JPH0936853A - ネットワーク上におけるデータ交換方式 - Google Patents

ネットワーク上におけるデータ交換方式

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JPH0936853A
JPH0936853A JP7184046A JP18404695A JPH0936853A JP H0936853 A JPH0936853 A JP H0936853A JP 7184046 A JP7184046 A JP 7184046A JP 18404695 A JP18404695 A JP 18404695A JP H0936853 A JPH0936853 A JP H0936853A
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JP7184046A
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Takao Yamada
隆雄 山田
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークに接続されたステーションの間
で相互にデータ通信を行う通信システムに関し、伝送路
の負荷を軽減し、1回の送信時におけるデータ量を大き
くすることを目的とする。 【構成】 他ステーションにデータ返送を要求する要求
ステーション1内に、要求データのアドレスと返送周期
を指定し、一定周期でのデータ返送要求を該他ステーシ
ョンに通知する手段2を備え、データ返送を要求される
相手ステーション3内に、指定された返送周期に従って
データを収集し、要求ステーション1に返送する手段4
を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信システムにおけるデ
ータ交換方式に係り、更に詳しくはコンピュータを含む
複数台のステーションがネットワークに接続されたシス
テムにおいて、ステーションの間で相互にデータ通信を
行う通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに複数台のステーション、
すなわちそれぞれコンピュータを含む通信ステーション
が接続された通信システムにおいて、1つのステーショ
ンが例えば一定周期で他のステーション上のデータを必
要とする場合、まず最初に必要なデータを持つステーシ
ョンを対象として、そのステーションの起動以前に、送
信すべきデータのアドレス情報、送信周期、および送信
相手先ステーションの名前が予め設定された。そしてそ
の設定されたステーションの通信機能の立ち上り後に、
その設定結果に従って該当データを相手側ステーション
に送信するという方式が従来はとられていた。
【0003】また例えばあるデータの状態変化、例えば
正の値から負の値に変化した場合などに限って、状態変
化後のデータをそのデータを必要とするステーションに
送るような場合にも、予めそのデータを持ち、状態変化
をチェックすべきステーションに、状態変化を検出すべ
きデータのアドレス情報や、状態変化の発生時に送信す
べきデータ、および送信先ステーションの設定が行わ
れ、その後設定されたステーションの通信機能の立ち上
げが行われるという方式が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、データ
を送信するステーション側では予めそのデータのアドレ
スや送信周期が設定されているために、例えば送信周期
を一方的に変更することができず、受信ステーション側
でそのデータが一時不要となる場合にも常にデータの送
信が行われる。そのため受信ステーション側では常にデ
ータを受信し、受信データの処理をする必要がある。
【0005】このため、例えば1回の送信時に送信すべ
きデータが大量の場合には大量のデータ付フレームがネ
ットワーク上を流れ、伝送路の負荷が大きくなるという
問題点があるだけでなく、送信側ではフレーム作成やデ
ータ転送、受信側ではフレーム解析などに要する処理が
大きくなるという問題点があった。そのため実際に予め
設定できるデータの量が限定されてしまい、例えば必要
に応じて多くのデータを送信することができないという
問題点があった。
【0006】本発明は、データを要求するステーション
からそのデータを持っている相手ステーションに対し
て、データを実際に必要とする時にのみ要求を出し、ま
たその内容をダイナミックに変更したり、キャンセルし
たりすることができるようにすることにより、伝送路の
負荷を軽減すると共に、1回の送信時に送信されるデー
タ量を増加させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の実
施例に対応する原理構成ブロック図である。後述する第
1の実施例においては、ネットワークに複数台のステー
ションが接続され、ステーション相互間で通信を行うシ
ステムにおいて、データを要求するステーションが、そ
のデータを必要とする時点でデータ要求先となる相手ス
テーションに対してデータ要求を通知し、その通知に対
応して相手ステーションから必要なデータが返送され
る。
【0008】図1においてデータ要求通知手段1は、他
のステーションにデータの返送を要求する要求ステーシ
ョン2の内部に備えられ、要求するデータ、またはデー
タブロックのアドレスとデータの返送周期を指定し、一
定返送周期でのデータ返送要求をデータ要求相手先とな
る相手ステーション3に通知するものであり、例えば要
求フレームの形式でそのデータ要求を相手ステーション
3に通知する。
【0009】データ返送手段4は、相手ステーション3
の内部に備えられ、そのデータ返送要求において指定さ
れる返送周期に従ってデータを収集し、要求ステーショ
ンに返送するものである。例えば相手ステーション3の
内部で、前述の要求フレームの内容に対応してデータ返
送周期、データの返送を要求しているステーションのア
ドレス、返送すべきデータのアドレス情報などを格納し
ている内部要求テーブルの格納内容に従ってデータを収
集し、その収集したデータを応答フレームとして要求ス
テーション2側に返送する。
【0010】図2は本発明の第2の実施例に対応する原
理構成ブロック図である。後述の第2の実施例において
は、ネットワークに複数台のステーションが接続され、
ステーション相互間で通信を行うシステムにおいて、デ
ータを要求する要求ステーションが要求データに関する
アドレス情報や返送周期などを、予め相手ステーション
側に登録することを依頼し、データが実際に必要になっ
た時点で実際のデータ返送要求を通知する方式で、ネッ
トワーク上におけるデータ交換が行われる。
【0011】図2において要求データ登録依頼手段5と
データ要求通知手段6は、他のステーションにデータの
返送を要求する要求ステーション2の内部に備えられ
る。要求データ登録依頼手段5は要求するデータ、また
はデータブロックのアドレスと返送周期との登録を、デ
ータ要求相手となる相手ステーションに依頼するもので
あり、この依頼は例えば登録フレームとして相手ステー
ション3の側に送られる。またデータ要求通知手段6
は、要求ステーション2の側で実際に相手ステーション
側のデータを必要とする時点で、すでに相手ステーショ
ン側に登録を依頼した登録内容に従うデータ返送要求を
通知するものであり、この通知は例えば要求フレームと
して相手ステーション3に対して送られる。
【0012】登録データ記憶手段7およびデータ返送手
段8は、相手ステーション3の内部に備えられる。登録
データ記憶手段7は、要求ステーション2から要求デー
タ登録依頼手段5によって登録を依頼されたデータアド
レスと返送周期などを記憶するものであり、例えば内部
登録テーブルとして相手ステーション3のメモリの一部
の領域に格納される。データ返送手段8は、要求ステー
