JPH0937009A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH0937009A
JPH0937009A JP7179127A JP17912795A JPH0937009A JP H0937009 A JPH0937009 A JP H0937009A JP 7179127 A JP7179127 A JP 7179127A JP 17912795 A JP17912795 A JP 17912795A JP H0937009 A JPH0937009 A JP H0937009A
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JP
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reception
transmission
receiving
width
receiving side
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Application number
JP7179127A
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English (en)
Inventor
Kimiko Maruyama
王子 丸山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側のオペレータが受信側の画像を認識可
能にする。 【解決手段】 送信側が受信側から紙幅、線密度などの
能力を受信するとワンタッチダイヤルキー毎にRAM6
23に登録される。ワンタッチダイヤルキーが押される
と、そのワンタッチダイヤルキーに対応する受信側の能
力がRAM623に登録されている場合には受信側の受
信幅:A4、受信密度:8×7.7のように能力を表示
部417に表示する。次いで原稿幅センサ17又は10
7により検出された原稿幅と受信側の受信幅により縮小
送信する場合や、操作部400を介して設定された画質
(ふつう字、小さな字、微細字)と受信密度により線密
度をダウンして送信する場合にはその旨を表示部417
に表示し、クリア/ストップキー403が押された場合
にはジョブを中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信原稿の大き
さ、線密度などの送信条件を受信機側の受信能力に応じ
て変更して送信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のファクシミリ装置で
は、受信機側の受信能力に応じて例えばA3原稿をA4
サイズに縮小したり、400dpiの線密度で蓄積した
原稿画像データを200dpiに変更して送信するよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置では、自動的に受信機側の受信能
力に応じて送信条件を変更するので、送信側のオペレー
タが意図しない画質、大きさの画像が受信され、したが
って、無駄な送信が行われるという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、送信側
のオペレータが受信側の画像を認識することができ、ひ
いては送信側のオペレータが意図する画像を受信側に送
信することができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、受信側の受信能力を記憶する記憶手段
と、ファクシミリ送信時に前記記憶手段に記憶された受
信側の受信能力を表示する表示手段とを備えたことを特
徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において前記記
憶手段には受信側の受信能力として受信幅が記憶され、
前記表示手段が、送信原稿幅と前記記憶手段に記憶され
た受信側の受信幅に基づいて送信原稿を縮小して送信す
る旨を表示することを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第1、第2の手段において
前記記憶手段には受信側の受信能力として線密度が記憶
され、前記表示手段が、送信原稿の線密度と前記記憶手
段に記憶された受信側の線密度に基づいて送信原稿の線
密度を低下させて送信する旨を表示することを特徴とす
る。
【0008】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて前記記憶手段に記憶された受信側の受信能力を示す
通信管理レポートをプリントアウトするプリントアウト
手段を更に備えたことを特徴とする。
【0009】第5の手段は、第1ないし第4の手段にお
いて前記記憶手段に記憶された受信側の受信能力を受信
側毎に示すレポートをプリントアウトするプリントアウ
