「あなたの設定はID番号XXXXで登録
されました」のように表示する。
【0036】一方,上記において,モード評価部117
の評価結果としてモードデータの設定が正しくないと判
断された場合,複写機110は,ジョブIDを発行する
代わりにジョブNGとその不具合内容を端末装置120
に送信し,マシンID,ジョブID,ジョブの管理は行
わない。ジョブNGと不具合を受信した端末装置120
は,その表示部124にその不具合内容を表示し,再
度,操作者にモード設定を行うように通知する。
【0037】次に,端末装置120側でジョブ毎のモー
ドを管理する方法について説明する。この場合,複写機
110は,モード評価部117により設定データの評価
を実行する。設定データが正しい場合,ID管理部11
5により空のジョブIDを検索し,そのIDを受信した
マシンIDと対応させてID管理部115に記憶する。
その後,ジョブID送信要求を送信してきた端末装置1
20にそのジョブIDを送信する。ジョブIDを受信し
た端末装置120は,そのIDを設定されたモードに対
応させてジョブ管理部115に記憶する。さらにジョブ
IDを表示部124に,例えば,「あなたの設定はID
番号XXXXで登録されました」のように表示する。
【0038】一方,上記において,モード評価部117
の評価結果としてモードデータの設定が正しくないと判
断された場合,複写機110は,ジョブIDを発行する
代わりにジョブNGとその不具合内容を端末装置120
に送信し,マシンID,ジョブID,ジョブの管理は行
わない。ジョブNGと不具合を受信した端末装置120
は,その表示部124にその不具合内容を表示し,ジョ
ブID,マシンID,ジョブの管理は行わない。
【0039】(コピーの開始)実際に設定したモードで
コピーを実行するには,端末装置120の表示部124
に表示されたIDを複写機110の操作部116に入力
し,原稿をスキャナ112にセットした後,スタートキ
ーを押下する。これにより複写機110は,以下の2通
りの動作を実行する。
【0040】第1の動作は,ジョブ毎のモードを複写機
110で管理していた場合の動作である。この場合,ス
タートキーが押下されると,入力されたジョブIDに対
するジョブのモードをジョブ管理部123から読み出し
てコピーを開始する。
【0041】第2の動作は,ジョブ毎のモードを端末装
置120で管理していた場合の動作である。この場合,
スタートキーが押下されるとID管理部123により入
力されたジョブIDに対するマシンIDを検索し,設定
を行った端末装置120に対してジョブIDとジョブ送
信要求を送信する。その後,端末装置120は,ジョブ
管理部123により受信したジョブに基づいてモード設
定を行うコピー動作を開始する。
【0042】また,コピーの開始方法においても,複写
機110の操作部116に入力するデータをジョブID
だけでなく,設定を行った端末装置120のマシンID
をさらに入力してもよい。この場合,入力されたジョブ
IDが,入力されたマシンIDに対するものかどうかを
ID管理部115のデータにより確認する。そして,一
致した場合にその設定モードでコピーが可能となるよう
にすることにより,セキュリティを向上させることがで
きる。
【0043】(実施例の効果)以上説明してきた本実施
例によれば,複写機110が設定モードの良否を評価す
るモード評価部117を備えているので,ネットワーク
上から操作者が誤ったモード設定を行ってコピーを実行
しようとした場合に,コピー動作を開始する前に設定が
正しくないことを事前に操作者に知らせことができる。
【0044】また,ネットワーク上から操作者が間違っ
たモード設定を入力した場合,設定を行った端末装置1
20の表示部124にモード設定ミスの発生およびその
内容を表示するので,設定を行ったその場所でコピー不
可能な設定を行ったことが判り,再設定を行うことによ
り,操作者による的確,かつ,迅速な操作を実現する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る複写
システム(請求項1)によれば,端末装置から設定され
る複写モードの良否をモード評価手段により評価し,そ
の評価結果が正しい場合に端末装置による設定データを
記憶手段に記憶し,コピージョブの実行を制御するた
め,動作不可能な複写モードの組み合わせが設定された
場合,コピー開始前に複写モードに不具合があることを
的確に検出することができる。
【0046】また,本発明の複写システム(請求項2)
によれば,端末装置で設定された複写モードがモード評
価手段により正しくないと評価した場合,その評価結果
を端末装置に送り,その評価結果を表示手段に表示する
するため,動作不可能な複写モードの組み合わせが設定
された場合,コピー開始前に複写モードに不具合がある
ことを複写機側に移動しなくても,操作者が設定した端
末装置側で知ることができ,再設定等の作業が迅速に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る複写システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例に係るジョブ管理を含んだジョブ管理
部の内部状態を示す図表である。
【図3】本実施例に係る複写機管理部の内部状態を示す
図表である。
【図4】本実施例に係るジョブ管理機能を含まない場合
における複写機のID管理部の内部状態を示す図表であ
る。
【図5】本実施例に係るジョブ管理機能を含まない場合
における複写機に対する端末装置のジョブ管理部の内部
状態を示す図表である。
【図6】本実施例に係る電源投入時における端末装置の
動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例に係る端末装置の通信イニシャライズ
処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施例に係る端末装置のモード設定処理を示
すフローチャートである。
【図9】本実施例に係る端末装置のモードデータ送信処
理を示すフローチャートである。
【図10】本実施例に係る端末装置のジョブ送信処理を
示すフローチャートである。
【図11】本実施例に係る複写機の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本実施例に係る複写機の通信イニシャライズ
処理を示すフローチャートである。
【図13】本実施例に係る複写機のジョブID発行処理
を示すフローチャートである。
【図14】本実施例に係る複写機のコピースタート処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 LANケーブル 110 複写機 114 メイン制御部 115 ID管理部 116 操作部 117 モード評価
部 120 端末装置 122 複写機管理
手段 124 表示部 125 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田川 敬雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のID(識別符号)を有した少なく
    とも1つの複写機と,固有のIDを有し,かつ,前記複
    写機にコピージョブの実行を要求する少なくとも1つの
    端末装置とを備え,前記複写機および端末装置をネット
    ワークで接続した構成の複写システムにおいて,前記端
    末装置は,前記コピージョブの複写モードを入力する入
    力手段と,前記複写機が有する機能を管理する複写機管
    理手段と,各種情報の表示を行うための表示手段とを備
    え,前記複写機は,各種コマンドの入力および表示を行
    う操作手段と,前記複写モードを記憶する記憶手段と,
    前記端末装置の入力手段から設定される複写モードの良
    否を評価するモード評価手段と,前記モード評価手段の
    評価結果が正しい場合に前記端末装置による設定データ
    を前記記憶手段に記憶し,前記コピージョブの実行を制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする複写システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,前記モード評価手段の
    評価結果が正しくないと評価した場合,その評価結果を
    前記端末装置に送り,前記端末装置は,前記表示手段に
    前記評価結果を表示することを特徴とする請求項1記載
    の複写システム。
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