ション2の内部のデータ要求通知手段6のデータ返送要
求通知に応じて、登録データ記憶手段7の記憶内容に従
って要求ステーションにデータを返送するものであり、
そのデータは例えば応答フレームとして要求ステーショ
ン2に送られる。
【0013】
【作用】図1にその原理を示した第1の実施例において
は、要求ステーション2においてデータが必要となった
時点で、データのアドレスと返送周期を指定して、デー
タ要求通知手段1から例えば要求フレームの形式で相手
ステーション3にデータ返送要求が通知され、その要求
に従ってデータ返送手段4によって、指定された返送周
期毎に、例えば応答フレームか作成され、要求ステーシ
ョン2側に送られる。
【0014】これによって、第1の実施例では要求ステ
ーション2においてデータを必要とする時点で、そのデ
ータを相手ステーション3から受け取ることができる。
例えば要求変更フレームによって、要求データのアドレ
スや返送周期などを変更する要求を相手ステーション3
に送ることによって、その後に返送されるデータのアド
レスなどを変更することも可能であり、また例えばキャ
ンセルフレームを送ることにより、データ返送要求その
ものをキャンセルすることも可能である。
【0015】図2にその原理を示した第2の実施例にお
いては、予め要求データのアドレスや返送周期などが、
相手ステーション3の内部の登録データ記憶手段7、例
えば内部登録テーブルに記憶され、要求ステーション2
からのデータ返送要求が相手ステーション3に入力され
た時点から、内部登録テーブルの格納内容に従って、要
求ステーション2に対するデータ返送が行われる。第1
の実施例におけると同様に、必要に応じて登録変更フレ
ームを要求ステーション2から相手ステーション3に送
ることにより、登録データ記憶手段7の記憶内容として
のデータのアドレスや送信周期などを変更することも可
能であり、またキャンセルフレームを送ることにより登
録データ記憶手段7、例えば内部登録テーブルの記憶内
容自体をキャンセルすることも可能である。
【0016】以上のように本発明によれば、データを実
際に必要とする時点でのみデータ返送を要求すること
や、予めデータアドレスか返送周期を相手ステーション
側に登録しておき、実際にデータを必要とする時点でデ
ータ返送要求のみを通知することが可能となる。
【0017】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例、すなわちデー
タを要求するステーションにおいてデータが必要になっ
た時点で要求相手の相手ステーションにデータ返送を要
求し、その時点以後相手ステーションから要求データが
要求ステーションに送られる場合の各ステーションの内
部構成例その1を示すブロック図である。
【0018】図3において、ステーション10は全体の
動作を制御するCPU部11、CPU部11が実行する
プログラムが格納されているプログラムメモリ部12、
メモリ部13、および伝送制御部14によって構成さ
れ、メモリ部13の内部には、伝送路を介して他のステ
ーションにデータを送信する場合に送信データが格納さ
れる領域としての送信バッファ15、伝送路から受信し
たフレームから伝送制御部14によって取り出された受
信データが格納される受信バッファ16、CPU部11
がプログラムを実行するにあたり、管理および制御され
るデータが格納される領域としてのデータ部17、およ
び後述する要求フレームを受信した時にそのフレーム内
の情報が格納される内部要求テーブル18を備えてい
る。
【0019】伝送制御部14は、メモリ部13の内部の
送信バッファ15、および受信バッファ16に対してデ
ータをリード、またはライトするためのDMA機能を持
ち、CPU部11からの送信起動に対しては送信バッフ
ァ15からデータをリードし、それをシリアルデータに
変換して伝送路に送出する。また他のステーションから
フレームを受信した時には、伝送路から受け取ったシリ
アル伝送フレームをパラレル信号に変換し、受信バッフ
ァ16に格納すると共に、フレームを受信したことをC
PU部11に通知する。
【0020】CPU部11はプログラムメモリ部12に
格納されているプログラムを実行するものであり、プロ
グラムの実行に際してメモリ部13内のデータ部17に
アクセスを行う。またCPU部11には、プログラムの
実行タイミングを管理するための割込み管理機能や、タ
イマ管理機能が備えられ、また本発明のデータ交換方式
を実現するために、データ送信要求など伝送制御部14
に対する制御、および管理の機能を持っている。
【0021】各ステーション10は通常、プログラムに
規定された手続きに従って処理を行うが、その手続きの
中で他のステーションのデータが必要になった場合、あ
るいは他のステーションにデータを送信すべき場合に
は、適当なフレームを送信バッファにセットして、伝送
制御部14に対してそのフレームの送信要求を行う。ま
た他のステーションから何らかのフレームを受信した場
合には、そのフレームの内容を解析し、対応する処理を
実行する。
【0022】図4は、図3にその内部構成を示した各ス
テーションによって実行されるデータ要求通知と、それ
に対するデータ返送動作の説明図である。同図におい
て、データを要求する要求ステーションは、図3の伝送
制御部14から伝送路を介してデータ返送を要求する要
求フレーム20を送り、その要求フレーム20の格納内
容のうち、データ返送に際して必要とされるデータは要
求先、すなわち相手ステーションの内部要求テーブル1
8に格納され、データ返送の制御に用いられる。相手ス
テーションでは、データ部17から内部要求テーブル1
8の記憶内容に従ってデータを収集し、応答フレーム2
1を作成して、要求ステーションにそのフレームを伝送
路を介して送信する。その動作の詳細を次の〜で説
明する。 データを要求する要求ステーションは、図4に示さ
れるような要求フレーム20を作成し、相手ステーショ
ンに通知する。このフレームには、ヘッダ部として宛先
ステーションアドレス、送信元ステーションアドレスお
よびデータ部のバイト数を持つ、またデータ部として返
送要求フレームであることを示すコマンド、要求番号、
返送周期および要求するデータの先頭アドレスとバイト
数が格納されている。要求番号は、要求フレーム20で
通知する返送周期とデータのアドレス情報を、要求ステ
ーションと相手ステーションで対応させるための番号で
ある。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが要求フレーム20
であればそれに続く要求番号、返送周期、および要求さ
れるデータのアドレスとバイト数を取り込み、送信元ス
テーションアドレスと要求番号をキーにして返送周期お
よび要求されるデータの先頭アドレスとバイト数情報を
内部要求テーブル18に格納する。(送信元ステーショ
ンアドレスは、応答フレーム21における宛先ステーシ
ョンアドレスとなる) 同時に相手ステーションは、その取り込んだ先頭ア
ドレスとバイト数に従ってデータ部17より該当データ
を収集するとともに、応答フレーム21を作成し、要求
ステーションへデータを送信する。この時応答フレーム
21には要求フレーム20に入っていた要求番号と同じ
番号をセットする。 さらに相手ステーションは、周期情報より次に送信
すべき時間をカウントし始める。その後、時間がアップ
した時点で、対応する内部要求テーブル18より宛先ス
テーションアドレスと要求番号、および返送データのア
ドレス情報を取り込み、再度データを収集し、要求番号
をセットして応答フレーム21を作成し、要求ステーシ
ョンへ送信する。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0023】図5は第1の実施例における各ステーショ
ンの内部構成例その2のブロック図である。同図を図3