ト手段を更に備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係るファク
シミリ装置の一つの実施形態としての複合デジタル複写
機の要部を示すブロック図、図2は図1の複合デジタル
複写機を示す構成図、図3は図1の複合デジタル複写機
の全体構成を示すブロック図、図4は図3の操作部を示
す説明図、図5は図1の複合デジタル複写機の画像処理
回路を示すブロック図、図6はファクシミリ通信手順を
示す説明図、図7はワンタッチダイヤル送信時の動作を
説明するためのフローチャート、図8は受信側の受信幅
と線密度の表示画面を示す説明図、図9は縮小送信時の
表示画面を示す説明図、図10は通信管理レポートを示
す説明図、図11はワンタッチダイヤルリストを示す説
明図である。
【0011】先ず、図2を参照して本発明のファクシミ
リ装置が適用された複合デジタル複写機の構成を説明す
る。この装置の機構は概略的に、複写機本体1と、自動
原稿送り装置(ADF)100と、3ビンソータ200
と給紙ユニット(バンク)300により構成されてい
る。
【0012】ADF100は原稿給紙台101上に積載
されたコピー時やFAX送信時の原稿を1枚ずつ複写機
本体1側のコンタクトガラス10上に給紙し、画像読み
取り後に排紙トレイ105上に排紙するように構成され
ている。原稿給紙台101上の原稿は、図示省略のサイ
ドローラにより幅方向が揃えられ、給紙ローラ102に
より一番下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト
103によりコンタクトガラス10上に給紙される。コ
ンタクトガラス10上の原稿は読み取り終了後に、搬送
ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ1
05上に排紙される。
【0013】また、両面の原稿を読み取る場合には、原
稿給紙台101上の原稿は給紙ローラ102により一番
下の原稿から分離されて給紙され、搬送ベルト103に
よりコンタクトガラス10上を通過して反転爪106に
より反転され、再びコンタクトガラス10上に給紙され
て裏面が読み取られる。次いで、コンタクトガラス10
上の原稿は裏面読み取り終了後に、搬送ベルト103に
より搬送されて反転爪106により反転され、再びコン
タクトガラス10上に給紙されて表面が読み取られる。
そして、表面読み取り終了後の原稿は搬送ベルト103
及び排紙ローラ104により排紙トレイ105上に排紙
される。
【0014】複写機本体1はコピー時やFAX送信時の
原稿を読み取るスキャナ、画像処理部及びプロッタなど
を有する。スキャナは原稿を載置するためのコンタクト
ガラス10と光学走査系を有し、光学走査系は露光ラン
プ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー
14、レンズ15、フルカラーCCD16等を有する。
【0015】露光ランプ11及び第1ミラー12は第1
キャリッジに装備され、第1キャリッジは原稿読み取り
時にステッピングモータ605(図5参照)により一定
の速度で副走査方向に移動する。第2ミラー13及び第
3ミラー14は第2キャリッジに装備され、第2キャリ
ッジは原稿読み取り時にステッピングモータ605によ
り第1キャリッジの1/2の速度で移動する。この第
1、第2のキャリッジの移動によりコンタクトガラス1
0上の原稿が光学的に走査され、レンズ15によりCC
D16の受光面に結像されて光電変換される。この場
合、原稿の幅は、スキャナに設けられた原稿幅センサ1
7又はADF100に設けられた原稿幅センサ107に
より検出される。
【0016】フルカラーCCD16により赤(R)、緑
(G)及び青(B)の各色に分離された画像信号は、図
5に示す画像処理回路によりA/D変換等された後に画
像処理部611により各種の画像処理が施され、次いで
コピー時には書き込みユニットにより記録紙にコピーさ
れ、他方、FAX送信時に相手側に送信される。
【0017】書き込みユニットはレーザ出力ユニット2
0、f−θレンズ21、ミラー22を有し、レーザ出力
ユニット20はレーザ光源であるレーザダイオード(L
D)614(図5参照)と、図示省略のポリゴンミラー
及びポリゴンモータを有する。レーザ出力ユニット20
からはコピー時にはスキャナにより読み取られた画像、
また、FAX受信時には相手側から受信した画像に応じ
て変調された黒信号のレーザ光が出射され、感光体30
上にその潜像が形成される。感光体30の回りには、黒
現像器32、赤信号の画像を書き込むためのLED書き
込みユニット31、赤の第2現像器33、図示省略の転
写器及び分離器などが配置され、感光体30上のトナー
像が用紙に記録される。
【0018】用紙は複写機本体1内の両面ユニット40
及び第1トレイ50と、給紙ユニット300内の第2ト
レイ310、第3トレイ320及び第4トレイ330の
1つから選択的にそれぞれフィードローラ42及び分離