に示した内部構成例その1と比較すると、メモリ部13
の内部に前回値バッファ23が追加され、またCPU部
11に接続された状態変化検出部24が追加されてい
る。この内部構成例その2は、要求ステーションから要
求フレームによって指定されたデータ、またはデータブ
ロックに状態変化、例えば正の値から負の値に変化する
ような状態変化があった時にのみ、相手ステーションが
応答フレームを作成し、状態変化後のデータを要求ステ
ーション側に送る場合の各ステーションの内部構成例で
ある。
【0024】前回値バッファ23は、データに状態変化
があった場合にデータの返送を要求する要求フレームを
受信した場合に、そのフレーム内で指定される状態変化
検出周期毎に、データの状態変化を検出するためにデー
タの前回の検出時の値を格納する領域であり、状態変化
検出部24はCPU部11からの指令で動作し、CPU
部11から指定された2つの系統のデータ、すなわち前
述の内部要求テーブル18によって指定されるデータ部
17の内部のデータと、前回値バッファ23に格納され
ているデータとの間に状態変化があるか否かをチェック
する機能を持つものであり、この機能をCPU部11自
体が実行することも可能である。
【0025】図6は、図5のステーションの内部構成例
に対応して、データに状態変化(状変)があった時にの
み、そのデータを要求ステーションに返送する場合の要
求ステーションからのデータ返送要求と、それに対応す
る相手ステーションからのデータ返送動作の説明図であ
る。この場合には、要求ステーションから送られる要求
フレーム20の内部には、データ返送周期ではなく、状
態変化検出の周期が指定され、相手ステーションがその
検出周期に従って、データ部17に格納されているデー
タのうち、指定されたアドレスのデータと前回値バッフ
ァ23の内部の対応するデータとを比較して、状態変化
が検出された時に、そのデータが応答フレーム21とし
て要求ステーションに返送される。この動作の詳細を次
の〜で説明する。 要求ステーションは、図6に示されるような要求フ
レーム20を作成し、相手ステーションに通知する。こ
のフレームには、ヘッダ部として宛先ステーションアド
レス、送信元ステーションアドレスおよびデータ部のバ
イト数を持つ。またデータ部として要求フレーム20で
あることを示すコマンド、要求番号、状変(状態変化)
検出周期、および要求するデータの先頭アドレスとバイ
ト数が格納されている。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが要求フレーム20
であればそれに続く要求番号、状変検出周期、および要
求されるデータのアドレスとバイト数を取り込み、送信
元ステーションアドレスと要求番号をキーにして状変検
出周期、および要求されるデータの先頭アドレスとバイ
ト数情報を内部要求テーブル18に格納する。(送信元
ステーションアドレスは、応答フレーム21における宛
先ステーションアドレスとなる) 同時に相手ステーションは、その取り込んだ先頭ア
ドレスとバイト数に従ってデータ部17より該当するデ
ータを収集し、前回値バッファ23に格納するととも
に、応答フレーム21を作成し、要求元ステーションへ
データを送信する。なお、ここでは最初の収集データを
応答フレームによって相手ステーションに送るものとし
たが、最初のデータは送らずに状態変化検出時にのみデ
ータを送ることも可能である。 さらに相手ステーションは、状変検出周期情報より
次に状変検出すべき時間をカウントし始める。その後、
時間がアップした時点で、対応する内部要求テーブル1
8より宛先ステーションアドレスと要求番号、および返
送するデータのアドレス情報を取り込み、再度データを
収集し、状変検出部24にて前回値バッファの内容と比
較する。
【0026】この時状変があれば応答フレーム21を作
成し、要求ステーションへデータを送信するとともに、
今回のデータを前回値バッファ23へ格納する。この時
の応答フレーム21には要求フレーム20に入っていた
要求番号と同じ番号をセットする。
【0027】状変がなければデータは送信せずに、今回
のデータを前回バッファへ格納することのみを行う。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0028】図7は、図5のステーションの内部構成例
その2によって実行されるデータ要求およびデータ返送
動作の、図6と異なる例の説明である。同図において
は、図5の状態変化検出部24によって状態変化の検出
対象となるデータまたはデータブロックと、状態変化が
検出された時に相手ステーションから要求ステーション
に送られるデータまたはデータブロックとが異なる場合
の動作が説明されている。
【0029】すなわち図7において、要求フレーム20
の内部には相手ステーションに対して返送を要求するデ
ータのアドレスとそのバイト数以外に、状態変化検出対
象となる状態変化検出対象データの先頭アドレスとその
バイト数が格納されて、相手ステーションに送られる。
相手ステーション側では、内部要求テーブル18に返送
データの先頭アドレスとそのバイト数に加えて、状態変
化検出対象となるデータの先頭アドレスとバイト数が格
納され、要求フレームによって指定される状態変化検出
周期に従って、状態変化検出対象となるデータの値と、
前回の状態変化検出実行時のデータ、すなわち前回値バ
ッファ23に格納された値とが状態変化検出部24によ
って比較され、状態変化があった場合に限って応答フレ
ーム21が作成され、要求ステーション側から返送が要
求されているデータが伝送路を介して要求ステーション
に返送される。次の〜はこの動作を更に詳細に説明
するものである。 要求ステーションは、図7に示されるような要求フ
レーム20を作成し、相手ステーションに通知する。こ
のフレームには、ヘッダ部として宛先ステーションアド
レス、送信元ステーションアドレスおよびデータ部のバ
イト数を持つ。またデータ部として要求フレーム20で
あることを示すコマンド、要求番号、状変検出周期およ
び状変検出するデータのアドレス情報と状変発生時に返
送するデータのアドレスとバイト数が格納されている。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが要求フレーム20
であれば、それに続く要求番号、状変検出周期、および
状変検出するデータのアドレス情報と、状変発生時に返
送するデータのアドレスとバイト数を取り込み、送信元
ステーションアドレスと要求番号をキーにして状変検出
周期、状変検出するデータのアドレス情報、および状変
発生時に返送するデータのアドレスとバイト数情報を内
部要求テーブル18に格納する。(送信元ステーション
アドレスは、応答フレーム21における宛先ステーショ
ンアドレスとなる) 同時に相手ステーションは、その取り込んだ状変検
出するデータのアドレス情報に従って、データ部17よ
り該当データを収集し、前回値バッファ23に格納する
とともに応答フレーム21を作成し、要求ステーション
へデータを送信する。なお、このデータ送信は省略する
こともできる。 さらに相手ステーションは、状変検出周期情報より
次に状変検出すべき時間をカウントし始める。その後、
時間がアップした時点で、対応する内部要求テーブル1
8より状変検出するデータのアドレス情報を取り込み、
再度状変検出するデータを収集し、状変検出部24にて
前回値バッファ23の内容と比較する。
【0030】この時状変があれば内部要求テーブル18
より宛先ステーションアドレスと要求番号、および返送
するデータのアドレス情報を取り込み、応答フレーム2
1を作成して要求ステーションへデータを送信するとも
に、今回の状変検出データを前回値バッファ23へ格納
する。この時の応答フレーム21には要求フレーム20
に入っていた要求番号をセットする。
【0031】状変がなければデータは送信せずに、今回
のデータを前回値バッファ23へ格納することのみを行
う。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0032】図8は第1の実施例における各ステーショ
ンの内部構成例その3のブロック図である。同図を図3
に示した内部構成例その1と比較すると、CPU部11
に接続された条件チェック部25が追加されている点の
みが異なっている。この条件チェック部25は、要求ス
テーション側から指定されたアドレスのデータが予め定
められた条件を満足したか否かをチェックするもので
り、この条件が満足された時に相手ステーションから要
求ステーションに対してデータが返送される。
【0033】図9は図8の内部構成例その3によって行
われるデータ要求と、それに対応するデータ返送動作の
説明図である。同図において、要求ステーションから相
手ステーションに送られる要求フレーム20の内部に
は、条件が満足された時に返送されるデータの先頭アド
レスとバイト数に加えて、条件チェックの対象となる指
定データのアドレスとその条件、例えばある値より指定
データが大きくなった場合を条件とする場合には、その
条件の値、すなわち条件値が格納されて相手ステーショ
ンに送られる。
【0034】相手ステーション側では、内部要求テーブ
ル18にその指定データのアドレスと条件値が格納さ
れ、要求フレーム20によって指定された指定周期毎に
指定データのアドレスに応じてデータ部17から指定の
データが取り出され、そのデータが条件を満足している
か否かが条件チェック部25によってチェックされ、条
件を満足していると判定された時に返送データまたはデ
ータブロックがデータ部17から取り出され、応答フレ
ーム21にそのデータが格納されて、要求ステーション
に返送される。次の〜はこの動作の詳細の説明であ
る。 要求ステーションは、図9に示されるような要求フ
レーム20を作成し、相手ステーションに通知する。こ
のフレームには、ヘッダ部として宛先ステーションアド
レス、送信元ステーションアドレスおよびデータ部のバ
イト数を持つ。またデータ部として返送要求フレームで
あることを示すコマンド、要求番号、返送周期、特定の
データを指定するアドレス情報とそのデータの条件値、
および返送するデータの先頭アドレスとバイト数が格納
されている。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが要求フレーム20
であればそれに続く要求番号、返送周期、特定のデータ
を指定するアドレス情報とそのデータの条件値、および
返送するデータの先頭アドレスとバイト数を取り込み、
要求(送信元)ステーションアドレスと要求番号をキー
にして返送周期、特定のデータを指定するアドレス情報
とそのデータの条件値、および返送するデータの先頭ア
ドレスとバイト数情報を内部要求テーブル18に格納す
る。(送信元ステーションアドレスは、応答フレーム2
1における宛先ステーションアドレスとなる) 同時に相手ステーションは、条件チェック部25に
てその特定のデータを指定するアドレスのデータ値を読
み込み、その値が指定された条件値を満足していれば、
要求された先頭アドレスとバイト数情報に従ってデータ
を収集するとともに、応答フレーム21を作成し、要求
ステーションへデータを送信する。この時応答フレーム
21には要求フレーム20に入っていた要求番号をセッ
トする。
【0035】特定のデータを指定するアドレスのデータ
値が、指定された条件値を満足していなければ何もしな
い。 さらに相手ステーションは、周期情報より次に特定
のデータ値をチェックすべき時間をカウントし始める。
その後、時間がアップした時点で条件チェック部25
は、内部要求テーブル18より特定のデータを指定する
アドレス情報を取り込み、再度データ値をチェックす
る。
【0036】この時指定された条件値を満足していれ
ば、内部要求テーブル18より宛先ステーションアドレ
スと要求番号、および返送するデータのアドレス情報を
取り込み、要求されたデータを収集して応答フレーム2
1を作成し、要求ステーションへデータを送信する。
【0037】特定のデータを指定するアドレスのデータ
値が、指定された条件値を満足していなければ何もしな
い。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0038】図10は図6,図7、または図9のデータ
要求およびデータ返送動作の説明図において、状態変化
検出部24による状態変化検出の結果状態変化が検出さ
れなかった場合、または条件チェック部25によって条
件チェックを行った結果条件が満足されなかった時に、
状態変化がないこと、または条件不成立であることを要
求ステーションに知らせるための応答フレームの説明図
である。
【0039】図6,図7、または図9において状態変化
が検出されない時、または条件が不成立である時には、
返送データを含む応答フレームは要求ステーションに返
送されないので、例えばシステムとしての信頼性を向上
させるために状態変化がないこと、または条件が成立し
なかったことのみを示す応答フレームを要求ステーショ
ンに送るものである。従って図10の応答フレームにお
いてはデータ部に状態変化がないこと、または条件が成
立していないことを示すコマンドと、要求ステーション
からの要求に対応した要求番号がセットされ、応答フレ
ームの最後にフレームチェックシーケンスとしてのCR
Cコードが格納されて、要求ステーションに送られる。
【0040】図11は図4,図6,図7、または図9の
データ要求およびデータ返送動作説明図において、要求
ステーションが要求フレームを送って相手ステーション
側に通知した情報、すなわち相手ステーション側の内部
要求テーブル18に登録されている情報を変更したい場
合に、相手ステーション側に送る要求変更フレームの説
明図である。前述のように、内部要求テーブル18には
送信元ステーションアドレスと要求番号とに対応して、
それぞれ登録情報が格納されている。この登録情報は図
4では返送周期、データの先頭アドレスとバイト数であ
り、図6では状態変化検出周期と、返送データの先頭ア
ドレスとバイト数であり、図7では状態変化検出周期、
状態変化検出対象データの先頭アドレスとバイト数、返
送データの先頭アドレスとバイト数であり、また図9で
は条件チェック周期、条件チェックの対象となる指定デ
ータのアドレス、条件値、および返送データ先頭アドレ
スとバイト数である。
【0041】図11において登録情報の変更を希望する
要求ステーションは、要求変更フレームのデータ部に要
求変更フレームであることを示すコマンド、以前に送っ
た要求フレームに対応する要求番号、変更したいデータ
の種別、すなわちデータまたはデータブロックのアドレ
ス、送信周期、状態検出周期などのいずれか、および変
更情報としての具体的な変更データを格納し、最後にフ
レームチェックシーケンスとしてのCRCコードを付加
して、相手ステーションに送信する。
【0042】相手ステーションは受信した要求変更フレ
ーム内のデータ部からコマンドをチェックし、要求変更
フレームであることを検出すると、フレーム内の送信元
ステーションアドレスと要求番号とに基づいて、内部要
求テーブル18の内容を検索し、該当する領域を見つけ
て、フレーム内の種別によって変更すべき登録情報を認
識し、該当する古い情報を廃棄して、変更情報を新しい
内容として登録する。
【0043】第1の実施例においては、データ返送に関
する要求内容を変更する場合をこの図11で説明した
が、要求ステーションが要求フレームを相手ステーショ
ンに送り、相手ステーション側でその要求フレームの内
容に従った処理の結果として応答フレームを送り続けて
いる間でも、要求ステーション側で返送データが必要な
くなった場合には、データ返送要求をキャンセルするキ