コロ43のローラ対、第1給紙装置51、第2給紙装置
311、第3給紙装置321及び第4給紙装置331に
より給紙される。両面ユニット40及び第1トレイ50
から給紙された用紙は縦搬送ユニット60により上方向
に搬送され、また、第2トレイ310、第3トレイ32
0及び第4トレイ330から給紙された用紙はバンク縦
搬送ユニット340及び縦搬送ユニット60により上方
向に搬送される。
【0019】そして、この用紙は先端がレジストセンサ
52により検出された後の所定時間後にレジストローラ
53に突き当って一旦停止し、副走査有効期間信号(F
GATE)に同期してレジストローラ53により搬送さ
れ、感光体30上のトナー像が転写される。次いでこの
用紙は感光体30から分離された後、搬送装置54によ
り搬送され、定着装置55によりトナー像が定着され
る。この定着後の用紙は片面印刷時と両面印刷後には切
り換え爪57、排紙ローラ56により3ビンソータ20
0に排出される。
【0020】他方、両面印刷時の表面印刷後の用紙は、
切り換え爪57により両面搬送路41に導かれ、フィー
ドローラ42及び分離コロ43により反転されて両面ユ
ニット40上に集積される。両面ユニット40上の用紙
は、トレイが上昇することによりフィードローラ42に
当接し、フィードローラ42が回転することにより縦搬
送ユニット60に送られて裏面に画像が形成される。
【0021】3ビンソータ200は第1排紙トレイ20
1、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ203及び
反転専用トレイ204を有し、第1〜第3排紙トレイ2
01〜203上にはどの向きでも排紙可能に構成されて
いる。複写機本体1から排紙された用紙は、3ビンソー
タ200内において表面排紙の場合には切り換え爪20
7により上方向に導かれ、第2、第3排紙トレイ20
2、203に排紙する場合にはそれぞれ切り換え爪20
5、206が作動し、第1排紙トレイ201に排紙する
場合には切り換え爪205、206は共に作動しない。
【0022】他方、裏面排紙の場合の用紙は、切り換え
爪207により搬送コロ209の方向に導かれて反転専
用トレイ204上に排紙され、後端が反転検知センサ2
08により検出されると搬送コロ209が逆転して上方
向に搬送され、第1〜第3排紙トレイ201〜203の
1つに排紙される。また、第1排紙トレイ201は用紙
の幅方向(搬送方向と直交方向すなわち図面と直交方
向)とソータ200の上下方向に移動(シフト)可能で
あり、幅方向に移動する場合には用紙を仕分けることが
でき、上下方向に移動する場合には大量の用紙を揃える
ことができる。
【0023】次に、図3を参照してこの複合デジタル複
写機の制御系の全体構成を説明する。操作部コントロー
ラ500は図4に示す操作部400の液晶、各種LED
の表示制御、各種キー入力制御を行い、メインコントロ
ーラ501は給紙、搬送、定着、両面印刷、プロセス制
御等を行い、特にFAX送信時には受信機側の受信幅と
線密度を表示ための全体的な制御を行う。
【0024】画像処理コントローラ502はメインコン
トローラ501の制御に基づいて画像制御、スキャナの
読み取り制御を行い、ADFコントローラ503はAD
F100の制御を行う。ソータコントローラ504は3
ビンソータ200の制御を行う。給紙トレイコントロー
ラ505は給紙トレイの制御を行い、FAXコントロー
ラ506はFAX送受信の管理、ファイル管理を行う。
G3コントローラ507はG3のプロトコル制御を行
い、G4コントローラ508はG4のプロトコル制御を
行う。
【0025】次に、図4を参照して操作部400の構成
を説明する。操作部400の中央には400×256ド
ットの液晶表示部(LCD)401及びその上に重畳さ
れたタッチパネルが設けられている。LCD401には
この複合デジタル複写機のコピー機能又はFAX機能が
選択的に表示され、ユーザがこの表示に従って操作を行
う。特にFAX送信時にはワンタッチダイヤル画面42
0と、画質(線密度:ふつう字、小さな字、微細字)等
を設定するための画面421が表示可能である。コピー
機能、FAX機能の表示切り替えは機能切り替えキー4
12、413により行う。
【0026】LCD401の右側にはコピー機能、FA
X機能で共通に使用されるテンキー402、クリア/ス
トップキー403、スタートキー404、プログラムキ
ー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/
余熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、
FAX専用のポーズ/リダイヤルキー409、短縮キー
410、受信キー411等のキーが設けられている。こ
こで、相手先受信機の記録紙のサイズ、方向を設定する
場合には、プログラムキー405によりそのプログラム
を呼び出すことにより図1に示すシステムコントローラ
650内のRAM651に登録することができる。
【0027】また、LCD401の左側には前述したF
AX切り替えキー412及びコピー切り替えキー413
と、初期設定キー414、ガイダンスキー415、LC
D濃度調整ボリューム416が設けられている。これら
のキーの更に左側にはFAX専用の表示部417が設け
られ、この表示部417にはFAX通信中のメモリフル
などを示す各種LEDと、通信状態を示す40文字(2
0文字×2行)分のLCDが設けられている。特に表示
部417のLCDには、FAX送信時に送信原稿幅が受
信側の受信幅より大きい場合には送信原稿を縮小して送
信する旨が表示され、また、設定された線密度が受信側
の線密度より細かい場合には線密度を低下させて送信す
る旨が表示される。
【0028】次に、図5を参照して画像処理回路につい
て説明する。先ず、制御について説明すると、CPU6
00、ROM601及びRAM602は図1に示す画像
処理コントローラ502内に設けられており、CPU6
00はメインコントローラ501からの読み取り指示が
あるとスキャナ制御回路604に対して読み取り指示を
与える。スキャナ制御回路604はこの指示により露光
ランプ11を点灯させ、モータ605を動作させること
によりスキャナの第1、第2キャリッジを読み取り基準
位置に移動させ、位置センサ603がこれを検出すると
読み取りを開始する。この場合、スキャナ制御回路60
4は副走査有効期間信号FGATE(読み取り開始時に
アクティブ、終了時にインアクティブ)を生成してタイ
ミング制御回路606に送り、タイミング制御回路60
6は画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSYN
C及び主走査有効期間信号LGATEを生成する。
【0029】次に、画像の流れについて説明する。コン
タクトガラス10上のコピー時又はFAX送信時の原稿
607が露光ランプ11により照明され、反射光がカラ
ーCCD16により読み取られる。次いでカラーCCD
16によりR、G、Bに分離されたアナログの画像信号
が信号処理回路608により増幅されて光量補正され、
AD変換器609によりデジタルの画像信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路610によりシェーディン
グ補正され、画像処理部611に送られる。
【0030】画像処理部611ではMTF補正、γ補
正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理
などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカ検知な
どのデジタル機特有の画像処理が施され、黒データDA
TA0〜7とカラーデータDATACがセレクタ612
に出力される。セレクタ612にはまたタイミング制御
回路606により生成された各種のタイミング信号と、
黒の書き込み制御部613からの書き込み基準信号PM
SYNCが印加される。コピー時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が黒の書き込み制御部61
3からLD614に送られ、また、カラーデータDAT
ACがカラーの書き込み制御部615からLED616
に送られてコピーが行われる。
【0031】他方、FAX送信時にはセレクタ612に
より黒データDATA0〜7が図1に示すメインコント
ローラ501内のFAX用イメージメモリ620に転送
される。また、FAX受信時には、回線から受信データ
が復調、伸長された後にメインコントローラ501内の
FAX用イメージメモリ620において展開された後、
セレクタ612により黒の書き込み制御部613からL
D614に送られる。
【0032】次に、図1を参照してFAX通信時の画像
の流れについて説明する。FAX画像蓄積/送信時に
は、セレクタ612により黒データDATA0〜7がメ
インコントローラ501内のFAX用イメージメモリ6
20に蓄積され、次いで圧縮伸長器622により、指定
された圧縮コード(MH、MR、MMR)に圧縮され、
FAXコントローラ506内のSAFメモリ623に蓄
積される。ここで、イメージメモリ620に蓄積された
画像をA4横やB5横のように90回転して送信した方
が効率的な場合には、圧縮伸長器622に渡す前に回転
器621により回転した後、圧縮伸長器622により圧
縮する。
【0033】SAFメモリ623に蓄積された圧縮デー
タは、G3送信時にはG3コントローラ507内のライ
ンバッファ624に転送され、受信側のモードに合わせ
て圧縮伸長器627により再圧縮され、モデム625に
より変調され、NCU(網制御ユニット)626を介し
て受信側に送信される。また、G4送信時にも同様に、
SAFメモリ623に蓄積された圧縮データがG4コン
トローラ508内のラインバッファ628に転送され、