ャンセルフレームを送って相手ステーションからのデー
タ返送を停止させることや、逆に図10の応答フレーム
を含めて相手ステーションから応答フレームが正しい周
期で返送されているか否かを監視することも可能である
が、これらの動作については、次の第2の実施例に関連
して説明する。
【0044】第2の実施例では、データを要求する要求
ステーションは、最初に返送を要求するデータに関する
データ番号、返送周期、返送データのアドレスなどを登
録フレームとして相手ステーションに通知し、実際にそ
のデータが必要になった時点でデータ返送を要求する要
求フレームを相手ステーションに送り、その後に相手ス
テーションからデータ返送が行われる。
【0045】図12は第2の実施例における各ステーシ
ョンの内部構成例のブロック図である。同図を図3に示
した第1の実施例における内部構成例その1と比較する
と、メモリ部13の内部に内部登録テーブル26が追加
されている点のみが異なっている。この内部登録テーブ
ル26は要求ステーションから送られる登録フレーム、
すなわち返送データに関するデータ番号、返送周期、返
送データのアドレスとバイト数などを、データ返送に先
立って記憶しておくためのテーブルである。
【0046】図13は図12の第2の実施例におけるス
テーションの内部構成例に対応するデータ要求とデータ
返送動作の説明図である。同図は第1の実施例に対する
図4と対応するものであり、要求ステーションはまず登
録フレームを送り、相手ステーション側ではその登録フ
レームの内容からデータ番号、データ返送周期、および
返送データの先頭アドレスとバイト数などを内部登録テ
ーブル26に格納する。要求ステーションはその後、実
際に返送データが必要になった時点で要求フレームを相
手ステーションに送り、相手ステーションは要求フレー
ム内の送信元ステーションアドレスとデータ番号とに対
応させて内部登録テーブル26を検索し、その検索結果
に対応して指定された返送周期に従って応答フレームを
作成し、データ返送を開始する。次の〜はこの動作
の詳細の説明である。 要求ステーションは、図13に示されるような登録
フレーム27を作成し、相手ステーションに通知する。
このフレームには、ヘッダ部として宛先ステーションア
ドレス、送信元ステーションアドレスおよびデータ部の
バイト数を持つ。またデータ部として登録フレーム27
であることを示すコマンド、データ番号、返送周期およ
び要求するデータの先頭アドレスとバイト数が格納され
ている。データ番号は、登録フレーム27で通知する情
報を要求ステーションと相手ステーションで対応させる
ための番号である。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが登録フレーム27
であれば、それに続くデータ番号、返送周期および要求
されるデータの先頭アドレスとバイト数を取り込む。
【0047】同時に相手ステーションは、要求ステーシ
ョンアドレスとデータ番号をキーにして返送周期、およ
びデータの先頭アドレスとバイト数情報を内部登録テー
ブル26に格納する。 要求ステーションはその後データが必要になった時
に、要求フレーム20を作成し、相手ステーションに通
知する。このフレームには、データ部として定周期の返
送要求を示すコマンド、要求番号および要求するデータ
のデータ番号がセットされている。 相手ステーションは、受信したフレーム内のデータ
部よりコマンドをチェックし、それが要求フレーム20
であればそれに続く要求番号およびデータ番号を取り込
む。その取り込んだデータ番号と送信元ステーションア
ドレスにより内部登録テーブル26を参照し、該当する
データのアドレス情報および返送周期を見つけ、要求番
号をセットする。 次に相手ステーションは、その先頭アドレスとバイ
ト数に従ってデータを収集するとともに応答フレーム2
1を作成し、要求ステーションへデータを送信する。こ
の時応答フレーム21には要求フレームに入っていた要
求番号をセットする。 さらに、相手ステーションは周期情報より次に送信
すべき時間をカウントし始める。その後、時間がアップ
した時点で内部登録テーブル26より宛先ステーション
アドレスと要求番号、および返送データの先頭アドレス
とバイト数を取り込み、再度データを収集し、要求ステ
ーションへ送信する。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0048】図14は第2の実施例におけるデータ要求
およびデータ返送動作の他の例の説明図である。同図に
おいては、図12に示した内部登録テーブル26に加え
て内部要求テーブル18も使用される。なお図13の例
においては内部要求テーブル18は使用されない。
【0049】図14において要求ステーションから最初
に送られる登録フレームには、図13と異なってデータ
の返送周期は指定されておらず、従って相手ステーショ
ン側の内部登録テーブル26にもデータ返送周期は格納
されない。また図13において要求フレームから取り出
される要求番号は内部登録テーブル26には格納されな
い。これに対して要求フレームにはデータ返送周期が指
定され、相手ステーション側の内部要求テーブル18に
は、送信元ステーションアドレスと要求フレーム内の要
求番号に対応させて、データの返送周期とデータ番号と
が格納される。そしてこのデータ番号と送信元ステーシ
ョンアドレスとについて、内部要求テーブル18と内部
登録テーブル26との間で対応の検索が行われ、その検
索結果に従って返送データが応答フレーム21に格納さ
れて、要求ステーションに返送される。次の〜はこ
の動作の詳細の説明である。 要求ステーションは、図14に示されるような登録
フレーム27を作成し、相手ステーションに通知する。
このフレームには、ヘッダ部として宛先ステーションア
ドレス、送信元ステーションアドレスおよびデータ部の
バイト数を持つ。またデータ部として登録フレーム27
であることを示すコマンド、データ番号、および要求す
るデータのアドレスとバイト数が格納されている。 フレームを受信した相手ステーションは、そのフレ
ーム内のデータ部よりコマンドをチェックし、それが登
録フレーム27であれば、それに続くデータ番号および
要求されるデータの先頭アドレスとバイト数を取り込
む。
【0050】同時に相手ステーションは、要求ステーシ
ョンアドレスとデータ番号をキーにしてデータの先頭ア
ドレスとバイト数情報を内部登録テーブル26に格納す
る。 要求ステーションはその後データが必要になった時
に、要求フレーム21を作成し、相手ステーションに通
知する。このフレームには、ヘッダ部として宛先ステー
ションアドレス、送信元ステーションアドレスおよびデ
ータ部のバイト数を持つ。またデータ部として定周期の
返送要求を示すコマンド、要求番号、返送周期、および
要求するデータのデータ番号がセットされている。 フレームを受信した相手ステーションは、そのフレ
ーム内のデータ部よりコマンドをチェックし、それが要
求フレーム20であればそれに続く要求番号、返送周期
およびデータ番号を取り込み、要求ステーションアドレ
スとデータ番号をキーにして返送周期を内部要求テーブ
ル18に格納する。 同時に相手ステーションは、その取り込んだデータ
番号と送信元ステーションアドレスにより内部登録テー
ブル26を参照し、該当するデータのアドレス情報を見
つけ、その先頭アドレスとバイト数に従ってデータを収
集するとともに応答フレーム21を作成し、要求ステー
ションへデータを送信する。この時応答フレーム21に
は要求フレーム20に入っていた要求番号をセットす
る。 さらに相手ステーションは、周期情報より次に送信
すべき時間をカウントし始める。その後、時間がアップ
した時点で再度データを収集し、要求ステーションへ送
信する。 を繰り返す。 要求ステーションは受信した応答フレーム21の要