受信側のモードに合わせて圧縮伸長器631により再圧
縮され、ISDN制御部629及びトランス630を介
して受信側に送信される。
【0034】FAX受信時には送信側から回線から送ら
れてきたデータはNCU626(トランス630)、モ
デム625(ISDN制御部629)、圧縮伸長器62
2(圧縮伸長器627)、ラインバッファ624(ライ
ンバッファ628)を介してSAFメモリ623に蓄積
される。SAFメモリ623に蓄積された圧縮データ
は、メインコントローラ501内の圧縮伸長器622に
より伸長され、イメージメモリ620上で展開される。
この場合にも同様に、A4横やB5横のように90回転
して送信した方が効率的な場合には、回転器621によ
り回転する。イメージメモリ620上で展開されたデー
タはセレクタ612により図5に示す書き込み部に送ら
れ、印刷が行われる。
【0035】次に、図6を参照して通信プロトコルを説
明する。送信側から受信側に対してCNG信号が送信さ
れると受信側から送信側に対してCED(被呼端末識
別)信号、DIS(ディジタル識別)信号、NSF(非
標準機能識別)信号が送信され、したがって、このDI
S/NSF信号により受信側の紙幅、線密度などの能力
が送信側に通知される。次いで送信側から受信側に対し
てDCS(ディジタル命令)信号、トレーニング信号が
送信され、次いで受信側から送信側に対してCFR(受
信準備確認)信号が送信されると送信側から受信側に対
して画情報が送信される。次いで最終ページの場合にE
OP(手順終了)信号が送信され、次いで受信側から送
信側に対してMCF(メッセージ確認)信号が送信され
ると送信側から受信側に対してDCN(切断)信号が送
信される。
【0036】このように送信側が受信側から紙幅、線密
度などの受信能力を受信すると、図1に示すFAXコン
トローラ506においてバッテリ701によりバックア
ップされたRAM623に登録される。ここで、受信側
の能力は図4に示すワンタッチダイヤルキーに対応して
登録されるものとして説明する。
【0037】次に、図7を参照してワンタッチダイヤル
送信時の動作を説明する。ステップS1においてワンタ
ッチダイヤルキーが押された場合にはステップS2以下
に進み、他方、押されていない場合にはステップS6以
下に進む。ステップS2ではそのワンタッチダイヤルキ
ーに対応する受信側の能力がRAM623に登録されて
いるか否かを判定し、YESの場合にはステップS3以
下に進み、他方、NOの場合にはステップS6以下に進
む。
【0038】ステップS3では例えば図8に示すように
RAM623に登録された受信側の受信幅:A4、受信
密度:8×7.7のように受信能力をFAX専用の表示
部417に表示する。次いで原稿幅センサ17又は10
7により検出された原稿幅と受信側の受信幅により縮小
送信するか、操作部400を介して設定された画質(ふ
つう字、小さな字、微細字)と受信密度により線密度を
ダウンして送信するか否かを判別し(ステップS4)、
YESの場合には例えば図9に示すように「縮小送信さ
れます」のようなアラートを表示部417に表示して
(ステップS5)ステップS6以下に進み、他方、NO
の場合には直接ステップS6以下に進む。
【0039】ステップS6においてスタートボタン40
4が押されない場合にはステップS7においてクリア/
ストップキー403が押されたか否かを判定することに
よりジョブを中断するか否か判定し、YESの場合には
この送信処理を終了する。他方、ステップS6において
スタートボタン404が押された場合には送信を開始し
(ステップS8)、次いでワンタッチダイヤル送信の場
合には前述したDIS/NCF信号のやり取りに得られ
た受信側の受信能力をRAM623に再登録し(ステッ
プS9→S10)、次いで図10に示すように受信側の
受信幅と文字の大きさを示す通信管理レポートをプリン
トアウトする(ステップS11)。
【0040】したがって、上記実施例によれば、送信時
に受信側の紙幅、線密度などの能力を表示するので、送
信側のオペレータが受信側の画像の大きさ、解像度を認
識することができる。したがって、例えば送信側のオペ
レータが受信側の文字の解像度が悪いと判断した場合に
は送信を中止し、原稿の文字を太くして送信することに
よりオペレータが意図する画像を受信側に送信すること
ができる。また、図11に示すようにワンタッチダイヤ
ル先の受信幅と文字の大きさを示すワンタッチダイヤル
リストをプリントアウトすることにより、ユーザがワン
タッチダイヤル先の個々の受信能力を認識することがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、受信側の受信能力を記憶し、ファクシミリ送
信時に表示するので、送信側のオペレータが受信側の画
像を認識することができ、ひいては送信側のオペレータ
が意図する画像を受信側に送信することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、受信側の受