求番号により、応答フレーム21内のデータまたはデー
タブロックがどの要求フレーム20に対応したデータで
あるかを認識し、対応する処理を行う。
【0051】ここで第2の実施例に対応する図13と図
14の動作について比較する。まず第1の実施例では使
用されていなかったデータ番号の意味を含めて相違を説
明する。図13では、要求番号は第1の実施例における
と同一の意味で使われている。すなわち要求フレームと
応答フレームとは要求番号で対応させられ、登録フレー
ムに対するデータの対応はデータ番号でとられる。
【0052】これに対して図14では、このような意味
に加えて同一の内部登録テーブルに対して複数のユーザ
からの要求フレームを受け付けることも可能となる。す
なわち要求ステーションがマルチユーザ的な使われ方を
している場合に有効になる。この場合には登録フレーム
で登録された内部登録テーブルを複数の要求フレームに
対応させる必要があり、データ番号と要求番号が必要と
なる。
【0053】次に図13では登録フレームにデータ返送
周期を指定するのに対して、図14ではその指定が行わ
れないことについて比較する。図13ではデータの返送
周期が登録フレームによって指定されてしまうため、要
求ステーション側で何らかの要因によってデータの受信
周期を変更したい場合には、後述する登録変更フレーム
によって変更する以外には周期を変更することができな
い。しかしながら相手ステーション側では内部要求テー
ブル18の管理が不要となり、アーキテクチャが図14
の場合に比べて簡単になる。
【0054】逆に図14では返送周期をデータ返送要求
時に指定できるので、要求ステーション側では受信周期
を変えてデータ返送を要求することができる。また、前
述のように要求ステーションがマルチユーザ的な使われ
方をしている場合には、同一のデータを複数のユーザが
別々の周期で要求番号を変えて相手ステーションに要求
することも可能となる。これに対して当然相手ステーシ
ョン側では内部要求テーブル18の管理が必要となり、
その分アーキテクチャが複雑となる。
【0055】図15は第2の実施例において、要求ステ
ーションが登録フレームで相手ステーションに送った登
録情報の変更を行おうとする場合に、相手ステーション
に送る登録変更フレームの説明図である。同図において
登録変更フレームのデータ部には登録変更フレームであ
ることを示すコマンド、登録フレームのデータ番号に対
応するデータ番号、変更する登録情報の種別を示す種
別、および登録情報の実際の変更内容を示す変更情報が
格納されている。このうち種別は、登録フレームによっ
て相手ステーションに通知したデータ返送周期や、返送
データの先頭アドレスとバイト数などのうち、いずれを
変更するかを示すものである。
【0056】相手ステーションは、受け取った登録変更
フレームのデータ部のコマンドをチェックして登録変更
フレームであることを検出すると、フレーム内の送信元
ステーションアドレスとデータ番号とをキーとして内部
登録テーブル26を検索し、該当する箇所が見つかる
と、データ種別の情報によって変更すべき登録情報を認
識し、該当する登録情報の内容を、変更情報を用いて新
しい内容に再登録する。これにより図13では周期、先
頭アドレス、およびバイト数が、図14では先頭アドレ
スとバイト数が変更可能となる。
【0057】図16は、要求フレームによって相手ステ
ーションに対してすでにデータの返送要求を行い、要求
に対応する返送フレームが返送されている状態におい
て、要求ステーションにおいて返送データが不必要とな
った場合に相手ステーションによるデータ返送を停止さ
せるために、相手ステーションに送るキャンセルフレー
ムの説明図である。同図において、キャンセルフレーム
のデータ部にはキャンセルフレームであることを示すコ
マンドに加えて、要求番号と必要に応じてデータ番号が
格納されている。この要求番号は以前に送った要求フレ
ーム内の要求番号に対応するものである。またデータ番
号は図13およず図14において、登録フレームを送る
ことにより相手ステーションに登録された内部登録テー
ブルの内容も同時に削除する場合に、キャンセルフレー
ムに格納されるものである。
【0058】相手ステーションは、受信したキャンセル
フレーム内のデータ部からコマンドをチェックしてキャ
ンセルフレームであることを検出すると、要求番号、お
よび必要に応じてデータ番号を取り込み、要求番号と送
信元ステーションアドレスを用いて該当する内部要求テ
ーブルの登録内容を削除し、返送データの送信を停止す
る。
【0059】第2の実施例においても、第1の実施例に
対する図11で説明したように、図14の要求フレーム
に対応して要求変更フレームを送ることにより、内部要
求テーブル内の登録情報、図14ではデータ返送周期を
変更することも可能である。また第2の実施例では説明
しなかったが、第1の実施例に対する図6,図7、また
は図9で説明したように、データの状態変化があった時
にのみ、またはある指定データが条件を満足している時
にのみデータを返送することも第1の実施例におけると
同様に可能である。このようなデータ返送は、当然要求
ステーションが要求フレームを相手ステーションに送っ
た後に実行される。
【0060】最後に応答フレームの要求ステーション側
での監視について説明する。これは第1、および第2の
実施例のいずれにおいても実行可能なものである。例え
ば第1の実施例に対応する図6においては、データの状
態変化が検出された時にのみ、返送データが応答フレー
ムに組み込まれて要求ステーションに返送されるものと
したが、図10で説明したように状態変化がない場合に
も状態変化がないことのみを示す応答フレームを相手ス
テーションから要求ステーションに送ることも可能であ
る。
【0061】このような場合には、要求フレームを送信
した要求ステーションは指定した返送周期を基にして、
応答フレームが相手ステーションから送られるか否かの
監視を行うことができる。この時の監視の周期は、例え
ばデータ返送周期の2〜3倍の時間とする。
【0062】応答フレームをこの監視周期以内に受信し
た場合には、相手ステーションが正常な応答を行ってい
るものと判断することができる。応答フレームを監視周
期以内に受信できなかった場合には、受信すべき応答フ
レームが要求フレームを送ってから最初のものであると
きには再度要求フレームを発行して応答フレーム待ちの
態勢に入る。これを複数回繰り返して応答フレームを受
信できない場合には、相手ステーションに何らかの異常
が発生したものと判断することができる。
【0063】更に応答フレームを何回か受信した後に監
視周期以内に応答フレームを受信できなかった場合に
も、相手ステーションに何らかの異常が発生したものと
判断でき、このように異常発生と判断した場合には要求
番号に対応して要求ステーション側で必要な処理を実行
する。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればデータを要求するステーションは、そのデータが存
在する相手ステーションに対して返送データを必要とす
る時点でデータ返送要求を出し、また例えば一定周期で
データ返送が行われている間にも、データの返送周期や
返送すべきデータのアドレスなどを必要に応じて変更す
ることができ、更に返送データを必要としなくなった時
点でデータ返送そのものをキャンセルすることができる
ために、伝送路の負荷を軽減することができ、また1回
に送信されるデータのデータ量を増やすこともできる。
【0065】次に例えばデータに状態変化が発生した時
にのみ返送データを要求する場合に、状態変化が発生し
ていないときにも状態変化が発生していないことのみを
示す応答フレームが相手ステーションから要求ステーシ
ョンに送られるために、要求ステーションでは相手ステ
ーションが正常に動作しているか否かをチェックするこ
とができる。すなわち要求ステーションが、例えば要求
した返送周期で応答フレームが送られてくるか否かをチ
ェックすることにより、相手ステーションの正常動作の
有無を判定することができ、相手ステーションが異常の
場合には何らかの対応処理を実行することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に対応する本発明の原理構成を示
すブロック図である。
【図2】第2の実施例に対応する本発明の原理構成を示
すブロック図である。
【図3】第1の実施例におけるステーションの内部構成
例その1を示すブロック図である。
【図4】図3の内部構成例その1によって実行されるデ
ータ要求とそれに対応するデータ返送動作を説明する図
である。
【図5】第1の実施例におけるステーションの内部構成
例その2を示すブロック図である。
【図6】図5の内部構成例その2によって実行されるデ
ータ要求とそれに対応するデータ返送動作の説明図であ
る。
【図7】図5の内部構成例その2によって実行されるデ
ータ要求とそれに対応するデータ返送動作の他の例を説
明する図である。
【図8】第1の実施例におけるステーションの内部構成
例その3を示すブロック図である。
【図9】図8の内部構成例その3によるデータ要求とそ
れに対応するデータ返送動作の説明図である。
【図10】データに状態変化が起こらない場合、または
指定された条件が成立しない場合の応答フレームを説明
する図である。
【図11】要求フレームによって設定された内部要求テ
ーブルの登録情報を変更するために要求ステーションか
ら送られる要求変更フレームを説明する図である。
【図12】第2の実施例におけるステーションの内部構
成例のブロック図である。
【図13】第2の実施例におけるデータ要求とそれに対
応するデータ返送動作の説明図である。
【図14】第2の実施例におけるデータ要求とそれに対
応するデータ返送の他の例を説明する図である。
【図15】内部登録テーブルの登録情報を変更するため
の登録変更フレームの説明図である。
【図16】相手ステーションからのデータ返送を停止さ
せるためのキャンセルフレームの説明図である。
【符号の説明】
1,6 データ要求通知手段 2 要求ステーション 3 相手ステーション 4,8 データ返送手段 5 要求データ登録依頼手段 7 登録データ記憶手段 10 ステーション 11 CPU部 12 プログラムメモリ部 13 メモリ部 14 伝送制御部 15 送信バッファ 16 受信バッファ 17 データ部 18 内部要求テーブル 20 要求フレーム 21 応答フレーム 23 前回値バッファ 24 状態変化検出部 25 条件チェック部 26 内部登録テーブル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してステーション相互
    間で通信を行う通信システムにおいて、 他のステーションにデータの返送を要求する要求ステー
    ション内に、該要求するデータまたはデータブロックの
    アドレスと一定の返送周期を指定し、一定返送周期での
    データ返送要求を、該要求ステーションのデータ要求相
    手となる相手ステーションに通知するデータ要求通知手
    段を、 該相手ステーション内に、該データ返送要求において指
    定される返送周期に従ってデータを収集し、該要求ステ
    ーションに返送するデータ返送手段を備えたことを特徴
    とするネットワーク上におけるデータ交換方式。
  2. 【請求項2】 前記相手ステーション内に、前記データ
    またはデータブロックの状態変化を検出する状態変化検
    出手段を更に備え、 前記データ要求通知手段が、前記一定の返送周期の代わ
    りに前記データまたはデータブロックの状態変化の有無
    を検出すべき状態変化検出周期を指定し、状態変化発生
    時におけるデータ返送要求を通知することと、 該状態変化検出手段が該状態変化検出周期に従って前記
    データまたはデータブロックの状態変化の有無をチェッ
    クして状態変化を検出した時、前記データ返送手段が該
    状態変化の結果のデータを要求ステーションに返送する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上におけ
    るデータ交換方式。
  3. 【請求項3】 前記相手ステーション内の状態変化検出
    手段の出力が状態変化なしとなっている期間において、
    予め定められた周期で前記データ返送手段が状態変化が
    ないことを相手ステーションに通知することを特徴とす
    る請求項2記載のネットワーク上におけるデータ交換方
    式。
  4. 【請求項4】 前記データ要求通知手段が、前記返送を
    要求するデータまたはデータブロックのアドレスに加え
    て、状態変化検出対象としてのデータまたはデータブロ
    ックのアドレスとを指定するとともに、前記一定の返送
    周期に代わって該状態変化検出の周期を指定し、状態変
    化発生時におけるデータ返送要求を通知することと、 前記相手ステーション内に該状態変化検出対象データま
    たはデータブロックの状態変化を該通知された周期に従
    って検出する状態変化検出手段を更に備え、 該状態変化検出手段が該データまたはデータブロックの
    状態変化を検出した時、前記データ返送手段が該状態変
    化の結果のデータを要求ステーションに返送することを
    特徴とする請求項1記載のネットワーク上におけるデー
    タ交換方式。
  5. 【請求項5】 前記相手ステーション内の状態変化検出
    手段の出力が状態変化なしとなっている期間において、
    予め定められた周期で前記データ返送手段が状態変化が
    ないことを相手ステーションに通知することを特徴とす
    る請求項4記載のネットワーク上におけるデータ交換方
    式。
  6. 【請求項6】 前記データ要求通知手段が、前記返送を
    要求するデータまたはデータブロックのアドレスに加え
    て、条件合否検出対象としてのデータのアドレスと該条
    件とを指定するとともに、前記一定の返送周期に代わっ
    て該条件合否検出の周期を指定し、条件合格時における
    データ返送要求を通知することと、 前記相手ステーション内に該条件合否検出対象としての
    データの条件合否を該通知された周期に従ってチェック
    する条件チェック手段を更に備え、 該条件チェック手段が条件合格と判定した時、前記デー
    タ返送手段が要求されたデータを要求ステーションに返
    送することを特徴とする請求項1記載のネットワーク上
    におけるデータ交換方式。
  7. 【請求項7】 前記相手ステーション内の条件チェック
    手段の出力が条件不成立となっている期間において、予
    め定められた周期で前記データ返送手段が条件が不成立
    であることを相手ステーションに通知することを特徴と
    する請求項6記載のネットワーク上におけるデータ交換
    方式。
  8. 【請求項8】 前記要求ステーション内に、前記データ
    要求通知手段が通知したデータまたはデータブロックの
    アドレス、および/または返送周期の変更を前記相手ス
    テーションに通知する要求変更通知手段を更に備え、 前記データ返送手段が、該要求変更通知手段の通知を受
    け取った以後において該通知内容に従ってデータを収集
    し、要求ステーションに返送することを特徴とする請求
    項1記載のネットワーク上におけるデータ交換方式。
  9. 【請求項9】 前記要求ステーション内に、前記データ
    返送要求のキャンセルを相手ステーションに通知するデ
    ータ要求キャンセル通知手段を更に備え、 該データ返送要求のキャンセルが通知された時、前記デ