信能力として受信幅を記憶し、ファクシミリ送信時に表
示するので、送信側のオペレータが受信側の画像の大き
さを認識することができ、ひいては送信側のオペレータ
が意図する大きさの画像を受信側に送信することができ
る。
【0043】請求項3記載の発明によれば、受信側の受
信能力として線密度を記憶し、ファクシミリ送信時に表
示するので、送信側のオペレータが受信側の画像の線密
度を認識することができ、ひいては送信側のオペレータ
が意図する解像度の画像を受信側に送信することができ
る。
【0044】請求項4記載の発明によれば、受信側の受
信能力を示す通信管理レポートをプリントアウトするの
で、送信側のオペレータが受信側の画像を認識すること
ができ、ひいては送信側のオペレータが意図する画像を
受信側に送信することができる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、 受信側の
受信能力を受信側毎に示すレポートをプリントアウトす
るので、送信側のオペレータが受信側の画像を受信側毎
に認識することができ、ひいては送信側のオペレータが
意図する画像を受信側に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一つの実施の
形態としての複合デジタル複写機の要部を示すブロック
図である。
【図2】図1の複合デジタル複写機を示す構成図であ
る。
【図3】図1の複合デジタル複写機の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3の操作部を示す説明図である。
【図5】図1の複合デジタル複写機の画像処理回路を示
すブロック図である。
【図6】ファクシミリ通信手順を示す説明図である。
【図7】ワンタッチダイヤル送信時の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】受信側の受信幅と線密度の表示画面を示す説明
図である。
【図9】縮小送信時の表示画面を示す説明図である。
【図10】通信管理レポートを示す説明図である。
【図11】ワンタッチダイヤルリストを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
417 表示部 501 メインコントローラ 506 FAXコントローラ 611 画像処理部 621 回転器 700 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側の受信能力を記憶する記憶手段
    と、 ファクシミリ送信時に前記記憶手段に記憶された受信側
    の受信能力を表示する表示手段と、を備えたファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段には受信側の受信能力とし
    て受信幅が記憶され、前記表示手段は、送信原稿幅と前
    記記憶手段に記憶された受信側の受信幅に基づいて送信
    原稿を縮小して送信する旨を表示することを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段には受信側の受信能力とし
    て線密度が記憶され、前記表示手段は、送信原稿の線密
    度と前記記憶手段に記憶された受信側の線密度に基づい
    て送信原稿の線密度を低下させて送信する旨を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された受信側の受信
    能力を示す通信管理レポートをプリントアウトするプリ
    ントアウト手段を更に備えたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された受信側の受信
    能力を受信側毎に示すレポートをプリントアウトするプ
    リントアウト手段を更に備えたことを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載のファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294803A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 通信装置
US8154772B2 (en) 2007-12-21 2012-04-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile apparatus
US8781095B2 (en) 2007-05-11 2014-07-15 Ricoh Company, Ltd. Communication apparatus and controlling method of the same

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