    ータ返送手段がデータ返送を停止することを特徴とする
    請求項1記載のネットワーク上におけるデータ交換方
    式。
  10. 【請求項10】 前記要求ステーション内に、前記デー
    タ要求通知手段がデータ返送要求を相手ステーションに
    通知した後に、相手ステーションからの返送データの受
    信状況を監視する返送データ受信状況監視手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項1記載のネットワーク上に
    おけるデータ交換方式。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介してステーション相
    互間で通信を行うシステムにおいて、 他のステーションにデータの返送を要求する要求ステー
    ション内に、該要求するデータまたはデータブロックの
    アドレスと一定の返送周期との登録を、該要求ステーシ
    ョンのデータ要求相手となる相手ステーションに依頼す
    る要求データ登録依頼手段と、 該要求データが必要となった時点で、該登録内容に従う
    データ返送要求を通知するデータ要求通知手段とを備
    え、 また該相手ステーション内に、該登録内容を記憶する登
    録データ記憶手段と、 該データ返送要求通知に応じて、該登録データ記憶手段
    の記憶内容に従って、要求ステーションにデータを返送
    するデータ返送手段とを備えたことを特徴とするネット
    ワーク上におけるデータ交換方式。
  12. 【請求項12】 前記相手ステーション内に、前記デー
    タまたはデータブロックの状態変化を検出する状態変化
    検出手段を更に備え、 前記要求データ登録依頼手段が、前記一定の返送周期の
    代わりに前記データまたはデータブロックの状態変化の
    有無を検出すべき状態変化検出周期の登録を依頼すると
    ともに、前記データ要求通知手段が状態変化発生時にお
    けるデータ返送要求を通知することと、 該状態変化検出手段が該状態変化検出周期に従って前記
    データまたはデータブロックの状態変化の有無をチェッ
    クして状態変化を検出した時、前記データ返送手段が該
    状態変化の結果のデータを要求ステーションに返送する
    ことを特徴とする請求項11記載のネットワーク上にお
    けるデータ交換方式。
  13. 【請求項13】 前記相手ステーション内の状態変化検
    出手段の出力が状態変化なしとなっている期間におい
    て、予め定められた周期で前記データ返送手段が状態変
    化がないことを相手ステーションに通知することを特徴
    とする請求項12記載のネットワーク上におけるデータ
    交換方式。
  14. 【請求項14】 前記要求データ登録依頼手段が、前記
    返送を要求するデータまたはデータブロックのアドレス
    に加えて、状態変化検出対象としてのデータまたはデー
    タブロックのアドレスの登録と、前記一定の返送周期に
    代わって該状態変化検出の周期の登録を依頼するととも
    に、前記データ要求通知手段が状態変化発生時における
    データ返送要求を通知することと、 前記相手ステーション内に該状態変化検出対象データま
    たはデータブロックの状態変化を該通知された周期に従
    って検出する状態変化検出手段を更に備え、 該状態変化検出手段が該データまたはデータブロックの
    状態変化を検出した時、前記データ返送手段が該状態変
    化の結果のデータを要求ステーションに返送することを
    特徴とする請求項11記載のネットワーク上におけるデ
    ータ交換方式。
  15. 【請求項15】 前記相手ステーション内の状態変化検
    出手段の出力が状態変化なしとなっている期間におい
    て、予め定められた周期で前記データ返送手段が状態変
    化がないことを相手ステーションに通知することを特徴
    とする請求項14記載のネットワーク上におけるデータ
    交換方式。
  16. 【請求項16】 前記要求データ登録依頼手段が、前記
    返送を要求するデータまたはデータブロックのアドレス
    に加えて、条件合否検出対象としてのデータのアドレス
    と該条件の登録と、前記一定の返送周期に代わって該条
    件合否検出の周期の登録を依頼するとともに、前記デー
    タ要求通知手段が条件合格時におけるデータ返送要求を
    通知することと、 前記相手ステーション内に該条件合否検出対象としての
    データの条件合否をチェックする条件チェック手段を更
    に備え、 該条件チェック手段が条件合格と判定した時、前記デー
    タ返送手段が要求されたデータを要求ステーションに返
    送することを特徴とする請求項11記載のネットワーク
    上におけるデータ交換方式。
  17. 【請求項17】 前記相手ステーション内の条件チェッ
    ク手段の出力が条件不成立となっている期間において、
    予め定められた周期で前記データ返送手段が条件が不成
    立であることを相手ステーションに通知することを特徴
    とする請求項16記載のネットワーク上におけるデータ
    交換方式。
  18. 【請求項18】 前記要求ステーション内に、前記デー
    タ返送要求のキャンセルを相手ステーションに通知する
    データ要求キャンセル通知手段を更に備え、 該データ返送要求のキャンセルが通知された時、前記デ
    ータ返送手段がデータ返送を停止することを特徴とする
    請求項11記載のネットワーク上におけるデータ交換方
    式。
  19. 【請求項19】 前記要求ステーション内に、前記デー
    タ要求通知手段がデータ返送要求を相手ステーションに
    通知した後に、相手ステーションからの返送データの受
    信状況を監視する返送データ受信状況監視手段を更に備
    えたことを特徴とする請求項11記載のネットワーク上
    におけるデータ交換方式。
  20. 【請求項20】 前記要求ステーション内に、前記要求
    データ登録依頼手段によって登録を依頼した前記データ
    またはデータブロックのアドレス、および/または返送
    周期の変更を前記相手ステーションに通知する登録内容
    変更通知手段を更に備え、 前記登録データ記憶手段が該通知に応じて登録データを
    変更することを特徴とする請求項11記載のネットワー
    ク上におけるデータ交換方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007027872A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sony Corp データ転送システムおよびデータ転送方法。
JP2014178989A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2014178985A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Brother Ind Ltd サーバ、及びネットワークシステム
US8975170B2 (en) 2011-10-24 2015-03-10 Honeywell International Inc. Dopant ink compositions for forming doped regions in semiconductor substrates, and methods for fabricating dopant ink compositions

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